JP3230846U - 姿勢調整具 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成であるにもかかわらず、着座により着座者の骨盤と臀部とを整え、背筋のS字ラインを維持させ、美しい姿勢を整えることが可能な姿勢調整具を提供する。【解決手段】臀部支持部10はシート状であり、着座者の臀部を支持し、腰部押下部11は、臀部支持部の一端部10aから、平面視で臀部支持部の上方に直角に曲げられて延出され、着座者の腰部の中央部を当接する。左右一対の大臀筋当接部12a、12bは、臀部支持部の左右端部10b、10cのそれぞれから、平面視で臀部支持部の左右上方のそれぞれに向かって、碗状に斜めに延出され、着座者の左右の大臀筋を受ける。又、左右一対の大臀筋当接部の延出された先端部12a1、12b1は、腰部押下部の背面に当接される。固定部13は、腰部押下部の背面と左右一対の太腿付根当接部の先端部とを連結して固定する。【選択図】図1

Description

本考案は、姿勢調整具に関する。
従来より、身体の姿勢を矯正する目的や体勢を整える目的で着用する姿勢調整具の技術が多種存在する。
例えば、実用新案登録第3193393号公報(特許文献1)には、本体支持部と、調整部と、弾性支持部と、本体と、可撓性体と、を含む身体補装具が開示されている。本体支持部は、窪んで凹状を呈する部分であり、調整部と、弾性支持部とは、本体支持部からそれぞれ分岐して少なくとも1以上の調整空間となる隙間を形成する。本体は、少なくとも一部分が弾性を有する材料によって構成され、可撓性体は、弾性支持部と調整部とを貫通して取付けられ、かつ、弾性支持部と調整部とを連結して固定する。これにより、人体の所定の部位に密着して支持し、体型を整えるなどの効果を十分に達成できるとしている。
又、特表2012−515629号公報(特許文献2)には、着座中に姿勢を改善するための矯正装置が開示されている。この矯正装置(100)は、基部(12)を備え、基部(12)は、ユーザーの太股を受けるように構成された前部(101)と、ユーザーの下部骨盤領域を受けるために構成されたボウル部(20)とを備える。ボウル部(20)は、中央部(102,103)と上方に傾斜した側面部(104,105)とを備えており、側面部および前部は共に中央部を取り囲んでおり、中央部(102,103)には、さまざまな柔軟性の複数の部分があり、側面部(104,105)には、さまざまな柔軟性の複数の部分がある。又、ボウル部(20)は、ユーザーの下部骨盤領域がボウル部に収まった時に、上方および内部に圧縮力を適用するために構成されている。そして、ボウル部(20)は、ユーザーの下部骨盤領域がボウル部(20)に収まっていない時の第1位置、ユーザーの下部骨盤領域がボウル部(20)に収まっている時の、回転によって第1位置よりも前になる第2位置の間の支持面で回転し、ユーザーの下部骨盤領域がボウル部(20)に収まった後で、下部骨盤領域を前方に回転傾斜して前弯位置にする。これにより、姿勢を適切に矯正することが出来るとしている。
又、国際公開第2015/080231号(特許文献3)には、着座者の臀部を支持可能な臀部支持部と、着座者の腰部の両側を後方から支持可能な一対の腰部支持部とを備え、硬質の板材を含んで構成した姿勢保持具が開示されている。これにより、着座者をその姿勢が適正になるようにサポートすることができるとしている。
