JP4450374B2 - 椅子 - Google Patents

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本願発明は椅子に関するものである。
背もたれと座とのうち何れか一方又は両方をフレームにネット製シートが張られた構造にしている椅子は一般にネット椅子と言われており、通気性やクッション性に優れていることから、近時、普及する傾向にある。ネット材としては織物又は編物が使用されており、一般に、横糸(椅子の正面視で左右方向に延びる糸)には強弾性糸が使用され、縦糸には非弾性糸が使用されている。
そして、シートをフレームに取付ける方法としては、一般に、溶着や接着、押さえ部材による押さえ固定(挟み付け)、或いはこれらを複合させた方法が採用されているが、これらの方法は固定作業に手間が掛かると共に、高い取付け強度と耐久性を確保するには高い技術を要するという問題があった。
そこで本願出願人は、特許文献1において、背シートを下向きに開口した袋状に形成し、これを背フレームに上方から嵌め込む構造の椅子を提案した。この特許文献1の構成によると、背シートの取付け作業を簡単に行えると共に、高度の技術を要することなく高い取付け強度と耐久性を確保できる。
特願2003−341762号
ところで、長時間にわたって快適な座り心地を得るためには、腰椎に負担が掛からないようにする必要があり、そこで、腰椎や脊椎、或いは骨盤を正しい姿勢に保持するように、着座者の背(又は腰)を部分的に押し出すように作用するランバーサポートを背もたれに設けることが行われている。着座者の背のどの部分を押圧するかには体格や好みによって個人差があり、そこで、ランバーサポートを高さ調節可能に構成したり、ランバーサポートの前向き突出寸法を調節できるようにすることも行われている。
背もたれをネット構造にした椅子においてもランバーサポートを設けることが行われているが、従来のランバーサポート付きネット式背もたれは、背シートの四周を背フレームに溶着等によって固定し、背フレームとは別にランバーサポート取付け用の補助フレームを設けており、このため構造が複雑でコストが嵩むという問題があった。
本願発明は、このような現状を改善することを主たる課題とするものである。
請求項1の発明に係る椅子は背もたれに特徴を有する。すなわちこの発明では、まず、背もたれを、背フレームと、この背フレームに張られた可撓性素材製の背シートと、前記背シートのうち着座者の腰又は背若しくは両方に当たる部分を後ろから支持するランバーサポートとが備えられた構成としている。
そして、前記背フレームは、略上下方向に延びる左右一対のサイドメンバーと、前記左右サイドメンバーの上端に連続した略左右長手のアッパーメンバーとを備えている一方、前記背シートのうち少なくとも前記ランバーサポートよりも上側に位置した部分は前記背フレームに被さる袋状部に形成されており、このため前記背フレームの左右サイドメンバーには背シートが取付いていない露出部が存在しており、前記左右サイドメンバーの露出部に前記ランバーサポートを取付けている。
更に、請求項1では、前記ランバーサポートは、平面視ループ状に形成されていて前記背フレームにおける左右サイドメンバーの露出部に高さ調節自在に巻掛けられており、前記ランバーサポートで前記背シートの少なくとも前面部を後ろから支持している。
請求項2の発明に係る椅子は座に特徴を有する。すなわちこの椅子は、まず、座を、座フレームと、前記座フレームに張られた可撓性素材製の座シートと、前記座シートのうち主として着座者の臀部に位置する部分を下方から支持する補助サポートとが備えられた構成としている。
そして、前記座フレームは、略前後方向に延びる左右一対のサイドメンバーと、前記左右サイドメンバーの前端に連続した略左右長手のフロントメンバーとを備えている一方、前記座シートのうち少なくとも前記補助サポートよりも前方の部分は座フレームに被さる袋状部に形成されており、このため前記座フレームの左右サイドメンバーには座シートが取付いていない露出部が存在しており、前記左右サイドメンバーの露出部に前記補助サポートを取付けている。
更に、請求項2では、前記補助サポートは、正面視ループ状に形成されていて前記座フレームにおける左右サイドメンバーの露出部に巻掛けられており、前記補助サポートで前記座シートを下方から支持している。
