JPH0616727Y2 - パネル - Google Patents
パネルInfo
- Publication number
- JPH0616727Y2 JPH0616727Y2 JP14334588U JP14334588U JPH0616727Y2 JP H0616727 Y2 JPH0616727 Y2 JP H0616727Y2 JP 14334588 U JP14334588 U JP 14334588U JP 14334588 U JP14334588 U JP 14334588U JP H0616727 Y2 JPH0616727 Y2 JP H0616727Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- edge
- core
- edging
- decorative plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、家具、建具等に好適に使用することが出来る
パネルに関するものである。
パネルに関するものである。
[従来の技術] 従来、パネルは木質集成材、ハニカムコア等の芯材の表
面に木板、クロス、紙等の表面化粧材を貼り合わせた後
にその側縁に框材を取り付けて形成し、これを家具の
扉、建具等に使用している。
面に木板、クロス、紙等の表面化粧材を貼り合わせた後
にその側縁に框材を取り付けて形成し、これを家具の
扉、建具等に使用している。
近年では軽量化が求められ、内部に気泡を多量に持つ発
泡材製板材を芯材に用いる構造が多く見られるようにな
った。
泡材製板材を芯材に用いる構造が多く見られるようにな
った。
以下、図面を参照しつつ詳述する。
このパネルの一般的なものとしては、第3図に示すよう
に、芯材1の両側面に紙材5と補強板6とを貼り合わせ
その側縁に框材7を取り付けて化粧板2bにて外表面を
被覆してパネルを形成している。
に、芯材1の両側面に紙材5と補強板6とを貼り合わせ
その側縁に框材7を取り付けて化粧板2bにて外表面を
被覆してパネルを形成している。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、前記のようなパネルは、湿度・温度に対
して無防備であって内部と外部とに差が生じると反り曲
がり等が起き易く、また成形工程では多数層に積層しな
ければならず、さらに角部にあってはR加工など施した
框材7を取り付けその上面に化粧板2bを沿わせて形成
するなど熟練の要る煩わしい工程を必要とする多くの欠
点があった。
して無防備であって内部と外部とに差が生じると反り曲
がり等が起き易く、また成形工程では多数層に積層しな
ければならず、さらに角部にあってはR加工など施した
框材7を取り付けその上面に化粧板2bを沿わせて形成
するなど熟練の要る煩わしい工程を必要とする多くの欠
点があった。
本考案は、この様な反りや捻じれを生じさせることなく
低価格で成形性に優れしかも仕上がりの綺麗なパネルを
提供することを目的としている。
低価格で成形性に優れしかも仕上がりの綺麗なパネルを
提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本考案は、第1図に示すように家具、建具等に用いるパ
ネルであって;端材3を持つ芯材1の表面に金属箔2a
と化粧板2bからなる表面材2を貼合わせ、該表面材2
の裏縁に前記端材3と適当な間隔を持って縁材4を貼着
せしめた後、該間隔部分とその付近の表面材2を曲げ加
工して前記縁材4と端材3とを接合させその裏面に表面
材2を積層したことを特徴としている。
ネルであって;端材3を持つ芯材1の表面に金属箔2a
と化粧板2bからなる表面材2を貼合わせ、該表面材2
の裏縁に前記端材3と適当な間隔を持って縁材4を貼着
せしめた後、該間隔部分とその付近の表面材2を曲げ加
工して前記縁材4と端材3とを接合させその裏面に表面
材2を積層したことを特徴としている。
[作用] 本考案は、上記のような構造によって次に示す優れた作
用を発揮する。
用を発揮する。
すなわち、ここで用いる芯材1は軽量安価な発泡合成樹
脂が適しており、第1図のようにその芯材1の両側面に
金属箔2aを貼合わせることによって中心部材としての
強度を確保し、この表面に化粧板2bを積層することで
パネルの剛性を得ている。
脂が適しており、第1図のようにその芯材1の両側面に
金属箔2aを貼合わせることによって中心部材としての
強度を確保し、この表面に化粧板2bを積層することで
パネルの剛性を得ている。
このパネルの形成において、枠となる端材3を設けると
き、第2図のようにこの端材3の外方に縁材4を適当間
隔を持たせて表面材2に貼着し、該端材3と縁材4間及
びその付近の表面材2を前記端材3と縁材4との部分が
接するように内方に曲げ加工してこれを接着した後その
裏面に表面材2を貼合わせてパネルを完成する。
き、第2図のようにこの端材3の外方に縁材4を適当間
隔を持たせて表面材2に貼着し、該端材3と縁材4間及
びその付近の表面材2を前記端材3と縁材4との部分が
接するように内方に曲げ加工してこれを接着した後その
裏面に表面材2を貼合わせてパネルを完成する。
[実施例] 本考案を実施するに、芯材1に貼合わされる金属箔2a
としては、アルミニウム、銅等様々のものが存在する