又、特開2016−198422号公報(特許文献4)には、着座者の臀部を支持する臀部支持部と、この臀部支持部の一端部に連続して前記着座者の腰部を支持する腰部支持部と、を備えた姿勢保持具が開示されている。この姿勢保持具では、ベース層と、クッション層と、を備え、ベース層は、臀部支持部の裏面側を構成し、左右両端部が左右中央部に比べて上側に位置するように湾曲した湾曲面で形成された表面を有する臀部側ベース部、及びこの臀部側ベース部の後端に連続しており、腰部支持部の裏面側を構成し、左右両端側が左右中央部に比べて前側に位置するように湾曲した湾曲面で形成された表面を有する腰部側ベース部を具備している。又、クッション層は、低反発素材で形成されており、ベース層の表面を覆って臀部支持部及び腰部支持部の表面側を構成し、着座者が着座すると着座者の臀部及び腰部を支持する特定の凹凸形状に変形するように左右中央部よりも左右両側に厚みが厚い部分を有している。これにより、楽に正しい姿勢で着座することができるとしている。
実用新案登録第3193393号公報 特表2012−515629号公報 国際公開第2015/080231号 特開2016−198422号公報
しかしながら、特許文献1、2に記載の技術では、着座者の臀部の安定を主としており、背筋を伸ばす構成では無いという課題がある。又、特許文献3に記載の技術では、着座者の腰部を両側から安定的に支持するため、着座者の背筋を伸ばす形態になり難いという課題がある。更に、特許文献4に記載の技術では、着座者の坐骨が凹部に嵌り込むため、着座者の腰部が姿勢保持具に固定されるという課題がある。
一方、姿勢調整具には、より簡単な構成で、且つ、着座に連動して、着座者の背筋を伸ばして、姿勢を整える構成が求められていた。
そこで、本考案は、課題を解決するためになされたものであり、簡単な構成であるにもかかわらず、着座により着座者の骨盤と臀部とを整え、背筋のS字ラインを維持させ、美しい姿勢を整えることが可能な姿勢調整具を提供することを目的とする。
本考案に係る姿勢調整具は、臀部支持部と、腰部押下部と、左右一対の大臀筋当接部と、固定部と、を備える。臀部支持部は、シート状で、着座者の臀部を支持可能である。腰部押下部は、前記臀部支持部の一端部から、平面視で前記臀部支持部の上方に向かって延出され、当該臀部支持部の一端部に対して直角に曲げられ、前記着座者の腰部の中央部を押下可能である。左右一対の大臀筋当接部は、前記臀部支持部の左右端部のそれぞれから、平面視で前記臀部支持部の左右上方のそれぞれに向かって、斜めに延出され、前記臀部支持部の左右端部のそれぞれから碗状に曲げられ、前記着座者の左右の大臀筋を受けることが可能であり、延出された先端部は、前記腰部支持部の背面に設置される。固定部は、前記腰部支持部の背面と前記左右一対の側面支持部の先端部とを連結して固定する。本考案に係る姿勢調整具は、前記着座者の着座により、前記左右一対の大臀筋当接部のそれぞれが前記着座者の左右の大臀筋のそれぞれを受けることで、当該着座者の左右の大臀筋を押し上げるとともに、前記腰部押下部を前記着座者の腰部の中央部に前記着座者の背面から押下させる。
本考案によれば、簡単な構成であるにもかかわらず、着座により着座者の骨盤と臀部とを整え、背筋のS字ラインを維持させ、美しい姿勢を整えることが可能となる。
本考案の実施形態に係る姿勢調整具の展開図と組立図とである。 本考案の実施形態に係る姿勢調整具の正面図と背面図と右側面図と左側面図とである。 本考案の実施形態に係る姿勢調整具の平面図と底面図とである。 本考案の実施形態に係る姿勢調整具の使用状態を示す参考斜視図と背面視断面図とである。 本考案の実施形態に係る姿勢調整具の動きを示す参考斜視図である。 本考案の実施形態に係る姿勢調整具の右側面視断面図である。 本考案の実施形態に係る姿勢調整具が無い場合と有る場合の背面図である。 本考案の実施形態に係る姿勢調整具が無い場合と有る場合の右側面図である。 本考案の実施形態に係る姿勢調整具の様々な場面の適用例を示す参考斜視図である。 本考案の実施形態に係る姿勢調整具に曲線の模様がある場合の参考斜視図である。
