JP2016116641A - 表装シート及び該表装シートを用いたチェア - Google Patents

表装シート及び該表装シートを用いたチェア Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、チェアの着座部、背もたれ等人体に触れる部位の表面に装着される表装シートと該表装シートを用いたチェアに係り、表装シートをチェアの着座部や背もたれ部の窪みに適合させて弾性材を被包させつつ芯材に着脱自在に定着できるようにし、弾性材と表装シートのいずれをも洗濯可能にし、常に清潔で着座者にも心地よく優しくフィットするチェア提供しようとするものである。
【解決手段】硬質の芯材に上に弾性と表装シートとを順に積層してなるクッション部材を着脱自在に定着したチェアにおいて、着座者が着座し、または仰臥する際、着座者の体を保持するために芯材と弾性材のいずれか一方又は両方の中央部を内側に窪ませた窪みの形状に適合させて、前記芯材の表面に配置された弾性材を被包して、芯材に着脱自在に装着する表装シート、及び該表装シートを用いたチェアによる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、チェアの着座部、背もたれ等人体に触れる部位の表面に装着される表装シート、及び該表装シートを用いたチェアに係り、着座者が着座し、また仰臥する際、着座者の頭部や背中、腰部等を支持するヘッドレスト、背もたれ部、着座部並びにレッグレスト等の各部位へ該表装シートを着脱自在に装着、使用してなるチェアに関する。
従来のチェアにおいて、着座者を支持する各部位における弾性材と該弾性材を被包する可撓性素材からなる表装シートは各部位の芯材に強固に固着されている。これは、表装シートの固着が緩いと内部に被包される弾性材が動いてしまい、弾性材が偏ったり変形してしまったり、表装シート自体が撚れて見苦しくなったり、清潔感や安定感がなくなり座り心地の悪くするからである。
そのため、表装シートは芯材に接着やホッチキスなどの固着手段により外れないように固着される。したがって前記表装シートは、汚れがつきにくく、付着した汚れはアルコール等で拭き取れる素材が使用され、さらにはその表面にカバーを着脱自在に定着し表装シートが汚れたり損傷したりすることがないように取り扱われてきた。
例えば、特許文献1の「椅子カバー」には、「座部および背もたれ部を備えた椅子に着脱自在に装着される椅子カバーであって、前記座部の上面と前記背もたれ部の前面とを連続して覆うカバー本体と、このカバー本体の一端部に一体に設けられて前記座部の前縁部を該座部の下面側前端に掛けて覆う袋状の前端覆い部と、前記カバー本体の他端部に一体に設けられて前記背もたれ部の上縁を該背もたれ部の背面側上端に掛けて覆う袋状の上端覆い部と、前記カバー本体の両側縁部からそれぞれ突出させて設けられ、前記椅子の背面側にて相互に連結されて該カバー本体の所定の位置で装着する一対のベルト体とを具備したことを特徴とする椅子カバー。」が開示されている(特許文献1:特開2013−22085号公報)。
また、特許文献2の「歯科治療椅子カバー」には、「歯科治療椅子のシート部の表面及び側面を被い、該シート部の裏側で該シートに固定するようにした歯科治療椅子カバーであって、該歯科治療用椅子カバーは該歯科治療用椅子のシート部と同じ材質の布地であって、該歯科治療椅子の表面、側面及び裏面の一部を覆い、その縁が筒状又はループ状に縫い合わされた周縁部を有し,該周縁部の筒又はループに通された紐又は伸縮紐により、歯科治療椅子に着脱自在に装着されることを特徴とする歯科治療椅子カバー」が開示されている(特許文献2:特開2004−283242号公報)
さらに特許文献3には、「歯科用診療台のフレームの上面の弾性材を覆うシートカバーがレーザーシート等で形成されており保温性、通気性並びに吸湿性が悪いため冬には冷たくて肌ざわりが悪く、また夏には患者が汗をかきやすい等の欠点があった。
このため診療台の上面を織物で形成したものもあるが、診療台の不可欠の構成要素として診療台表面に固着されているので、汚れやすく布製であるから拭いても汚れは落ちず、取り外して洗うこともできなかった。」という問題に対して、「歯科診療台を構成する診療台フレームの上面を略平面状に形成するとともに診療台フレームの上面に弾性シートを貼り付け、該弾性シートの上面に布製シートカバーを着脱可能に設けたことを特徴とする歯科診療台。」が開示されている。(特許文献3:実開昭53−100794号公報)
特開2013−22085号公報 特開2004−283242号公報 実開昭53−100794号公報
しかし、特許文献1や2の発明は、上面が略平面(水平)状の背もたれ部や着座部等を有する椅子への着脱を可能にしてなるカバーであり、また、特許文献3の発明は患者が仰臥した状態で診察を受ける上面が略平面な歯科治療台に関するものであって、着座者の体をしっかり保持し、かつリラックスして着座できるよう構成される中央部が内側の窪んだバケットシート状の背もたれ部や着座部等を有するチェアには、上記いずれのシートカバーも浮いてしまって適用できない。強いて特許文献1のカバーを適用しようとしても、ベルト体で装着されているだけのカバーでは動いてしまうため、窪みに合わせることができず、また、特許文献2のシートカバーを適用しようとすれば、カバーの前記窪み部分に適合する位置に撓みを持たせて形成することも行えるが、着座者の着座や仰臥によるカバーの皺が衛生感や美観を損なうことになる。また、前記特許文献1や2は、着座部等のシート自体が破損した場合には対応できず、チェア全体を交換せざるを得ない。
さらに、特許文献3の発明では、液体による汚れは布製カバーを通り抜けて歯科診療台フレームに貼り付けられた弾性シートを汚すことになるが、この弾性シートは固着されており、取り外して洗うことができず、衛生面で問題を残す。
本発明は、上記背景技術の問題点に鑑みてなされたもので、チェアの芯材に積層、固着されていた弾性材と表装シートとをともに着脱自在としてそれぞれ洗濯可能とし、常に清潔で衛生的なチェアを提供するとともに、表装シートの交換が容易になることから、素材や色彩を異にする表装シートを随時交換して使用したり、破損した表装シートの交換が容易に実施できるようにした表装シートと、それを用いたチェアとを提供するものである。
本発明者は,上記課題を下記の手段により解決した。
(1)チェアの着座部、背もたれ等人体に触れる部位の表面に装着される表装シートであって、該表装シートが可撓性素材からなり、かつ前記人体に触れる部位にそれぞれ着脱可能に形成されてなることを特徴とする表装シート。
(2)前記(1)に記載の表装シートが装着されてなるチェアであって、
前記可撓性素材からなる表装シートが、硬質の芯材の表面に配置された弾性材を被包するようにして前記芯材に着脱自在に装着され、芯材、弾性材、表装シートの順で積層されて形成されたクッション部材が、チェアの着座部、背もたれ等人体に触れる部位に着脱自在に装着されてなることを特徴とするチェア。
(3)硬質の芯材、弾性材、表装シートの順で積層されてなるクッション部材の芯材と弾性材のいずれか一方、又は両方が、着座者が着座し、又は仰臥する際、着座者の体を安定に保持できるように中央部を内側に窪ませてなり、前記表装シートが、これら芯材、弾性材の窪みの形状に適合させて、芯材に着脱自在に装着してなることを特徴とする(2)に記載のチェア。
(4)芯材と弾性材のいずれか一方又は両方に設けられた窪みの形状に適合させて前記表装シートの芯材への装着が、芯材及び被包する弾性材の形状に合わせて立体成形されてなる表装シートで前記弾性材及び芯材の縁端部を被包しつつ、該表装シートを前記芯材の縁端部裏面に着脱自在にしてなされることを特徴とする(2)又は(3)に記載のチェア。
(5)前記表装シートを、芯材と弾性材のいずれか一方又は両方に設けられた窪みの形状に適合させるようにしての装着が、前記表装シートと芯材とを弾性材を貫通して連結させる連結手段によってなされるものであることを特徴とする(2)又は(3)に記載のチェア。
(6)前記表装シートを芯材に着脱自在に装着する装着手段、及び芯材と表装シートとの連結手段が、面ファスナー、フック、スナップ留具から選ばれるいずれかであることを特徴とする(2)〜(5)のいずれか1項に記載のチェア。
(7)芯材、弾性材、表装シートの順で積層されたクッション部材が着脱自在に装着されるチェアの部位が、背もたれ部、着座部、ヘッドレスト、レッグレストのうちのいずれか一部又は複数部であることを特徴とする請求項2〜6のいずれか1項に記載のチェア。
本発明のシート及び該シートを用いたチェアによって,下記の効果が発揮できる。
〈1〉チェアの着座部、背もたれ等人体に触れる部位の表面に装着される表装シートであって、該表装シートが可撓性素材からなり、かつ前記人体に触れる部位にそれぞれ着脱可能に形成されているので、
表装シートが汚れたり、破損したりしても即座にかつ容易に取り外して洗濯や交換ができ、常に清潔で衛生的な表装シートのチェアが提供できる。
また表装シートを形成する可撓性素材として皮革、布、不織布、樹脂製シート等が使用できるので、装着するチェアの設置場所や用途によって適切な素材が選択でき、さらには素材の異なるシートを任意に交換でき、例えば、夏には通気性がよく冷色系の素材のシートを、冬には保温性が高くて暖色系の素材のシートをといった具合に使い分けることもできる。
〈2〉請求項1に記載の表装シートが装着されてなるチェアであって、
前記可撓性素材からなる表装シートが、硬質の芯材の表面に配置された弾性材を被包するようにして前記芯材に着脱自在に装着され、芯材、弾性材、表装シートの順で積層されて形成されたクッション部材が、チェアの着座部、背もたれ等人体に触れる部位に着脱自在に装着されているので、
前記クッション部材をチェアの着座部、背もたれ等人体に触れる部位から取り外せ、また取り外したクッション部材も、弾性材と表装シートをともに取り外してそれぞれ洗濯でき、常に清潔で衛生的なチェアが提供できる。
また、弾性材、表装シートがともに着脱可能なため、その素材を任意に変更することができ、例えば表装シートに皮革を使用して高級感を演出したり、夏には通気性がよく冷色系に素材の表装シートを、冬には保温性の高い暖色系の素材をと使い分けたりすることもできる。
〈3〉硬質の芯材、弾性材、表装シートの順で積層されてなるクッション部材の芯材と弾性材のいずれか一方、又は両方が、着座者が着座し、又は仰臥する際、着座者の体を安定に保持できるように中央部を内側に窪ませてなり、前記表装シートが、これら芯材、弾性材の窪みの形状に適合させて、芯材に着脱自在に装着しているので、
前記硬質の芯材の上に積層された弾性材と表装シートは、前記窪みの形状に適合して定着され、着座又は仰臥した着座者を安定に保持して不快感を与えることなく、かつ弾性材と表装シートとは随時取り外せるので、弾性材、表装シートに洗濯可能な素材を用いることにより、常に清潔で衛生的なチェアが提供できる。
〈4〉芯材と弾性材のいずれか一方又は両方に設けられた窪みの形状に適合させて前記表装シートの芯材への装着が、芯材及び被包する弾性材の形状に合わせて立体成形されてなる表装シートで前記弾性材及び芯材の縁端部を被包しつつ、該表装シートを前記芯材の縁端部裏面に着脱自在にしてなされているので、
表装シートを芯材に美しく定着でき、また表装シートとして立体成形が可能な多様な素材が採用でき、かつ立体成形が縫製による場合、縫い目のデザインにより高級感の演出が可能となり、たとえば表装シートとして皮革を使用すればその効果を一層高めることができる。
〈5〉前記表装シートを、芯材と弾性材のいずれか一方又は両方に設けられた窪みの形状に適合させるようにしての装着が、前記表装シートと芯材とを弾性材を貫通して連結させる連結手段によってなされるので、
表装シートが芯材の窪み部分で浮き上がることなく、窪みの形状に沿って確実に定着され、窪み部分で着座者の身体を安全かつ快適に受け止めることができる。
〈6〉記表装シートを芯材に着脱自在に装着する装着手段、及び芯材と表装シートとの連結手段が、面ファスナー、フック、スナップ留具から選ばれるので、
弾性材を内側に包んだ状態で、表装シートを芯材に容易に装着でき、また表装シートを芯材から取り外すことによって前記弾性材も芯材から離脱するため、弾性材の着脱操作が不要となり、前記弾性材と表装シートの洗濯機会が増え、清潔で衛生的なチェアが提供できる。
〈7〉芯材、弾性材、表装シートの順で積層されたクッション部材が着脱自在に装着されるチェアの部位が、背もたれ部、着座部、ヘッドレスト、レッグレストのうちのいずれか一部又は複数部であるので、
たとえば、背もたれ部とヘッドレストなど一部分のみ芯材に窪みを設け、他の部分の芯材をフラットにする、あるいは、背もたれ部と着座部など一部分のみ、弾性材と表装シートとを着脱自在とし、他の部分は芯材に弾性材と表装シート層を固着するなど、様々な組み合わせが可能となり、清潔でかつ、着座者の体を安定、かつ快適に保持できる最適なチェアが提供できる。
本発明における表装シートと該シートを用いたチェアの説明用外観斜視図 本発明における表装シート−弾性体−芯材の積層からなるクッション部材の構成を示す断面図 本発明における表装シート−弾性体−芯材の積層からなるクッション部材の他の構成を示す断面図 本発明における表装シート−弾性体−芯材の積層からなるクッション部材の第3の構成を示す断面図 本発明における表装シート−弾性体−芯材の積層からなるクッション部材の第4の構成を示す断面図 本発明における表装シート−弾性体−芯材の積層からなるクッション部材の第5の構成を示す断面図 本発明にかかるチェアを歯科用診察治療用椅子に適用した実施例の外観斜視図 図7に示す本発明にかかるチェアとしての歯科用診察治療用椅子の構成を示す断面図 背もたれ部の構成説明図
本発明の表装シートと、該シートを用いたチェアを実施する形態を実施例の図に基づいて説明する。
図1は本発明における表装シートと該シートを用いたチェアの説明用外観斜視図であり、図2〜6は本発明における表装シート−弾性体−芯材の積層からなるクッション部材の構成を示す断面図である。
図中、1は表装シート、1aは背もたれ部の表装シート、1bは着座部の表装シート、1cはレッグレストの表装シート、10はクッション部材、10aは背もたれ部のクッション部材、10bは着座部のクッション部材、10cはレッグレストのクッション部材、100はチェア、100aは背もたれ部、100bは着座部、100cはレッグレスト、2は芯材、2aは窪み、2bは縁端部、3は弾性材、3aは窪み、3bは縁端部、4、4a、4bは連結手段、40は連結用片、5、5’は貫通孔である。
本発明の表装シート1は、図1に示すように、チェア100の背もたれ部100a、着座部100b、レッグレスト100c等の人体に触れる部位の表面に装着されるものであり、それぞれ着脱可能に形成されている。
該表装シート1は可撓性素材から形成され、該可撓性素材としては、皮革、布、不織布、樹脂製シート等が挙げられる。そして、チェア100の設置場所や用途によって適切な素材が選択でき、さらに素材の異なるシートを任意に交換することもできるものとなっている。
例えば、夏には通気性がよく冷色系の素材のシートを装着し、冬には保温性が高くて暖色系の素材のシートを装着するという使い分けができる。
また、該表装シート1が汚れたり、亀裂等で破損したり、使用により劣化した場合も、即座に簡単容易にその表装シート1だけ取り外して洗濯や交換ができるものとなっている。
そして、本発明にかかる表装シートを用いたチェア100は、図2に示すように、表装シート1が、硬質の芯材2の表面に配置された弾性材3を被包するようにして前記芯材2に着脱自在に装着され、芯材2、弾性材3、表装シート1の順で積層されてなるクッション部材10が、チェア100の着座部100a、背もたれ部100b等、人体に触れる部位に着脱自在に装着されて形成されている。
すなわち、本発明にかかるチェア100は、表装シート1の着脱だけでなく、前記クッション部材10を構成する芯材2、弾性体3のいずれもがチェア100から着脱自在に構成でき、表装シート1で芯材2、弾性材3を被包したクッション部材10も着脱可能にされている。
例えば、図1に示す背もたれ部100a、着座部100b、レッグレスト100cで構成されるチェア100においては、背もたれ部100aは、表装シート1aで芯材2、弾性材3が被包されたクッション部材10a、着座部100bは、表装シート1bで芯材2、弾性材3が被包されたクッション部材10b、レッグレスト100cは、表装シート1cで芯材2、弾性材3が被包されたクッション部材10cが、それぞれ着脱自在となっている。
また、本発明に係る表装シートが装着されてなるチェア100に装着される硬質の芯材2、弾性材3、表装シート1の順で積層されてなるクッション部材10の他の構成として、図3に示すように芯材2と弾性材3のいずれか一方、又は両方を、着座者が着座し、又は仰臥する際、着座者の体を安定に保持できるように中央部を内側に窪ませ、前記表装シート1を、これら芯材の窪み2a、弾性材の窪み3aの形状に適合させて、芯材2に着脱自在に装着させる構成とすることもできる。
芯材2や弾性材3の材質や、チェア100のデザインや用途に合わせて、芯材2に窪み2aを形成し、弾性材3は平坦な形状として表装シート1で被包してもよく、また弾性材3に窪み3aを形成し、芯材2は平坦な形状として表装シート1を被包してもよい。
さらに、本発明に係る表装シートが装着されてなるチェア100に装着されるクッション部材10の第3の実施形態として、図4に示すように、芯材2と弾性材3のいずれか一方又は両方に設けられた窪み2a、3aの形状に適合させてなされる前記表装シート1の芯材2への装着を、芯材2及び被包する弾性材3の形状に合わせて立体成形された表装シート1によってすることもできる。
芯材2や弾性材3の窪み2a、3aの形状に合わせて表装シート1を形成し、該表装シート1で弾性材3及び芯材2の縁端部2b、3bを被包しつつ、該表装シート1を前記芯材2の縁端部裏面2cに着脱自在にして構成する。
そして、本発明に係る表装シートが装着されてなるチェア100に装着されるクッション部材10の第4の実施形態として図5に示すように、前記表装シート1の芯材2への装着を、弾性材3を貫通して連結させる連結手段4によってすることもできる。
図5は、弾性材3に穿設された貫通孔5を貫通して、表装シート1に備えられた連結手段4bと、芯材2に備えられた連結手段4aとで表装シート1と芯材2が連結されて、表装シート1は頑強に芯材2と弾性材3を被包している。
また、図6は、同様に表装シート1と芯材2を連結する構成であるが、表装シート1に連結用片40が備えられ、弾性材3に設けられた貫通孔5と、芯材2に設けられた貫通孔5’を貫通して、芯材2の裏面の連結手段4aと、連結用片40の先端に備えられた連結手段4bとで連結している。
以下に、本発明における表装シートを用いたチェアについて、図7〜9に基づいて詳細に説明する。
図7は、本発明のチェアを歯科診察治療用椅子に適用した実施例の外観斜視図、図8は図7に示す本発明のチェアとしての歯科用診察治療用椅子の構成を示す断面図、図9は背もたれ部の構成説明図である。
