JP3145483U - クッション体 - Google Patents

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【課題】種々の用途に利用できる三次元立体編物を用いたクッション体を提供する。
【解決手段】クッション本体部2に、一組の止め部材3を構成する係合部材3aと被係合部材3bを設けると共に、紐状部材4を設けた構成である。従って、係合部材3aと被係合部材3bとを互いに係合させた場合には、クッション本体部2の一辺2a付近は、略筒状に変形する。そこで、この略筒状部分を、例えば、自転車のサドルの先端部に装着することでサドルカバーとして使用できる。この場合、例えば、紐状部材4を自転車のフレームの任意部位に引っ掛ければ、サドルカバーとしてのクッション体1は、サドルから外れにくくなる。
【選択図】 図1

Description

本考案は、種々の用途に使用可能なクッション体に関する。
特許文献1〜3には、三次元立体編物を利用したサドルカバーが開示されている。三次元立体編物を用いることにより、薄型でありながら高いクッション特性を有すると共に、通気性が高いため蒸れ感を低減できるという利点を有している。
特開2001−138971号公報 実用新案登録第3053249号公報 実用新案登録第3111583号公報 特開2006−175204号公報
特許文献1〜3は、三次元立体編物のクッション特性を利用しているが、いずれも、サドルに装着するための専用の形状で形成されており、専ら、サドルカバーとして使用されるのみである。一方、特許文献4は、自動車のシートや事務用椅子の座部及び背もたれ部の表面に積層して使用する三次元立体編物からなるクッション体を開示している。しかしながら、このクッション体も、座部や背もたれ部に取り付けやすい専用の形状になっており、座部や背もたれ部の表面に積層して使用する以外の用途を目的としたものではない。
本考案は上記の点に着目してなされたもので、種々の用途に利用できるクッション体を提供することを課題とする。特に、本考案では、軽量かつ薄型でありながらクッション特性に優れた三次元立体編物を使用することで、持ち運びの際の負担にならず、大人から子供まで、幅広い年齢層で使用可能なクッション体を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本考案のクッション体は、所定形状に形成されたクッション本体部と、前記クッション本体部の一方側に互いに所定間隔をおいて設けられ、前記クッション本体部を折り曲げるように変形させて相互に接近させて係合可能な係合部材と被係合部材とからなる少なくとも一組の止め部材と、前記クッション本体部の他方側に設けられた紐状部材とを備えることを特徴とする。
また、本考案のクッション体は、略方形に形成されたクッション本体部と、前記クッション本体部の一の辺部付近に互いに所定間隔をおいて設けられ、前記クッション本体部を折り曲げるように変形させて相互に接近させて係合可能な係合部材と被係合部材とからなる少なくとも一組の止め部材と、前記一の辺部に対して反対側に位置する他の辺部付近に2つの基端部が相互に間隔をおいて連結された紐状部材とを備えることを特徴とする。
上記したクッション本体部は、互いに離間して配置された一対のグランド編地と、該一対のグランド編地間を往復して両者を結合する多数の連結糸とを有する三次元立体編物から形成されていることが好ましい。
また、上記紐状部材としては、1本のゴム紐からなり、その両端に位置する基端部が相互に間隔をおいて上記他の辺部付近に連結されている構成とすることができる。
本考案のクッション体は、展開状態で使用すれば、自動車のシートや事務用椅子の座部に載置し、臀部への当たり感や臀部のしびれを和らげるためのクッションとして利用でき、また、背もたれ部に積層すれば、背の当たり感やしびれ等を和らげるクッションとして利用できる。この際、本考案では、紐状部材を備えており、この紐状部材を椅子等のフレームに引っ掛ることができるため、容易にかかる目的で使用できる。
また、手提げ鞄の内側にクッション本体部が位置するように紐状部材を連結したり、あるいは、ランドセルの内側にクッション本体部が位置するように紐状部材をランドセル上部に連結したりすることで、手提げ鞄やランドセルの角部による硬い当たり感を軽減することができる。
一方、一組の止め部材を構成する係合部材と被係合部材を互いに係合させた場合には、クッション本体部の一辺付近は、略筒状に変形する。そこで、この略筒状部分を、例えば、自転車のサドルの先端部に装着することでサドルカバーとして使用できる。この場合、例えば、紐状部材を自転車のフレームの任意部位に引っ掛ければ、サドルカバーとしてのクッション体は、サドルから外れにくくなる。
なお、クッション本体部として三次元立体編物を用いることが好ましく、それにより、軽量かつ薄型であるため、持ち運びに便利であり、また、ランドセル等に取り付けた際にも重量が大きく嵩むことがない。また、三次元立体編物は通気性がよく、ランドセルと背の間に常に空気層が存在することになるため、ランドセルと背との間の蒸れ防止にも役立つ。
以下、図面に示した本考案の実施形態に基づき、さらに詳細に説明する。図1(a),(b)は、本考案の一の実施形態に係るクッション体1を示す図であり、(a)は表側から見た斜視図、(b)は裏側から見た斜視図である。これらの図に示すように、クッション体1は、クッション本体部2、一組の止め部材3、紐状部材4を有して構成される。
クッション本体部2は、三次元立体編物から形成される。三次元立体編物は、例えば、特開2002−331603号公報に開示されているように、互いに離間して配置された一対のグランド編地と、該一対のグランド編地間を往復して両者を結合する多数の連結糸とを有する立体的な三次元構造となった編地である。
