JPH0219148Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0219148Y2 JPH0219148Y2 JP1983184354U JP18435483U JPH0219148Y2 JP H0219148 Y2 JPH0219148 Y2 JP H0219148Y2 JP 1983184354 U JP1983184354 U JP 1983184354U JP 18435483 U JP18435483 U JP 18435483U JP H0219148 Y2 JPH0219148 Y2 JP H0219148Y2
- Authority
- JP
- Japan
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- veneer
- nonwoven fabric
- panel
- panel body
- sauna
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本考案はサウナバスを構成するパネル板、詳し
くはパネル本体の内表面に複数の突板を並列状に
貼付けたサウナバス用パネル板に関する。
くはパネル本体の内表面に複数の突板を並列状に
貼付けたサウナバス用パネル板に関する。
<従来の技術>
従来、この種のサウナバス用パネル板として例
えば実開昭56−173329号公報等に開示される如く
パネル本体のサウナ室側の内表面に木材を約1mm
以下の厚さにスライスした突板を直接接着したも
のがある。
えば実開昭56−173329号公報等に開示される如く
パネル本体のサウナ室側の内表面に木材を約1mm
以下の厚さにスライスした突板を直接接着したも
のがある。
<考案が解決しようとする課題>
しかし乍ら、このような従来のサウナバス用パ
ネル板では、各突板の肉厚が薄いため、サウナ室
内の高温と低湿度に伴い各突板がパネル本体より
乾燥して収縮し、パネル本体との収縮率の差によ
り突板が破れるという問題がある。
ネル板では、各突板の肉厚が薄いため、サウナ室
内の高温と低湿度に伴い各突板がパネル本体より
乾燥して収縮し、パネル本体との収縮率の差によ
り突板が破れるという問題がある。
そこで、実開昭49−107815号公報に開示される
如くパネル本体の表面全体に亙つて不織布を接着
した後、この不織布の表面に突板を接着してパネ
ル本体と各突板との間に不織布を介在させること
により、これら両者の収縮率の差を吸収すること
が考えられる。
如くパネル本体の表面全体に亙つて不織布を接着
した後、この不織布の表面に突板を接着してパネ
ル本体と各突板との間に不織布を介在させること
により、これら両者の収縮率の差を吸収すること
が考えられる。
しかし、このものものの場合には長期に亙る使
用により各突板が夫々収縮してこれに伴い不織布
の突板側全体が収縮するため、パネル本体どおし
の接合部、即ちサウナ室の隅に隙間が生じ、この
隙間は不織布の表面積が大きいものほど顕著に現
われるという問題がある。
用により各突板が夫々収縮してこれに伴い不織布
の突板側全体が収縮するため、パネル本体どおし
の接合部、即ちサウナ室の隅に隙間が生じ、この
隙間は不織布の表面積が大きいものほど顕著に現
われるという問題がある。
本考案は斯る従来事情に鑑み、長期使用に伴う
不織布の突板側全体の収縮を小さくすることを目
的とする。
不織布の突板側全体の収縮を小さくすることを目
的とする。
<課題を解決するための手段>
上記課題を解決するために本考案が講ずる技術
的手段は、パネル本体と突板を不織布を介在して
接着せしめ、各突板間から不織布を貫通してパネ
ル本体に至る溝を設けたことを特徴とするもので
ある。
的手段は、パネル本体と突板を不織布を介在して
接着せしめ、各突板間から不織布を貫通してパネ
ル本体に至る溝を設けたことを特徴とするもので
ある。
<作 用>
本考案は上記技術的手段によれば、不織布を溝
により寸断して夫々の面積を小さくするものであ
る。
により寸断して夫々の面積を小さくするものであ
る。
<実施例>
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
この実施例は第1図に示すようにパネル本体a
を、杆材を額縁状に枠組した胴縁3の一側面に突
板1取付用の台板4を、他側面に外面板5を固着
することによりフラツシユ構造に形成したもの
で、上記台板4の表面に不織布2を介して複数の
突板1……を接着せしめる。
を、杆材を額縁状に枠組した胴縁3の一側面に突
板1取付用の台板4を、他側面に外面板5を固着
することによりフラツシユ構造に形成したもの
で、上記台板4の表面に不織布2を介して複数の
突板1……を接着せしめる。
突板1はスプルースやツガ等の木材を約1mm以
下の厚さにスライスすることにより形成され、そ
の裏面に不織布2を接着剤6で貼着する。
下の厚さにスライスすることにより形成され、そ
の裏面に不織布2を接着剤6で貼着する。
上記接着剤6に水性ビニルウレタン樹脂フエノ
ール樹脂エポキシ樹脂等を使用すれば、温度の上
昇に伴つてホルマリン等の有毒ガスや悪臭が出な
いし、かつ耐熱性、耐水性に優れているので特に
サウナバス用パネル板に有効である。
ール樹脂エポキシ樹脂等を使用すれば、温度の上
昇に伴つてホルマリン等の有毒ガスや悪臭が出な
いし、かつ耐熱性、耐水性に優れているので特に
サウナバス用パネル板に有効である。
不織布2の材質はテトロン、ポリエステル、レ
ーヨン、ナイロン等の合成樹脂を使用するが、特
にポリエステルを使用すれば、耐熱性に優れてい
るので、サウナバスのように温度が高くなるもの
でも耐久性がある。
ーヨン、ナイロン等の合成樹脂を使用するが、特
にポリエステルを使用すれば、耐熱性に優れてい
るので、サウナバスのように温度が高くなるもの
でも耐久性がある。
そして、不織布2は上記接着剤6と同等の接着
剤6で台板4に接着する。