以下に、添付図面を参照して、本考案の実施形態について説明し、本考案の理解に供する。尚、以下の実施形態は、本考案を具体化した一例であって、本考案の技術的範囲を限定する性格のものではない。
本考案に係る姿勢調整具1は、図1〜図3に示すように、臀部支持部10と、腰部押下部11と、左右一対の大臀筋当接部12a、12bと、固定部13と、を備える。
臀部支持部10は、シート状であり、着座者の臀部Bを支持可能である。腰部押下部11は、臀部支持部10の一端部10aから、平面視で臀部支持部の上方に向かって延出され、当該臀部支持部10の一端部10aに対して直角に曲げられ、着座者の腰部の中央部を当接可能である。
左右一対の大臀筋当接部12a、12bは、臀部支持部10の左右端部10b、10cのそれぞれから、平面視で臀部支持部の左右上方のそれぞれに向かって、斜めに延出され、臀部支持部10の左右端部10b、10cのそれぞれから碗状に曲げられ、着座者の左右の大臀筋を受けることが可能である。又、左右一対の大臀筋当接部12a、12bの延出された先端部12a1、12b1は、腰部押下部11の背面に設置される。
固定部13は、腰部押下部11の背面と左右一対の太腿付根当接部12a、12bの先端部12a1、12b1とを連結して固定する。
これにより、簡単な構成であるにもかかわらず、着座により着座者の骨盤Pと臀部Bとを整え、背筋SのS字ラインを維持させ、美しい姿勢を整えることが可能となる。即ち、図1に示すように、本考案に係る姿勢調整具1では、臀部支持部10と、腰部押下部11と、左右一対の大臀筋当接部12a、12bと、を有する一枚のシートを加工して、固定部13で固定すれば、製造することが出来るため、極めて簡単な構成としている。従って、構成が極めて簡単であり、量産化には最適である。
次に、本考案に係る姿勢調整具1の使用方法を説明すると、図4に示すように、先ず、着座者が、椅子等の座席に姿勢調整具1を設置し、臀部Bを姿勢調整具1の臀部支持部10に置いて、着座する。
すると、着座者の左右の大臀筋Ga、Gbのそれぞれが、左右一対の大臀筋当接部12a、12bのそれぞれに当たり、左右一対の大臀筋当接部12a、12bのそれぞれが、着座者の左右の大臀筋Ga、Gbのそれぞれを受ける。尚、大臀筋は、臀部Bのメインの筋肉である。大臀筋が垂れることで、骨盤Pが後ろに傾斜し、背筋Sが曲がり、臀部Bが垂れ下がる。
ここで、図5に示すように、着座者の重さにより、左右の大臀筋Ga、Gbを介して、左右一対の大臀筋当接部12a、12bが下方に押し下げられることで、左右一対の大臀筋当接部12a、12bのそれぞれが、左右一対の大臀筋当接部12a、12bの先端部12a1、12b1のそれぞれを着座者の前方に迫り出すように機能する。つまり、左右一対の大臀筋当接部12a、12bが、着用者の自重により下方に押されることで、テコの原理が働き、左右一対の大臀筋当接部12a、12bの先端部12a1、12b1が前方に押されるように機能する。
ここで、左右一対の大臀筋当接部12a、12bの先端部12a1、12b1のそれぞれが前方に引き寄せられると、左右一対の大臀筋当接部12a、12bが碗状に保持される。すると、今度は、左右一対の大臀筋当接部12a、12bが、着座者の左右の大臀筋Ga、Gbを押し上げるため、大臀筋を介して、大臀筋の内部の骨盤Pを締めて、立ち起こす。又、左右一対の大臀筋当接部12a、12bが着用者の左右の大臀筋を横から抑えることで、垂れる臀部Bの形態を整える。
更に、図6に示すように、左右一対の大臀筋当接部12a、12bのそれぞれが、先端部12a1、12b1が固定された腰部押下部11を前方に迫り出すことで、腰部押下部11を、着座者の腰部の中央部WCに着座者の背面から押下させる。
