JPS63894Y2 - - Google Patents
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- JPS63894Y2 JPS63894Y2 JP1550280U JP1550280U JPS63894Y2 JP S63894 Y2 JPS63894 Y2 JP S63894Y2 JP 1550280 U JP1550280 U JP 1550280U JP 1550280 U JP1550280 U JP 1550280U JP S63894 Y2 JPS63894 Y2 JP S63894Y2
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- sheet
- urethane resin
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- resin layer
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- Expired
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、建築板に関するものであつて、更に
詳述すれば、基板１の上面に硬質発泡ウレタン樹
脂層２を一体的に設け、ガラスクロス３をアルミ
シート４及びポリエチレンシート５で挾んで一体
化したラミネートシート６を前記硬質発泡ウレタ
ン樹脂層２の上面にポリエチレンシート５層を硬
質発泡ウレタン樹脂層２接触面として一体的に設
けて成る建築板に係るものである。
詳述すれば、基板１の上面に硬質発泡ウレタン樹
脂層２を一体的に設け、ガラスクロス３をアルミ
シート４及びポリエチレンシート５で挾んで一体
化したラミネートシート６を前記硬質発泡ウレタ
ン樹脂層２の上面にポリエチレンシート５層を硬
質発泡ウレタン樹脂層２接触面として一体的に設
けて成る建築板に係るものである。
従来、第１図及び第２図のような塩化ビニル樹
脂板状体のような基板１の上面（裏面）に発泡成
形して硬質発泡ウレタン樹脂層２を形成した場合
に、硬質発泡ウレタン樹脂の収縮により反りが発
生するという問題があつた。また、強度面におい
ても不充分な場合があり、更に硬質発泡ウレタン
樹脂層の裏面からの吸湿により断熱性能を保持で
きないという問題があつた。
脂板状体のような基板１の上面（裏面）に発泡成
形して硬質発泡ウレタン樹脂層２を形成した場合
に、硬質発泡ウレタン樹脂の収縮により反りが発
生するという問題があつた。また、強度面におい
ても不充分な場合があり、更に硬質発泡ウレタン
樹脂層の裏面からの吸湿により断熱性能を保持で
きないという問題があつた。
本考案は上記の点に鑑みなされたものであつ
て、その目的とするところは、硬質発泡ウレタン
樹脂の収縮により反りを防止することができ、折
り曲げ強度が一層大きくなり、硬質発泡ウレタン
樹脂層裏面からの吸湿を防止することができ断熱
性能を保持することができる建築板を提供するに
ある。
て、その目的とするところは、硬質発泡ウレタン
樹脂の収縮により反りを防止することができ、折
り曲げ強度が一層大きくなり、硬質発泡ウレタン
樹脂層裏面からの吸湿を防止することができ断熱
性能を保持することができる建築板を提供するに
ある。
以下図に示す実施例を挙げて本考案を説明す
る。
る。
基板１は第３図に示す如きであつて、硬質塩化
ビニル樹脂で溝型に形成され、その両側縁には相
互に嵌合される接続部７が設けられ、一方の側縁
に軟質塩化ビニル樹脂である目地密閉材８が一体
に形成してある。このような基板１の上面（裏
面）に硬質発泡ウレタン樹脂層２を一体的に設け
てあり、また、硬質発泡ウレタン樹脂層２の上面
には、ガラスクロス３をアルミシート４及びポリ
エチレンシート５で挾んで一体化したラミネート
シート６をそのポリエチレンシート５面を下面側
にして一体的に設けてある〔ポリエチレンシート
５と硬質ウレタン樹脂層２とは強固に接着してい
る〕。しかして、基板１の下面（表面）にはポリ
エステル変性樹脂系、アクリル変性樹脂系、アク
リルエポキシ変性樹脂系塗料のような紫外線硬化
型塗料９を塗装してある。このような紫外線硬化
型塗料９を表面に塗装すると静電気の発生がなく
なり、また表面が汚れ難くなる利点がある。この
ような建築用板を製造するには、たとえば、基板
