JPH11131923A - ドア框 - Google Patents
ドア框Info
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- JPH11131923A JPH11131923A JP9312714A JP31271497A JPH11131923A JP H11131923 A JPH11131923 A JP H11131923A JP 9312714 A JP9312714 A JP 9312714A JP 31271497 A JP31271497 A JP 31271497A JP H11131923 A JPH11131923 A JP H11131923A
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- Japan
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- board
- frame
- core
- door frame
- wood
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- Wing Frames And Configurations (AREA)
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】反りや寸法変化が小さく、低コストで製造する
ことのできるドア框を提供する。 【解決手段】中間材Aと、この中間材Aの表面及び裏面
にそれぞれ接着剤を介して積層された心板Bと、この心
板Bの外面に接着剤(図示せず)を介して積層された木
質板Cと、この木質板Cの外面に接着剤を介して積層さ
れた突板等からなる表面化粧板Dとから構成された板材
を、その芯板Bの繊維方向が長手方向に向くような位置
関係となるように用いてドア框を形成する。
ことのできるドア框を提供する。 【解決手段】中間材Aと、この中間材Aの表面及び裏面
にそれぞれ接着剤を介して積層された心板Bと、この心
板Bの外面に接着剤(図示せず)を介して積層された木
質板Cと、この木質板Cの外面に接着剤を介して積層さ
れた突板等からなる表面化粧板Dとから構成された板材
を、その芯板Bの繊維方向が長手方向に向くような位置
関係となるように用いてドア框を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、木質ドアのドア
框、特に、反りや寸法変化が小さく、低コストで製造す
ることのできるドア框に関する。
框、特に、反りや寸法変化が小さく、低コストで製造す
ることのできるドア框に関する。
【0002】
【従来の技術】原木の枯渇等によって、木質ドア等の建
具をムク材によって組み立てることが困難になってきて
おり、最近では、枠状に形成された心材に表面材を張り
付けたいわゆるフラッシュパネルが、木質ドアの縦框、
上框及び下框等の框材として頻繁に使用されるようにな
っている。
具をムク材によって組み立てることが困難になってきて
おり、最近では、枠状に形成された心材に表面材を張り
付けたいわゆるフラッシュパネルが、木質ドアの縦框、
上框及び下框等の框材として頻繁に使用されるようにな
っている。
【0003】しかしながら、上述したフラッシュパネル
は、構造上内部が空洞になっているため、接触時の音に
重量感がなく、フラッシュパネルによって形成されたド
ア框を有する木質ドア等の建具は、高級感に欠けるとい
った欠点があった。
は、構造上内部が空洞になっているため、接触時の音に
重量感がなく、フラッシュパネルによって形成されたド
ア框を有する木質ドア等の建具は、高級感に欠けるとい
った欠点があった。
【0004】そこで、上述したフラッシュパネルに代わ
るものとして、製材、床材の廃材によって形成される複
数の細材(ムク材)を、その長手方向に沿うように並列
