JP3203480U - 敷きパッド - Google Patents
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Abstract
【課題】コストアップを招くことなく快適に使用できる敷きパッドを提供する。【解決手段】湿度調節機能を有する調湿シート材2を設け、調湿シート材2の上側にのみクッション材3を配し、クッション材3の表面側に表地4を、調湿シート材2の下側に裏地5をそれぞれ配しキルティングを施して一体化する。表地4を、吸水速乾生地、冷感生地、蓄熱保温生地及び吸湿発熱生地から選択される1種とすることができる。裏地5側に紐状体からなる被装着物への着脱手段を設けることができる。【選択図】図3
Description
本考案は、調湿機能を有する敷きパッドに関する。
従来、B型のシリカゲルを含む調湿層の上下両面にクッション層を配し、表面が接触冷感生地により構成されたシーツが知られている(特許文献1)。このものは、調湿層の上下両側にクッション層を配したもので、裏返して使用した場合でも快適に使用することができる。
しかし、裏返して使用しない場合には、調湿層の下側にクッション層を備える必要はなく、調湿層の下側にクッション層を設ければ、それだけコストアップを招くことになる。
そこで、本考案は、コストアップを招くことなく快適に使用できる敷きパッドを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に係る敷きパッドは、湿度調節機能を有する調湿シート材を設け、該調湿シート材の上側にのみクッション材を配し、該クッション材の表面側に表地を、前記調湿シート材の下側に裏地をそれぞれ配しキルティングを施して一体化してなること、を特徴としている。
請求項2に係る敷きパッドは、表地を、吸水速乾生地、冷感生地、蓄熱保温生地及び吸湿発熱生地から選択される1種としたものである。
請求項3に係る敷きパッドは、裏地側に紐状体からなる被装着物への着脱手段を設けたものである。
請求項4に係る敷きパッドは、クッション材と表地との間に不織布を介在させたものである。
請求項2に係る敷きパッドは、表地を、吸水速乾生地、冷感生地、蓄熱保温生地及び吸湿発熱生地から選択される1種としたものである。
請求項3に係る敷きパッドは、裏地側に紐状体からなる被装着物への着脱手段を設けたものである。
請求項4に係る敷きパッドは、クッション材と表地との間に不織布を介在させたものである。
請求項1に係る考案によれば、クッション材は調湿シート材の上側だけにあるので、コストアップを押さえることができる。
請求項2に係る考案によれば、表地を、吸水速乾生地、冷感生地、蓄熱保温生地及び吸湿発熱生地から選択される1種としたので、所望の感触の敷きパッドを得るために好適な生地を適宜選択することができる。
請求項3に係る考案によれば、裏地側に紐状体からなる被装着物への着脱手段を設けたので、寝具などの被装着物への着脱が容易にできる。また、使用中にずれたりしないので快適に使用できる。
請求項4に係る考案によれば、クッション材と表地との間に不織布を介在させたので、クッション材を構成する繊維が表地側へ抜け出すことを防止することができる。
請求項2に係る考案によれば、表地を、吸水速乾生地、冷感生地、蓄熱保温生地及び吸湿発熱生地から選択される1種としたので、所望の感触の敷きパッドを得るために好適な生地を適宜選択することができる。
請求項3に係る考案によれば、裏地側に紐状体からなる被装着物への着脱手段を設けたので、寝具などの被装着物への着脱が容易にできる。また、使用中にずれたりしないので快適に使用できる。
請求項4に係る考案によれば、クッション材と表地との間に不織布を介在させたので、クッション材を構成する繊維が表地側へ抜け出すことを防止することができる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて具体的に説明する。本考案に係る敷きパッド1は、湿度調節機能を有する調湿シート材2を設け、該調湿シート材2の上側にのみクッション材3を配し、該クッション材3の表面側に表地4を、調湿シート材2の下側に裏地5をそれぞれ配しキルティング6を施して一体化したものである。
調湿シート材2は、湿度調節機能を有する調湿剤をフェルト地等により挟持しシート状に形成したものである。調湿剤としては、B型シリカゲル、ゼオライト等が挙げられる。これらは吸湿機能だけでなく消臭機能も併せもっている。
クッション材3は、クッション効果を発揮する中綿材で構成されている。
表地4としては、特に限定されるわけではないが、吸水速乾(吸汗速乾)生地、冷感生地、蓄熱保温生地、吸湿発熱生地から選択される1種の生地とすることができる。これにより、所望の感触の敷きパッドを得るために好適な生地を適宜選択することができる。
上記した各種の表地4は、織物地、編物地のいずれであってもよい。
裏地5としては、通気性を有する薄布材により構成する。
クッション材3は、クッション効果を発揮する中綿材で構成されている。
表地4としては、特に限定されるわけではないが、吸水速乾(吸汗速乾)生地、冷感生地、蓄熱保温生地、吸湿発熱生地から選択される1種の生地とすることができる。これにより、所望の感触の敷きパッドを得るために好適な生地を適宜選択することができる。
上記した各種の表地4は、織物地、編物地のいずれであってもよい。
裏地5としては、通気性を有する薄布材により構成する。