本実施例のチェア100の一実施例としての歯科診察治療用椅子は、図7の外観斜視図に示すように、着座者が着座し、または仰臥する際、着座者を保持するためのヘッドレスト100d、背もたれ部100a、着座部100b、レッグレスト100cから構成されており、そのいずれもが着座者を安全にかつ心地よく保持するため、図8に示すように、硬質の芯材2の上に配置された弾性材3を可撓性素材からなる表装シート1(1a、1b、1c、1d)で被包して芯材5に取り付け、芯材2−弾性材3−表装シート1の積層構造をなしたクッション部材10(10a、10b、10c、10d)をそれぞれチェア100のフレーム100xの当該部分に取り付けられている。
そして、前記ヘッドレスト100d、背もたれ部100a、及び着座部100bにおいては、その中央部付近を内側に緩やかに湾曲させ、着座者が着座、仰臥した時、該着座者の体幹にフィットする窪みが設けられている。
本実施例のチェア100は、前記弾性材3と表装シート1(1a、1b、1c、1d)とを芯材2に順次固着もしくは定着して積層構造を形成するのではなく、芯材2の上に配置された弾性材3を表装シート1(1a、1b、1c、1d)で被包しながら表装シート1(1a、1b、1c、1d)を芯材2に着脱自在に定着可能にしたものであり、また前記ヘッドレスト100d、背もたれ部100a、及び着座部100bの各芯材2の中央部付近は、前記着座者の体幹にフィットする窪み2aを形成すべく、内側に緩やかに湾曲させられており、このため該窪み2aの部分で、芯材2と弾性材3及び表装シート1(1a、1b、1c、1d)とが遊離しやすくなるのを、前記窪み2aの最も深い位置の近傍で芯材2と表装シート1(1a、1b、1c、1d)とを連結する連結手段4a、4bを備えてなるものである。
これによって、弾性材3や表装シート1を随時芯材2から取り外して洗濯できるようになり、また洗濯後にも前記表装シート1を芯材2に美しく展着できるので、常に清潔で見た目にも美しい衛生的なチェア100を維持することができる
本発明において、芯材2は、合板、樹脂等、着座者を安定して支持できる硬質素材からなり、当然に従来より同種のチェアに採用されている材料を採用することもできる。
そして、芯材2は、例えば、その両側面を緩やかに前方に湾曲させて着座者の頭部や背を安定に支えるように構成される。
また、弾性材3は、例えばスポンジ材、発泡ウレタン材、ゲル状弾性材、繊維素材の綿状体、流動ジェル、パイル素材等、着座者の体を柔らかく支える部材からなり、着座者にフィット感を与え安心して着座できるよう、中央部が窪むように構成されることも好ましい。特に芯材2が平板で構成される場合にあっては、この弾性材3の窪み(3a)がよい効果をもたらすこととなる。
そして、表装シート1は、シート状の合成樹脂や、綿布、不織布、皮革など、質感のよい柔軟な素材で芯材に美しく展着できるものが採用される。本発明においては、表装シート1は立体成形が可能な多様な素材が採用でき、立体成形は、縫製や貼着等など、芯材2の形状に追従して被包できる方法であればよく、表装シート1の素材に適応した方法を適宜選択し立体に成形される。なお、立体成形が縫製による場合、縫い目のデザインにより高級感の演出が可能となり、たとえば表装シートとして皮革を使用すればその効果を一層高めることができる。
また、本発明は、弾性材3、表装シート1がともに着脱可能であり、その素材を任意に選択して使い分けることができ、例えば弾性材3、表装シート1ともに、夏は通気性のよい素材に、冬は保温性の高い素材にと使い分けてもよい。
本発明において、芯材2と表装シート1との連結手段、及び表装シート1を芯材2に定着する定着手段としては、着脱自在な手段が選択される。たとえば、面ファスナー、フック、スナップ留具等が挙げられるが、これに限られるものではなく、表装シート1の材質や、芯材2の形状等に合わせて、しっかり連結、定着できる任意の手段を選択できる。なお、本実施例においては、連結手段4a、4bとして、表装シート1の柔軟性を損なわず、かつ着座者の着座時に違和感を生じさせない面ファスナーを採用している。
図8に示す本発明におけるチェアの一実施例としての歯科用診察治療用椅子の構成を示す断面図及び図9に示す背もたれ部の構成説明図により、本実施例の構成を詳細に説明する。
本発明のチェア100は、図8に示すように、チェア100のフレーム100xに、硬質の芯材2の上に弾性材3と可撓性素材からなる表装シート1を順に積層したクッション部材10(10a、10b、10c、10d)を着脱自在に装着したものであり、該クッション部材10も前記芯材2の表面に配置された弾性材3を表装シート1で被包するようにして、該表装シート1を芯材2に着脱自在に装着されており、前記表装シート1の着脱よって弾性材3が着脱される構成とされている。
図9に示す実施例においては、芯材2は合板や樹脂などの硬質素材からなり、その両側面を緩やかに前方に湾曲させて着座者の背を安定に支えるように構成されており、そして湾曲した芯材2の最も窪んだ位置付近(2a)に、表装シート1で被包された際、該表装シート1を芯材2に連結させて、前記表装シート1を前記窪み2aに沿って定着させる連結手段としての面ファスナー14aが取着されている。
この芯材2の上に配置される弾性材3は、芯材2と同じ外形で所定の厚みを有するスポンジやフエルト材等着座者の体を柔らかく支える部材からなり、前記芯材2の連結手段である面ファスナー14aが取着された位置に対応して、該弾性材3が芯材2ともども、表装シート1によって被包されたとき、前記表装シート1を前記芯材2の窪み2aに沿って定着させる面ファスナー14aが機能するよう、貫通孔5が穿設されている。
なお、背もたれ部100aなど、その両側部を芯材2の両側部の前方への突出をより大きくするため、弾性材3の両側部の厚みを大きく取る等、形状を調整することも好ましい。
そして表装シート1は、前記弾性材3を介して芯材2の窪みの形状に適合するようあらかじめ立体的に成形されており、前面被包部11と、前記前面被包部11の外周に縫着され前記弾性材3と芯材2の外周と芯材2の背面の一部を被包する外周被包部12と、芯材2の縁端部裏面に表装シート1を定着する面ファスナー14cをその裏面に備えたシート定着部13cとで構成されており、さらに前記前面被皮部11の裏面には、前記芯材2の表面に設けられた連結手段としての面ファスナー14aに前記弾性材3の貫通孔5を介して連結する面ファスナー14bが取着されている。
したがって、芯材2の上に弾性材3を配置し、その上に表装シート1の前面被包部11を重ね合わせた後、表装シート1の外周被包部12を弾性材3と芯材2の外周部に沿って被せてゆき、被せ終わった後に、前記シート定着部13c裏面の面ファスナー14cを芯材2の裏面の面ファスナー14dに定着し表装シート1を芯材2の縁端部裏面に取付け、最後に表装シート1の前面被包部11の裏面の面ファスナー14bと芯材2表面の面ファスナー14aとを前記弾性材3の貫通孔5を介して連結すれば、背もたれ部のクッション部材10aが組み上げられる。
取り外す際は、逆の手順で行えばよく、着脱ともにきわめて容易である。
また、本発明は、芯材2の中央部が窪まされて形成されているものだけでなく、レッグレスト100cのように窪みのない平面な部位にも採用できることはいうまでもない。その場合は、連結手段は不要なので、弾性材3に貫通孔5は設けないでよい。
さらに、本発明は、背もたれ部、着座部、ヘッドレスト、レッグレストのそれぞれに個別に採用することができる構成であり、いずれかのみ、又は複数部分に採用することも可能である。たとえば、汚れやすい背もたれ部100aと着座部100bのみに、弾性材3と表装シート1を芯材2から着脱自在とし、他の部分は弾性材3と表装シート1を芯材2に固着する構成とすることもできる。
