JP3177079U - 緩衝と弾性支持機能を具えた通気マット - Google Patents

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Abstract

【課題】使用時に暑苦しさと不快感の発生を防ぐ緩衝と弾性支持機能を具えた通気マットを提供する。
【解決手段】通気マットは、底層10、中層11、表層12が接合されてなり、該底層は該中層の下方に設けられ、該中層は該表層の下方に設けられ、該中層の上面に複数の弾性凸部13が凸設され、該表層は該中層の該弾性凸部に沿って該中層と接合され、該弾性凸部と該弾性凸部の間には間隔14があり、隣り合う弾性凸部の間に下に凹んだ通気道がある。
【選択図】図2

Description

本考案は一種の緩衝と弾性支持機能を具えた通気マットに係り、特に、人体局部圧力を有効に吸収し、並びに通気効果を具え、マットとの長時間の接触によっても、蒸し暑さを発生しない構造に関する。
周知のマット、たとえば、フットマットは縫製技術を採用して形成され、周知のマットは主に布で製造され、使用者が長時間マットと接触する時、蒸し暑さを極めて発生させやすい。且つ周知のマットは有効に使用者の体重を吸収できず、このため長時間使用する時、使用者の身体の局部に不快感を発生させやすい。
以上の欠点に対し、本考案者は深く検討し、長期にわたり研究開発を重ね、終に本考案を創作したものである。
ゆえに、本考案の目的は、有効に人体局部圧力を吸収し、並びに通気効果を有し、マットとの長時間の接触によっても、蒸し暑さを発生させない、緩衝と弾性支持機能を具えた通気マットを提供することにある。
本考案は、底層、中層、表層が接合されてなり、該底層は該中層の下方に設けられ、該中層は該表層の下方に設けられ、該中層の上面に複数の弾性凸部が凸設され、該表層は該中層の該弾性凸部に沿って該中層と接合され、該弾性凸部と該弾性凸部の間には間隔があり、隣り合う弾性凸部の間に下に凹んだ通気道がある。
本考案は以上の構造により、使用時に暑苦しさと不快感を発生しない。
上述の緩衝と弾性支持機能を具えた通気マットは、該底層、該中層及び該表層が接着剤により接着され得る。
上述の緩衝と弾性支持機能を具えた通気マットは、該底層、該中層及び該表層が縫製技術により接合され得る。
上述の緩衝と弾性支持機能を具えた通気マットは、フットマットとされ得る。
上述の緩衝と弾性支持機能を具えた通気マットは、椅子用クッションとされる時、その一側に少なくとも一つの紐が設けられる。
上述の緩衝と弾性支持機能を具えた通気マットは、背もたれクッションとされる時、使用者の腰部に対応する部分に、隆起部が凸設される。
上述の緩衝と弾性支持機能を具えた通気マットは、枕カバーとされる時、少なくとも一つの弾性環状バンドが設けられる。
上述の緩衝と弾性支持機能を具えた通気マットは、ベッドマットとされ得る。
上述の緩衝と弾性支持機能を具えた通気マットは、該表層が綿で形成され得る。
上述の緩衝と弾性支持機能を具えた通気マットは、該表層がポリエステルで形成され得る。
上述の緩衝と弾性支持機能を具えた通気マットは、該表層がアクリルで形成され得る。
上述の緩衝と弾性支持機能を具えた通気マットは、該表層がナイロンで形成され得る。
上述の緩衝と弾性支持機能を具えた通気マットは、該表層がポリプロピレンで形成され得る。
上述の緩衝と弾性支持機能を具えた通気マットは、該表層がポリ塩化ビニルで形成され得る。
上述の緩衝と弾性支持機能を具えた通気マットは、該中層がラテックス発泡体で形成され得る。
上述の緩衝と弾性支持機能を具えた通気マットは、該中層がシリカ発泡体で形成され得る。
上述の緩衝と弾性支持機能を具えた通気マットは、該中層がポリウレタン発泡体で形成され得る。
上述の緩衝と弾性支持機能を具えた通気マットは、該中層がポリマー発泡体で形成され得る。
上述の緩衝と弾性支持機能を具えた通気マットは、該底層が布で形成され得る。
上述の緩衝と弾性支持機能を具えた通気マットは、該底層が止滑底布で形成され得る。
上述の緩衝と弾性支持機能を具えた通気マットは、該底層がポリ塩化ビニルで形成され得る。
上述の緩衝と弾性支持機能を具えた通気マットは、該底層が熱可塑性エラストマーで形成され得る。
上述の緩衝と弾性支持機能を具えた通気マットは、該底層がポリエチレンで形成され得る。
上述の緩衝と弾性支持機能を具えた通気マットは、該底層がポリプロピレン繊維で形成され得る。
