JP3074685U - 卓上用枕 - Google Patents

卓上用枕

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JP3074685U
JP3074685U JP2000004806U JP2000004806U JP3074685U JP 3074685 U JP3074685 U JP 3074685U JP 2000004806 U JP2000004806 U JP 2000004806U JP 2000004806 U JP2000004806 U JP 2000004806U JP 3074685 U JP3074685 U JP 3074685U
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JP
Japan
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pillow
desk
cover
folded
arms
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Application number
JP2000004806U
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Inventor
辻  信太郎
Original Assignee
株式会社サンリオ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】腕の疲れや首の疲れを生じさせずに好みに応じ
た種々の形態にて机やテーブル上で睡眠や休息をとるこ
とができる卓上用枕を提供する。 【解決手段】机やテーブルの上に配して使用する枕であ
り、肘から先の両腕を屈曲して載せるに十分な長さと幅
を有するカバー1内にクッション作用が長手方向中央部
11のみが乏しくなるようにクッション材2,2を装填
して全体が長手方向中央部を境として2つ折り可能に構
成され、かつ前記カバー1が、折り畳まれたときにその
形状を維持する手段3を有している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は卓上用枕さらに詳細には机やテーブル等に頭部を載せて仮眠したり休 憩したりする場合に好適な枕に関する。
【0002】
【従来の技術】
職場、学校、家庭などにおいて睡魔に襲われることがある。このような場合、 眠気を我慢しているのはかえって業務や学業の能率低下につながるので、昼休み などの休憩時間に仮眠をとるのが健康上適当であるといわれている。 しかし、職場、学校などにおいては、普通に睡眠を取る場合のように体を横に して寝ることは特別な場合を除いて困難であり、通常、椅子に座った状態で机や テーブルの上に俗にいう突っ伏した姿勢で寝ることが一般的である。
【0003】 このような場合、机やテーブルは硬質であるから、顔面を直接載せることは苦 痛を伴う。そこで、手枕すなわち、両腕を交差状に机やテーブルに載せ、その両 腕の中間部に頭部を載せることが多い。 しかし、このような姿勢では、硬質の机やテーブル上に載せている両腕に頭部 の重みがかかるので、両腕が圧迫されて痛みや疲労感を与えたり、首の屈曲角度 が大きくなって痛くなりやすいなどの問題があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は前記のような問題点を解消するためになされたもので、その目的とす るところは、腕の疲れや首の疲れを生じさせずに好みに応じた種々の形態で机や テーブル上で睡眠や休息をとることができる構造簡易な卓上用枕を提供すること にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案は、机やテーブルの上に配して使用する枕であ って、肘から先の両腕を屈曲して載せるに十分な長さと幅を有するカバー内にク ッション作用が長手方向中央部で乏しくなるようにクッション材を装填して全体 が長手方向中央部を境として2つ折り可能に構成され、かつ前記布製のカバーが 、折り畳まれたときにその形状を維持する手段を有していることを特徴としてい る。
