JP2005110872A - マットレス装置 - Google Patents
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- A47C31/00—Details or accessories for chairs, beds, or the like, not provided for in other groups of this subclass, e.g. upholstery fasteners, mattress protectors, stretching devices for mattress nets
- A47C31/006—Use of three-dimensional fabrics
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- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
Abstract
【課題】スプリングマットレスにおいて、利用者の好みにより表裏面で使い分けが可能であり、夏の暑く苦しい状態での寝心地の向上をはかることである。
【解決手段】多数のコイルスプリングを配置してスプリングユニットを形成し、スプリングユニットに重合された半硬質の保護層とで第1のクッション体を構成し、第1のクッション体の一方面側には低反発弾性体でなる第2のクッション体が設けられ、他方面側には比較的硬質のウレタンフォームでなる第3のクッション体が設けられ、上記第1、第2、第3のクッション体を外装体で被覆しており、外装体は、三層立体布地を外面にして樹脂綿と裏地とを重合して一体にキルティング縫合した第1の鏡部と、表地と樹脂綿と裏地とを重合して一体にキルティング縫合した第2の鏡部と、マチ部との各端部をエッジテープで縫合して形成してなる。
【選択図】図1
【解決手段】多数のコイルスプリングを配置してスプリングユニットを形成し、スプリングユニットに重合された半硬質の保護層とで第1のクッション体を構成し、第1のクッション体の一方面側には低反発弾性体でなる第2のクッション体が設けられ、他方面側には比較的硬質のウレタンフォームでなる第3のクッション体が設けられ、上記第1、第2、第3のクッション体を外装体で被覆しており、外装体は、三層立体布地を外面にして樹脂綿と裏地とを重合して一体にキルティング縫合した第1の鏡部と、表地と樹脂綿と裏地とを重合して一体にキルティング縫合した第2の鏡部と、マチ部との各端部をエッジテープで縫合して形成してなる。
【選択図】図1
Description
本発明は、マットレス装置の表裏面の構造、性能を異にして、一方面側が通気性がよく涼しい感触を与えると共に衝撃に対して吸収性能が良く、体圧分散にすぐれており、他方面側が反発力が高いスプリングマットレスに関するものである。
一般にマットレス装置は、スプリングユニットを有し、このスプリングユニットの上下面にサイザルパッドや硬綿からなる保護層とウレタンフォームや綿などの利用者の感触を良好にし,保温の役目のある弾性層を重合し、この重合体を外装体で被覆して構成されている。
しかし、一般にスプリングマットレスの問題点として、利用者の重たい部分,例えば臀部がスプリングユニットを変形させて沈むために、その部分で反発力が発生することになることであり、寝たきりの利用者には臀部や突出した部位には床ずれが発生しやすくなるものである。
上記問題点の床ずれの改善策として、上記弾性層に荷重に対し反発力は発生しにくい低反発ウレタンフォーム、発泡ゴムなどの反発力の小さい発泡弾性材を用いることが検討されている。この低反発の発泡弾性材は利用者の体重が加わると、身体の凹凸に応じて緩やかに沈んで身体を支持するために利用者の重たい部分に反発力が集中しがたく体圧を分散させる効果がある。その結果、寝たきりの人には床ずれが発生しにくい利点がある。
しかしながら、低反発の発泡弾性材料,例えば低反発ウレタンフォームは、保温性が良い反面、綿やサイザルに比較すると通気性に難があり、利用者の背部の位置で、材料表面に湿気と熱がこもるおそれがあり、これが床ずれ発生の一因にもなった。
ところで、一般的なマットレスを通気性を良好にするものとして、マットレスの鏡面に三層立体布地を外装体として採用するものが知られている。この三層立体布地は上面メッシュと下面メッシュとを連結糸で内部空間を有するように形成されたものである。
実用新案登録第2541148号公報
解決しようとする問題点は、マットレス装置の表裏面のうち、一方面側が通気性がよく涼しい感触を与えると共に衝撃に対して吸収性能、体圧分散にすぐれており、利用者の体型に応じて支持する柔軟なクッション性能を提供し、他方面側が反発力が高いクッション性能を提供する。