上述の緩衝と弾性支持機能を具えた通気マットは、該底層がポリウレタンで形成され得る。
上述の緩衝と弾性支持機能を具えた通気マットは、該底層が熱可塑性ポリウレタンで形成され得る。
総合すると、本考案は以下のような長所及び作用効果を有する。
1.通気効果を有し、すなわち、長時間使用しても暑苦しさを発生させない。
2.緩衝と弾性支持効果を有し、すなわち、長時間使用しても不快感を発生させない。
本考案の第1実施例の立体図である。 本考案の第1実施例の分解立体図である。 本考案の第2実施例の立体図(一)である。 本考案の第2実施例の立体図(二)である。 本考案の第3実施例の立体図である。 本考案の第4実施例の使用表示図である。 本考案の第5実施例の立体図である。 本考案の第5実施例の局部断面図である。
上述の目的を達成するため、本考案が採用する技術手段及び達成可能な作用効果について、以下に実施例を挙げ並びに図面を組み合わせて説明する。
図1、2を参照されたい。本考案の第1実施例は、底層10、中層11及び表層12を接合してなるフットマット1とされる。そのうち、底層10は中層11の下方に設けられ、中層11は表層12の下方に設けられる。中層11の上綿には複数の弾性凸部13が凸設され、表層12は中層11の弾性凸部13に沿って中層11と接合される。弾性凸部13と弾性凸部13の間には間隔14があり、これにより、弾性凸部13と弾性凸部13の間に下に凹んだ通気道が形成される。
使用者の足が該フットマット1を踏む時、中層11の弾性凸部13が弾性を有するため、足部の圧力を有効に緩衝し、長期に立っていても不快感を発生させない。また、使用者の足がそれ以上がフットマット1を踏まない時、中層11の弾性凸部13は徐々に原状に回復する。
図3、4を参照されたい。本考案の第2実施例の第1実施例と異なるところは、以下のとおりである。第2実施例は、椅子用クッション2とされ、且つ一側に、少なくとも一つの紐20が設けられ得る(図3のとおり)。紐20が椅子のフレームに結びつけられる(図示せず)ことにより、椅子用クッション2の位置が固定され、使用者が椅子用クッション2の上に座る時、長期に座っていても不快感を発生させない。
図5を参照されたい。本考案の第3実施例の第1実施例と異なるところは、以下のとおりである。第3実施例は背もたれクッション3とされ、且つ使用者の腰部に対応する部分に隆起部30が凸設されている。これにより使用者は座った時に腰部を背もたれクッション3の隆起部30にもたれ掛けさせることができ、腰椎の圧力を軽減できる。
図6を参照されたい。本考案の第4実施例の第1実施例と異なるところは、以下のとおりである。第4実施例は枕カバー4とされ、且つそれは少なくとも一つの弾性環状バンド40を有し、弾性環状バンド40に枕41を通すことで、枕カバー4を枕41に装着でき、使用者は頭部を枕カバー4に載せる時、より快適感を得られる。
図7、図8を参照されたい。本考案の第5実施例の第1実施例と異なるところは、以下のとおりである。第5実施例はベッドマット5とされ、且つ中層11の弾性凸部13は上に突出する円弧状を呈し、且つ弾性凸部13と弾性凸部13の間に平凹面50があり、表層12と中層11が接合された後、連続する波形を形成し、使用者がベッドマット5の上に横たわる時、快適感を発生する。
上述の実施例において、該底層10は綿、ポリエステル繊維、アクリル繊維或いはナイロン繊維或いはポリプロピレン繊維、或いはポリ塩化ビニル或いは布或いは止滑布で形成される。
上述の実施例において、該表層12は、ポリ塩化ビニル或いは熱可塑性エストラマー、或いはポリエチレン或いはポリプロピレン繊維或いはポリウレタン或いは熱可塑性ポリウレタンで形成される。
上述の実施例において、該中層11は、ラテックス発泡体或いはシリカ発泡体或いはポリウレタン発泡体或いはポリマー発泡体で形成される。
上述の実施例において、該底層10、中層11及び表層12は接着剤で接合され得る。
上述の実施例において、該底層10、中層11及び表層12は、縫製技術により縫合される。
総合すると、本考案は新規性を有するのみならず、実用性及び進歩性を有しており、実用新案登録の要件を具備している。
1 フットマット
10 底層
11 中層
12 表層
13 弾性凸部
14 間隔
2 椅子用クッション
20 紐
3 背もたれクッション
30 隆起部
4 枕カバー
40 弾性環状バンド
41 枕
5 ベッドマット
50 平凹面

