JP2023078109A - 身体保護具 - Google Patents

身体保護具 Download PDF

Info

Publication number
JP2023078109A
JP2023078109A JP2022188310A JP2022188310A JP2023078109A JP 2023078109 A JP2023078109 A JP 2023078109A JP 2022188310 A JP2022188310 A JP 2022188310A JP 2022188310 A JP2022188310 A JP 2022188310A JP 2023078109 A JP2023078109 A JP 2023078109A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
portions
human body
parts
mounting
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022188310A
Other languages
English (en)
Inventor
悠紀子 小出
Yukiko Koide
紀衣 小出
Kie Koide
慎太郎 伊藤
Shintaro Ito
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brunaise KK
Original Assignee
Brunaise KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brunaise KK filed Critical Brunaise KK
Publication of JP2023078109A publication Critical patent/JP2023078109A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)

Abstract

【課題】座ったときに快適な身体保護具を提供する。【解決手段】本体部1は車椅子WCの腰WA付近に当接し保護され快適にされる。本体部1から連結部2、2、連結先端部11、11を経て、載置部13、13は車椅子WCの肘掛ARに固定され、手、前腕、上腕または肘が載置部13、13で保護され快適にされる。雌スナップボタン14、14の雄スナップボタン12…への係止位置は変更でき、身体保護具の長さを調整できる。左右の載置部13、13は大腿部THの上で連結でき、または載置部13、13の間には設置部21を介在して大腿部THの上で連結できて、この載置部13、13、設置部21の上で仕事、食事、趣味の作業ができる。【選択図】図5

Description

本件発明は身体保護具に関し、特に身体を保護して、快適にする身体保護具に関する。また、本件発明は身体保護具に関し、特に病人・障害者・高齢者などの手の動きを規制して、排泄物や褥瘡、その他の物に手が不用意に触れることを防止する身体保護具に関する。
近年、仕事、趣味、食事などの作業にあたっては座って作業をすることが多い。また、認知症の病人、下半身が不自由な知的障害者などは、不用意に排泄物や褥瘡を手で触ったりすることがあり、このような排泄物や褥瘡に触ると、不潔であり、感染症の原因にもなっており、また医療機器に触れると医療機器がはずれたり正常に動作せず治療に支障が生じたりして、養護施設・介護施設・看護施設・医療施設などでは対策に困っていた。
登録実用新案3028635号公報 登録実用新案3004943号公報 登録実用新案3055631号公報 特開2001-032116号公報 特開2010-233690号公報 特開2014-061245号公報 特開2005-211619号公報 特開2006-311983号公報 実開平2-1069号マイクロフィルム 実開平3-115613号マイクロフィルム 特開2001-139101号公報 特開2003-284653号公報 特許5377571号公報
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、座ったときに快適な身体保護具を提供することにある。また、本発明の目的は、病人、高齢者、若年、からだが不自由な障害者、健常者などが、排泄物や褥瘡や不潔物や感染物やその他医療機器を手で不用意に触ることを防止できる身体保護具を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の身体保護具は、 腰を曲げた状態の人体の腰付近に当接するとともに当該人体の大腿部の背面部分に当接する座体に対して、 上記座体の人体側に設置されて上記人体の腰付近当接する可撓性を有する本体部と、 この本体部から、上記背中と反対方向である外側に連結され、上記人体の脇腹付近に沿って人体の前側に湾曲する少なくとも2つの連結部と、 この少なくとも2つの連結部にそれぞれ連結され、人体の手、前腕、上腕または肘が載置される可撓性を有する少なくとも2つの載置部とを備えた。
また、上記目的を達成するために、本発明の身体保護具は、 仰向けで寝る人体の両肩の背中側の下に敷かれる本体部と、 この本体部の両肩から、上記背中と反対方向である外側に連結される少なくとも2つの連結部と、 腕を折り曲げて、手が上記両肩の外側に近接する位置において、上記連結部に連結され、上面が上記人体の胸方向に高く、当該上面が上記本体部の上面より高い、上記手が上方から置かれる少なくとも2つの載置部と、 この載置部の上面に固定して形成され、上記人体の腹方向に開口し、この開口から上記手が挿入されて当該手のほぼ全体が収納される少なくとも2つの収納部とを備えた。
これにより、腰が本体部で保護され、手、前腕、上腕または肘が載置部で保護され、快適にされる。また、排泄物や褥瘡やその他の不潔物や感染物や医療機器に触ることを防止でき、手、人体、その他胸、腕、肩、肩甲骨、背中、下半身、腹、上半身、頭部、顔部、服、寝具、医療機器などを清潔に保ち治療に支障が出るのを防止することができる。