一方のグランド編地は、例えば、単繊維を撚った糸から、ウェール方向及びコース方向のいずれの方向にも連続したフラットな編地組織(細目)によって形成され、他方のグランド編地は、例えば、短繊維を撚った糸から、ハニカム状(六角形)のメッシュを有する編み目構造に形成されている。もちろん、この編地組織は任意であり、細目組織やハニカム状以外の編地組織を採用することもできるし、両者とも細目組織を採用するなど、その組み合わせも任意である。連結糸は、一方のグランド編地と他方のグランド編地とが所定の間隔を保持するように、2つのグランド編地間に編み込んだものである。このような三次元立体編物としては、例えば、住江織物(株)製、製品番号49013Dや製品番号49011Dを用いることができる。なお、クッション本体部2は、一枚の三次元立体編物から形成することも可能であるが、複数枚の三次元立体編物を積層して構成してもよい。
クッション本体部2を構成する三次元立体編物は、本実施形態では、略方形に形成される。本考案は、略方形以外の形状、例えば、円形や楕円形などを排除するものではないが、略方形に形成することにより、椅子の座部に積層するクッションとしての用途、鞄やランドセルの当たり防止用のクッションとしての用途、自転車のサドルカバーとしての用途など、円形や楕円形のものと比較してより多くの用途への適用が可能となる。なお、クッション本体部2を構成する三次元立体編物の周縁部は、ほつれ防止のために、布材、皮革などのほつれ防止部材21が積層されて縫合される。
クッション本体部2の裏面側においては、4つの辺部のうちの一の辺部2a付近に、該一の辺部2aの長さ方向(クッション本体部2の幅方向)に沿って所定間隔をおいて、好ましくは、該一の辺部2aの中心位置を挟んで対称の位置に、係合部材3aと被係合部材3bとが設けられている。この係合部材3aと被係合部材3bとにより、一組の止め部材3が構成される。係合部材3aと被係合部材3bとは、相互に係合し合う構造のものであればよく、例えば、スナップボタンの凸型と凹型を使用することができる。
クッション本体部2の上記一の辺部2aの反対側に位置する他の辺部2b付近には、紐状部材4の2つの基端部4a,4bが相互に間隔をおいて連結されている。紐状部材4として、本実施形態では1本のゴム紐を用いており、図1(b)に示したように、該ゴム紐の両端部(基端部4a,4b)を他の辺部2b付近に連結している。
本実施形態のクッション体1は、例えば、次のように使用される。まず、図2は、クッション体1を展開状態で使用するものであり、椅子100の座部110上に、クッション体1を載置したものである。椅子100の背もたれ部120のフレーム121に紐状部材4を引っ掛けて使用する。図3では、紐状部材4を、手提げ鞄の200の手提げ部201に連結し、クッション本体部2を手提げ鞄200の内側(人の太腿や膝付近に触れる側)に沿わせるようにして使用する。これにより、手提げ鞄200が太腿や膝付近に当たった際の当たり感を和らげることができる。
図4は、クッション体1をサドルカバーとして利用する場合を示した図である。まず、図4(a)に示したように、クッション本体部2を略中央部から折り曲げ、係合部材3aと被係合部材3bとを係合させる。これにより、クッション本体部2の一の辺部2a付近は略筒状になり、反対側に位置する他の辺部2b付近ほど扇形に拡開するような状態になる。次いで、扇形に開いた他の辺部2b側から、サドル300を相対的に差し込むようにし、さらに、サドル300の先端部301を略筒状となった係合部材3aと被係合部材3bとの間に位置させる。最後に、紐状部材4をサドル300を支持するフレーム302の適宜位置に引っ掛け、該クッション体1の位置を固定する。これにより、サドル300の表面にクッション本体部2が位置し、サドルカバーとして利用できる。
このように、本実施形態のクッション体1は、略方形に形成した極めて簡素な形状でありながら、様々な用途に利用できる。但し、これらはあくまで例示であり、クッション体1の用途がこれらに限定されるものではないことはもちろんである。
また、上記実施形態では、紐状部材4として1本のゴム紐を用いているが、2本のベルト部材から構成し、両者間にバックルを設けた構成とすることもできる。この場合には、目的とする部分、例えば、手提げ鞄の手提げ部や椅子のフレーム等に2本のベルト部材を掛け回したならば、バックルにより、ベルト部材同士を連結するだけで容易に取り付けることができる。また、上記実施形態では、係合部材3aと被係合部材3bとからなる止め部材3を一組設けているだけであるが、例えば、略方形のクッション本体部2の残りの辺部2c,2d付近にも同様に設けた構成とすることもできる。これにより、略方形のクッション体1をさらに種々の形状に変形することができ、適用可能な用途もさらに広がる。
本考案のクッション体は、略方形の極めて簡素な形状であるため携帯性に優れていると共に、紐状部材と係合部材を利用して、上記した用途以外にも、様々な用途に利用できる。すなわち、空気層を設けることが必要がある場合、表面に凹凸があり、その凹凸が他の物や人に当接した際の刺激を柔らげる必要がある場合、あるいは、クッション性を利用して振動を吸収する必要がある場合等において使用することができる。例えば、枕や寝具の表面に用いたり、あるいは、枕カバーやシーツの内側に挿入することで、空気層を作ったり、クッション性を高めたりすることができる。踵や手首の骨が突出している部分をカバーするように敷くこともできる。このように利用すれば、褥瘡予防効果を高めることもできる。また、肘や膝をついて作業を行う必要がある場合に、簡易的に本考案のクッション体を敷いて使用することができる。また、ハイキングやアウトドアスポーツなどにおいて、石などの硬い物の上に腰掛ける場合に、簡易敷物として利用できる。また、係合部材と被係合部材とを係合して略筒状にし、頭部に装着したりすれば、頭部の保護に役立つ。また、ヘルメットや帽子の一時的なインナークッションとして利用することもできる。また、クッション体を折り曲げたりして口・鼻にあてることで、一時的に、マスク等に代わるフィルタとして利用することもできる。
図1(a),(b)は、本考案の一の実施形態に係るクッション体を示す図であり、(a)は表側から見た斜視図、(b)は裏側から見た斜視図である。 図2は、上記実施形態のクッション体を椅子に使用した例を説明するための図である。 図3は、上記実施形態のクッション体を手提げ鞄に使用した例を説明するための図である。 図4(a),(b)は、上記実施形態のクッション体をサドルカバーとして使用した例を説明するための図である。
符号の説明
1 クッション体
2 クッション本体部
2a〜2d 辺部
3 止め部材
3a 係合部材
3b 被係合部材
4 紐状部材

