JPS6140521Y2 - - Google Patents
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- JPS6140521Y2 JPS6140521Y2 JP8834581U JP8834581U JPS6140521Y2 JP S6140521 Y2 JPS6140521 Y2 JP S6140521Y2 JP 8834581 U JP8834581 U JP 8834581U JP 8834581 U JP8834581 U JP 8834581U JP S6140521 Y2 JPS6140521 Y2 JP S6140521Y2
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- Japan
- Prior art keywords
- interior material
- laminated
- vinyl acetate
- sheet
- sheet made
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は自動車用内装材に関し、製造が容易
で諸性質に優れたものを得ようとしている。
で諸性質に優れたものを得ようとしている。
従来の自動車用内装材としては、ポリエチレン
或はポリウレタンによる発泡体に、布、塩ビシー
ト、塩ビレザーその他による表皮材を積層してい
たが、その相互の接着には溶剤型の接着剤を用い
なければならず、積層に手数を要すると共に作業
場の環境衛生上の点でも好ましくないほか充分な
接着強度も得られないものであつた。
或はポリウレタンによる発泡体に、布、塩ビシー
ト、塩ビレザーその他による表皮材を積層してい
たが、その相互の接着には溶剤型の接着剤を用い
なければならず、積層に手数を要すると共に作業
場の環境衛生上の点でも好ましくないほか充分な
接着強度も得られないものであつた。
そこで、この考案においては、上記従来の内装
材に比し、はるかに内装材自体の積層作業性を良
好にできる内装材を提供できるものであり、その
構成については、エチレン−酢酸ビニル共重合体
による発泡シートと、ポリ塩化ビニルによる軟質
フイルム又はシートを積層し、さらに発泡シート
側には内装材コアを積層してなり、該内装材コア
はスチレン−無水マレイン酸共重合体又はこれと
その他の熱可塑性樹脂とのブレンド品よりなる硬
質の発泡体の片面もしくは両面にスチレン−無水
マレイン酸共重合体又はこれとその他の熱可塑性
樹脂とのブレンド品よりなる非発泡のシートを積
層したものからなることを特徴としている。
材に比し、はるかに内装材自体の積層作業性を良
好にできる内装材を提供できるものであり、その
構成については、エチレン−酢酸ビニル共重合体
による発泡シートと、ポリ塩化ビニルによる軟質
フイルム又はシートを積層し、さらに発泡シート
側には内装材コアを積層してなり、該内装材コア
はスチレン−無水マレイン酸共重合体又はこれと
その他の熱可塑性樹脂とのブレンド品よりなる硬
質の発泡体の片面もしくは両面にスチレン−無水
マレイン酸共重合体又はこれとその他の熱可塑性
樹脂とのブレンド品よりなる非発泡のシートを積
層したものからなることを特徴としている。
次いで、この考案の実施態様について図を参照
しながら以下に例示する。
しながら以下に例示する。
１はエチレン−酢酸ビニル共重合体（EVA）
による発泡シートであつて、発泡倍率15〜20倍で
酢酸ビニル15〜30％包含しているものが好まし
く、その厚みとしては、２mm程度のものが最も適
し、このエチレン−酢酸ビニル共重体による発泡
シートは架橋されてあつてもよく、架橋されたも
のは多少高価であるが、強度及び耐熱性などの点
で優れている。
による発泡シートであつて、発泡倍率15〜20倍で
酢酸ビニル15〜30％包含しているものが好まし
く、その厚みとしては、２mm程度のものが最も適
し、このエチレン−酢酸ビニル共重体による発泡
シートは架橋されてあつてもよく、架橋されたも
のは多少高価であるが、強度及び耐熱性などの点
で優れている。
２はポリ塩化ビニル（PVC）による軟質フイ
ルム又はシートで（塩ビレザーをも含む）、その
厚みとしては200μ程度のものが適し、上記エチ
