JP3407296B2 - 芯材および框材 - Google Patents
芯材および框材Info
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- Wing Frames And Configurations (AREA)
Description
り扉、引き扉、開き戸等の建築用扉材あるいはクローゼ
ット収納、玄関収納、キャビネット等の家具用扉に用い
られる框材に関する。
木材が多用されていたが、木材資源の枯渇化に伴い安定
供給が困難になったことにより、また軽量化やコストダ
ウンの要請に応えるため、近年ではこれに代わって、合
板、ハードボード、パーティクルボード、集成材、LV
L、LVB等の比較的強度のある木質系基板、あるいは
それらの複合材を板材状の芯材(基材)とし、表裏に化
粧を施した框材が使用されるようになってきている。
をあけて設けることにより枠組みし、その表裏面を覆う
ように化粧板等を貼着したフラッシュパネル構造の框材
も用いられている。
を固定するためのモールや入子縁が形成された各部材が
固着され、外周面には框材の外側面を隠すための木質材
や合成樹脂からなる化粧板が固着されている。
は強度を有する材料が芯材に用いられているため、芯材
に直接加工を施すことが難しい。このため、上記のよう
に、芯材の側面にモールや化粧板等の部材を取り付けて
框材としているが、部材数が多く、組立が複雑化し、時
間を要し、コストアップの原因となっていた。
境や、その材質等の違いにより、明らかに別物で構成さ
れているものとして見栄えが劣るものであった。
開平9−3173344号が挙げられるが、依然芯材の
側面には直接入子縁等の加工はせず、別部材の入子縁を
取り付けて、化粧シートで芯材と入子縁と覆い貼着し、
一体化したものである。また化粧シートは、芯材の外側
面の木口部で二重貼着されている。これは、芯材の外側
面の木口部は積層体の側面ともなるため、化粧シートが
つきにくく、かつ化粧シートを貼着すると積層の凹凸が
現れるため、化粧シートを二重に貼り合わせた状態にな
っている。このため、化粧シートの張り合わせ面が見
え、見栄えの悪いのものとなり、さらに、その化粧シー
トと化粧シートとの貼着は紙を介在させ、特殊な接着剤
を用いる等、結果的に時間を要し、コスト上昇を免れな
いものとなっている。
に、鏡板を嵌め込むための溝を芯材に達する深さまで切
削するものであるが、芯材は硬質であるため切削に時間
がかかり、また切削加工の際に入子縁が剥離しやすい等
の問題を有している。
問題点を解消することを目的として、より具体的には安
価で、軽量で加工性に富み、組み立てが容易でかつ意匠
的にも優れた芯材および框材を提供することを目的とす
る。
る本発明は、框材を構成する芯材であって、木質繊維板
を複数枚積層した木質繊維板積層体と、単板積層板の一
面に木質繊維板を積層した複合積層体とを、両積層体の
長手方向を平行にし、且つ、複合積層体の単板積層板に
対して木質繊維板積層体の表裏面が垂直に突き合わされ
てなることを特徴とする。
1記載の芯材の表裏面に木質繊維板が積層され、該芯材
の木質繊維板積層体側の側面に切削加工により入子縁が
形成されてなることを特徴とする框材である。
板、硬質繊維板等の木質繊維板(以下、繊維板と呼ぶ)
が用いられるが、好適には中密度木質繊維板(以下、M
DFと呼ぶ)を複数枚積層することにより形成される。
一般に用いられている密度が0.4〜0.8g/cm3
を用いるものとする。
板が実質的に同一の密度を有するものとすることが好ま
しいが、後に框材の内周面(鏡板との嵌合側面)に形成
される入子縁の表裏面に強度を付与したい場合には、芯
材の表裏面に積層される繊維板を密度の高いものとして
も良い。
等が差し込まれる位置に強度を付与したい場合は、該位
置に対応する木質繊維板積層体の中心部に積層される繊
維板を密度の高いものとしても良い。
とし、積層されるすべての繊維板を同一厚さとしても良
いし、あるいは、厚さの異なるものとしても良い。
わせ、また用いる繊維板のそれぞれの厚さによっても変
わるが、一般には2〜6枚程度の範囲とすることが好ま
しい。
し圧縮することにより木質繊維板積層板が形成され、こ
の木質繊維板積層板を長手方向に且つ芯材を構成する大
きさに合わせて任意幅に切断することにより木質繊維板
積層体が形成される。
質材の単板の繊維方向が平行に積層された一般に用いら
れているものを用いる。なお、単板は針葉樹、広葉樹か
らなるもの、またはこれらを混合したものを用いること
ができる。LVLは、框材の芯材としての強度があれば
良いので、−般に用いられているLVLであればその目
的は十分に達成できる。なお、LVLの幅反りを抑制す
るために、クロスバンドを施したLVLを用いても良
い。LVLの厚みは芯材の横幅に合わせて任意に決定す
る。
質繊維板(以下、繊維板と呼ぶ)が積層される。この繊
維板としては、前記木質繊維板積層体に用いられる繊維
板と同様に、MDFが好適に用いられる。また、この繊
維板の厚みは2〜12mm程度が好適である。
圧縮することにより複合積層板が得られ、この複合積層
板を長手方向に且つ芯材を構成する大きさに合わせて任
意幅に切断することにより複合積層体が得られる。
た木質繊維板積層体と複合積層体とを、両積層体の長手
方向を平行にし、且つ、複合積層体のLVLの表層単板
に対して木質繊維板積層体の表裏面を垂直に突き合わせ
ることにより形成される。
面で切断した断面として見た状態で、木質繊維板積層体
の側面(積層面)に複合積層体のLVLの表面が突き合
わされる。
通りである。すなわち、積層体の積層面同士を合わせて
接着すると、互いの積層面が凸凹を有するため、接着面
積が減り、接着強度が落ちてしまう。また、積層面には
積層体を形成する際に用いた接着剤が存在しており、こ
れが積層面同士の接着の際に用いられる接着剤の浸透を
阻害し、接着不良や接着に時間がかかるという問題を有
する。これに対して、本発明が採用する上記の突き合わ
せ態様とする場合は、一方の積層体(複合積層体)にお
いてはLVLの表層単板が積層面(接着面)となるた
め、十分な接着面積が得られ、またこの表層単板の表面
は接着剤が浸透していない滑らかな面であるため接着を
短時間で容易に行うことができる。
合積層体は、木質繊維板積層体の厚さに合わせた幅寸法
に切断して得られるが、この切断面はLVLの単板積層
方向と直交する面であるため、複合積層体を形成するた
めに用いるLVLの厚さを厳密に規定する必要がない。
したがって通常市販されているLVLを用いることがで
き、コスト面での有利性が大きい。
芯材の表裏面にLVLの単板積層面が位置することにな
るが、扉としての用途には十分な強度を発揮することが
できるものであって、何ら問題はない。
積層体の表裏面を垂直に突き合わせることも考えられる
が、このようにすると芯材の外周面に単板が位置するこ
とになり、表面平滑性が悪いため化粧シートとの接着強
度が不十分となり、また、水分の吸放出に伴う寸法変化
が繊維方向と直交する方向においてきわめて大きいため
に化粧シートに割れや破れが生じやすいものとなる。
接着剤を介して各々繊維板を積層する。用いられる繊維
板は、該積層体に用いられた同様の繊維板とし、その厚
みは、2〜12mmの範囲の厚みとする。
が形成され、この框材基材の内側面側に位置する木質繊
維板積層体の側面を切削加工して入子縁および鏡板嵌合
溝を形成する。
層体が配置されており、さらに框基材表裏面も繊維板で
構成されているため、特に繊維板をMDFとした場合
は、入子縁と鏡板嵌合溝の切削加工を容易に且つ同時に
行うことができる。また、入子縁の鏡板嵌合溝や入子縁
を大きくしたい場合は、木質繊維板積層体の切断する幅
を大きくしたり、框材基材の角部を面取りする形で形成
することも可能となり、入子縁が豪華な仕上がりとな
る。
れば、複合積層体の裏面に積層されている繊維板が芯材
の外周面に位置することとなるため、外周面に加工を施
すことも容易である。
貼着することができる。化粧シートは通常使用されるも
ので良く、化粧単板、人工突板、化粧紙、化粧布、化粧
合成樹脂フィルムまたはシート、合成樹脂含浸紙等を用
いることができる。また、アルミ箔等の金属シートや不
織布、クラフト紙等の紙等をあらかじめ化粧シートの裏
面に貼着させたものを用いても良く、あるいは化粧シー
トを框材表面に接着剤により貼着する際にアルミ箔等の
金属シートや不織布、クラフト紙等の紙等を介在させて
も良い。化粧シートは、必要に応じて化粧シート貼着部
分の表面に目止め処理、シーラー処理、サイデイング処
理、下塗り処理等の下地処理を施した後、接着剤または
着色接着剤または両面粘着シートを介して貼着される。
鏡板嵌合溝の片方の側面から框材を捲くようにして、該
鏡板用嵌合溝のもう一方の側面まで周回させて貼着する
ことが好ましい。このようにすることで、鏡板が嵌め込
まれたときに化粧シートの継ぎ目が見えず、綺麗な仕上
がりとなる。このとき、入子縁の鏡板嵌合用溝の内側面
に化粧シートの厚みに応じた段差を欠き込み形成してお
くと、化粧シート貼着作業をスムーズに行うことができ
る。
いることができるが、少なくとも縦框について本発明の
框材を用いることが好ましい。これは、本発明の框材を
縦框に用いて縦勝ちの框組(左右縦框を全長に亘って設
け、それらの間に上下横框を設ける框組態様)で扉を構
成した場合に、十分な強度を有するLVLの部分を、扉
の取手や丁番、引き戸の戸車や引手あるいはクローゼッ
トの吊り金具等の金具類の取付箇所として利用できるた
めである。なお、この場合には、あらかじめ(好適には
芯材を形成した後に)LVLの金具取り付け位置に取付
溝を刻設しておくことが好ましい。
されないが、通常はダボ加工による。ダボ加工は、芯材
もしくは框材を形成した後に行う。
は縦框の両端にホゾを形成し、縦框または横框のホゾ嵌
入位置にホゾ穴を形成する。また、ホゾ穴側の框材のホ
ゾ穴の入子縁は先端が削除され、ホゾ側の框材両端(縦
框)には入子縁を覆う突起が形成される。なお、ホゾお
よびホゾ穴は強度のあるLVLの部分に形成され、入子
縁を覆う突起は加工性に優れた表裏のMDFに形成され
ることとなる。縦框または横框には鏡板差し込み挿入溝
を形成しても良い。
いて形成される框材の一実施例を図面を参照して説明す
る。
m、5.5mmの3枚のMDF1、1、1を接着剤を介
して積層した得た厚さ18mmの木質繊維板積層板2
を、点線で示すように長手方向に35.5mm幅に切断
して、木質繊維板積層体3、3・・・を形成した。
のLVL4の下面に接着剤を介して厚さ4.5mmのM
DF5を積層して得た厚さ34.5mmの複合積層板6
を、点線で示すように長手方向に18mm幅に切断し
て、複合積層体7、7・・・を形成した。
3および7を、それらの長手方向を平行にして、且つ、
木質繊維板積層体3の繊維板積層面が複合積層体7のL
VL4面と接合されるようにして接着剤を介して突き合
わせ、横幅70mm、厚さ18mmの芯材8を形成し
た。
表裏面に厚さ4mmのMDF9、9を接着剤を介して貼
着し、框材10を形成した。
質繊維板積層体3側の側面の表面側より、鏡板嵌合溝1
1を有する入子縁12を横框の接合位置を除いて形成す
ると共に、框材10の反対側の側面の表面側角部を面取
り13加工した。なお、この框材10の横框接合位置に
は接合用のダボ穴を形成した(図示せず)。また、框材
の上面と下面においてLVL4の箇所には、吊り車およ
びピボット金具を挿入する溝を形成した(いずれも図示
せず)。
および裏面側には化粧シート14の厚みに応じた段差
(図示せず)を欠き込み形成し、化粧シート14の貼り
始めの部分および貼り終わりの部分を収容するものとし
た。
ローゼット扉の縦框に用いた。
にMDFを接着剤を介して積層した厚さ18mmの芯材
を框材とし、その上面または下面に、縦框と同様の鏡板
嵌合溝を有する入子縁を形成した。また、この框材の両
側面には、縦框と同位置にダボ穴を形成した。
様の化粧シート14を貼着した(図6)。化粧シート1
4の貼着は、化粧シート14の裏面に接着剤を塗布し、
クラフト紙(図示せず)を介して框材に貼着することに
より行った。その際、化粧シート14の両端部を、鏡板
嵌合溝11の内側面に形成した前記段差に収容するよう
にして位置決めした。
ートを貼着して得た鏡板17を縦框10および横框16
の各々内周面に形成した入子縁12に嵌合挿入し、縦框
10および横框16のダボ穴にダボを嵌入して組み立
て、さらに、縦框10の上面と下面に形成した金具挿入
溝に吊り車およびピボット金具を取り付けて、クローゼ
ット扉15(図7)が形成された。
DFからなり、軽量且つ安価に製造することができる。
で、四周表面に切削加工等を施すことが容易であると共
に、框材の内周面を切削加工して入子縁を形成すること
ができるため、別部材として用意した入子縁を取り付け
る手間が省け、框材製造の時間的を短縮できる。
ため、椅麗な仕上がりとなる。
に用いられる木質繊維板積層体の作製要領を示す斜視図
である。
の作成要領を示す斜視図である。
と図2に示す作成要領にて得た複合積層体とを所定の突
き合わせ態様にて突き合わせて得られる芯材を示す断面
図である。
られる框材を示す断面図である。
のを示す断面図である。
を示す断面図である。
ゼット扉を示す正面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】框材を構成する芯材であって、木質繊維板
を複数枚積層した木質繊維板積層体と、単板積層板の一
面に木質繊維板を積層した複合積層体とを、両積層体の
長手方向を平行にし、且つ、複合積層体の単板積層板に
対して木質繊維板積層体の表裏面が垂直に突き合わされ
てなることを特徴とする芯材。 - 【請求項2】請求項1記載の芯材の表裏面に木質繊維板
が積層され、該芯材の木質繊維板積層体側の側面に切削
加工により入子縁が形成されてなることを特徴とする框
材。
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