Claims (8)

  1. 緩衝と弾性支持機能を具えた通気マットにおいて、底層、中層、表層が接合されてなり、該底層は該中層の下方に設けられ、該中層は該表層の下方に設けられ、該中層の上面に複数の弾性凸部が凸設され、該表層は該中層の該弾性凸部に沿って該中層と接合され、該弾性凸部と該弾性凸部の間には間隔があり、隣り合う該弾性凸部の間に下に凹んだ通気道が形成されることを特徴とする、緩衝と弾性支持機能を具えた通気マット。
  2. 請求項1記載の緩衝と弾性支持機能を具えた通気マットにおいて、該底層、該中層及び該表層は接着剤で互いに接合されることを特徴とする、緩衝と弾性支持機能を具えた通気マット。
  3. 請求項1記載の緩衝と弾性支持機能を具えた通気マットにおいて、該底層、該中層及び該表層は縫製技術により互いに縫合されることを特徴とする、緩衝と弾性支持機能を具えた通気マット。
  4. 請求項1乃至3のいずれか記載の緩衝と弾性支持機能を具えた通気マットにおいて、該通気マットがフットマットとされることを特徴とする、緩衝と弾性支持機能を具えた通気マット。
  5. 請求項1乃至3のいずれか記載の緩衝と弾性支持機能を具えた通気マットにおいて、該通気マットが椅子用クッションとされて、その一側に少なくとも一つの紐が設けられたことを特徴とする、緩衝と弾性支持機能を具えた通気マット。
  6. 請求項1乃至3のいずれか記載の緩衝と弾性支持機能を具えた通気マットにおいて、該通気マットが背もたれクッションとされて、その使用者の腰部に対応する位置に隆起部が凸設されたことを特徴とする、緩衝と弾性支持機能を具えた通気マット。
  7. 請求項1乃至3のいずれか記載の緩衝と弾性支持機能を具えた通気マットにおいて、該通気マットが枕カバーとされて、少なくとも一つの弾性環状バンドが設けられたことを特徴とする、緩衝と弾性支持機能を具えた通気マット。
  8. 請求項1乃至3のいずれか記載の緩衝と弾性支持機能を具えた通気マットにおいて、該通気マットがベッドマットとされて、各該弾性凸部が上に突出する円弧状とされ、且つ該弾性凸部と該弾性凸部の間に平凹面があり、該表層と該中層が接合された後に、連続する波形を形成することを特徴とする、緩衝と弾性支持機能を具えた通気マット。
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