レン−酢酸ビニル共重合体による発泡シート１に
対して加熱ラミネート手段にて積層されており、
特に軟質フイルム又はシート２側からエンボス加
工が施されて表面に細かい凹凸模様（図示せず）
のあるものが好ましい。
ルム又はシートで（塩ビレザーをも含む）、その
厚みとしては200μ程度のものが適し、上記エチ
レン−酢酸ビニル共重合体による発泡シート１に
対して加熱ラミネート手段にて積層されており、
特に軟質フイルム又はシート２側からエンボス加
工が施されて表面に細かい凹凸模様（図示せず）
のあるものが好ましい。
Ｃは上記の発泡シート１側に加熱融着、ホツト
メルト型の接着剤で積層した内装材コアであつ
て、スチレン−無水マレイン酸共重合体又はこれ
とその他の熱可塑性樹脂（例えばポリブタジエン
など）とのブレンド品よりなる硬質の発泡体３の
片面（第２図参照）もしくは両面（第３図参照）
にスチレン−無水マレイン酸共重合体又はこれと
その他の熱可塑性樹脂とのブレンド品よりなる非
発泡のシート４を積層したものから構成されてい
る。
メルト型の接着剤で積層した内装材コアであつ
て、スチレン−無水マレイン酸共重合体又はこれ
とその他の熱可塑性樹脂（例えばポリブタジエン
など）とのブレンド品よりなる硬質の発泡体３の
片面（第２図参照）もしくは両面（第３図参照）
にスチレン−無水マレイン酸共重合体又はこれと
その他の熱可塑性樹脂とのブレンド品よりなる非
発泡のシート４を積層したものから構成されてい
る。
なお、吸音効果のために内装材コア等任意の層
に多数の貫通孔（図示せず）を形成して実施する
場合が多い。
に多数の貫通孔（図示せず）を形成して実施する
場合が多い。
さらにこの考案による自動車用内装材は、予め
内装形状に沿う形状に成形されているほか、折り
目を形成しておき、折り込みによる組立式に構成
することも可能である。
内装形状に沿う形状に成形されているほか、折り
目を形成しておき、折り込みによる組立式に構成
することも可能である。
以上のごとき構成による、この考案の内装材で
は、表皮側としては加熱融着性の良いエチレン−
酢酸ビニル共重合体による発泡シートと、ポリ塩
化ビニルによる軟質フイルム又はシートを積層し
ているゆえ、積層も熱ラミネートによる手段にて
簡単且つ強力に行ない得るほか、内装に適する表
面の凹凸形状等必要な凹凸形成もし易い。また内
装材コアＣとの積層も熱融着、ホツトメルト型接
着剤で簡単且つ強力に行なうことができ、内装材
自体の積層作業性が一段と行ない易く、作業環境
も溶剤型接着剤の使用をなくせることになり、は
るかに改善される。
は、表皮側としては加熱融着性の良いエチレン−
酢酸ビニル共重合体による発泡シートと、ポリ塩
化ビニルによる軟質フイルム又はシートを積層し
ているゆえ、積層も熱ラミネートによる手段にて
簡単且つ強力に行ない得るほか、内装に適する表
面の凹凸形状等必要な凹凸形成もし易い。また内
装材コアＣとの積層も熱融着、ホツトメルト型接
着剤で簡単且つ強力に行なうことができ、内装材
自体の積層作業性が一段と行ない易く、作業環境
も溶剤型接着剤の使用をなくせることになり、は
るかに改善される。
また、内装材コアＣが、スチレン−無水マレイ
ン酸共重合体又はこれとその他の熱可塑性樹脂と
のブレンド品よりなる硬質の発泡体３の片面もし
くは両面に、スチレン−無水マレイン酸共重合体
又はこれとその他の熱可塑性樹脂とのブレンド品
よりなる非発泡のシートを積層したものゆえ、剛
性が大きく、自己支持性に優れ、成形性が良好で
あるほか、通常のポリスチレンに比べ20〜25℃程
度の耐熱アツプをはかり酷夏期における外部から
の伝熱に対しても熱変形を来たさず充分耐え得る
もので、しかも車外からの断熱効果をも高め得る
ものである。
ン酸共重合体又はこれとその他の熱可塑性樹脂と
のブレンド品よりなる硬質の発泡体３の片面もし
くは両面に、スチレン−無水マレイン酸共重合体
又はこれとその他の熱可塑性樹脂とのブレンド品
よりなる非発泡のシートを積層したものゆえ、剛
性が大きく、自己支持性に優れ、成形性が良好で
あるほか、通常のポリスチレンに比べ20〜25℃程
度の耐熱アツプをはかり酷夏期における外部から
の伝熱に対しても熱変形を来たさず充分耐え得る
もので、しかも車外からの断熱効果をも高め得る
ものである。
