JPH0315428Y2 - - Google Patents

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JPH0315428Y2
JPH0315428Y2 JP2211383U JP2211383U JPH0315428Y2 JP H0315428 Y2 JPH0315428 Y2 JP H0315428Y2 JP 2211383 U JP2211383 U JP 2211383U JP 2211383 U JP2211383 U JP 2211383U JP H0315428 Y2 JPH0315428 Y2 JP H0315428Y2
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fender
upright
fixed
cushioning material
attached
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JP2211383U
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JPS59126775U (ja
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Vibration Dampers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はトラクタなどの車両用キヤビン、詳し
くはフエンダの上方に、壁板を介してサイドウイ
ンドを取付けて室内側のフエンダより壁板に渉つ
てシート状の発泡材製緩衝材を添着する車両用キ
ヤビンの改良に関するものである。
第1図は従来品を示し、この従来品A′はフエ
ンダ1上に外壁板2aと内壁板2a′とを閉断面構
造を呈するように溶着してサイドウインド4を取
付け、フエンダ(1)の室内側より内壁板2a′に沿つ
てシート状の発泡材製緩衝材5′を接着している。
図中4aはサイドウインド4のスライド用レール
である。従つて、緩衝材5′をフエンダ1と内壁
板2a′に渉つて接着する際に、フエンダ1と内壁
板2a′との段差が凹窪状になるため、この部分に
おいて緩衝材5′はその弾力性によつて接着し難
いばかりか、接着部が段差に沿つて直線状に接着
されず波形状を呈し美観が頗る悪くなる欠陥があ
つた。
そこで、斯る欠陥を除去せんと、フエンダ1と
内壁板2a′に沿うように緩衝材を所定形状に、真
空成形等で成形する方法もあるが、斯る方法によ
ると、その設備が必要になり低原価で緩衝材を提
供できない不具合があつた。
本考案は、これらの問題を従来一般に使用され
ているシート状の緩衝材を使用して解決し、美観
に優れた車両用シートを提供することを目的とす
るものである。
以上の目的を達成するための本考案に係る車両
用キヤビンは、フエンダの上方に、壁板を介して
サイドフエンダを取付けて室内側のフエンダより
壁板に渉つてシート状の発泡体製緩衝材を添着す
る車両用キヤビンにおいて、 前記壁板はサイドウインドを取付ける平面状の
頂部、この頂部の外側端縁よりフエンダに固着し
た脚部、頂部の内側端縁より上方に延設した係止
部とからなり、前記フエンダの上面には、この上
面に固定される固定部と、この固定部に折曲自在
に連接し、上端が前記壁板の係止部に着脱自在に
取付けられる起立部とからなるL字状起立片を設
け、 前記起立片を構成する起立部における車内側下
部に前記シート状の発泡体製緩衝材の端面を固定
してなるものである。
以下、本考案の一実施例を第2図乃至第6図に
基づいて説明する。
第2図乃至第3図は農業用トラクタにおける実
施例を示し、図中1はフエンダ、2は金属製の壁
板、3は起立片、4は壁板2の頂部2a上にスラ
イドレール4aを固定しそのスライドレール4a
に装着したサイドウインド、5はフエンダ1の内
側(室内側)より起立片3側に張着したシート状
の発泡体製緩衝材を夫々示す。
前記壁板2はサイドウインド4のスライドレー
ル4aを固定する頂部2aの外側端縁に延設して
フエンダ1に固着する脚部2bの頂部2aの内側
端縁より上方に延設した係止部2cとから構成さ
れている(第4図、第5図)。
起立片3は壁板2の係止部2cからフエンダ1
上面に渉る長さを有し壁板2の開口部を被覆する
大きさの起立部3aと、この起立部3aに折曲部
3cを介して連接する固定部3bとを一体形成し
た厚紙(ハードボード)、合成樹脂板であり、起
立部3aは折曲部3cより折曲自在で、その背面
である車内側下部には緩衝材5の端末における端
面が接着されている。図示する緩衝材5は薄肉状
の発泡体5bとその表面に一体に接着した合成樹
脂製フイルムからなる表皮5aとから構成され、
その表皮5aは第6図に示す如くその端部が内方
折返され、その折返部51aが帯状厚紙などから
なる芯材5cと共に起立部3aに縫着8され、更
に折返部51aより先端縁を起立部3aの頂部腹
部側に折曲げて接着されている。従つて表皮5a
の端末は芯材5cと共に起立部3aに縫着8され
ているため、起立部3aと緩衝材5との接合端縁
は直線状の外観を呈する。
また、前記起立片3aの固定部3bには長手方
向に、定間隔おいて係止孔31bが開穿され、フ
エンダ1上面に起立固定されているスタツド7a
が挿入し、ナツト7bの締結によりフエンダ1に
固定されるようになつている。図中6は断面U字
状に折曲形成した挾持具6で、この挾持具によつ
て起立片3の起立部3a上端は壁板2の係止部2
cに挾持される。
第4図、第5図は本案品の取付状態を示し、前
述の如く端末を起立片3の起立部3aにおける車
内側の下部に固定した緩衝材5は、その発泡材5
bをフエンダ1に接着し、次に起立片3の固定部
3bをフエンダ1上面にスタツド7a、ナツト7
bによつて固定する(第4図)。然る後、起立片
3の起立部3aを第4図矢印方向に起して、壁板
2の係止部2cに挾持具6により係止して、緩衝
材5を張着する(第5図)。
本考案車両用キヤビンは叙上の如く構成したの
で、緩衝材の端面をあらかじめ起立片に固定後、
その起立片をフエンダと壁板の係止部とに固定で
きる。そのため、前記従来品の如きフエンダと内
壁板との間に接着される緩衝材が接着時に波形状
に変形することなく、緩衝材の端末が起立片に対
して直線状に形成されるため、キヤビンの外観が
向上する。また、起立片がフエンダと壁板とに渉
つて固定するため、この起立片が従来の内壁板の
作用をなし、内壁板が不要となり構造が簡単であ
る。
更に、固定部とこの固定部に折曲自在に連接し
た起立部とからなるL字状起立片における起立部
背面に緩衝材の止着させて、その起立片の固定部
とフエンダ上面に固定し、起立部を壁板上端に
夫々固定することにより、組付が容易且つ簡単で
作業性の向上を図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来品の一部を示す縦断面図、第2図
乃至第6図本考案品を示し、第2図は斜視図、第
3図は縦断面図、第4図は組付状態を示す縦断面
図、第5図は要部の縦断面図、第6図は緩衝材の
起立片に対する取付状態を示す斜視図である。 図中1はフエンダ、2は壁板、3は起立片、4
はサイドウインド、5は緩衝材を夫々示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 フエンダの上方に、壁板を介してサイドウイン
    ドを取付けて室内側のフエンダより壁板に渉つて
    シート状の発泡体製緩衝材を添着する車両用キヤ
    ビンにおいて、 前記壁板はサイドウインドを取付ける平面状の
    頂部、この頂部の外側端縁よりフエンダに固着し
    た脚部、頂部の内側端縁より上方に延設した係止
    部とからなり、前記フエンダの上面には、L字状
    の起立片を固定し、該起立片はフエンダの上面に
    固定される固定部と、この固定部に折曲部を介し
    て折曲自在に連接すると共に上端が前記壁板の係
    止部に着脱自在に取付けられる起立部とからな
    り、 該起立部の車内側における下部に前記シート状
    の発泡体製緩衝材の端面を固定してなる車両用キ
    ヤビン。
JP2211383U 1983-02-16 1983-02-16 車両用キヤビン Granted JPS59126775U (ja)

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JP2211383U JPS59126775U (ja) 1983-02-16 1983-02-16 車両用キヤビン

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JP2211383U JPS59126775U (ja) 1983-02-16 1983-02-16 車両用キヤビン

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Publication Number Publication Date
JPS59126775U JPS59126775U (ja) 1984-08-25
JPH0315428Y2 true JPH0315428Y2 (ja) 1991-04-04

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