JP2010246598A - 車椅子用クッション材及び車椅子のクッション - Google Patents

車椅子用クッション材及び車椅子のクッション Download PDF

Info

Publication number
JP2010246598A
JP2010246598A JP2009096121A JP2009096121A JP2010246598A JP 2010246598 A JP2010246598 A JP 2010246598A JP 2009096121 A JP2009096121 A JP 2009096121A JP 2009096121 A JP2009096121 A JP 2009096121A JP 2010246598 A JP2010246598 A JP 2010246598A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dimensional network
network structure
cushion
wheelchair
cushion material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009096121A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5368859B2 (ja
Inventor
Masayuki Nakamura
政行 中村
Koji Tanaka
孝司 田中
Atsushi Morishima
淳 森島
Mayu Fujimoto
麻由 藤本
Sonoko Ishimaru
園子 石丸
Mariko Matsui
まり子 松井
Mitsuo Nagamachi
三生 長町
Shigekazu Ishihara
茂和 石原
Kiyoshi Kobayashi
清 小林
Sueo Konishi
末男 小西
Kanehisa Oda
兼久 小田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Electric Works Co Ltd
Toyobo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Electric Works Co Ltd, Toyobo Co Ltd filed Critical Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority to JP2009096121A priority Critical patent/JP5368859B2/ja
Publication of JP2010246598A publication Critical patent/JP2010246598A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5368859B2 publication Critical patent/JP5368859B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Abstract

