JP2003235708A - 機能性枕 - Google Patents

機能性枕

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JP2003235708A
JP2003235708A JP2002039892A JP2002039892A JP2003235708A JP 2003235708 A JP2003235708 A JP 2003235708A JP 2002039892 A JP2002039892 A JP 2002039892A JP 2002039892 A JP2002039892 A JP 2002039892A JP 2003235708 A JP2003235708 A JP 2003235708A
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Keiko Hyodo
恵子 兵頭
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、使用者の頚部を主枕で支え、頭部
を副枕で支えて使用することにより、使用者が自己の好
みに応じて様々な使用形態を採用するよって、楽に就寝
でき、血行が良くなる健康的な自然な就寝姿勢をとるこ
とができる上、後頭部辺りが接する枕の部分に隙間を生
じさせることができるので、通気性が著しく向上し、頚
部や頭部の蒸れや汗の滞留を防止して就寝中の不快感を
解消し、夏期において頚部や頭部及びその近傍を適度に
冷却して、快適な睡眠をもたらすことができる機能性枕
を提供することを目的とする。 【解決手段】 主として使用者の頚部を支えるための主
枕と、主として使用者の頭部を支えるための副枕とから
なることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用時における通
気性を高めて、頭の蒸れゆ汗の滞留が生じるのを防止
し、特に、夏期において頭を適度に冷却して、快適な睡
眠をもたらすことができる機能性枕に関する。
【0002】
【従来の技術】人は、平均して1日の4分の1から3分
の1は睡眠して身体と脳更に精神の休息を行っている。
このため、寝具の果たす役割は極めて重要である。
【0003】この寝具の1つである枕は、使用者の頭部
を自然な姿勢に支えるためにあり、枕が低すぎると頭部
の血流が鬱積して寝心地が悪くなり、枕が高すぎると寝
心地が悪く、首筋を痛める場合がある。また、枕は、高
さだけでなく、その素材や形状の違いにより、通気性、
吸汗性、肌触り、硬さなどが異なり、これらは快適な睡
眠をもたらすための重要な要素であり、素材や形状の違
いは、生活の洋風化に伴って、多様化してきている。
【0004】従来における枕の種類を大別すると、内部
にソバ殻等が詰められた和風の枕と、内部にスポンジや
羽毛等が詰められた大きい洋風の枕と、これら中間に位
置する枕などに分けることができる。この他、竹片や籐
片等を編んで作った通気性の高い夏用の枕も見られる。
【0005】和風の枕は、内部にソバ殻が略ぎっしりと
詰まっているために、使用者の頭部が沈まない適度な硬
さと安定感があり、しかも、使用者の後首や頭部に心地
よい適度の押圧感があることから、年齢を問わず多くの
人に好まれている。これに対して洋風の枕は、後首や頭
を含めた身体の上半身を軟らかな弾力をもって支え、ベ
ッドに適していることから、特に若い人に好まれてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た和風の枕は、内部に詰められているソバ殻自体に吸湿
性(吸汗性)が乏しく、しかも、殻の小さなソバ殻が大
量に詰まっているために通気性に欠け、又、使用者の後
頭部が広範にわたって枕に接する。このため、使用者の
後頭部の体温や汗が発散し難くなり、特に梅雨や夏の季
節になると、頭が蒸れ、汗跡によるベト付き感が残っ
て、寝苦しくなり、翌朝に不快感が残ることがあった。
一方、この和風の枕において、内部に詰められているソ
バ殻の量を減らしても、当該ソバ殻自体に吸湿性(吸汗
性)が乏しく、しかも、頚部や後頭部によってソバ殻が
押圧、圧縮されてソバ殻が詰まるので通気性に欠ける
上、枕の高さが低くなってその機能を充分に発揮するこ
とができず、快適な睡眠が得られないのである。
【0007】また、上述した洋風の枕は、内部に羽毛や
スポンジが詰められているために、使用者の頭が深く沈
み、このため、長年弾力の無い和風の枕に慣れ親しんで
きた人にとっては、不安定感があり、心地よい睡眠が得
られ難い。これに対して、ベッドに慣れ親しんでいる人
にとってはこのような不安定感はさほど感じないが、こ
のような大きな柔軟性のある枕を用いて寝ると、就寝し
ているときの姿勢が悪くなり、また、和風の枕よりもさ
らに広範にわたって後頭部が枕に接し、例えば、夏の就
寝時において、頭の広い部分で熱がこもったり、汗をか
いたりするなど、頭が蒸れ易く、快適な睡眠と翌朝の爽
快感が得られなかった。また、このように頭が深く沈む
枕は、好ましい就寝姿勢をとるのが困難であり、また、
頭に押圧感が無いため、頭に不安定感があり、押圧によ
る頭部のマッサージ効果が得られないなどの問題があ
る。
【0008】更に、上述した和風の枕と洋風の枕の中間
に位置する枕の場合も同様に、後頭部が広範にわたって
枕に接するため、上述した枕と同様に、快適な睡眠が得
られないなどの問題がある。
【0009】これらに対して、上述した竹片や籐片を編
んで作った夏用の枕は、通気性が極めて良く、また、頭
部に適度の押圧感とマッサージ効果が得られるという利
点がある反面、髪の毛を傷め易く、翌朝、顔に枕の編み
跡が残り易かった。また、枕が硬く、常に一定の形状を
維持しているために、頭が枕に馴染み難く、後首筋を痛
めたり、寝返りをしたときに枕が頭から外れ易くなるな
どの問題がある。
【0010】本発明者は、従前枕の前述の各種課題を解
消すべく鋭意、検討を重ねてきた。その結果、遂にこれ
らの課題を解消する新規な枕を完成するに至ったもので
ある。
【0011】本発明は、使用者の頚部を主枕で支え、頭
部を副枕で支えて使用することにより、使用者が自己の
好みに応じて様々な使用形態を採用するよって、楽に就
寝でき、血行が良くなる健康的な自然な就寝姿勢をとる
ことができる上、後頭部辺りが接する枕の部分に隙間を
生じさせることができるので、通気性が著しく向上し、
頚部や頭部の蒸れや汗の滞留を防止して就寝中の不快感
を解消し、夏期において頚部や頭部及びその近傍を適度
に冷却して、快適な睡眠をもたらすことができる機能性
枕を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係る機能性枕においては、主として使用者
の頚部を支えるための主枕と、主として使用者の頭部を
支える副枕からなることを特徴とするものである。
【0013】まず、主枕について述べると、この主枕は
主として使用者の頚部、即ち、肩上辺りから後頭部隆起
位置辺りまでを支えるためのものであることから、この
主枕において、その奥行き、つまり前後幅は使用者の後
首の長さ程度ないしそれより若干長い程度が好ましく、
又、左右幅は使用者が枕として使用できる長さ、例え
ば、使用者の肩幅程度の長さが好ましく、更に、その高
さは、使用者が心地よく枕として使用できる従来の枕と
同程度の高さを有するものが好ましい。
【0014】しかしながら、枕を使用する者の体格は子
供、大人、老人、男性又は女性等の違いがあり、又、そ
の好みも異なるため、前記主枕の奥行き(前後幅)、左
右幅及び高さは、特に限定されるものではなく、種々の
種類のものを挙げることができるのであり、使用者はそ
の中からそれぞれの体格や好みに合わせて適宜選択し得
るようにすれば良いのである。
【0015】そして、この主枕内には、枕用充填材が充
填されるが、この枕用充填材としては、使用者の好みに
応じて適宜選択されるべきものであり、特に限定される
ものではないが、一般的には、従来公知の枕用充填材を
用いられるのであり、具体的には、例えば小塊状樹脂成
形体、ソバ殻、スポンジ小片、羽毛、綿、羽毛、布切
れ、木炭粒又は桧チップ等から選ばれた1又は複数種を
併用することができる。
【0016】次に副枕について述べると、この副枕は、
主として使用者の後頭部を支えるためのものであり、そ
の奥行き(前後幅)や左右方向の長さ及び高さについて
は、やはり使用者の体格や好みに応じて適宜選択される
べきものであり、特に限定されるものではないが、一般
的には、奥行きについては、主枕と同じ幅若しくはそれ
よりも若干短い幅とするのが好ましく、又、左右方向の
長さについては、主枕の左右長さと同じものが好まし
く、更に、その高さについては、主枕と略同じかあるい
は若干低いものが好ましい。
【0017】そして、この副枕内にも前記枕用充填材が
充填されるのであるが、主枕に充填される枕用充填材と
同じものを使用しても、異なるものを使用しても良いの
であり、使用者の好みに応じた枕用充填材、例えば小塊
状樹脂成形体、ソバ殻、スポンジ小片、羽毛、綿、羽
毛、布切れ、木炭粒又は桧チップ等から選ばれた1又は
複数種を併用することができる。
【0018】このように、本発明の機能性枕において
は、主枕及び副枕の中に枕用充填材を充填したものであ
るが、本発明においては、枕用充填材として、短筒形状
を有する小塊状樹脂成形体を用いると、就寝中での枕の
変形を極力抑制できるうえ、主枕及び副枕自体も通気性
の高いものなり、このため、使用者の頭部が蒸れ難くな
り、快適な程度に頭を冷却することができるのである。
【0019】また、枕用充填材として木炭粒を用いる
と、木炭粒が有する多孔質構造により、不快な臭いを吸
着することができるようになるのである。また就寝中で
の枕の変形を極力抑制できるうえ、適度の通気性も保つ
ことができる結果、微生物やダニなどの発生も防ぐこと
ができるのである。また更に、木炭が有する遠赤外線効
果により、冬は適度に頭部を暖めることができたり、凝
った首筋の筋肉や肩の凝りをほぐしたりできるのであ
る。
【0020】また、枕用充填材として桧(ヒノキ)チッ
プを用いると、桧に含まれている成分が発散して、これ
による森林浴効果(フィトンチッド効果)が睡眠中にも
たらされ、心をリラックスさせ、安らかな睡眠をもたら
すことができるのである。
【0021】本発明の機能性枕においては、当該枕の充
填材に機能性付与剤を付着させたり、或いはこの充填材
と共に機能性付与剤を混合しても良いのであり、この機
能性付与剤としては、1種或いは2種以上の薬剤や機能
性物質であって、脱臭作用、消臭作用、吸水・湿度調節
作用、電磁波吸収作用、芳香作用、マイナスイオン発生
作用又は遠赤外線放射作用等の種々の作用(機能)を発
現するもののことをいう。
【0022】又、本発明の機能性枕において、これらの
機能性付与剤は、粉末状、粒子状、マイクロカプセル内
に封入されたもの等、任意の形態のものを用いることが
できるのであり、更に、必要に応じて界面活性剤等の添
加剤を加えてもよい。
【0023】この具体的な機能性付与剤の例としては、
まず、生活臭の原因となる物質を吸着し、脱臭作用や消
臭作用或いは吸水・湿度調整作用を発現するものであ
り、この機能性付与剤としては、生活臭の原因となる物
質を吸着、保持する物質であれば特に限定されるもので
はなく、具体的には、例えば酸化カルシウムや酸化マグ
ネシウム等のアルカリ土類金属や遷移金属の酸化物、水
酸化物或いは塩化物、更にシリカゲル、ゼオライト、パ
ーライト、パーミキュライト、アルミナ、活性炭、活性
白土等を挙げることができるのであり、これらの物質か
ら選ばれた少なくとも1種以上を用いることができる。
【0024】又、必要に応じては、ヒノキチオール等の
植物抽出液や化学的吸着作用を発現し、生活臭を分解し
て消臭効果を発現する物質を適宜添加しても良いのであ
る。
【0025】本発明の機能性枕において、電磁波吸収作
用を有する機能性付与剤としては、黒炭等の電磁波を好
適に吸収するものや、金属繊維や炭素繊維等の電磁波を
熱エネルギーに変換するもの等を挙げることができる。
【0026】本発明の機能性枕において、芳香作用を有
する機能性付与剤としては、既知の芳香剤を適宜選択し
て用いることができる。
【0027】本発明の機能性枕において、マイナスイオ
ン発生作用を有する機能性付与剤としては、例えばトル
マリンやレアアース鉱石更に木炭或いはヤシガラ炭等を
挙げることができる。
【0028】本発明の機能性枕において、遠赤外線放射
作用を有する機能性付与剤としては、遠赤外線領域近辺
の波長範囲を有する電波を好適に放射する機能を有する
ものであれば特に限定されるものではないが、中でも遠
赤外線を放射する非金属の無機質固体(遠赤外線放射セ
ラミック)が好ましく、具体的には、金属の酸化物、炭
化物、窒化物及び炭酸塩から選ばれた少なくとも1種以
上を適宜選択して用いることができる。
【0029】なお、遠赤外線放射セラミックにおける前
記金属としては、特に制限されるものではないが、例え
ば、Al、Be、V、Fe、Y、Co、Cu、Ni、S
i、Sn、Ti、Cr、Ce、Zr、Ca、Ta及びN
b等から選ばれた金属を挙げることができる。
【0030】なお、これら主枕及び副枕の生地について
は、特に限定されるものではないが、使用者の頭部の蒸
れを生地自体でも防ぎ、しかも感触が良く洗濯性に優れ
た材料、例えば、綿繊維、合成繊維、ウール、シルク若
しくはこれらの混紡繊維、紙繊維で形成された布体、又
は、通気性を有する織布、不織布或いは編み物などで形
成されたものを適宜選択して用いることができるのであ
り、この中でも、廉価であり、しかも丈夫で耐久性に富
み、洗濯し易い上、吸湿性に優れ、肌触りも良く、柔軟
性のある綿製の布体が最適である。
【0031】また、本発明においては、これら主枕及び
副枕においては、上述した枕用充填材を取り出して、枕
生地や枕用充填材を洗濯したり交換できるように、主枕
及び副枕の枕生地は、袋状の片側の側縁が開閉できるよ
うに構成するのが望ましい。この場合、袋状の片側の側
縁に沿って線状ファスナー(通称、チャック)或いは帯
状の面ファスナー等を取り付けて開閉できるようにした
ものを用いるのが望ましい。
【0032】本発明において、主枕及び副枕の内部にど
の程度の量の枕用充填材が詰められているか、つまり、
枕の硬さについては、特に限定しないが、使用者の後首
や頭部を載せたときに、頭部の安定性が確保され、しか
も、頭部が深く沈まない程度に、枕用充填材が詰められ
たものが望ましい。
【0033】そして、本発明の機能性枕は、このように
主枕と副枕を別体として組み合せたものであるため、主
枕で使用者の頚部を支え、副枕で後頭部を支えることが
できるようになる。このため、呼吸がし易く、血行が良
くなり、首の凝りをほぐして疲れ難く健康的な就寝姿勢
を自然にとることができるようになる。
【0034】又、主枕と副枕とを別体として組み合せる
ことにより、主枕と副枕との間には、通気性を確保する
隙間を形成することができる結果、使用者の頭部の中央
部分辺りに接する部位の通気性を高めて、使用者の後頭
部や後首更にその近傍の蒸れを防ぎ、発汗したときでも
汗を効率良く蒸散させて枕が湿気るのを防ぎ、夏期にお
いて、後頭部や後首更にその近傍を適度に冷やして快適
な睡眠をもたらすことができる。
【0035】なお、この隙間は、主枕と副枕との接する
部分の一部を少し離すことによって形成される奥行き
(前後)方向の隙間と、主枕と副枕があることによって
形成される左右の隙間とがある。
【0036】前者の隙間は、使用者の頭部がこの隙間の
間に深く沈まない程度の大きさに調節すればよく、一
方、後者の隙間は、使用者がこの機能性枕を使用して寝
たときに、使用者の後首と後頭部の境目付近と主枕と副
枕との間に形成される隙間であり、主枕と副枕の高さに
違いにあると更に明確に形成される。
【0037】又、本発明においては、主枕及び副枕に使
用者の首及び頭部による重みが加わり、主枕及び/又は
副枕の一部が変形することによって、隙間が生ずるよう
にすることもできるのである。
【0038】つまり、この隙間は、主枕と副枕に対し
て、使用者の後首と頭部による重みが加わったときに、
その重みによって主枕と副枕の形状が変形して、主枕と
副枕が接していた部分が開くことによって形成される主
として上下方向の隙間であり、この隙間が使用者の頭部
の蒸れを防ぎ、発汗したときでも汗を効率良く蒸散させ
て枕が湿気るのを防ぎ、後頭部を適度に冷やして快適な
睡眠をもたらすのである。
【0039】そして、本発明の機能性枕においては、こ
れら隙間の種類や大きさ等を使用者自身が選択、決定す
ることができるのであり、使用者の好みや、あらゆる季
節の使用に対応した枕とすることができるのである。
【0040】更に、このように構成すると、所望によ
り、主枕と副枕とを別々に離して、主枕だけ又は副枕だ
けを首枕として使用することができるのであり、また、
切り離した副枕を肩甲骨の間や腰の下に置いて、指圧効
果により凝りをほぐすという使い方もできるようになる
のである。
【0041】なお、本発明の機能性枕においては、一の
主枕に対して副枕が1つのものを基本とするが、主枕一
つに対して副枕を2つのもので構成しても良いのであ
る。このように副枕を2つにすると、所望により、主枕
と副枕とを併設し、その間の上にもう1つの副枕を載せ
て枕を高くすることができたり、主枕と副枕とを併設
し、主枕の上にもう1つの副枕を載ることにより枕を高
くして使用したり、主枕と副枕とを併設して前述のよう
に使用すると共に、肩や腰が凝ったときには、残りの1
つの副枕を肩甲骨の間や腰の下などに置いて寝ることに
よって、指圧効果により、凝りがほぐれ、一層快適な睡
眠が得られるのである。
【0042】前述のごとく本発明の機能性枕は、主枕と
副枕とを別体として構成してなるものであるが、特に、
主枕と副枕を1ないし複数の主連結部材により連結する
ことが好ましい。
【0043】このように主枕と副枕とを並設すると、副
枕が主連結部材によって主枕に引き付けられるため、就
寝中において主枕と副枕とが離れることがないだけでな
く、副枕内部の枕用充填材が主枕から離れる方向に片寄
ることを防止され、その結果、一層使用感が向上するの
である。
【0044】なお、この主連結部材としては、本発明の
機能性枕の機能を損なうものでなければ、特に限定され
るものではなく、種々の形態のものを用いることができ
るが、具体的には、例えば主枕と副枕とをボタンやフッ
クで掛止させて並設する構造のものを挙げることができ
るが、本発明においては、紐状体、帯状体、網状体及び
これらの組み合わせからなる形状のものを用いることが
望ましい。
【0045】又、この主連結部材の素材についても、特
に制限されるものではなく、感触が良く洗濯性に優れた
材料、例えば、綿繊維、合成繊維、ウール、シルク、若
しくはこれらの混紡繊維、紙繊維による織布、又は通気
性を有する不織布などで形成された帯状の布体から適
宜、選択して用いることができるのであり、特に、取り
扱い性の観点から、伸縮性のある素材を用いることが好
ましい。
【0046】これらの主連結部材を介して、主枕と副枕
を並設する態様としては、例えば、主枕に一端を固定し
た帯状布体からなる主連結部材の他端を副枕に係止し、
この主連結部材を巻き付ける方向に副枕を回転させて主
枕に近接させて、主枕と副枕とを、接触させて並設した
り或いは任意の間隔に並設することが挙げられる。
【0047】即ち、この主連結部材は、主枕と副枕と
を、接触させて連設したり或いは任意の間隔に並設する
ものであり、特に、主枕の下方から延出した主連結部材
を副枕の下方から抱き込むように巻き付けて並設する
と、副枕はその内部の枕用充填材ごと主枕に引き付けら
れるため、副枕内部の枕用充填材が主枕から離れる方向
に片寄ったりしないし、使用者の後ろ首や頭部の重みが
主枕と副枕に加わっても、主枕と副枕は適当に変形して
その間に隙間を形成することができるのである。
【0048】ところで、ここに用いられる主連結部材
は、主枕と副枕に対して縫合等の手段を用いて固定して
も良いが、取り扱い性を向上させ、前記隙間の大きさ等
をフレキシブルに調節することができるように、主枕及
び/又は副枕に対して着脱自在になるように構成するこ
とが特に好ましい。
【0049】この場合、主連結部材を主枕及び/又は副
枕に対して着脱自在にするための構造としては、例え
ば、当該主連結部材の一端或いは両端部に固定した面フ
ァスナーを、主枕及び/又は副枕に固定した面ファスナ
ーを取り付ける方法等が挙げられるのであり、また、こ
の面ファスナーに代えて、ホック或いはボタンなどを用
いてもよいのである。この場合、面ファスナー等の係止
位置を、枕の下面側にして、使用者に凹凸感を与えない
ようにすることが望ましい。
【0050】本発明の機能性枕においては、主枕と副枕
とを並設して使用されるが、このようにして使用した場
合にあっても、使用者の後ろ首や頭部の重みが主枕と副
枕に加わることによって、主枕と副枕とは適度に変形し
てその間に隙間が形成されるため、使用感や通気性が損
なわれることはない。
【0051】又、この主枕と副枕とを並設した形態とし
ては、必ずしも限定されるものではなく、種々の並設手
段を講ずることができる。
【0052】具体的には例えば、主枕及び/又は副枕の
少なくとも一部に設けた副連結部材により、主枕と副枕
とが併設されるように構成する手段が挙げられるのであ
り、この副連結部材によって使用中に主枕と副枕とが離
れたり、よじれたり、八字状に離れて使用感が悪くなる
のを防止できる。
【0053】この副連結部材としては、紐状体、帯状
体、網状体又はこれらの組み合わせからなる形状のもの
や、これらの端部に、面ファスナーやボタン或いはホッ
ク等を設けたもの等を用いることができるが、一般的に
は、短帯形状に形成した矩形体などに、面ファスナーや
ボタン或いはホック等を設けたものを用いることが望ま
しい。この場合、面ファスナー等の取付位置を、主枕及
び副枕の下面に位置させて、使用者に凹凸感を与えない
ようにすることが望ましい。
【0054】又、主枕と副枕とを並設する他の形態とし
ては、主枕と副枕との生地の一部に直接面ファスナー、
線状ファスナー、ホック或いはボタン等の係止部材を設
け、これらの手段を用いて並設しても良いのである。
【0055】更に、その他の主枕と副枕との並連形態と
しては、主枕と副枕とを枕カバーを介して行っても良い
のである。この場合にあっては、主枕と副枕とを収納、
並設するための枕カバーで行われていると、その中に入
れてある主枕と副枕とを取り出して、汚れた枕カバーだ
けを洗うことができる。つまり、一番汚れ易い枕カバー
だけを洗濯することができる。
【0056】この結果、本発明の機能性枕を常に衛生的
な状態で使うことができるので、使用感も向上するので
ある。
【0057】
【発明の実施の形態】次に、本発明の機能性枕の具体的
な実施の形態を添付図面に沿って詳述するが、本発明は
これに限定されるものではない。
【0058】図1は本発明の第1実施形態による機能性
枕の主枕と副枕とを分離した状態で示す平面図、図2及
び図3は同じく底面図及び側面図、図4は斜視図、図5
は主枕と副枕の内部を取り出して示す斜視図である。な
お、図3では解り易くするために副枕の上下を逆にした
向きで示している。
【0059】これら、各図に示すように、本発明の第1
実施形態による機能性枕(以下、第1実施形態の機能性
枕と略称する。)1Aは、主枕2と、副枕50と、これ
らを連設するための主連結部材(帯状体)5及びこれら
を並設するための副連結部材(舌片)7,7とによって
構成されている。
【0060】前記主枕2は、左右方向の幅が約35c
m、奥行き(前後方向の幅)が約13.5cm、高さが
約4cmの大きさを有する、平面視において略矩形状、
側面視において略楕円形状を有し、袋状に形成された枕
カバー3の内部に、袋状に形成された主枕本体生地内に
短筒形状を有する小塊状樹脂成形体Pが多数詰められた
主枕本体4が収容されたもので構成されている。なお、
枕カバー3内から主枕本体4を取り出すことができるよ
うに、枕カバー3の一方の側端に形成されている開口1
0は、線状ファスナー9により開閉自在となっており、
また、主枕本体4内からこの小塊状樹脂成形体Pを取り
出して洗浄したり交換できるように、主枕本体4の一方
の側端に形成されている開口12は、線状ファスナー1
1により開閉自在となっている。
【0061】前記副枕50は、左右方向の幅が主枕2と
同じ幅を有し、奥行きが11cm及び高さが3cmと主
枕2よりも少し小さく短く形成された、平面視において
略矩形状、側面視において略楕円形状を有し、袋状に形
成された枕カバー51の内部に、袋状に形成された副枕
本体生地内に短筒形状を有する小塊状樹脂成形体Pが多
数詰められた副枕本体52が収容されたもので構成され
ている。なお、枕カバー51内から副枕本体52を取り
出すことができるように、枕カバー51の一方の側端に
形成されている開口54は、線状ファスナー53により
開閉自在となっており、また、副枕本体52内からこの
小塊状樹脂成形体Pを取り出して洗浄したり、交換でき
るように、副枕本体52の一方の側端に形成されている
開口58は、線状ファスナー57により開閉自在に構成
されている。
【0062】これら双方の枕カバー3,51は、丈夫で
柔らかく肌触りの良い綿生地で形成されている
【0063】前記主連結部材5は、主枕2と副枕50の
左右方向を二分する個所を連設するもので、長尺方向の
長さが約43cm、横幅が約9cmの大きさを有し、枕
カバー3,51と同じ素材の生地を重ね合わせて縫合し
て形成されており、この主連結部材5の基部側となる一
端部分は、主枕2の中央下面である枕カバー3部分に縫
合して、平面視、主枕2の左右方向と直交する一方側に
向けて取り付けられている。そして、この主連結部材5
の先端部の上面に面状ファスナー6が縫合されて取り付
けられている。
【0064】又、前記副連結部材7,7は、いずれも平
面視において長さが約10cm、横幅が約3.5cmの
大きさを有し、枕カバー3,51と同じ素材の生地を重
ね合わせて縫合してできており、これら副連結部材7,
7の基端部は、主枕2の左右端部近傍の枕カバー3下面
に縫合されて、平面視、前記主連結部材5と同じ方向に
向けて取り付けられている。そして、この副連結部材
7,7の先端部上面には面状ファスナー8,8が縫合さ
れて取り付けられている。
【0065】そして、前記面状ファスナー6に対応して
貼着する面状ファスナー55,55が、副枕50の枕カ
バー51上面中央に縫合されて取り付けられており、ま
た、前記面状ファスナー8,8に対応して貼着する面状
ファスナー56,56が、副枕50の枕カバー51上面
の左右近傍個所に縫合されて取り付けられている。
【0066】続いて、主枕2に副枕50を連設する手順
を説明する。図4、図6ないし図9はその手順を示して
いる。
【0067】まず、図4に示す主連結部材5の一端に取
り付けられている面状ファスナー6を、副枕50側の面
状ファスナー55,55に貼り付ける。図6及び図7は
このようにして貼り付けた状態を示しており、この状態
では副枕50は主連結部材5で連結されているが、主枕
2とは分離された位置にある。
【0068】次に、図8に示すように、この主連結部材
5を副枕50に巻き付けて、副枕50を主枕2に近づけ
る方向に半回転させ、更に、図9に示すように、この副
枕50を主枕2に並設する(イ)方向に半回転した後、
図8に示す、副連結部材7に設けられた面状ファスナー
8,8を副枕50側の面状ファスナー56,56に貼り
付けると、主枕2と副枕50とが安定した状態で併設さ
れる。
【0069】このようにして主枕2と副枕50を並設す
ると、図10及び図11に示す第1実施形態の機能性枕
1Aになり、図10はこの機能性枕1Aを斜め上方から
見た状態を示す斜視図であり、図11はこの機能性枕1
Aを斜め下方から見た状態を示す斜視図である。
【0070】このような形状を有する第1実施形態の機
能性枕1Aは、図12に示すように、主枕2で使用者の
頚部を支え、副枕50で使用者の後頭部を支えるように
して使用される。
【0071】このように使用すると、図13及び図14
に示すように、使用者の後首と後頭部が載っていた部分
が凹む方向に変形し、この変形によって主枕2と副枕5
0の間の部分に、上下方向と左右方向の隙間Sが形成さ
れると共に左右長手方向(主枕2と副枕50との境界
部)に隙間が形成されることによって、使用者の後頭部
や頚部の辺りの通気性を向上させて、頭部の蒸れや汗の
滞留を防ぎ、特に、夏期において頭を適度に冷却するこ
とができる結果、快適な睡眠が得られるのである。
【0072】なお、この第1実施形態の機能性枕1A
は、上述した利用の仕方の他に、図15に示すように、
主枕2単体だけを用いて、首枕として使用することも可
能である。
【0073】また、図16及び図17に示すように、第
1実施形態の機能性枕1Aを、副枕50を主枕2の上に
傾けた姿勢で載せて使用することができる。このように
構成すると、高い枕が好みの人及び後首が凝った人にも
好感をもって受け入れられ、しかも使用者の口頭部を適
度に冷却することができるのであり、また、使用者の後
ろ首辺りに接する部分にも左右方向の隙間Sが形成され
るので、この部分も適度に冷却することができるように
なる。
【0074】なお、図18に示すように、主枕2の主連
結部材5を取り付ける個所と、左右の副連結部材7,7
を取り付ける個所に切欠孔2n,2m,2mを形成し
て、この切欠孔2n,2m,2m内に、主連結部材5の
基端部と、左右の副連結部材7,7の基端部を挿入して
縫合するようにしてもよい。
【0075】また、図19に示すように、主枕2の左右
内に副連結部材としての紐30,30を通す通路2p,
2pを形成し、この通路2p,2p内に通した紐30,
30の両端を長く外側に取り出して、この紐30,30
で副枕50を括って係止させる機能性枕1Bにしてもよ
いのである。
【0076】図20に示す機能性枕1Cは、主枕本体4
と副枕本体52を入れる袋状の枕カバー2Xの中央部
に、上下方向に設けた開孔からなる隙間Sや左右長手方
向に形成された隙間によって、使用者の後頭部や頚部の
辺りの通気性を向上させて、頭部の蒸れや汗の滞留を防
ぎ、頭を適度に冷却して、快適な睡眠が得られるのであ
る。
【0077】図21は本発明の他の実施形態の機能性枕
1Cを示しており、この機能性枕1Cは、上述した第1
実施形態の機能性枕1Aにもう1つの副枕50Aを備え
るものからなり、この副枕50Aの枕カバー51には、
例えば、他の副枕50の中央部に巻き付けてある主連結
部材5に係止させるための、布製の舌片35の基端部が
横方向に縫合されて取り付けられており、この舌片35
の他端には、枕カバー52に取り付けたホックの一方3
6b内に突入して係止する突起側のホック36aが取り
付けられている。
【0078】このようにすると、図22に示すように、
主枕2と副枕50を並接する向きで連設したその上に、
もう1つの副枕50Aを載せて係止し、高さの高い機能
性枕にすることができるようになる。また、このもう1
つの副枕50Aを取り外して、肩甲骨の間や腰の下に置
いて、使用者の背中や腰の凝りや張りを指圧的効果で治
療するために使用することもできる。
【0079】
【発明の効果】以上において説明した本発明に係る機能
性枕によれば、次のような効果を奏するのである。本発
明に係る機能性枕においては、まず第1に、使用者の頚
部を主枕で支え、頭部辺りを副枕で支えて使用すること
ができる等、使用者が自己の好みに応じて様々な使用形
態を採用することにより、使用者にとって、楽な就寝が
できる上、血行が良くなったり、指圧的効果も得られる
ので、健康的で、しかも自然な就寝姿勢をとることがで
きる。
【0080】また、本発明に係る機能性枕においては、
主枕と副枕との間において、使用者の後頭部や頚部の辺
りが接する部分に隙間を設けてこの部分の通気性を著し
く高めることができるようになる。この結果、頭部の蒸
れや汗の滞留を防止して就寝中の不快感を解消し、特
に、夏期において頚部や頭部及びその近傍を適度に冷却
して、快適な睡眠が得られるなどの効果が得られるので
ある。
【0081】しかも、本発明の機能性枕においては、主
枕と副枕に分離しているので、使用者が自己の好みに応
じて、副枕を主枕の上に載せて使用することができる結
果、高い枕が好みの人及び後首が凝った人にも好感をも
って受け入れられるなどの効果を奏するのである。
【0082】更に、本発明の機能性枕においては、主枕
から副枕を取り外して、主枕だけで首枕として使用し、
また、副枕を使用者の肩甲骨の間や腰の下に置いて、こ
れらの部分の凝りや張りをほぐすような使用も可能であ
るなどの効果を奏するのである。
【0083】また更に、本発明の機能性枕においては、
この機能性枕内の枕充填材として、短筒形状を有する小
塊状樹脂成形体を用いることによって、使用者の頭部を
蒸れを更に防いで、汗の滞留を一層抑え、更に快適な睡
眠が得られる上、この充填材は洗浄が可能で、極めて衛
生的に使用できるなどの効果を奏するのである。
【0084】加えて、本発明の機能性枕においては、枕
用充填材として木炭粒を用いると、木炭粒が有する多孔
質構造により、不快な臭いを吸着したり、微生物やダニ
などの発生を防ぎ、木炭が有する遠赤外線効果により、
冬には適度に頭部を暖めることができるようにしたり、
また、枕用充填材として桧(ヒノキ)のチップを用いる