請求項3の発明は、請求項1又は2において、前記ランバーサポート又は補助サポートは可撓性のあるネット材から成っている。
請求項1の発明によると、背シートを取付けるための背フレームをランバーサポートの取付けに利用するものであるため、背もたれに特別のフレーム材を設ける必要はなく、このためランバーサポート付きのネット式背もたれを備えた椅子でありながら、構造を簡単にすることができる。
また、ランバーサポートを設けている部分において背シートは背フレームに固定されていないため、背シートは前後方向に移動し易い(変形しやすい)状態になっており、このため好適なランバーサポート効果を得ることができる。
背シートがネット製でランバーサポートが合成樹脂製であると、背シートが容易に変形しやすい分だけランバーサポートはランバーサポートのプロフィールのままに変形するため、着座者の背中(或いは腰)への当たりが強すぎることがあるが、請求項のようにランバーサポートにネットを使用すると、着座者の背が局部的な突き出し作用を受けることはなく、このため快適な座り心地を得ることができる。
ところで、人の背面のうち腰椎の部分は比較的鈍感であり、ランバーサポートで押されてもそれほど違和感はないが、背中の上部は神経が敏感になる傾向があり、このため、背の中部や上部にランバーサポートが当たると違和感を覚える傾向がある。他方、本願請求項のようにランバーサポートをネット製にすると、着座者の背への当たりが柔らかいため、腰椎より上方の部分(例えば肩甲骨に近い部分)を支持しても違和感はない(すなわち痛くない)。このため、背もたれに適用すると、背中の支持態様を人の好みに応じて広げることができる。
ネット方式の従来の座は、座シートの四周を座フレームに固定した構造になっており、このため強度は全体にわたって一様であるのに対して、座シートに作用する着座者の体圧の分布は一様でなく、座骨が当たる部分は最も強くて、大腿部が当たる部分は最も弱い。このような体圧の分布の不均一性に対処するため、例えば、座シートを構成するネットの目の粗さを変えるということも提案されているが、これではネットの製造が難しい問題がある。
これに対して本願請求項のように構成すると、通常のネットを使用しつつ、体圧が強く作用する部分に補助サポートを配置することにより、体圧の分布の違いに対応しつつ高い固定強度と耐久性とを確保することができる。
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(1).第1実施形態(図1〜図6)
図1〜図6では第1実施形態を示している。図1は椅子の全体斜視図である。本実施形態は事務用等の回転椅子に適用しており、椅子は、キャスター及びガスシリンダ式脚柱を備えた脚1と、脚柱の上端に固定した支持ベース(図示せず)と、座2と背もたれ3とを備えている。背もたれ3はばね手段に抗して後傾動する。
本実施形態では発明の特徴を背もたれ3に適用している。背もたれ3は、金属製又は樹脂製の背フレーム4と、これに取付けたネット製の背シート5及びランバーサポート6を備えている。以下、図2以下の図面も参照して詳述する。
図2のうち(A)は背フレーム4の斜視図、(B)は背フレーム4の平面図、図3のうち(A)は背もたれ3の正面図、(B)は背もたれ3の下部の背面図、図4のうち(A)は図3のIVA-IVA 視断面図、(B)は(A)のうちBで指した部分の拡大図、(C)は(A)のC−C視断面図、(D)は(A)のうちDで指した部分の拡大図、図5は図3の V-V視断面図、図6は背シート5の展開図である。
背フレーム4は全体として略四角形に形成されており、上下方向に延びる左右一対のサイドメンバー4aと、左右サイドメンバー4aの上端に繋がった左右長手のアッパーメンバー4bと、左右サイドメンバー4aの下端に繋がったロアーメンバー4cとを備えている。また、背もたれ3の下端には、支持ベースに取り付く揺動フレーム7が固定されており、ロアーメンバー4cは揺動フレーム7の下面に固着されている。なお、揺動フレーム7の一部をロアーメンバーに兼用することも可能である。
サイドメンバー4aは中空で偏平状の断面形状であり、アッパーメンバー4bとロアーメンバー4cとは略円形の断面形状になっているが、他の断面形状であってもよいことは言うまでもない。