【課題】良好なクッション性を有し、また長期間使用してもヘタリが発生することがなく、快適な座り心地で車椅子に座ることができると共に、洗うことができて清潔に使用することができる車椅子用クッション材を提供する。
【解決手段】熱可塑性樹脂の線条2がループ状に屈曲して三次元網状に絡み合うと共に線条同士の接触部が接合した三次元網状構造体1によってクッション材Aを形成する。この三次元網状構造体1は、全周の端部を加熱加圧して、端部の部分で線条2同士が融着されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、車椅子の座席に敷いて使用されるクッションに関するものであり、特にクッション材に関するものである。
車椅子は、高齢者や身体障害者など歩行の困難な人にとって欠かすことのできない移動用具である。そして車椅子を折畳むことができるようにするために、車椅子の座席は一般に、容易に屈曲する布やシートを張ったものとして形成されている。しかしこのような座席では、車椅子を走行させる際の衝撃が座っている人に直接作用し、乗り心地が非常に悪いものであり、また歩行の困難な人は車椅子に長時間座る必要があることが多いので、床ずれが発生するおそれもある。
そこで、座り心地を快適にし、床ずれを防ぐために、車椅子の座席に敷くためのクッションが種々提案されている。このクッションとして代表的なものが、発泡ウレタン素材を用いたものである(例えば特許文献1等参照)。
特開2004−174136号公報
発泡ウレタン素材は柔らかいために、発泡ウレタンで形成されるクッションは床ずれの防止には良好であるが、発泡ウレタンはバネ性が低いために耐衝撃性に乏しく、悪路などを走行すると座っている人の首などへの負担が大きくなって疲れ易いという問題があった。また発泡ウレタン素材は長時間圧縮されると圧縮硬化してヘタリが発生し易いものであり、このため発泡ウレタンで形成されるクッションを長期間使用していると、硬くなってクッション性が悪くなるという問題もあった。さらに、発泡ウレタン素材は水や洗剤が作用すると劣化し易く、また乾燥させるのが困難であるため、発泡ウレタンで形成されるクッションは汚れても洗うことができないという問題もあった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、良好なクッション性を有し、また長期間使用してもヘタリが発生することがなく、快適な座り心地で車椅子に座ることができると共に、洗うことができて清潔に使用することができる車椅子用クッション材及び車椅子のクッションを提供することを目的とするものである。
本発明に係る車椅子用クッション材は、熱可塑性樹脂の線条2がループ状に屈曲して三次元網状に絡み合うと共に線条2同士の接触部が接合した三次元網状構造体1によって形成され、三次元網状構造体1の全周の端部を加熱加圧して、三次元網状構造体1の端部の部分で線条2同士が融着されていることを特徴とするものである。
熱可塑性樹脂の線条2からなる上記の三次元網状構造体1で形成されたクッション材Aは、熱可塑性樹脂の線条2のループが弾性変形することによって柔らかさとバネ性を兼ね備えた良好なクッション性を有するものであり、しかも三次元網状構造体1の全周の端部において線条2同士を融着させているため、三次元網状構造体1の端部においても線条2は閉ループとなっており、三次元網状構造体1のバネ弾性が高くなると共に、圧縮されてもヘタリがより発生し難くなるものであって、長期に亘って快適な座り心地で車椅子において使用することができるものである。また熱可塑性樹脂の線条2は水の作用によって変質するようなことはなく、この線条2からなる三次元網状構造体1で形成されたクッション材Aは洗うことができるものであり、清潔に使用することができるものである。
また本発明は、圧縮硬さが異なる複数種の三次元網状構造体1を重ねて形成され、端部の線条2の融着によって接合一体化されていることを特徴とするものである。
このように、圧縮硬さの異なる複数種の三次元網状構造体1を組み合わせることによって、クッション材Aの硬さを調整することができるものである。
また本発明において、上記線条2は、カーボンを含有する熱可塑性樹脂で形成されていることを特徴とするものである。
このようにカーボンを含有することによって、熱可塑性樹脂の線条2の耐候性を高めることができるものであり、屋外で使用され紫外線に曝されることの多い車椅子において、長期間劣化することがないクッション材Aとして用いることができるものである。
また本発明において、三次元網状構造体1の側面は、外側へ向けて下り傾斜する傾斜面3に形成されていることを特徴とするものである。
クッション材Aは、車椅子の両側のガードの間に嵌め込んで座席の上に載置して使用されるが、クッション材Aの上に座って体重が作用した際に、三次元網状構造体1が圧縮されて側面が外方へ膨らんでも、この側面は傾斜面3となっているため、膨らんだこの側面が座席の両側のガードに当たるようなことはなく、クッション材Aのクッション性が損なわれるようなことを防ぐことができるものである。
また本発明において、三次元網状構造体1の端部の線条2同士を融着させた部分は、弾性材4で覆われていることを特徴とするものである。
線条2同士を融着させた三次元網状構造体1の端部は線条2が密集して密度が高いために硬くなっているが、この端部を弾性材4で覆うことによって、車椅子に座った人の脚がこの硬くなった端部に当たっても、痛みを感じるようなことを防ぐことができるものである。
また本発明において、三次元網状構造体1の端部の線条2同士を融着させた部分の端面形状は、縦断面凸円弧状に形成されていることを特徴とするものである。
上記のように線条2同士を融着させた三次元網状構造体1の端部は硬くなっているが、この端部を凸円弧状にしてアールを付けることによって、車椅子に座った人の脚がこの硬くなった端部に当たっても、痛みを感じるようなことを防ぐことができるものである。
また本発明において、三次元網状構造体1の前部の両側端部の角部は、平面凸円弧形状に形成されていることを特徴とするものである。