的に並べて心板を形成し、この心板の表面に種々の木質
板を貼着した、ランバーコアー合板(ラミンボード、ブ
ロックボード、バッテンボード)等のパネルや、単板積
層材が木質ドアの框材として使用されている。
るものとして、製材、床材の廃材によって形成される複
数の細材(ムク材)を、その長手方向に沿うように並列
的に並べて心板を形成し、この心板の表面に種々の木質
板を貼着した、ランバーコアー合板(ラミンボード、ブ
ロックボード、バッテンボード)等のパネルや、単板積
層材が木質ドアの框材として使用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したラン
バーコアー合板等のパネルや単板積層材は、通常、心板
を構成する複数の細材や、単板を構成する木材薄板が接
着剤によって相互に接着されているため、それぞれの細
材や木材薄板の膨張及び収縮によってパネル全体にそり
が生じやすく、このようなパネルによって形成された框
を有する木質ドアにも同様のそりや寸法変化が発生する
といった問題があった。
バーコアー合板等のパネルや単板積層材は、通常、心板
を構成する複数の細材や、単板を構成する木材薄板が接
着剤によって相互に接着されているため、それぞれの細
材や木材薄板の膨張及び収縮によってパネル全体にそり
が生じやすく、このようなパネルによって形成された框
を有する木質ドアにも同様のそりや寸法変化が発生する
といった問題があった。
【0006】また、ランバーコアー合板の場合は、細材
同士の接着に手間がかかるため、パネル自体の製造コス
トが高くなると共に、使用する接着剤の分だけ、パネル
の重量が大きくなるといった問題もあった。
同士の接着に手間がかかるため、パネル自体の製造コス
トが高くなると共に、使用する接着剤の分だけ、パネル
の重量が大きくなるといった問題もあった。
【0007】そこで、この発明の課題は、反りや寸法変
化が小さく、低コストで製造することのできるドア框を
提供することにある。
化が小さく、低コストで製造することのできるドア框を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、非接着状態で並設された複数の細材に
よって形成される心板の表裏面に接着剤を介して木質板
が積層された板材を、その芯板の繊維方向が長手方向に
向くような位置関係となるように用いて、所定形状に形
成したドア框を提供するものである。
め、この発明は、非接着状態で並設された複数の細材に
よって形成される心板の表裏面に接着剤を介して木質板
が積層された板材を、その芯板の繊維方向が長手方向に
向くような位置関係となるように用いて、所定形状に形
成したドア框を提供するものである。
【0009】以上のように構成されたドア框は、心板を
構成する複数の細材が相互に接着されていないので、経
時的使用における細材の膨張、収縮が吸収され、框全体
の反り、ひいては木質ドア全体の反りを小さく抑えるこ
とができる。
構成する複数の細材が相互に接着されていないので、経
時的使用における細材の膨張、収縮が吸収され、框全体
の反り、ひいては木質ドア全体の反りを小さく抑えるこ
とができる。
【0010】また、芯板の繊維方向が長手方向に向くよ
うな位置関係となるように板材が用いられているので、
反りやねじれが特に大きく現れるドア框の長手方向にお
ける寸法変化を抑えながら、ドア框の長手方向の強度を
大きくすることができる。
うな位置関係となるように板材が用いられているので、
反りやねじれが特に大きく現れるドア框の長手方向にお
ける寸法変化を抑えながら、ドア框の長手方向の強度を
大きくすることができる。
【0011】さらに、複数の細材によって形成される心
板が使用されているので、フラッシュパネル製のドア框
より強度が大きくなると共に、接触時の音に重量感があ
るので、高級感を持たせながらランバーコア合板製のド
ア框より軽量にすることができる。
板が使用されているので、フラッシュパネル製のドア框
より強度が大きくなると共に、接触時の音に重量感があ
るので、高級感を持たせながらランバーコア合板製のド
ア框より軽量にすることができる。
【0012】また、ドア框の厚みが大きい場合は、複数
の細材が非接着状態で並設されることによって形成され
た複数の心板を中間材を介して相互に接着することによ
り積層し、最外層の前記心板の外面に接着剤を介して木
質板を積層してなる板材を、その芯板の繊維方向が長手
方向に向くような位置関係となるように用いて、所定形
状に形成すると、サイズ面で制限を受ける廃材を、細材
の形成材料として有効に利用することができる。
の細材が非接着状態で並設されることによって形成され
た複数の心板を中間材を介して相互に接着することによ
り積層し、最外層の前記心板の外面に接着剤を介して木
質板を積層してなる板材を、その芯板の繊維方向が長手
方向に向くような位置関係となるように用いて、所定形
状に形成すると、サイズ面で制限を受ける廃材を、細材
の形成材料として有効に利用することができる。
【0013】前記木質板としては、木材薄板や合板を採
用することができ、木材薄板を使用する場合は、その木
材薄板の繊維方向と前記心板の繊維方向とが相互に異な
るように、前記木材薄板を前記心板に積層しておくと、
心板の繊維方向と異なる繊維方向の強度をさらに大きく
することができる。また、木質板として合板を使用する
場合は、その合板を構成する複数の板材のうち心板に隣
接する板材の繊維方向と心板の繊維方向とが相互に直交
するように、合板を心板に積層しておくと、反りやねじ
れによる寸法変化を小さくすることができると共に心板
の繊維方向に直交する方向の強度が向上するので望まし
い。
用することができ、木材薄板を使用する場合は、その木
材薄板の繊維方向と前記心板の繊維方向とが相互に異な
るように、前記木材薄板を前記心板に積層しておくと、
心板の繊維方向と異なる繊維方向の強度をさらに大きく
することができる。また、木質板として合板を使用する
場合は、その合板を構成する複数の板材のうち心板に隣
接する板材の繊維方向と心板の繊維方向とが相互に直交
するように、合板を心板に積層しておくと、反りやねじ
れによる寸法変化を小さくすることができると共に心板
の繊維方向に直交する方向の強度が向上するので望まし
い。
【0014】なお、前記中間材としては、木質板の他、
紙やシートを使用することもでき、特に、紙を使用する
場合は、剛性を備えた樹脂含浸紙等の特殊紙を使用する
と、強度が増すのでより好ましい。
紙やシートを使用することもでき、特に、紙を使用する
場合は、剛性を備えた樹脂含浸紙等の特殊紙を使用する
と、強度が増すのでより好ましい。
【0015】また、前記木質板の表面に表面化粧板が積
層されている板材を使用してドア框を形成することもで
きる。
層されている板材を使用してドア框を形成することもで
きる。
【0016】また、前記心板を構成する細材を、スマウ
ス、バルサ、ファルカタ、スギというような低比重の木
材によって形成しておくと、ドア框全体を軽量にするこ
とができるので望ましい。
ス、バルサ、ファルカタ、スギというような低比重の木
材によって形成しておくと、ドア框全体を軽量にするこ
とができるので望ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態について図面を
参照して説明する。図1に示すように、この木質ドア1
は、左右一対の縦框10と、この縦框10を上、中、下
の3ヶ所で相互に連結する横上框20、横中框30、横
下框40と、前記縦框10及び横上框20、横中框3
0、横下框40によって形成される開口部に嵌め込まれ
る2枚の鏡板50とから構成されている。
参照して説明する。図1に示すように、この木質ドア1
は、左右一対の縦框10と、この縦框10を上、中、下
の3ヶ所で相互に連結する横上框20、横中框30、横
下框40と、前記縦框10及び横上框20、横中框3
0、横下框40によって形成される開口部に嵌め込まれ
る2枚の鏡板50とから構成されている。
【0018】前記縦框10は、図2及び図4に示すよう
に、前記横上框20、横中框30、横下框40及び鏡板
50との結合面に前記横上框20、横中框30、横下框
40にそれぞれ形成されたサネ及び鏡板50を嵌め込む
ための嵌合溝10aが形成されていると共にその嵌合溝
10aの両側にムク材によって形成されたモール材10
bが接着剤を介して固着されている。また、前記横上框
20等との結合面の反対側の端面には、厚さ0.5mm
の木材薄板10cが接着剤によって貼着されている。
に、前記横上框20、横中框30、横下框40及び鏡板
50との結合面に前記横上框20、横中框30、横下框
40にそれぞれ形成されたサネ及び鏡板50を嵌め込む
ための嵌合溝10aが形成されていると共にその嵌合溝
10aの両側にムク材によって形成されたモール材10
bが接着剤を介して固着されている。また、前記横上框
20等との結合面の反対側の端面には、厚さ0.5mm
の木材薄板10cが接着剤によって貼着されている。
【0019】この縦框10は、同図に示すように、中間
材Aと、この中間材Aの表面及び裏面にそれぞれ接着剤
(図示せず)を介して積層された心板Bと、この心板B
の外面に接着剤(図示せず)を介して積層された木質板
Cと、この木質板Cの外面に接着剤(図示せず)を介し
て積層された突板等からなる表面化粧板Dとから構成さ
れた板材によって形成されている。
材Aと、この中間材Aの表面及び裏面にそれぞれ接着剤
(図示せず)を介して積層された心板Bと、この心板B
の外面に接着剤(図示せず)を介して積層された木質板
Cと、この木質板Cの外面に接着剤(図示せず)を介し
て積層された突板等からなる表面化粧板Dとから構成さ
れた板材によって形成されている。
【0020】前記中間材Aは、厚さ3mmの木材薄板に
よって形成されており、その繊維方向が前記心板B(細
材b)の繊維方向と直交するように配設されている。な
お、この中間材Aとしては、上述した木材薄板以外に3
プライ合板等の合板を使用することもでき、3プライ合
板を使用する場合は、その3プライ合板を構成する3枚
の板材のうち心板Bに隣接する板材の繊維方向と心板B
の繊維方向とが相互に直交するように、心板Bに積層し
ておくと、反りやねじれによる寸法変化を小さくするこ
とができると共に心板Bの繊維方向に直交する方向の強
度が向上するので望ましい。
よって形成されており、その繊維方向が前記心板B(細
材b)の繊維方向と直交するように配設されている。な
お、この中間材Aとしては、上述した木材薄板以外に3
プライ合板等の合板を使用することもでき、3プライ合
板を使用する場合は、その3プライ合板を構成する3枚
の板材のうち心板Bに隣接する板材の繊維方向と心板B
の繊維方向とが相互に直交するように、心板Bに積層し
ておくと、反りやねじれによる寸法変化を小さくするこ
とができると共に心板Bの繊維方向に直交する方向の強
度が向上するので望ましい。
【0021】前記心板Bは、複数の細材bが非接着の状
態で並設されたものであり、製造過程においては、並設
された複数の細材b全体を糸(図示せず)によって縛る
ことで、平板構造が維持されている。この心板Bを構成
する細材bとしては、スマウス(比重:0.26〜0.
41)、バルサ(比重:0.10〜0.17)、ファル
カタ(比重:0.3〜0.4)の南洋材、さらには、ス
ギ(比重:0.38)というような低比重の木材が使用
される。なお、この心板Bの厚さは11.5mmであ
る。
態で並設されたものであり、製造過程においては、並設
された複数の細材b全体を糸(図示せず)によって縛る
ことで、平板構造が維持されている。この心板Bを構成
する細材bとしては、スマウス(比重:0.26〜0.
