JPS6243790Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6243790Y2 JPS6243790Y2 JP6971282U JP6971282U JPS6243790Y2 JP S6243790 Y2 JPS6243790 Y2 JP S6243790Y2 JP 6971282 U JP6971282 U JP 6971282U JP 6971282 U JP6971282 U JP 6971282U JP S6243790 Y2 JPS6243790 Y2 JP S6243790Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- paper
- metal foil
- panel
- resin film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ハニカムコアを芯材とした温湿度差
に左右されないソリ及びネジレ等の変形の少な
い、襖等に用いるパネル状芯材に関するものであ
る。
に左右されないソリ及びネジレ等の変形の少な
い、襖等に用いるパネル状芯材に関するものであ
る。
従来におけるパネル状芯材としては、発泡プラ
スチツク板の両面に防水被膜として合成樹脂被膜
を形成させたもの（実公昭49ー7470）、あるいは
合成樹脂発泡体の両面に50〜100μの金属箔層を
施したもの（実公昭53ー8208）、あるいは段ボー
ルを複数枚重ね合わせ各段ボール層の間に合成樹
脂フイルム層を介在させ、さらに外側ライナー表
面に合成樹脂透明被膜を施したもの（実公昭53ー
48520）、あるいは各段ボール層ごとに樹脂層と金
属箔層を施したもの（実開昭51ー103844）等が知
られている。これらの構造のうち、防水被膜とし
て合成樹脂被膜を形成させたものでは、防湿性能
の点での配慮がなされておらず、湿度変化による
ソリ変形を防ぐことはできない。又、防湿効果を
有する為には樹脂膜厚が少なくとも200μ以上必
要であり、樹脂層が厚くなると、その為に逆に耐
熱性が低下し、温度変化によるソリ変形が発生し
やすくなる。又、金属箔を50〜100μ両面に貼着
したもの、あるいは各段ボール層ごとに金属箔と
合成樹脂フイルム層を施したものでは、耐熱性あ
るいは防湿性に優れているが、金属箔が厚いある
いは構造が複雑となる為、表面シートが非常に高
価になつてしまうという欠点を有している。
スチツク板の両面に防水被膜として合成樹脂被膜
を形成させたもの（実公昭49ー7470）、あるいは
合成樹脂発泡体の両面に50〜100μの金属箔層を
施したもの（実公昭53ー8208）、あるいは段ボー
ルを複数枚重ね合わせ各段ボール層の間に合成樹
脂フイルム層を介在させ、さらに外側ライナー表
面に合成樹脂透明被膜を施したもの（実公昭53ー
48520）、あるいは各段ボール層ごとに樹脂層と金
属箔層を施したもの（実開昭51ー103844）等が知
られている。これらの構造のうち、防水被膜とし
て合成樹脂被膜を形成させたものでは、防湿性能
の点での配慮がなされておらず、湿度変化による
ソリ変形を防ぐことはできない。又、防湿効果を
有する為には樹脂膜厚が少なくとも200μ以上必
要であり、樹脂層が厚くなると、その為に逆に耐
熱性が低下し、温度変化によるソリ変形が発生し
やすくなる。又、金属箔を50〜100μ両面に貼着
したもの、あるいは各段ボール層ごとに金属箔と
合成樹脂フイルム層を施したものでは、耐熱性あ
るいは防湿性に優れているが、金属箔が厚いある
いは構造が複雑となる為、表面シートが非常に高
価になつてしまうという欠点を有している。
本考案は、これらの欠点を改良し、なおかつ低
コストのパネル状芯材を提供せんとするものであ
る。
コストのパネル状芯材を提供せんとするものであ
る。
本考案を図面に基づいて詳細すれば、は芯材
となるハニカムコアで、表面シート２とラミネー
トの際ハニカムコア面に接着剤を塗布すれば、わ
ずかな接着剤でラミネートできる為に芯材内部に
残留する接着剤水分が非常に少なく、ソリ変形防
止に有効である。は表面紙で、後から襖紙をは
るために必要である。および′は合成樹脂フ
イルム層で、これは、表面紙と金属箔および
厚紙と金属箔の接着剤の役目と金属箔の防食
の役目をはたしており、エクストルーダーラミネ
ートを行なえば、内部の水分量は変化せずソリ防
止に有効である。さらに厚紙の裏面にも同様に
合成樹脂フイルム及び′により金属箔と裏
打紙７をラミネートする。厚紙の両面を防湿する
のは、パネル表裏で温度差が生じた際高温側の厚
紙中の水分が蒸発し、低温側厚紙の表面で結露
し、吸収され、そのため高温側が凹み低温側が凸
れ、その為にパネルがソルのを防止する為で水分
の移行を防止する。
となるハニカムコアで、表面シート２とラミネー
トの際ハニカムコア面に接着剤を塗布すれば、わ
ずかな接着剤でラミネートできる為に芯材内部に
残留する接着剤水分が非常に少なく、ソリ変形防
止に有効である。は表面紙で、後から襖紙をは
るために必要である。および′は合成樹脂フ
イルム層で、これは、表面紙と金属箔および
厚紙と金属箔の接着剤の役目と金属箔の防食
の役目をはたしており、エクストルーダーラミネ
ートを行なえば、内部の水分量は変化せずソリ防
止に有効である。さらに厚紙の裏面にも同様に
合成樹脂フイルム及び′により金属箔と裏
打紙７をラミネートする。厚紙の両面を防湿する
のは、パネル表裏で温度差が生じた際高温側の厚
紙中の水分が蒸発し、低温側厚紙の表面で結露
し、吸収され、そのため高温側が凹み低温側が凸
れ、その為にパネルがソルのを防止する為で水分
の移行を防止する。
以上の構成からなる本考案のパネル状芯材の特
徴は、 １ ハニカムコアを使用する為段ボールを使用し
たものに比べて構造が簡単である。
徴は、 １ ハニカムコアを使用する為段ボールを使用し
たものに比べて構造が簡単である。
２ ハニカムコア表面に接着剤を塗布してラミネ
ートする為パネル内部の水分量が低くなる。
ートする為パネル内部の水分量が低くなる。
３ 金属箔両面に合成樹脂層があるため金属箔が
腐食されにくく、金属箔が薄くても経時によつ
て防湿効果が低下しない。
腐食されにくく、金属箔が薄くても経時によつ
て防湿効果が低下しない。
４ 厚紙両面に防湿層があるため厚紙中の水分移
動がなく、パネル表裏の温度差によるソリが発
生しない。
動がなく、パネル表裏の温度差によるソリが発
生しない。
５ 金属箔によつて防湿効果をもたせる為、合成
樹脂層が薄くてすみ、その為耐熱性が良好であ
る。
樹脂層が薄くてすみ、その為耐熱性が良好であ
る。
（実施例 １）
厚さ12mmのハニカムコアの表裏面に酢酸ビニル
系接着剤を塗布後、30g／m2薄紙／18μポリエチ
レン／10μアルミニウム箔／18μポリエチレン／
240g／m2ライナー紙／18μポリエチレン／10μ
アルミニウム箔／18μポリエチレン／70g／m2ク
ラフト紙の構成からなる表面シートをクラフト紙
面をハニカムコアに向けて貼着して襖用芯材を得
た。
系接着剤を塗布後、30g／m2薄紙／18μポリエチ
レン／10μアルミニウム箔／18μポリエチレン／
240g／m2ライナー紙／18μポリエチレン／10μ
アルミニウム箔／18μポリエチレン／70g／m2ク
ラフト紙の構成からなる表面シートをクラフト紙
面をハニカムコアに向けて貼着して襖用芯材を得
た。
（実施例 ２）
坪量30g／m2のアクリル系樹脂混抄紙にあらか
じめ襖模様の印刷を施した薄紙を表面紙とした実
施例１と同様の構成の表面シートを12mm厚のハニ
カムコア表面にクラフト紙面側をラミネートして
戸襖用芯材を得た。
じめ襖模様の印刷を施した薄紙を表面紙とした実
施例１と同様の構成の表面シートを12mm厚のハニ
カムコア表面にクラフト紙面側をラミネートして
戸襖用芯材を得た。
図面は本考案のパネル状芯材の一実施例を示す
断面図である。 １……ハニカムコア、２……表面シート、３…
…表面紙、４，４′……合成樹脂フイルム層、５
……金属箔、６……厚紙、７……裏打紙。
断面図である。 １……ハニカムコア、２……表面シート、３…
…表面紙、４，４′……合成樹脂フイルム層、５
……金属箔、６……厚紙、７……裏打紙。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 表面シートとして20〜70g／m2表面紙／15〜
30μ合成樹脂フイルム／７〜25μ金属箔／15〜
30μ合成樹脂フイルム／200〜500g／m2厚紙／
15〜30μ合成樹脂フイルム／７〜25μ金属箔／
15〜30μ合成樹脂フイルム／20〜70g／m2裏面
紙の構成からなる表面シートをハニカムコアの
両面にその裏面紙面をハニカムコアに向けて貼
着してなるパネル状芯材。 (2) 表面紙として20〜70g／m2の合成樹脂含有紙
を用いたことを特徴とする実用新案登録請求の
範囲第１項記載のパネル状芯材。 (3) 表面紙にあらかじめ模様印刷を施した紙を用
いたことを特徴とする実用新案登録請求の範囲
第１項及第２項記載のパネル状芯材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6971282U JPS58171335U (ja) | 1982-05-13 | 1982-05-13 | パネル状芯材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6971282U JPS58171335U (ja) | 1982-05-13 | 1982-05-13 | パネル状芯材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58171335U JPS58171335U (ja) | 1983-11-16 |
| JPS6243790Y2 true JPS6243790Y2 (ja) | 1987-11-16 |
Family
ID=30079423
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6971282U Granted JPS58171335U (ja) | 1982-05-13 | 1982-05-13 | パネル状芯材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58171335U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58187433U (ja) * | 1982-06-08 | 1983-12-13 | ワイケイケイ株式会社 | 襖、屏風等の芯材 |
| JP2002273813A (ja) * | 2001-03-19 | 2002-09-25 | Toppan Printing Co Ltd | 多層シート及びそれを用いた多層シート貼着芯材 |
-
1982
- 1982-05-13 JP JP6971282U patent/JPS58171335U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58171335U (ja) | 1983-11-16 |
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