JP3218190U - 多目的クッション - Google Patents

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正男 伊賀
正男 伊賀
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Abstract

【課題】種々の用途に使用でき、衛生状態も良好にできる多目的クッションを提供する。
【解決手段】多目的クッション10は、透水性及び通気性を有するメッシュ生地で形成されたカバー材11と、透水性、通気性、及び、弾力性を有する三次元構造の合成樹脂からなり、カバー材11に収容される複数のクッション材12とを有するクッションであって、カバー材11には、カバー材11の幅方向に間隔を有して複数の仕切り部13が形成され、仕切り部13によって形成された空間部16a〜16cに、各クッション材12が収納され、仕切り部13を介してクッションが折り曲げ可能になっている。
【選択図】図1

Description

本考案は、例えば、背もたれや尻敷き(座布団)に使用するクッション、臥床者に生じる褥瘡や拘縮の抑制(更には防止)に使用する医療用クッション、ベッドと車椅子の間での被介護者の移乗に使用する補助板等に適用可能な多目的クッションに関する。
下肢の運動麻痺や骨関節疾患等で自発的な運動が困難な臥床者において、足の後下方への突出部分である踵は褥瘡の好発部位であり、踵をベッド面又はマット面から浮上させて除圧するためのクッションが通常的に使われている。
このクッションとして、例えば、特許文献1には、臥床者(使用者)の下肢に外挿するように装着する筒状の褥瘡防止サポータが開示されている。
特許第5552578号公報
しかしながら、前記褥瘡防止サポータは、臥床者の下肢に装着して踵の除圧を行うものであるため、褥瘡が発生し易い他の部位、例えば、背部、仙骨部、尾骨部、肩峰部、肘部、頭頂部、耳介部等の除圧には使用できない。この場合、各部位ごとに除圧器具等を準備しなければならず、費用がかかると共に、その置き場の確保等も問題となる。
なお、前記褥瘡防止サポータは、筒型クッションをクッションカバーで覆うことにより、臥床者との直接接触を防止して汚れにくくしているが、長期の使用によって、筒型クッション内に汚れが染み込むため、不衛生となるおそれもあった。
本考案はかかる事情に鑑みてなされたもので、種々の用途に使用でき、衛生状態も良好にできる多目的クッションを提供することを目的とする。
前記目的に沿う本考案に係る多目的クッションは、透水性及び通気性を有するメッシュ生地で形成されたカバー材と、透水性、通気性、及び、弾力性を有する三次元構造の合成樹脂からなり、前記カバー材に収容される複数のクッション材とを有するクッションであって、
前記カバー材には、該カバー材の幅方向に間隔を有して複数の仕切り部が形成され、該仕切り部によって形成された空間部に、前記各クッション材が収納され、前記仕切り部を介して前記クッションが折り曲げ可能になっている。
ここで、幅方向とは、平面視したカバー材の重心を通る線に平行な方向をいうが、カバー材が四角形状の場合は、縦又は横に平行な向きとするのが好ましい。
本考案に係る多目的クッションにおいて、前記三次元構造の合成樹脂は、中実又は中空に成形された線状材が屈曲してループ及びカールのいずれか一方又は双方を形成し、隣接する前記線状材同士が絡合して接合することによって形成された三次元網状構造体からなることが好ましい。
本考案に係る多目的クッションにおいて、前記三次元構造の合成樹脂はスポンジであってもよい。
本考案に係る多目的クッションにおいて、前記各クッション材は均等厚みにできる。
なお、前記カバー材は平面視して、四角形状にできる。
また、前記カバー材は平面視して、多角形状、円形状、又は、楕円形状にもできる。
本考案に係る多目的クッションにおいて、更に止めバンドを有し、該止めバンドにより、前記仕切り部で筒状に折り曲げた前記クッションを保持することが好ましい。
本考案に係る多目的クッションは、カバー材に、その幅方向に間隔を有して複数の仕切り部が形成され、この仕切り部によって形成された複数の空間部に三次元構造の合成樹脂からなる複数のクッション材がそれぞれ収納されているので、多目的クッションを使用用途に応じて種々変形できる。例えば、クッションを、仕切り部を介して折り曲げることなく、広げた状態(平板状)で使用することができ、また、仕切り部を介して折り曲げ、筒状にした状態で使用することもできる。
