JP4473154B2 - 窓ガラス等を車体等に取付ける取付装置 - Google Patents

窓ガラス等を車体等に取付ける取付装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4473154B2
JP4473154B2 JP2005036241A JP2005036241A JP4473154B2 JP 4473154 B2 JP4473154 B2 JP 4473154B2 JP 2005036241 A JP2005036241 A JP 2005036241A JP 2005036241 A JP2005036241 A JP 2005036241A JP 4473154 B2 JP4473154 B2 JP 4473154B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
locking
attachment
clip
retainer
flange
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005036241A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006220267A (ja
Inventor
剛 明間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Pop Rivets and Fasteners Ltd
Original Assignee
Nippon Pop Rivets and Fasteners Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Pop Rivets and Fasteners Ltd filed Critical Nippon Pop Rivets and Fasteners Ltd
Priority to JP2005036241A priority Critical patent/JP4473154B2/ja
Publication of JP2006220267A publication Critical patent/JP2006220267A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4473154B2 publication Critical patent/JP4473154B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Connection Of Plates (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)

Description

本発明は、窓ガラス等の取付部材を車体等の被取付部材に取付ける取付装置に関する。
実開平1−87914号公報(特許文献1)には、自動車のリアウインドガラスを車体であるアウタパネルに接着剤で固着するにあたって、接着剤が固化する前にリアウインドガラスがアウタパネルから浮上がったりアウタパネルとモールとの間に隙間が発生するのを防止するために用いる取付装置が開示されている。取付装置は、リアウインドガラスに接着される合成樹脂製のホルダーと、ホルダーに組付けられてアウタパネルに取付けられる合成樹脂製のクリップからなり、リアウインドガラスをアウタパネルから一定の間隔を保つスペーサ機能と、リアウインドガラスをアウタパネルへの位置決めする機能を有し、接着剤が固化する前にリアウインドガラスがアウタパネルから浮上がったりアウタパネルとモールとの間に隙間が発生するのを防止する。
実開平6−14514号公報(特許文献2)には、装飾部材等の取付部材を車体等の被取付部材に取付ける取付装置が開示されている。この取付装置は、取付部材に形成された袋形の座と、被取付部材に取付けられる樹脂製のクリップとから成り、座には取付部材面から一定の間隔を置いて設けられた板状の保持部を有し、クリップは、被取付部材に押込みによって取付けられるアンカー部と、アンカー部の根元に形成された第1フランジと、第1フランジから軸方向に延びる係止首部と、係止首部の端部に設けられた第2フランジとを有し、座の保持部には、クリップの係止首部が取付部材の平面に平行にスライドして受入れられて係合保持される鍵穴形状の係止凹部が形成されている。係止凹部には係止首部を受入れて係合保持するように、隘路部(幅狭の部分)が形成されて、その隘路部の外側にスリット又は孔が形成されて隘路部に外側への弾性を与えており、クリップの大きさが変化しても、取付部材に成形される座の係止凹部の加工修正を不要にしている。
実開平6−43316号公報(特許文献3)には、装飾部材等の取付部材を車体等の被取付部材に取付ける取付装置が開示されている。この取付装置は、取付部材に形成された袋形の座と、被取付部材に取付けられる樹脂製のクリップとから成り、座には取付部材面から一定の間隔を置いて設けられた板状の保持部を有し、クリップは、被取付部材に押込みによって取付けられるアンカー部と、アンカー部の根元に形成された第1フランジと、第1フランジから軸方向に延びる係止首部と、係止首部の端部に設けられた第2フランジとを有し、座の保持部には、クリップの係止首部が取付部材の平面に平行にスライドして受入れられて係合保持される鍵穴形状の係止凹部が形成されている。アンカー部には、第1フランジから座屈防止片が垂下しており、座屈防止片はねじれ変形可能なように、アンカー部の脚部先端の穴を通って先端側に突出させ、脚部と被取付部材の取付穴との芯ずれがあっても、脚部が取付穴に適正に係合できる構成にされている。