クッション材Aを車椅子の座席の上に敷くにあたって、クッション材Aの前部が座席より前方へはみ出して、クッション材Aの前部の両端部の角部が脚に当たっても、この角部は凸円弧形状のアールに形成されており、痛みを感じることを防ぐことができると共に、この凸円弧形状のアールによってクッション材Aの前と後の向きを明確にすることができるものである。
また本発明において、三次元網状構造体1の上面の後部に、尻が収まる凹部5が形成されていることを特徴とするものである。
三次元網状構造体1の後部にこのような凹部5を形成することによって、クッション材Aの上に座った人の尻がこの凹部5に収まると、体が後傾することになるものであり、車椅子に座った人が前のめりに前方へ転倒するようなことを防ぐことができるものである。
また本発明に係る車椅子のクッションは、上記のクッション材Aをカバー6で包むと共にカバー6に取っ手7を設け、所定以上の荷重が加わることによって取っ手7がカバー6から外れるようにして成ることを特徴とするものである。
車椅子においてクッションは、車椅子を折り畳むときには座席から外して手に持ったりする必要があるが、このようにクッション材Aを包むカバー6に取っ手7を設けることによって、クッションを持ち易くなるものであり、また手に持ったクッションに何らかの外力が加わった際には、取っ手7がカバー6から外れることによって、クッションに引きずられて転倒したりするようなことを防ぐことができるものである。
熱可塑性樹脂の線条2からなる上記のような三次元網状構造体1で形成されたクッション材Aは、熱可塑性樹脂の線条2のループが弾性変形することによって柔らかさとバネ性を兼ね備えた良好なクッション性を有するものであり、しかも三次元網状構造体1の全周の端部において線条2同士を融着させているため、三次元網状構造体1の端部においても線条2は閉ループとなっており、三次元網状構造体1のバネ弾性が高くなると共に、圧縮されてもヘタリがより発生し難くなるものであって、長期に亘って快適な座り心地で車椅子において使用することができるものである。また熱可塑性樹脂の線条2は水の作用によって変質するようなことはなく、この線条2からなる三次元網状構造体1で形成されたクッション材は洗うことができるものであり、清潔に使用することができるものである。
本発明の実施の形態の一例を示すものであり、(a)は三次元網状構造体を示す概略正面断面図、(b)はクッション材を示す概略正面断面図、(c)はクッションを示す概略正面断面図である。 同上のクッション材を示すものであり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は断面図である。 同上のクッションを示すものであり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図、(d)は底面図である。 同上のクッションを車椅子の座席の上に敷いた状態を示すものであり、(a)(b)はそれぞれ概略図である。 同上のクッション材を示すものであり、(a)は正面図、(b)は側面図である。 同上のクッション材の一部を示す、拡大した概略図である。 同上のカバーに設けた取っ手の部分を示すものであり、(a)(b)はそれぞれ拡大斜視図である。 本発明のクッション材の製造の方法の一例を示すものであり、(a)(b)はそれぞれ概略断面図である。 本発明のクッション材の製造の方法の他の一例を示すものであり、(a)(b)はそれぞれ概略断面図である。 本発明のクッション材の製造の方法の他の一例を示すものであり、(a)(b)(c)(d)はそれぞれ概略断面図である。 カーボンを含有する線材で作製した三次元網状構造体の圧縮率と圧縮硬さのヒステリシスロスを示すグラフである。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
三次元網状構造体を形成する線条は、ポリエステル樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリアミド樹脂、フッ素樹脂、生分解性樹脂など、熱可塑性樹脂を押し出し成形等して形成されるバネ弾性を有する太い長尺繊維である。これらの熱可塑性樹脂のなかでもポリエステル樹脂やポリオレフィン樹脂が好ましいものであり、耐熱性等の点でポリエステル樹脂がより好ましく、特にポリエステル樹脂の中でも、耐久性に優れた特性を示すものとして、共重合ポリエステル、ブロック共重合ポリエーテルエステル、ブロック共重合ポリエステルエステルなどの重合体が好ましい。
この熱可塑性樹脂の線条の繊度は、275〜220000デシテックス程度が好ましく、より好ましくは550〜10000デシテックスである。太さでいえば直径0.2〜1.0mm程度の線条が好ましい。線条の繊度がこの範囲より小さいと、三次元網状構造体の抗圧縮強力が不十分になる。逆に繊度がこの範囲を超えて大きいと、変形しにくくなって、三次元網状構造体の弾性が悪くなり、クッション性が不十分になる。
そしてこの長尺に連続する多数本の線条を、多数のループを形成するように、上下左右ランダムに三次元的に屈曲させると共に絡み合わせ、これを加熱処理等して、絡み合った線条同士の接触部を溶着などで接合することによって、線条を三次元網状に集合させた三次元網状構造体を形成することができるものである。この三次元網状構造体は線条が絡み合った疎な構造を有するものであり、三次元網状構造体の見掛密度(かさ密度)は20〜80kg/m程度が好ましく、25〜60kg/m程度がより好ましい。三次元網状構造体の密度がこの範囲を超えて大きいと、三次元網状構造体の圧縮変形が小さくなって、クッション性が不十分になる。逆に密度がこの範囲より小さいと、線条同士の接合点が少なくなって、三次元網状構造体の形状が保てなくなったり強度が弱くなったりすることがある。
そしてこのような三次元網状構造体としては、東洋紡績株式会社から「ブレスエアー」(登録商標)として提供されているものを用いることができるものであり、適度な大きさの扁平な直方体形状に裁断することによって、クッション材として使用することができるものである。
クッション材Aを形成する上記の三次元網状構造体1は、図1(a)に示すように、熱可塑性樹脂の線条2がループ状に屈曲して三次元網状に絡み合った疎な集合体であり、線条2のループが弾性的に変形することによって、柔らかさとバネ性を兼ね備えた良好なクッション性を発揮するものである。そして圧縮力が作用すると、線条2のループが弾性的に変形して圧縮力を弾性的に吸収することができるが、図1(a)のように三次元網状構造体1の四周端部は裁断されており、このように端部が切断された状態では、三次元網状構造体1の端部において線条2は切断された自由端となっている。このため、三次元網状構造体1の端部では線条2はループになっていない。
そこで本発明では、クッション材Aを形成する三次元網状構造体1の四周の端部を厚み方向に挟んで加圧した状態で加熱し、図1(b)のように、三次元網状構造体1の端部の部分で線条2同士を融着させるようにしてある。このように三次元網状構造体1の四周の端部で線条2同士を融着させることによって、線条2は三次元網状構造体1の端部において自由端でなくなって、三次元網状構造体1の端部においても閉ループを形成することになるものであり、線条2のバネ弾性が高くなると共に、圧縮されてもヘタリがより発生し難くなるものである。従って、端部で線条2同士を融着させた三次元網状構造体1からなるクッション材Aを車椅子の座席に敷くクッションBとして用いることによって、長期に亘って快適な座り心地で使用することができるものである。また図1(a)の三次元網状構造体1の四周端部を裁断した状態では、四周端部から線条2の切断された自由端が飛び出すことがあるが、図1(b)のように端部で線条2同士を融着させることによって、このようなこともなくなるものである。
上記の三次元網状構造体1からなる本発明のクッション材Aは、図1(c)のように布等のシート材からなる袋状のカバー6で包んで車椅子用のクッションBとして使用されるものである。そしてクッション材Aを形成する三次元網状構造体1の線条2は熱可塑性樹脂で形成されており、水や洗剤によって劣化するようなことはなく、また絡み合った線条2の間は隙間となっており、三次元網状構造体1は疎な構造で通気性が高い。従って、このような三次元網状構造体1で形成されるクッション材Aは、カバー6から取り出して容易に洗うことができ、また容易に乾燥させることもできるものであり、洗浄して常に清潔な状態で使用することができるものである。図3(d)に示すように、クッションBの下面においてカバー6にはファスナー25がL形配置で設けてあり、カバー6の下面をL形に開いてクッション材Aをカバー6から容易に取り出すことができるようにしてある。
図2は三次元網状構造体1からなるクッション材Aの形状の一例を示すものであり、また図3はこのクッション材Aをカバー6で包んだクッションBの一例を示すものである。
図2に示すように、クッション材Aは平面形状がほぼ正方形の扁平直方体に形成されるものであり、四周の側面は外側へ向けて下り傾斜する傾斜面3に形成してある。クッションBは、車椅子の座席12の上に、その両側の手摺り26の下のガード13の間に嵌め込むようにして載置されることになるが、クッションBの上に人が座ると、その体重でクッション材Aを形成する三次元網状構造体1が圧縮され、クッション材Aの側面は外方へ膨れるように変形する。このとき、図4(a)のようにクッション材Aの側面が鉛直面であると、クッション材Aの膨れた側面が想像線で示すように車椅子のガード13に当たって、クッション材Aの圧縮が規制されることになり、クッション材Aのクッション特性が変化してクッション性が損なわれるおそれがある。これに対して、クッション材Aの側面が傾斜面3であると、図4(b)のようにクッション材Aの側面が膨れても、想像線で示すように車椅子のガード13に当たることがなく、クッション材Aの圧縮が規制されることがなくなって、クッション材Aのクッション特性が変化してクッション性が損なわれるようなことを防ぐことができるものである。また、クッションBの上に座っている人が食事をしたときの食べかすなどを落としても、これらの落下物は傾斜面3を転がって側方へ排除されるという効果もある。さらに、側面の傾斜面3の傾斜によって、クッションBはどちらが上であるかの上下の向きが容易に分かるものであり、認知症等の人でも、上下を間違えることなく、クッションBを車椅子の座席の上に敷くことができるものである。
上記のように、三次元網状構造体1の四周の端部を加熱加圧して、三次元網状構造体1の端部で線条2を集合させて線条2同士を融着させると、この融着で形成される融着部14は、三次元網状構造体1の端部を圧縮した状態で、三次元網状構造体1の側面の下端から鍔状に側方へ張り出すことになり、しかも融着部14は線条2が密に集まって融着しているために硬くなっている。このため、このような硬い融着部14が全周に亘って側面から突出している三次元網状構造体1から形成されるクッション材Aを車椅子のクッションBとして用いる場合、クッションBの上に座った人の脚が融着部14に当たると痛みを感じるおそれがある。そこで、図5の実施の形態では、融着部14を弾性材4で被覆し、硬い融着部14に脚が直接当たることを弾性材4で防いで、痛みを感じることを防ぐようにしてある。
弾性材4としてはゴムなどを用いることができるものである。そして弾性材4を断面コ字形に形成して融着部14を包むようにして取り付けることができるものであり、弾性材4の固定は、融着や接着などで行なうことができる。弾性材4は三次元網状構造体1の四周の全長に亘って融着部14に取り付けるようにしてもよいが、図5の実施の形態のように、クッションBの上に座った人の脚が当たる可能性のある、クッション材Aの前部のみに弾性材4を取り付ければよい。