左右のサイドメンバー4aは側面視で前向き凸状に湾曲しており、また、アッパーメンバー4bとロアーメンバー4cとは平面視で前向き凹状に湾曲している。いうまでもないが、これらは着座者の背面プロフィールに背シート5をフィットさせるためである。サイドメンバー4aは、着座者の腰椎の高さ位置の当たりの部分が最も前端に位置るように設定している。また、背もたれ3の下端は座2の上面よりも下方に位置している。
背シート5は、素材糸を織るか編むかして構成されたネット材から成っており、その上部は背フレーム4にすっぽり被る袋状部5aになっている。従って、背シート5は、人の体圧が直接に作用する前面部5bと、その裏側に位置した背面部5cとを有している。そして、背面部5cを前面部5bの下端まで延長すると共に、背面部5cを前面部5bと正面視で殆ど同じ形状に形成し、前面部5bと背面部5cとの下端を紐材8(線材や糸でも良い)でロアーメンバー4cに縛り固定している。
このため、背シート5は上下方向にピンと張った状態に保持されており、かつ、サイドメンバー4aのうち背シート5の袋状部5aよりも下方の部分は、背シート5が取り付いていない露出部4a′となっている(見方を変えて述べると、袋状の背シートが上部を除いてサイド部分が抉られた状態になっている)。
そして、左右サイドメンバー4aの露出部4a′に、ネット材を素材として平面視でループ状(エンドレス状)に形成した帯状のランバーサポート6を巻き掛けている。言うまでもないが、ランバーサポート6は左右サイドメンバー4aの間でピンと張った状態に保持されている。
アッパーメンバー4bとロアーメンバー4cと平面視で前向き凹状に湾曲しており、かつ、サイドメンバー4aが側面視で前向き凸状に湾曲しているため、仮にランバーサポート6が存在しない場合は、背シート5の前面部5bは、背もたれ3の縦長中心線の箇所で図4に一点鎖線9で示すような側面プロフィールを呈する。
しかし、ランバーサポート6の存在により、当該ランバーサポート6の箇所において背シート5の前面部5bは前向きに押し出され(或いは引っ張られ)、このため、着座者の背面の特定の高さ部分に強く当たるランバーサポート機能が発揮される。ランバーサポート6が存在する部分で背シート5の前面部5bはサイドメンバー4aに固定されていないため、前面部5bはランバーサポート6の押し出し作用によって大きく前進することになり、このため、ランバーサポート機能を強く効かせることができる利点がある。
ランバーサポート6は、その左右側部を握って上下動させることにより、サイドメンバー4aの露出部の範囲内で自在に高さを変えることができる。ランバーサポートの操作部が背もたれの裏側に位置していると、使用者がランバーサポートの存在に気が付かない場合があるが、本願発明ではランバーサポート6の左右側部は背シート5から露出しているため、人にランバーサポート6の存在を確実に視認させて、存在意義を全うさせることができる。
ランバーサポート6を上下動させ得る範囲は自由に設定することができるが、本願発明では、骨盤から着座者の腰椎よりも上方の高さ位置まで大きい範囲で上下動できるように設定している。
このため、骨盤を支えたり肩甲骨よりの部分を支持したりというように、従来のランバーサポートでは実現できなかった多様な用法が可能になり、このため使い勝手が良い。この場合、ランバーサポート6はネット製であるため、身体の狭い部分を突き出すようなことはなくて当たりが柔らかいため、上部に位置させても使用者に違和感を与えるようなことはない。
背シート5及びランバーサポート6は、一般に、強弾性糸と非弾性糸とを素材にして織ったり編んだりして製造されており、一般に、上下方向に延びる縦糸を非弾性糸とし、左右方向に延びる横糸を強弾性糸にしている。ランバーサポート6は、縦糸及び横糸とも非弾性糸を使用することも可能である。強弾性糸としては例えばポリエステルエラストマー繊維を使用し、非弾性糸としてはポリエステル糸を使用することができる(勿論、他の素材でもよい)。
背シート5を製造するに具体的な方法としては、図6に示すように、素材ネット(原反)を展開状態に裁断し、それから部分的に溶着又は縫着して袋状部5aを形成したらよい。背もたれ3を組み立てるに当たっては、先にランバーサポート6を背フレーム4に嵌め入れ、次いで、背シート5を背フレーム4に装着して紐8等で縛り固定したら良い。背シート5の下端を背フレーム4に固定する保持手段は紐類による縛り固定に限定されるものではなく、例えば、ねじ止め式の押さえ板で固定するなど、多くの方法を採用できる。
