JP3207916U - 体向クッション - Google Patents

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正男 伊賀
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Abstract

【課題】長さを変更可能で通気性がよく、更に重量も軽い体向クッションを提供する。【解決手段】第1、第2の体向クッション体11、12をそれぞれ側部に設けられたファスナー13、14を介して連結した体向クッション10であって、第1、第2の体向クッション体11、12はそれぞれ、1)水平に対して25〜50度の傾斜面を有する断面三角形の芯材15、16と、2)芯材15、16の下にある水平シート17、18と、芯材15、16の上にあって傾斜面に沿って配置される傾斜シート19、20と、これらを連結する背面シート21、22と、水平シート17、18及び傾斜シート19、20及び背面シート21、22の左右を連結する対となる側シート23〜26とを備え、かつ一部に芯材15、16を取り出し可能な開口部30、31を有する袋状カバー32、33と、3)開口部30、31に取付けられたジッパー35、36とを備える。【選択図】図1

Description

本考案は、褥瘡(床ずれ)の予防や姿勢の保持及び変更に有効で、長さを調整可能な体向クッションに関する。
従来から寝たきりの病人又は老人等(以下、使用者という)の褥瘡を防止したり、病人等の姿勢を保持させるために、使用者と寝床又はベッドとの間に、断面三角形の体向クッ
ションを挿入する措置が取られている。そのような体向クッションとしては、例えば、特許文献1には、ウレタン等で形成された山形弾力体の上部中央に突部体を着脱可能に設け、更に使用者の体格に合わせて着脱可能な補助台座A、Bを設けた介護用体位安定クッションが提案されている。
また、特許文献2には、使用者の体重がかかっても変形不能な材料で形成された基材と、基材の上に積層された弾力性を有するマット部材と、マット部材の表面を覆う伸縮性及び防水性を有するカバー部材とを備えたクッションが提案されている。
特開2002−28193号公報 特開2004−357819号公報
しかしながら、特許文献1記載のクッションは、山形弾性体の他に、突部体及び補助台座A、Bが必要であり、構造が複雑であること、長さが短いので使用者の背中部分しか支持できないという問題があった。
また、特許文献2記載のクッションにおいても、底部に基材があるので、使用者にとっても違和感があり、更に表面を防水性を有する布地が覆っているので、長時間使用すると汗等で蒸れる等の問題があった。
更に、従来の断面三角形の体向クッションは、布団やマット等の上において、使用者の体重が掛かると体向クッションが逃げる恐れがあり、介護者が体向クッションの位置を保持する必要があった。
本考案はかかる事情に鑑みてなされたもので、長さを変更可能で、通気性がよく、更に重量も軽くて使用し易い体向クッションを提供することを目的とする。
前記目的に沿う本考案に係る体向クッションは、平面視して矩形の第1、第2の体向クッション体をそれぞれ側部に設けられたファスナーを介して連結した体向クッションであって、前記第1、第2の体向クッション体はそれぞれ、
1)水平に対して25〜50度の傾斜面を有する断面三角形の芯材と、
2)前記芯材の下にある水平シートと、前記芯材の上にあって前側が前記水平シートの前端部と連結され、前記傾斜面に沿って配置される傾斜シートと、前記水平シート及び前記傾斜シートのそれぞれの後端部を連結する背面シートと、前記水平シート及び前記傾斜シート及び前記背面シートの左右をそれぞれ連結する対となる側シートとを備え、かつ一部に前記芯材を取り出し可能な開口部を有する袋状カバーと、
3)前記開口部に取付けられたジッパーとを備え、
前記芯材として耐水性を有するポリオレフィン樹脂を用いた編成樹脂網状構造体が使用され、前記水平シートには滑り止めシート材が使用され、前記傾斜シート及び前記背面シートには通気性シート材が使用されている。
本考案に係る体向クッションにおいて、前記対となる側シートには、通気性シート材が使用されているのが好ましい。
本考案に係る体向クッションにおいて、前記ファスナーは、前記第1の体向クッション体の側シートに設けられたループテープと、前記第2の体向クッション体の側シートに設けられたフックテープからなるのが好ましい。
本考案に係る体向クッションにおいて、前記芯材は嵩密度が0.03〜0.10g/cm3 の高反発層からなるのが好ましいが、本考案はこの数字に限定されるものではなく、更に低密度のものであってもよい。
本考案に係る体向クッションにおいて、前記水平シートの長辺の長さは35〜70cm、短辺の長さは20〜40cm、前記背面シートの高さは10〜20cmの範囲にあるのが好ましいが、本考案はこの数字に限定されるものではない。
本考案に係る体向クッションは、ファスナーを介して連結した断面三角形の第1、第2の体向クッション体を有しているので、連結して長い体向クッションとすることができる。また、芯材に耐水性を有するポリオレフィン樹脂を用いた編成樹脂網状構造体が使用されているので、吸水性がなく、全体の軽量化が可能となる。
更に、水平シートに滑り止めシート材が用いられているので、下に敷いている布団やベッドに対して滑りがなく、傾斜シートで安定に使用者を保持できる。そして、傾斜シート及び背面シートには通気性シート材が用いられているので、湿り気を除去でき、衛生的となる。