また、カバー材は、透水性及び通気性を有するメッシュ生地で形成され、クッション材は、透水性、通気性、及び、弾力性を有する三次元構造の合成樹脂からなるため、洗浄(洗濯)が可能であり、乾燥性にも優れる。
これにより、種々の用途で使用でき、衛生状態も良好にできる。
特に、三次元構造の合成樹脂が三次元網状構造体からなる場合、洗浄後の乾燥時間の更なる短縮が図れる。
(A)、(B)はそれぞれ本考案の一実施の形態に係る多目的クッションの正面図、平面図である。 (A)、(B)はそれぞれ変形例に係る多目的クッションの使用状態の正面図、平面図である。 本考案の他の実施の形態に係る多目的クッションの正面図である。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本考案を具体化した実施の形態につき説明し、本考案の理解に供する。
図1(A)、(B)に示すように、本考案の一実施の形態に係る多目的クッション10は、平面視して正方形状又は長方形状(四角形状の一例)となったカバー材11と、このカバー材11内に収容される複数のクッション材12とを有し、例えば、背もたれや尻敷き(座布団)に使用するクッション、臥床者に生じる褥瘡や拘縮の抑制(更には防止)に使用する医療用クッション等に適用できるクッションである。以下、詳しく説明する。
多目的クッション10は、カバー材11内に複数のクッション材12が収容された状態で、例えば、縦(長さ)L1が30〜100cm程度(ここでは60cm)、横(幅)Wが30〜150cm程度(ここでは60cm)、厚みTが1〜6cm程度(ここでは2cm)、となっているが、これに限定されるものではなく、使用用途に応じて適宜選択できる。
このカバー材11は、予め幅方向両側端部が縫い合わせられ、その内部に複数のクッション材12を収容して、縦方向両側端部が縫い合わせられ、複数のクッション材12が取出し不可能になっている。なお、カバー材は、その外周の一辺に開口部が設けられた袋状のものでもよく、この場合、袋状のカバー材内にクッション材を入れて開口部の周縁を縫い合わせて塞いでもよく、また、開口部の周縁に、面ファスナー(面状ファスナー)、線ファスナー(ジッパー)、ボタン、及び、ホックのいずれか1又は2以上の締結手段を設け、カバー材に対するクッション材の装入と取出しを可能にしてもよい。
カバー材11は、透水性及び通気性を有するメッシュ生地で形成されている。
メッシュ生地は、全面にメッシュ孔(図示しない)が設けられたものである。このメッシュ孔の開口面積は、特に限定されるものではないが、例えば、0.1〜4cm/個(好ましくは0.4〜2cm/個)程度である。
このメッシュ生地としては、軽量で弾力性があり、速乾性にも優れるダブルラッセル生地が好適に用いられるが、ラッセル生地やその他のメッシュ生地を用いてもよい。また、材質としては、ポリエステルが好適に用いられるが、ナイロン、ポリエチレン、その他の合成樹脂を用いてもよい。
クッション材12は、透水性、通気性、及び、弾力性を有する三次元構造の(厚みを備えた)合成樹脂からなるものであり、例えば、スポンジ等を使用でき、より好ましくは三次元網状構造体を使用できる。なお、クッション材12の厚みは均等(同じ)であるが、使用用途に応じて、その縦方向及び/又は横方向に異なる厚み、例えば、徐々に厚く、徐々に薄く、徐々に厚くした後に薄く(山形状)、又は、徐々に薄くした後に厚く(谷状)、することもできる。
ここで、スポンジとは、ポリウレタンフォーム(ポリエステルフォームやポリエーテルフォーム)やポリエチレンフォームからなる発泡体であり、用途に応じて、密度や硬度を調整できる。
三次元網状構造体は、合成樹脂で中実又は中空に成形された線状材が屈曲してループ及びカールのいずれか一方又は双方を形成し、隣接する線状材同士が絡合して接合することにより集合して形成されたものである。なお、線状材が中実の場合の外径は、例えば0.2〜3mmであり、線状材が中空の場合の外径は、例えば1〜3mmである。
