JP4859394B2 - 乳児用椅子 - Google Patents

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Description

この発明は、乳児を安定した状態で、且つ、快適に着座させることができる乳児用の椅子に関し、さらに詳しくは、表面全体が非通気性部材により構成されることから通常、水まわり設備周辺において使用されるエア充填型の乳児用椅子に関する。
乳児用椅子には、様々なものが存在するが、首がすわった乳児に用いられる代表的なものとして、例えば、公知のローチェアがよく用いられる。上記ローチェアは、通常、座高を低く構成されるとともに、その外郭にスチール製のパイプ、或いは、木製の部材を用いて構成されるものが多い。
上記ローチェアの中には、例えば、別途、股ベルトを具備するものも存在する。上記股ベルトを装着することにより、ローチェアに着座した乳児をその位置に留めておくことができる。さらに、上記ローチェアの中には、不使用時には、折り畳んでコンパクト収納することのできる折畳み式のものも存在する。
このように、上記ローチェアは、使い勝手がよい反面、以下のような難点を有する。
例えば、上記ローチェアに着座した乳児を、その位置に留めておくために、例えば、食事の度に、いちいち上記股ベルトを乳児に対して装着する必要があるため手間を要する。さらに、このような股ベルトを装着しても装着感(密着感、フィット感)に乏しいため、座り心地を低下してしまうこともある。
さらに、折畳み式のローチェアは、ある程度の大きさにまでしかコンパクトに折り畳むことができず、さらに、折り畳み式に構成すれば、その分、構成が複雑になるため、コストが高くなるといった難点も有する。
上記ローチェアに対して、エア充填型の乳児用椅子も存在する。これらは、例えば、ビニール部材の内部に空気を充填して構成し、さらに表面部材は、非通気性部材であるため、特に、沐浴の際に用いられることが多い。
上記エア充填型の乳児用椅子は、軽量であるため持ち運びが容易であり、内部の空気を抜けばコンパクトに収納できるなどの特徴を有する。このため、水周り設備周辺での使用に限定せずに室内や、屋外において使用される場合もある。
このようなエア充填型の空気椅子としては、例えば、下記特許文献1に空気入りビニル椅子が開示されている。
上記空気入りビニル椅子は、気密的袋状の背あて部と座部との組合せから成り、上記背あて部は、周辺に太いチューブを配している。上記背あて部の中央部における所々は、座部の外周に沿って丸め易いよう平板状に構成している。
このような構成を採る上記空気入りビニル椅子に乳児を着座させたとき、背あて部は、座部の外周に沿って丸めて構成しているため、乳児に背あて部などが密着することになる。或いは、背あて部における、所々を平板状に構成しているため、たとえ、背あて部が直接、乳児に密着しなくても、背あて部と乳児との間には、密閉空間が構成されることになる。従って、密閉空間に空気がこもり、乳児に不快感を与えてしまう。
すなわち、一般に、乳児は、椅子に対して安定した状態で着座させる必要があるが、このように安定感を重視すると、上記ビニル椅子における背あて部を乳児に密着させるよう構成する必要がある。ところが、椅子が空気充填型の場合は、表面部材は非通気性部材で構成されるため、乳児に対してますます不快感を与えてしまう。
上記空気入りビニル椅子は、このような弊害に対して、なんら対策が講じられていない。
ちなみに、クッション部材などを介在させた場合でも、薄手のクッション部材の場合は、やはり通気性を確保できず、厚手のクッション部材の場合は、通気性を確保することができるが、乳児に圧迫感を与えてしまうという他の弊害が招来してしまうことになる。
実公昭55−11722号公報
そこで本発明では、乳児に圧迫感を与えることがなく、しっかりと保持することができるよう密着でき、このように密着した状態であっても、通気性、保温性を確保することにより快適に着座させることができる乳児用椅子の提供を目的とする。
本発明の乳児用椅子は、袋状の非通気性部材の内部に流体を充填させたとき乳児が着座可能に形成される乳児用椅子であって、上記非通気性部材の表面における少なくとも、着座した乳児が当接する部位に通気性カバー部材を具備し、上記通気性カバー部材を、多数の通気孔を形成した表面地と裏面地を備えた立体メッシュ構造により構成し、上記通気性カバー部材は、上記表面地と上記裏面地との間の通気性を有する厚みを備えたことを特徴とする。
本発明の乳児用椅子は、上記通気性カバー部材をダブルラッセル編みにより構成することが好ましい。
本発明の乳児用椅子は、乳児が着座する着座部を、該着座部と接地面との間に空間部が構成されるよう該着座部の外周側から上記支持部により支持し、上記支持部、又は/及び、上記着座部に、乳児の荷重に伴って上記着座部が上記空間部内に押し下げられる弾性を具備して形成することが好ましい。