本考案の一実施の形態に係る体向クッションの斜視図である。 同体向クッションの第1の体向クッション体を裏側から見た斜視図である。 同体向クッションの第1の体向クッション体を表側から見た斜視図である。 同体向クッションの使用状態の説明図である。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本考案を具体化した実施例につき説明し、本考案の理解に供する。
図1〜図4に示すように、本考案の一実施の形態に係る体向クッション10は、平面視して矩形となって、前側に頂角を有する断面三角形の第1、第2の体向クッション体11、12が、第1、第2の体向クッション体11、12のそれぞれの側部に設けられたファスナーの一例である面ファスナー13、14で連結されている。
第1、第2の体向クッション体11、12は、それぞれ内部に断面三角形の芯材15、16を有する。芯材15、16は、水平に対して25〜50度の傾斜面を有し、芯材15、16として耐水性を有するポリオレフィン樹脂を用いた編成樹脂網状構造体15a(図3参照)が使用され、その嵩密度が0.03〜0.10g/cm3 であって高反発層を形成し、十分なクッション性を芯材15、16に持たせている。
第1、第2の体向クッション体11、12は、それぞれ芯材15、16の下(底部)にある水平シート17、18と、芯材15、16の上にあって前側が水平シート17、18の前端部と連結され、使用状態で芯材15、16の傾斜面に沿って配置される傾斜シート19、20と、水平シート17、18と傾斜シート19、20のそれぞれの後端部を連結する背面シート21、22と、水平シート17、18及び傾斜シート19、20及び背面シート21、22の左右をそれぞれ連結する対となる側シート23〜26とを備えた袋状カバー32、33を有し、袋状カバー32、33は全部合成樹脂繊維からなる。
図2に示すように、第1、第2の体向クッション体11、12の底部にそれぞれある水平シート17、18は、表面に半球状で高さが0.2〜1mmで直径が0.2〜1mmの微小凸部27が20〜40個/1cm2 の範囲で生地シートに設けられた滑り止めシート材によって構成されている。この水平シート19、20は殆ど通気性を有さないが、必要に応じて生地シートに通気性を確保してもよい。これによって、体向クッション10がベッド、マット、布団等の敷物に対して高摩擦性を有し、容易に移動しない構造となっている。
傾斜シート19、20、背面シート21、22及び側シート23〜26は、通気性生地の表面に十分な強度を有する網状生地がコーティングされた通気性シート材からなっている。これによって、仮に芯材15、16内に体液又はその他の液体が染み込んでも、通気性がよいので、直ちに乾燥し、衛生的である。
水平シート17、18、傾斜シート19、20、背面シート21、22及び側シート23〜26が連結されて形成される袋状カバー32、33は、一部に直線状の開口部30、31を有する。なお、これらの連結は接着剤であってもよいし、縫合であってもよいし、これらを混合したもの(例えば、接着後縫合)であってもよい。
背面シート21、22の下部及び側シート23〜26の下部後側と水平シート17、18との間に形成される開口部30、31にはそれぞれジッパー(チャック)35、36が設けられ、ジッパー35、36を開けて開口部30、31とし、内部の芯材15、16を取り出せるようになっている。これによって、芯材15、16及び袋状カバー32、33を分離して洗濯又は消毒等ができる。
図1に示すように、第1、第2の体向クッション体11、12を連結する面ファスナー13、14は、第1、第2の体向クッション体11、12を並べて配置した場合に、向かい合う側シート24、25の一方(例えば、側シート24)に設けられたループテープ、他方に設けられたフックテープからなる。この実施の形態においては、面ファスナー13は三角形の生地を側シート24にして水平シート17、傾斜シート19及び背面シート21に接合又は縫合している。面ファスナー14は三角形の生地を側シート25内に貼り付けている。
この体向クッション10の使用方法について説明する。この体向クッション10を搬送又は収納する場合は、面ファスナー13、14を分離して、図3に示すように第1、第2の体向クッション体11、12をそれぞれの傾斜シート19、20を対向させて重ねる。
使用の場合は、図4に示すように、2つの第1、第2の体向クッション体11、12を面ファスナー13、14で連結して長尺にする。使用者40の背中を片側から持ち上げ、体向クッション10を差し込む。これによって、使用者40の床ずれ(褥瘡)等を防止でき、更に、汗等で体向クッション10が湿った場合も、衛生的に乾燥させることができる。なお、袋状カバー32、33から芯材15、16を取り出して独立に洗濯、乾燥処理を行うこともできる。
この実施の形態においては、第1、第2の体向クッション体11、12の水平シート17、18の長辺の長さaは35〜70cm、短辺の長さbは20〜40cm、背面シート21、22の高さcは10〜20cmの範囲にある(図1参照)。
前記実施の形態においては、第1、第2の体向クッション体の長さが同一であったが、異なる長さとしてもよいし、更に第3、第4の体向クッション体を連接して長尺とすることもできる。
10:体向クッション、11:第1の体向クッション体、12:第2の体向クッション体、13、14:面ファスナー、15、16:芯材、15a:編成樹脂網状構造体、17、18:水平シート、19、20:傾斜シート、21、22:背面シート、23〜26:側シート、27:微小凸部、30、31:開口部、32、33:袋状カバー、35、36:ジッパー、40:使用者

