JP3168968U - ビーズクッション - Google Patents

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正 本岡
正 本岡
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Abstract

【課題】使用する身体形状にフィットすることは勿論、着座前後でクッション本体の形態が大きく変化し、着座の安定感が向上する許かりでなく、正坐用のスツールとして使い勝っ手が良く、行儀体裁の良好なビーズクッションを提供する。【解決手段】クッション本体1に粒状物4を封入し、下開口有底の筒状伸縮部2と、上開口有底の筒状非伸縮部3とを設け、筒状伸縮部と筒状非伸縮部との対向する上下開口周縁を一体に連繋させる。【選択図】図1

Description

この考案は、例えばまくら、肩当て、敷きマット、スツール等として用いられる袋体に粒状物を封入したビーズクッションに関する。
図5は、従来のビーズクッションを示す一部断面とした斜視図である。
このビーズクッションソファは、略円柱状(厚み高さを有する円板状)をした袋本体71に発泡ビーズ76が封入してある。
袋本体71は、円形の上面布72と幅広リング状の周面布73と、円形の底面布74とから成り、周面布73の上下開口縁部75が上面布72及び底面布74の外周縁に重合状に縫着されて形成されている。そして、底面布74の面内には発泡ビーズ76を装脱するファスナー付きの開口部が設けてある。
このビーズクッションソファでは、袋本体71の底面布74と周面布73を塩化ビニルシートの非伸縮材で構成する一方、上面布72のみをスパンデックスの伸縮材で構成した点に特徴を有する。
このビーズクッションソファは、上記特徴により、着座した際の発泡ビーズの移動が伸縮性素材である上面布の上下方向のみに限定される結果、着座姿勢にフィットする形状で人体を支持することができる。
特許第3057059号公報
上記ビーズクッションソファでは、着座圧を除くと、上下に移動し上下方向へ圧縮された発泡ビーズが、伸縮性上面布の原状復帰作用により着座前の水平位置に自然復帰する利点がある。
しかしながら、このビーズクッションは着座圧によって上面布面内が若干凹み状となるだけで、着座前と着座後ではクッションの全体形状に変化はない。従って、例えば略円柱状のビーズクッションを所謂、正坐用のスツール(尻に敷き足の痺れを防止する腰当て)として使用する際などは安定感が頗る悪い。
また、着座後においてもクッション本体の上下方向の径が同じである。このため、折り曲げた足の膝下部位をキチンと正坐状に処すための空間がなく、正坐する両膝が開かざるを得ず、行儀体裁が悪いなどの不利があった。
この考案は、以上のような課題を解消させ、使用する身体形状にフィットすることは勿論、着座前と着座後でクッション本体の形態が大きく変化し、着座の安定感が向上する許かりでなく、正坐用の腰当てとして使い勝手が良く行儀体裁の良好なビーズクッションを提供することを目的とする。
この目的を達成させるために、この考案のビーズクッションは次のような構成としている。
ビーズクッションは、クッション本体に粒状物を封入したものであって、このクッション本体は下開口有底の筒状伸縮部と、上開口有底の筒状非伸縮部とから成り、筒状伸縮部と筒状非伸縮部との対向する上下開口周縁を一体に連繋させたものであることを特徴としている。
この考案では以上のように、粒状物を封入した所定長さを有する円柱状のクッション本体の中央より一端側の約半分を筒状伸縮部とすると共に、他端側の約半分を筒状非伸縮部とすることとしたから、着座により体圧を受けた筒状伸縮部が拉げ、全体としてキノコ形状に変形する。
つまり、円柱状のクッションは着座による体圧を受けてキノコ状の傘状部、すなわち筒状伸縮部が拡径し、且つキノコ状の柄部(棒状部)、即ち筒状非伸縮部が堅固となることで、着座の安定感が一層向上する。
更に、キノコ状の傘状部の下側、つまり柄部の外周囲は正坐状態の折り曲げた膝下部分の配置用空間となるから、両膝が開かず美しい正坐姿勢を保持し得る許かりでなく、足の痺れを防止する腰当てとして使いがってが良好である。
また、円柱状クッション本体を横倒しにすると、所謂くくり枕として機能する。この場合においても、クッション本体は、使用する前は平面形状が略長方形であったものが、人体(頭部)の荷重を受けて筒状伸縮部が拉げて平たく拡大し、全体として略瓢箪形の変形楕円形状に変化する。
この形態の変形に伴って、人体頭部の形態に即応してフィットするように変化すると共に、安定感が増す許かりでなく、寝返りに応じてビーズが移動することで、フィット感が損なわれない等、考案目的を達成した優れた効果を有する。
以下、図面に基づき本考案に係るビーズクッションの具体的な実施の形態を説明する。
図1は、ビーズクッションを示す斜視図である。
ビーズクッションは、粒状物4と、この粒状物4を封入するクッション本体1とから成る。
クッション本体1は、筒状伸縮部2と筒状非伸縮部3とから構成される。
筒状伸縮部2は、伸縮性がある織物生地(所謂ストレッチ地)を使用している。