特に、本体部は背中などで押圧されているので、上記収納部は互いに離間しにくく、上記腕が伸びて上記手が外へ動くのを防止しているし、腕を折り曲げて手が上記両肩の外側に近接する位置で当該収納部に収納されるので、当該収納部は上記人体の頭部方向または下半身方向に動きにくく、上記手が当該頭部方向または下半身方向へ動くのを防止している。
本発明の身体保護具の第一実施形態の上面/表面の外観を示す。 本発明の身体保護具の第一実施形態の頭部側からの側面から見た外観を示す。 本発明の身体保護具の第二実施形態の部分拡大を示す。 本発明の身体保護具の第二実施形態の側面を示す。 本発明の身体保護具の第二実施形態の正面を示す。
1…本体部 2…連結部
3…載置部 4…収納部
5…開口部
11…連結先端部(連結部)
12…雄スナップボタン
14…雌スナップボタン
15…開口部 16…開閉部
17…雄スナップボタン
18…雌スナップボタン
13…載置部 21…設置部
22…雄スナップボタン
23…雌スナップボタン
HB…人体 BC…背中
AM…腕 HD…手
SD…肩 SM…腹
LB…下半身 KK…肩甲骨
BS…胸 TH…大腿部
WC…車椅子 WA…腰
TH…大腿部 AR…肘掛
(1)身体保護具の外観(第一実施形態)
図1は身体保護具の第一実施形態の上側/表側の外観を示し、図2は身体保護具の第一実施形態の頭部側からの側面から見た外観を示す。この図1及び図2では、鎖線で示す人体HBは右半身または左半身のみ示している。実際には残りの半身も存在するが、見やすくするため省略している。本体部1ほぼ板状で、上側/表側または下側/裏側からみて、長方形を下半身LB側へ湾曲した形状をしている。この本体部1は、仰向けで寝る人体HBの両肩SDの背中BC側の下に敷かれる。
これにより、本体部1は、背中BCまたは両肩SDの肩甲骨KK付近に当接して押圧され、容易に移動したりずれたりしないようになっている。この本体部1の両肩から、上記背中と反対方向である外側に連結部2、2が左右に2つ連結されている。
この連結部2、2もほぼ板状で、上側/表側または下側/裏側からみて、ほぼ長方形状をしている。この連結部2、2及び上記本体部1は、布製で、可撓性、クッション性があり、2枚の布の間にウレタンなどのクッション材が内蔵されていて、当接する人体HBの部位が痛くならず快適にされる。この本体部1と連結部2、2の境、本体部1の中央では、上記クッション材が切断され、上記表裏の布が縫合され、折曲及び狩り畳みが可能となっている。
この連結部2、2の外側には載置部3、3がそれぞれ連結されている。この載置部3、3は、上記本体部1及び連結部2、2より厚く、例えば数倍乃至十数倍厚く、布製で、可撓性、クッション性があり、複数の布の中にウレタン、綿などの充填材が内蔵されている。この載置部3、3の上には手HDが上方から置かれる。
図2に示すように、載置部3、3の厚さは連結部2、2、本体部1の厚さより厚いので、載置部3、3の上面は上記人体HBの胸BS方向に高く、したがって当該上面が上記本体部1及び連結部2、2の上面より高くなっている。したがって、載置部3、3の上に手HDを置いても、手HDは人体HBやや前側に位置し、手HD、腕AM、肩SDに、無理はなく快適となる。
この載置部3、3は、腕AMを折り曲げて、手HDが上記両肩SDの外側に近接する位置に来るように、本体部1、連結部2、2の長さ/寸法が決定/調整される。この長さ/寸法の決定/調整は、人体HB、腕AM、胸BS、両肩SDの幅、手HDなどの大きさによって変化し、大人、子供、男、女などによって変化する。
連結部2、2の上には、腕AMの上腕が載置され、この上腕の外から上にかけてのいずれかの位置に前腕はあり、手HDもこの前腕の先に位置する。この上腕及び前腕は、人体HBの横腹に位置するが、このとき、脇は閉じているが、開いていてもよい。
この載置部3、3の上面には収納部4、4が周縁で載置部3、3に縫合されて固定されて形成されている。この収納部4、4は、1枚の布からなり、上記人体HBの腹SM方向に開口して開口部5、5となっており、この開口部5、5から上記手HDが挿入されて当該手HDのほぼ全体が収納部4、4内に収納される。
図2に示すように、この収納部4、4及び開口部5、5は、弾力性があり弾性的に伸縮し、載置部3、3表面に密着し、当該収納部4、4は上記手HDに密着しているため、当該収納部4、4から当該手HDが抜けにくく、上記両肩SDの外側に近接する位置に手HDの位置を保持するようになっている。また、上記収納部4、4及び上記開口部5、5は弾性的に伸縮され、上記収納される手HDに密着し、この手HDの手首で手HDが手HDの甲側に折れようとしても、折れにくくなっている。
これにより、手HDや指が不用意に収納部4、4から出ることがなく、排泄物や褥瘡やその他の不潔物や感染物や医療機器に触ることを防止でき、手HD、人体HB、その他胸BS、腕AM、肩SD、肩甲骨KK、背中BC、下半身LB、腹SM、上半身、頭部、顔部、服、寝具、医療機器などを清潔に保ち治療に支障が出るのを防止することができる。
上記収納部4、4の開口部5、5は1つの収納部4において1つのみ形成され、この収納部4、4の当該開口部5、5以外の箇所は閉じられている。これにより、排泄物や褥瘡やその他の不潔物や感染物や医療機器に触ることを防止でき、手HD、人体HB、その他胸BS、腕AM、肩SD、肩甲骨KK、背中BC、下半身LB、腹SM、上半身、頭部、顔部、服、寝具、医療機器などを清潔に保ち治療に支障が出るのを防止することができる。
上記収納部4、4は上記載置部3、3の上に固定され、当該収納部4、4はさらに連結部2、2及び上記本体部1に連結されているので、当該収納部4、4は互いに離間しにくく、したがって腕AMが伸びて手HDが人体HBから離れる方向である外方へ動くのが防止され、腕AMが折り曲げた状態が維持/保持され、手HDが収納部4、4から出ることはない。
これにより、排泄物や褥瘡やその他の不潔物や感染物や医療機器に触ることを防止でき、手HD、人体HB、その他胸BS、腕AM、肩SD、肩甲骨KK、背中BC、下半身LB、腹SM、上半身、頭部、顔部、服、寝具、医療機器などを清潔に保ち治療に支障が出るのを防止することができる。
