JP3100276U - ビーズクッションソファ - Google Patents

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    • AHUMAN NECESSITIES
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Abstract

【課題】 本考案は、嵩張らず、また、使用目的に即した形態変化の自由度に富み、更に、使用中も身体姿勢に応じて形態を安定して保持することのできる坐り心地の良いビーズクッションソファを提供することを目的とする。
【解決手段】 上述の課題を解決するために、伸縮性布帛から成り、かつ、所要の凹 面積を有する第一袋生地1と;この第一袋生地の周縁と略同じ周サイズを有し、かつ、任意の布帛から成る第二袋生地2と;発泡合成樹脂粒状体である多数の発泡ビーズ3とから成り、前記第一袋生地1と第二袋生地2とは互いに周縁が接合されてソファ袋体Sを形成している一方、このソファ袋体Sにおける前記第一袋生地1の周縁部には当該対向周縁同士を互いに掛止可能なファスナー部材4を配設し、このファスナー部材4を掛合させることによって前記第二袋生地2を内部に包括した状態で第一袋生地1が、 縮小弾力袋SS を作出可能にした。
【選択図】 図1
 

Description

 本考案は合成樹脂発泡ビーズを内部に充填したビーズクッションソファの改良に関し、詳しくは、サイズを大小自在に拡縮することができて、着座あるいは横臥の際、使用者の身体姿勢に応じた体型にピッタリとフィットするビーズクッションソファに関するものである。
 従来において、着座の際に使用する伸縮性素材から成る着座面と、非伸縮性素材から構成される底面及び周面を有した円盤形の袋体に、発泡ビーズを封入したクッションソファ(特許文献1)が知られている。
特開2000−93260号公報(段落〔0006〕、図1) しかしながら、この従来の円盤形袋体は、その形状から明らかな通り、着座面が上下2面しかなく、使用上の自由度が頗る小さかった。
 このような理由から、着座の姿勢ばかりでなく、横臥姿勢にも対応するためには、構造上、着座面の表面積を大きくする必要があり、このため、ソファのサイズそのものを大きくする必要があった。特に、複数の使用者が同一の場所において、このようなソファを同時に使用する場合、場所が手狭となり、スペース節約の点から、構造的にも改善が求められていた。また、伸縮性素材を用いた袋体に吹けば飛ぶような”ふわふわ”とした小粒の発泡ビーズを手作業で充填するのは、嵩高で弾性変形量が大きいだけに袋自体も伸び縮みし、容積も限られているだけに、膨圧状態に充分に詰め込むことは不可能であった。
 このため、体重の大きい大柄の人が使用する場合には、着座面の沈み込みが深くなり過ぎて、坐り心地に不満を持つ人も多かった。
 本考案は、従来において、上記の如き不都合な点があったことに鑑みて為されたものであって、使用目的に合わせて形態を変化させることができるのであって、例えば、横臥姿勢を取る場合に、身体姿勢に応じた体型にフィットする如く自在に拡縮させて、その形状を変化して、どのような体格の使用者であっても、安定かつ気持ちよく着座あるいは横臥することのできるクッション性の高いビーズクッションソファを提供することを目的とする。
 本考案は、前述の目的を達成する基本的解決手段として、伸縮性布帛から成り、かつ、所要の凹面積を有する第一袋生地1と;この第一袋生地の周縁と略同じ周サイズを有し、かつ、任意の布帛から成る第二袋生地2と;発泡合成樹脂粒状体である多数の発泡ビーズ3とから成り、前記第一袋生地1と第二袋生地2とは互いに周縁が接合されてソファ袋体Sを形成している一方、このソファ袋体Sにおける前記第一袋生地1の周縁部には当該対向周縁同士を互いに掛止可能なファスナー部材4が配設されて、このファスナー部材4を掛合させることによって前記第二袋生地2を内部に包括した状態で第一袋生地1が、 縮小弾力袋SS を作出可能であり、さらに前記ソファ袋体Sにおける前記第二袋生地2には第二ファスナー部材22により開閉操作自在な充填口21が開設されており、かつ、このソファ袋体Sの内部に所要量の発泡ビーズ3を充填封入したことにより、従来のクッションソファに比べ、嵩張らず、しかも使用上の形態変化自由度が大きく、また、第一袋生地と第二袋生地の面積を略同等として、内部に充填される発泡ビーズの量を大幅に増量することができて、どのような体格の使用者にも、快適なクッション性を発揮し得る体型フィット機能に富んだビーズクッションソファを実現した。
 また、使用者の皮膚に直に接する布帛としての第一袋生地1にはストレッチ織物地あるいは編物地を使用したことによって、従来の如く、使用中、べとつき感や蒸れて汗ばんだ感触を伴ったり、また、伸縮性素材と非伸縮性素材との間の縫合面に負荷が加わり綻びを生じたり、破損したりすることのないクッション性に富んだ坐り心地の良いビーズクッションソファを実現した。