実開平1−87914号公報 実開平6−14514号公報 実開平6−43316号公報
特許文献1の取付装置は、アウタパネル等の被取付部材にリアウインドガラスを接着剤で適切に固着する前の仮留め装置であって、接着剤が固化するまでの位置決め及びスペーサでしかない。接着剤が固化した本留め後において、ガラスを取外すことができる取付装置ではない。特許文献2及び特許文献3の取付装置は、いずれも、取付部材に一体成形されたリテーナを必要としている。そのため、取付部材へリテーナを成形加工することを必要とし、クリップの改変に伴なって新たに取付部材全体を作ることが要求される。また、特許文献2及び特許文献3は、クリップをリテーナから取外す構成について何も言及していない。更に、特許文献2及び特許文献3の取付装置では、クリップをリテーナに連結するときのクリップをリテーナにスライドさせる長さが長く、狭い場所での取外し作業には不向きである。
従って、本発明の目的は、取付部材や被取付部材とは別に形成される、取付部材を被取付部材に取付ける取付装置であって、取付けた後に、取付部材を被取付部材から取外すことができる取付装置を提供することにある。また、狭い場所であっても取外しができる取付装置を提供することを他の目的とする。
上記目的を達成するため、本発明による、窓ガラス等の取付部材を車体等の被取付部材に取付ける取付装置は、取付部材に固着される合成樹脂製のリテーナと、被取付部材に取付けられる合成樹脂製のクリップとから成り、リテーナは、取付部材に接着剤で固着される基板部と、基板部から一定の間隔を置いて設けられた板状の保持部とを有し、クリップは、被取付部材に押込みによって取付けられるアンカー部と、アンカー部の根元に形成された第1フランジと、第1フランジから軸方向に延びる係止首部と、係止首部の端部に設けられた第2フランジとを有し、リテーナの保持部には、クリップの係止首部が基板部に平行にスライドして受入れられて係止首部が係合保持されるU字形状の係止凹部が形成され、係止首部は、その横断面において、係止凹部に入って係止する大径部と、大径部より小さい幅で且つスライド方向後方側の後方部分とで形成され、第2フランジは、平面視において、係止首部の大径部に対応する位置において大径部よりやや大きい形状に形成され且つ係止首部の後方部分に対応する位置において大径部より大きな幅で形成されて保持部に重なる形状に形成されている。取付装置を構成するクリップ及びリテーナは、取付部材や被取付部材とは別に形成され、取付部材が被取付部材に取付けられた後であっても、クリップからリテーナを取外すことによって、取付部材を被取付部材から取外すことができる。
上記取付装置において、クリップとリテーナとが連結された状態で取付部材に基板部が固着され、取付部材に固着されたクリップのアンカー部が被取付部材の取付穴に軸方向に挿入されて取付けられ、これによって取付部材が被取付部材に取付けられ、取付後において、取付部材が、スライド方向であって係止首部を係止凹部に係合させる方向と反対の方向に被取付部材からスライドさせられると係止首部が係止凹部から外れ、その外れ位置においてT字形の第2フランジが保持部との重なりから外れ、これによって、リテーナがクリップからその軸方向に抜き出されて被取付部材から取付部材が取外しできる。第2フランジが大径部とほぼ同じ形状に形成され且つ係止首部の後方部分に対応する位置においてきな幅で形成されて保持部に重なる形状に形成されているので、取外しのスライド長さが短くなり、狭い場所であっても取外しができる。取付けは、クリップのアンカー部を被取付部材の取付穴に押込むだけででき、取外しもクリップをリテーナに対して少しスライドするだけで簡単にできる。
上記取付装置において、係止凹部には、受入れた係止首部の大径部が係止凹部から抜け出るのを阻止するように内方に弾性的に突出する突起が設けられているのが好ましい。また、保持部には、突起がある係止凹部の外周側に、突起が外側に撓むことのできるスリットが形成されているのが好ましい。更に、アンカー部は、被取付部材の取付穴に挿入して取付けられるように、一対の係止爪と係止爪を支持する軸部とから成るのが好ましい。第2フランジは、平面視において、全体としてほぼT字形に形成されているのが好ましい。
以下、本発明の1実施形態について図面を参照して説明する。図1〜図4には、本発明の1実施形態に係る取付装置を構成するリテーナ1が示され、図5〜図8には、本発明の1実施形態に係る取付装置の他の構成部品であるクリップ2が示されている。図9及び図10はクリップの変形例を示している。図11及び図12は、リテーナ1にクリップ2が連結される状態を示している。図13は、オペラウインドガラスと呼ばれる自動車後方側面の窓ガラスを取付部材3とし、アウタパネルを被取付部材5として、リテーナ1にクリップが連結されて成る取付装置6によって、取付部材3が被取付部材5に連結された状態を示している。図14は、取付部材3を被取付部材5から取外すスライド操作を示している。図15は、取付け状態から取外し状態に至る場合において、取外しのためのスライド長さが短いことを示している。リテーナ1及びリテーナ2は、いずれも合成樹脂製の一体成形品で成る。