また、図6の実施の形態では、融着部14の突出先端をグラインダー15などで削って、縦断面を凸円弧状に形成するようにしてある。このように融着部14の突出先端面を断面円弧に形成してアール17を付けることによって、クッションBの上に座った人の脚が融着部14に当たっても痛みを軽減することができるものであり、上記のような弾性材4を取り付ける必要がなくなるものである。この場合も、融着部14の突出先端面を円弧のアール形状に形成するのは、三次元網状構造体1の四周の全長に亘ってであってもよいが、クッションBの上に座った人の脚が当たる可能性のある前部のみであってもよい。
また三次元網状構造体1の前部の両側端の角部を、平面形状を凸円弧形状に形成して、図2(a)のようにアール18を付けてある。クッションBを車椅子の座席の上に敷く際に、座席の奥行きが狭いときには、クッションBの前部が座席から前方へはみ出すことがある。このときに、三次元網状構造体1の前部の両側端の角部が直角に角張っていると、この角部に脚が当たった際に痛みを感じるおそれがあるが、このように三次元網状構造体1の前部の両側端の角部にアール18を付けることによって、脚が当たっても痛みを感じることがなくなるものである。またこの両側端部のアール18によって、クッションBの前部が座席から前方へはみ出していることの外観上の違和感を低減することもできるものである。さらに、三次元網状構造体1の前部の両端部をアール18に形成することによって、クッションBの前後の向きが容易に分かるものであり、認知症等の人でも、前後を間違えることなく、クッションBを車椅子の座席の上に敷くことができるものである。
さらに、クッション材Aを構成する三次元網状構造体1の上面には、後側寄りの位置において凹部5が形成してある。この凹部5は図2に示すように、後側ほど深くなるように底面が傾斜するように形成されるものである。そして凹部5は、クッション材Aの上に座った人の尻が収まる位置と大きさに形成されるものである。従って、車椅子に人が座ると、クッション材Aの凹部5に尻がはまり、尻がクッションBの上を滑って前にずれるようなことを防ぐことができるものであり、また車椅子に座った人は若干後傾の姿勢になるものであって、前のめりになって前方へ転倒したりすることを防ぐことができるものである。
ここで、車椅子を折り畳むときには、クッションBを座席から外す必要があり、座席から外したクッションBは、手に持ったり、あるいは車椅子のハンドルに引っ掛けたりして保持する必要がある。そこで、クッション材Aを包むカバー6に取っ手7を設け、取っ手7を手に握ったり、取っ手7を車椅子のハンドルに引っ掛けたりして、クッションBを容易に保持することができるようにしてある。取っ手7は図3に示すように、クッションBの下面の後端部においてカバー6に取り付けるようにしてある。
そして図7(a)に示すように、布等の柔軟材料で形成される取っ手7は、一方の端部をカバー6に縫い付けるなどして固定してあり、他方の端部は面ファスナー20によって脱着自在にカバー6に取り付けてある。面ファスナー20は、互いに係合し合う係合面を有する二枚の面材20a,20bからなるものであり、一方の面材20aをカバー6に、他方の面材20bを取っ手7の端部に固着してある。そして面材20a,20bの係合面同士を係合させることによって、面ファスナー20で取っ手7の端部をカバー6に取り付けることができるが、係合している面材20a,20bを引き剥がす力が作用すると、面ファスナー20が外れて取っ手7の端部はカバー6から剥がれる。従って、取っ手7を握って手に持ったクッションBが何かに引っ掛かったりして何らかの外力が加わった際には、図7(b)のように面ファスナー20の係合が外れて取っ手7の端部がカバー6から外れる。このように取っ手7の端部がカバー6から外れると、取っ手7の外れた側の一方の端部が自由端となり、この自由端となった端部が手の中から滑り抜けて取っ手7は手から離れることになる。このため、取っ手7を握ってクッションBを持ったまま引きずられて転倒したりするようなことを防ぐことができるものである。
図8は、上記のようなクッション材Aを製造する装置と方法の一例を示すものであり、この製造装置は、上面が開口するキャビティ21を有し、キャビティ21の開口部の周囲の上面が成形面22aとなったキャビティ型22と、下面が平坦面に形成され周部の下面が成形面23aとなった平面型23とを備えるものである。平面型23はその成形面をキャビティ型22のキャビティ21の開口に対向させて配置されるものであり、キャビティ型22と平面型23の成形面22a,23aは、三次元網状構造体1の線条2を形成する熱可塑性樹脂を溶融させるが劣化させない温度で加熱してある。
そして上記の図1(a)のような、四周端部を裁断した扁平直方体形状の三次元網状構造体1を、図8(a)のようにキャビティ型22と平面型23の間にセットし、キャビティ型22と平面型23を型締めすると、図8(b)のように、三次元網状構造体1の四周端部の線条2がキャビティ型22の成形面22aと平面型23の成形面23aの間に圧締されて圧縮されると共に、キャビティ型22の成形面22aと平面型23の成形面23aによる加熱で、圧縮された端部の線条2が融着される。また三次元網状構造体1のうち、キャビティ型22のキャビティ21に面する部分は圧締されずにキャビティ21内に入り込むことになり、図1(b)のようなクッション材Aを得ることができるものである。このとき、キャビティ21の深さは三次元網状構造体1の厚みより大きい寸法に形成してあり、型で規制されない状態で三次元網状構造体1がキャビティ21内に入り込むため、クッション材Aの四周の側面は傾斜面3として形成されるものである。
また上記のようにキャビティ型22と平面型23を用いてクッション材Aを成形するにあたって、三次元網状構造体1を複数枚重ねてキャビティ型22と平面型23で圧締することによって、複数枚の三次元網状構造体1を積層したクッション材Aを形成することができる。すなわち図9(a)のように複数枚の三次元網状構造体1を重ねてキャビティ型22と平面型23の間にセットし、キャビティ型22と平面型23を型締めすることによって、図9(b)のように、各三次元網状構造体1の重ね合わせた四周端部の線条2が融着されるものであり、この線条2の融着によって各三次元網状構造体1を四周端部の融着部14で接合して一体化することができるものである。各三次元網状構造体1は端部で溶着して接合されているが、それ以外の部分では溶着されておらず、各三次元構造体1のクッション性が変ることはない。