三次元網状構造体を構成する線状材としては、ポリエステル樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリアミド樹脂、フッ素樹脂、生分解性樹脂等、熱可塑性樹脂を押し出し成形等して形成されるバネ弾性を有する繊維を用いることができる。また、ポリオレフィン系樹脂(例えば、ポリプロピレン又はポリエチレン)と、酢酸ビニル樹脂、エチレン酢酸ビニル共重合体、又はスチレンブタジエンスチレンとの混合樹脂を用いてもよい。
ここで、ポリオレフィン系樹脂と、酢酸ビニル樹脂又はエチレン酢酸ビニル共重合体から混合樹脂を作製する場合、ポリオレフィン系樹脂70〜97質量%に対して酢酸ビニルが3〜30質量%含有されるように調製したものが好適に用いられる。また、ポリオレフィン系樹脂とスチレンブタジエンスチレンから混合樹脂を作製する場合、ポリオレフィン系樹脂50〜97質量%に対してスチレンブタジエンスチレンが3〜50質量%含有されるように調製したものが好適に用いられる。
以上のようにして形成された多数本の線状材を、複数のループ及びカールのいずれか一方又は双方を形成するように、上下左右ランダムに三次元的に屈曲させると共に絡み合わせ、これを加熱処理等して、絡み合った線状材同士の接触部を溶着などで接合することにより、線状材を三次元網状に集合させた三次元網状構造体を形成することができる。
この三次元網状構造体は、線状材が絡み合った疎な構造を有するものであり、三次元網状構造体の見掛け密度(嵩密度)は、例えば5〜80kg/m程度が好ましい。
上記した三次元網状構造体をクッション材として使用することにより、洗浄後の乾燥時間の更なる短縮が図れるため繰り返し使用が容易になると共に、多目的クッションを長期間に渡って清潔な状態で使用できる。
カバー材11には、直線状の仕切り部13が、カバー材11の横方向(幅方向)に等間隔で平行に複数(ここでは5つ)形成されている。この仕切り部13は、カバー材11の一側メッシュ生地14と他側メッシュ生地15を縫い合わせることで形成できるが、一側メッシュ生地と他側メッシュ生地を融着や接着してもよい。
このカバー材11の横方向に隣り合う仕切り部13により、複数(ここでは6つ)の空間部16a〜16cが形成され、この空間部16a〜16c内にそれぞれクッション材12が収納される。この空間部16a〜16cは、その内部にクッション材12が入った状態で、その横(幅)Wsが略同一(例えば、5〜25cm程度(ここでは、10cm))であるが、使用用途に応じて異なる幅にすることもできる。
以上の構成により、カバー材11に形成された複数の空間部16a〜16cに複数のクッション材12がそれぞれ収容されたクッション(クッション本体)、即ち、多目的クッション10が、それぞれ仕切り部13を介して折り曲げ可能になる。
この多目的クッション10を、使用者の背もたれや尻敷き(座布団)等に使用する場合は、図1(A)、(B)に示すように、多目的クッション10を、仕切り部13を介して折り曲げることなく、多目的クッション10を広げた状態(平板状)で使用する。なお、広げた状態の多目的クッション10を、臥床者のベッド面上に配置することで、臥床者に生じる褥瘡を抑制(更には防止)することもできる。
また、多目的クッション10を、臥床者に生じる褥瘡や拘縮の抑制(更には防止)に使用する場合は、多目的クッション10を仕切り部13で筒状に折り曲げた状態(図2(A)、(B)参照)で使用すればよいが、この多目的クッション10の代わりに、図2(A)、(B)に示す、多目的クッション10と同一構成であるクッション17(クッション本体)と止めバンド18とを有する多目的クッション10aを用いることが好ましい。使用にあっては、クッション17を、仕切り部13を介して折り曲げ筒状にし、その外周に止めバンド18を巻回することで、筒状に折り曲げたクッション17の形状を維持できる。
この止めバンド18は、伸縮性を有するゴム製のものであるが、伸縮性を有しない構成でもよい。また、止めバンド18の幅は、特に限定されるものではないが、例えば、1〜5cm程度(ここでは、1.5cm)である。
この止めバンド18には、多数のループを備えたループテープと、このループに係止可能な多数のフックを備えたフックテープとで構成される面ファスナーが設けられている。このループテープは、止めバンド18の長手方向基側の表面側(カバー材11との対向面とは反対側)に、フックテープは、止めバンド18の長手方向先側の裏面側に、それぞれ設けられている。
なお、止めバンドは、ここでは1本使用しているが、2本以上の複数本使用することもできる。また、止めバンドには、紐状のものを使用することもできる。