図1〜図4を参照してリテーナ1を説明する。リテーナ1は、図1の平面視においてほぼ矩形の板状の基板部7と、基板部7上に一定間隔をおいて形成された板状の保持部9とから成る。基板部7の裏面は平らな面に形成され、例えば、ウレタン系接着剤等の接着剤が塗布され、窓ガラス等の取付部材3の所定位置に固着される。保持部9には、クリップ2の係止首部21(後述)が基板部7に平行にスライドして受入れられ該係止首部に係合して保持するための係止凹部10がU字形状に形成されている。保持部9の全体形状は、図1の平面視において、U字形状の係止凹部10を囲む、U字形状に形成されている。係止凹部10には、受入れた係止首部が係止凹部10からスライドして抜け出るのを阻止するように内方に弾性的に突出する一対の突起11が入口部分に設けられている。また、保持部9には、突起11の外側に、突起11が外方に撓むことができるように、スリット13が形成されている。突起11の内方への張出し長さとスリット13の位置及び寸法による突起11の外側への撓み易さとを調節して、係止凹部10への係止首部の嵌合強度を調整することができる。係止凹部10の奥行きは、クリップ2の係止首部21の大径部26(後述)を受入れて係合保持するだけの短い長さに形成されている。保持部9には、クリップ2の係止首部が係止凹部10に入り易いように案内する一対のガイド壁14が、係止凹部10の入口部分から外側に向けて広がるように形成されている。なお、リテーナ1の基板部7の強度を高く維持し、リテーナ1全体を持ち易くするように、長手方向縁部に直立する壁15、17が形成されている。
図5〜図8を参照してクリップ2を説明する。クリップ2は、車体(例えば、アウタパネル)等の被取付部材5の取付穴に押込みによって取付けられるアンカー部18と、アンカー部18の根元に形成された第1フランジ19と、第1フランジ19から軸方向に延びる係止首部21と、係止首部21の端部に設けられた第2フランジ22とを有する。アンカー部18は、軸心にあって軸方向に延びる柱形状の軸部23と、軸部23の先端(図6及び図8の上端)から第1フランジ19に向け且つ軸部23から離れるように延びる、一対の弾性係止爪25とから成る。なお、アンカー部は、図9及び図10に図示のように、軸部23Aが筒状体(図示の例では円筒。角筒であってもよい)に形成され、その側面から弾性的に張出す一対の係止爪25Aを有するアンカー部18Aであってもよい。
アンカー部18の根元端部には、第1フランジ19が設けられ、第1フランジ19は係止爪25と協働して被取付部材を挟持し、これによりクリップ2が被取付部材に取付けられる。第1フランジ19と第2フランジ22の間には、係止首部21が形成されている。係止首部21は、図7の破線及び図15に示すように、横断面において、係止凹部10に入って係止する大径部26と、大径部26より小さい幅で且つ係合スライド方向の後方側の後方部分27とを包含する。なお、係止首部21には、軽量化のため肉抜き穴29が形成されている。第2フランジ22は、図7に示すように、平面視において、係止首部21の大径部26に対応する位置において大径部26よりやや大きい外径の半円状に形成された半円部分30と、係止首部21の後方部分27に対応する位置において大径部26より大きな幅を有し且つ保持部9の係止凹部10以外の部分と重なる大きさに形成された係合部分31とを有するように形成され、全体として、ほぼT字形に形成されている。第2フランジ22がこのように形成されていることにより、係止首部21がリテーナ1の保持部9の係止凹部10にスライドして係合保持されたとき、第2フランジ22の係合部分31が保持部9に重なってクリップ2がリテーナ1に対して軸方向への抜き出しも阻止されるので、リテーナ1に固着された取付部材3は、クリップ1が取付けられた被取付部材5に取付けられる。その取付後、係止首部21が大径部26の部分に対応する長さ分だけ係止凹部10から抜け方向にスライドするだけで、第2フランジ22の係合部分31が保持部9の重なりから外れ、これにより、リテーナ1をクリップ2からその軸方向に抜き出すことができ、リテーナ1に固着された取付部材3が被取付部材5から取外しできる。なお、第2フランジ22の形状は、平面視においてT字形に形成されるのが好ましいが、三角形等の他の形状でもよく、係止首部21がスライドして係止凹部10に係合保持されて係合部分31が保持部9に重なってクリップ2がリテーナ1に対して軸方向への抜き出しが阻止され、係止首部21が大径部26の部分に対応する長さ分だけ係止凹部10から抜け方向にスライドするだけで、第2フランジ22の係合部分31が保持部9の重なりから外れる限り、任意の形状に形成できる。