さらに、本発明の乳児用椅子は、前記着座部に着席した乳児の荷重に伴って、該着座部側に傾斜して乳児を保持する保持部を、上記支持部から立設することが好ましい。
本発明の乳児用椅子は、前記通気性カバー部材を、上記非通気性部材の表面における略全体を被覆可能な袋状に形成し、上記通気性カバー部材には、当該乳児用椅子本体の取り出し、或いは、収容を可能とする開口部を具備するとともに、該開口部を閉止可能とする開閉手段を具備することができる。
請求項1に係る発明によれば、本発明の乳児用椅子は、少なくとも着座した乳児が当接する部位において乳児と非通気性部材との間に、立体メッシュ構造により形成した通気性カバー部材を通気性を有する厚みを確保した状態で介在させることができる。よって、上記乳児用椅子は、乳児と非通気性シートとの間において間隙が生じ、上記当接部位近傍において空気がこもることがないため、室内外など使用場所を問わず、着座した乳児の快適性を確保することができる。
なお、本発明の乳児用椅子は、軽量で扱い易く、内部のエアを抜けば、コンパクトに収納することができるという空気を充填して構成される空気充填型特有の効果を奏することができる
この発明の一実施形態を、以下図面を用いて説明する。
図1は、実施例1における乳児用空気椅子10の外観を示すとともに、該乳児用空気椅子10に乳児Aが着座している様子を示す(図中、仮想線参照)。
上記乳児用空気椅子10は、内部に空気を充填して椅子型に形成した乳児用空気椅子本体11、及び、通気性を有する通気性マット部材12を具備して構成される。
すなわち、通気性マット部材12は、図2、及び、図3に示したように、上記乳児用空気椅子本体11の平面視中央部位における、乳児Aが着座する部位に対応する凹状部位に対して取り外し可能に装着されている。
なお、図2は、乳児用空気椅子10を正面視したときの中心相当部における上下方向の断面図、図3は、乳児用空気椅子10を側面視したときの中心相当部における上下方向の片断面図を示し、図2、図3は、ともに乳児Aが着座していない場合における乳児用空気椅子10を示す。
上記乳児用空気椅子本体11の構成を上記図1から上記図3を用いて以下、説明する。
乳児用空気椅子本体11には、平面視円環状形態に形成して全体を支持する支持部13を下部外周部に具備している。さらに、上記支持部13の中心部に相当する部位は、乳児Aが臀部を載置して着座する着座部14を具備している。
上記着座部14は、平面視略円板形状に形成されるとともに、内部に弾性ウレタン部材により形成した芯材14aを配している。上記着座部14における外周側部位を上記支持部13における内周側部位とは、連結部15を介して連結されている。
なお、上記連結部15は、断面視すると、上記支持部13の内周部側において所定の厚みを有するが、着座部14側へ進むにつれて徐々に上下方向について幅小となり、その先端部が上記着座部14に連結した形態を採る(図2、及び、図3における連結部15参照)。
上述したように、着座部14は、連結部15を介して支持部13により張設されるため、該着座部14と接地面との間には、空間部21が形成される。
一方、上記支持部13における上側には、上記着座部14に着座した乳児Aを外周側から保持する保持部16を具備している。さらに、上記保持部16は、着座した乳児Aの腰回りと対向する腰回り対向保持部17と、腹部と対向する腹部対向保持部18とを具備して形成される。
上記腰回り対向保持部17は、上記着座部14に着座した乳児Aの背面側に有して主に乳児Aの背凭れとなる背凭れ部17、乳児Aの左右両側に有して主に乳児Aの肘掛けとなる肘掛け部17bを具備して平面視略U字形状に一体に形成するとともに、乳児用空気椅子本体11の前方側に該略U字形状の開口側を臨ませて支持部13に対して一体に形成している。
ちなみに、上記背凭れ部17aにおける上側には、該背凭れ部17aがさらに高くなるよう補助背凭れ部17cを積載し、上記腰回り対向保持部17の一部を形成している。
一方、上記腹部対向保持部18は、上記支持部13における着座した乳児Aの股間部に相当する部位から上方へ突設している。
円環状をした上記支持部13の周方向における上記腰回り対向保持部17と上記腹部対向保持部18との間は、着座した乳児Aが自身の脚部を外側に突き出し可能な幅を確保して凹状に切り欠いた形態をしている。上記支持部における乳児Aの脚部を突き出し可能な部位を脚部接地部13aに設定する。
ところで、上記支持部13、上記連結部15、及び、上記保持部16は、内部に空気を注入して膨張させた膨張袋状に形成している。
また、乳児用空気椅子本体11には、支持部13の外周側における1部位にのみ、空気の注入、或いは、排出を任意に可能とする空気通過用口部材22を具備している(図3の要部拡大図参照)。
また、上記乳児用空気椅子本体11における、上記空気通過用口部材22、及び、上記芯材14aを除く略全体部位、すなわち、上記支持部13、上記連結部15、及び、上記保持部16、さらに、上記着座部14における上記芯材14aの外覆部位は、内部の気密性を保つため非通気性素材である塩化ビニール樹脂シート23により一体に形成している。
さらに、上記保持部16、及び、上記連結部15は、それぞれ上記支持部13と内部空間を一体に形成するとともに、上記保持部16における上記背凭れ部17a、及び、上記補助背凭れ部17dについても、互いに内部空間において連通状態に形成している。
これにより、上記乳児用空気椅子本体11は、上記空気通過用口部材22を通じて内部に空気を注入するだけで、全体を、上述した椅子型形態に膨張させることができる。
続いて、上記通気性マット部材12の構成について説明する。
上記通気性マット部材12は、図4(a)に示したように、面状に形成し、上記乳児用空気椅子本体11における各部位に対応させて構成している。具体的に、上記乳児用空気椅子本体11における着座部14に対応する着座部用接地部12a、以下、同様に連結部15に対応する連結部用接地部12b、背凭れ部17aに対応する背凭れ部用接地部12c、肘掛け部17bに対応する肘掛け部用接地部12d、腹部対向保持部18に対応する腹部対向保持部用接地部12e、脚部接地部13aに対応する脚部接地用接地部12fを具備して構成される。
上記通気性マット部材12は、上記連結用接地部12bに対して上記背凭れ部用接地部12c, 上記肘掛け部用接地部12d, 上記腹部対向保持部用接地部12e、及び、上記脚部接地用接地部12fを放射方向にフラップ状に突出させた構成を採る。
上記通気性マット部材12は、ダブルラッセル編み機により弾性糸26を用いて、立体メッシュ構造で構成している。具体的に、上記通気性マット部材12は、図5(a),(b)に示したように、3層構造で形成し、身体に当接する側に対応する表面地24と乳児用空気椅子本体11表面に当接する側に対応する裏面地25を具備している。
上記表面地24は、亀甲状をした通気孔24aを多数、有して通気性を具備して構成している(図5(a)参照)。
なお、上記図5(a)は、図1における領域X、すなわち、上記表面地24を構成するメッシュ構造を模式的に示した図である。
これに対して裏面布25は、表面地24を構成するメッシュ地より、さらに細目のメッシュ地により構成している(図示せず)。上記通気性マット部材12は、表面地24、裏面布25をともに弾性糸を用いて形成しているため、マット面を構成する2軸方向において延伸自在となる。
さらに、上記通気性マット部材12は、上記表面地24と上記裏面地25との間には、弾性糸26を往来させて互いに連結し、一体に形成している。これにより、通気性マット部材12は、例えば、1mmから10mm程度の厚みを確保して厚み方向に弾性を有して形成している(図5(b)参照)。
上記通気性マット部材12には、乳児が着座する際に作用する荷重を受けたとき、その間に通気性を有するように厚みを確保することができる。つまり、上記通気性マット部材12には、このような厚みを確保しようとする厚み方向についての剛性、或いは、弾性を有している。
上記通気性マット部材12の選定においては、上述したような厚みを確保した部材を採用するのが好ましい。
なお、図5(b)は、図2における領域Y、すなわち、通気性マット部材12の厚み方向における構成を模式的に示した図である。
上記乳児用空気椅子10は、上述したように構成するものとし、以下、上記乳児用空気椅子10が奏する作用、効果について説明する。
但し、上記乳児用空気椅子10を、例えば、図6に示したように部屋の床面に接地した状態で乳児Aが着座する状況に着目する。
まず、上記乳児用空気椅子10における着座部14に乳児Aが着座すると、その荷重により該着座部14が押し下がる。これにより、着座部14の下側に有する空間部21内における不特定の量の空気が乳児用空気椅子本体11の下端部を通じて、強制的に外部に排出される。
従って、空間部21内の圧力が外気圧と比較して減圧するため、乳児用空気椅子本体11は、床面に対して吸着した状態で接地させることができる。
また、着座部14は、乳児Aが着座することにより押し下げられ、それに伴って、保持部16は、積極的に乳児Aの側(中央部側)に傾くことになる。これにより、乳児用空気椅子10の重心位置が押し下げられるとともに、全体が末広がり状(臼状)に弾性変形して安定した形態となる。
このため、通常、絨毯が敷かれた接地面の場合や、小さな凹凸を有する屋外の地面に接地する場合、上記空間部21の気密性を確保し難いことから例えば、接地面が床面の場合と異なり吸着力を発揮し難くなるが、たとえ、このような接地面であっても、図6に示したように、臼状に弾性変形するため、上記乳児用空気椅子10を、安定して接地することができる。