ランバーサポート6はその左右側部のみを筒状に形成して背フレーム4のサイドメンバーに嵌め入れることも可能であるが、この場合は、ランバーサポート6を取り付ける前の状態で背フレームのサイドメンバー4aの下端又は上端が自由端になっている必要がある。これに対してランバーサポート6をループ状に形成すると、ループ状になっている背フレーム4にはめ込み装着できるため、背もたれ3の組み立てやランバーサポート6の交換が頗る簡単である。
(2).第2実施形態(図7)
図7に示すのは第1実施形態の変形例である第2実施形態である。この実施形態では、袋状部5aの背面部5cを下方に延長しておらず、従って、背面部5cは袋状部5aのみ存在している。
(3).第3実施形態(図8)
ところで、背もたれや座にネットを使用した場合、身体がフレームに当たる問題がある。図8では、この点に対処した第3実施形態を示している。(A)は一部破断平面図、(B)は(A)のB−B視断面図である。
この実施形態では、第1実施形態と同様の形態の背フレーム4において、背シート5の袋状部5aをその上端に平坦部5a′が存在するように立体的に構成している。平坦部5a′の前端は背フレーム4の左右コーナー部に引っ張られてピンと張った状態に保持され、また、平坦部5a′の後端はアッパーメンバー4bで動きが規制されている。そして、前面部5bの上端とアッパーメンバー4bとの間には間隔が空いているため、人が背もたれ3にもたれかかってもアッパーメンバー4bで背中を圧迫されることはない。
(4).第4実施形態(図9)
図9に示すのは、ランバーサポート6に例えばウレタン樹脂等のクッション材10を付加した第4実施形態である。(A)では、ループ状のランバーサポート6と背シート5の前面部5bとの間にクッション材10を位置させており、(B)では、ランバーサポート6の内部にクッション材10を配置している。
(5).第5〜第6実施形態(図10)
図10の(A)(B)に示すのは、ランバーサポート6と背シート5との配置関係の別例である第5実施形態である。この実施形態は、背シート5の前面部5bと背面部5cとの両方をランバーサポート6で後方から支持したものであり、このうち(A)ではランバーサポート6で背面部5cを挟んでおり、(B)では前面部5bと背面部5cとを重ねてランバーサポート6で支持している。
図10の(C)(D)に示す例は、背もたれ3と座2との両方をネット方式として、それぞれ本願発明特徴を持たせている。(C)は全体の斜視図、(D)は座フレーム12の一部を示す(C)のD−D視図である。この実施形態は、非回転椅子(パイプ椅子)に適用している。
背シート5は基本的には第1実施形態と同様であるが、第1実施形態との相違点として、背シート5の下部も袋状部5aと成している点が挙げられる。
座フレーム12は、左右サイドメンバー12aと、左右サイドメンバー12aの先端を繋ぐフロントメンバー12bと、左右サイドメンバー12aの後端部を繋ぐリアメンバー12cとを備えており、従って、座フレーム12は全体として平面視略四角形に形成されている。なお、背フレーム4のロアーメンバー4cと座フレーム12のリアメンバー12cとは共通化している。
座シート13の前部と後部とに袋状部13aが形成されており、かつ、座シート13の上面部と下面部との後端は座フレーム12のリアメンバー12cに紐等の保持手段で固定されている。そして、前後袋状部13aの間においてサイドメンバー12aに形成された露出部12a′に、補助サポート14を配置している。補助サポート14はループ状に形成されており、左右サイドメンバー4aの露出部12a′に巻き掛けられている。
座シート13のうち体圧が最も強く作用する部分に補助サポート14が配置されているため、座シート14が過度に沈み込むことを防止して、適度のクッション性を確保することができる。座シート13の前部のみを袋状部5aと成すことも可能であるが、座シート13は背シート5に比べて大きな荷重が掛かるため、後部も袋状部5aと成すのが好ましいと言える。
なお、座フレーム12は脚16で支持されているが、脚16は座フレーム12に座シート13を嵌め入れてから後付けで固定するようになっている。(C)に一点鎖線15で示すように、背シート5のコーナー部(及び座シートのコーナー部)を部分的に切り欠くことも可能である。
