JPS6116117Y2 - - Google Patents

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JPS6116117Y2
JPS6116117Y2 JP10778980U JP10778980U JPS6116117Y2 JP S6116117 Y2 JPS6116117 Y2 JP S6116117Y2 JP 10778980 U JP10778980 U JP 10778980U JP 10778980 U JP10778980 U JP 10778980U JP S6116117 Y2 JPS6116117 Y2 JP S6116117Y2
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JP
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synthetic resin
layer
aluminum foil
hard
surface coating
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【考案の詳細な説明】
本考案は、熱及び又は湿度水分による反り、変
形のない表面化粧サンドイツチパネルに関する。 従来より、硬質合成樹脂発泡体を芯材とし、両
面にアルミニウム箔、ポリエチレン層、クラフト
紙又はK−ライナー紙、ポリエチレン層よりなる
基材をポリエチレン層と硬質合成樹脂発泡体が重
なるように積層したサンドイツチパネルが住宅、
蓄舎、鶏舎等の天井、壁に使用されていた。 たとえば実公昭54−40475号公報に示されたサ
ンドイツチパネルはクラフト紙、不織布などから
なる基層の両面にポリエチレン層を積層し、片面
にアルミニウム箔層及び化粧層を順次積層し、他
面にはポリウレタンボードなどの断熱材を積層し
たものであり、基層は積層表面材の補強材となり
両面のポリエチレン層は防湿と断熱材及びアルミ
ニウム箔との接着剤としての役割を果たすもので
ある。 しかしながら、このようなサンドイツチパネル
は住宅、蓄舎、鶏舎内外の温度差及び湿度差によ
つてサンドイツチパネルの基材の表面と裏面で基
材のクラフト紙又はK−ライナー紙の含水率、吸
水速度が異なり、基層の紙の収縮、膨張が起こり
この事により施工したサンドイツチパネルが反り
変形するという大きな欠点があつた。 本考案は、この従来のサンドイツチパネルの欠
点を改善し、熱及び又は湿度による反り、変形の
ない表面化粧サンドイツチパネルを提供するもの
である。 すなわち本考案の表面化粧サンドイツチパネル
は透明又は半透明の合成樹脂フイルム1、インキ
層2、硬質アルミニウム箔3、合成樹脂表面被膜
層4を一体に積層してなる基材及び合成樹脂フイ
ルム1、接着剤層6、硬質アルミニウム箔3、合
成樹脂表面被膜層4を一体に積層してなる基材を
それぞれ、硬質合成樹脂発泡体層5の表裏面に該
合成樹脂表面被膜層4が発泡体層5に合うように
一体に積層してなるものである。 合成樹脂フイルムとしては、セロフアン、ポリ
エステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ナイ
ロン、塩化ビニル等が使用出来る、フイルムの厚
味は10μm以上好ましくは20μmから40μmが良
い。インキはポリアマイド、塩化ビニル等のレジ
ンに染料、顔料、溶剤を混合したものが使用出来
る。 硬質アルミニウム箔は圧延工程で製箔した後、
未焼鈍状態のまま製品化したもので、剛直性を有
するものであり、その厚味は7〜200μm、好ま
しくは12〜50μmが使用出来る。合成樹脂表面被
膜層としては、フエノリツクエポキシ樹脂、エポ
キシ樹脂、アルキツド樹脂、ポリ酢酸ビニル、酢
ビ、塩ビ共重合体、アクリル樹脂、ポリアミド樹
脂、ポリウレタン樹脂等が使用出来る。合成樹脂
表面被膜層の厚味は2μm以上、好ましくは5μ
mから20μmが良い。 硬質合成樹脂発泡体は、硬質ウレタンフオー
ム、イソシアヌレートフオーム、ウレタン変性イ
ソシアヌレートフオーム、エポキシフオーム、フ
エノールフオーム、ユリアフオーム、スチレンフ
オーム等が使用出来る。 接着剤層としては、セルロース、酢ビ、ポリエ
ステル、ポリウレタン、ポリエチレン、アクリル
樹脂等が使用出来る。 本考案に使用する硬質アルミニウム箔は第1表
に示すように従来の軟質アルミニウム箔と比較し
て引張り強さが大きく、伸びが小さい。合成樹脂
表面被膜層を施しても、第1表の数値は殆んど変
らない。
【表】 このように本考案のサンドイツチパネルか、熱
及び水分による収縮、膨張がない硬質アルミニウ
ム箔を表裏面に使用しているために反り、変形が
ない。 一般にアルミニウム箔は結露水、雨水等により
侵かされる。従つて合成樹脂フイルムは、基材の
耐蝕性を向上させるために必要である。 また圧延した硬質アルミニウム箔の表面には、
オイルが付着していて、硬質合成樹脂発泡体との
接着を悪くしてしまう。従つて合成樹脂表面被膜
層は、硬質アルミニウム箔と硬質合成樹脂発泡体
の接着性を向上させるために必要である。 またインキ層は硬質アルミニウム箔表面にはオ
イルが付着していても硬質アルミニウム箔上に容
易にコーテイングすることができ、従つて合成樹
脂フイルムはインキ層を介して容易に硬質アルミ
ニウム箔上に熱圧着することができる。このよう
にインキ層は硬質アルミニウム箔の表面処理剤と
して作用するだけでなく、透明又は半透明の合成
樹脂フイルムをとおして意匠効果を出現させるも
のである。 以上のように本考案の表面化粧サンドイツチパ
ネルは反り、変形がなく耐蝕性に優れさらに防水
防湿性もきわめてすぐれているので、硬質合成樹
脂発泡体中への吸水、吸湿性を防止でき、発泡体
中への吸水、吸湿による断熱性の低下や耐久性の
低下もなくなり、長く品質を維持することができ
るものであり、また意匠的にもすぐれているので
戸建住宅、集合住宅などの内壁及び天井への材料
としてきわめて有用なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一例を示す断面図である。 1……合成樹脂フイルム、2……インキ層、3
……硬質アルミニウム箔、4……合成樹脂表面被
膜層、5……硬質合成樹脂発泡体、6……接着剤
層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 透明又は半透明の合成樹脂フイルム、インキ
    層、硬質アルミニウム箔、合成樹脂表面被膜層を
    一体に積層してなる基材及び合成樹脂フイルム、
    接着剤層、硬質アルミニウム箔、合成樹脂表面被
    膜層を一体に積層してなる基材をそれぞれ硬質合
    成樹脂発泡体層の表裏面に該合成樹脂表面被膜層
    が発泡体層に合うように一体に積層してなる表面
    化粧サンドイツチパネル。
JP10778980U 1980-07-29 1980-07-29 Expired JPS6116117Y2 (ja)

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JPS5732124U JPS5732124U (ja) 1982-02-19
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JPH0657162B2 (ja) * 1989-04-18 1994-08-03 勝治 赤木
JP4539379B2 (ja) * 2005-03-10 2010-09-08 パナソニック電工株式会社 化粧部材
JP6186631B1 (ja) * 2016-11-30 2017-08-30 日本遮熱株式会社 箱型電気設備の遮熱構造

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