JP4532208B2 - 椅子用腕まくら - Google Patents

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本発明は、車椅子や通常の椅子、自動車の座席などの着座者が腕を乗せた状態で休むことができ、簡易テーブルとしても使用できる椅子用の腕まくらであって、特に車椅子に適用して有用な腕まくらに関する。
従来から、車椅子や通常の椅子の着座者は、左右の腕を椅子の肘掛けに乗せて休ませているが、着座者によっては肘掛けの高さが高すぎたり、逆に低すぎたりして両腕を掛けても安定せず、却って疲れてしまうことがあった。、自動車の座席など
また、肘掛けの高さが適切な高さであっても着座者によっては肘掛けの左右の幅が広すぎて両腕が常時広がった状態になり疲れやすかったり、また、手首より先が支持されない状態になって疲れる場合もあった。
更に、着座者によっては、姿勢が前かがみとなり体が前方に崩れてしまい、内蔵を圧迫したり、或は、骨盤が前にずれて反り返るように崩れた姿勢となることがあり、そのような状態で車椅子を移動させると転落するおそれなどがあった。
従って、肘掛けとは別に腕を乗せて休ませることができ、また、体が前方に崩れないように支える補助部材があれば好ましいがそのようなものは現時点では提案されていない。なお、特許文献1には、車椅子の肘掛けの後端付近に回転可能に支持されかつ前方に回転したときに水平に保持されるテーブルが取付けられた介護車が提案されている。このテーブルを水平にすればテーブルの上に腕を乗せれば、両腕を休ませることができるが、テーブルの高さは肘掛けと同程度の高さであるため、人によっては高すぎて却って疲れてしまう場合があり、また、テーブル台は硬い部材でできているため、長時間乗せていると腕が痛くなってしまうことがあった。更に、介護車に乗り降りするときはその都度テーブルを回転させる必要があって煩わしい面があった。
また、特許文献2,特許文献3には、車椅子の左右の肘掛け間に左右の端部を載置固定できるテーブルが提案されているが、これらの提案に係るテーブルも肘掛けの高さ位置に固定されるため、特許文献1におけるテーブルと同様に高すぎたり、逆に低すぎたりする場合があり、また、テーブル板が硬すぎて、長時間乗せていると腕が痛くなってしまうという問題があった。
特開2001−321401号公報 特開2004−148077号公報 特開2000−325398号公報
本発明は、車椅子や通常の椅子、自動車の座席などの着座者が腕を乗せて休ませることができる腕まくらは現時点では全く提案されておらず、従来の椅子用の補助テーブルでは、到底代用できるものではないことに鑑み、特に車椅子の着座者に適用して有用な腕まくらを提供することを、その課題とするものである。
上記課題を解決することを目的としてなされた本発明の構成は、外側を柔軟なシート材で形成し、内部に弾力性のある部材を装填した形態に形成すると共に車椅子の着座者大腿部の上に置いて使用する腕まくらであって、その腕まくらを大腿部に載置したとき簡易テーブルの天板として使用する上面略水平に保持するため、当該腕まくらの下面側着座者の左右の大腿部の前傾姿勢に見合う傾斜面に形成すると共にその傾斜面を左右の大腿部に上から被さる2つの弯曲部に形成し、かつ、2つの弯曲部の間に、クッション性のある部材で形成され前記大腿部の対向面に挟まれる挟持部材を着脱可能に設けたことを特徴とするものである。
本発明は、上記構成における傾斜面に設けた2つの弯曲部に代えて、着座者の左,右両方の大腿部に上方から被さる1つの弯曲部を形成してもよい。また、正面から見た2つの弯曲部中間に、クッション性のある部材で形成された挟持部材を着脱可能に取付けることができる。更に、腕まくらの後部は、着座者の腹部に当接する弯曲面に形成する構成もある。更には、クッション性のある部材は、外側が合成樹脂製又は布製若しくは皮製などの柔軟なシート材により形成し、内部に弾力性のある部材を充填して形成するのが好ましい。
本発明の腕まくらは、車椅子や通常の椅子、自動車の座席などの着座者の大腿部に載置して使用するので、椅子や車椅子の種類や構造に制約されることはなく、また、着座者を基準に着座者に丁度良い高さ位置に上面側が水平に保持されるので、腕を乗せても疲れることはない。また、本発明の腕まくらは、クッション性のある部材で形成されているため、下面側は勿論、上面側も当たりが柔らかく、腕を長時間乗せていても疲れることはない。更に、本発明の腕まくらは、その上面に肘をついて体が前方に崩れたり、逆に反り返るのを防止することができるので、車椅子の移動中や自動車に乗っているときでも着座者を安定した姿勢に保持することができるという効果が得られる。