剤6で台板4に接着する。
なお、不織布2は、薄すぎると台板4の模様が
突板1の表面に出て外観が悪くなりり、又、厚す
ぎても不織布2自身の剥離が生じるため、0.1mm
程度の厚さが良い。
突板1の表面に出て外観が悪くなりり、又、厚す
ぎても不織布2自身の剥離が生じるため、0.1mm
程度の厚さが良い。
台板4はある程度の強度を有する木材や合成樹
脂等の材質で形成する。
脂等の材質で形成する。
外面板5は従来周知の普通合板やポリエステル
等の化粧合板で形成するか、又は上記台板4と同
材質の板5′の上面に突板1′を接着剤6で貼着し
て形成する。
等の化粧合板で形成するか、又は上記台板4と同
材質の板5′の上面に突板1′を接着剤6で貼着し
て形成する。
パネル本体aの内部にはグラスウール等の断熱
材7をか、又はそれに加えて該断熱材7と台板4
との間に石綿珪酸カルシウム等の不燃材8を介在
させる。
材7をか、又はそれに加えて該断熱材7と台板4
との間に石綿珪酸カルシウム等の不燃材8を介在
させる。
そして斯るパネル本体aは不織布2を介して突
板1を固着した面をサウナ室内方に位置するよう
に組立てサウナ室の床面bを除く全ての壁面を構
成する。
板1を固着した面をサウナ室内方に位置するよう
に組立てサウナ室の床面bを除く全ての壁面を構
成する。
図中9はパネル本体aの表面に形成した溝であ
り、この溝9は各突板1間から不織布2を貫通し
て台板4まで切欠して形成する。
り、この溝9は各突板1間から不織布2を貫通し
て台板4まで切欠して形成する。
また、突板1の表面と溝9の表面の色を同色に
するため、突板1と同色なメラピー等の木材の単
板か、或いは接着剤6で貼着した積層板で台板4
を形成する。
するため、突板1と同色なメラピー等の木材の単
板か、或いは接着剤6で貼着した積層板で台板4
を形成する。
尚、図面中、サウナバスAの前壁c及びドアd
の前面に不織布2を介して突板1′を取付けてい
るが、不織布2なしで直接外面板5′に接着して
も良い。
の前面に不織布2を介して突板1′を取付けてい
るが、不織布2なしで直接外面板5′に接着して
も良い。
<考案の効果>
本考案は上記の構成であるから、以下の利点を
有する。
有する。
不織布を溝により寸断して夫々の表面積を小
さくするので、長期間に伴う不織布の突板側全
体の収縮を小さくすることができる。
さくするので、長期間に伴う不織布の突板側全
体の収縮を小さくすることができる。
従つて、不織布がパネル本体の表面全体に亙つ
て接着される従来のものに比べ、パネル本体どお
しの接合部、即ちサウナ室の隅に隙間ができず、
外観が著しく低下することがない。
て接着される従来のものに比べ、パネル本体どお
しの接合部、即ちサウナ室の隅に隙間ができず、
外観が著しく低下することがない。
第1図は本考案サウナバス用パネル板を使用し
てサウナバスを組立てた状態の一例を示す横断面
図、第2図は同縦断側面図、第3図は要部を拡大
して示す断面図である。 a……パネル本体、1……突板、2……不織
布、9……溝。
てサウナバスを組立てた状態の一例を示す横断面
図、第2図は同縦断側面図、第3図は要部を拡大
して示す断面図である。 a……パネル本体、1……突板、2……不織
布、9……溝。
Claims (1)
- パネル本体の内表面に複数の突板を並列状に貼付
けたサウナバス用パネル板において、前記パネル
本体と突板を不織布を介在して接着せしめ、各突
板間から不織布を貫通してパネル本体に至る溝を
設けたことを特徴とするサウナバス用パネル板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18435483U JPS6092527U (ja) | 1983-11-28 | 1983-11-28 | サウナバス用パネル板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18435483U JPS6092527U (ja) | 1983-11-28 | 1983-11-28 | サウナバス用パネル板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6092527U JPS6092527U (ja) | 1985-06-24 |
JPH0219148Y2 true JPH0219148Y2 (ja) | 1990-05-28 |
Family
ID=30398753
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18435483U Granted JPS6092527U (ja) | 1983-11-28 | 1983-11-28 | サウナバス用パネル板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6092527U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH058994Y2 (ja) * | 1986-03-25 | 1993-03-05 | ||
JPH058995Y2 (ja) * | 1986-09-25 | 1993-03-05 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49107815U (ja) * | 1972-12-29 | 1974-09-13 | ||
JPS56173329U (ja) * | 1980-05-28 | 1981-12-21 |
-
1983
- 1983-11-28 JP JP18435483U patent/JPS6092527U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6092527U (ja) | 1985-06-24 |
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