調湿シート材2の下側に裏地5を配したとは、調湿シート材2と裏地5との間にクッション材3を介在させることなく、調湿シート材2の直下側に裏地5を設けたことを意味する。このように、クッション材3は調湿シート材2の上側だけに配してあり、無駄にクッション材を介在させていないので、コストアップを押さえることができる。
クッション材3と表地4との間には、不織布7を介在させるようにしてもよい。このようにすれば、クッション材3を構成する繊維が表地4側に抜け出すことを防止することができる。なお、表地4の種類によっては、不織布7を介在させない場合もある。
上記の表地4、不織布7、クッション材(中綿材)3、調湿シート材2、裏地5を順次積層し、キルティング6を施すことにより、パッド材を構成する各層を一体化する。このため、使用中に中綿がずれたりすることもなく快適に使用でき、また、洗濯しても各層がずれたり偏ったりしなくなる。
なお、パッド材の周囲は縁布8によって包被して縫製してある。
なお、パッド材の周囲は縁布8によって包被して縫製してある。
敷きパッド本体の裏地5側(底面)の四隅には、着脱手段として弾性材からなる紐状体(ゴムテープ)9を隣接する二辺にわたって斜めに取り付けてある(図2)。これにより、敷布団やベッドのマットレスへの敷きパッド1の着脱が簡単に行え、また、装着した布団やマットレスから敷きパッド1がずれることを防止でき、快適に使用できる。
本考案の敷きパッド1を枕に装着する枕パッド10として使用する場合は、枕パッド10の裏地5側に、対向する長辺間に弾性体からなる紐状体9を短辺に平行に2本取り付ける(図5(b))。これにより、枕への着脱が簡単に行え、装着した枕から枕パッド10がずれることを防止でき、快適に使用できる。
なお、椅子などに装着する場合には、着脱手段として、弾性を有する紐状体ではなく、非弾性の紐状体が好ましい。椅子の脚などに紐状体を結んで椅子に取り付けるとよい。
本考案の敷きパッド1を枕に装着する枕パッド10として使用する場合は、枕パッド10の裏地5側に、対向する長辺間に弾性体からなる紐状体9を短辺に平行に2本取り付ける(図5(b))。これにより、枕への着脱が簡単に行え、装着した枕から枕パッド10がずれることを防止でき、快適に使用できる。
なお、椅子などに装着する場合には、着脱手段として、弾性を有する紐状体ではなく、非弾性の紐状体が好ましい。椅子の脚などに紐状体を結んで椅子に取り付けるとよい。
本考案における敷きパッド1,10は、敷き布団に敷くシーツ、ベッドのマットレスに敷くベッドパッド、枕に装着する枕パッドなど寝具用に限らず、椅子やソファーなどその上に座る際に使用する敷物をも含むものである。
本考案が適用できる被装着物としては、敷き布団やベッドのマットレス、枕などの寝具、椅子、ソファーなどが挙げられる。
本考案が適用できる被装着物としては、敷き布団やベッドのマットレス、枕などの寝具、椅子、ソファーなどが挙げられる。
1 敷きパッド
2 調湿シート材
3 クッション材
4 表地
5 裏地
6 キルティング
7 不織布
8 縁布
9 着脱手段(紐状体)
10 敷きパッド(枕パッド)
2 調湿シート材
3 クッション材
4 表地
5 裏地
6 キルティング
7 不織布
8 縁布
9 着脱手段(紐状体)
10 敷きパッド(枕パッド)
Claims (4)
- 湿度調節機能を有する調湿シート材を設け、該調湿シート材の上側にのみクッション材を配し、該クッション材の表面側に表地を、前記調湿シート材の下側に裏地をそれぞれ配しキルティングを施して一体化してなることを特徴とする敷きパッド。
- 表地は、吸水速乾生地、冷感生地、蓄熱保温生地及び吸湿発熱生地から選択される1種である請求項1に記載の敷きパッド。
- 裏地側に紐状体からなる被装着物への着脱手段を設けた請求項1又は2に記載の敷きパッド。
- クッション材と表地との間に不織布を介在させた請求項1〜3のいずれか1項に記載の敷きパッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016000242U JP3203480U (ja) | 2016-01-21 | 2016-01-21 | 敷きパッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016000242U JP3203480U (ja) | 2016-01-21 | 2016-01-21 | 敷きパッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3203480U true JP3203480U (ja) | 2016-03-31 |
Family
ID=55591177
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016000242U Active JP3203480U (ja) | 2016-01-21 | 2016-01-21 | 敷きパッド |
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JP (1) | JP3203480U (ja) |
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2016
- 2016-01-21 JP JP2016000242U patent/JP3203480U/ja active Active
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