１の上面に硬質発泡ウレタン樹脂を与え得るウレ
タン樹脂成形材料を吹き付け等で付着させ、ウレ
タン樹脂成形材料の発泡のタイミングに合わせて
前記ラミネートシート６を載置し、上面から押え
ながら発泡を完了させればよい。このようにすれ
ば、硬質発泡ウレタン樹脂は基板１とラミネート
シート６のポリエチレンシート５層の両者に自己
接着により強固に接着される。上記のような本考
案の建築用板は、断熱性、耐水性、施工性に優れ
ていて浴室用天井材に適している。
ビニル樹脂で溝型に形成され、その両側縁には相
互に嵌合される接続部７が設けられ、一方の側縁
に軟質塩化ビニル樹脂である目地密閉材８が一体
に形成してある。このような基板１の上面（裏
面）に硬質発泡ウレタン樹脂層２を一体的に設け
てあり、また、硬質発泡ウレタン樹脂層２の上面
には、ガラスクロス３をアルミシート４及びポリ
エチレンシート５で挾んで一体化したラミネート
シート６をそのポリエチレンシート５面を下面側
にして一体的に設けてある〔ポリエチレンシート
５と硬質ウレタン樹脂層２とは強固に接着してい
る〕。しかして、基板１の下面（表面）にはポリ
エステル変性樹脂系、アクリル変性樹脂系、アク
リルエポキシ変性樹脂系塗料のような紫外線硬化
型塗料９を塗装してある。このような紫外線硬化
型塗料９を表面に塗装すると静電気の発生がなく
なり、また表面が汚れ難くなる利点がある。この
ような建築用板を製造するには、たとえば、基板
１の上面に硬質発泡ウレタン樹脂を与え得るウレ
タン樹脂成形材料を吹き付け等で付着させ、ウレ
タン樹脂成形材料の発泡のタイミングに合わせて
前記ラミネートシート６を載置し、上面から押え
ながら発泡を完了させればよい。このようにすれ
ば、硬質発泡ウレタン樹脂は基板１とラミネート
シート６のポリエチレンシート５層の両者に自己
接着により強固に接着される。上記のような本考
案の建築用板は、断熱性、耐水性、施工性に優れ
ていて浴室用天井材に適している。
なお、本考案において使用する基板１として
は、上記硬質塩化ビニル樹脂製のもの以外に種々
の合成樹脂、木材、金属等の板状体であつても差
支えはないものである。
は、上記硬質塩化ビニル樹脂製のもの以外に種々
の合成樹脂、木材、金属等の板状体であつても差
支えはないものである。
本考案の建築用板は上記のように、硬質樹脂よ
りなる基板の上面に硬質発泡ウレタン樹脂層を一
体的に設け、ガラスクロスをアルミシート及びポ
リエチレンシートで挾んで一体化したラミネート
シートを前記硬質発泡ウレタン樹脂層の上面にポ
リエチレンシート層を硬質発泡ウレタン層接触面
として一体的に設けてあるから、ガラスクロスを
アルミシート及びポリエチレンシートで挾んで一
体化したラミネートシートにより発泡ウレタン樹
脂の収縮による反りが防止され、ラミネートシー
トのポリエチレンシート面が硬質発泡ウレタン樹
脂と一体化されていて建築板の裏面側に存在し、
しかもそのラミネートシートにはガラスクロスが
一体化されているから折り曲げ強度が大きく、ま
た、ラミネートシートが硬質発泡ウレタン樹脂層
裏面からの吸湿を防止し、断熱性能を保持するこ
とができ、更にラミネートシート中のアルミシー
トにより、より一層建築板裏面の断熱性を向上さ
せ得る利点があり、また、硬質発泡ウレタン樹脂
の収縮による反りが防止するとともに折り曲げ強
度を大きくするガラスクロスと、硬質発泡ウレタ
ン樹脂層の裏面からの吸湿を防止するポリエチレ
ンシートと、断熱性を向上させるアルミシートと
を一体化したラミネートシートを硬質発泡ウレタ
ン層の上面に配設しているので、製造が容易にな
つてコストが安くなるという効果があり、また、
補強用部材としてガラスクロスを用いているの
で、ガラスクロスの隙間を通してポリエチレンシ
ートとアルミシートとを接面させて溶着すること
ができ、接着剤を用いることなくラミネートシー
トを形成することができ製造がより簡単になつて
コストが安くなるという効果がある。
りなる基板の上面に硬質発泡ウレタン樹脂層を一
体的に設け、ガラスクロスをアルミシート及びポ
リエチレンシートで挾んで一体化したラミネート
シートを前記硬質発泡ウレタン樹脂層の上面にポ
リエチレンシート層を硬質発泡ウレタン層接触面
として一体的に設けてあるから、ガラスクロスを
アルミシート及びポリエチレンシートで挾んで一
体化したラミネートシートにより発泡ウレタン樹