上記収納部4、4は上記載置部3、3の上に固定され、さらに収納部4、4、載置部3、3は連結部2、2及び上記本体部1に連結され、当該本体部1は上記人体HBの両肩SDの背中BC側の下に敷かれ固定されている。
したがって、当該収納部4、4、連結部2、2は、上記人体HBの頭部方向または下半身LB方向に動きにくく、したがって上記手HDが当該頭部方向または下半身LB方向へ動いて、当該手HDが当該収納部4、4から抜けるのが防止され、腕AMが折り曲げた状態が維持/保持され、手HDが収納部4、4から出ることはない。
これにより、排泄物や褥瘡やその他の不潔物や感染物や医療機器に触ることを防止でき、手HD、人体HB、その他胸BS、腕AM、肩SD、肩甲骨KK、背中BC、下半身LB、腹SM、上半身、頭部、顔部、服、寝具、医療機器などを清潔に保ち治療に支障が出るのを防止することができる。
上記収納部4、4の上面は開口しておらず、上記収納部4、4は上記載置部3、3の上に固定され、さらに収納部4、4、は連結部2、2及び上記本体部1に連結され、当該収納部4、4は互いに離間しにくく、上記手HDが上方向つまり人体HBの胸BS方向へ動くのを防止され、腕AMが折り曲げた状態が維持/保持され、手HDが収納部4、4から出ることはない。
これにより、排泄物や褥瘡やその他の不潔物や感染物や医療機器に触ることを防止でき、手HD、人体HB、その他胸BS、腕AM、肩SD、肩甲骨KK、背中BC、下半身LB、腹SM、上半身、頭部、顔部、服、寝具、医療機器などを清潔に保ち治療に支障が出るのを防止することができる。
上記本体部1の連結部2、2への連結部分の幅より、上記本体部1の中央部分の幅が太くなっている。これにより、本体部1が人体HBの背中BCや肩甲骨KKや肩SDなどで押圧される面積が広くなり、載置部3、3、収納部4、4、開口部5、5が動きにくくなり、手HDが開口部5、5、収納部4、4、載置部3、3から外れたりずれたりしにくくなる。
上記本体部1の連結部2、2への連結部分の幅より、上記載置部3、3の幅が太くなっている。これにより、頭部方向から下半身LB方向、または肩SD方向から外方向に、手HDが若干動き、「遊び」が形成され、手HDが窮屈になることが防止される。なお上記連結部2、2への連結部分の幅と、上記載置部3、3の幅とが同じでもよいし、上記連結部2、2への連結部分の幅より、上記載置部3、3の幅が細くなっていてもよい。
上記開口部5、5は、人体HBの腹SM方向に開口し、折り曲げられて両肩SDの外側に近接する手HDが、ちょうど入りやすくなっている。収納部4、4、開口部5、5は、腕を折り曲げて、手が上記両肩の外側に近接する位置にあるので、腕AM、手HDの動く範囲がからり限られ、むやみに腕AM、手HDが動き回ることがない。
開口部5、5は直線状で「遊び」つまり「余裕」がなく、載置部3、3表面に密着し、収納部4、4の形状は、この開口部5、5からいったん広がって、奥に向かって閉じて、角が丸い三角形状をしている。これにより、開口部5、5から入った手HDが、開口部5、5より広い収納部4、4でゆったりとするにもかかわらず、開口部5、5は小さくなっているので、手HDが開口部5、5から抜けにくい。
(2)第二実施形態
図3、図4及び図5は、第二実施形態を示す。本体部1及び連結部2、2の先の先端には、連結先端部11、11(連結部)が設けられている。連結先端部11、11の外面は、連結部2、2外面と一体の布製で、連結先端部11、11は連結部2、2に連結されている。この連結先端部11、11は、連結部2、2とほぼ同じ形状で、ほぼ方形板状をしている。
連結先端部11、11は、可撓性、クッション性があり、2枚の布の間にウレタンなどのクッション材が内蔵されていて、当接する人体HBの部位が痛くならず快適にされる。この連結先端部11、11と連結部2、2の境では、上記クッション材が切断され、上記表裏の布が縫合され、折曲及び狩り畳みが可能となっている。
方形状の連結先端部11、11の四隅付近には、4つずつの雄スナップボタン12…が設けられている。載置部13、13は、上記載置部3、3とほぼ同じ構造をしているが、本体部1、連結部2、2、連結先端部11、11側には、開口部15、15が形成されている。
この開口部15、15はスリット状で、板状の連結先端部11、11と同じ方向に細長く伸びており、この開口部15、15のやや内側であって、載置部13、13の外面の布の内側には、2つの雌スナップボタン14、14が設けられている。
上記載置部13、13の開口部15、15内には、上記連結先端部11、11を挿入することが可能であり、さらに連結先端部11、11の雄スナップボタン12…を、載置部13、13の開口部15、15内の雌スナップボタン14、14に係止して、本体部1、連結部2、2、連結先端部11、11を載置部13、13に着脱自在に連結できることが可能である。
雄スナップボタン12…は、両端に4つずつ設けられており、雌スナップボタン14、14が係止する雄スナップボタン12…を、連結先端部11、11の先端側にすると、身体保護具全体の長さを長くでき、雌スナップボタン14、14が係止する雄スナップボタン12…を、連結先端部11、11の本体部1側にすると、身体保護具全体の長さを短くでき、身体保護具の使用者の体形に応じて、身体保護具の長さを調整できる。
このように載置部13、13は、本体部1、連結部2、2及び連結先端部11、11と分離可能で、載置部13、13と連結先端部11、11、連結部2、2及び本体部1とは、雄スナップボタン12…と雌スナップボタン14、14によって連結されたり分離されたりする。載置部13、13の上記実施態様の収納部4、4、開口部5、5は省略されるが、設けられていてもよい。
載置部13、13の開口部15、15と反対側である外側には、開閉部16、16が形成され、この開閉部16、16は、ファスナーなどによって開閉可能であり、内部の綿、ウレタンなどの充填材が取り出され挿入されて交換されたり、洗濯されたりされる。上記収納部4、4及び開口部5、5は省略されるが、設けられていてもよい。
