JP2005212567A - サンルーフ用リッドのカバー取付構造 - Google Patents

サンルーフ用リッドのカバー取付構造 Download PDF

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Toku Fukaya
徳 深谷
Satoshi Ishida
諭 石田
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Abstract

【課題】 カバーの取付け及び取外し作業が容易なサンルーフ用リッドのカバー取付構造を提供する。
【解決手段】 係合部15がストレート形状のため、係合孔10への挿入作業が容易である。挿入状態で、係合部15の表面が係合孔10の内縁に接触するため、カバー12の内壁部8の面方向におけるガタつきが防止される。係止部16には内壁部8の下縁部11に係合する爪部18が形成されているため、カバー12の取外方向への離脱が防止される。係止部16を下側へ押すことにより、爪部18と下縁部11との係合が解除されるため、カバー12の取外し作業も容易である。
【選択図】 図4

Description

本発明は、自動車のサンルーフ用リッドのカバー取付構造に関するものである。
自動車のルーフに形成されたサンルーフ開口は、スライド自在なリッドが設けられている。リッドは、ガラスの周囲を金属製のリテーナにて支持した構造で、リッドの左右対向位置には、金属製のリテーナの内壁部を隠す装飾用の樹脂製カバーが取付けられている。
カバーは、内壁部に対して押付方向を取付方向として取付けられている。カバーは、取付状態で、内壁部の面方向でガタがなく且つ内壁部から取外方向へ脱落することがないようにする必要がある。
そのため、カバーには、長手方向に2種類の係合部が突出形成されている。一方は水平方向で弾性変形する一対構造で、他方は垂直方向で弾性変形する一対構造で、それぞれを内壁部に形成された四角形の係合孔内に係入させることにより、カバーが取付状態となる。このような2種類の係合部により、カバーの内壁部の面方向におけるガタつきが防止される。
各一対の係合部の先端には、係合孔の内縁と取外方向で係合する爪部が互いに離反する方向へ向けて形成されおり、取付け後に、カバーが取外方向へ脱落しないようにされている(例えば、特許文献1。)。
特公平4−9689号公報
しかしながら、このような従来の技術にあっては、カバーに設けられた2種類の係合部のそれぞれに、係合孔の内縁に対して取外方向で係合する爪部が形成されているため、カバー取付時に係合部を係合孔へ挿入する際、爪部が抵抗となり、挿入作業が行いづらい。また、リッドの補修の際などに、カバーを取外す時も、爪部が係合部を係合孔から抜く際の抵抗となり、取外作業が行いづらい。
本発明は、このような従来の技術に着目してなされたものであり、カバーの取付け及び取外し作業が容易なサンルーフ用リッドのカバー取付構造を提供するものである。
請求項1に記載の発明は、サンルーフ開口を開閉するリッドが、ガラスの周囲を金属製のリテーナにて支持した構造で、該リテーナには対向位置で互いに対面する内壁部が形成され、該内壁部に対して内側から樹脂製のカバーが押付方向を取付方向として取付けられているサンルーフ用リッドのカバー取付構造であって、前記内壁部に係合孔と下縁部を形成し、カバーの係合孔に対応する位置に、係合孔の内縁に対して表面が接触し且つ取外方向で係合しないストレート形状の係合部を突出形成し、カバーの下縁部に対応する位置に、下縁部に対して取外方向で係合する形状の爪部を有する係止部を突出形成し、係合部を内壁部の係合孔内に挿入し且つ係止部を下縁部に係合させたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、係合部の表面に接触面積低減用の溝部が突出方向に形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、係止部が内壁部の下縁部に下側から当接した状態になることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、内壁部がリテーナの対向位置における各辺の長手方向両端部以外を下向きに曲折したフランジであり、リテーナの各辺の長手方向両端部にはそれぞれ引掛孔が形成され、該引掛孔にカバーの長手方向両端部から上向きに形成した引掛部が引っ掛けられることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、係合部がストレート形状のため、係合孔への挿入作業が容易である。挿入状態で、係合部の表面が係合孔の内縁に接触するため、カバーの内壁部の面方向におけるガタつきが防止される。係止部には内壁部の下縁部に係合する爪部が形成されているが、従来のように一対構造の全ての係合部に形成する場合よりも数が少なく、取付け時の大きな抵抗とはならず、カバーの取付け作業が容易である。また、カバーの取外し時には、係止部が内壁部の下縁部に対して下側から係合する構造のため、その係止部を下側へ押すことにより、爪部と下縁部との係合が解除され、取外し作業を容易に行うことができる。
請求項2に記載の発明によれば、係合部の表面に接触面積低減用の溝部が突出方向に形成されているため、係合部を係合孔に挿入する際の接触抵抗が小さく、カバーの取付け作業が更に容易になる。
請求項3に記載の発明によれば、係止部が内壁部の下縁部に下側から当接した状態になっているため、カバーの下方へのガタつきが更に確実に防止される。
