JPS6221492Y2 - - Google Patents

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JPS6221492Y2
JPS6221492Y2 JP10569180U JP10569180U JPS6221492Y2 JP S6221492 Y2 JPS6221492 Y2 JP S6221492Y2 JP 10569180 U JP10569180 U JP 10569180U JP 10569180 U JP10569180 U JP 10569180U JP S6221492 Y2 JPS6221492 Y2 JP S6221492Y2
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JP
Japan
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core material
door trim
welded
core
skin
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JP10569180U
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JPS5729477U (ja
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、吸水性、吸湿性のある芯材を用いた
自動車用ドアトリムの改良に関するものである。
一般に自動車用ドアトリムは芯材としてハード
ボードを用い、その上面にパツド材、更にその上
面に表皮材を被せて構成するものが多い。
ところで、一般的な自動車用ドアトリムの構造
について説明すると、金属板からなるアウターパ
ネルとインナーパネルとによりドアを構成する本
体が形成され、かつ上記インナーパネル側には各
部品取付用の孔及び作業用の孔が多数形成されて
おり、また上記両パネル間にウインドガラスが昇
降可能に取付けられているとともに、パネル上端
にウエザーストリツプを設けて水の侵入を可及的
に防止しているが、水の侵入を完全に防止するこ
とはできず、侵入してきた水は両パネルを伝わつ
てパネル本体内部に侵入する。
また、上記の如く構成されているドアトリム本
体は多数のクリツプを介してインナーパネルに取
付けられるが、インナーパネルを伝わつて侵入し
てきた水は上記孔から漏れ、ドアトリム本体を形
成するハードボードなどの芯材に付着することに
なるが、この芯材は吸水性,吸湿性があるため、
芯材が変形し、これが起因して外観上の見栄えを
著しく低下させていた。
また一般的にドアトリムはハードボードなどの
芯材にウレタンフオームなどのパツド材を介して
塩ビシートなどの表皮材を被覆し、この表皮材の
縁端を芯材裏面に折返し接着剤により接着してい
たため、作業性が悪く、更にはインナーパネルに
ビニールフイルムなどを貼付けて漏水を防止して
いたが、接着剤の塗布、フイルムの貼付け等に手
間がかかり、これまた作業性が悪いなどの問題点
があつた。
本考案はこのような問題点を解決するためにな
されたもので、吸水性,吸湿性に富むハードボー
ドなどの芯材を用いた場合にも芯材の変形を防止
でき、かつ作業性に優れたドアトリムを提供する
ことを目的とするものである。
以下、この考案の一実施例を図面を用いて説明
する。
第1図において、1はドアトリムの外形状に形
成されたハードボードなどからなる芯材であつ
て、この芯材1は吸水性,吸湿性に富むものであ
り、この芯材1の外表面には芯材1と同形状に形
成されたウレタンフオームなどからなるパツド材
2が積層されているとともに、このパツド材2の
上面は上記芯材1よりやや大きめに裁断された塩
化ビニールシートからなるウエルダ溶着可能な表
皮材3によつて被覆され、更に芯材1の裏面には
上記表皮材3と同形状に裁断されたウエルダ溶着
可能な塩化ビニールシートなどからなるシール材
4を配設し、ドアトリム本体を形成する。
しかして、上記表皮材3と芯材1裏面に用いた
シール材4とを芯材1の外縁に沿つてウエルダ溶
着を施す。
この場合、ウエルダバー(図示しないが)に切
り刃を設けることにより表皮材3とシール材4の
縁端を一体的に溶着することができると同時に溶
断させることができる。
また、ドアトリムにスピーカグリル,ドアロツ
クなどの比較的大きな部品を取付ける仕様の場合
には、これらの組付部品の挿入する孔の外縁部の
上記表皮材及びシール材を一体的に溶着すること
により更にシール性を向上させることができる。
本願ドアトリムは上記の如く構成されているた
め、下記の如き特有な効果が奏し得られる。
(a) 芯材として吸水性,吸湿性に富むハードボー
ドなどを使用した場合においても、芯材は表皮
材とシール材により完全に被包されているた
め、仮に水漏れがあつたとしても、芯材が吸
湿,吸水するおそれはなく、ドアトリム本体の
変形を防止することができ、そのため変形によ
る外観上の見栄えが劣化するなどの現象を防止
することができる。
(b) 表皮材の縁端とシール材の縁端とをウエルダ
溶着により同時に溶着一体化することができる
ので、従来のように表皮材の縁端を折返し、接
着剤により接着する工程やインナーパネルへの
ビニールフイルムなどの貼付け作業などを省け
るので、作業性が著しく向上するなどの効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案によるドアトリムの断面図であ
る。 1……芯材、2……パツド材、3……表皮材、
4……シール材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吸水性,吸湿性に富む素材を芯材とするととも
    に、この芯材上にパツド材を介し、ウエルダ溶着
    可能な表皮材を一体的に貼着加工してなるドアト
    リム本体において、上記芯材の裏面にウエルダ溶
    着可能な合成樹脂製シール材を配設し、上記表皮
    材とシール材の縁端をウエルダ溶着により一体的
    に溶着したことを特徴とする自動車用ドアトリ
    ム。
JP10569180U 1980-07-28 1980-07-28 Expired JPS6221492Y2 (ja)

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JP10569180U JPS6221492Y2 (ja) 1980-07-28 1980-07-28

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JPS5729477U JPS5729477U (ja) 1982-02-16
JPS6221492Y2 true JPS6221492Y2 (ja) 1987-06-01

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5925133U (ja) * 1982-08-06 1984-02-16 本田技研工業株式会社 押ボタン式スイツチ

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Publication number Publication date
JPS5729477U (ja) 1982-02-16

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