41)、バルサ(比重:0.10〜0.17)、ファル
カタ(比重:0.3〜0.4)の南洋材、さらには、ス
ギ(比重:0.38)というような低比重の木材が使用
される。なお、この心板Bの厚さは11.5mmであ
る。
【0022】前記木質板Cとしては、厚さ3mmの木材
薄板が使用されており、その繊維方向が前記心板B(細
材b)の繊維方向と直交している。なお、この木質板C
は、上述した木材薄板以外に合板、MDF、ハードボー
ド等を使用することもできる。
薄板が使用されており、その繊維方向が前記心板B(細
材b)の繊維方向と直交している。なお、この木質板C
は、上述した木材薄板以外に合板、MDF、ハードボー
ド等を使用することもできる。
【0023】前記表面化粧板Dの突板としては、厚さ
0.5mm程度のナラ材等が使用されるが、突板以外に
化粧紙等を使用することもできる。
0.5mm程度のナラ材等が使用されるが、突板以外に
化粧紙等を使用することもできる。
【0024】この縦框10は、上述した構成の板材を、
前記心板Bの繊維方向が長手方向を向くような位置関
係、即ち心板B(細材b)の繊維方向が木質ドア1の上
下方向を向くように用いて、上述したような形状に加工
されている。
前記心板Bの繊維方向が長手方向を向くような位置関
係、即ち心板B(細材b)の繊維方向が木質ドア1の上
下方向を向くように用いて、上述したような形状に加工
されている。
【0025】前記横上框20、横中框30、横下框40
は、図3(a)、(b)、(c)に示すように、前記鏡
板50との結合面に前記鏡板50を嵌め込むための嵌合
溝20a、30a、40aが形成されていると共にその
嵌合溝20a、30a、40aの両側にムク材によって
形成されたモール材20b、30b、40bが接着剤を
介して固着されており、図4に示すように、前記縦框1
0との結合面には前記縦框10に形成された嵌合溝10
aに嵌め込まれるサネ20c(横中框30及び横下框4
0についてもサネ部分は同一構成ゆえ、図は省略し
た。)が形成されている。また、前記横上框20の上端
面及び横下框40の下端面には、前記たて框と同様に、
厚さ0.5mmの木材薄板20d、40dが接着剤によ
って貼着されている。
は、図3(a)、(b)、(c)に示すように、前記鏡
板50との結合面に前記鏡板50を嵌め込むための嵌合
溝20a、30a、40aが形成されていると共にその
嵌合溝20a、30a、40aの両側にムク材によって
形成されたモール材20b、30b、40bが接着剤を
介して固着されており、図4に示すように、前記縦框1
0との結合面には前記縦框10に形成された嵌合溝10
aに嵌め込まれるサネ20c(横中框30及び横下框4
0についてもサネ部分は同一構成ゆえ、図は省略し
た。)が形成されている。また、前記横上框20の上端
面及び横下框40の下端面には、前記たて框と同様に、
厚さ0.5mmの木材薄板20d、40dが接着剤によ
って貼着されている。
【0026】前記横上框20、横中框30、横下框40
は、図3(a)、(b)、(c)に示すように、前記縦
框10と同様の構成を有する板材によって形成されてお
り、前記心板Bの繊維方向が長手方向を向くような位置
関係、即ち心板B(細材b)の繊維方向が木質ドア1の
左右方向を向くように用いて、上述したような形状に加
工されている。
は、図3(a)、(b)、(c)に示すように、前記縦
框10と同様の構成を有する板材によって形成されてお
り、前記心板Bの繊維方向が長手方向を向くような位置
関係、即ち心板B(細材b)の繊維方向が木質ドア1の
左右方向を向くように用いて、上述したような形状に加
工されている。
【0027】なお、図4に示すように、横上框20、横
中框30、横下框40の厚みは、縦框10に比べて若干
小さいが、これは中間材A及び木質板Cの厚さで調整さ
れている。具体的には、横上框20、横中框30、横下
框40を構成する中間材A及び木質板Cの厚みは2mm
である。
中框30、横下框40の厚みは、縦框10に比べて若干
小さいが、これは中間材A及び木質板Cの厚さで調整さ
れている。具体的には、横上框20、横中框30、横下
框40を構成する中間材A及び木質板Cの厚みは2mm
である。
【0028】また、前記縦框10と前記横上框20、横
中框30、横下框40とは、縦框10の嵌合溝10aに
横上框20、横中框30、横下框40のサネ20c等を
それぞれ嵌め込むと共に縦框10と横上框20、横中框
30、横下框40との双方に形成されたダボ穴(図示せ
ず)にダボ(図示せず)を嵌入することにより結合され
ており、縦框10、横上框20、横中框30、横下框4
0及び鏡板50を組み付けて木質ドア1を形成したとき
に露出する各框及び鏡板の表面には塗装が施されてい
る。
中框30、横下框40とは、縦框10の嵌合溝10aに
横上框20、横中框30、横下框40のサネ20c等を
それぞれ嵌め込むと共に縦框10と横上框20、横中框
30、横下框40との双方に形成されたダボ穴(図示せ
ず)にダボ(図示せず)を嵌入することにより結合され
ており、縦框10、横上框20、横中框30、横下框4
0及び鏡板50を組み付けて木質ドア1を形成したとき
に露出する各框及び鏡板の表面には塗装が施されてい
る。
【0029】以上のように構成された縦框10及び横上
框20、横中框30、横下框40は、上述したように、
心板Bを構成する複数の細材bが相互に接着されていな
いので、それぞれの細材bが個別に膨張、収縮した場合
でも、その膨張、収縮による応力が分散され、縦框10
及び横上框20、横中框30、横下框40の反りや寸法
変化を小さく抑えることができ、ひいては木質ドア1全
体の反りや寸法変化を小さく抑えることができる。
框20、横中框30、横下框40は、上述したように、
心板Bを構成する複数の細材bが相互に接着されていな
いので、それぞれの細材bが個別に膨張、収縮した場合
でも、その膨張、収縮による応力が分散され、縦框10
及び横上框20、横中框30、横下框40の反りや寸法
変化を小さく抑えることができ、ひいては木質ドア1全
体の反りや寸法変化を小さく抑えることができる。
【0030】また、心板Bの製造に際して、前記細材b
に対する接着剤の塗布工程を必要としないので、心板B
の製造が容易に行えると共に、細材同士を接着剤によっ
て相互に接着した板材を使用した従来のドア框に比べて
軽量のドア框を安価に製造することができる。
に対する接着剤の塗布工程を必要としないので、心板B
の製造が容易に行えると共に、細材同士を接着剤によっ
て相互に接着した板材を使用した従来のドア框に比べて
軽量のドア框を安価に製造することができる。
【0031】また、中間材Aに2枚の心板Bを積層する
ことによって框の厚みを大きくしたため、厚みの大きい
1枚の心板を使用することによって框の厚みを大きくす
る場合に比べて、使用する細材の厚みを必要以上に大き
くする必要がなく、細材の形成材料として、サイズ面で
制限を受ける廃材を有効に利用することができる。
ことによって框の厚みを大きくしたため、厚みの大きい
1枚の心板を使用することによって框の厚みを大きくす
る場合に比べて、使用する細材の厚みを必要以上に大き
くする必要がなく、細材の形成材料として、サイズ面で
制限を受ける廃材を有効に利用することができる。
【0032】また、心板Bの繊維方向が框の長手方向に
向くように、板材が用いられているため、反りやねじれ
が特に大きく現れる長手方向における寸法変化を抑えな
がら、各框の長手方向、即ち縦框10では木質ドア1の
上下方向、横上框20、横中框30、横下框40では木
質ドア1の左右方向の強度を大きくすることができる。
向くように、板材が用いられているため、反りやねじれ
が特に大きく現れる長手方向における寸法変化を抑えな
がら、各框の長手方向、即ち縦框10では木質ドア1の
上下方向、横上框20、横中框30、横下框40では木
質ドア1の左右方向の強度を大きくすることができる。
【0033】また、前記中間材Aが2枚の心板Bの間に
挟み込まれているので、框全体の強度が増すと共に、心
板Bに隣接して設けられた中間材Aや木質板Cの繊維方
向が、心板Bの繊維方向と直交しているので、心板Bの
繊維方向と直角方向、即ち各框の短手方向の強度が大き
くなる。
挟み込まれているので、框全体の強度が増すと共に、心
板Bに隣接して設けられた中間材Aや木質板Cの繊維方
向が、心板Bの繊維方向と直交しているので、心板Bの
繊維方向と直角方向、即ち各框の短手方向の強度が大き
くなる。
【0034】さらに、複数の細材bを並設することに起
因してそれぞれの心板Bに形成される凹凸を、中間材A
によって個別に吸収することができるので、複数の心板
Bを直接積層することによって増幅される凹凸を効果的
に抑えることができ、凹凸のない美しい框表面を得るこ
とができる。
因してそれぞれの心板Bに形成される凹凸を、中間材A
によって個別に吸収することができるので、複数の心板
Bを直接積層することによって増幅される凹凸を効果的
に抑えることができ、凹凸のない美しい框表面を得るこ
とができる。
【0035】なお、上述した実施形態では、縦框及び横
框の双方を、中間材Aの表裏両面に心板Bが積層された
板材を用いて形成しているが、框の厚みが小さい場合
は、図5に示すように、複数の細材bが非接着状態で並
設された心板Bの表裏両面に3プライ合板からなる木質
板Cを接着剤を介して積層し、さらにその木質板Cの表
面に化粧単板Dを積層した板材によって形成することも
できる。但し、その場合でも、心板B(細材b)の繊維
方向は、形成しようとする框の長手方向に向くような位
置関係となるように使用しなければならないことはいう
までもない。また、木質板Cとしての3プライ合板は、
その3プライ合板を構成する3枚の板材のうち心板Bに
隣接する板材の繊維方向と心板Bの繊維方向とが相互に
直交するように、心板Bに積層しておくと、反りやねじ
れによる寸法変化を小さくすることができると共に心板
Bの繊維方向に直交する方向の強度が向上するので望ま
しい。
框の双方を、中間材Aの表裏両面に心板Bが積層された
板材を用いて形成しているが、框の厚みが小さい場合
は、図5に示すように、複数の細材bが非接着状態で並
設された心板Bの表裏両面に3プライ合板からなる木質
板Cを接着剤を介して積層し、さらにその木質板Cの表
面に化粧単板Dを積層した板材によって形成することも
できる。但し、その場合でも、心板B(細材b)の繊維
方向は、形成しようとする框の長手方向に向くような位
置関係となるように使用しなければならないことはいう
までもない。また、木質板Cとしての3プライ合板は、
その3プライ合板を構成する3枚の板材のうち心板Bに
隣接する板材の繊維方向と心板Bの繊維方向とが相互に
直交するように、心板Bに積層しておくと、反りやねじ
れによる寸法変化を小さくすることができると共に心板
Bの繊維方向に直交する方向の強度が向上するので望ま
しい。
【0036】また、ドア框の形成材料としての板材につ
いては、上述したように、その心板Bを構成する細材b
として低比重の木材を使用すると、ドア框全体を軽量に
することができるので望ましいが、各框のサネ20c等
の部分や嵌合溝10a、20a、30a、40a部分は
強度が要求されるので、サネ加工や溝加工を行う部分の
細材bについては、高比重の木材を使用することがより
好ましい。高比重の木材としては、ニレ(比重:0.5
5)、ナラ(比重:0.67)、サクラ(比重:0.6
2)、ブナ(比重:0.69)等が挙げられる。
いては、上述したように、その心板Bを構成する細材b
として低比重の木材を使用すると、ドア框全体を軽量に
することができるので望ましいが、各框のサネ20c等
の部分や嵌合溝10a、20a、30a、40a部分は
強度が要求されるので、サネ加工や溝加工を行う部分の
細材bについては、高比重の木材を使用することがより
好ましい。高比重の木材としては、ニレ(比重:0.5
5)、ナラ(比重:0.67)、サクラ(比重:0.6
2)、ブナ(比重:0.69)等が挙げられる。
【0037】また、上述した実施形態では、縦框及び横
框を備えた木質ドア1について説明したが、横框が存在
せず、縦框と鏡板のみによって形成される木質ドアにつ
いても、上述した縦框10を使用することができる。
框を備えた木質ドア1について説明したが、横框が存在
せず、縦框と鏡板のみによって形成される木質ドアにつ
いても、上述した縦框10を使用することができる。
【0038】
【発明の効果】以上のように、請求項1ないし請求項6
に記載のドア框は、心板を構成する複数の細材が相互に
接着されていないので、経時的使用における細材の膨
張、収縮が吸収され、ドア框全体の反りや寸法変化、ひ
いてはドア全体の反りや寸法変化を小さく抑えることが
できる。
に記載のドア框は、心板を構成する複数の細材が相互に
接着されていないので、経時的使用における細材の膨
張、収縮が吸収され、ドア框全体の反りや寸法変化、ひ
いてはドア全体の反りや寸法変化を小さく抑えることが
できる。
【0039】また、心板の製造に際して、細材の接着工
程が不要になると共に接着剤を使用しないので、軽量の
ドア框を安価に製造することができる。
程が不要になると共に接着剤を使用しないので、軽量の
ドア框を安価に製造することができる。
【図1】この発明にかかる一実施形態である木質ドアを
示す正面図である。
示す正面図である。
【図2】同上の縦框を示す横断面図である。
【図3】(a)は横上框を示す縦断面図、(b)は横中
框を示す縦断面図、(c)は横下框を示す縦断面図であ
る。