これにより、着座者は、腰部押下部11の押下により腰部の中央部WCが押されることで、腰部の内部の骨盤Pの後傾を防止し、骨盤Pを立たせる。又、腰部押下部11が着用者の腰部を下方から広範囲にわたって押下することで、背筋Sを伸ばせて、右側面図から見て背骨がS字状になった正しい姿勢になる。
ここで、図7、図8に示すように、通常であれば、着座者が、本考案に係る姿勢調整具1が無い椅子等に着座すると、着座者の左右の大臀筋が垂れて椅子等に設置されるため、臀部Bが左右に広がって潰れた状態になる。すると、臀部Bの内部の骨盤Pが着座者の後ろ側に傾斜し、背筋Sがゆがみ、曲がってしまうのである。
これに対し、着座者が、本考案に係る姿勢調整具1が有る椅子等に着座すると、着座者の左右の大臀筋Ga、Gbが左右一対の大臀筋当接部12a、12bにより押し上げられるため、着座者の骨盤Pは、左右の大臀筋Ga、Gbを介して上方に立ち上がる。又、着座者の臀部Bの形は、左右の大臀筋Ga、Gbを介して整えられて、綺麗な形状を維持する。
更に、本考案に係る姿勢調整具1では、着座者の着座により、腰部押下部11が着座者の腰部の中央部WCに着座者の背面から押下するため、骨盤Pを更に立たせ、曲がった背筋Sを綺麗なS字ラインに維持し、美しい姿勢に整えることが可能となる。
このように、着座者の着座によって、左右一対の大臀筋当接部12a、12bが着座者の左右の大臀筋を押し上げることで、着座者の骨盤Pと臀部Bとを整える。腰部押下部11が着座者の腰部の中央部WCを押下することで、着座者の姿勢を強制的に正し、背筋SのS字ラインを維持させ、美しい姿勢を調整することが可能となる。その結果、長時間着座しても、着用者の腰部に負担が掛からず、猫背の防止にもなり、綺麗な姿勢で着座し続けることが出来る。
尚、本考案に係る姿勢調整具1では、着座者の腰部の両側を押下するのではなく、腰部の中央部WCを押下する構成であるため、背骨に直接刺激し、着座者に正しい姿勢を維持させることが可能となる。
特に、本考案に係る姿勢調整具1では、左右一対の大臀筋当接部12a、12bが臀部支持部10の左右端部10b、10cのそれぞれから碗状に曲げられ、着座者の左右の大臀筋を受けるように構成している。従って、体型が大きい着座者はもちろん、体型が小さい着座者であっても、左右一対の大臀筋当接部12a、12bが左右の大臀筋Ga、Gbを外部から包み込むように上方に支える(ホールドする)ため、左右の大臀筋Ga、Gbを介して着座者の骨盤Pを立てて、横に潰れる臀部Bの形状を綺麗な形状に整えることが出来る。
又、体型が大きい着座者では、腰部押下部11による着座者の腰部の中央部WCの押下は強くなり、体型が大きくても、綺麗な姿勢となる。一方、体型が小さい着座者では、腰部押下部11による着座者の腰部の中央部WCの押下は弱くなり、体型が小さいと、小さな押下により、綺麗な姿勢となる。つまり、着座者の体型に応じて、腰部押下部11による押下の強さは調整され、どのような着座者であっても、美しい姿勢を調整することが出来る。
同様に、臀部Bが大きい着座者でも、臀部Bが小さい着座者でも、上述の作用効果を得ることが出来る。つまり、臀部Bが大きいと、左右一対の大臀筋当接部12a、12bが、左右の大臀筋Ga、Gbを強く支えることから、骨盤Pの調整も強く働き、臀部Bも強く調整される。一方、臀部Bが小さいと、左右一対の大臀筋当接部12a、12bが、左右の大臀筋Ga、Gbを弱く支えることから、骨盤Pも臀部Bも弱く調整される。このように、どのような臀部Bのサイズであっても、着座者の骨盤Pも臀部Bも適切に調整されるのである。又、同様に、どのような臀部Bのサイズであっても、腰部押下部11による押下の強さが調整される。
本考案に姿勢調整具1は、あらゆる場面の着座対象に適用可能であり、例えば、図9に示すように、オフィスやテレワーク等の長時間座る場面や畳やフローリング等の床に座る場面、自動車等の乗物に長時間座る場面、椅子等の着座対象に長時間座る場面に適用出来る。又、本考案に姿勢調整具1は、軽量で持ち運びも容易であり、どのような場面でも利用することが可能となる。
