JP3221369U - クッション - Google Patents
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Abstract
【課題】骨盤を引き締める効果が十分であるとともに、安定感を有するクッションを提供する。【解決手段】折り目2に沿って二つ折り可能な、第一部位3と第二部位4とを有するクッション1であって、前記第一部位3及び前記第二部位4は、二つ折りしていない展開状態において、前記折り目2から両側に向かって厚みが増加するように構成されており、二つ折りした折り畳み状態において、前記第一部位3と前記第二部位4とを係止する係止手段5を設けてある。【選択図】図1
Description
本考案は、折り目に沿って二つ折り可能な、第一部位と第二部位とを有するクッションに関する。
一般に、長期間椅子に腰掛けて仕事や作業等をする場合、正しい姿勢を保ち続けることが難しく、悪い姿勢になりがちである。そのため、着座姿勢が悪いと、骨盤部や腰部に変則的な力が加わり、疲労感を高めることとなる。この状態が長期に亘ると腰部や骨盤部に異常を来し腰痛等の障害が発生する虞がある。
そこで、このような問題を解消し得る骨盤クッションが、例えば、特許文献1にて提案されている。
特許文献1に係る骨盤クッションは、厚みの薄い平坦状の中央座部と、中央座部の両側に左右一対の厚みが大きいサポート部とから構成される。着座すると中央座部に臀部から加わる押圧力で左右のサポート部が内向きに立ち上がり、臀部を挟圧して骨盤を引き締めることができる。
しかしながら、特許文献1に係る骨盤クッションは、左右のサポート部が内向きに立ち上がることで、却って安定感が損なわれ、例えば、椅子に置いて使用する場合、椅子から落ちる危険があった。また、着座者の臀部のサイズが中央座部に対して、大き過ぎたり小さ過ぎたりすると、骨盤を引き締める効果が十分に得られないという問題点があった。
本考案は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、骨盤を引き締める効果が十分であるとともに、安定感を有するクッションを提供することを目的とする。また、骨盤クッションとして使用する他、背凭れクッション、肘置き、足載せ、又は枕として使用することができるクッションを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本考案に係るクッションの特徴構成は、
折り目に沿って二つ折り可能な、第一部位と第二部位とを有するクッションであって、
前記第一部位及び前記第二部位は、二つ折りしていない展開状態において、前記折り目から両側に向かって厚みが増加するように構成されており、
二つ折りした折り畳み状態において、前記第一部位と前記第二部位とを係止する係止手段を設けてあることにある。
折り目に沿って二つ折り可能な、第一部位と第二部位とを有するクッションであって、
前記第一部位及び前記第二部位は、二つ折りしていない展開状態において、前記折り目から両側に向かって厚みが増加するように構成されており、
二つ折りした折り畳み状態において、前記第一部位と前記第二部位とを係止する係止手段を設けてあることにある。
本構成のクッションによれば、折り目に沿って二つ折り可能であり、折り畳んだ状態を係止する係止手段を有することから、展開状態と折り畳み状態との二通りの形状で使用することができる。展開状態では、骨盤クッション、背凭れクッション、肘置き、足載せ、又は枕として、折り畳み状態においては、足載せ、又は枕として使用することができる。骨盤クッションとして使用するときは、展開状態で使用し、クッションの折り目の位置に、着座者の臀部の中央を載置するように着座すると、折り目から両側に向かって厚みが増加するようになっていることから、着座者の臀部の中央から左右両側に向かって、クッションからの押圧力が高められる。そのため、骨盤が無理なく引き締められ、仙骨が立ち上げられることにより、正しい姿勢で着座することができる。また、安定した状態で着座することができるため、椅子から落ちることを気にせず、作業に集中することができる。背凭れクッションとして使用する場合は、展開状態で使用し、使用者の背中と椅子の背凭れの間に挟んで使用することで、疲労感を軽減したり、腰痛を和らげたりすることができる。肘置きとして使用する場合は、展開状態、折り畳み状態いずれの状態でも使用でき、長時間の作業による腕の疲れや痛みを緩和したり、予防したりすることができる。足載せとして使用する場合は、展開状態、折り畳み状態のいずれの状態でも使用でき、足の疲れやむくみを緩和したり、予防したりすることができる。また、床の温度が直接足に伝わらないので、足の冷えを緩和することができる。枕として使用する場合は、展開状態、折り畳み状態いずれの状態でも使用でき、使用者の好みに応じて高さを選ぶことができる。保管時には、係止手段により第一部位と第二部位とを係止して折り畳み状態とすることで、省スペースとなる。このように、本構成のクッションによれば、使用者の目的に応じて、骨盤クッション、背凭れクッション、肘置き、足載せ、又は枕として使用することができる。そのため、同時に異なる用途で使用することも可能であることから、複数購入も期待できる。