脂の収縮による反りが防止され、ラミネートシー
トのポリエチレンシート面が硬質発泡ウレタン樹
脂と一体化されていて建築板の裏面側に存在し、
しかもそのラミネートシートにはガラスクロスが
一体化されているから折り曲げ強度が大きく、ま
た、ラミネートシートが硬質発泡ウレタン樹脂層
裏面からの吸湿を防止し、断熱性能を保持するこ
とができ、更にラミネートシート中のアルミシー
トにより、より一層建築板裏面の断熱性を向上さ
せ得る利点があり、また、硬質発泡ウレタン樹脂
の収縮による反りが防止するとともに折り曲げ強
度を大きくするガラスクロスと、硬質発泡ウレタ
ン樹脂層の裏面からの吸湿を防止するポリエチレ
ンシートと、断熱性を向上させるアルミシートと
を一体化したラミネートシートを硬質発泡ウレタ
ン層の上面に配設しているので、製造が容易にな
つてコストが安くなるという効果があり、また、
補強用部材としてガラスクロスを用いているの
で、ガラスクロスの隙間を通してポリエチレンシ
ートとアルミシートとを接面させて溶着すること
ができ、接着剤を用いることなくラミネートシー
トを形成することができ製造がより簡単になつて
コストが安くなるという効果がある。
第１図及び第２図は従来例の建築用板の概略断
面図、第３図は本考案に係る建築用板の一実施例
の概略斜視図、第４図は同上の建築用板に用いる
ラミネートシートの構成を示す分解斜視図であ
る。 １……基板、２……硬質発泡ウレタン樹脂層、
３……ガラスクロス、４……アルミシート、５…
…ポリエチレンシート、６……ラミネートシー
ト。
面図、第３図は本考案に係る建築用板の一実施例
の概略斜視図、第４図は同上の建築用板に用いる
ラミネートシートの構成を示す分解斜視図であ
る。 １……基板、２……硬質発泡ウレタン樹脂層、
３……ガラスクロス、４……アルミシート、５…
…ポリエチレンシート、６……ラミネートシー
ト。
Claims (1)
- 硬質樹脂よりなる基板の上面に硬質発泡ウレタ
ン層を一体的に設け、ガラスクロスをアルミシー
ト及びポリエチレンシートで挾んで一体化したラ
ミネートシートを前記硬質発泡ウレタン樹脂層の
上面にポリエチレンシート層を硬質発泡ウレタン
樹脂層接触面として一体的に設けて成る建築板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1550280U JPS63894Y2 (ja) | 1980-02-09 | 1980-02-09 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1550280U JPS63894Y2 (ja) | 1980-02-09 | 1980-02-09 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56118211U JPS56118211U (ja) | 1981-09-09 |
| JPS63894Y2 true JPS63894Y2 (ja) | 1988-01-11 |
Family
ID=29611951
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1550280U Expired JPS63894Y2 (ja) | 1980-02-09 | 1980-02-09 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63894Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU2004319030A1 (en) * | 2004-05-03 | 2005-11-10 | Metecno S.P.A, | Process for manufacturing insulating panels with polimeric foam and mineral wool |
-
1980
- 1980-02-09 JP JP1550280U patent/JPS63894Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56118211U (ja) | 1981-09-09 |
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