例えば、メリヤス生地、ウーステッド(梳毛織物)や合成繊維と天然繊維の混紡或いは交織織物等が使用されるが、実施の形態ではポリエステルと綿の交織織物を使用して伸縮性を確保している。
この筒状伸縮部2は、円形シート状の上面部21と、幅広リング状の周面部22とからなり、上面部21の外周縁と周面部22の上周縁を縫着して下開口の円筒状に形成している。
前記筒状非伸縮部3は、伸びない生地(所謂カンバス地)を使用している。例えば麻布の平織物、ポリエチレンテレフタレート繊維の高密度織物等が使用されるが、実施の形態においてはポリエステル100パーセント生地を使用して非伸縮性を確保している。
この筒状非伸縮部3は、円形シート状の底面部31と、幅広リング状の周面部32とからなり、底面部31の外周縁と周面部32の下周縁を縫着して上開口の円筒状に形成している。
上記クッション本体1は、前記筒状伸縮部2の周面部22の下開口周縁と、前記筒状非伸縮部3の周面部32の上開口周縁とを縫着して繋ぎ部5により一体に連繋して両端閉成の円筒体となしている。内部には、粒状物としてプラスチックの小球状体、例えば発泡ビーズ(ポリスチレン、ポリエチレン)を封入して構成している。
このような構成を有するビーズクッションは、常態においては図1で示すように、略円柱体形状である。この考案の特徴は、クッション自体が使用前(着座前)と使用時(着座時)で全体形態が変化する点にある。つまり、着座前は円柱体であるのに対し、着座時はキノコ形状に変化する。
図2及び図3は、ビーズクッションを正坐用腰当て(正坐時にお尻に敷いて足の痺れを防止する正坐用スツール)として使用する状態を示している。図2で示すとおり、円柱状のクッション本体1にお尻Dを載せて座ると、筒状伸縮部2及び筒状非伸縮部3に垂直方向への体圧Pが作用する。
これによって、ビーズ4全体が下方向の筒状非伸縮部3方向へ押圧されるとき、同時に筒状伸縮部2が周方向への押圧力P1をうけて生地が伸び拡大すると共に筒状伸縮部2のビーズ4が周方向へ移動する。
一方、筒状非伸縮部3は押圧力P2を受けても伸びないため円柱状が保持され、且つ筒状非伸縮部3内のビーズ4は凝集状となり堅固となる。したがって、クッション本体1は全体として、キノコ状の傘状部(筒状伸縮部2)Aと、キノコ状の柄部(筒状非伸縮部3)Bに変化する(図3参照)。
更に、図3で示すように、キノコ状の傘状部(筒状伸縮部2)Aの下、つまりキノコ状の柄部(筒状非伸縮部3)Bの外周囲には足入れ空間部Cが開いている。かくして、拡開し接地面積の大きくなったキノコ状の傘状部(筒状伸縮部2)Aにより身体形状にフィットする着座状態が得られると共に、着座状態の安定感が向上する。
また、正坐状態の折り曲げた足の膝下部位Eを、足入れ空間部Cに位置させることができるから、無理なくひざがしらを合わせた美しい正坐姿勢を保持でき、行儀体裁が良好となる。
図4は、クッション本体1をくくり枕して使用する状態を示す斜視図である。頭部Fが筒状伸縮部2に押圧力を作用すると、拉げて平面的に拡開する。このとき、ビーズ4が移動して頭部Fの形にフィットする。
クッション本体1は、使用前は、平面形状が略長方形であったものが、体圧を受けて筒状伸縮部2のみが拉げて、平面形状が略瓢箪形の変形楕円形状に変化し、寝返りに即応して常に頭部Fのフィット感が保たれる。
実施の形態のビーズクッションを示す斜視図である。 ビーズクッションを示す断面図である。 ビーズクッションの使用状態を示す斜視図である。 ビーズクッションをくくり枕として使用する状態を示す斜視図である。 従来のビーズクッションを示す一部を破断した斜視図である。
1 クッション本体
2 筒状伸縮部
3 筒状非伸縮部
4 粒状物(ビーズ)
5 繋ぎ部
21 上面部
22 周面部
31 底面部
32 周面部
A キノコ状の傘状部
B キノコ状の柄部
C 足入れ空間部

Claims (4)

  1. クッション本体に粒状物を封入したものであって、このクッション本体は下開口有底の筒状伸縮部と、上開口有底の筒状非伸縮部とから成り、筒状伸縮部と筒状非伸縮部との対向する上下開口周縁を一体に連繋させたものであることを特徴とするビーズクッション。
  2. 前記粒状物を封入したクッション本体は、縦形状としスツールとして、着座前は全体形状が略円柱状であるのに対し、着座時は体圧を受けて安定した略キノコ形状に変化することを特徴とする請求項1記載のビーズクッション。
  3. 前記粒状物を封入したクッション本体は、横倒し状とし括り枕として、使用前は全体平面形状が略長方形であるのに対し、使用時は体圧を受けて略瓢箪型の変形楕円形に変化することを特徴とする請求項1記載のビーズクッション。
  4. 前記クッション本体は、布製の袋体であり、且つ封入する粒状物は発泡ビーズであることを特徴とする請求項1記載のビーズクッション。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015181877A (ja) * 2014-03-26 2015-10-22 トヨタ紡織株式会社 クッション

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