JP3058082U - ド ア - Google Patents
ド アInfo
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- JP3058082U JP3058082U JP1998007547U JP754798U JP3058082U JP 3058082 U JP3058082 U JP 3058082U JP 1998007547 U JP1998007547 U JP 1998007547U JP 754798 U JP754798 U JP 754798U JP 3058082 U JP3058082 U JP 3058082U
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- JP
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- frame
- door
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- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本考案はドアに関し、特に家屋内に装備され
る内装ドアに適し、軽量にしてヒンジの耐久性を向上
し、開閉時の取扱も軽快に行えて操作性が良いとともに
ドア枠に対する衝撃も少なくドア錠のラッチの耐久性も
向上され、さらには簡単な構造であり、資源保護の点か
ら有益であって安価に量産可能になる。 【解決手段】 木製の平行合板よりなる第1の芯部材6
と、木材の繊維板よりなる第2の芯部材7とを少なくと
も框組個所を除いて略全体にまたは部分的に空胴部8を
介して略平行に設け、第1の芯部材と第2の芯部材との
表裏面から前記空胴部の表裏面をベース板9により被閉
して第1の芯部材と第2の芯部材とに固着して框本体1
を形成し、框本体の前後左右の外表面を柔軟性を有する
化粧シート11により被って接着する。
る内装ドアに適し、軽量にしてヒンジの耐久性を向上
し、開閉時の取扱も軽快に行えて操作性が良いとともに
ドア枠に対する衝撃も少なくドア錠のラッチの耐久性も
向上され、さらには簡単な構造であり、資源保護の点か
ら有益であって安価に量産可能になる。 【解決手段】 木製の平行合板よりなる第1の芯部材6
と、木材の繊維板よりなる第2の芯部材7とを少なくと
も框組個所を除いて略全体にまたは部分的に空胴部8を
介して略平行に設け、第1の芯部材と第2の芯部材との
表裏面から前記空胴部の表裏面をベース板9により被閉
して第1の芯部材と第2の芯部材とに固着して框本体1
を形成し、框本体の前後左右の外表面を柔軟性を有する
化粧シート11により被って接着する。
Description
【0001】
本考案はドアに関し、特に家屋内に装備される内装ドアに適し、軽量にして開 閉時の操作性が良く、しかも簡単な構造であり、製作、組立てを容易になすもの である。
【0002】
従来、ドアは例えば図4および図5に示すように2本の縦框a、aを左右に平 行に設け、該縦框a、aの上下に2本の横框b、bを組付け、前記縦框a、a間 の長手方向の略中央には前記横框b、bと略平行に中框cを組付けて略枠状の框 組dを形成していた。 そして2本の縦框a、aと、2本の横框b、bと、1本の中框cとの内縁に回 り縁収納溝e1 、e2 、e3 、e4 を形成し、この回り縁収納溝e1 、e2 、e 3 、e4 内に木製板、合成樹脂板、ガラス板よりなる面板材fの外縁部f1 、f 2 、f3 、f4 を嵌入することにより縦框a、aと、横框b、bと、中框cとに より組付けられた框組dの内域空間部を塞いで形成される。
【0003】
しかしながら、図4および図5に示す上記構造の従来のドアは、框組dを形成 する左右2本の縦框a、aと、この2本の縦框a、aの上下に組付けられる2本 の横框b、bと、中框cとが中実構造をなす木材により形成されるため、ドア全 体の重量が大きくなっていた。 従ってドアをドア枠に対して回動可能に取付けるためのヒンジは、過大な重量 のドアを支持することになるので、磨耗が激しく耐久性が短くなり、きしみ音や 損壊を招ねいていた。 またドアの開閉時の取扱操作は重量感を覚え、しかもドア枠に対する衝撃が大 きいので、大きな衝撃音を生じたり、ドア錠のラッチの磨耗や損壊の一因になっ ていた。 さらには資源保護の観点から好ましくないとともに材料を調達するには高価で あった。 本考案は上記従来の不都合を解決し、軽量にしてヒンジの耐久性を向上し、開 閉時の取扱も軽快に行えて操作性が良いとともにドア枠に対する衝撃も少なくド ア錠のラッチの耐久性も向上され、さらには簡単な構造であり、資源保護の点か らも有益であって安価に量産可能なドアを提供しようとする。
【0004】
本考案は上記課題に鑑みてなされ、その請求項1は木製の平行合板よりなる第 1の芯部材と、木材の繊維板よりなる第2の芯部材とを少なくとも框組個所を除 いて略全体にまたは部分的に空胴部を介して略平行に設け、該第1の芯部材と第 2の芯部材との表裏面から前記空胴部の表裏面をベース板により被閉して前記第 1の芯部材と第2の芯部材とに固着して框本体を形成し、該框本体の前後左右の 外表面を柔軟性を有する化粧シートにより被って接着したという手段を採用した 。
