JPH0517211U - ロツク装置 - Google Patents

ロツク装置

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JPH0517211U
JPH0517211U JP7328391U JP7328391U JPH0517211U JP H0517211 U JPH0517211 U JP H0517211U JP 7328391 U JP7328391 U JP 7328391U JP 7328391 U JP7328391 U JP 7328391U JP H0517211 U JPH0517211 U JP H0517211U
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JP
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lock
engaging
claw
engaging claw
bracket
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JP7328391U
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光昭 森田
修司 服部
学 松本
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Daiwa Kasei Industry Co Ltd
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Daiwa Kasei Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 必要に応じて二部材のロックを容易に解除で
き、メンテナンス時の作業性を向上させるとともに、プ
ロテクタなどの部品の繰り返し使用を可能とする。 【構成】 二部材のうちの一方の部材のロック部12は
係合爪18を有し、他方の部材のロック部32は係合爪
18の受入れ可能な係合孔34を有し、これらの両ロッ
ク部を互いの面に沿わせて相対的に接近させることによ
り、前記係合爪18をそのロック部12の弾性によって
押し沈めながら他方のロック部32が通過してその係合
孔34内に前記係合爪18が位置し、もって両ロック部
がロック状態に保持される形式のロック装置であって、
前記係合爪18には、ロック状態にある両ロック部の隙
間を利用して差し込まれる工具先端の挿入可能なロック
解除用凹部24が形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば自動車においてそのボデー等に設けられている所定のブラ ケットと、ワイヤハーネスが収容されたプロテクタとの二部材を装着状態に保持 するためのロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5に従来のロック装置の一例が示されている。この図面において一方の部材 であるプロテクタ10の外壁部には係合爪58が一体に形成され、他方の部材で あるプロテクタ装着用のブラケット30には前記係合爪58の受入れ可能な係合 孔34が形成されている。またプロテクタ10には、前記係合爪58の両側にお いて前記ブラケット30を受け止めるためのブラケット受部26が形成されてい る。
【0003】 前記プロテクタ10の両ブラケット受部26の箇所に対して前記ブラケット3 0が相対的に挿入されると、このブラケット30は前記係合爪58をプロテクタ 10の壁部の弾性によって押し沈めながら通過する。この結果、ブラケット30 の係合孔34内に係合爪58が位置し、プロテクタ10とブラケット30との二 部材はロック状態に保持される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
図5の装置においては、プロテクタ10とブラケット30とのロック後におけ る前記係合爪58と係合孔34との係合力が大きく、ロック状態が安定するもの の、これらの係合を外すことが非常に困難である。つまりロックを解除するには プロテクタ10とブラケット30との間にマイナスドライバー等の工具を差し込 み、この工具の先端部で前記係合爪58を押し沈めて係合孔34との係合を外す ことが必要であるが、工具の先端部を係合爪58にうまく引っ掛けることができ ず、この係合爪58に不必要に傷をつけることが多かった。このためメンテナン ス時の作業性が悪く、またプロテクタ10を繰り返して使用できない問題があっ た。
【0005】 本考案の技術的課題は、必要に応じて二部材のロックを容易に解除でき、メン テナンス時の作業性を向上させるとともに、プロテクタなどの部品の繰り返し使 用を可能とすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、この考案のロック装置は次のように構成されてい る。 すなわち二部材のうちの一方の部材のロック部は係合爪を有し、他方の部材の ロック部は前記係合爪の受入れ可能な係合孔を有し、これらの両ロック部を互い の面に沿わせて前記係合爪と係合孔とが合致する方向へ相対的に接近させること により、この係合爪をそのロック部の弾性によって押し沈めながら他方のロック 部が通過してその係合孔内に前記係合爪が位置し、もって両ロック部がロック状 態に保持される形式のロック装置であって、前記係合爪には、ロック状態にある 両ロック部の隙間を利用して差し込まれる工具先端の挿入可能なロック解除用凹 部が形成されている。
【0007】
【作用】
前記構成においてロック状態に保持されている二部材のロック解除にあたって は、前記の両ロック部の隙間に工具を差し込み、この工具の先端部を前記係合爪 のロック解除用凹部に挿入させる。この状態で工具を操作すれば、前記係合爪を 押し沈めるようにそのロック部を容易に撓ませることができる。この結果、係合 爪と前記係合孔との係合が外れ、ロックが解除される。