本考案に係るクッションにおいて、
前記第一部位に、動物又はキャラクターの顔を模した柄が付されていることが好ましい。
前記第一部位に、動物又はキャラクターの顔を模した柄が付されていることが好ましい。
本構成のクッションによれば、動物又はキャラクターの顔を模した柄が付されていることにより、使用者を視覚的に楽しませることができるとともに、商品価値を向上させることができる。
本考案に係るクッションにおいて、
前記第一部位に、その厚みが最大となる箇所から外方に突出する突出片を設けてあることが好ましい。
前記第一部位に、その厚みが最大となる箇所から外方に突出する突出片を設けてあることが好ましい。
本構成のクッションによれば、第一部位に設けられた突出片を、例えばピンチハンガーで挟んで吊るし、干すことができるので、クッション中の湿気を取り除くことができ、衛生的な状態を保つことができる。また、本構成のクッションを使用しないときは、ピンチハンガーで吊るした状態で保管しておくこともできる。
本考案に係るクッションにおいて、
前記突出片は、動物又はキャラクターの耳を模したものとして構成されていることが好ましい。
前記突出片は、動物又はキャラクターの耳を模したものとして構成されていることが好ましい。
本構成のクッションによれば、突出片が動物又はキャラクターの耳を模したものとして構成されることにより、動物又はキャラクターの愛嬌が増し、使用者を視覚的に楽しませることができるとともに、商品価値をさらに向上させることができる。また、本構成のクッションを使用しないときは、耳を模した突出部を、例えばピンチハンガーで吊るして壁等に掛けておくことで、インテリアとしても楽しむことができる。
以下、本考案について、図1〜図3を参照しながら説明する。ただし、本考案は、以下に説明する実施形態や図面に記載される構成に限定されることは意図しない。
<クッションの全体構成>
図1は、本考案の一実施形態に係るクッション1の全体斜視図である。図1(a)は、クッション1の展開状態を示す図であり、図1(b)及び(c)は、クッション1の折り畳み状態を示す図である。クッション1は、第一部位3と第二部位4とを有する。なお、本実施形態では、後述する係止ループ部5aを有する方を第一部位3とし、同じく後述する係止突起部5bを有する方を第二部位4としているが、第一部位及び第二部位の名称は便宜的なものであり、係止突起部5bを有する方を第一部位3とし、係止ループ部5aを有する方を第二部位4としても構わない。
図1は、本考案の一実施形態に係るクッション1の全体斜視図である。図1(a)は、クッション1の展開状態を示す図であり、図1(b)及び(c)は、クッション1の折り畳み状態を示す図である。クッション1は、第一部位3と第二部位4とを有する。なお、本実施形態では、後述する係止ループ部5aを有する方を第一部位3とし、同じく後述する係止突起部5bを有する方を第二部位4としているが、第一部位及び第二部位の名称は便宜的なものであり、係止突起部5bを有する方を第一部位3とし、係止ループ部5aを有する方を第二部位4としても構わない。
クッション1は、図1(a)に示されるように、折り目2の両側に、第一部位3と第二部位4とが構成され、第一部位3には、動物の顔を模した柄が付され、動物の耳を模した突出部6が設けられる。クッション1は、図1(b)に示されるように、第一部位3の動物の顔を模した柄が付されている面が見える状態で折り畳まれる。また、図1(c)に示されるように、第一部位3に係止ループ部5aが設けられ、第二部位4に係止突起部5bが設けられる。クッション1を折り畳み状態としたとき、第一部位3側の係止ループ部5aと第二部位4側の係止突起部5bとが協働して係止手段5を成すことで第一部位3と第二部位4とを係止し、折り畳み状態を保持することができる。
クッション1は折り目2を左右対称線として、左右に配置される第一部位3と第二部位4とから構成される。クッション1の本体は、折り目2から両側に向かって厚みが増加するように、外装カバー内にクッション部材が充填されている。クッション部材としては、例えば、低反発性のウレタンフォーム等の柔軟性を有する樹脂製発泡材が好適に用いられる。クッション1の本体の外装カバーには、一種類の布地を使用してもよいし、複数の種類の布地を組み合わせて使用してもよい。例えば、展開状態において、人と接する面は、肌触りの良い起毛布を使用し、椅子と接する面は、通気性に優れたメッシュ素材を使用することが好ましい。
<第一部位>