【0005】 また請求項2は、左右に略平行に設けられる2本の縦框と、該縦框の上下に組 付けられる2本の横框とが前記框本体を用いて框組されるという手段を採用した 。
【0006】 さらに請求項3は、框組される框本体の前記第2の芯部材の内縁に回り縁収納 溝を形成し、該回り縁収納溝内に面板材の外縁部を嵌入することにより框組材の 内域に面板材を取付けるという手段を採用した。
【0007】
以下、本考案の実施の形態の具体例を図面を参照して説明する。 図1ないし図3は本考案の一実施例であり、1はドアの框組に使用される框本 体であり、この框組は左右に略平行に設けられる2本の縦框2、2と、該縦框2 、2の上下に組付けられる2本の横框3、3とが組付けられて形成される(図1 参照)。また縦框2、2と横框3、3との組付けには例えば横框3、3の左右の 木端内に所望本数内装される鬼目ナット4内に縦框2、2の対向位置に設けた取 付孔から押ボルト5を螺入して鬼目ナット4を半径方向に拡開することにより押 ボルト5と鬼目ナット4とを用いて縦框2、2と横框3、3とを組付ける。この ほか、縦框2、2と横框3、3の組付けには図には示さないが、凸起部と該凸起 部が嵌入される凹部との組付加工部を縦框2、2と横框3、3との框組個所の対 向する内面に加工することにより、この凸起部を凹部に嵌入することにより框組 を行う。
【0008】 そして、この框本体1は第1の芯部材6と、第2の芯部材7とを少なくとも框 組個所を除いて略全体的にまたは部分的に配設される空胴部8を介して略平行に 設け、この第1の芯部材6と第2の芯部材7との表裏面から前記空胴部8の表裏 面をベース板9、9により被閉して前記第1の芯部材6と第2の芯部材7とを固 着することにより形成される。前記第1の芯部材6は例えば木製の平行合板を用 いて形成される。また第2の前記芯部材7は例えば木材の個々の繊維または繊維 の束にまで解離したものを原料にして板材に加工を行った繊維板により形成され る。 このように第1の芯部材6と、第2の芯部材7とを木製の平行合板や繊維板を 用いて框組を形成するようにしたのは、軽量化した割りに引っ張りや圧縮に対し て剛性が高く、しかも夏期や冬期を通じてさらには湿気や乾燥等の周囲の環境条 件に影響を受けてもそりや歪みを生じて立て付けが悪くなるのを防止するためと 、多量に市場に出回ることにより安価に入手し易くするためである。 また前記ベース板9は、例えばベニヤ合板またはべニヤ単板、さらには繊維板 と柔軟性を有する合成樹脂シートとが何層かに積層して一体化される複合合板に より形成される。
【0009】 また図2に示すように框本体1の前記縦框2、2と横框3、3との組付部分に は、第1の前記芯部材6と第2の芯部材7との間に組付芯部材10、10′を対 応して設けることにより、この組付芯部材10、10′には前記鬼目ナット4と 押込みボルト5の結合部品や凸起部と凹部からなる組付加工部を設置するように して縦框2、2と横框3、3との組付を行う。また図には示さないが、前記縦框 2、2と横框3、3の第1の前記芯部材6と第2の芯部材7との間の対応位置に 介装された前記組付芯部材10、10;10′、10′の間には所望の個所にさ らに平行合板よりなる芯部材を介装することにより空胴部8を内部に部分的に有 して軽量化がはかれる縦框2、2と横框3、3との内部的な補強をなして剛性を あげるようにしてもよい。
【0010】 11は前記框本体1の前後左右の外表面を被うために接着される化粧シートで あり、この化粧シート11は柔軟性を有する例えば塩化ビニールシートや紙、さ らには合成皮革シート等が使用される。
【0011】 12a、12b、12c、12dは框組みされる框本体1の前記第2の芯部材 7、7、7、7の内縁に上下左右を囲むように形成された回り縁収納溝であり、 この回り縁収納溝12a、12b、12c、12dには面板材13の上下左右の 外縁部13a、13b、13c、13dが嵌入されることにより框組みされた框 本体1の内域に面板材13は組付けられる。
【0012】 14はドア錠のラッチである。また15は図には示さないドアを取付けるヒン ジである。
【0013】 本考案の一実施例は以上の構成からなり、ドア框として左右に略平行に設けら れる2本の縦框2、2と、該縦框2、2の上下に組付けられる2本の横框3、3 とに使用される框本体1は、木製の平行合板よりなる第1の芯部材6と第2の芯 部材7とを少なくとも框組個所を除いて略全体にまたは部分的に空胴部8を介し て略平行に設け、該第1の芯部材6と第2の芯部材7との表裏面から前記空胴部 8の表裏面をベース板9、9により被閉して形成されるので、図4および図5に 示すように縦框a、a、と、横框b、bと、中框cとを中実構造の木材により框 組dを形成する従来のドア用框とは異なりドアは軽量化される。
【0014】 従って、ドアをドア枠に回動可能に取付けるヒンジ15、15にかかる荷重は 軽減されるので、ヒンジ15、15の構成部品の磨耗が少なく、耐久性が向上さ れる。またきしみ音を生ずることなく、損壊されない。 また、ドアの開閉時の開閉操作が簡便に行える。しかもドアのドア框に対して 衝突する衝撃が緩和され、衝突音も小さくなるとともにラッチ14にも大きな衝 撃が加わらずに耐命性が向上され、損壊されずに済む。
【0015】 また框本体1の外表面に接着される化粧シート11の掃除も水拭きにより簡便 に行えるとともに化粧シート11が古くなった場合にも交換することにより模様 代えが容易かつ確実に行える。