さらに、上述したように、保持部16が乳児Aに密着するよう傾くため、乳児Aを定位置に留めておくことができるとともに、乳児Aを乳児用空気椅子10に対して安定した姿勢に保持することができる。
しかも、乳児Aの身体と乳児用空気椅子本体11の間には、通気性の有する通気性マット部材12が介在することになる(図6中、腰部拡大図参照)。このため、保持部16が乳児Aに密着するよう傾いても、乳児用空気椅子本体11を構成する非通気性の塩化ビニール樹脂シート23が直接、乳児Aの身体に当接することがなく、密着する部位の通気性を確実に確保することができる。
これにより、上記乳児用空気椅子10は、汗等の水分でべたつかず衛生的であるとともに、乳児Aを快適な状態に保つことができる。
また、乳児用空気椅子10に乳児が着座したとき、厚み方向についても弾性を有する通気性マット部材12が乳児Aに対して面接触状態に密着するため、乳児用空気椅子10は、乳児Aに加わる負荷を分散させることができる。しかも、上記乳児用空気椅子10は、乳児Aの体格(体重)に応じて保持部16などの各部位が弾性変形するため、体格に応じた適度な力で乳児Aの身体を保持することができる。
よって、上記乳児用空気椅子10は、乳児Aが着座している際、保持部16などの各部位が乳児Aに対して密着し、乳児用空気椅子10と乳児Aとの間に所定の厚みを有する通気性マット部材12が介在するが、乳児Aに対して圧迫感を与えることがない。
その他、乳児用空気椅子本体11は、エア充型であるため、全体が柔軟、軽量であるという効果も有する。このため、持ち運びが容易であるとともに、上記乳児用空気椅子10に接触して乳児Aが怪我をすることがなく安心である。さらに、上記乳児用空気椅子10は、例えば、複雑な折畳み式により形成することもなく、不使用時においては、エアを抜くだけで容易にコンパクトに収納できるなどの効果も有する。
また、通気性マット部材12は、マット状に形成しているため、乳児用空気椅子本体11に対して容易に取り外すことができる。通気性マット部材12は、取り外した状態において平面視略円板状とすることができ(図4(a)参照)、この状態から折り畳んだり、包んだりすることにより、コンパクトな形態とすることができる。
これに対して、使用時においては、通気性マット部材12を乳児用空気椅子本体11に載置するだけで、保持部16の形態に対応して受動的に屈曲した状態となり容易に装着することができる。しかも、通気性マット部材12は、予め、乳児用空気椅子本体11に装着時における当接部位の形態を考慮して各部を構成しているため、図4(b)に示したように、きっちりと乳児用空気椅子本体11に密着させることができる。
以下では、他の実施例に係る乳児用空気椅子について説明するが、上述した実施例1に係る乳児用空気椅子10と同様の構成については、同様の符号を付してその説明を省略し、特に、異なる構成を中心に説明する。
実施例2に係る乳児用空気椅子本体80は、図7,及び、図8(a)に示すように、通気性マット部材82を具備し、該通気性マット部材82は、実施例1に係る通気性マット部材12おける背凭れ部用接地部12cに対応する背凭れ部用接地部82c、肘掛け部用接地部12dに対応する肘掛け部用接地部82dを腰回り対向保持部17における略下端部にまで達する長さにまで延設している。
さらに、通気性マット部材82の背凭れ部用接地部82c、及び、肘掛け部用接地部82dの裏面であって、乳児用空気椅子本体11の腰回り対向保持部17における外周側に対接する所定の各部位には、一方の面ファスナ85aを接着している。
一方、乳児用空気椅子本体11の腰回り対向保持部17における外周側であって、上記通気性マット部材82における上記一方の面ファスナ85aに対接する部位には、上記一方の面ファスナ85aに係合可能な他方の面ファスナ85bを接着している。
上記構成を採れば、乳児用空気椅子本体11に通気性マット部材82を取り付けた状態で、乳児を着座させた場合において、該乳児が動作しても、特に、通気性マット部材82における背凭れ部用接地部82c、及び、肘掛け部用接地部82dが不用意に、弛緩したり、背凭れ部から取り外れたりすることがない。これは、通気性マット部材82を乳児用空気椅子本体11に対して上記一対の面ファスナ85a,85bにより、係合して取り付けているためであり(図7の要部拡大図参照)、これにより、通気性マット部材82全体が乳児用空気椅子本体11に対して強固に取り付いた状態を維持することができる。
また、通気性マット部材82を乳児用空気椅子本体11に対して取り付ける手段は、上記面ファスナ85a,85bに限定せず、スナップ、紐部材、マグネット、フォック、フックなど限定しないが、実施例2に係る乳児用空気椅子80のように一対の面ファスナ85a,85bを用いれば、該一対の面ファスナ85a,85bどうしを面接触させるだけで、容易に取り付けることができる。