が、例えば低価格な鉄材を用いる場合、表面に防錆処理
を施した厚さ50〜100ミクロン程度の厚さのものが
所望の剛性を有し、しかも鋸やナイフで容易に切断する
ことが出来るので好ましい材料となる。
としては、アルミニウム、銅等様々のものが存在する
が、例えば低価格な鉄材を用いる場合、表面に防錆処理
を施した厚さ50〜100ミクロン程度の厚さのものが
所望の剛性を有し、しかも鋸やナイフで容易に切断する
ことが出来るので好ましい材料となる。
また、表面に接着する化粧板2bは、美しい木目模様を
持った突板、あるいは自由な模様が可能な塩化ビニール
製の合成樹脂シートさらには紙化粧板などを挙げること
ができ、この化粧板2bは表側と裏側とが異なる材質を
用いても差し支えない。
持った突板、あるいは自由な模様が可能な塩化ビニール
製の合成樹脂シートさらには紙化粧板などを挙げること
ができ、この化粧板2bは表側と裏側とが異なる材質を
用いても差し支えない。
また、端材3及び縁材4としては、無加工の木材、合板
あるいは木材の細片チップを高温・高圧にて繊維化した
後接着剤で固めて形成する中質繊維板などを用いること
ができ求められる性能・形状によって選択すれば良い。
あるいは木材の細片チップを高温・高圧にて繊維化した
後接着剤で固めて形成する中質繊維板などを用いること
ができ求められる性能・形状によって選択すれば良い。
次に、端材3と縁材4との間隔寸法は、表面材2のバネ
性及び形状維持が成される強度さらに要求R形状によっ
て決定し、その間隔内側の接合部角形状も、第2図のよ
うな円弧を残す形状になすことによって該角部全体の強
度を大きく向上させることも可能となる。
性及び形状維持が成される強度さらに要求R形状によっ
て決定し、その間隔内側の接合部角形状も、第2図のよ
うな円弧を残す形状になすことによって該角部全体の強
度を大きく向上させることも可能となる。
[考案の効果] 以上の説明のように、本考案では角部に自由でスムーズ
なR形状を造形でき、それも広範囲の形成が可能になっ
ている。
なR形状を造形でき、それも広範囲の形成が可能になっ
ている。
さらに、表面材2に切れ目が無いため美しい仕上がりを
持ち、軽量でしかも強度が強く両側面の金属箔2aが内
・外の温度差及び湿度差を遮断する働きをなし反りの発
生を完全に防ぐものとなった。
持ち、軽量でしかも強度が強く両側面の金属箔2aが内
・外の温度差及び湿度差を遮断する働きをなし反りの発
生を完全に防ぐものとなった。
第1図は本考案によって得られるパネルの一実施例を表
した断面図である。第2図は第1図に至る過程を表した
断面図である。第3図は従来のパネルを表した断面図で
ある。 1……芯材、2……表面材、2a……金属箔、2b……
化粧板、3……端材、4……縁材
した断面図である。第2図は第1図に至る過程を表した
断面図である。第3図は従来のパネルを表した断面図で
ある。 1……芯材、2……表面材、2a……金属箔、2b……
化粧板、3……端材、4……縁材
Claims (2)
- 【請求項1】端材3を持つ芯材1の表面に金属箔2aと
化粧板2bからなる表面材2を貼合わせ、該表面材2の
裏縁に前記端材3と適当な間隔を持って縁材4を貼着せ
しめた後、該表面材2を曲げ加工して前記縁材4と端材
3とを接合させその裏面に表面材2を被着して形成した
ことを特徴とするパネル。 - 【請求項2】前記芯材1は発泡合成樹脂からなることを
特徴とした請求項1記載のパネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14334588U JPH0616727Y2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14334588U JPH0616727Y2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0264029U JPH0264029U (ja) | 1990-05-14 |
JPH0616727Y2 true JPH0616727Y2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=31410084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14334588U Expired - Lifetime JPH0616727Y2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0616727Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4623835B2 (ja) * | 2001-01-16 | 2011-02-02 | アイカ工業株式会社 | 曲げ加工品及びその製造方法 |
-
1988
- 1988-10-31 JP JP14334588U patent/JPH0616727Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0264029U (ja) | 1990-05-14 |
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