上記のリテーナ1とクリップ2は、図11及び図12に示すように、相互に連結されて取付装置6として組付けられて用いられる。図11及び図12において、クリップ2は、その係止首部21が、リテーナ1の係止凹部10の中へ矢印33(図11)及び矢印34(図12)の係合方向に、基板部7と平行にスライドさせられて図12の右側に図示のように組付けられる。組付け後の取付装置6のリテーナ1の基板部7の裏面には、ウレタン系接着剤等の接着剤が塗布され、窓ガラス等の取付部材3の1個所又は複数の所定の位置に固着される。作業者は、取付装置6が固着された、窓ガラス等の取付部材3をもって、車体等の被取付部材5の取付穴にクリップ2のアンカー部18の先端をあてがって、そのまま、第1フランジ19が被取付部材5に接面するまで押込む。これによって、アンカー部18の係止爪25と第1フランジ19との間に被取付部材5が挟持されて、クリップ2が被取付部材5に取付けられる。このように、取付装置6を用いれば、取付部材3を被取付部材5に取付ける操作は、取付部材3を被取付部材5に押付けるだけの簡単な操作で済む。
図13は、取付部材3に接着剤で固着されたリテーナ1と被取付部材5に取付けられたクリップ2とで成る取付装置6が、取付部材3を被取付部材5に取付けられた状態が示されている。上記のように、取付部材3を被取付部材5に取付けるには、取付部材3をもって被取付部材5に押付けるだけの簡単な操作でよい。なお、上記において、リテーナ1にクリップ2を連結してからリテーナ1の基板部7を取付部材3に接着するものとして説明したが、このやり方の外に、リテーナ1を単独で取付部材3に接着した後に、クリップ2を連結してもよい。
取付部材3を取付けた後、保守等の作業において、被取付部材5から取外したい場合がある。その場合には、図14に示すように、取付部材5を係合方向とは反対の方向である矢印35の方向に、係止首部21の大径部26が係止凹部10の突起11を乗り越えて抜け出る力で係合外れ方向にスライドさせれば、リテーナ1の保持部9がクリップ2の係止首部21との係合から外れ、それにより、取付部材3を被取付部材5から取外すことができる。このように、取付装置6を用いれば、取付部材3を被取付部材5から取外すには、取付部材3を係合外れ方向にスライドした後、取付部材3を被取付部材5から遠ざかる方向(軸方向)引出すだけの簡単な操作で行える。
図14に示した取外しのやり方は、取付部材3を矢印35に示すスライド長さが十分に確保できる場合である。しかし、取付部材3のスライド可能な長さが短い場合も多い。例えば、取付部材がオペラウインドガラスの場合には狭い場所に取付けられているのでスライドできる長さが短い。本発明に係る取付装置6は、そのような狭い場所で且つ短いスライド長さしか許されない場所であっても、取付部材3を被取付部材5から取外しできる。図15の(a)及び(b)を参照して説明する。第2フランジ22は、図7に図示のように平面視において係止首部21の大径部26に対応する位置においてほぼ同じ形状の半円部分30として形成され且つ係止首部21の後方部分27に対応する位置において大径部より大きな幅の係合部分31として形成されて保持部9に重なる形状に形成されているので、取付部材3が被取付部材5に取付けられた状態(図15(a))において、取付部材3を取外し方向に強くスライドさせると、係止首部21の大径部26が係止凹部10の突起11を乗り越えて係合が外れる(図15(b))。その外れ位置においてT字形の第2フランジ22が保持部9との重なりから外れる。これによって、リテーナ1をクリップ2からその軸方向に抜き出すことができ、これによって、リテーナ1が固着された取付部材3を被取付部材2から取外すことができる。図15(b)に図示のように、取外し操作のスライド長さ37は、係止首部21の大径部26が係止凹部10内に係合保持されている位置から第2フランジ22が保持部9との重なりから外れる位置までの長さであって、相当に短い。従って、狭い場所でスライド可能な長さが短くても、取付部材3を被取付部材5から取外しできる。
本発明の1実施形態に係る取付装置の1構成部材であるリテーナの平面図である。 図1のリテーナの正面図である。 図1のリテーナの右側面図である。 図2のリテーナのA−A線断面図である。 本発明の1実施形態に係る取付装置の他の構成部材であるクリップの平面図である。 図5のクリップの正面図である。 図6のクリップの底面図である。 図6のクリップの左側面図である。 クリップの変形例の平面図である。 図9のクリップの正面図である。 クリップをリテーナに組付ける操作を示す平面図である。 クリップをリテーナに組付ける操作を側面及び断面で図である。 本発明に係る取付装置を用いて取付部材を被取付部材に取付けた様子を示す断面図である。 取付部材を被取付部材から取外す操作を示す断面図である。 取付部材を被取付部材から取外す操作におけるスライド長さを示しており、(a)は取付状態にある平面断面図、(b)は取外し状態にある平面断面図である。
符号の説明
1 リテーナ
2 クリップ
3 取付部材
5 被取付部材
6 取付装置
7 基板部
9 保持部
10 係止凹部
11 突起
13 スリット
14 ガイド壁
15 壁
17 壁
18 アンカー部
19 第1フランジ
21 係止首部
22 第2フランジ
23 軸部
25 係止爪
26 大径部
27 後方部分
30 第2フランジの半円部分
31 第2フランジの係合部分