上記一方の載置部13の外側には、複数例えば4つの雄スナップボタン17…が設けられ、上記他方の載置部13の外側には、複数例えば4つの雌スナップボタン18…が設けられている。これら雄スナップボタン17…と雌スナップボタン18…とは互いに係合され、一方の載置部13の外側と他方の載置部13の外側とは連結可能となっている。
よって、少なくとも2つの載置部13、13は互いに連結され、上記人体HBの大腿部TH付近の上で当該連結が行われる。図3では、2つのうちの一方の載置部13のみ示されているが、他方の載置部13は図3の状態と左右対称となり、雄スナップボタン17…の代わりに雌スナップボタン18…が設けられる。
上記左右の載置部13、13の間であって、大腿部THの上には、クッション性、可撓性を有する設置部21が設けられている。設置部21は、方形状のほぼ板状で、上面はほぼ平坦で、角は丸められており、左端面には、複数例えば4つの雄スナップボタン22…が設けられ、右端面には、複数例えば4つの雌スナップボタン23…が設けられている。
設置部21の雄スナップボタン22…は、上記一方の載置部13の雌スナップボタン18…に係合され、設置部21の雌スナップボタン23…は、上記他方の載置部13の雄スナップボタン17…に係合され、設置部21は載置部13、13の間に固定可能となっている。図4では真横から見ているので、雄スナップボタン22…は雌スナップボタン18…と重なっており、雌スナップボタン23…は雄スナップボタン17…と重なっている。
設置部21の上には、書物、パソコン、携帯電話、カメラ、撮影機器、食事飲食用用品、軽飲食用用品、文具、筆記具、ノート、テレビ、ラジオ、音楽機器、視聴覚機器、化粧道具、眼鏡、帽子、身回品、装身具、衣類など、趣味、食事、仕事などのための品物が設置できる。上記互いに連結される載置部13、13の上にも同様の品物が設置可能である。
上記設置部21の雄スナップボタン17…及び雌スナップボタン18…は、設置部21の左右両端の下面にも設けられ、載置部13、13の雄スナップボタン17…及び雌スナップボタン18…は、載置部13、13の端部の上面にも設けられてもよい。
したがって、少なくとも2つの載置部21の間または上であって、上記人体HBの大腿部TH付近の上には、可撓性を有する設置部21が設けられる。そして、設置部21は、上記少なくとも2つの載置部13、13に連結されている。設置部21の厚さは、載置部13、13の厚さとほぼ同じである。しかし、一方が他方より厚くてもよいし、薄くてもよい。
設置部21は、ビーズなどが内蔵され、クッション性が無くてもよい。上記雄スナップボタン17…、雌スナップボタン18…、雄スナップボタン22…または雌スナップボタン23…は省略されてもよい。
車椅子WCには歩行の不自由な人体HB、怪我人、障害者、病人、高齢者、妊婦、健常者、その他の人体HBが座って、少なくとも2つの車輪によって平易に移動される。人体HBが座る部分の内側には、腰WAを曲げた状態の人体HBの腰WA付近が横から当接するとともに、当該人体HBの大腿部THの背面部分が上から当接する。
上記本体部1は、車椅子WCの座る部分の内側にほぼ垂直向きに設置される。上述のように、この本体部1は、車椅子WCの人体側に設置されて、上記人体HBの腰WA付近当接し、可撓性を有している。この車椅子WCの左右の側面には、少なくとも2つの肘掛ARが設けられ、少なくとも2つの上記載置部13、13は、この肘掛ARの上にほぼ水平向きに載置される。
したがって、上記載置部13、13は上記肘掛ARに沿ってほぼ水平に伸びており、上記本体部1は上記人体HBの腰WAに沿ってほぼ垂直に伸びており、上記連結部2、2/連結先端部11、11はほぼ直角に捻じられる。これにより、連結部2、2/連結先端部11、11は人体HBの脇腹を覆って保護/保温することができる。
この載置部13、13の上には、人体の手、前腕、上腕または肘が載置され、可撓性を有し、快適で、くつろぐことができる。この少なくとも2つの載置部13、13と上記本体部1とは、上記少なくとも2つの連結部2、2及び/または少なくとも2つの連結先端部11、11(連結部)によって互いに連結される。
したがって、少なくとも2つの連結部2、2/連結先端部11、11に、少なくとも2つの載置部13、13はそれぞれ連結され、本体部1も連結される。そして、少なくとも2つの連結部2、2/連結先端部11、11は、本体部1から、人体HBの背中と反対方向である外側に連結され、上記人体HBの脇腹付近に沿って人体HBの前側に湾曲している。
上述したように雌スナップボタン14、14が係止する雄スナップボタン12…を切り替えることによって、上記本体部1と上記載置部13、13とを連結する連結部2、2/連結先端部11、11の長さは変動し、上記肘掛ARに対する上記載置部13、13の設置位置は調整できる。これにより、車椅子WCの大きさ、人体HBの大きさに合わせて身体保護具の大きさ/長さを調整できる。
この図3~図5の第二実施形態の他の構成、作用、効果は、上記第一実施形態と同じであり、これらの説明は本実施形態でも記載されているものとするし、本実施形態の記載内容も上記第一実施形態にも記載されているものとする。
(3)他の実施の形態
本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、車椅子WCは、車輪の付いていない通常の椅子、長椅子、ベンチ、脚の無い座椅子でもよい。大腿部THは、膝で大腿部THに対してほぼ直角に曲がるほか、ほぼ180度曲がって正座状態でもよいし、膝で伸びたまま脚が伸びた状態であってもよい。本身体保護具の利用者は、病人・障害者・高齢者でも、妊婦、健常者でもよい。
上記雄スナップボタン17…、雌スナップボタン18…は、載置部13、13の横、上、下、前、後、これらの中間位置など、どこに設けられてもよい。上記雄スナップボタン22…、雌スナップボタン23…は、設置部21の横、上、下、前、後、これらの中間位置など、どこに設けられてもよい。
設置部21は、載置部13、13の上、横、下、前、後、これらの中間位置など、どこに設けられてもよい。肘掛ARは、枠状、方形状、円形状、箱状、どのような形状でもよいし、厚さが厚くてもよいし、肘掛ARは無くてもよい。設置部21、本体部1、連結部2、2、載置部3、3、13、13、身体保護具は、座体に座ったまま仮眠・休憩するための、枕、腰WA当て、人体HB当接体などとして使用することもできる。