と、桧に含まれている成分の発散による森林浴効果を睡
眠中にもたらして、心をリラックスさせ、一層安らかな
睡眠が得られるなどの効果を奏するのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1実施形態に係る機能性枕
において主枕と副枕とを分離した状態で示す平面図であ
る。
【図2】図2は、同じくその底面図である。
【図3】図3は、同じくその側面図である。
【図4】図4は、同じくその斜視図である。
【図5】図5は、同じくその主枕と副枕の内部を取り出
して示す斜視図である。
【図6】図6は、同じくその主枕に副枕を並設する手順
の第1工程を斜め上から見た状態を示す斜視図である。
【図7】図7は、同じくそれを斜め下方から見た状態を
示す斜視図である。
【図8】図8は、同じくその主枕に副枕を並設する手順
の第2工程を斜め上から見た状態を示す斜視図である。
【図9】図9は、同じくその主枕に副枕を並設する手順
の第3工程を示す側面断面図である。
【図10】図10は、主枕と副枕とを並設した第1実施
形態の機能性枕を斜め上から見た状態を示す斜視図であ
る。
【図11】図11は、主枕と副枕とを並設した第1実施
形態の機能性枕を斜め下から見た状態を示す斜視図であ
る。
【図12】図12は、本発明の第1実施形態の機能性枕
を使用している状態を示す斜視図である。
【図13】図13は、本発明の第1実施形態の機能性枕
を使用するときの形状を示す斜視図である。
【図14】図14は、本発明の第1実施形態の機能性枕
を使用している状態を簡略して示す側面断面図である。
【図15】図15は、本発明の第1実施形態の機能性枕
のうちの主枕を使用している状態を簡略して示す側面断
面図である。
【図16】図16は、本発明の第1形態の機能性枕にお
いて主枕上に副枕を斜め姿勢になるように載置した状態
で示す斜視図である。
【図17】図17は、同じくその姿勢により使用したと
きの状態を簡略して示す側面断面図である。
【図18】図18は、本発明の他の実施形態の機能性枕
の主枕を示す斜視図である。
【図19】図19は、本発明の他の実施形態の機能性枕
を示す斜視図である。
【図20】図20は、本発明の他の実施形態の機能性枕
を示す斜視図である。
【図21】図21は、本発明の他の実施形態の機能性枕
を示す斜視図である。
【図22】図22は、同じくその使用形態を変化させた
状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1A 機能性枕 2 主枕 3 枕カバー 4 主枕本体 5 主連結部材 6 面状ファスナー 7 副連結部材 8 面状ファスナー 9 線状ファスナー 10 開口 50 副枕 51 枕カバー 52 副枕本体 53 線状ファスアー 54 開口 55 面状ファスナー 56 面状ファスナー S 隙間

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主として使用者の頚部を支えるための主
    枕と、主として使用者の頭部を支えるための副枕とから
    なることを特徴とする機能性枕。
  2. 【請求項2】 主枕と副枕とが、1ないし複数の主連結
    部材により連結されている請求項1に記載の機能性枕。
  3. 【請求項3】 主連結部材が、紐状体、帯状体、網状体
    又はこれらの組み合わせからなるものである請求項2に
    記載の機能性枕。
  4. 【請求項4】 主連結部材が伸縮性の素材で構成されて
    いる請求項2又は3に記載の機能性枕。
  5. 【請求項5】 主連結部材が主枕及び/又は副枕に対し
    て着脱自在である請求項2ないし4のいずれか1項に記
    載の機能性枕。
  6. 【請求項6】 主枕と副枕とが並設できるように構成さ
    れてなる請求項1ないし5のいずれか1項に記載の機能
    性枕。
  7. 【請求項7】 主枕と副枕との並設が、主枕及び/又は
    副枕の少なくとも一部に設けた副連結部材を介して行わ
    れる請求項6に記載の機能性枕。
  8. 【請求項8】 主枕と副枕との並設が、主枕と副枕との
    生地の一部に直接設けられた係止部材を介して行われる
    請求項6に記載の機能性枕。
  9. 【請求項9】 主枕と副枕の並設が、主枕と副枕との枕
    カバーを介して行われる請求項6に記載の機能性枕。
  10. 【請求項10】 主枕及び副枕の充填材が、短筒形状を
    有する小塊状樹脂成形体、綿、ソバ殻、スポンジ、羽
    毛、木炭粒又は桧チップから選ばれた少なくとも1種以
    上が用いられてなる請求項1ないし9のいずれか1項に
    記載の機能性枕。
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