請求項4に記載の発明によれば、リテーナの引掛孔に引っ掛けた引掛部を中心にして、カバー全体を回動させることにより、係合部の係合孔内への挿入と、係止部の下縁部への係合を行えるため、カバーの取付作業が容易である。また、取外す際も、爪部と下縁部との係合を解除した後に、カバーをそのまま引掛部を中心にして回動させることにより、係合部の係合孔からの引抜きも行えるため、カバーの取外し作業も容易になる。
カバーの取付け及び取外し作業が容易なサンルーフ用リッドのカバー取付構造を提供する、という目的を、サンルーフ開口を開閉するリッドが、ガラスの周囲を金属製のリテーナにて支持した構造で、該リテーナには対向位置で互いに対面する内壁部が形成され、該内壁部に対して内側から樹脂製のカバーが押付方向を取付方向として取付けられているサンルーフ用リッドのカバー取付構造であって、前記内壁部に係合孔と下縁部を形成し、カバーの係合孔に対応する位置に、係合孔の内縁に対して表面が接触し且つ取外方向で係合しないストレート形状の係合部を突出形成し、カバーの下縁部に対応する位置に、下縁部に対して取外方向で係合する形状の爪部を有する係止部を突出形成し、係合部を内壁部の係合孔内に挿入し且つ係止部を下縁部に係合させたことで、実現した。
以下、本発明の最良の実施例を図1〜図5に基づいて説明する。自動車のルーフ1には、サンルーフ開口2が形成されている。このサンルーフ開口2に相当する部分のルーフ1の内部には、ガイドレール機構3が設置されており、該ガイドレール機構3には、サンルーフ開口2を開閉するリッド4がスライド自在に支持されている。
リッド4は、ガラス5の周囲を金属製のリテーナ6にて支持した構造で、周縁にはウエザストリップ7が取付けられている。リテーナ6の左右対向位置における各辺には、その前後方向両端部以外を下向きに曲折した「内壁部」としてのフランジ8が形成されている。また、リテーナ6の左右対向位置における前後方向両端部には、それぞれスリット状の引掛孔9が形成されている。フランジ8には、前後2カ所にそれぞれ円形の係合孔10が形成されている。
このフランジ8に対して、フランジ8よりも前後長さのある樹脂製のカバー12が、左右方向内側からそれぞれ押付方向を取付方向として取付けられている。カバー12は断面L形で前後両端部には端末壁13が形成されている。カバー12の上端部の前記引掛孔9に対応する部分には、概略T字状の引掛部14が上向き状態で形成されている。
カバー12の係合孔10に対応する部分には係合部15が突出形成され、その下方には下縁部11に対応する位置に係止部16が形成されている。係合部15は断面十字形のストレート形状で、突出方向に沿って4つの溝部17(図5参照)が形成されている。係合部15の先端15aは若干先細り形状になっている。係止部16は先端に上向きの爪部18が形成され、フランジ8の下縁部11に対して取外方向で係合するようになっている。係止部16の上面は、フランジ8の下縁部11と当接するように、下縁部11と高さが一致するようになっている。
次に、カバー12の取付け方を説明する。まず、カバー12の上端に形成された引掛部14を、リテーナ6の引掛孔9に引っ掛ける。T字状の引掛部14の端部の片方づつを順に引掛孔9に通すことにより、引っ掛けることができる。
次に、この引掛孔9に引っ掛けた引掛部14を中心に、カバー12をフランジ8側に回動させ、係合部15をフランジ8の係合孔10に合わせながら係合孔10内に挿入し、係止部16をフランジ8の下縁部11に係合させることにより、カバー12は取付状態となる。
係合部15を係合孔10に挿入した状態で、係合部15の表面が係合孔10の内縁に接触するため、カバー12のフランジ8の面方向(上下・前後)におけるガタつきが防止される。また、係止部16の爪部18がフランジ8の下縁部11に対して取外方向で係合するため、カバー12の取外方向への離脱が防止される。更に、係止部16がフランジ8の下縁部11に下側から当接した状態になっているため、カバー12の下方へのガタつきが更に確実に防止される。
係合部15がストレート形状のため、係合孔10への挿入作業が容易である。特に、係合部15が断面十字状で、表面に接触面積低減用の溝部17が突出方向に形成されているため、係合部15を係合孔10に挿入する際に接触抵抗が小さく、挿入作業がより行い易くなっている。係合部15の先端15aが先細りになっていることも、挿入作業を容易にしている。しかも、リテーナ6の引掛孔9に引っ掛けた引掛部14を中心にして、カバー12全体を回動させることにより、係合部15の係合孔10内への挿入と、係止部16の下縁部11への係合を行えるため、カバー12の取付作業が容易である。
リッド4の補修等の際に、カバー12を取外す場合は、係止部16を下側へ押すことにより、爪部18と下縁部11との係合が解除されるため(図4の二点鎖線部分参照)、そのままカバー12全体を上端の引掛部14を中心に、取外し方向へ回動させることにより、係合部15の係合孔10からの引抜きも行え、作業が容易である。そして、引掛部14を引掛孔9から外せば、カバー12全体が取外せる。
以上の実施例によれば、内壁部として下側に折り曲げて形成したフランジ8を例にしたが、これに限定されず、普通の内壁部に開口や切欠により下縁部を形成した構造のものでも良い。また、断面十字状の係合部15を例にしたが、単純な筒型・柱型(円形に限定されない)であっても良い。
本発明の一実施例に係るサンルーフ装置を示す分解斜視図。 図1のカバーの取付状態を示す斜視図。 図1及び図2のカバーの係合部と係止部とを示す斜視図。 図1のカバーの取付状態を示す断面図。 図4中DA方向から見た係合部の側面図。
符号の説明
2 サンルーフ開口
4 リッド
5 ガラス
6 リテーナ
8 フランジ(内壁部)
9 引掛孔
10 係合孔
11 下縁部
12 カバー
14 引掛部
15 係合部
16 係止部
17 溝部
18 爪部