設置部21には、上記設置される書物などの趣味、食事、仕事などの事物を収納できる収納部が設けられていてもよいし、設置部21は可撓性がなくてもよいし、硬質の板状であってもよい。本身体保護具は、手、足、腕、脚、腹、胸、背中、腰、頭部など、身体の一部を保護してもよい。
雄スナップボタン12…、雌スナップボタン14、14、雄スナップボタン17…、雌スナップボタン18…、雄スナップボタン22…、雌スナップボタン23…は、面ファスナー、線ファスナー、縫合、接着剤、接着テープ、フック及びホック、磁石、ボルト及びナット、ねじなどなんでもよい。これらボタン12…、14…、17…、18…、22…、23…の数は任意であり、増えてもよいし、減ってもよい。
身体保護具の本体部1、連結部2、2、連結先端部11、11は上記図1において上下反対向きの上方へカーブした状態で車椅子WCに設置されるが、逆向きの下方へカーブした状態で車椅子WCに設置されてもよい。本体部1、連結部2、2、連結先端部11、11はカーブせず、直線状に形成されていてもよい。
載置部13、13、載置部3、3の下面、上面、横面などには、凹溝、凹部、貫通孔などが設けられ、肘掛ARが収納固定されてもよいし、載置部13、13、載置部3、3は、肘掛ARに巻き付けられてもよい。これに応じて、連結部2、2、連結先端部11、11は、直角に捻じられることがなく、載置部13、13、載置部3、3は垂直方向にのびていてもよい。
本体部1、載置部3、3、載置部13、13、連結部2、2、連結先端部11、11の設置方向は、垂直方向、水平方向、縦向き、横向き、これらの中間方向でもよいし、これらは互いに異なる方向、同じ方向に設置されてもよい。これに応じて、例えば、設置部21の側面に対して、載置部13、13は縦向き/垂直方向の状態で連結され、雄スナップボタン17…、雌スナップボタン18…は載置部13、13の上面/内面に設けられてもよい。
上記載置部3、3、載置部13、13、設置部21の厚さは、上記本体部1、連結部2、2または連結先端部11、11の厚さより、薄くても同じでもよい。これにより、手HDの収納位置が、上記本体部1、連結部2、2または連結先端部11、11の上面と同じ位置、上記人体HBの背中BCが位置する面と同じ面などに変化する。
本身体保護具が設置される場所は、布団、毛布、マットレス、クッション、シーツ、ケット、カーペット、座布団、網、服、紐、バンド、リボン、寝具、枕、ベッド、床、畳、テントシーツなどの上、救急用キャスター、CTスキャン機器、MRIスキャン機器、レントゲン機器、癌治療機器、その他の医療機器、その他の医療設備などでもよい。
本体部1、連結部2、2、載置部3、3、連結先端部11、11、載置部13、13、設置部21は、布団、毛布、マットレス、クッション、シーツ、ケット、カーペット、座布団、網、服、紐、バンド、リボン、寝具、枕、ベッドなどを兼ねていたり備えていたり置き換えられたりしてもよい。本体部1の上は、背中BC、肩SD、腰、臀部、大腿または/及び下腿が位置してもよいし、人体HBは、左右の横向き、うつ伏せ、伸張体制、屈曲体制など、いずれであってもよい。
上記本体部1、連結部2、2、連結先端部11、11、載置部3、3、13、13、設置部21の形状は、中央部がくびれていたり、同じ幅で平行になっていたりしてもよく、直線状、曲線状、複数の連結部分よりなっていてもよいし、その他、穴が開いていてもよいし、凹凸があってもよいし、方形、長方形、正方形、三角形、円板、楕円板、多角形板、扇形、十字形、U字形、T字形、O字形、V字形、曲面、角張った形状、バンド状、紐状、リボン状、これらの組み合わせ立体形状でもよく、段差状、網状、枠状、シート状、メッシュ状、ブラインド状、スリット状、多数の穴があいたもの、これらの中央等に穴があいたもの、これらの組み合わせ複合形などでもよい。
上記本体部1、連結部2、2、載置部3、3、連結先端部11、11、載置部13、13、設置部21などの充填材は、ウレタン、発泡性のスポンジ、発泡ウレタン、ウレタフォーム、ポリウレタン、綿、布、ゴム、紙、繊維、糸、木、竹、金属、網、発泡性樹脂、その他の樹脂、弾力性ある物質、液体、固体、気体、ゾル状、ゲル状などでもよく、これらの複合体でもよいし、無くてもよい。
上記収納部4、4は、上記本体部1、連結部2、2、載置部3、3、連結先端部11、11、載置部13、13、設置部21のように、厚みのあるもの、網、布団、毛布、マットレス、クッション、シーツ、ケット、カーペット、服、紐、網、バンド、リボン、寝具、枕などを兼ねていたり備えていたりこれらの複合体であってもよい。
上記開口部5、開口部15 開閉部16は1つの収納部4において、複数形成されてもよい。この収納部4、4は、載置部3、3、載置部13、13、設置部21の上、下、中、頭部側、下半身側、左、右、前、後など、どこに設けられてもよい。収納部4、4、開口部5、5、開口部15、15、開閉部16、16は、伸縮性、弾性が無くてもよいし、あってもよい。
上記本体部1、連結部2、2、載置部3、3、連結先端部11、11、載置部13、13、設置部21では、クッション材が切断され、上記表裏の布が縫合され、折曲及び狩り畳みが可能となっていたが、この切断及び表裏の布の縫合はなくてもよいし、逆にもっと多くてもよいし、この切断方向は互いに平行な縦方向の直線ほか、放射線状、曲線状、斜め方向、横方向、同心円状、これらの組み合わせでもよい。
上記連結部2、2、載置部3、3、収納部4、4、開口部5、5、連結先端部11、11、載置部13、13、設置部21、開口部15、15、開閉部16、16は、2つ以上でもよいし、片手が不自由な人や片手が無い人が本身体保護具を使用する場合は1つであってもよい。この場合でも、本体部1が背中BCで押圧固定されるので、手HDが不用意に動くのが防止される。
開口部5、5、開口部15、15、開閉部16、16の開口の向きは、人体HBの腹SM方向以外に、下半身LB方向、胸BS方向、頭部方向、肩SD方向、上方向、下方向、これらの中間方向でもよい。収納部4、4には、手HDの一部のみ、手首まで、肘まで、前腕まで、上腕まで、肩SDまで、これらの中間まで収納されてもよい。