第一部位3は、折り目2から外側に向かって厚みが増加するように形成されている。第一部位3は第二部位4と同じ形状であってもよいが、動物又はキャラクターの顔を模した柄が付されていてもよい。動物又はキャラクターとしては、犬、クマ、ブタ、パンダ、ネコのような動物の他、空想上の人物や動物、モチーフ、植物であってもよい。また、第一部位3には、後述のピンチハンガー9が取り付け可能な突起片6を設けることが好ましく、突起片6は、動物又はキャラクターの顔を模した柄に合わせて、耳を模したものとして構成されていることがより好ましい。第一部位3の中央に孔部7aを設けてもよい。孔部7aを設けることにより、使用時の通気性をより確保することができる。また、孔部7aが、動物又はキャラクターの口を模したものとして構成されていてもよい。なお、孔部7aの形状は、図1に示されるような円形に限定されるものではなく、三角形や四角形等の多角形や、星形などであっても良い。
第一部位3は、折り目2から外側に向かって厚みが増加するように形成されている。第一部位3は第二部位4と同じ形状であってもよいが、動物又はキャラクターの顔を模した柄が付されていてもよい。動物又はキャラクターとしては、犬、クマ、ブタ、パンダ、ネコのような動物の他、空想上の人物や動物、モチーフ、植物であってもよい。また、第一部位3には、後述のピンチハンガー9が取り付け可能な突起片6を設けることが好ましく、突起片6は、動物又はキャラクターの顔を模した柄に合わせて、耳を模したものとして構成されていることがより好ましい。第一部位3の中央に孔部7aを設けてもよい。孔部7aを設けることにより、使用時の通気性をより確保することができる。また、孔部7aが、動物又はキャラクターの口を模したものとして構成されていてもよい。なお、孔部7aの形状は、図1に示されるような円形に限定されるものではなく、三角形や四角形等の多角形や、星形などであっても良い。
第一部位3を外装する上の面の布地と下の面の布地とを、クッション部材が充填されている状態において、第一部位3の中央で縫い合わせることで、第一部位3の外側から中央にかけて凹みを設けてもよい。第一部位3を構成する上の面と下の面との布地を縫い合わせたときの縫い目の形状は、円形のみならず、三角形や四角形等の多角形や、星形などであっても良く、ボタン留めにしてもよい(図示せず)。
<第二部位>
第二部位4は、折り目2から外側に向かって厚みが増加するように形成されている。また、第二部位4の中央に孔部7bを設けてもよい。孔部7bを設けることにより、使用時の通気性をより確保することができる。第二部位4には、動物又はキャラクターの顔を模した柄や突起片を設けないといった制限はなく、例えば、第二部位4の厚みが最大となる箇所から外方に突出するように、動物又はキャラクターの足を模したものとして構成される突起片を設けてもよい。足を模した突起片をピンチハンガー9に取り付け可能な構造としてもよい。なお、孔部7bの形状は、図2に示されるような丸形に限定されるものではなく、三角形や四角形等の多角形や、星形などであっても良い。
第二部位4は、折り目2から外側に向かって厚みが増加するように形成されている。また、第二部位4の中央に孔部7bを設けてもよい。孔部7bを設けることにより、使用時の通気性をより確保することができる。第二部位4には、動物又はキャラクターの顔を模した柄や突起片を設けないといった制限はなく、例えば、第二部位4の厚みが最大となる箇所から外方に突出するように、動物又はキャラクターの足を模したものとして構成される突起片を設けてもよい。足を模した突起片をピンチハンガー9に取り付け可能な構造としてもよい。なお、孔部7bの形状は、図2に示されるような丸形に限定されるものではなく、三角形や四角形等の多角形や、星形などであっても良い。
第二部位4を外装する上の面の布地と下の面の布地とを、クッション部材が充填されている状態において、第二部位4の中央で縫い合わせることで、第二部位4の外側から中央にかけて凹みを設けてもよい。第二部位4を構成する上の面と下の面との布地を縫い合わせたときの縫い目の形状は、円形のみならず、三角形や四角形等の多角形や、星形などであっても良く、ボタン留めにしてもよい(図示せず)。
<折り目>
クッション1の折り目2は、クッション1を展開したとき、第一部位3と第二部位4との左右対称線となる位置に設けられ、クッション全体でもっとも厚みが最小となる部分である。折り目2の厚みは、0.4〜1.0cmであることが好ましく、クッションの厚みが最大となる箇所に対し、1/15〜1/8であることが好ましい。折り目2の厚みが小さくなり過ぎると、折り目部分の破損が生じやすくなるため、耐久性に劣る虞があり、折り目2の厚みが大きくなると、二つ折りに折り畳み難くなるため、係止手段5に負荷がかかり壊れやすくなる虞がある。