Claims (5)

  1. 平面視して矩形の第1、第2の体向クッション体をそれぞれ側部に設けられたファスナーを介して連結した体向クッションであって、前記第1、第2の体向クッション体はそれぞれ、
    1)水平に対して25〜50度の傾斜面を有する断面三角形の芯材と、
    2)前記芯材の下にある水平シートと、前記芯材の上にあって前側が前記水平シートの前端部と連結され、前記傾斜面に沿って配置される傾斜シートと、前記水平シート及び前記傾斜シートのそれぞれの後端部を連結する背面シートと、前記水平シート及び前記傾斜シート及び前記背面シートの左右をそれぞれ連結する対となる側シートとを備え、かつ一部に前記芯材を取り出し可能な開口部を有する袋状カバーと、
    3)前記開口部に取付けられたジッパーとを備え、
    前記芯材として耐水性を有するポリオレフィン樹脂を用いた編成樹脂網状構造体が使用され、前記水平シートには滑り止めシート材が使用され、前記傾斜シート及び前記背面シートには通気性シート材が使用されていることを特徴とする体向クッション。
  2. 請求項1記載の体向クッションにおいて、前記対となる側シートには、通気性シート材が使用されていることを特徴とする体向クッション。
  3. 請求項1又は2記載の体向クッションにおいて、前記ファスナーは、前記第1の体向クッション体の側シートに設けられたループテープと、前記第2の体向クッション体の側シートに設けられたフックテープからなることを特徴とする体向クッション。
  4. 請求項1〜3のいずれか1記載の体向クッションにおいて、前記芯材は嵩密度が0.03〜0.10g/cm3 の高反発層からなることを特徴とする体向クッション。
  5. 請求項1〜4のいずれか1記載の体向クッションにおいて、前記水平シートの長辺の長さは35〜70cm、短辺の長さは20〜40cm、前記背面シートの高さは10〜20cmの範囲にあることを特徴とする体向クッション。
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