 更に、上記の如き構成において、所要の場合、第一袋生地1に封入される第二袋生地2として、一般的に伸びが殆ど無い高密度織物地、キャンバス生地または非伸縮性の合成樹脂地を使用したことによって、使用に際し、ソファ袋体Sに充填される発泡ビーズ3を圧縮して弾力性を強化して、使用者の着座あるいは横臥姿勢の体型にピッタリとフィットする形態安定型のビーズクッションソファを実現した。
 更に、上記の如き構成において、多数の発泡ビーズ3を柔軟なインナーサック31に充填してソファ袋体Sに封入したことにより、使用中、発泡ビーズが袋体から飛散して、ソファのクッション性が低下したりすることのない長期間安定して使用可能なビーズクッションソファを実現した。
 本考案に基づくビーズクッションソファは、使用に際して、形態変化の自由度が大きく着座あるいは横臥等使用者の各種姿勢に応じて形状を自由に変化させることができ、しかも、フィット感に富んでいる。これに関連して、上記の如く、形状を自由に変化できる構成となっているため、手狭な場所においても、スペースを取ることなく使用できる。
 また、内部に充填する発泡ビーズを大幅に増減可能な構成としたため、クッション性にも富んでおり、どのような体格の使用者でも、心地よく使用することができる。
 以下、本考案の好ましい実施の形態を、図示の実施例に基づいて更に詳細に説明する。
 図1は、実施例1に係るソファを第一袋生地1と第二袋生地2の接合線を縦方向に位置させて置いた状態を示す一部透視斜視図である。また、図2は、実施例1のソファを第一袋生地1を下側に配置した場合の一部透視斜視図である。
 図中、符号1にて指示されるものは、伸縮性の第一袋生地であって、ポリウレタン繊維を製織したストレッチ織物地から構成されており、また、符号2にて指示されるものは、非伸縮性の第二袋生地であって、前記第一袋生地の周縁と略同じ周サイズを有しており、ポリエチレンテレフタレート繊維の高密度織物地から構成されている。
 図示される通り、前記第二袋生地2は、前記第一袋生地1の内部へ押込み状態に包まれて縮小弾性袋SS を形成しており、非伸縮性のため、以下において述べる発泡ビーズの移動を防止し、使用者の身体姿勢に適合可能になっている。また、その表面には充填口21が開設されており、この充填口21から発泡ビーズが袋体SS の内部に収容されている。この充填口は第二ファスナー部材であるマジックテープ22の着脱により開閉可能となっている。
 次に、符号3にて指示されるものは、ポリスチレンの高発泡ビーズであって、図示の通り、前記第一袋生地と同じ素材から構成される伸縮性の柔軟なインナーサック31に充填されて、ソファ内部に収容されている。尚、この発泡ビーズ3は、第一袋生地が拡張状態になるまで充填されており、袋体内部において、発泡ビーズが隙間なく行き渡る様にしている。このため、使用中、使用者の荷重により、ビーズ3が移動して、身体の接触面に異物感を与えるようなことはない。また、図中、符号4にて指示されるものは、ファスナー部材であって、本実施例においては、ジッパーを使用している。
 次に、図3は、第二袋生地2を第一袋生地1の中に包み込む前の状態を表す斜視図、また、図4は第二袋生地2が第一袋生地1の中に包み込まれて縮小弾性袋SS を形成した状態の斜視図である。図示される通り、第二袋生地2は、表面に皺のよった状態で伸展状態の第一袋生地1の中に包まれて、図4の縮小弾性袋SS を形成するのであり、この状態では、図5に示される如く、弾性スツール等として使用できる。図示される通り、第二袋生地2が使用者Pの身体姿勢に応じて、素直に弾性変形して安定な姿勢と坐り心地を発揮する。即ち、第一袋生地1は、その伸縮性と、発泡ビーズの弾性変形とが相俟って使用者の体重分布に従って当該縮小弾性袋SS の形状変化を許容し得るのである。
 図6は、第二袋生地2を第一袋生地1の中に包み込む前の状態、図7は第二袋生地2が第一袋生地1の中に包み込まれて縮小弾性袋SS にした状態を表している。
 実施例2と実施例1との差異は、実施例1ではファスナー部材4として、ジッパーを使用していたの対して、実施例2ではファスナー部材4としてループテープ41とフックテープ42とから構成されるマジックテープを採用した点にある。また、実施例1では、第二ファスナー部材22としてマジックテープを使用していたの対して、実施例2では、ジッパーを採用している。
 次に、第一袋生地1として、ポリエステルのマルチフィラメント糸を編成したメリヤス生地の編物地を使用し、第二袋生地2として、コシが強く長期間使用しても収縮を生じることのない透湿性を備えたナイロン繊維のキャンバス生地が採用されている。
 この実施例2のクッションソファは、上記の如く、皮膚へ直に触れる第一袋生地1として、肌感触の快適なメリヤス生地を使用しており、その伸縮性と相俟って、頗る快適なソファが得られる。
 また、ファスナー部材として、上記の通り、マジックテープを使用しているため、表裏何れの面も異物感なく使用することができる。その他の構成要素は、上記の実施例1と同じである。
