JPS5919755Y2 - 壁材 - Google Patents
壁材Info
- Publication number
- JPS5919755Y2 JPS5919755Y2 JP1978040439U JP4043978U JPS5919755Y2 JP S5919755 Y2 JPS5919755 Y2 JP S5919755Y2 JP 1978040439 U JP1978040439 U JP 1978040439U JP 4043978 U JP4043978 U JP 4043978U JP S5919755 Y2 JPS5919755 Y2 JP S5919755Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyolefin resin
- resin particles
- wall material
- foamed
- particles
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Building Environments (AREA)
- Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は新規な壁材に関するものであり、断熱性、防音
性が優れた美麗な壁材を提供しようとするものである。
性が優れた美麗な壁材を提供しようとするものである。
本考案は、柔軟なシートの上面にスチレン重合体を含有
する発泡ポリオレフィン樹脂粒子が接着並置されていて
、該樹脂粒子上に有機溶剤を含む合成樹脂塗料が塗布せ
られ、前記シートの上面に前記発泡ポリオレフィン樹脂
粒子が接着せしめられてなる壁材、を要旨とするもので
ある。
する発泡ポリオレフィン樹脂粒子が接着並置されていて
、該樹脂粒子上に有機溶剤を含む合成樹脂塗料が塗布せ
られ、前記シートの上面に前記発泡ポリオレフィン樹脂
粒子が接着せしめられてなる壁材、を要旨とするもので
ある。
本考案に使用される柔軟なシートはハトロン紙、クラフ
ト紙の如き丈夫な紙、布、等の他、ポリ塩化ビニル、ポ
リエチレンまたはポリプロピレンの如きポリオレフィン
樹脂のシート、あるいはこれらの樹脂の発泡シートが用
いられる。
ト紙の如き丈夫な紙、布、等の他、ポリ塩化ビニル、ポ
リエチレンまたはポリプロピレンの如きポリオレフィン
樹脂のシート、あるいはこれらの樹脂の発泡シートが用
いられる。
スチレン重合体を含有する発泡ポリオレフィン樹脂粒子
はスチレンと、エチレンまたはプロピレン等のオレフィ
ンとが化学的に結合してランダム共重合および架橋重合
した樹脂の粒子に発泡剤を加えて発泡せしめた発泡粒子
が用いられる。
はスチレンと、エチレンまたはプロピレン等のオレフィ
ンとが化学的に結合してランダム共重合および架橋重合
した樹脂の粒子に発泡剤を加えて発泡せしめた発泡粒子
が用いられる。
この樹脂はスチレンが20〜80重量%、オレフィンが
80〜20重量%、好ましくはスチレンが30〜50重
量%、オレフィンが70〜50重量%からなる組成のも
のが用いられる。
80〜20重量%、好ましくはスチレンが30〜50重
量%、オレフィンが70〜50重量%からなる組成のも
のが用いられる。
本考案を図面に基すいて説明すれば、1はクラフト紙の
如き紙であり、この紙1の上面に発泡ボッオレフィン樹
脂粒子2が並置されている。
如き紙であり、この紙1の上面に発泡ボッオレフィン樹
脂粒子2が並置されている。
発泡ポリオレフィン樹脂粒子2は、例えばスチレン30
重量%、エチレン70重量%からなる共重合体樹脂粒子
に発泡剤を加え発泡せしめて得た発泡粒子である。
重量%、エチレン70重量%からなる共重合体樹脂粒子
に発泡剤を加え発泡せしめて得た発泡粒子である。
発泡ポリオレフィン樹脂粒子2は合成樹脂塗料3によっ
て互いに、並びに紙1に接着せしめられている。
て互いに、並びに紙1に接着せしめられている。
合成樹脂塗料3は例えばポリエステル樹脂、フェノール
樹脂、アルキッド樹脂等の合成樹脂に有機溶媒を加えた
液状の塗料を塗布して硬化せしめられる。
樹脂、アルキッド樹脂等の合成樹脂に有機溶媒を加えた
液状の塗料を塗布して硬化せしめられる。
合成樹脂塗料中にはベンゼン、トルエン、キシレン、ス
チレン等の有機溶媒が含まれており、これらの溶媒はポ
リスチレン樹脂を溶解するが、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン等のポリオレフィン樹脂は溶解しない。
チレン等の有機溶媒が含まれており、これらの溶媒はポ
リスチレン樹脂を溶解するが、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン等のポリオレフィン樹脂は溶解しない。
本考案における発泡ポリオレフィン樹脂粒子2は前記有
機溶媒に侵されず、変形または溶解されることはない。
機溶媒に侵されず、変形または溶解されることはない。
本考案の壁材における発泡ポリオレフィン樹脂粒子2は
スチレン重合体が含まれており、このスチレン重合体の
部分が合成樹脂塗料中の溶媒によって膨潤ないし一部溶
解して合成樹脂塗料3が発泡ポリオレフィン樹脂粒子2
内に喰込んで硬化し、発泡ポリオレフィン樹脂粒子2は
強固に接着される。
スチレン重合体が含まれており、このスチレン重合体の
部分が合成樹脂塗料中の溶媒によって膨潤ないし一部溶
解して合成樹脂塗料3が発泡ポリオレフィン樹脂粒子2
内に喰込んで硬化し、発泡ポリオレフィン樹脂粒子2は
強固に接着される。
本考案の壁材における発泡ポリオレフィン樹脂粒子2は
、同一の大きさを有する球状の粒子が並置されていても
よいが、大きい粒子4と小さい粒子5が混在して配置さ
れていてもよい。
、同一の大きさを有する球状の粒子が並置されていても
よいが、大きい粒子4と小さい粒子5が混在して配置さ
れていてもよい。
大きい粒子4と小さい粒子5の混在により、その表面に
モザイク模様が形成せられる。
モザイク模様が形成せられる。
更に、発泡ポリオレフィン樹脂粒子2に適宜の色採に着
色せられているのが望ましい。
色せられているのが望ましい。
特に、大きい粒子4と小さい粒子5とが異なる色に着色
されておれば、特有の形状と色彩を有する美麗な壁材が
形成される。
されておれば、特有の形状と色彩を有する美麗な壁材が
形成される。
本考案の壁材は、上記の構成よりなり、紙1等の柔軟な
シートの上面に発泡ポリオレフィン樹脂粒子2が接着せ
られているので、極めて柔軟であり、また、鋏、ナイフ
等で容易に切断することができ、ロール状に捲回して輸
送、保管することができ、必要に応じて裁断して使用す
ることができる。
シートの上面に発泡ポリオレフィン樹脂粒子2が接着せ
られているので、極めて柔軟であり、また、鋏、ナイフ
等で容易に切断することができ、ロール状に捲回して輸
送、保管することができ、必要に応じて裁断して使用す
ることができる。
本考案の壁材を貼着するには、紙1等の柔軟なシートの
裏面に接着剤を塗布して壁面に接着することによって容
易に取着せられる。
裏面に接着剤を塗布して壁面に接着することによって容
易に取着せられる。
本考案の壁材は断熱効果が優れ、壁面に結露の生じるの
が防止せられ、合成樹脂塗料3が発泡ボッオレフィン樹
脂粒子2中に喰込んで硬化されているので表面が美麗で
耐久性がよい。
が防止せられ、合成樹脂塗料3が発泡ボッオレフィン樹
脂粒子2中に喰込んで硬化されているので表面が美麗で
耐久性がよい。
また、衝撃吸収性、吸音性もよい。
第1図は本考案の壁材の断面図である。
図面中の符号は次の通りである。
1・・・・・・紙、2・・・・・・発泡ポリオレフィン
樹脂粒子、3・・・・・・合成樹脂塗料、4・・・・・
・大きい粒子、5・・・・・・小さい粒子。
樹脂粒子、3・・・・・・合成樹脂塗料、4・・・・・
・大きい粒子、5・・・・・・小さい粒子。
Claims (5)
- (1) 柔軟なシートの上面にスチレン重合体を含有
する発泡ポリオレフィン樹脂粒子が接着並置されていて
、該樹脂粒子上に有機溶剤を含む合成樹脂塗料が塗布せ
られ、前記シートの上面に前記発泡ポリオレフィン樹脂
粒子が接着せしめられてなることを特徴とする壁材。 - (2)柔軟なシートが紙、布、またはポリ塩化ビニルシ
ート、ポリオレフィン樹脂シートあるいはこれらの樹脂
の発泡シートである実用新案登録請求の範囲第1項記載
の壁材。 - (3)スチレン重合体を含有する発泡ポリオレフィン樹
脂粒子が、スチレンとオレフィンとが化学的に結合して
ランダム共重合および架橋重合した樹脂の発泡粒子であ
って、スチレン成分が20〜80重量%、オレフィン成
分が80〜20重量%からなることを特徴とする実用新
案登録請求の範囲第1項記載の壁材。 - (4)スチレン重合体を含有する発泡ポリオレフィン樹
脂粒子が、異なる大きさの粒子が混在してなる実用新案
登録請求の範囲第1項記載の壁材。 - (5)スチレン重合体を含有する発泡ポリオレフィン樹
脂粒子が、異なる色に着色された粒子が混在してなる実
用新案登録請求の範囲第1項記載の壁材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978040439U JPS5919755Y2 (ja) | 1978-03-28 | 1978-03-28 | 壁材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978040439U JPS5919755Y2 (ja) | 1978-03-28 | 1978-03-28 | 壁材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54143013U JPS54143013U (ja) | 1979-10-04 |
JPS5919755Y2 true JPS5919755Y2 (ja) | 1984-06-07 |
Family
ID=28909163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978040439U Expired JPS5919755Y2 (ja) | 1978-03-28 | 1978-03-28 | 壁材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5919755Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6097799U (ja) * | 1983-12-07 | 1985-07-03 | 筒中シート防水株式会社 | 防滑性シ−ト状床材 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5720542Y2 (ja) * | 1973-08-01 | 1982-05-01 | ||
JPS5424503Y2 (ja) * | 1974-04-10 | 1979-08-18 | ||
JPS51101614U (ja) * | 1975-02-13 | 1976-08-14 |
-
1978
- 1978-03-28 JP JP1978040439U patent/JPS5919755Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54143013U (ja) | 1979-10-04 |
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