なお、上記一実施例において、歯科治療用のチェアで説明しているが、本発明は歯科用以外の様々なチェアに採用することができる。
1 表装シート
1a 背もたれ部の表装シート
1b 着座部の表装シート
1c レッグレストの表装シート
1d ヘッドレストの表装シート
11 前面被包部
12 外周被包部
13 シート定着部
14a、14b、14c、14d 面ファスナー
10 クッション部材
10a 背もたれ部のクッション部材
10b 着座部のクッション部材
10c レッグレストのクッション部材
10d ヘッドレストのクッション部材
100 チェア
100a 背もたれ部
100b 着座部
100c レッグレスト
100d ヘッドレスト
100x フレーム
2 芯材
2a 窪み
2b 縁端部
3 弾性材
3a 窪み
3b 縁端部
4、4a、4b 連結手段
40 連結用片
5、5’ 貫通孔

Claims (7)

  1. チェア(100)の着座部(100b)、背もたれ部(100a)等人体に触れる部位の表面に装着される表装シート(1)であって、該表装シート(1)が可撓性素材からなり、かつ前記人体に触れる部位にそれぞれ着脱可能に形成されてなることを特徴とする表装シート。
  2. 請求項1に記載の表装シート(1)が装着されてなるチェア(100)であって、
    前記可撓性素材からなる表装シート(1)が、硬質の芯材(2)の表面に配置された弾性材(3)を被包するようにして前記芯材(2)に着脱自在に装着され、芯材(2)、弾性材(3)、表装シート(1)の順で積層されて形成されたクッション部材(10)が、チェア(100)の着座部(100a)、背もたれ(100b)等人体に触れる部位に着脱自在に装着されてなることを特徴とするチェア。
  3. 硬質の芯材(2)、弾性材(3)、表装シート(1)の順で積層されてなるクッション部材(10)の芯材(2)と弾性材(3)のいずれか一方又は両方が、着座者が着座し、又は仰臥する際、着座者の体を安定に保持できるように中央部を内側に窪ませてなり、前記表装シート(1)が、これら芯材(2)、弾性材(3)の窪み(2a、3a)の形状に適合させて、芯材(2)に着脱自在に装着してなることを特徴とする請求項2に記載のチェア。
  4. 芯材(2)と弾性材(3)のいずれか一方又は両方に設けられた窪み(2a、3a)の形状に適合させて前記表装シート(1)の芯材(2)への装着が、芯材(2)及び被包する弾性材(3)の形状に合わせて立体成形されてなる表装シート(1)で前記弾性材(3)及び芯材(2)の縁端部(2b、3b)を被包しつつ、該表装シート(1)を前記芯材(2)の縁端部裏面に着脱自在にしてなされることを特徴とする請求項2又は3に記載のチェア。
  5. 前記表装シート(1)を、芯材(2)と弾性材(3)のいずれか一方又は両方に設けられた窪み(2a、3a)の形状に適合させるようにしての装着が、前記表装シート(1)と芯材(2)とを弾性材(3)を貫通して連結させる連結手段(4)によってなされるものであることを特徴とする請求項2又は3に記載のチェア。
  6. 前記表装シート(1)を芯材(2)に着脱自在に装着する装着手段(1a)、及び芯材(2)と表装シート(1)との連結手段(4)が、面ファスナー、フック、スナップ留具から選ばれるいずれかであることを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載のチェア。
  7. 芯材(2)、弾性材(3)、表装シート(1)の順で積層されたクッション部材(10)が着脱自在に装着されるチェア(100)の部位が、背もたれ部(100a)、着座部(100b)、ヘッドレスト(100d)、レッグレスト(100c)のうちのいずれか一部又は複数部であることを特徴とする請求項2〜6のいずれか1項に記載のチェア。
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