 図8は、前記第二袋生地2を前記第一袋生地1の中に包み込む前の状態、図9は第二袋生地2が第一袋生地1の中に包み込まれて縮小弾性袋SS を形成した状態を表している。 
 本実施例と上記の実施例1及び2との差異は、先ず、第一袋生地1の周縁に配設されるファスナー部材4として、調節摘まみ41とストラップ紐42とから成る長さ調節紐4を使用したことにあり、上記の実施例1及び2に比べ、内部のインナーサックの圧縮度合いを更に強めて、用途に合った体積に圧縮することができる。
 また、第二袋生地2の素材としてビニロンから成る非伸縮性の合成樹脂地を使用することにより、この第二袋生地2を第一袋生地1内部に封入の際、上記の実施例の如く、表面に皺がよったりすることはなく、坐り心地の良さと共に更に形態安定性が向上する。
 本実施例においては、クッションソファ袋体Sのファスナー部材4として、上記の如き調節紐を採用したことにより、この紐を利用して、ソファ本体をつり下げることができ、手狭な室内で使用するのに好適である。その他の構成要素は、上記の実施例1及び2と同じである。
(使用例1)
 前述の実施例1、実施例2および実施例3においては、何れも第二袋生地2を第一袋生地1に包み込んで縮小弾性袋SS として使用する例を説明していたが、図10に示す如く、ソファ袋体S全体を拡張させた状態でも使用可能である。即ち、伸縮性の第一袋生地1を上側にして、第二袋生地2を下側に配置して、使用者Pの身体姿勢(図示例では、横臥姿勢)を安定して保持できるばかりでなく、使用中のソファの滑動を抑えることができる。このように、本実施例においては使用者がゆったりとリラックスできる大きめのクッションソファが得られる。その他の構成要素は、上記の実施例1、2及び3と同じである。
(使用例2)
 他の使用例として、図11に示す如く、縮小弾性袋SS を横長に配置することによって、背凭れとすることもできる。
(使用例3)
 また他の使用例としては、図12に示す如く、縮小弾性袋SS の上に幼児Pらが腹這いに跨がって遊ぶこともできる。
 本考案に基づくビーズクッションソファは、概ね上記の如く実施されるが、これに限定されるわけで決してなく、「実用新案請求の範囲」内において種々に設計変更可能であることは言うまでもない。
 例えば、上記の実施例においては何れも、第二袋生地2として、非伸縮性布帛を使用しているが、これに限定される訳でなく、伸縮性布帛を使用しても良い。
 また、上記の実施例においては、発泡ビーズの特性のみを利用する内容となっているがビーズ表面にトルマリン等マイナスイオンを発生するパウダーや竹炭等の遠赤外線を発生するパウダーを被膜加工することにより、健康を指向する向きには打って付けのクッションソファを提供できる。
 次に、上記の実施例1においては、ファスナー部材が剥き出しになっているが、第一袋生地の覆い面の何れか一方の周縁部に、図13に示す如きジッパー覆いCを設けることによって、異物感を軽減することができる。
 更には、図14に図示の如く、第二袋生地2を対向する周縁にファスナー4を配設して成る両側の第一袋生地1にて挟着してソファ袋体Sを構成することもできる。
 上述した通り、本考案のクッションソファは、嵩張らず、また、使用目的に即した形態変化の自由度に富み、更に、使用中も身体姿勢に応じて形態を安定して保持でき、従来に比べ、格段のクッション性と坐り心地を提供できるため、産業上の利用可能性は高いと言える。
実施例1に係るソファを第一袋生地と第二袋生地の接合線を縦方向に位置させて置いた状態を示す一部透視斜視図である。 実施例1のソファを第一袋生地を下側に配置した場合の一部透視斜視図である。 実施例1において第二袋生地を第一袋生地の中に包み込む前の状態を表す斜視図である。 実施例1において第二袋生地が第一袋生地の中に包み込まれて縮小弾性袋を形成した状態の斜視図である。 実施例1に係るソファの使用例を示す斜視図である。 実施例2において第二袋生地を第一袋生地の中に包み込む前の状態表す斜視図である。 実施例2において第二袋生地が第一袋生地の中に包み込まれて縮小弾性袋を形成した状態の斜視図である。 実施例3において第二袋生地を第一袋生地の中に包み込む前の状態表す斜視図である。 実施例3において第二袋生地が第一袋生地の中に包み込まれて縮小弾性袋を形成した状態の斜視図である。 本考案に基づくソファの使用例を示す斜視図である。 本考案に基づくソファの使用例を示す斜視図である。 本考案に基づくソファの使用例を示す斜視図である。 本考案に基づく変形例を示す斜視図である。 本考案に基づく変形例を示す斜視図である。
符号の説明
 C   ジッパー覆い
 S   クッションソファ袋体
  SS  縮小弾力袋
 1   第一袋生地
 2   第二袋生地
  21  充填口
  22  第二ファスナー部材
 3   発泡ビーズ
  31  インナーサック
 4   ファスナー部材
  41  ループテープ(調節摘まみ)
  42  フックテープ (ストラップ紐)