【0008】
【実施例】
次に本考案の一実施例を図1〜図4にしたがって説明する。なお以下の実施例 はワイヤハーネス用のプロテクタの装着部に本考案のロック装置を適用したもの である。
【0009】 まず図1にロック装置が斜視図で示され、図2にその断面図が示されている。 これらの図面において二部材のうちの一方の部材であるプロテクタ10には、そ の外壁の一部にロック部12が構成されている。 このロック部12は、係合爪18及びこの係合爪18の両側に位置する一対の ブラケット受部26をそれぞれ備えている。
【0010】 前記係合爪18はプロテクタ10の外壁の一部である可撓部分13から一体に 突出させている。この可撓部分13は、係合爪18の両側に形成されたスリット 14と、図2で示すように裏面に形成された薄肉部16とにより係合爪18を押 し沈める方向へ弾性的に撓む構成となっている。 また前記ブラケット受部26についてもプロテクタ10の外壁と一体に形成さ れており、かつこれらは二部材のうちの他方の部材であるブラケット30の受け 止め可能な形状となっている。
【0011】 前記ブラケット30は、自動車のボデーやその他の箇所に固定されて前記プロ テクタ10を支持するための部材である。そしてこのブラケット30の端部は、 前記ブラケット受部26に挿入されるロック部32となっている。このロック部 32は前記係合爪18の受入れ可能な係合孔34を有している。
【0012】 前記プロテクタ10とブラケット30とのロック部12,32を相互の面に沿 わせて相対的に接近させることで、このブラケット30のロック部32が前記ブ ラケット受部26に挿入されることとなる。ここで前記係合爪18は、両ロック 部12,32の相対的な接近時に前記ブラケット30と対向する側においてテー パ面20を、その反対側に係合面22をそれぞれ備えている。
【0013】 しかも前記係合爪18の係合面22には、そのほぼ中央部分を一定の幅で切り 欠くことでロック解除用凹部24が形成されている。この凹部24の幅は、後述 するマイナスドライバー等の工具Tの先端部分を挿入可能な寸法に設定されてい る。またこの凹部24は、係合面22の中央部分に位置していることが望ましい が、中央から多少偏倚していても差し支えない。
【0014】 さて前記プロテクタ10とブラケット30とをロックするにあたっては、前述 したようにブラケット30のロック部32をプロテクタ10のブラケット受部2 6に向けて挿入する。これによりブラケット30の端部が前記係合爪18のテー パ面20に沿って移動し、この係合爪18は前記可撓部分13の撓みによって押 し沈められる。
【0015】 そして図2(B)のようにブラケット30のロック部32がブラケット受部2 6に完全に挿入された状態では、ブラケット30の係合孔34に係合爪18が位 置し、この係合爪18の前記係合面22に係合孔34の縁部が係合する。これに よってプロテクタ10とブラケット30とはロック状態に保持される。
【0016】 メンテナンス時などにおいてプロテクタ10とブラケット30とのロックを解 除する場合は、図3及び図4(A)で示すように両ロック部12,32の隙間か ら前記係合爪18の係合面22に向けて工具Tを差し込む。このとき、工具Tの 先端部は前記ロック解除用凹部24に位置する。 そこで図4(B)のように前記工具Tを矢印方向へ操作すると、係合爪18を 押し沈める方向へ前記可撓部分13を効果的に撓ませれる。これによって係合爪 18と係合孔34との係合が外され、プロテクタ10とブラケット30とのロッ クが容易に解除される。
【0017】 なお前記実施例ではロック及びその解除を必要とする二部材としてプロテクタ 10とブラケット30とを例にとって説明したが、例えばワイヤハーネス用プロ テクタの本体と蓋との二部材に本実施例のロック装置を適用することも当然可能 である。
【0018】
【考案の効果】
このように本考案は、必要に応じて二部材のロックを容易に解除でき、メンテ ナンス時の作業性が向上するとともに、このロック解除時に係合爪などに不必要 に傷をつけることがなく、プロテクタなどの部品の繰り返し使用にも充分に耐え れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロック装置を表した斜視図である。
【図2】ロック装置を表した断面図である。
【図3】ロック装置のロック状態を表した斜視図であ
る。
【図4】ロック装置のロック解除の手順を表した断面図
である。
【図5】従来のロック装置のロック状態を表した斜視図
である。
【符号の説明】
12 ロック部 18 係合爪 24 ロック解除用凹部 32 ロック部 34 係合孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二部材のうちの一方の部材のロック部は
    係合爪を有し、他方の部材のロック部は前記係合爪の受
    入れ可能な係合孔を有し、これらの両ロック部を互いの
    面に沿わせて前記係合爪と係合孔とが合致する方向へ相
    対的に接近させることにより、この係合爪をそのロック
    部の弾性によって押し沈めながら他方のロック部が通過
    してその係合孔内に前記係合爪が位置し、もって両ロッ
    ク部がロック状態に保持される形式のロック装置であっ
    て、 前記係合爪には、ロック状態にある両ロック部の隙間を
    利用して差し込まれる工具先端の挿入可能なロック解除
    用凹部が形成されていることを特徴としたロック装置。
JP1991073283U 1991-08-19 1991-08-19 ロック装置 Expired - Lifetime JP2570768Y2 (ja)

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