Claims (6)

  1. 窓ガラス等の取付部材を車体等の被取付部材に取付ける取付装置であって、
    前記取付部材に固着される合成樹脂製のリテーナと、前記被取付部材に取付けられる合成樹脂製のクリップとから成り、
    前記リテーナは、前記取付部材に接着剤で固着される基板部と、該基板部から一定の間隔を置いて設けられた板状の保持部とを有し、
    前記クリップは、前記被取付部材に押込みによって取付けられるアンカー部と、該アンカー部の根元に形成された第1フランジと、該第1フランジから軸方向に延びる係止首部と、該係止首部の端部に設けられた第2フランジとを有し、
    前記リテーナの保持部には、前記クリップの係止首部が前記基板部に平行にスライドして受入れられて該係止首部が係合保持されるU字形状の係止凹部が形成され、
    前記係止首部は、その横断面において、前記係止凹部に入って係止する大径部と、該大径部より小さい幅で且つ前記スライド方向後方側の後方部分とで形成され、
    前記第2フランジは、平面視において、前記係止首部の大径部に対応する位置において該大径部よりやや大径の形状に形成され且つ前記係止首部の後方部分に対応する位置において前記大径部より大きな幅で形成されて前記保持部に重なる形状に形成されている
    ことを特徴とする取付装置。
  2. 請求項1に記載の取付装置において、前記クリップと前記リテーナとが連結された状態で前記取付部材に前記基板部が固着され、該取付部材に固着された前記クリップのアンカー部が前記被取付部材の取付穴に軸方向に挿入されて取付けられ、これによって取付部材が被取付部材に取付けられ、該取付後において、前記取付部材が、前記スライド方向であって前記係止首部を前記係止凹部に係合させる方向と反対の方向に前記被取付部材からスライドさせられると前記係止首部が係止凹部から外れ、該外れ位置において前記T字形の第2フランジが前記保持部との重なりから外れ、これによって、前記リテーナが前記クリップからその軸方向に抜き出されて被取付部材から取付部材が取外しできることを特徴とする取付装置。
  3. 請求項1又は2に記載の取付装置において、前記係止凹部には、受入れた係止首部の前記大径部が該係止凹部から抜け出るのを阻止するように内方に弾性的に突出する突起が設けられていることを特徴とする取付装置。
  4. 請求項3に記載の取付装置において、前記保持部には、前記突起がある係止凹部の外周側に、該突起が外側に撓むことのできるスリットが形成されていることを特徴とする取付装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の取付装置において、前記アンカー部は、被取付部材の取付穴に挿入して取付けられるように、一対の係止爪と該係止爪を支持する軸部とから成ることを特徴とする取付装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の取付装置において、前記第2フランジは、平面視において、全体としてほぼT字形に形成されていることを特徴とする取付装置。
JP2005036241A 2005-02-14 2005-02-14 窓ガラス等を車体等に取付ける取付装置 Expired - Fee Related JP4473154B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005036241A JP4473154B2 (ja) 2005-02-14 2005-02-14 窓ガラス等を車体等に取付ける取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005036241A JP4473154B2 (ja) 2005-02-14 2005-02-14 窓ガラス等を車体等に取付ける取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006220267A JP2006220267A (ja) 2006-08-24
JP4473154B2 true JP4473154B2 (ja) 2010-06-02