さらに、乳児用空気椅子本体11に取り付けた上記他方の面ファスナ85bは、接着剤により接着しているため、例えば、縫製により取り付けた場合と異なり、針穴などが残らず、乳児用空気椅子本体11内部の機密性を確保することができる。
ちなみに、乳児用空気椅子本体11側に取り付けた上記一方の面ファスナ85bは、一対の面ファスナのうち、被係合側の面ファスナ(すなわち、雌側)が好ましく、通気性マット部材82側に取り付けた上記他方の面ファスナ85aは、上記被係合側の面ファスナに係合する側の面ファスナ(すなわち、雄側)が好ましい。
なぜなら、通気性マット部材82を取り外した状態における、乳児用空気椅子本体11の使用を想定した場合、乳児用空気椅子本体11側に接着されている一方の面ファスナ85bが被係合側の面ファスナであれば、該一方の面ファスナ85bは、手触りが柔軟であるため、怪我などの心配もなく、しかも、塵などが付着し難いため、衛生的であるからである。
さらに、通気性マット部材82を取り外した状態における、乳児用空気椅子本体11の他の使用形態として、乳児用空気椅子80は、上記乳児用空気椅子本体11側に接着した一方の面ファスナ85bと重合可能な他方の面ファスナ85cを別途、具備してもよい。
すなわち、図8(b)に示したように(特に、図8(b)における要部拡大図参照)、通気性マット部材82を取り外した後、上記乳児用空気椅子本体11側に接着した一方の面ファスナ85aに別途、具備した他方の面ファスナ85cを重合しておけば、見栄えも良好に保つことができるとともに、完全に塵などが付着することを阻止することがきるため、面ファスナが何ら、上記乳児用空気椅子本体11単独で使用する際の弊害になることがない。
乳児用空気椅子80は、通気性マット部材82を上記乳児用空気椅子本体11に取り付ければ、例えば、部屋用の乳児用空気椅子80として、用いることができ、通気性マット部材82を上記乳児用空気椅子本体11から取り外せば、例えば、沐浴など水周り設備周辺で用いることができる。
つまり、利用者は、用途に応じて乳児用空気椅子80を、通気性マット部材82を取り付けた状態で、或いは、上記乳児用空気椅子本体11単独の状態で使用するかを任意に選択することができる。
また、通気性マット部材は、実施例3で示すように構成することができる。
すなわち、実施例3に係る通気性マット部材92は、図9(a)に示したように、実施例1に係る通気性マット部材12を構成する着座部用接地部12aに対応する着座部用接地部92a、及び、連結部用接地部12bに対応する連結部用接地部92bにより円板状に構成し、さらに、該円板状をした部材の所定の外周部から脚部接地用接地部93fを延設した形態で構成している。
本実施例に係る通気性マット部材92は、図9(b)に示したように、乳児用空気椅子本体11に取り付けたとき座布団のように略平面状をした形態を維持したまま、上記乳児用空気椅子本体11における特に着座部14に載上させて取り付けることができる。
上記構成を採る本実施例3に係る通気性マット部材92は、立体縫製などを要さずに容易に製造することができ、大きさ、重量の観点から扱いも手軽である。
すなわち、実施例3に係る乳児用空気椅子90は、乳児用空気椅子本体11においては、内部の空気を抜けば、コンパクトに収縮することができ、通気性マット部材92においては、扱いが手軽であることから、持ち運びに便利であるといえる。
さらに、例えば、通気性マット部材92は、簡素な構成であり、乳児用空気椅子本体11を取り付けた状態においても略平面状に保つことができるため、着座した乳児が激しく動作しても、弛緩したり、折れ曲がったりする事態も生じない。
また、本発明に係る通気性マット部材は、上述したように乳児用空気椅子本体11に取り付けたとき、例えば、実施例1に係る通気性マット部材12のように着座した乳児が当接する部位全体に設置されるよう構成する、或いは、例えば、本実施例3に係る通気性マット部材92のように着座した乳児が当接する部位における、少なくとも1部位にのみ設置されるよう構成することができる。
次に、実施例4に係る乳児用空気椅子30について説明する。
図10(a)に示したように、乳児用空気椅子30には、実施例1に係る乳児用空気椅子10のように通気性マット部材12を具備せず、代わりに通気性カバー部材32を具備して構成している。
上記通気性カバー部材32は、上述した実施例に係る通気性マット部材と同様に、通気性を確保して形成しているが、その形態は、乳児用空気椅子本体11の略全体を被覆可能に形成している。
具体的に、上記通気性カバー部材32は、乳児用空気椅子本体11に対応する形態をした袋状に形成している。さらに、通気性カバー部材32は、図10(b)に示したように、乳児用空気椅子本体11における底面部に対応する部位を開口させた開口部33を形成している。
なお、図10(b)は、通気性カバー部材32を底面視したときの形態を示す。
さらに、上記通気性カバー部材32は、上記乳児用空気椅子本体11と略同一のサイズで形成している。
実施例4に係る乳児用空気椅子30は、上記構成を採るものとし、以下、上記通気性カバー部材32を乳児用空気椅子本体11に被覆する手順について簡単に説明する。
まず、乳児用空気椅子本体11には、勿論、内部に空気を充填しておくが、上記通気性カバー部材32を被覆する前においては、ある程度(大よそ7割程度)しか空気を充填させないでおく。
これは、上記通気性カバー部材32を乳児用空気椅子本体11と略同一サイズにより形成しているためである。すなわち、
仮に、乳児用空気椅子本体11の内部に空気を充分、充填して完全な上記椅子型形態とした場合、このような乳児用空気椅子本体11に対して上記通気性カバー部材32を被覆することは、困難であり、無理に被覆しようとすれば上記通気性カバー部材32が破損してしまうおそれも有するためである。
このように、乳児用空気椅子本体11の内部には、ある程度しか空気を充填させていないため、上記通気性カバー部材32を容易に被覆することができる。このとき、上記通気性カバー部材32を乳児用空気椅子本体11の各部に対応するよう乳児用空気椅子本体11に対する相対位置を一致させた状態で被覆しておく。
上述したように、乳児用空気椅子本体11に対して上記通気性カバー部材32を被覆した後において、乳児用空気椅子本体11の内部に空気を充分、充填すればよい。
以上により、乳児用空気椅子30は、上記通気性カバー部材32が乳児用空気椅子本体11に対して摺れることや、弛緩することがなく互いに密着した状態で被覆することができる(図10(a)参照)。よって、乳児用空気椅子30は、見栄よく構成することができるとともに、乳児を快適に着座させることができる。
しかも、通気性カバー部材32は、上述したように、それ自体が2軸延伸方向においても伸縮性を有する。つまり、通気性カバー部材32により乳児用空気椅子本体11を被覆した状態において、乳児Aが着座部14に着座することにより、内部の乳児用空気椅子本体11が弾性変形したとき、弾性変形後の形態に応じて通気性カバー部材32のカバー面自体が伸縮する。よって、通気性カバー部材32は、乳児用空気椅子本体11が弾性変形することを妨げることがない。
また、乳児用空気椅子30は、乳児用空気椅子本体11における底面部を除く略全体が通気性カバー部材32により、被覆された状態となる。このため、乳児用空気椅子30は、塩化ビニール樹脂シート23を用いて形成する乳児用空気椅子本体11に乳児Aの身体が直接、当接することを、通気性カバー部材32を介在させることにより完全に阻止することができる。
よって、乳児用空気椅子30における乳児Aが当接する部位における通気性を確実に確保することができる。
また、乳児用空気椅子30における底面部については、通気性カバー部材32により被覆されない状態となる。乳児用空気椅子本体11における塩化ビニール樹脂シート23が直接、接地面に接触されることになり、この間における非通気性を確保し易くなる。
よって、実施例4に係る乳児用空気椅子30においても接地面に対して吸着させることができるため、安定して接地させることができる。
上述した乳児用空気椅子30のように、乳児用空気椅子本体11と通気性カバー部材32とを略同一サイズに形成すれば、上述したように見栄えよく被覆することができ好ましいが、勿論、上記構成に限定しない。例えば、乳児用空気椅子本体11に対して通気性カバー部材を1回り大きく形成し、乳児用空気椅子本体11を完全に膨らませた状態でも通気性カバー部材を容易に被覆可能に形成してもよい。
具体的に、乳児用空気椅子40は、図11に示したように、通気性カバー部材42を乳児用空気椅子本体11に対して一回り大きく形成し、通気性カバー部材42における下端周縁部42aに、該下端周縁部42aが弛緩可能に例えば、巾着紐42bを包囲させて形成するとよい。
上記構成を採れば、乳児用空気椅子本体11に対して通気性カバー部材42を被覆し、弛緩した状態の通気性カバー部材42における下端周縁部42aを、巾着紐42bを用いて締めれば、通気性カバー部材42を乳児用空気椅子本体11に密着させることができるため、見栄えよく取り付けることができる。
さらの、実施例5に係る乳児用空気椅子40は、乳児用空気椅子本体11に対する通気性カバー部材42の取り付け、或いは、取り外しを容易に行うことができ、しかも、不用意に乳児用空気椅子本体11が通気性カバー部材42に対して取り外れてしまうことがない。
