JP3049661U - まくら - Google Patents

まくら

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JP3049661U
JP3049661U JP1997011848U JP1184897U JP3049661U JP 3049661 U JP3049661 U JP 3049661U JP 1997011848 U JP1997011848 U JP 1997011848U JP 1184897 U JP1184897 U JP 1184897U JP 3049661 U JP3049661 U JP 3049661U
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JP
Japan
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pillow
pad
pads
cushion body
spherical
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JP1997011848U
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English (en)
Inventor
昌博 須永
Original Assignee
昌博 須永
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案の目的は、使用者の頭部14、脚部1
5、腕部16を同時に安楽な状況で支持でき、かつ複数
のまくらを連結して使用可能とたまくらを提供すること
にある。 【構成】球状をなす柔軟性のあるパッド2を複数個設
け、隣合うパッド2どうしを、球状をなすパッド2の外
径より細径となる円筒状の連結パッド3により連結止着
して一体のクッション体4となし、側部にパッド2の外
径より長い連結ひも10を止着した、外形形状がクッシ
ョン体4と同一か相似である表皮カバー7を設け、表皮
カバー7内にクッション体4を挿入し、まくら12とな
し、まくら12と連結ひも10を縫着したまくら13を
連結ひも10を介し止着する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、頭部14、脚部15、腕部16を同時に安楽に支持でき、かつ、複 数のまくらを連結可能とした、まくらに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のまくらは、図11に示すように、使用者の頭部14を安楽に支持するこ とを目的に提供される短直方体状のまくら17か、または、図12に示すよう脚 部15や、腕部16を単一に支持することを目的に提供される短円環状のクッシ ョン18か、または、図13に示すように、抱きまくら19と称して、使用者の 頭部14、脚部15、腕部16と同時に接触する長円筒状のまくらである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述の構成のまくらは、使用者の頭部14、腕部15、脚部16を単一に支持 できるが、同時に支持して安楽な状況とすることはできず、また、複数のまくら を連結して使用することができない。
【0004】 まくらは、通常、単一の使用者の頭部14を支持して、就寝時における頭部1 4や首部の安楽な状態を維持する為に供されるが、一般に使用者が就寝時に、長 時間同じ姿勢を保持することは難しく、身体の向きを変更したり、頭部14の支 持高さを調整する動作が行われるため、仮にまくらの寸法体系上、同時に複数人 の使用に供することが可能でも、複数の使用者の安楽な状態を維持することはで きない。
【0005】 また、上述の抱きまくら19では、使用者の頭部14、脚部15、腕部16に 同時に接触可能な様に長円筒状となるため、使用者は、脚部15、腕部16によ り、抱きまくら19を抱擁する姿勢をとることにより、頭部14、脚部15、腕 部16を同時に支持できるが、人体の特徴上、頭部14、脚部15、腕部16の 各部寸法が異なるため、単一な長円筒状では整合できないため、使用者の頭部1 4、脚部15、腕部16を同時に安楽な状況とすることはできず、使用者の身体 に緊張が残る。
【0006】 本考案は、使用者の頭部14、脚部15、腕部16を同時に安楽な状況で支持 でき、かつ複数のまくらを連結して、使用できるまくらを提供することを目的と する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の手段は次のとおりである。
【0008】 〈手段1〉球状をなす柔軟性のあるパッド2を複数個設ける。
【0009】 〈手段2〉隣合うパッド2どうしを、球状をなすパッド2の外径より細径となる 円筒状の連結パッド3により連結してパッド2どうしを止着し、一体のクッショ ン体4とする。
【0010】 〈手段3〉一体のクッション体4と外形形状が同一か、相似で、クッション体4 が隙間なく入る表皮カバー7を設け、表皮カバー7内にクッション体4を挿入す る。
【0011】 〈手段4〉一体のクッション体4と外形形状が同一か、相似で、クッション体4 が隙間なく入り、側部に球パッドの外周より長い連結ひも10を止着した表皮カ バー7を設け、カバー内にクッション体4を挿入する。
【0012】 〈手段5〉まくらと連結ひも10を止着したまくらを連結ひも10を介し止着す る。
【0013】
【作用】 球状のパッド2どうしの連結部直径が細くなっているため、使用者の頭部14 は、その連結部に抱え込まれる様に保持され、安定的に頭部位置が維持される。
【0014】 一体となったクッション体4は、柔軟性があり、使用者に沿って彎曲すること ができるとともに、球状のパッド2どうしの連結部直径が細くなっているため、 連結部を、使用者が腕部16で容易に抱えることができ、身体に密着して使用で きる。
【0015】 一体となったクッション体4は、球状のパッド2と球状のパッド2の連結部直 径が細くなっているため、脚部15でまくらを挟み込んでも、使用者の左右の脚 部15が開いてしまうことがなく、容易に挟み込め、安楽な姿勢が維持できる。
【0016】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基き説明する。 図1に本考案によるまくらの斜視図を示し、図2に正面断面図、図3には使用 状態での正面図、図4には使用状態での応用例の側面図を示す。
【0017】 図2に示すように、両端部に人体頭部と同等の外形寸法であり、球状をした柔 軟性のある端部パッド1を設け、その中間に同様に球状をしたパッド2を複数個 設け、隣合う端部パッド1とパッド2、または、パッド2どうしを、球状をした 端部パッド1の直径より細径寸法の連結パッド3により連結止着して、一体とし て、クッション体4とする。