Claims (4)

  1. サンルーフ開口を開閉するリッドが、ガラスの周囲を金属製のリテーナにて支持した構造で、該リテーナには対向位置で互いに対面する内壁部が形成され、該内壁部に対して内側から樹脂製のカバーが押付方向を取付方向として取付けられているサンルーフ用リッドのカバー取付構造であって、
    前記内壁部に係合孔と下縁部とを形成し、
    カバーの係合孔に対応する位置に、係合孔の内縁に対して表面が接触し且つ取外方向で係合しないストレート形状の係合部を突出形成し、
    カバーの下縁部に対応する位置に、下縁部に対して取外方向で係合する形状の爪部を有する係止部を突出形成し、
    係合部を内壁部の係合孔内に挿入し且つ係止部を下縁部に係合させたことを特徴とするサンルーフ用リッドのカバー取付構造。
  2. 請求項1に記載のサンルーフ用リッドのカバー取付構造であって、
    係合部の表面に接触面積低減用の溝部が突出方向に形成されていることを特徴とするサンルーフ用リッドのカバー取付構造。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のサンルーフ用リッドのカバー取付構造であって、
    係止部が内壁部の下縁部に下側から当接した状態になることを特徴とするサンルーフ用リッドのカバー取付構造。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のサンルーフ用リッドのカバー取付構造であって、
    内壁部がリテーナの対向位置における各辺の長手方向両端部以外を下向きに曲折したフランジであり、リテーナの各辺の長手方向両端部にはそれぞれ引掛孔が形成され、
    該引掛孔にカバーの長手方向両端部から上向きに形成した引掛部が引っ掛けられることを特徴とするサンルーフ用リッドのカバー取付構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009131497A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Toyomaru Industry Co Ltd パチンコ機
JP2009131500A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Toyomaru Industry Co Ltd パチンコ機
JP7000806B2 (ja) 2017-11-13 2022-01-19 株式会社アイシン サンルーフ装置

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