その他にも、実施例6に係る乳児用空気椅子50のよに形成することもできる。具体的に、乳児用空気椅子50は、図12(a),(b)に示したように、通気性カバー部材52における下部に、塩化ビニール部材などの非通気性シート部材52aを用いて形成している。通気性カバー部材52における上部は、通気性部材52bにより形成している。
上記非通気性シート部材52aは、正面視略円環状に形成し、支持部13における中央部を除いた部位を被覆可能に形成している(図12(b)参照)。乳児用空気椅子本体11の下部外周部において、上記通気性部材52bと上記非通気性シート部材52aとは、開閉手段により一体に形成して開口部54を閉塞している。
具体的に上記開閉手段は、上記通気性部材52bにおける下部外周部に、一方のスライドファスナ53bを縫着し、非通気性シート部材52aにおける外周縁部に、他方のスライドファスナ53aを縫着して構成している(図12(a)の要部拡大図参照)。
上記構成を採れば、乳児用空気椅子本体11に対して上記通気性カバー部材52が不用意に取り外れることがない。しかも、乳児用空気椅子50の接地面に対する吸着作用を維持することができるため、安定して接地することができる。また、一対のスライドファスナ53a,53bの係合を解除して上記通気性部材52bに対して非通気性シート部材52aを分離させれば、乳児用空気椅子本体11を容易に取り外すことができる。
また、乳児用空気椅子50は、非通気性シート部材52aにおける地面に接地する側の面に、滑り止め防止用の粘着層などを構成してもよい。
上記乳児用空気椅子50は、上記通気性部材52bと非通気性シート部材52aとを結合、或いは、分離する手段は、支持部13外周部にかけて形成するに限らず、例えば、保持部16外周部にかけて形成するなど、いずれの部位において形成してもよい。
さらに、上記通気性部材52bと非通気性シート部材52aとを互いに、分離、或いは、結合する手段、すなわち、上記開口部54を開口する開閉手段には、上記一対のスライドファスナ53a,53bを用いるに限定せず、面ファスナ、フォック、スナップなど、他の部材を用いることができる
施例に係る乳児用空気椅子60は、適宜、上述した通気性マット部材12、或いは、通気性カバー部材32,42,82,92に他の構成を補助的に具備して構成することができる。
例えば、通気性カバー部材32,42における腹部対向保持部18には、図13に示したように、一対の把持部61を具備して構成することができる。具体的に、把持部61は、腹部対向保持部18の上部における左右両側から突き出している。
ちなみに、上記腹部対向保持部18における把持部61が突き出した近傍部位、例えば、上記腹部対向保持部18の上部における左右両側、及び、前方側などの乳児の身体が当接しない部位は、上述した立体編物などの伸縮性の有する部材ではなく、塩化ビニールシート部材23などの伸縮性の有しない別部材で形成している。
これにより、把持部61は、乳児Aが該把持部61を把持したときの曲げ応力により、不用意に屈曲することがないため、しっかりと把持して用いることができる。但し、把持部61は、保護者(大人)が意図的に把持部61と上記腹部対向保持部18との結合部を屈曲しようとすれば、容易に屈曲できるよう構成している。
よって、把持部61が乳児Aの着座、若しくは、起立する動作の妨げになることがない。
上記構成により、乳児用空気椅子60は、乳児用空気椅子本体11に対して上記通気性カバー部材32,42,82,92を被覆するだけで、容易に把持部61を構成することができる。
さらに、着座した際には、把持部61が上記脚接地部13bの上側に有することになるため、把持部61は、上記保持部16とともに、乳児Aが不用意に起立しないようにするためのガイドとしての効果も発揮する。
よって、実施例に係る乳児用空気椅子60は、乳児Aをさらに安定した状態で着座させることができる。
さらに、乳児用空気椅子は、実施例に係る乳児用空気椅子70のように形成することもできる。例えば、通気性マット部材、或いは、通気性カバー部材には、音鳴り部材71を補助的に具備することもできる。
なお、上記音鳴り部材71とは、圧縮したときに該音鳴り部材71の内部に充填した空気が流出することにより音を発することができる周知の部材である。
具体的に、図14に示したように、実施例に係る乳児用空気椅子70は、通気性マット部材72における左右各側の肘掛け部用接地部72dに対応する部位に上記音鳴り部材71を収納可能な収納部73を具備している。
肘掛け部用接地部72dにおける収納部73に音鳴り部材71を具備すれば、乳児が肘を掛けたと同時に音を発するため、乳児の興味を惹き付けることがき、乳児Aを飽きずに着座させておくことができる。
勿論、乳児用空気椅子70は、上述したような音に限らず、音楽、或いは、光などを発する周知の構成を具備してもよい。
その他にも乳児用空気椅子は、様々な構成を採ることができる。
例えば、空気を充填させて椅子型形態に構成する上述した乳児用空気椅子に限定せず、乳児用空気椅子は、ゴム、プラスチックなど他の非通気性素材を用いて構成したものであってもよい。
また、上述した乳児用空気椅子10,30,40,50,60,70,80,90は、地面に対して吸着作用を利用して接地するに限らず、例えば、底面部における少なくとも地面との接地部位を、例えば、軟質の合成樹脂、天然ゴム、合成ゴム、シリコーン、他の摩擦係数の高い部材などを具備して形成してもよい。その他、底面部における少なくとも地面との接地部位に、滑り止め剤を塗付したり、スプレーを吹き付けたりして粘着層を構成してもよい。
このように、本発明に係る乳児用空気椅子は、上記実施例の形態に限定せず、様々な構成で形成することができる。
また、上述の実施形態と、この発明の構成との対応において、この実施形態の乳児用空気椅子10,30,40,50,60,70,80,90は、乳児用椅子に対応し、
塩化ビニールシート部材23、及び、非通気性シート部材52aは、非通気性部材に対応し、
乳児用空気椅子本体11は、袋状の非通気性部材の内部に流体を充填させたとき乳児が着座可能に形成される乳児用椅子に対応し、
通気性マット部材12、又は、通気性カバー部材32,42,82,92は、通気性カバー部材に対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、上述したように多くの実施の形態を得ることができる。
実施例1に係る乳児用椅子の使用状態を示す外観図。 実施例1に係る乳児用椅子の前後方向における片断面図。 実施例1に係る乳児用椅子を片断面で示した正面図。 実施例1に係る通気性マット部材の外観図(a)、実施例1に係る通気性マット部材を取り付けた状態を示す外観図(b)。 図1における領域Xを模式的に示した説明図(a)、図2における領域Yを模式的に説明図(b)。 実施例1に係る乳児用椅子の使用状態を示す説明図。 実施例2に係る乳児用椅子における要部を拡大し、通気性マット部材を片断面で示した背面図。 実施例2に係る乳児用椅子の前後方向における片断面図(a)、通気性マット部材を取り付けていない実施例2に係る乳児用椅子の前後方向における片断面図(b)。 実施例3に係る通気性マット部材の外観図(a)、実施例3に係る通気性マット部材を取り付けた状態を示す外観図(b)。 実施例4に係る乳児用椅子の外観図(a)、実施例2に係る通気性マット部材の底面図(b)。 実施例5に係る乳児用椅子を示す外観図。 実施例6に係る乳児用椅子を片断面で示した正面図(a), 実施例4に係る乳児用椅子の底面図(b)。 実施例7に係る乳児用椅子を示す外観図。 実施例8に係る乳児用椅子を片断面で示した正面図。
10,30,40,50,60,70,80,90…乳児用空気椅子
23…塩化ビニールシート部材
11…乳児用空気椅子本体
12,72…通気性マット部材(立体メッシュ構造)
32,42,52,82,92…通気性カバー部材
13…支持部
14…着座部
16…保持部
21…空間部
53a,53b…一対のスライドファスナ
54…開口

Claims (5)

  1. 袋状の非通気性部材の内部に流体を充填させたとき乳児が着座可能に形成される乳児用椅子であって、
    上記非通気性部材の表面における少なくとも、着座した乳児が当接する部位に通気性カバー部材を具備し
    上記通気性カバー部材を、
    多数の通気孔を形成した表面地と裏面地を備えた立体メッシュ構造により構成し、
    上記通気性カバー部材は、上記表面地と上記裏面地との間の通気性を有する厚みを備えたことを特徴とする
    乳児用椅子。
  2. 上記通気性カバー部材をダブルラッセル編みにより構成した
    請求項1に記載の乳児用椅子。
  3. 乳児が着座する着座部を、該着座部と接地面との間に空間部が構成されるよう該着座部の外周側から上記支持部により支持し、
    上記支持部、又は/及び、上記着座部に、乳児の荷重に伴って上記着座部が上記空間部内に押し下げられる弾性を具備して形成した
    請求項1、又は、請求項2に記載の乳児用椅子。
  4. 前記着座部に着席した乳児の荷重に伴って、該着座部側に傾斜して乳児を保持する保持部を、上記支持部から立設した
    請求項3に記載の乳児用椅子。
  5. 前記通気性カバー部材を、上記非通気性部材の表面における略全体を被覆可能な袋状に形成し、上記通気性カバー部材には、当該乳児用椅子本体の取り出し、或いは、収容を可能とする開口部を具備するとともに、該開口部を閉止可能とする開閉手段を具備した
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の乳児用椅子。
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