載置部3、3、載置部13、13、設置部21の厚さは、本体部1または連結部2、2または連結先端部11、11の厚さより、厚くても、薄くても、同じでもよい。これに応じて、収納部4、4または開口部5、5、開閉部16、16の高さが、本体部1または連結部2、2または連結先端部11、11の高さより、高くても、低くても、同じでもよい。
載置部3、3、載置部13、13、設置部21の幅さは、本体部1または連結部2、2または連結先端部11、11の幅より、大きくても、小さくても、同じでもよい。載置部3、3、載置部13、13、設置部21の長さは、本体部1または連結部2、2または連結先端部11、11の長さより、長くても、短くても、同じでもよい。
連結部2、2、本体部1、連結先端部11、11は、上記より、短くても、長くてもよい。これに応じて、載置部3、3、収納部4、4、開口部5、5、載置部13、13、開口部15、15、開閉部16、16、設置部21の位置も、肩SD付近に近づいたり遠ざかったりする。本身体保護具を頭部方向またはそれ以上にずらせば、手HDが収納される位置が頭部の両側またはそれ以上に移動し、本身体保護具を胸BS、腹SM、下半身LB方向にずらせば、手HDが収納される位置が胸BSの両側、腹SMの両側、下半身LBの両側に移動する。
上記本体部1の連結部2、2への連結部分の幅より、また連結部2、2の連結先端部11、11への連結部分の幅より、上記載置部3、3、載置部13、13、設置部21の幅が太くてもよいし、細くてもよいし、同じでもよい。本体部1の連結部2、2への連結部分の幅より、また連結部2、2の連結先端部11、11への連結部分の幅より、当該本体部1の中央部分の幅が太くてもよいし、細くてもよいし、同じでもよい。
上記本体部1、連結部2、2、載置部3、3、収納部4、4、開口部5、5、連結先端部11、11、雄スナップボタン12…、載置部13、13、雌スナップボタン14、14、開口部15、15、開閉部16、16、雄スナップボタン17…、雌スナップボタン18…、設置部21、雄スナップボタン22…、雌スナップボタン23…は、光触媒の素材が含まれたり、その他、消臭効果、防臭効果、抗菌効果、殺菌効果、遠赤外線効果、保温効果、乾燥効果、吸湿効果の含まれる素材が含まれたりしてもよい。本身体保護具が使用されるのは、人間、ペット、他の動物、ゴリラ、チンパンジー、サル、手のある動物ならなんでもよい。
上記身体保護具、本体部1、連結部2、2、載置部3、3、収納部4、4、開口部5、5…、連結先端部11、11、雄スナップボタン12…、載置部13、13、雌スナップボタン14、14、開口部15、15、開閉部16、16、雄スナップボタン17…、雌スナップボタン18…、設置部21、雄スナップボタン22…、雌スナップボタン23…、座体、充填材は、単数でも複数でも3つ以上でもよいし、これらそれぞれの構成、動作、作用、工程または機能の一部または全体は省略されてもよいし、分割分離されてその数が増えても減ってもよいし、その形状は任意に変更可能であり、均等の他の物に置き換えられてもよいし、これらの2つまたは3つ以上が合体または一体化されて兼用されてもよいし、向きは図示のもののほか、90度、0度乃至180度、上下、左右、前後、表裏、手前、奥に傾斜/向きを変えて/反転されて使用されてもよく、それぞれの寸法の相対的大小は切り換えられてもよいし同じでもよく、一部または全部省略されてもよいし、形状は、平坦、カーブしていてもよいし、穴が開いていてもよいし、凹凸があってもよいし、方形、長方形、正方形、三角形、円板、楕円板、多角形板、台形板、半楕円形、平行四辺形、菱形、多角形、三角形、台形、環形、半環形、星形、扇形、曲線形状、十字形、L字形、H字形、I字形、U字形、T字形、C字形、O字形、N字形、M字形、X字形、J字形、Y字形、E字形、F字形、S字形、V字形、曲面、角張った形状、直方体状、多面体状、円柱、楕円柱、角柱、半円柱、半楕円柱、半角柱、円錐台、角錐台、球、卵形、半球、半卵形、多面体、ひょうたん形、鋸歯状、その他の立体形状、これらの組み合わせ立体形状でもよく、角張った段差のある形状、丸みを帯びた段差のある形状、丸みを帯びた凹凸のある形状、これらの組み合わせ形状、段差状、網状、枠状、シート状、メッシュ状、ブラインド状、スリット状、多数の穴があいたもの、これらの中央等に穴があいたもの、これらの組み合わせ複合形などでもよいし、一部または全部省略されてもよいし、材質は、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリカービネード、ポリクロロトリフルオロエチレン、ウレタン、ウレタフォーム、ポリウレタン、ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸メチル、ポリアクリロニトリル、ポリ塩化ビニール、アクリル樹脂、ペット樹脂、アクアジョブ、シャインアップ、ムマック、バンブーパイルなどの高分子樹脂・硬質樹脂・軟質樹脂でも熱可塑性樹脂・熱硬化性樹脂でもよいし、合成樹脂のほか天然樹脂でもよいし、木、竹、樹脂、金属、ガラス、綿、布、糸、繊維、ゴム、紙、セラミック、カーボン、コンクリート、これらの合成物製/混合物製/多層積層物製でもよいし、可撓性の無い素材、可撓性のある素材、液体、固体、気体、ゾル状、ゲル状いずれでもよいし、可撓性、弾力性、クッション性、吸湿性、吸水性、通気性、抗菌性、遠赤外線効果、保温効果、乾燥効果、吸湿効果があってもなくてもよい。
(4)他の発明の効果
[1]腰を曲げた状態の人体の腰付近に当接するとともに当該人体の大腿部の背面部分に当接する座体に対して、 上記座体の人体側に設置されて上記人体の腰付近当接する可撓性を有する本体部と、
この本体部から、上記背中と反対方向である外側に連結され、上記人体の脇腹付近に沿って人体の前側に湾曲する少なくとも2つの連結部と、 この少なくとも2つの連結部にそれぞれ連結され、人体の手、前腕、上腕または肘が載置される可撓性を有する少なくとも2つの載置部とを備えたことを特徴とする身体保護具。 これにより、身体保護具の本体部が人体の腰付近と座体とで挟持され、身体保護具が容易にずれない。また、本体部が腰付近に当接して、人体の腰付近を保温して保護できる。