クッション1の折り目2は、クッション1を展開したとき、第一部位3と第二部位4との左右対称線となる位置に設けられ、クッション全体でもっとも厚みが最小となる部分である。折り目2の厚みは、0.4〜1.0cmであることが好ましく、クッションの厚みが最大となる箇所に対し、1/15〜1/8であることが好ましい。折り目2の厚みが小さくなり過ぎると、折り目部分の破損が生じやすくなるため、耐久性に劣る虞があり、折り目2の厚みが大きくなると、二つ折りに折り畳み難くなるため、係止手段5に負荷がかかり壊れやすくなる虞がある。
<係止手段>
図1(c)に示されるように、係止手段5は、係止ループ部5aと係止突起部5bとから構成される。第一部位3に係止ループ部5aが設けられ、第二部位4に係止突起部5bが設けられていてもよく、第二部位4に係止ループ部5aが設けられ、第一部位3に係止突起部5bが設けられていてもよい。係止ループ部5a及び係止突起部5bは、折り目2の中心の直交線の延長線上のうち、最も遠い位置に設けられることが好ましい。係止手段5は、図1(c)に示されるような、伸縮可能なひもを使用した係止ループ部5aとボタンを使用した係止突起部5bであってもよく、面ファスナーや、マグネット、バックルのような留め具であってもよい。
図1(c)に示されるように、係止手段5は、係止ループ部5aと係止突起部5bとから構成される。第一部位3に係止ループ部5aが設けられ、第二部位4に係止突起部5bが設けられていてもよく、第二部位4に係止ループ部5aが設けられ、第一部位3に係止突起部5bが設けられていてもよい。係止ループ部5a及び係止突起部5bは、折り目2の中心の直交線の延長線上のうち、最も遠い位置に設けられることが好ましい。係止手段5は、図1(c)に示されるような、伸縮可能なひもを使用した係止ループ部5aとボタンを使用した係止突起部5bであってもよく、面ファスナーや、マグネット、バックルのような留め具であってもよい。
<突出片>
図2は、本実施形態に係るクッションを吊り下げた状態を示す図である。クッション1の第一部位3には、その厚みが最大となる箇所から外方に突出する突出片6が設けられ、ピンチハンガー9が取り付け可能な構成となっている。突起片6は第一部位3にデザインされた動物又はキャラクターの顔を模した柄に合わせて、耳を模した構成としてもよい。また、耳を模した突起片6の形は、三角形、丸形、楕円形、四角形、星形であってもよく、動物の立ち耳や半立ち耳、垂れ耳のような状態を模していてもよい。
図2は、本実施形態に係るクッションを吊り下げた状態を示す図である。クッション1の第一部位3には、その厚みが最大となる箇所から外方に突出する突出片6が設けられ、ピンチハンガー9が取り付け可能な構成となっている。突起片6は第一部位3にデザインされた動物又はキャラクターの顔を模した柄に合わせて、耳を模した構成としてもよい。また、耳を模した突起片6の形は、三角形、丸形、楕円形、四角形、星形であってもよく、動物の立ち耳や半立ち耳、垂れ耳のような状態を模していてもよい。
<クッションの使用例>
図3は、本実施形態に係るクッションを骨盤クッションとして使用する状態を示す図である。骨盤クッションとして使用する場合、展開状態のクッション1を椅子10の座面に敷き、着座者11は、折り目2の位置に臀部12を載置する。このとき、第一部位3と第二部位4に、臀部12の左右を夫々乗せると、クッション1の折り目から両側に向かって厚みが増加するようになっていることから、着座者11の臀部12の中央から左右両側に向かって、クッション1からの押圧力が高められる。そのため、骨盤が無理なく引き締められ、仙骨が立ち上げられることにより、正しい姿勢で着座することができる。また、安定した状態で着座することができるため、作業に集中することができる。
図3は、本実施形態に係るクッションを骨盤クッションとして使用する状態を示す図である。骨盤クッションとして使用する場合、展開状態のクッション1を椅子10の座面に敷き、着座者11は、折り目2の位置に臀部12を載置する。このとき、第一部位3と第二部位4に、臀部12の左右を夫々乗せると、クッション1の折り目から両側に向かって厚みが増加するようになっていることから、着座者11の臀部12の中央から左右両側に向かって、クッション1からの押圧力が高められる。そのため、骨盤が無理なく引き締められ、仙骨が立ち上げられることにより、正しい姿勢で着座することができる。また、安定した状態で着座することができるため、作業に集中することができる。
<別実施形態>
(1)クッション1を背凭れクッションとして使用する場合は、展開状態で使用し、使用者の背中と椅子の背凭れの間に挟んで使用することができる(図示せず)。このとき、クッション1は、着座者の腰部分に接するように横向きにして使用することもできるし、着座者の腰から背中部分に接するように縦向きにして使用することもできる。着座者の好みの使用方法により、疲労感を軽減することができるとともに、腰痛を和らげ、リラックス効果も期待できる。