このとき、上記の複数枚の三次元網状構造体1として、圧縮硬度が異なる複数種のものを用いることによって、圧縮硬度の異なる三次元網状構造体1の組み合わせで、クッション材Aの硬さを調整することができるものである。例えば、圧縮硬度が低い三次元網状構造体1aの上に圧縮硬度が高い三次元網状構造体1bを重ねて図9のように成形することによって、上面側が圧縮硬度が低く柔らかい三次元網状構造体1aで、下面側が圧縮硬度が高く硬い三次元網状構造体1bで形成されたクッション材Aを作製することができるものであり、全体として強度を確保しつつ、柔らかい座り心地のクッション材Aを作製することができるものである。
例えば、圧縮硬度が低い三次元網状構造体1aとして、線条2が直径0.4mmのポリエステル樹脂、見掛密度40kg/m、厚さ40mmの東洋紡績株式会社製「ブレスエアーA4040」を用い、圧縮硬度が高い三次元網状構造体1bとして、線条2が直径0.4mmのポリエステル樹脂、見掛密度45kg/m、厚さ55mmの東洋紡績株式会社製「ブレスエアーA4555」を用い、そしてこの三次元網状構造体1a,1bを重ね、キャビティ型22と平面型23の各成形面22a,23aをそれぞれ170℃に設定し、キャビティ型22と平面型23の間に圧締して、図9(b)の加熱加圧成形を3分間保持することによって、2枚の三次元網状構造体1a,1bを積層したクッション材Aを製造することができるものである。図9の実施の形態では、2枚の三次元網状構造体1を積層するようにしたが、積層枚数は限定されるものではなく、2枚以上任意である。
図10は複数枚の三次元網状構造体1を積層してクッション材Aを成形する他の方法を示すものである。まず、図10(a)のように1枚の三次元網状構造体1aをキャビティ型22と平面型23の間にセットし、図10(b)のようにキャビティ型22と平面型23を型締めすることによって、既述の図8(b)と同様に、三次元網状構造体1aの四周端部の線条2を圧縮した状態で融着させる。次にキャビティ型22と平面型23を開いて成形した三次元網状構造体1aを取り出し、この成形した三次元網状構造体1aを、成形していない他の三次元網状構造体1b,1cと重ねた状態で、再度キャビティ型22と平面型23の間に図10(c)のようにセットする。図10(c)の実施の形態では、2枚の三次元網状1b,1cの間に三次元網状構造体1aを挟むようにしたが、このような態様に限定されるものでないのは、いうまでもない。そして図10(d)のようにキャビティ型22と平面型23を型締めして、三次元網状構造体1a,1b,1cの重ね合わせた端部の線条2を融着させることによって、三次元網状構造体1a,1b,1cを四周端部の融着部14で接合して一体化することができるものである。
例えば、三次元網状構造体1aとして、線条2が直径0.4mmのポリエステル樹脂、見掛密度60kg/m、厚さ40mmの東洋紡績株式会社製「ブレスエアーA6040」を用い、図10(a)(b)のように成形した後、三次元網状構造体1bとして、線条2が直径0.4mmのポリエステル樹脂、見掛密度30kg/m、厚さ30mmの東洋紡績株式会社製「ブレスエアーA3030」を、三次元網状構造体1cとして、線条2が直径0.4mmのポリエステル樹脂、見掛密度45kg/m、厚さ30mmの東洋紡績株式会社製「ブレスエアーA4530」を、それぞれ用いて、三次元網状構造体1b,1cの間に成形した三次元網状構造体1aを挟み、図10(c)(d)のように成形することによって、三次元網状構造体1a,1b,1cを積層したクッション材Aを製造することができるものである。このクッション材Aは、芯となる中層の三次元網状構造体1aは圧縮硬度が高いので、この三次元網状構造体1aで全体としての強度を確保しつつ、上層と下層の圧縮硬度が低い三次元網状構造体1b,1cで柔らかい座り心地のクッション性を付与することができるものである。図10の実施の形態では、3枚の三次元網状構造体1を積層するようにしたが、積層枚数は限定されるものではなく、2枚以上任意である。
ここで、車椅子は歩行が困難な人の移動手段であるので、屋外で使用されることが多く、車椅子の座席に敷いて使用されるクッションBは屋外で紫外線にされることが多い。そして紫外線がクッション材Aに作用すると、三次元網状構造体1の熱可塑性樹脂の線条2が紫外線劣化し、その弾性力が劣化してクッション性が低下するおそれがある。そこで本発明では、三次元網状構造体1の線条2として、カーボンを含有する熱可塑性樹脂で成形したものを用いるのが好ましい。このように線条2中にカーボンを含有することによって、カーボンで紫外線を遮断して熱可塑性樹脂に紫外線が作用することを防ぐことができ、三次元網状構造体1を屋外で使用しても長期間劣化することがないクッション材Aとして用いることができるものである。
図11は、カーボンを0.5質量%含有するポリエステル樹脂で直径0.4mmに作製した線条2によって形成された、見掛密度45kg/m、厚さ55mmの三次元網状構造体(東洋紡績株式会社製「ブレスエアーA4555」)について測定した、圧縮率と圧縮硬さのヒステリシスロスを示すものである。細線は紫外線に暴露する前のヒステリシスロスであり、太線は紫外線に360時間暴露した後のヒステリシスロスである。図11にみられるように、紫外線に暴露する前と360時間暴露した後で、殆どヒステリシスロスは変化しておらず、バネ弾力特性に殆ど変化がないことが確認される。一方、カーボンを含有しない線条2からなる三次元網状構造体は、紫外線に360時間暴露した後の劣化が大きく、ヒステリシスロスをとることができないものであった。
1 三次元網状構造体
2 線条
3 傾斜面
4 弾性材
5 凹部
6 カバー
7 取っ手

Claims (9)

  1. 熱可塑性樹脂の線条がループ状に屈曲して三次元網状に絡み合うと共に線条同士の接触部が接合した三次元網状構造体によって形成され、三次元網状構造体の全周の端部を加熱加圧して、三次元網状構造体の端部の部分で線条同士が融着されていることを特徴とする車椅子用クッション材。
  2. 圧縮硬さが異なる複数種の三次元網状構造体を重ねて形成され、端部の線条の融着によって接合一体化されていることを特徴とする車椅子用クッション材。
  3. 上記線条は、カーボンを含有する熱可塑性樹脂で形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の車椅用クッション材。
  4. 三次元網状構造体の側面は、外側へ向けて下り傾斜する傾斜面に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車椅子用クッション材。
  5. 三次元網状構造体の端部の線条同士を融着させた部分は、弾性材で覆われていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の車椅子用クッション材。
  6. 三次元網状構造体の端部の線条同士を融着させた部分の端面形状は、縦断面凸円弧状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の車椅子用クッション材。
  7. 三次元網状構造体の前部の両側端部の角部は、平面凸円弧形状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の車椅子用クッション材。
  8. 三次元網状構造体の上面の後部に、尻が収まる凹部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の車椅子用クッション材。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載のクッション材をカバーで包むと共にカバーに取っ手を設け、所定以上の荷重が加わることによって取っ手がカバーから外れるようにして成ることを特徴とする車椅子のクッション。
JP2009096121A 2009-04-10 2009-04-10 車椅子用クッション材及び車椅子のクッション Active JP5368859B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009096121A JP5368859B2 (ja) 2009-04-10 2009-04-10 車椅子用クッション材及び車椅子のクッション