ここで、臀部支持部10と、腰部押下部11と、左右一対の大臀筋当接部12a、12bとの材質に特に限定は無いが、例えば、所定の厚みがあり、且つ、可撓性を有する板状の材質を挙げることが出来る。又、材質は、着座者と接触する内面にクッション性の層を設けても良いし、着座者と接触しない外面に剛性の層を設けても良い。この場合は、クッション性のシート(例えば、軟質の板材)と剛性のシート(例えば、硬質の板材)とを貼り合わせることで構成することが出来る。
臀部支持部10の形状に特に限定は無いが、例えば、平面視で略四角形状を挙げることが出来る。又、腰部押下部11の形状に特に限定は無いが、例えば、平面視で略四角形状を挙げることが出来る。具体的には、略四角形状は、着座者の腰部に対応して上方に延びる略長方形状を挙げることが出来る。
左右一対の大臀筋当接部12a、12bの形状に特に限定は無いが、例えば、平面視で臀部支持部10の左右上方のそれぞれに向かって延びた略三角形状を挙げることが出来る。これにより、左右一対の大臀筋当接部12a、12bの先端部12a1、12b1を腰部押下部11に引き寄せると、左右一対の大臀筋当接部12a、12bの全体が碗状に曲げられ、着座者の左右の大臀筋Ga、Gbを受けるとともに押し上げることが出来る構成となる。
又、左右一対の大臀筋当接部12a、12bの先端部12a1、12b1の形状に特に限定は無いが、例えば、腰部押下部11の内側から外側に向かって延びる傾斜線状に沿った形状を挙げることが出来る。これにより、左右一対の大臀筋当接部12a、12bの先端部12a1、12b1を腰部押下部11に引き寄せると、先端部12a1、12b1が、腰部押下部11の上方から下方まで緩やかに固定されるため、左右一対の大臀筋当接部12a、12bを全体的に緩やかに碗状に曲げた形状にすることが出来る。
又、固定部13の構成に特に限定は無いが、例えば、腰部押下部11と左右一対の太腿付根当接部12a、12bの先端部12a1、12b1とを貫通して固定するビスやボルトとナットでも良いし、接着剤や縫製であっても構わない。
又、固定部13の数に特に限定は無いが、例えば、固定部13がビスの場合は、左右一対の太腿付根当接部12a、12bの先端部12a1、12b1のそれぞれに対応して、1箇所ずつ設けても良いし、図1に示すように、2箇所以上設けても構わない。
臀部支持部10と、腰部押下部11と、左右一対の大臀筋当接部12a、12bとの表面には、図10に示すように、曲線の模様が設けられていても良い。模様の構成に特に限定は無いが、例えば、大臀筋などの筋肉の位置を示す模様にして、着座者が模様から筋肉の位置を理解するようにしても構わない。又、臀部支持部10と、腰部押下部11と、左右一対の大臀筋当接部12a、12bとの表面には、ロゴなどを設けても構わない。
又、姿勢調整具1を構成する臀部支持部10と、腰部押下部11と、左右一対の大臀筋太腿付根当接部12a、12bとの全面をカバーで覆っても良い。カバーは、例えば、ポリエステル製の生地等を挙げることが出来る。これにより、姿勢調整具1を長期間使用して汚れたとしても、カバーを変えたり洗濯したりすることで、綺麗にすることが出来る。
又、姿勢調整具1の全面を覆うカバーの素材は、通気性の良いメッシュ生地や保温性のよい起毛生地にしても構わない。
又、姿勢調整具1を構成する臀部支持部10と、腰部押下部11と、左右一対の大臀筋太腿付根当接部12a、12bについて、上述では、所定の厚みを有する板状の材質を想定したが、これに限らず、板材に肉厚を設けた肉厚材質を用いても構わない。肉厚材質は、例えば、ポリウレタンなどの軟質樹脂やクロロプレンゴムなどの合成ゴム等を挙げることが出来る。これにより、適度な弾力性を付与することが出来ることから、着座者の座り心地を良好にすることが可能となる。
又、上述では、固定部13の位置は、左右一対の太腿付根当接部12a、12bの先端部12a1、12b1の位置を特定の位置に限定しているが、左右一対の太腿付根当接部12a、12bの先端部12a1、12b1の間の距離を調整するためのアジャスターを設けても良い。これにより、着座者の臀部のサイズ等に応じて、先端部12a1、12b1の間の距離を調整して、着座者の姿勢の矯正効果を調整することが可能となる。アジャスターの構成に特に限定は無いが、例えば、ホック式、スライド式、面ファスナー式などを挙げることが出来る。
又、本考案の実施形態では、姿勢調整具1の構成に、更に、他の機能や他のデザインを追加しても構わない。
以上のように、本考案は、椅子等の座席に設置して、着座者の姿勢を正す姿勢調整具としてとして有用であり、簡単な構成であるにもかかわらず、着座により着座者の姿勢を整えることが可能な姿勢調整具として有効である。
1 姿勢調整具
10 臀部支持部
11 腰部押下部
12a、12b 左右一対の大臀筋当接部
13 固定部
本考案に係る姿勢調整具は、臀部支持部と、腰部押下部と、左右一対の大臀筋当接部と、固定部と、を備える。臀部支持部は、シート状で、着座者の臀部を支持可能である。腰部押下部は、前記臀部支持部の一端部から、平面視で前記臀部支持部の上方に向かって延出され、当該臀部支持部の一端部に対して直角に曲げられ、前記着座者の腰部の中央部を押下可能である。左右一対の大臀筋当接部は、前記臀部支持部の左右端部のそれぞれから、平面視で前記臀部支持部の左右上方のそれぞれに向かって、斜めに延出され、前記臀部支持部の左右端部のそれぞれから碗状に曲げられ、前記着座者の左右の大臀筋を受けることが可能であり、延出された先端部は、前記腰部押下部の背面に設置される。固定部は、前記腰部押下部の背面と前記左右一対の大臀筋当接部の先端部とを連結して固定する。本考案に係る姿勢調整具は、前記着座者の着座により、前記左右一対の大臀筋当接部のそれぞれが前記着座者の左右の大臀筋のそれぞれを受けることで、当該着座者の左右の大臀筋を押し上げるとともに、前記腰部押下部を前記着座者の腰部の中央部に前記着座者の背面から押下させる。

Claims (2)

  1. 着座者の臀部を支持可能なシート状の臀部支持部と、
    前記臀部支持部の一端部から、平面視で前記臀部支持部の上方に向かって延出され、当該臀部支持部の一端部に対して直角に曲げられ、前記着座者の腰部の中央部を押下可能な腰部押下部と、
    前記臀部支持部の左右端部のそれぞれから、平面視で前記臀部支持部の左右上方のそれぞれに向かって、斜めに延出され、前記臀部支持部の左右端部のそれぞれから碗状に曲げられ、前記着座者の左右の大臀筋を受けることが可能であり、延出された先端部は、前記腰部支持部の背面に当接される左右一対の大臀筋当接部と、
    前記腰部支持部の背面と前記左右一対の側面支持部の先端部とを連結して固定する固定部と、
    を備え、
    前記着座者の着座により、前記左右一対の大臀筋当接部のそれぞれが前記着座者の左右の大臀筋のそれぞれを受けることで、当該着座者の左右の大臀筋を押し上げるとともに、前記腰部押下部を前記着座者の腰部の中央部に前記着座者の背面から押下させる、
    姿勢調整具。
  2. 前記臀部支持部の形状は、略四角形状を含み、
    前記腰部押下部の形状は、略四角形状を含み、
    前記左右一対の大臀筋当接部の形状は、平面視で前記臀部支持部の左右上方のそれぞれに向かって延びた略三角形状を含む、
    請求項1に記載の姿勢調整具。
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