(6).その他
本願発明は上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。例えば、適用対象としては移動自在椅子に限らず、例えば講堂用椅子のような固定式椅子やベンチ類にも適用できる。
また、背もたれにヘッドレストを設けることも可能である。更に、ランバーサポートは必ずしもネット材製にする必要はなく、合成樹脂製や金属板製とすることも可能であり、椅子のタイプによって材質を選択したら良い。ランバーサポート6を可撓性のある素材製とする場合、通気性のあるネットには限らず、目の詰まった織物又は編物若しくは不織布、或いは平ゴム等も採用できる。
ランバーサポートをネット材製とする場合、背シートとは材質や強度を異ならせることも可能である。また、座に適用する場合、補助サポートと座シートととでネットの素材を変えても良い。背フレーム又は座フレームのサイドメンバーに複数の露出部を形成して(この場合はシートの袋状部も複数になる)、1つの背もたれ又は座に複数のランバーサポート又は補助サポートを設けることも可能である。
第1実施形態の全体斜視図である。 (A) は背フレームの斜視図、 (B)は背フレームの平面図である。 (A) は背もたれの正面図、 (B)は背もたれの下部の背面図である。 (A) は図3のIVA-IVA 視断面図、(B)(D)は (A)の部分拡大図、 (C)は 図3の V-V視断面図である。 背シートの展開図である。 第2実施形態を示す図である。 第3実施形態を示す図である。 第4実施形態を示す図である。 第5実施形態及び第6実施形態を示す図である。
2 座
3 背もたれ
4 背フレーム
4a 背フレームのサイドメンバー
4a′ 露出部
5 背シート
5a 背シートの袋状
5b 背シートの前面
5c 背シートの背面部
6 ランバーサポート
12 座フレーム
12a 座フレームのサイドメンバー
12a′ 露出部
13 座シート
13a 座シートの袋状部
14 補助サポート

Claims (3)

  1. 背もたれを背フレームと、この背フレームに張られた可撓性素材製の背シートと、前記背シートのうち着座者の腰又は背若しくは両方に当たる部分を後ろから支持するランバーサポートとが備えられた構成としており、
    前記背フレームは、略上下方向に延びる左右一対のサイドメンバーと、前記左右サイドメンバーの上端に連続した略左右長手のアッパーメンバーとを備えている一方、
    前記背シートのうち少なくとも前記ランバーサポートよりも上側に位置した部分は前記背フレームに被さる袋状部に形成されており、このため前記背フレームの左右サイドメンバーには背シートが取付いていない露出部が存在しており、前記左右サイドメンバーの露出部に前記ランバーサポートを取付けている、
    という椅子であって、
    前記ランバーサポートは、平面視ループ状に形成されていて前記背フレームにおける左右サイドメンバーの露出部に高さ調節自在に巻掛けられており、前記ランバーサポートで前記背シートの少なくとも前面部を後ろから支持している、
    椅子。
  2. 座を、座フレームと、前記座フレームに張られた可撓性素材製の座シートと、前記座シートのうち主として着座者の臀部に位置する部分を下方から支持する補助サポートとが備えられた構成としており、
    前記座フレームは、略前後方向に延びる左右一対のサイドメンバーと、前記左右サイドメンバーの前端に連続した略左右長手のフロントメンバーとを備えている一方、
    前記座シートのうち少なくとも前記補助サポートよりも前方の部分は座フレームに被さる袋状部に形成されており、このため前記座フレームの左右サイドメンバーには座シートが取付いていない露出部が存在しており、前記左右サイドメンバーの露出部に前記補助サポートを取付けている、
    という椅子であって、
    前記補助サポートは、正面視ループ状に形成されていて前記座フレームにおける左右サイドメンバーの露出部に巻掛けられており、前記補助サポートで前記座シートを下方から支持している、
    椅子。
  3. 前記ランバーサポート又は補助サポートは可撓性のあるネット材から成っている、
    請求項1又は2に記載した椅子。
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