【0006】 中央部は幅方向にくびれ部を有しているものを含んでいる。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下本考案の実施例を添付図面を参照して説明する。 図1ないし図3は本考案による卓上用枕の実施例を示しており、1は木綿、化 繊などの布地を縫製して作られたカバーであり、使用者が両腕を肘から曲げて交 差し指先が相手方の肘部分に触れる姿勢をとったときに肘を含む腕部分を受載す るに十分に長さLと幅Wを有している。一例としては、長さLが約45〜55c m、幅Wが約20〜30cmである。前記カバー1には適所たとえば側部に開口 10,10が設けられている。
【0008】 2,2は天然または化繊の綿、羽毛、フォームラバーなどからなるクッション 材であり、前記開口10,10からカバー1の長手方向中央部11を境として両 側にそれぞれ装填されている。 カバー1の中央部11にはクッション材が装填されないか、あるいは薄い厚さ で装填され、それにより中央部11がヒンジ部となって図3(a)(b)のよう に2つに折り畳めるようになつている。
【0009】 前記クッション材2,2は、本物品を机やテーブルなど(以下テーブルと称す )上に置き、使用者が両腕を肘から曲げて交差して本物品に載せたときに全体が 適度に沈むが、下のテーブルの硬質感が腕に伝わらず、また、中央部11をヒン ジ部として図3のような2つに折り畳んだ状態とし、これをテーブルの上に置き 、使用者が頭部を載せたときに、高からず、低からずほどよい高さとなるような 厚さと弾力性を有しており、厚さはたとえば6〜10cm程度となっている。
【0010】 前記カバー1は前記のように展開した平たい状態から2つ折りに畳んだ状態と したときに形状を安定的に維持するための形状固定用手段3を有している。 この形状固定用手段3は、図示するものでは、カバー1の長手方向の一端部に 布紐からなるリング部3a取り付ける一方、他端部にはリング部3aを引掛ける ボタン状片3bを取り付けている。
【0011】 形状固定用手段3は、上記の例以外にも、図4のように長手方向の一端部に雄 (または雌)の帯状のベルベットファスナーを取り付け、他端部に雌(または雄 )のベルベットファスナーを定着したものであってもよい。また、雄雌からなる ホック形式でもよい。 さらには、カバー1の外縁部に適所を始終端とするチャック(合成樹脂製が好 ましい)を取り付けて開閉できるようにしたものであってもよい。
【0012】 図1ないし図3ではクッション材は独立した2つのものであるが、図5のよう に中間の薄厚部20で左右の主部2a,2aが連結された単体であってもよい。 また、この例では、折り畳んだときに曲げ部の端部が側方に張り出してその部 分のスプリングバック作用で拡開気味となることを避けるために、中央部に幅狭 部(くびれ部)13を形成している。
【0013】 図示するものでは、折り畳んだときに円形状となるように中央部両側の輪郭を 曲率状とし、これにより全体がひょうたん形状ないしは眼鏡形状となっているが 、これに限らず矩形状であってもよいし、かばなどの動物や、キャラクターなど の所望の形象の輪郭としたものであってもよく、また、輪郭内に図柄、図形、模 様などを施してもよい。
【0014】 さらに、クッション材2としては、前記した材料のほか、通常の枕の詰物とし て汎用されている各種粒状物を併用することもできる。 中央部11にはヒンジ機能を損なわない範囲で香水や芳香剤あるいはリクラゼ ーションを促す物質が装填されていてもよい。
【0015】
【実施例の作用】
本考案による卓上用枕はたとえば次の3種の形態をとることができる。 イ)手枕形態 この場合には、図6のようにテーブルTの上に本物品Aを配し、その上に両腕 を肘から曲げて交差するように載せ、そうした腕b,bの上に頭部cを載せれば よい。クッション材2,2を装填した部分が両腕を肘から曲げて交差させたとき の幅と長さに対応する面積となっているため、顔を含む頭部cと両腕b,bの重 さが本物品Aでソフトに支持され、テーブルTの硬さが腕に作用しない。しかも 、クッション材2,2によりテーブルTの表面から適度に嵩上げされた状態とな るので、首の曲げ角度も無理がなく、快適なものとなる。
【0016】 ロ)頭部を直接載せる形態−その1 この場合には、図7のようにテーブルTの上に本物品Aを配し、その上に顔を 横向きにして頭部c置けばよく、テーブルTの硬質さが顔に直接伝わらないため 、苦痛を与えることなく眠ることができる。クッション材2,2が左右にあるた め、熱を帯びたり、顔の向きを逆に変えたい場合にも自在に対応できる。