このように、筒状にした多目的クッション10aを、体を傾けた臥床者とベッド面との間に配置することで、臥床者の背中側に生じる褥瘡を抑制(更には防止)できる。また、筒状にした多目的クッション10aを、臥床者が抱き抱えて股に挟まれるように配置することで、臥床者の膝部に生じる褥瘡を抑制(更には防止)できる。
なお、筒状にした多目的クッション10a(多目的クッション10も同様)は、使用状況に応じて、その径の大きさを種々変更できる(例えば、各仕切り部13での折り曲げ角度や止めバンド18の締め付け具合を、適宜調整する)。
続いて、図3を参照しながら、本考案の他の実施の形態に係る多目的クッション20について説明するが、多目的クッション20は、前記した多目的クッション10とは平面視した形状や大きさが異なるのみであるため、以下、簡単に説明する。
多目的クッション20は、平面視して台形状(四角形状の一例)となったカバー材21と、このカバー材21の内部に収容される複数のクッション材22とを有し、例えば、臥床者に生じる褥瘡や拘縮の抑制(更には防止)に使用する医療用クッション、ベッドと車椅子の間での被介護者の移乗に使用する補助板等に適用できるものである。なお、カバー材21とクッション材22の各材質は、前記したカバー材11とクッション材12の各材質と同じである。
多目的クッション20は、カバー材21内に複数のクッション材22が収容された状態で、例えば、上幅(上底)W1が30〜70cm程度(ここでは48cm)、下幅(下底)W2が上幅W1より短く20〜60cm程度(ここでは38cm)、縦(高さ)L2が10〜50cm程度(ここでは27cm)、厚みが1〜6cm程度(ここでは2cm)、となっているが、これに限定されるものではなく、使用用途に応じて適宜選択できる。
このカバー材21は、予め幅方向両側端部が縫い合わせられ、その内部に複数のクッション材22を収容して、縦方向両側端部が縫い合わせられ、複数のクッション材22が取出し不可能になっているが、例えば、その外周の一辺に開口部が設けられた袋状のものでもよく、この場合、袋状のカバー材内にクッション材を入れて開口部の周縁を縫い合わせて塞いでもよく、また、前記した締結手段を設け、カバー材に対するクッション材の装入と取出しが可能な構成にしてもよい。
カバー材21には、直線状の仕切り部23が、カバー材11の横方向(幅方向)に間隔を有して複数(ここでは5つ)形成され、しかも、隣り合う仕切り部23の間隔が、カバー材21の縦方向の下側から上側(一方から他方)へかけて徐々に広がるように形成されている(複数の仕切り部23がカバー材21の縦方向の下側から上側へ向けて放射状に形成されている)。なお、仕切り部23の形成方法は、前記した仕切り部13と同様である。
このカバー材21の横方向に隣り合う仕切り部23により、複数(ここでは6つ)の空間部24a〜24fが形成され、この空間部24a〜24f内にそれぞれクッション材22が収納される。この空間部24a〜24fは、その内部にクッション材22が入った状態で、その横幅が略同一(例えば、上幅が5〜12cm程度(ここでは8cm)、下幅が4〜10cm程度(ここでは6.3cm))であるが、使用用途に応じて異なる幅にすることもできる。
以上の構成により、カバー材21に形成された複数の空間部24a〜24fに複数のクッション材22がそれぞれ収容されたクッション(クッション本体)、即ち、多目的クッション20が、それぞれ仕切り部23を介して折り曲げ可能になる。
この多目的クッション20を、ベッドと車椅子との間での被介護者の移乗に使用する場合は、図3に示すように、多目的クッション20を、仕切り部23を介して折り曲げることなく、多目的クッション20を広げた状態(平板状)で使用する。具体的には、広げた状態の多目的クッション20を、ベッドの上面と車椅子の座面との間に掛け渡し、これに沿って被介護者を移動させる。
また、多目的クッション20を、臥床者に生じる拘縮の抑制(更には防止)に使用する場合は、多目的クッション20を仕切り部23で筒状に折り曲げた状態で使用すればよいが、この多目的クッション20の代わりに、前記した止めバンドを有する多目的クッションを用いることが好ましい(図2(A)、(B)参照)。この場合、筒状にしたクッションの外周に止めバンドを巻回することで、筒状に折り曲げたクッションの形状を維持できる。