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009096121A JP5368859B2 (ja) 2009-04-10 2009-04-10 車椅子用クッション材及び車椅子のクッション

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010246598A true JP2010246598A (ja) 2010-11-04
JP5368859B2 JP5368859B2 (ja) 2013-12-18

Family

ID=43309682

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009096121A Active JP5368859B2 (ja) 2009-04-10 2009-04-10 車椅子用クッション材及び車椅子のクッション

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5368859B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015051210A (ja) * 2013-09-09 2015-03-19 東洋紡株式会社 車両用座席
JP2015150323A (ja) * 2014-02-18 2015-08-24 株式会社ワコール 装着用支持パッド及びこれを備えた衣類、三次元立体網状構造体

Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB999197A (en) * 1963-11-26 1965-07-21 Pitstone Engineering Company L Improvements relating to holding fixtures for attaching a member to a sheet of material
JPS59194871U (ja) * 1983-06-13 1984-12-25 吉田 康人 座ぶとん
JPS6461553A (en) * 1987-08-31 1989-03-08 Toray Monofilament Co Mat like structure
JPH0247896Y2 (ja) * 1982-07-14 1990-12-17
JPH10165264A (ja) * 1996-12-10 1998-06-23 Araco Corp 車両用シートクッション
JP2001303395A (ja) * 2000-04-27 2001-10-31 Toyobo Co Ltd 弾性織編物及びその製造方法
JP2003250667A (ja) * 2002-02-27 2003-09-09 Ain Kk Sogo Kenkyusho スプリング構造樹脂成形品から成るクッション材及びその製造方法
JP2003265277A (ja) * 2002-03-13 2003-09-24 Toyobo Co Ltd 洗濯取り扱い性に優れたクッション
JP2003265275A (ja) * 2002-03-13 2003-09-24 Toyobo Co Ltd 座位保持クッション
JP3105028U (ja) * 2004-05-06 2004-10-21 拉比特股▲分▼有限公司 弾性パッド
JP2005118136A (ja) * 2003-10-14 2005-05-12 Kuwahara Knit:Kk 体位保持パット
JP2005237634A (ja) * 2004-02-26 2005-09-08 Achilles Corp クッション
JP3114879U (ja) * 2005-07-19 2005-10-27 新興産業株式会社 座席シート
JP2006130283A (ja) * 2004-09-02 2006-05-25 Jatecx:Kk 体圧分散構造体及びその製造方法。

Patent Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB999197A (en) * 1963-11-26 1965-07-21 Pitstone Engineering Company L Improvements relating to holding fixtures for attaching a member to a sheet of material
JPH0247896Y2 (ja) * 1982-07-14 1990-12-17
JPS59194871U (ja) * 1983-06-13 1984-12-25 吉田 康人 座ぶとん
JPS6461553A (en) * 1987-08-31 1989-03-08 Toray Monofilament Co Mat like structure
JPH10165264A (ja) * 1996-12-10 1998-06-23 Araco Corp 車両用シートクッション
JP2001303395A (ja) * 2000-04-27 2001-10-31 Toyobo Co Ltd 弾性織編物及びその製造方法
JP2003250667A (ja) * 2002-02-27 2003-09-09 Ain Kk Sogo Kenkyusho スプリング構造樹脂成形品から成るクッション材及びその製造方法
JP2003265277A (ja) * 2002-03-13 2003-09-24 Toyobo Co Ltd 洗濯取り扱い性に優れたクッション
JP2003265275A (ja) * 2002-03-13 2003-09-24 Toyobo Co Ltd 座位保持クッション
JP2005118136A (ja) * 2003-10-14 2005-05-12 Kuwahara Knit:Kk 体位保持パット
JP2005237634A (ja) * 2004-02-26 2005-09-08 Achilles Corp クッション
JP3105028U (ja) * 2004-05-06 2004-10-21 拉比特股▲分▼有限公司 弾性パッド
JP2006130283A (ja) * 2004-09-02 2006-05-25 Jatecx:Kk 体圧分散構造体及びその製造方法。
JP3114879U (ja) * 2005-07-19 2005-10-27 新興産業株式会社 座席シート

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015051210A (ja) * 2013-09-09 2015-03-19 東洋紡株式会社 車両用座席
JP2015150323A (ja) * 2014-02-18 2015-08-24 株式会社ワコール 装着用支持パッド及びこれを備えた衣類、三次元立体網状構造体

Also Published As

Publication number Publication date
JP5368859B2 (ja) 2013-12-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2005104905A1 (ja) クッション材
JP2014231665A (ja) 凹凸のある多層編地
JP2006130283A (ja) 体圧分散構造体及びその製造方法。
JP5368859B2 (ja) 車椅子用クッション材及び車椅子のクッション
JP5260891B2 (ja) マットレス用中材及びそれを用いたマットレス
JP3213018U (ja) クッション
US6233766B1 (en) Foldable carrier
JP3220661U (ja) 介護用補助クッション
JP6067795B1 (ja) 携帯用多機能枕
WO2021177226A1 (ja) クッション材
KR102333256B1 (ko) 토퍼 매트리스
JP2015211703A (ja) 複層構造マットレス
JP3218190U (ja) 多目的クッション
JP3087403U (ja) 介護用座布団
JP2004223082A (ja) 身体保持パッド
JP3184319U (ja) 座布団
JP4067350B2 (ja) 椅子
JP2008142313A (ja) マットレス本体、マットレス及び組マットレス
JP2009082446A (ja) マットレス用中材及びそれを用いたマットレス
WO2022249577A1 (ja) 温熱具
JP2018068918A (ja) 傾斜型マット
KR200372195Y1 (ko) 절첩식 합성수지 방석
JP2005111132A (ja) クッション材
JP2024009703A (ja) 姿勢矯正器具
JP2003265277A (ja) 洗濯取り扱い性に優れたクッション

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20120113

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120309

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130516

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130521

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130722

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130820

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130913

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5368859

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250