JPS607147Y2 - 両面紙貼り発泡シ−ト - Google Patents

両面紙貼り発泡シ−ト

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Publication number
JPS607147Y2
JPS607147Y2 JP1873579U JP1873579U JPS607147Y2 JP S607147 Y2 JPS607147 Y2 JP S607147Y2 JP 1873579 U JP1873579 U JP 1873579U JP 1873579 U JP1873579 U JP 1873579U JP S607147 Y2 JPS607147 Y2 JP S607147Y2
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JP
Japan
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paper
foamed
double
foam sheet
sided paper
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Expired
Application number
JP1873579U
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JPS55118726U (ja
Inventor
彰 河南
Original Assignee
積水化成品工業株式会社
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Publication date
Application filed by 積水化成品工業株式会社 filed Critical 積水化成品工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は表面に凹みのある両面紙貼り発泡シートに関
する。
この考案の対象物は、発泡シートと紙との積層物ではな
く、発泡粒子を使用したことに特徴がある。
この考案による発泡シートは、製造が簡易でかつ安価で
あって、紙自体の仕材と易接着性や使用時の易加工性な
どの特性を生かしつつ、加えて発泡体の断熱効果を利用
したものである。
その具体的用途として自動車天井材、一般の建築物の断
熱材や内装材その他が挙げられる。
この考案の発泡シートは、一対の紙の間に万遍なくかつ
均一に合成樹脂発泡粒子が接着され、表面に凹みのある
よう構成されている。
凹模様は、横および/または縦方向の何れであってもよ
いし、不規則なものでもよい。
この考案に使用される紙は、ある程度の強度を有すれば
よく、クラフト紙や防水紙が一般に用いられる。
脅威樹脂発泡粒子の合成樹脂てしては、ポリ塩化ビニル
、ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、ポ
リスチレン、スチレン−無水マレイン酸共重合樹脂など
が挙げられる。
これらの樹脂中、スチレン−無水マレイン酸共重合樹脂
で無水マレイン酸含量が2〜25重量%、平均重合度5
00〜4000のものの使用が好ましい。
ことに無水マレイン酸含量7〜川重量%、平均重合度9
00〜2000のものを用いると、熱による劣化や水分
による断熱性能の低下が少なく、好適である。
この考案の°゛発泡粒子パとは、上記の合成樹脂の粒子
中に発泡剤を含浸せしめられた発泡性ビーズを常法によ
り予備発泡させた粒子状のものおよび場合により発泡体
を粉砕したものが含まれる。
その多くは、使用目的等によって異なるが、少なくとも
紙上に万遍なく均一に冠せられ、かつ出来上り成品の所
望する表面の凹状が構成されるよう選定される。
例えば直径として5〜15rIr!n程度で、発泡倍率
20〜8@程度が好適である。
しかし、この考案では、所謂予備発泡した粒子を用い、
これを紙との成形特に若干の二次発泡を行い融着による
接着を期待する場合を含み、従ってこのような場合の粒
子の大きさは二次発泡のことを考慮して選定することが
望まれる。
発泡粒子と紙との接着は、紙の表面及び/または発泡粒
子に亜麻仁油などの水性溶液や酢酸ビニル樹脂系の接着
剤でコーティングしておいて行うか、場合によってはホ
ットメルト型接着剤を添加し加熱することによって行う
か何れであってもよい。
接着剤は、合成樹脂の材質によってことなり、その材質
に適したものを選択利用される。
一般には酢酸ビニル樹脂系の溶剤(例えばメタノール)
型の接着剤の利用が好ましく、更に発泡粒子を加熱して
二次発泡を行わせ、接着剤による接着以外に融着による
強固な接着を得ることも可能である。
以下この考案を図面を用いて説明する。
なお、これによってこの考案が限定されるものではない
まず、第2図において、上下にクラフト紙11,1′を
横方向から繰り出し、下方の紙1′の上に、酢酸ビニル
樹脂系の溶剤型接着剤(溶剤二メタルノール)を塗布し
、この接着剤塗布面にスチレン−無水マレイン酸共重合
戊樹脂(無水マレイン酸含量=8.5重量%、平均重合
度:約1000)の粒子(直径約2朋)を発泡させた発
泡粒子2(直径:約7.6mm、発泡倍率;約55倍)
を−重で均一に分散腰−面に前記と同じ酢酸ビニル系溶
剤型接着剤を塗布した上方の紙1を接着剤塗布面が下方
になるように冠せてラミネートする。
同時に外周面より、縦・横に規則的に並ぶ凸模様(多数
のボッボッ)のついたロール(図示省略)で連続的に押
圧して紙表面に凹模様のついたラミネートシートとする
ことによって、二次のクラフト紙と発泡粒子が強固に接
着することによって結合した両面紙貼り発泡シート(S
a)が第1図のごとく得られた。
この発泡シー) (Sa)は軽量で表面に適度の弾性を
有し、安価なダンボールとして使用できる。
更にその発泡シート(Sa)は高い断熱性を有し、かつ
適度の通気性を付与させることができるので、屋根下地
材、壁、床用断熱材等の建築用断熱材として使用できる
ことは勿論のこと野菜、果物もしくは卵などのダンボー
ル箱またはスペース材として実用価値が高い。
また表面に凹模様があるので表面積が大きく、また発泡
粒子間に空隙が発起しているので吸音効果が得られると
共に加熱によって変曲成形でき、自動車等の車輌用や船
舶用の内装材に使用することもできる。
以上の実施例とは異なり、ロールの凸模様を基盤目状に
連続する凸条にて形成すれば、縦・横方向にきわめて変
曲性(可撓性)の大きいダンボールが得られ、屈曲壁面
の表面材としても好適に利用できる。
この場合、更にロール凸模様を波板状にすれば表面に波
模様を有するダンボールが得られる。
もちろんこのダンボールは一方向のみ彎曲可能である。
更にロールの凸模様を不規則に行うことにより新たな実
用価値または意匠価値を付与することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る両面紙貼り発泡シートの実施例
を示す断面図、第2図はそのラミネート段階における第
1図相当図である。 Sa・・・・・・両面紙貼り発泡シート、1a、1′a
・・・・・・紙、2a・・・・・・発泡粒子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1一対の紙と、その間に合成樹脂発泡粒子が一重で且つ
    均一に敷つめられ、更に紙表面が凹みを形成するよう構
    成されたことを特徴とする両面紙貼り発泡シート。 2 合成樹脂発泡粒子が、無水マレイン酸成分を少なく
    とも2重量%含有し、重合度500以上のスチレン−無
    水マレイン酸共重合樹脂発泡粒子である実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の発泡シート。
JP1873579U 1979-02-14 1979-02-14 両面紙貼り発泡シ−ト Expired JPS607147Y2 (ja)

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JP1873579U JPS607147Y2 (ja) 1979-02-14 1979-02-14 両面紙貼り発泡シ−ト

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JP1873579U JPS607147Y2 (ja) 1979-02-14 1979-02-14 両面紙貼り発泡シ−ト

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JPS55118726U JPS55118726U (ja) 1980-08-22
JPS607147Y2 true JPS607147Y2 (ja) 1985-03-09

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JP (1) JPS607147Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000043956A (ja) * 1998-07-30 2000-02-15 Rengo Co Ltd 紙製断熱シート及び紙製断熱容器
JP2011072564A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Daio Paper Corp キッチンペーパー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000043956A (ja) * 1998-07-30 2000-02-15 Rengo Co Ltd 紙製断熱シート及び紙製断熱容器
JP2011072564A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Daio Paper Corp キッチンペーパー

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JPS55118726U (ja) 1980-08-22

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