このように、筒状にした多目的クッション20を、臥床者が手で握るように配置することで、手の拘縮を抑制(更には防止)できる。
以上に示したように、本考案の多目的クッションは、種々の用途に使用でき、また、透水性と通気性にも優れ洗浄(洗濯)できるため、衛生状態も良好にできる。特に、多目的クッションは、カバー材にクッション材を収容した状態で洗浄できるため、洗浄作業が容易である。
以上、本考案を、実施の形態を参照して説明してきたが、本考案は何ら上記した実施の形態に記載の構成に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形態や変形例も含むものである。例えば、前記したそれぞれの実施の形態や変形例の一部又は全部を組合せて本考案の多目的クッションを構成する場合も本考案の権利範囲に含まれる。
前記実施の形態においては、多目的クッション(カバー材)の形状が、平面視して正方形状、長方形状、台形状の場合について説明したが、これに限定されるものではなく、使用用途に応じて、例えば、平面視して菱形状や平行四辺形状等の四角形状にすることもでき、また、三角形状や五角形状以上の多角形状、円形状、又は、楕円形状にすることもできる。
また、前記実施の形態において、多目的クッションがクッションと止めバンドを有し、クッションを筒状にして使用する場合、クッションを予め筒状にし止めバンドでその形状を保持していたが、例えば、クッションを腕や脚等に巻き、このクッションを止めバンドで巻回して筒状にし、使用することもできる。
更に、前記実施の形態においては、カバー材にクッション材を収容するに際しては、予めカバー材の横方向両側端部を縫い合わせ、カバー材にクッション材を収容した後、カバー材の縦方向両側端部を縫い合わせた場合について説明したが、カバー材に複数のクッション材を収容できれば、特に限定されるものではない。
10、10a:多目的クッション、11:カバー材、12:クッション材、13:仕切り部、14:一側メッシュ生地、15:他側メッシュ生地、16a〜16c:空間部、17:クッション、18:止めバンド、20:多目的クッション、21:カバー材、22:クッション材、23:仕切り部、24a〜24f:空間部

Claims (7)

  1. 透水性及び通気性を有するメッシュ生地で形成されたカバー材と、透水性、通気性、及び、弾力性を有する三次元構造の合成樹脂からなり、前記カバー材に収容される複数のクッション材とを有するクッションであって、
    前記カバー材には、該カバー材の幅方向に間隔を有して複数の仕切り部が形成され、該仕切り部によって形成された空間部に、前記各クッション材が収納され、前記仕切り部を介して前記クッションが折り曲げ可能になっていることを特徴とする多目的クッション。
  2. 請求項1記載の多目的クッションにおいて、前記三次元構造の合成樹脂は、中実又は中空に成形された線状材が屈曲してループ及びカールのいずれか一方又は双方を形成し、隣接する前記線状材同士が絡合して接合することによって形成された三次元網状構造体からなることを特徴とする多目的クッション。
  3. 請求項1記載の多目的クッションにおいて、前記三次元構造の合成樹脂はスポンジであることを特徴とする多目的クッション。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の多目的クッションにおいて、前記各クッション材は均等厚みであることを特徴とする多目的クッション。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の多目的クッションにおいて、前記カバー材は平面視して、四角形状であることを特徴とする多目的クッション。
  6. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の多目的クッションにおいて、前記カバー材は平面視して、多角形状、円形状、又は、楕円形状であることを特徴とする多目的クッション。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の多目的クッションにおいて、更に止めバンドを有し、該止めバンドにより、前記仕切り部で筒状に折り曲げた前記クッションを保持することを特徴とする多目的クッション。
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