本発明は、スプリングマットレスにおいて、外装体の一面の鏡部に三層立体布地を使用し、この三層立体布地と第2のクッション体としての低反発弾性材を組み合わせたことと、他面側の第3のクッション体に比較的硬質の発泡ウレタンフォームを採用したことを特徴とする。
本発明のマットレス装置は、外装体の一方面の鏡部には立体メッシュ編物でなる三層立体布地を使用すると共に多数の貫通孔を設けた低反発材料を採用したから通気性を良好にして夏には涼しく、低反発弾性材を使用したことにより体圧分散がを行い、夏の時期には涼しく且つ体圧分散性能のよく、硬めの感触を好む利用者にも対応できるマットレス装置を提案できる利点がある。
床ずれの発生予防と利用者の好みに応じて寝心地を選択できるマットレス装置を、三層立体布地と低反発弾性材、および硬めの発泡弾性材とにより実現した。
以下図面を参照しながらこの発明の一実施の形態を説明する。図1は、本発明によるマットレス装置の斜視図で一部を切り欠いて内部構造を示している。このマットレス装置はスプリングユニット11と保護層12でなる第1のクッション体1と、第1のクッション体の面上に設けた低反発の発泡ウレタンフォームでなる第2のクッション体2と、比較的硬質の発泡弾性材でなる第3のクッション体3と、第2のクッション体2の側に三層立体布地と樹脂綿と裏地を重合して一体にキルティング縫合した第1の鏡部41を配置しており、表地421と樹脂綿422と裏地423とを重合して一体にキルティング縫合した第2の鏡部42と、第1、第2の鏡部に縫合されたマチ部43でなる外装体4を有する。
スプリングユニット11は、図2、図3に示すように、多数のコイルスプリング111を行列状に配置した連続スプリングで、隣り合うコイルスプリング111同士をそのスプリング一端を相互に絡み合わせて結合し、コイルスプリング111の上下端面部をそれぞれヘリカルスプリング112によって結合し、結合した多数のコイルスプリング111の集合体の上下面周縁部には周辺部を補強したり、形状を維持するために硬い線材に形成された枠線113を設けている。
スプリングユニット11の上下面には硬綿,サイザル繊維の半硬質材料でなる保護層12が重合されており、端部ではクリップで枠線113またはコイルスプリング111の端部に固定している。
外装体4は、第1の鏡部41、第2の鏡部42とマチ部43の端部を稜角部で合掌させてエッジテープ44で被覆し縫合して全体を箱状に縫製したもので、第1の鏡部41は第2のクッション体2側に位置しており、三層立体布地411を外面側にして樹脂綿412と裏地413とを一体的にキルティング縫合している。
三層立体布地411は上面メッシュ地411aと下面メッシュ地411bとを布地厚さ方向に平行な連結糸411cによって適当な間隔を隔てて一体になるように連結し、各メッシュ地間に空間411dを形成した三層立体構造をなしている。上面メッシュ地411aは菱形のループ状網目列に形成され、下面メッシュ地411bはすのこ状に形成されたものが用いられる。この三層立体布地411は吸湿性の良いコットン材料が使用されている。
第3のクッション体3は比較的硬質の発泡ウレタンフォームでなり、樹脂綿412、422よりも硬く、その比重は30kg/立方メートルであり、通常に保温材として使用される発泡ウレタンフォームの倍程度の硬さである。第2の鏡部42は第3のクッション体3側で表地421と樹脂綿422と裏地423とを一体的にキルティング縫合している。
上記第2のクッション体2は、低反発弾性材として低反発ウレタンフォームを採用し、厚さ方向に多数の貫通孔21を設けている。この貫通孔21は外装体4とスプリングユニット11との通気を良好にすることに寄与している。三層立体布地411の通気性の効果と相俟って、マットレス装置の一方面を夏の暑い時期も爽快感を与えることができる。この低反発ウレタンフォームの厚さは第1のクッション体であるスプリングユニット11の二分の一程度の厚さを有して利用者の体型に沿って支持している。
この実施例では低反発の発泡弾性材として低反発ウレタンフォームを使用しているが、低反発のゴム発泡体であってもよい。
1… 第1のクッション体
11… スプリングユニット
111… コイルスプリング
112… ヘリカルスプリング
113… 枠線
12… 保護層
2… 第2のクッション体
21… 貫通孔
3… 第3のクッション体
4… 外装体
41… 第1の鏡部
411… 三層立体布地
411a… 上面メッシュ地
411b… 下面メッシュ地
411c… 連結糸
411d… 空間
42… 第2の鏡部
421… 表地
422… 樹脂綿
423… 裏地
43… マチ部
44… エッジテープ
11… スプリングユニット
111… コイルスプリング
112… ヘリカルスプリング
113… 枠線
12… 保護層
2… 第2のクッション体
21… 貫通孔
3… 第3のクッション体
4… 外装体
41… 第1の鏡部
411… 三層立体布地
411a… 上面メッシュ地
411b… 下面メッシュ地