【0017】 ハ)頭部を直接載せる形態−その2 この場合には、図3(a)(b)のように中央部11を境として2つ折りし、 形状固定用手段3でその状態を保持させる。すなわちこの例ではリング部3aを ボタン状片3bに嵌め合わせればよい。 こうすれば、左右のクッション材2,2の重なりでロ)の場合の2倍の高さと なり、形状固定用手段3によってその形状が安定的に保持される。 そこでこの状態の本物品A’をテーブルTに載せ、図8(a)(b)のように 本物品A’に顔を横向きにして頭部cを載せ、両腕b,bを本物品A’を囲むよ うに配せば、良好なクッション効果により頭部が支えられ、睡眠することができ る。睡眠の途中で頭部cを持ち上げ、本物品A’から離間させても本物品A’は 展開してしまうことがないので、使い勝手がよい。 頭を直接載せる場合、ロ)とハ)の形態を選択できるため、椅子の高さを調整 することなく楽な姿勢で寝ることができる。
【0018】 なお、両肘をテーブルTの上に突いて何らかの作業をしたりする場合には、図 1のように展開した状態で両肘を左右のクッション材2,2に載せることで、肘 が直接硬質のテーブルに当接することによる痛みを生じさせずに済む。
【0019】
【考案の効果】
以上説明した請求項1によるときには、腕や頭が直接机やテーブルなどの硬質 体に触れず、それによる痛みや苦痛を与えないで寝ることができ、しかも、肘か ら先の両腕を屈曲して載せるに十分な長さと幅を有するカバー1内にクッション 作用が中央部が乏しく左右が十分となるようにクッション材2,2を装填してい るので、この展開状態で机やテーブルに配することにより、手枕形態であるいは ダイレクトに頭部を置いた突っ伏し姿勢で楽に寝たり休息をとったりすることが できる。 また、全体が中央部11を境として2つ折り可能であってかつ前記カバー1が 折り畳み形状を維持するための手段3を有しているので、2倍の高さの形状に変 化させることができるとともにその状態を安定的に保持することができ、頭部を 高いレベルにして寝ることができ、また、2つの独立した枕体を紐やテープなど の連結部材で連結したものではなく、一連のカバー体1であるため、連結部材が よじれたり切断されたりする懸念がなく、使い勝手がよいものとなり、構造も簡 単で安価に提供することができるなどのすぐれた効果が得られる。
【0020】 請求項2によれば、中央部11の幅方向にくびれ部13を有しているので、折 り畳んだときのスプリングバックがよく防止され、安定した状態を形成しやすく なり、また持ち運びも容易になるなどのすぐれた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による卓上用枕の一例を示す平面図であ
る。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】(a)は本考案の卓上用枕の変化状態を示す平
面図、(b)は同じくその部分切欠側面図である。
【図4】本考案の卓上用枕の他の例を示す平面図であ
る。
【図5】本考案の卓上用枕のクッション材の他の例を示
す側面図である。
【図6】(a)は本考案の卓上用枕の使用状態の第1例
を示す斜視図、(b)はその正面図である。
【図7】(a)は本考案の卓上用枕の使用状態の第2例
を示す正面図である。
【図8】(a)は本考案の卓上用枕の使用状態の第3例
を示す斜視図、(b)はその正面図である。
【符号の説明】
1 カバー 2,2 クッション材 3 形状維持手段3 11 中央部(ヒンジ部) 13 くびれ部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】机やテーブルの上に配して使用する枕であ
    って、肘から先の両腕を屈曲して載せるに十分な長さと
    幅を有するカバー1内に長手方向中央部11でクッショ
    ン作用が乏しくなるようにクッション材2を装填して全
    体が長手方向中央部を境として2つ折り可能に構成さ
    れ、かつ前記カバー1が、折り畳まれたときにその形状
    を維持する手段3を有していることを特徴とする卓上用
    枕。
  2. 【請求項2】中央部11の幅方向にくびれ部13を有し
    ているものを含む請求項1に記載の卓上用枕。
JP2000004806U 2000-07-07 2000-07-07 卓上用枕 Expired - Lifetime JP3074685U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005230155A (ja) * 2004-02-18 2005-09-02 Mikiko Ichihara 仮眠枕兼用リストレスト

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