Family

ID=36982725

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005036241A Expired - Fee Related JP4473154B2 (ja) 2005-02-14 2005-02-14 窓ガラス等を車体等に取付ける取付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4473154B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100881742B1 (ko) 2008-02-26 2009-02-06 (주)세원이엔아이 훼스너 조립구조가 개선된 자동차용 테일 게이트 트림판넬
JP5486815B2 (ja) * 2009-01-20 2014-05-07 株式会社オーイズミ パチンコ玉の案内ユニット
JP6054192B2 (ja) * 2013-01-31 2016-12-27 大和化成工業株式会社 クリップの装着構造
JP6437229B2 (ja) * 2014-07-23 2018-12-12 岐阜プラスチック工業株式会社 留め具
JP6007219B2 (ja) * 2014-09-30 2016-10-12 本田技研工業株式会社 取付部品の取付構造
JP6393150B2 (ja) * 2014-10-31 2018-09-19 住友理工株式会社 防音カバー

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006220267A (ja) 2006-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4473154B2 (ja) 窓ガラス等を車体等に取付ける取付装置
JP6426836B2 (ja) 部品取付具
US8613414B2 (en) Fastening clip and associated fastener
US20080141501A1 (en) Clip
JP2007089340A (ja) ハーネスクリップ
JP6193204B2 (ja) 自動取り付け構造を持つハウジング
JP5724115B2 (ja) 車両用艤装部品及びその取り付け構造
JP2011126376A (ja) ファスンゴム固定用クリップ
JP2002362250A (ja) モール取付装置及びモールクリップ
JP4331651B2 (ja) 窓ガラスと車体の間にモールを取付けるモール取付具
JP3369115B2 (ja) モール取付構造及びモール取付装置
JP2014228031A (ja) 取付部材の取付構造
JPH0517211U (ja) ロツク装置
JP5947321B2 (ja) バンパ取付構造
JP4235085B2 (ja) 窓ガラスと車体の間にモールを取付けるモール取付具
JP6308872B2 (ja) 保持装置
CN111824041A (zh) 用于固定两个元件以允许其预组装的装置
JP2006234138A (ja) クリップ
JP2000314410A (ja) クリップ
JP6836919B2 (ja) 固定具
JP2006166642A (ja) フラットハーネス用固定具及びフラットハーネス取付方法
JP2005231786A (ja) パネル連結構造及びパネル連結用固着装置
JPH1182429A (ja) 取外可能なハーネスクリップ
JPH04310423A (ja) トリムパネルを支持パネルに取り付ける固定装置
JP2017061277A (ja) カバー部材

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070808

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091124

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100122

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100215

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100304

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140312

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees