JP5336532B2 - 枕 - Google Patents
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Description
照)。この枕は、枕本体袋に詰め物が充填されて上面が人体の頭部から頸部への曲面に合致する形状に形成された枕本体を備え、この枕本体における頭部および頸部がそれぞれ載置される箇所に各々対向する下面部分に、頭部高さ調整用袋および頸部高さ調整用袋が一体的に形成され、この頭部高さ調整用袋および頸部高さ調整用袋にそれぞれ収容する高さ調整用パッドの数によって枕本体の頭部および頸椎を支持する高さを個別に調整できるようになっている。
保持性などの枕として必須の機能の全てを併せ持った物が存在しなく、また、枕高さの調整が容易で、且つ見栄えの良い高さ調整手段や、寝返りをうった際にも安定に肩冷えを防止できる肩冷え防止機能を有した物も存在しない。さらに、従来において提案されている枕には、迎臥する人体の後頭部および頸部をそれぞれ支持できる形状に予め形成された支持部が上面中央部に配設されているとともに、この両側位置に横臥する人体の横頭部の支持部が形成されたものが多いが、このような枕は、迎臥で睡眠中に自然な動作でスムーズに寝返りをうって横臥することができ難く、しかも、迎臥と横臥とで枕高さが異なり易いので、快適な安眠を促進することができない。
温部材がそれぞれ当て付けられた状態で外装布の内部に収納して枕本体部が形成されているとともに、当該枕本体部の下面に高さ調節部が設けられ、前記高さ調節部が、前記枕芯体とほぼ同等の長さと幅とを有する偏平な板状の複数枚の高さ調節シート材と、伸縮性に優れた生地の長方形の幅方向の両側辺が前記外装布の下面に縫着されて前記外装布の下面との間で前記高さ調節シート材を保持する調節材収容袋とを備えてなり、前記調節材収容袋の長さ方向の両端部が複数枚重ねに折り返えされて、その折り返し部が互いに縫着されることにより幅方向に向け帯状に延びる蓋状片が形成され、この蓋状片の長さ方向の両端辺が前記外装布の下面に縫着されている。
および頸部に確実に接触することになるので、肩冷えを効果的に防止できるとともに頸部を保温することができる。また、保温部材が幅方向の両側に配設されているので、使用する場合に方向性がなくなり、何れか一方の保温部材を頸部および肩に確実に接触させることができる。
っているため、載置される頭部の荷重による変形応力を、網状体のフラット化された上面に受け止めて変形応力を分散化させるとともに、構造体全体が変形したエネルギー変換により変形応力を吸収させることにより弾性による低い反発力で変形応力を受け止めるので、図4および図5に示すように、頭部による荷重に対し大きい沈み込みを付与できるにもかかわらず、極端な局部的沈み込みが防止されて、頭部および頸部を柔らかなタッチの把持力で支えるように弾性変形する。
2 高さ調節部
3 外装布
4 枕芯体
7 軟質海綿状シート体
8 立体構造クッション体
9 保温部材
10 収納袋
11 保温材
12 調節材収容袋
12a 折り返し部
12b 蓋状片
13 高さ調節シート材
Claims (4)
- 可塑性を有する軽量な素材により500〜700mmの長さと人体の頭部および頸部を載置できる幅と頭部および頸部の載置による荷重に応じて湾曲状に撓むことができる厚みとを有する直方体に形成された枕芯体と、
前記枕芯体の厚みの1/5〜3/5の厚みを有して当該枕芯体の少なくとも上面全体を覆うように配設された軟質海綿状シート材と、
熱可塑性弾性樹脂からなる連続した線条を曲がりくねらせることで形作られたランダムループの各接触部の大部分を互いに接続してなる立体構造の網状体が、前記枕芯体とほぼ同じ長さと幅を有し、且つ前記枕芯体の厚みよりも僅かに小さい厚みを有する直方体に形成されてなり、前記軟質海綿状シート材を介在して前記枕芯体の上面に積層された立体構造クッション体と、
前記枕芯体、前記軟質海綿状シート材および前記立体構造クッション体を積層した状態で内部に収納した外装布とを備えてなることを特徴とする枕。 - 前記軟質海綿状シート材は、前記枕芯体の厚みの1/10〜3/10の厚みを有するウレタンフォームからなり、前記枕芯体の外周面に対し上面を2重重ねに、且つ下面を一重重ねにそれぞれ被覆する状態に巻き付けられている請求項1に記載の枕。
- 可塑性を有する軽量な素材により500〜700mmの長さと人体の頭部および頸部を載置できる幅と頭部および頸部の載置による荷重に応じた湾曲状に撓むことができる厚みとを有する直方体に形成された枕芯体と、
前記枕芯体の厚みの1/5〜3/5の厚みを有して当該枕芯体の少なくとも上面全体を覆うように設けられた軟質海綿状シート材と、
熱可塑性弾性樹脂からなる連続した線条を曲がりくねらせることで形作られたランダムループの各接触部の大部分を互いに接続してなる立体構造の網状体が、前記枕芯体とほぼ同じ長さと幅を有し、且つ前記枕芯体の厚みよりも僅かに小さい厚みを有する直方体に形成されてなり、前記軟質海綿状シート材を介在して前記枕芯体の上面に積層された立体構造クッション体と、
前記枕芯体とほぼ同じ長さと前記枕芯体、前記軟質海綿シート材および前記立体構造クッション体の積層高さとほぼ同じ直径とを有する筒状の収納袋の内部に天然綿のような自在に変形する保温材を充満して形成されてなる2つの保温部材と、
積層状態の前記枕芯体、前記軟質海綿状シート材および前記立体構造クッション体をこれらの両側面に前記2つの保温部材をそれぞれ当て付けた状態で内部に収納した外装布とを備えてなることを特徴とする枕。 - 積層状態の前記枕芯体、前記軟質海綿状シート材および前記立体構造クッション体をこれらの両側面に前記2つの保温部材がそれぞれ当て付けられた状態で外装布の内部に収納して枕本体部が形成されているとともに、当該枕本体部の下面に高さ調節部が設けられ、
前記高さ調節部は、
前記枕芯体とほぼ同等の長さと幅とを有する偏平な板状の複数枚の高さ調節シート材と、伸縮性に優れた生地の長方形の幅方向の両側辺が前記外装布の下面に縫着されて前記外装布の下面との間で前記高さ調節シート材を保持する調節材収容袋とを備えてなり、
前記調節材収容袋の長さ方向の両端部が複数枚重ねに折り返えされて、その折り返し部が互いに縫着されることにより幅方向に向け帯状に延びる蓋状片が形成され、この蓋状片の長さ方向の両端辺が前記外装布の下面に縫着されている請求項3に記載の枕。
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