框を示す縦断面図、(c)は横下框を示す縦断面図であ
る。
【図4】図1のX−X線に沿った部分断面図である。
【図5】框の形成材料として使用される他の板材の構造
を示す断面図である。
を示す断面図である。
1 木質ドア 10 縦框 20 横上框 30 横中框 40 横下框 50 鏡板 A 中間材 B 心板 b 細材 C 木質板 D 表面化粧板
Claims (6)
- 【請求項1】 非接着状態で並設された複数の細材によ
って形成される心板の表裏面に接着剤を介して木質板が
積層された板材を、その芯板の繊維方向が長手方向に向
くような位置関係となるように用いて、所定形状に形成
したドア框。 - 【請求項2】 複数の細材が非接着状態で並設されるこ
とによって形成された複数の心板を中間材を介して相互
に接着することにより積層し、最外層の前記心板の外面
に接着剤を介して木質板を積層してなる板材を、その芯
板の繊維方向が長手方向に向くような位置関係となるよ
うに用いて、所定形状に形成したドア框。 - 【請求項3】 前記木質板として木材薄板を使用し、 その木材薄板の繊維方向と前記心板の繊維方向とが相互
に異なるように、前記木材薄板を前記心板に積層した請
求項1または2に記載のドア框。 - 【請求項4】 前記木質板として合板を使用した請求項
1または2に記載のドア框。 - 【請求項5】 前記板材は、前記木質板の表面に表面化
粧板が積層されている請求項1、2、3または4に記載
のドア框。 - 【請求項6】 前記細材が、低比重の木材によって形成
されている請求項1、2、3、4または5に記載のドア
框。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9312714A JPH11131923A (ja) | 1997-10-28 | 1997-10-28 | ドア框 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9312714A JPH11131923A (ja) | 1997-10-28 | 1997-10-28 | ドア框 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11131923A true JPH11131923A (ja) | 1999-05-18 |
Family
ID=18032550
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9312714A Pending JPH11131923A (ja) | 1997-10-28 | 1997-10-28 | ドア框 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11131923A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001280015A (ja) * | 2000-03-29 | 2001-10-10 | Noda Corp | 芯材および框材 |
| JP2003227274A (ja) * | 2002-02-01 | 2003-08-15 | Daiken Trade & Ind Co Ltd | 框 材 |
| JP2003313778A (ja) * | 2002-04-23 | 2003-11-06 | Sekisui Chem Co Ltd | アレルゲン低減化不織布 |
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| JP2004174795A (ja) * | 2002-11-26 | 2004-06-24 | Ibiken Kk | 平滑安定ドア |
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| JP2009174214A (ja) * | 2008-01-25 | 2009-08-06 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 建具用パネル |
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-
1997
- 1997-10-28 JP JP9312714A patent/JPH11131923A/ja active Pending
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