しかもエチレン−酢酸ビニル共重合体による比
較的軟質の発泡シートも積層されているので、適
度の弾性と腰の強さを具合良く保育でき、内装材
用の積層体としてのバランスが良好となるもので
自動車の天井用、ドアトリム用、その他の内装材
として好適品を提供できる。
較的軟質の発泡シートも積層されているので、適
度の弾性と腰の強さを具合良く保育でき、内装材
用の積層体としてのバランスが良好となるもので
自動車の天井用、ドアトリム用、その他の内装材
として好適品を提供できる。
図はこの考案の実施態様を例示するものであ
り、第１図は表皮側の積層体部分を示す断面図、
第２図は全体の断面図、第３図は変更例の断面図
である。 １……エチレン−酢酸ビニル共重合体による発
泡シート、２……ポリ塩化ビニルによる軟質フイ
ルム又はシート、Ｃ……内装材コア、３……硬質
の発泡体、４……非発泡シート。
り、第１図は表皮側の積層体部分を示す断面図、
第２図は全体の断面図、第３図は変更例の断面図
である。 １……エチレン−酢酸ビニル共重合体による発
泡シート、２……ポリ塩化ビニルによる軟質フイ
ルム又はシート、Ｃ……内装材コア、３……硬質
の発泡体、４……非発泡シート。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １ エチレン−酢酸ビニル共重合体による発泡シ
ートと、ポリ塩化ビニルによる軟質フイルム又
はシートを積層し、さらに発泡シート側には、
内装材コアを積層してあり、該内装材コアはス
チレン−無水マレイン酸共重合体又はこれとそ
の他の熱可塑性樹脂とのブレンド品よりなる硬
質の発泡体の片面もしくは両面にスチレン−無
水マレイン酸共重合体又はこれとその他の熱可
塑性樹脂とのブレンド品よりなる非発泡のシー
トを積層したものからなることを特徴とする自
動車用内装材。 ２ エチレン−酢酸ビニル共重合体による発泡シ
ートが、発泡倍率15〜20倍で酢酸ビニルを15〜
30％包含したものからなる上記実用新案登録請
求の範囲第１項記載の自動車用内装材。 ３ ポリ塩化ビニルによる軟質フイルム又はシー
ト側からエンボス加工が施されてある上記実用
新案登録請求の範囲第１項記載の自動車用内装
材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8834581U JPS6140521Y2 (ja) | 1981-06-15 | 1981-06-15 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8834581U JPS6140521Y2 (ja) | 1981-06-15 | 1981-06-15 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57199438U JPS57199438U (ja) | 1982-12-18 |
| JPS6140521Y2 true JPS6140521Y2 (ja) | 1986-11-19 |
Family
ID=29883523
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8834581U Expired JPS6140521Y2 (ja) | 1981-06-15 | 1981-06-15 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6140521Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0346997Y2 (ja) * | 1986-01-28 | 1991-10-04 | ||
| JPH01222937A (ja) * | 1988-03-01 | 1989-09-06 | Toray Ind Inc | 車両用内装成型品 |
-
1981
- 1981-06-15 JP JP8834581U patent/JPS6140521Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57199438U (ja) | 1982-12-18 |
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