[2]上記座体は少なくとも2つの肘掛を有しており、 上記少なくとも2つの載置部は上記肘掛の上に載置されることを特徴とする請求項1記載の身体保護具。 これにより、手続、前腕、上腕または肘が快適になり、肘掛ARが当接して不快にならない。
[3]上記本体部と上記載置部とを連結する連結部の長さは変動し、上記肘掛に対する上記載置部の位置は調整されることを特徴とする請求項2記載の身体保護具。 これにより、身体保護具の長さ・寸法を最適な長さ・寸法に調整でき、座体の大きさ、人体の大きさに沿って身体保護具を調整できる。
[4]上記載置部は上記肘掛に沿ってほぼ水平に伸びており、 上記本体部は上記人体の腰に沿ってほぼ垂直に伸びており、 上記連結部はほぼ直角に捻じられることを特徴とする請求項3記載の身体保護具。 これにより、この捻じられた部分で人体の脇腹を保護できる。
[5]上記少なくとも2つの載置部は互いに連結され、上記人体の大腿部付近の上で当該連結が行われることを特徴とする請求項4記載の身体保護具。 これにより、載置部、設置部、本体部、連結部などが滑り落ちたり落下したりするのを防止できる。
[6]上記座体は、車椅子であることを特徴とする請求項5記載の身体保護具。 これにより、車椅子の利用者が身体保護具を有効に使うことができる。
[7]上記少なくとも2つの載置部の間または上であって、上記人体の大腿部付近の上には、可撓性を有する設置部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の身体保護具。 これにより、設置部の上に物を置いて、仕事、趣味、食事など種々の作業を行うのに便利で有効な補助となる。
[8]上記設置部は、上記少なくとも2つの載置部に連結されていることを特徴とする請求項7記載の身体保護具。 これにより、設置部、載置部、本体部、連結部などが落下するのを防止できる。
[9]上記座体は、車椅子であることを特徴とする請求項8記載の身体保護具。 これにより、車椅子の利用者が身体保護具を有効に使うことができる。
[11]仰向けで寝る人体の両肩の背中側の下に敷かれる本体部と、 この本体部の両肩から、上記背中と反対方向である外側に連結される少なくとも2つの連結部と、 腕を折り曲げて、手が上記両肩の外側に近接する位置において、上記連結部に連結され、上面が上記人体の胸方向に高く、当該上面が上記本体部の上面より高い、上記手が上方から置かれる少なくとも2つの載置部と、 この載置部の上面に固定して形成され、上記人体の腹方向に開口し、この開口から上記手が挿入されて当該手のほぼ全体が収納される少なくとも2つの収納部とを備えたことを特徴とする身体保護具。
[12]上記少なくとも2つの収納部は、上記少なくとも2つの載置部に固定され、さらに少なくとも2つの連結部及び上記本体部に連結されることを特徴とする請求項11記載の身体保護具。 これにより、当該少なくとも2つの収納部は互いに離間しにくく、上記腕が伸びて上記手が外へ動くのが防止される。
[13]上記少なくとも2つの収納部は、上記少なくとも2つの載置部に固定され、さらに少なくとも2つの連結部及び上記本体部に連結され、当該本体部は上記人体の両肩の背中側の下に敷かれることを特徴とする請求項12記載の身体保護具。 これにより、当該少なくとも2つの収納部は、上記人体の頭部方向または下半身方向に動きにくく、上記手が当該頭部方向または下半身方向へ動いて、当該手が当該収納部から抜けるのが防止される。
[14]上記収納部の上面は開口しておらず、上記少なくとも2つの収納部は上記少なくとも2つの載置部に固定され、さらに少なくとも2つの連結部及び上記本体部に連結されることを特徴とする請求項13記載の身体保護具。 これにより、当該少なくとも2つの収納部は互いに離間しにくく、上記手が上方向へ動くのが防止される。
[15]上記収納部及び上記開口は弾性的に伸縮され、上記載置部に密着し、上記収納される手に密着することを特徴とする請求項14記載の身体保護具。 これにより、この手の手首で手が手の甲側に折れようとしても、折れにくくなり、手が上記収納部及び上記開口から抜けるのが防止される。また、上記両肩の外側に近接する位置に手の位置が保持され、当該収納部から当該手が抜けにくくなり、手が上記収納部及び上記開口から抜けるのが防止される。
[16]上記収納部の開口は1つの収納部において1つ形成され、この収納部の当該開口以外の箇所は閉じられていることを特徴とする請求項15記載の身体保護具。 これにより、収納部内の手、指が、身体保護具の外に飛び出すことがなく、排泄物や褥瘡やその他の不潔物や感染物や医療機器に触ることを防止でき、人体、その他の部位、服、寝具、医療機器などを清潔に保ち治療に支障が出るのを防止することができる。
[17]上記本体部の連結部への連結部分の幅より、上記載置部の幅が太くなっていることを特徴とする請求項16記載の身体保護具。 これにより、頭部方向から下半身方向、または肩方向から外方向に、手が若干動き、「遊び」が形成され、手が窮屈になることが防止される。
[18]上記本体部の連結部への連結部分の幅より、上記本体部の中央部分の幅が太くなっていることを特徴とする請求項17記載の身体保護具。 これにより、本体部が人体の背中や肩甲骨や肩などで押圧される面積が広くなり、載置部、収納部、開口部が動きにくくなり、手が開口部、収納部、載置部から外れたりずれたりしにくくなる。
[19]収納部の開口は直線状で、収納部は開口から広がって、奥に向かって閉じていることを特徴とする請求項18記載の本身体保護具。 これにより、開口から入った手が、開口より広い収納部でゆったりとするにもかかわらず、開口は小さくなっているので、手が開口から抜けにくい。
座ったときに快適な身体保護具を提供する。本体部1は車椅子WCの腰WA付近に当接し保護され快適にされる。本体部1から連結部2、2、連結先端部11、11を経て、載置部13、13は車椅子WCの肘掛ARに固定され、手、前腕、上腕または肘が載置部13、13で保護され快適にされる。
雌スナップボタン14、14の雄スナップボタン12…への係止位置は変更でき、身体保護具の長さを調整できる。左右の載置部13、13は大腿部THの上で連結でき、または載置部13、13の間には設置部21を介在して大腿部THの上で連結できて、この載置部13、13、設置部21の上で仕事、食事、趣味の作業ができる。
身体保護具に手が収納され、容易に抜けず、不潔物や感染物や医療機器に触ることが防止される。腕AMを折り曲げて、手HDが上記両肩SDの外側に近接する位置において、手HDが収納部4、4に収納され、収納部4、4は載置部3、3、連結部2、2、本体部1に固定連結され、本体部1は背中側の下に押圧固定される。上記手HDが当該頭部方向または下半身LB方向へ動いて、当該手HDが当該収納部4、4から抜けるのが防止される。
また、当該収納部4、4は互いに離間しにくく、上記腕AMが伸びて上記手HDが外へ動くのが防止される。収納部4、4の上面は開口しておらず、手HDが上方向へ動くのが防止される。収納部4、4及び開口部5、5は弾性的に伸縮され、収納される手に密着するので、手HDが手の甲側に折れようとしても、折れにくくなり、手が収納部4、4及び開口部5、5から抜けるのが防止される。

Claims (7)

  1. 腰を曲げた状態の人体の腰付近に当接するとともに当該人体の大腿部の背面部分に当接する座体に対して、
    上記座体の人体側に設置されて上記人体の腰付近当接する可撓性を有する本体部と、
    この本体部から、上記背中と反対方向である外側に連結され、上記人体の脇腹付近に沿って人体の前側に湾曲する少なくとも2つの連結部と、
    この少なくとも2つの連結部にそれぞれ連結され、人体の手、前腕、上腕または肘が載置される可撓性を有する少なくとも2つの載置部とを備えたことを特徴とする身体保護具。
  2. 上記座体は少なくとも2つの肘掛を有しており、 上記少なくとも2つの載置部は上記肘掛の上に載置されることを特徴とする請求項1記載の身体保護具。
  3. 上記本体部と上記載置部とを連結する連結部の長さは変動し、上記肘掛に対する上記載置部の位置は調整されることを特徴とする請求項2記載の身体保護具。
  4. 上記載置部は上記肘掛に沿ってほぼ水平に伸びており、 上記本体部は上記人体の腰に沿ってほぼ垂直に伸びており、 上記連結部はほぼ直角に捻じられることを特徴とする請求項3記載の身体保護具。
  5. 上記少なくとも2つの載置部は互いに連結され、上記人体の大腿部付近の上で当該連結が行われることを特徴とする請求項4記載の身体保護具。
  6. 上記少なくとも2つの載置部の間または上であって、上記人体の大腿部付近の上には、可撓性を有する設置部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の身体保護具。
  7. 上記設置部は、上記少なくとも2つの載置部に連結されていることを特徴とする請求項6記載の身体保護具。
JP2022188310A 2021-11-25 2022-11-25 身体保護具 Pending JP2023078109A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021191555 2021-11-25
JP2021191555 2021-11-25

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023078109A true JP2023078109A (ja) 2023-06-06

Family

ID=86622858

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022188310A Pending JP2023078109A (ja) 2021-11-25 2022-11-25 身体保護具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2023078109A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9113719B2 (en) Feeding pillow with protective surface
US8516638B2 (en) Feeding pillow with removable support surface
EP1906905B1 (en) Support cushion for recumbent person
US5664828A (en) Support device for use in simultaneous nursing of twin infants
US20240023640A1 (en) Infant swaddle sack with harness
JP2023078109A (ja) 身体保護具
JP2006015129A (ja) 看護用マット
JP3063034B2 (ja) 褥瘡の防止及び治療具
KR200235477Y1 (ko) 다기능 쿠션 패드
JP2005034392A (ja) 介護用マット
JP2004242797A (ja) 布団装置
JP7470420B2 (ja) 当接体
JP7162789B2 (ja)
RU223730U1 (ru) Подушка
RU222052U1 (ru) Подушка
JP6730758B1 (ja) 介護器具および介護器具セット
JP5186067B2 (ja) 褥瘡改善具
JP3213574U (ja) チェアベッド用マットレス
JP3206959U (ja) 乳幼児用おくるみシート
JPH10179642A (ja) 患者移動用マット
JP2002028193A (ja) 介護用体位安定クッション
JP2007082584A (ja) 要介護者自立支援マットレス
KR200242157Y1 (ko) 다기능 쿠션
JPH11276312A (ja) 寝返り防止具
JP3074685U (ja) 卓上用枕

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20240201