(1)クッション1を背凭れクッションとして使用する場合は、展開状態で使用し、使用者の背中と椅子の背凭れの間に挟んで使用することができる(図示せず)。このとき、クッション1は、着座者の腰部分に接するように横向きにして使用することもできるし、着座者の腰から背中部分に接するように縦向きにして使用することもできる。着座者の好みの使用方法により、疲労感を軽減することができるとともに、腰痛を和らげ、リラックス効果も期待できる。
(2)クッション1を肘置きとして使用する場合は、展開状態、折り畳み状態いずれの状態でも使用することができる(図示せず)。展開状態で使用する場合は、机の上にクッション1を置き、例えば、両腕を乗せてパソコン操作等の作業を行うことで、腕の疲れや痛みの緩和、その予防が期待できる。また、折り畳んだ状態においては、例えば、ソファーの肘掛けのように使用することで、楽な体勢で寛ぐことができる。
(3)クッション1を足載せとして使用する場合は、展開状態、折り畳み状態のいずれの状態でも使用できる(図示せず)。例えば、足のむくみや疲れが軽い場合は展開状態、重い場合は折り畳み状態で使用するなど、使用者の目的や好みに応じて使い分けることができる。また、足載せとして使用する場合、床の温度が直接足に伝わらないので、特に寒い季節においては、足の冷えを緩和することもできる。
(4)クッション1を枕として使用する場合は、展開状態、折り畳み状態いずれの状態でも使用できる(図示せず)。展開状態においては、使用者は仰向けで休むこともできるし、横向きで休むこともできる。折り畳み状態においては、横向きで使用して休むことができる他、机の上で枕として使用することで、座った状態においても楽な体勢で仮眠をとることができる。
本考案のクッションは、着座者の臀部の中央から左右両側に向かって、クッションからの押圧力が高められるという特性を有していることから、骨盤クッションとしての用途に好適に用いることができるのは勿論のこと、背凭れクッション、肘置き、足載せ、又は枕として使用者の目的に応じた使い方ができるため、オフィスや自宅、車内での用途に用いることができる。
1 クッション
2 折り目
3 第一部位
4 第二部位
5 係止手段
6 突出片
2 折り目
3 第一部位
4 第二部位
5 係止手段
6 突出片
Claims (4)
- 折り目に沿って二つ折り可能な、第一部位と第二部位とを有するクッションであって、
前記第一部位及び前記第二部位は、二つ折りしていない展開状態において、前記折り目から両側に向かって厚みが増加するように構成されており、
二つ折りした折り畳み状態において、前記第一部位と前記第二部位とを係止する係止手段を設けてあるクッション。 - 前記第一部位に、動物又はキャラクターの顔を模した柄が付されている請求項1に記載のクッション。
- 前記第一部位に、その厚みが最大となる箇所から外方に突出する突出片を設けてある請求項1又は2に記載のクッション。
- 前記突出片は、動物又はキャラクターの耳を模したものとして構成されている請求項3に記載のクッション。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019000739U JP3221369U (ja) | 2019-03-01 | 2019-03-01 | クッション |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019000739U JP3221369U (ja) | 2019-03-01 | 2019-03-01 | クッション |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3221369U true JP3221369U (ja) | 2019-05-23 |
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ID=66625674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019000739U Active JP3221369U (ja) | 2019-03-01 | 2019-03-01 | クッション |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3221369U (ja) |
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2019
- 2019-03-01 JP JP2019000739U patent/JP3221369U/ja active Active
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