【0018】 本実施例では図2に示すように、断面形状が、球である端部パッド1を設ける が、図5に示すように、断面の形状は、だ円球などの変形パッド5でも良く、変 形パッド5どうしの連結止着に供する円筒状のパッド6外径が変形パッド5外径 より細径となる様にすれば良い。
【0019】 また、本実施例では図2に示すように、両端部設けた球状をした柔軟性のある 端部パッド1と、その中間に設けた球状をしたパッド2の形状を同一としたが、 図6に示すように、同一でなくても良く、直径が異なっていても良い。
【0020】 図7に示すように、一体のクッション体4と外形形状が同一か、やや小さく相 似で、クッション体4が隙間なく挿入できる形状に縫製された表皮カバー7を設 け、表皮カバー7側部に設けた開口部8より、カバー7内にクッション体4を挿 入し、開口部8を縫着する。
【0021】 本実施例では、図7に示すように、表皮カバー7側部に設けた開口部8より、 表皮カバー7内にクッション体4を挿入し、開口部8を縫着したが、図8に示す ように、あらかじめ表皮カバー7の開口部にファスナー9を縫着しておき、ファ スナー9の開閉によりクッション体4を装着しても良い。
【0022】 図9に示すように、一体のクッション体4と外形形状が同一か、やや小さく相 似で、クッション体4が隙間なく挿入できる形状に縫製され、球状の端部パッド 1の外周寸法より長い連結ひも10の中央部を側部に縫着した表皮カバー11を 設け、表皮カバー11内にクッション体4を挿入して連結ひも10を備えたまく ら13を設ける。
【0023】 図10に示すように、上記により構成されたまくら12に、連結ひもを備えた まくら13を、まくらのクッション体4の端部パッド1とパッド2、及びパッド 2どうしの連結パッド3部の外周に巻き付け、連結ひも10の端部を蝶結びなど の一般的なひもの結束方法を以て止着する。
【0024】 図3に示すように、隣接する端部パッド1とパッド2、及びパッド2どうしの 連結パッド3の直径が細くなった構造であるため、使用者の頭部14は、その連 結部に抱え込まれる様に保持され、安定的に頭部14位置が維持される。
【0025】 図4に示すように、隣接する端部パッド1とパッド2、及びパッド2どうしの 連結パッド3の直径が細くなった構造であるため、脚部 15でまくら12を挟み込んでも、使用者の左右の脚部15が開いてしまうこと がなく、容易に挟み込め、また、腕部16で容易に抱えるため、安楽な姿勢が維 持できる。
【0026】 図4に示すように、隣接する球状の端部パッド1、パッド2どうしの連結パッ ド3部の直径が細くなった構造であるため、柔軟性があり、使用者に沿って彎曲 することができるため、身体に密着して使用できる。
【0027】
【考案の効果】
本考案のまくらは、上述した構成のものであるので、次に挙げる効果を奏し 得る。 (1)隣接する球状の端部パッド1とパッド2、または、パッド2どうしの連 結パッド3の直径が細くなった構造であるため、使用者の頭部14は、その連 結部に抱え込まれる様に保持されるため安定的に頭部位置が維持される。 (2)使用者の左右の脚部15が開いてしまうことがなく、容易に挟み込め、 また、腕部15で容易に抱えるため、安楽な姿勢が維持できる。 (3)クッション体4が、使用者に沿って彎曲することができるため、身体に 密着して使用できる。 (4)使用者が複数の場合でも、頭部14は、複数設けられた細径の連結パッ ド3部に抱え込まれる様に保持されるため、安定的に復数の使用者の頭部位置 が維持される。 (5)まくら13どうし、または、まくら12とまくら13の連結を行う連結 ひも10を、まくらの細径部で結束できるため、連結ひも10が外れることが なく、まくら12とまくら13の連結状態が安定的に保持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】まくらの実施例を示す斜視図
【図2】同上の正面断面図。
【図3】使用状態での正面図。
【図4】使用状態の例を示す側面図。
【図5】応用例を示す正面断面図。
【図6】応用例を示す正面図。
【図7】カバーの形状を示す正面図。
【図8】カバーの応用例を示す正面図。
【図9】連結ひもを備えた表皮カバーを示す正面断面
図。
【図10】まくらの連結状態を示す平面図。
【図11】従来のまくらの斜視図。
【図12】従来のまくらの斜視図。
【図13】従来のまくらの斜視図。
【符号の説明】
1 端部パッド 2 パッド 3 連結パッド 4 クッション体 5 変形パッド 6 円筒状のパッド 7 表皮カバー 8 開口部 9 ファスナー 10 連結ひも 11 表皮カバー 12 まくら 13 連結ひもを備えたまくら 14 頭部 15 脚部 16 腕部 17 短直方体状のまくら 18 短円環状のクッション 19 抱きまくら

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】球状をしたパッド2を複数個設け、球状を
    したパッド2の球外径より細径となる連結パッド3によ
    り、隣合うパッド2どうしを、連結止着して一体とした
    クッション体4となし、クッション体4の外形形状と同
    一な外形形状に縫合した表皮カバー7を設け、表皮カバ
    ー7内に隙間なくクッション体4を挿入してなるまく
    ら。
  2. 【請求項2】球状をしたパッド2を複数個設け、球外径
    より細径となる連結パッド3により、隣合うパッド2ど
    うしを、連結止着して一体としたクッション体4とな
    し、クッション体の外形形状と同一な外形形状に縫合
    し、側部に連結ひも10を止着した表皮カバー7を設
    け、表皮カバー内7に隙間なくクッション体4を挿入し
    てなすまくら。
JP1997011848U 1997-12-09 1997-12-09 まくら Expired - Lifetime JP3049661U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017023160A (ja) * 2015-07-15 2017-02-02 有限会社ベイリーフ 携帯用多機能枕
JP2020058588A (ja) * 2018-10-10 2020-04-16 株式会社ミカサ クッション体
KR20230001102U (ko) * 2021-11-24 2023-05-31 구진순 슬립 보조장치

Cited By (4)

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