Claims (4)

  1. 所定形状に形成されたクッション本体部と、
    前記クッション本体部の一方側に互いに所定間隔をおいて設けられ、前記クッション本体部を折り曲げるように変形させて相互に接近させて係合可能な係合部材と被係合部材とからなる少なくとも一組の止め部材と、
    前記クッション本体部の他方側に設けられた紐状部材と
    を備えることを特徴とするクッション体。
  2. 略方形に形成されたクッション本体部と、
    前記クッション本体部の一の辺部付近に互いに所定間隔をおいて設けられ、前記クッション本体部を折り曲げるように変形させて相互に接近させて係合可能な係合部材と被係合部材とからなる少なくとも一組の止め部材と、
    前記一の辺部に対して反対側に位置する他の辺部付近に2つの基端部が相互に間隔をおいて連結された紐状部材と
    を備えることを特徴とするクッション体。
  3. 前記クッション本体部が、互いに離間して配置された一対のグランド編地と、該一対のグランド編地間を往復して両者を結合する多数の連結糸とを有する三次元立体編物から形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のクッション体。
  4. 前記紐状部材が、1本のゴム紐からなり、その両端に位置する基端部が相互に間隔をおいて前記他の辺部付近に連結されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1に記載のクッション体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2871988B1 (en) * 2012-07-16 2020-09-02 Dolce Vita S.r.l. Crotch liner for cycling shorts, for on-saddle activities, sports activities and other uses, characterised by an internal air cushion

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