411c… 連結糸
411d… 空間
42… 第2の鏡部
421… 表地
422… 樹脂綿
423… 裏地
43… マチ部
44… エッジテープ
Claims (1)
- 多数のコイルスプリングを行列状に配置し、隣接するコイルスプリングの上下端面をヘリカルスプリングで連結し、さらに上下面の周縁部には枠線を設けたスプリングユニットを形成し、該スプリングユニットの上下面に重合された半硬質の保護層とで第1のクッション体1を構成し、
第1のクッション体1の一方面側には多数の貫通孔21を有し低反発弾性材でなる第2のクッション体2が設けられ、他方面側には樹脂綿412,422よりも硬い発泡ウレタンフォームでなる第3のクッション体3が設けられ、
上記第1、第2、第3のクッション体を外装体4で被覆しており、外装体4は、表面に配置した三層立体布地411と樹脂綿と裏地とを重合して一体にキルティング縫合した第1の鏡部41と、表地と樹脂綿と裏地とを重合して一体にキルティング縫合した第2の鏡部42とでなり、
低反発弾性材でなる第2のクッション体2と三層立体布地411は、第1のクッション体1の同じ面に設けてあり、上記第1、第2の鏡部とマチ部の端部をエッジテープで縫合して形成したことを特徴とするマットレス装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003347493A JP2005110872A (ja) | 2003-10-06 | 2003-10-06 | マットレス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003347493A JP2005110872A (ja) | 2003-10-06 | 2003-10-06 | マットレス装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005110872A true JP2005110872A (ja) | 2005-04-28 |
Family
ID=34540047
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003347493A Pending JP2005110872A (ja) | 2003-10-06 | 2003-10-06 | マットレス装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005110872A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2424182A (en) * | 2005-03-15 | 2006-09-20 | Rossendale Combining Co Ltd | Person Support System |
EP1762211A1 (de) * | 2005-09-10 | 2007-03-14 | Schäfer, Rita | Ventilationsmatratze |
JP2008041354A (ja) * | 2006-08-03 | 2008-02-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 高分子発熱体 |
WO2023135858A1 (ja) * | 2022-01-11 | 2023-07-20 | 株式会社錦之堂インターナショナル | マットレス、面状体、及びマットレストッパー |
-
2003
- 2003-10-06 JP JP2003347493A patent/JP2005110872A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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GB2424182A (en) * | 2005-03-15 | 2006-09-20 | Rossendale Combining Co Ltd | Person Support System |
EP1762211A1 (de) * | 2005-09-10 | 2007-03-14 | Schäfer, Rita | Ventilationsmatratze |
JP2008041354A (ja) * | 2006-08-03 | 2008-02-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 高分子発熱体 |
WO2023135858A1 (ja) * | 2022-01-11 | 2023-07-20 | 株式会社錦之堂インターナショナル | マットレス、面状体、及びマットレストッパー |
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