更に、本発明の腕まくらは、その下面側の傾斜面に着座者の左,右の大腿部にそれぞれ上方から被さる弯曲溝部を形成した場合は、着座者の大腿部上に安定に保持することができ、また、上面側の水平面を簡易テーブルの天板として使用し、簡単な作業や軽い飲食も可能となるという効果が得られる。
次に、本発明の実施の形態例を図に拠り説明する。図1は本発明腕まくらの一例の平面図、図2は図1の腕まくらの正面図、図3は図1の腕まくらの右側面図、図4は図1の腕まくらの使用状態を示す斜視図である。
図において、1は、腕まくらで、クッション性のある部材により形成されている。ここでは、外側を合成樹脂製の柔軟なシート材により形成し、内部にスポンジ材など弾力性のある部材を充填して形成している。なお、外側のシー材は合成樹脂の他、布製や皮製などの柔軟なシート材を使用することもできる。また、弾力性のある部材としては、熱可塑性エラストマー素材や中綿,空気(エア),ゲル材,バネ,発泡合成樹脂素材など、例えば、熱可塑性発泡ポリウレタン樹脂素材などを使用することができる。更に、外側にシート材を設けず、腕まくら全体をクッション性のある素材のみで形成してもよい。なお、1aは、内部にスポンジ材などを入れるときの外側シートの開口部に設けられたファスナである。
腕まくら1は、下面側が車椅子の着座者の大腿部の前傾姿勢に見合う傾斜面に形成されている。2a,2bは腕まくら1の下面側の傾斜面の前方に形成した左右の弯曲部で、車椅子の着座者の左右の大腿部にそれぞれ上方から被さる大きさに形成されている。なお、弯曲部は、ここでは左右に2つ形成されているが、左右に分けないで1つの弯曲部にする場合もある。
3は腕まくら1の後部に形成された弯曲面で、着座者の腹部に外嵌し得る大きさに形成されている。4は、腕まくら1の下面側の左右の弯曲部2a,2bの間に、面ファスナmにより着脱可能に取付けられている挟持部材で、クッション性のある部材で形成されている。この挟持部材4は、着座者によっては、両脚の膝が互いに接触したままとなって痛むという場合があることから、両膝を開状態(互いに接触しない状態)に保持することができるようにするためである。また、着座者がこの挟持部材4を左右の大腿部で挟むことにより腕まくら1を安定に支持するためでもある。
次に、図4により、本発明の腕まくら1の使用状態を説明する。図4において、5は、車椅子、5aは車椅子5の肘掛けである。6はこの車椅子5に乗った状態の着座者であり、腕まくら1は、肘掛け5aの内側において着座者6の左右の大腿部6a,6bの上に、左右の弯曲部2a,2bを被せた状態で載置されている。この状態において着座者の両腕6c,6dは腕まくら1の上面にゆったりと乗せることができるので、両腕6c,6dを休ませることができる。
なお、図4に示した状態において、腕まくら1の上面側は略水平に保持されているので、腕まくら1の上面を簡易テーブルの天板のように使用でき、上面にサンドイッチなどを置き、簡単な食事をとることができる。また、本を読んだり、新聞を読んだりするときも、腕まくら1の上面にそれらを乗せて読むことができ、また、腕まくら1の上面に肘を付いて読むことができる。
本発明の腕まくらは、椅子や車椅子に取付けるのではなく、着座者の大腿部上に載置して使用し、しかも軽い素材で作られているので、着座者が車椅子に乗り降りするときに邪魔になることがない。また、クッション性があり全体が柔らかいので、当たりがよく、自分の体を支持するために肘をついて長時間使用しても腕が痛くなるということもない。また、車椅子は勿論、通常の椅子やソファー、自動車の座席などにおいても使用することができるので、利用範囲が広い。
本発明腕まくらの一例の平面図。 図1の腕まくらの正面図。 図1の腕まくらの右側面図。 図1の腕まくらの使用状態を示す斜視図。
符号の説明
1 腕まくら
2a,2b 左右の弯曲部
3 弯曲面
4 挟持部材
5 車椅子
6 着座者

Claims (3)

  1. 外側を柔軟なシート材で形成すると共に内部に弾力性のある部材を装填した形態に形成し、車椅子の着座者大腿部の上に置いて使用する腕まくらであって、その腕まくらを大腿部に載置したとき簡易テーブルの天板として使用する上面略水平に保持するため、当該腕まくらの下面側着座者の左右の大腿部の前傾姿勢に見合う傾斜面に形成すると共にその傾斜面を左右の大腿部に上から被さる2つの弯曲部に形成し、かつ、2つの弯曲部の間に、クッション性のある部材で形成され前記大腿部の対向面に挟まれる挟持部材を着脱可能に設けたことを特徴とする車椅子用腕まくら。
  2. 腕まくらの後部は、着座者の腹部に当接する弯曲面に形成されている請求項1の車椅子用腕まくら。
  3. クッション性のある部材は、外側が合成樹脂製又は布製若しくは皮製などの柔軟なシート材により形成され、内部に弾力性のある部材が充填されている請求項1又は2の車椅子用腕まくら。
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