 
 

Claims (7)

  1.  伸縮性布帛から成り、かつ、所要の凹面積を有する第一袋生地1と;この第一袋生地1の周縁と略同じ周サイズを有し、かつ、任意の布帛から成る第二袋生地2と;発泡合成樹脂粒状体である多数の発泡ビーズ3とから成り、
    前記第一袋生地1と第二袋生地2とは互いに周縁が接合されてソファ袋体Sを形成しており、このソファ袋体Sにおける第一袋生地1の周縁部には当該対向周縁同士を互いに掛止可能なファスナー部材4が配設されて、このファスナー部材4を掛合させることによって前記第二袋生地2を内部に包括した状態で第一袋生地1が縮小弾力袋SS を作出可能であり、さらに前記ソファ袋体Sにおける前記第二袋生地2には第二ファスナー部材22により開閉操作自在な充填口21が開設されており、かつ、このソファ袋体Sの内部に所要量の発泡ビーズ3が充填封入されていることを特徴とする体型フィット機能に富んだビーズクッションソファ。
  2.  第一袋生地1として、ストレッチ織物地が使用されていることを特徴とする請求項1記載の体型フィット機能に富んだビーズクッションソファ。
  3.  第一袋生地1として、編物地が使用されていることを特徴とする請求項1記載の体型フィット機能に富んだビーズクッションソファ。
  4.  第二袋生地2として、高密度織物地が使用されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の体型フィット機能に富んだビーズクッションソファ。
  5.  第二袋生地2として、キャンバス布地が使用されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の体型フィット機能に富んだビーズクッションソファ。
  6.  第二袋生地2として、非伸縮性の合成樹脂地が使用されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の体型フィット機能に富んだビーズクッションソファ。
  7.  多数の発泡ビーズ3は、柔軟なインナーサック31に収納されてソファ袋体Sに充填されていることを特徴とする請求項1〜6の何れか一つに記載の体型フィット機能に富んだビーズクッションソファ。
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