JP6067795B1 - 携帯用多機能枕 - Google Patents

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【課題】通気性とクッション性に優れ、軽量で使い勝手がよく、洗濯可能な携帯用多機能枕を提供する。【解決手段】表面にハニカムメッシュを有するダブルラッセル布からなる筒状のカバーと、カバーの内部に挿入され、糸状のポリエチレン繊維を3次元状に絡み合わせてなるクッション材と、カバーの左右両端に設けられる閉じ紐と、カバーの長手方向に一定間隔で設けられ、円周上に結い付けられて、カバーとクッション材を締め付けて窪みを形成するリボンと、が備えられ、棒状から円形に変形して使用される。【選択図】図6

Description

本発明は、携帯用多機能枕に係り、より詳しくは、通気性とクッション性に優れ、軽量で使い勝手がよい携帯用多機能枕に関する。
特許文献1には、両端に調整紐が設けられ、棒状の形態から円形に変形できる多機能まくらが示される。この枕は、例えば旅行時に携帯し、乗り物の座席に着席した時、頭や腰に当てたり、首に巻いたり、足首に付けるなど色々な使い方ができる。この枕のカバーは、変形させた場合の長手方向に伸縮できるように、二枚の縦目布を縫い合わせ、生地を斜め方向(バイヤス)に裁断し、筒状に裁縫し、内部に充填材を入れている。一般に充填材は、柔らかい樹脂製パイプを裁断したビーズが使用される。しかしながら、ビーズは通気性やクッション性が満足ゆくものではない。また、ビーズは個々にばらばらなので、枕を曲げるなどの変形が容易であるが、枕の形が崩れやすい。
一般に、携帯用多機能枕は様々な場所へ持ち歩くため、汚れや汗が付きやすく、手軽に洗って清潔にしたいというユーザの要望が強い。また、ファッション性や季節性に合わせたデザインに簡易に着せ替えが可能であることも望まれる。さらに、水に強くて、ビーチ、プールサイド、ボート、スパ等で使用できることが望まれる。これまでになく軽量で、山やキャンプ、バックパッカーの旅に使用しやすいことが望まれる。
特開2002−95570号公報
本発明の目的は、通気性とクッション性に優れ、軽量で使い勝手がよく、洗濯可能な携帯用多機能枕を提供することにある。
本発明による一形態である携帯用多機能枕は、表面にハニカムメッシュを有するダブルラッセル布からなる筒状のカバーと、前記カバーの内部に挿入され、糸状のポリエチレン繊維を3次元状に絡み合わせてなるクッション材と、前記カバーの左右両端に設けられる閉じ紐と、前記カバーの長手方向に一定間隔で設けられ、円周上に結い付けられて、前記カバーと前記クッション材を締め付けて窪みを形成するリボンと、が備えられ、棒状から円形に変形して使用されると共に、前記クッション材が、節と肥大部からなり、前記リボンが前記カバーの上から節の部分に掛け渡されることを特徴とする。
取り替え可能なオーバーカバーが、さらに備えられることを特徴とする。
本発明による請求項1に記載の携帯用多機能枕によれば、(1)クッション材に、糸状のポリエチレン繊維を3次元状に絡み合わせたクッションを使用したので、高反発力が得られる。すなわちビーズのように型崩れすることがなくクッション性が向上できる。また、隙間が多く通気性がよい。(2)さらに軽くできる。ビーズに比べて格段に軽量である。(3)カバーにダブルラッセル布を使用したので、表面のハニカムメッシュにより通気性がさらに向上できる。カバーが汗ばんだりせず、良質な眠りが得られる。(4)また、棒状のままでも、ヘッドレストや首に巻き付けても使用できる。車に持ち込む場合、シートベルトに棒状に取り付けるなら、頭が斜めに支えられるので、頭が落ちないで寝ることができる。ヘッドレストの下部に巻き付けるなら、後頭部を支えることができる。(5)カバーの長手方向に一定間隔で、円周上に結い付けられるリボンを設けたので、カバーとクッション材を締め付けて窪みが形成でき、棒状から円形に曲げやすくできる。(6)クッション材がポリエチレン樹脂の繊維からなるので、そのまま洗濯でき、すぐ乾き、清潔感を保つことができる。
請求項2によれば、クッション材が、節の部分と肥大部からなるレンコンのような材形状としたので、リボンをカバーの上から節の部分に掛け渡して絞り込むことができ、携帯用多機能枕を円形に曲げやすくできる。
請求項3によれば、取り替え可能なオーバーカバーを備えたので、ファッション性や季節性に合わせたデザインのカバーが提供でき、簡易に着せ替えが可能になる。
請求項4によれば、クッション材が複数の球体で構成されるので、数珠のように構成でき、携帯用多機能枕を円形に曲げやすくできる。
本発明による一形態を示す携帯用多機能枕の斜視図である。 図1の携帯用多機能枕に使用され、棒状に形成したクッション材の斜視図である。 図1の携帯用多機能枕に使用され、節と肥大部を形成したクッション材の斜視図である。 図1の携帯用多機能枕にカバーとして使用されるダブルラッセル布の説明図である。 図1の携帯用多機能枕を変形させた例で、(A)は首に巻き付けた場合、(B)は円形に丸めた場合、(c)は座布団クッションにした場合を示す。 図1の携帯用多機能枕をオーバーカバーで覆った斜視図である。 図1の携帯用多機能枕の使用例で、(A)はうつぶせ寝の枕にする場合、(B)はシートベルトに取り付けた場合、(C)は座席のヘッドレストに取り付けた場合を示す。 図1で、クッション材を複数の球体で構成した場合の携帯用多機能枕の斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明による携帯用多機能枕を詳しく説明する。
図1は、本発明による一形態を示す携帯用多機能枕100の斜視図である。携帯用多機能枕100は、筒状のカバー1で覆われ、左右両側から閉じ紐2が引き出される。内部にはクッション材3が設けられる。これに限るものではないが、携帯用多機能枕100は、長さが50〜80cm、径が6〜10cmとできる。所定の間隔で複数のリボン4を設け、締め付けて窪みを付けたので、曲げて首に巻き付けやすい。
図2は、図1の携帯用多機能枕100に使用され、棒状に形成したクッション材3の斜視図である。クッション材3は、断面が円形、棒状で長さ方向に長い。
クッション材3は、糸状のポリエチレン繊維を3次元状に絡み合わせたものである。繊維は中実のものを使用した。中空の繊維としてもよい。クッション材3は、スポンジのように弾力があり、高反発力があるので元の形に戻る。携帯用多機能枕100の側面にイヤホンの取り付け溝(図示せず)が設けられてもよい。ポリエチレンは、容器やフィルムに多用されており、繊維への加工が容易である。比重は0.92なので水に浮く。水に強いので、容易に洗うことができる。なお、クッション材3の素材は、ポリエチレンに限らず、同様の形状とクッション性、洗濯可能性が得られるなら、ポリエステルやその他の素材を使用してもよい。
図3は、図1の携帯用多機能枕100に使用され、節5と肥大部6を形成したクッション材3の斜視図である。図3のクッション材3は、レンコンの地下茎のように径の細い節5の部分と、径の大きな肥大部6からなる。リボン4は、カバー1の上から節5の部分に掛け渡される。これによれば、カバー1が絞りまれ、節5の部分で曲げやすくできる。図3では、肥大部6が全部で3個としたが、これに限るものではなく、6〜12個程度に増やしてもよい。
図4は、図1の携帯用多機能枕100にカバー1として使用されるダブルラッセル布の説明図である。引出し円の中に示すように、ダブルラッセル布は、表面がハニカムメッシュに編まれたもので、二重なので弾力がある。素材は、例えばポリエステルが使用できる。厚さは、色々な厚みとすることができて、通気性に優れ、軽量でクッション性がある。
図5は、図1の携帯用多機能枕100を変形させた例で、(A)は首に巻き付けた場合、(B)は円形に丸めた場合、(c)は座布団クッションにした場合を示す。左右両端の閉じ紐2は、クッション材3がまっすぐな棒状に戻ろうとする力が働くので、互いに結んでおくためのものである。(A)に示すように首に巻き付けた場合、長時間の飛行機に乗る際に、良好に首を支えることができる。(B)に示すように、円形に丸めた携帯用多機能枕100は、新幹線の座席に着座したような場合、テーブル上に置いて顔を支えることができる。(C)に示すように座布団クッションにした場合は、座席の着座部に置いて、尻に敷くことができる。なお、図には示さないが、棒状の携帯用多機能枕100を2本並べて、閉じ紐2で連結すれば、シート状のクッションにもできる。また、小さいサイズの枕なら、手首に巻いて、椅子に座って机にうつ伏せ寝する際の手枕の補助枕にできる。
図6は、図1の携帯用多機能枕100をオーバーカバー20で覆った斜視図である。オーバーカバー20は、ファッション性や季節性に合わせたデザインのカバーが提供でき、簡易に着せ替えが可能になる。オーバーカバー20には、両端に開口部を閉じるバンドを設け、互いに連結することができる。オーバーカバー20は、吸汗速乾、接触冷感、静電防止、温熱素材などを組み合わせ、抗菌、防臭、美肌効果を有する機能性繊維とすることができる。また、形状は、図6に限らず、動物型や乗り物型を模したものや、企業のロゴ等を入れたもの等、多様なデザインにできる。
図7は、図1の携帯用多機能枕100の使用例で、(A)はうつぶせ寝の枕にする場合、(B)はシートベルトに取り付けた場合、(C)は座席のヘッドレストに取り付けた場合を示す。(A)によれば、ドーナツ形状にできるので、机やテーブルの上に携帯用多機能枕100を置き、うつぶせ寝ができる。飛行機でのうつぶせ寝にも使用できる。災害時の非常時に携帯して使用することもできる。(B)によれば、携帯用多機能枕100をシートベルトの上に取り付けることにより、頭と顔を斜めに傾けた状態で支えることができる。(C)によれば、携帯用多機能枕100を車の助手席のヘッドレストに取り付けることで、着座者の後頭部をやわらかく支えることができる。図7では、いずれもオーバーカバー20なしで図示した。
図8は、図1でクッション材3を複数の球体で構成した場合の携帯用多機能枕100の斜視図である。クッション材3は、引出し円の中に示すように球体10とした。これにより数珠状に形成できる。そのためクッション材3がやや硬めであっても、携帯用多機能枕100を首に巻き付けることが容易である。図8では、球体10は全て同じ形状のものとしたが、例えば下側の箇所のものは大きな球体にすることもできる。
なお、閉じ紐2は、ホックが設けられてもよい。これによれば閉じ紐を結ぶ手間が省ける。閉じ紐によらず、ベルトとバックルでもよい。また、面ファスナーを使用してもよい。閉じ紐2は、図1では、カバー1の両端に設けたが、クッション材3の内部を貫通するように設けてもよい。その場合は、カバー1への負担が少ない。
本発明によれば、通気性とクッション性に優れ、軽量で使い勝手がよく、洗濯可能な携帯用多機能枕として好適である。
1 カバー
2 閉じ紐
3 クッション材
4 リボン
5 節
6 肥大部
10 球体
20 オーバーカバー
100 携帯用多機能枕

Claims (2)

  1. 表面にハニカムメッシュを有するダブルラッセル布からなる筒状のカバーと、
    前記カバーの内部に挿入され、糸状のポリエチレン繊維を3次元状に絡み合わせてなるクッション材と、
    前記カバーの左右両端に設けられる閉じ紐と、
    前記カバーの長手方向に一定間隔で設けられ、円周上に結い付けられて、前記カバーと前記クッション材を締め付けて窪みを形成するリボンと、
    が備えられ、
    棒状から円形に変形して使用されると共に、前記クッション材が、節と肥大部からなり、前記リボンが前記カバーの上から節の部分に掛け渡されることを特徴とする携帯用多機能枕。
  2. 取り替え可能なオーバーカバーが、さらに備えられることを特徴とする請求項1に記載の携帯用多機能枕。
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