【0016】
以上のように本考案は、木製の平行合板よりなる第1の芯部材と、木材の繊維 板よりなる第2の芯部材とを少なくとも框組個所を除いて略全体にまたは部分的 に空胴部を介して略平行に設け、該第1の芯部材と第2の芯部材との表裏面から 前記空胴部の表裏面をベース板により被閉して前記第1の芯部材と第2の芯部材 とに固着して框本体を形成し、該框本体の前後左右の外表面を柔軟性を有する化 粧シートにより被って接着したことにより、ドアは軽量化されるので、ドアを回 動可能に支持するヒンジには過大な重量が加わらずに磨耗が少なく耐命性が向上 され、きしみ音や損壊が免れる。 また、ドアの開閉時の操作性は簡便になり取扱易く、しかもドア枠に対するド アの衝撃が緩和されるので、衝突音は小さく、ラッチの耐久性を向上することが できる。 さらには、框本体は木製の平行合板よりなる第1の芯部材と、木材の繊維板よ りなる第2の芯部材とを平行にして内部には少なくとも框組個所を除いて略全体 にまたは部分的に空胴部が設けられ、そして空胴部の表裏面をベース板により被 閉して框本体を形成したので、構造が簡単にして中実構造をなす木材によりドア 框が形成される従来のドアとは異なり資源の無駄使いを防いで有効活用すること より資源保護がはかれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す一部切欠正面図であ
る。
る。
【図2】図1のA−A拡大断面図である。
【図3】同じく図1のB−B拡大断面図である。
【図4】従来のドアを示す正面図である。
【図5】同じく框組部分を示す拡大断面図である。
1 框本体 2 縦框 3 横框 6 芯部材 7 芯部材 8 空胴部 9 ベース板 10 組付芯部材 10′ 組付芯部材 11 化粧シート 13 面板材
Claims (3)
- 【請求項1】 木製の平行合板よりなる第1の芯部材
と、木材の繊維板よりなる第2の芯部材とを少なくとも
框組個所を除いて略全体にまたは部分的に空胴部を介し
て略平行に設け、該第1の芯部材と第2の芯部材との表
裏面から前記空胴部の表裏面をベース板により被閉して
前記第1の芯部材と第2の芯部材とに固着して框本体を
形成し、該框本体の前後左右の外表面を柔軟性を有する
化粧シートにより被って接着したことを特徴とするド
ア。 - 【請求項2】 左右に略平行に設けられる2本の縦框
と、該縦框の上下に組付けられる2本の横框とが前記框
本体を用いて框組されることを特徴とする請求項1に記
載のドア。 - 【請求項3】 框組みされる框本体の前記第2の芯部材
の内縁に回り縁収納溝を形成し、該回り縁収納溝内に面
板材の外縁部を嵌入することにより框組材の内域に面板
材を取付けたことを特徴とする請求項1に記載のドア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998007547U JP3058082U (ja) | 1998-09-29 | 1998-09-29 | ド ア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998007547U JP3058082U (ja) | 1998-09-29 | 1998-09-29 | ド ア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3058082U true JP3058082U (ja) | 1999-06-08 |
Family
ID=43192003
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998007547U Expired - Lifetime JP3058082U (ja) | 1998-09-29 | 1998-09-29 | ド ア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3058082U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001280015A (ja) * | 2000-03-29 | 2001-10-10 | Noda Corp | 芯材および框材 |
JP2005504194A (ja) * | 2000-12-29 | 2005-02-10 | ホールマン インコーポレーテッド | ベニア加工されたレイズドパネルエレメントおよびその製造方法 |
-
1998
- 1998-09-29 JP JP1998007547U patent/JP3058082U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001280015A (ja) * | 2000-03-29 | 2001-10-10 | Noda Corp | 芯材および框材 |
JP3407296B2 (ja) | 2000-03-29 | 2003-05-19 | 株式会社ノダ | 芯材および框材 |
JP2005504194A (ja) * | 2000-12-29 | 2005-02-10 | ホールマン インコーポレーテッド | ベニア加工されたレイズドパネルエレメントおよびその製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |