JPH058995Y2 - - Google Patents

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JPH058995Y2
JPH058995Y2 JP1986147326U JP14732686U JPH058995Y2 JP H058995 Y2 JPH058995 Y2 JP H058995Y2 JP 1986147326 U JP1986147326 U JP 1986147326U JP 14732686 U JP14732686 U JP 14732686U JP H058995 Y2 JPH058995 Y2 JP H058995Y2
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JP
Japan
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noncombustible
materials
decorative
sauna
gaps
Prior art date
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JP1986147326U
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JPS6353539U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、サウナに関する。
〔背景技術〕
家庭用のサウナは、防火性能や熱効率が十分で
ある必要がある。それで、普通、サウナ室の壁面
全面に不燃材を配置するとともに不燃材の上に化
粧材を配置している。しかしながら、サウナ室の
壁面全面に不燃材を配置する場合、非常にコスト
が高くなる。
そこで、第2図にみるように、箱形の室1の壁
面のうち、ストーブ等の加熱手段2が設けられて
いるコーナーに不燃材4を部分的に2重に設けて
おくことが考えられる。不燃材4は、加熱手段2
による火災を防ぐとともに、熱が逃げるのを防ぐ
といつた目的で用いられており、不燃材4を部分
的に設けることでコストは安くなるのであるが、
普通、化粧材3は目透かし張りに設けられてお
り、熱が逃げやすくなるという問題がある。ま
た、室1に露出する不燃材4はサウナ室内の外観
を悪化させないように配慮する必要がある。
〔考案の目的〕
この考案は、このような事情に鑑みてなされた
ものであつて、防火性能や熱効率およびサウナ室
内の外観を落とさずに、より不燃材の節約が図れ
るコストの低いサウナを提供することを目的とす
る。
〔考案の開示〕
前記のような目的を達成するため、この考案
は、箱形の室内のコーナーに加熱手段が設けら
れ、室内壁面には化粧材が設けられているととも
に、不燃材が前記コーナーに部分的に設けられて
いるサウナであつて、前記不燃材は天井部分のみ
に2重に、その他の部分は単層に設けられている
とともに前記不燃材のある天井部分では化粧材が
省かれており、かつ、前記化粧材同士は隙間なく
配置され、さらに、室内側の同じ面で隣合う化粧
材と不燃材の表面が、隙間および段差がなく面一
に配置されていることを特徴とするサウナをその
要旨としている。
以下に、この考案を詳しく説明する。
第1図は、この考案にかかるサウナをあらわ
す。図にみるように、このサウナも、従来のもの
と同様、箱形の室1を有し、室1内にはストーブ
等の加熱手段2が設けられている。室1内の壁面
の加熱手段2の回りには、天井部分のみ不燃材4
が2重に設けられ、その他の部分には、化粧材3
の単層に不燃材4が設けられている。そして、不
燃材4が2重に設けられた天井部分を除き、化粧
材3が目を詰めるようにして、隙間なく配置され
ている。
つまり、箱形の室1内のコーナーに加熱手段2
があつて、不燃材4が前記コーナーに部分的に設
けられており、このコーナーの不燃材4は、天井
部分のみに2重に、その他の部分は単層に設けら
れているとともに、不燃材4のある天井部分で
は、化粧材が省かれて不燃材4が露出しており、
かつ、化粧材3同士は隙間なく配置され、天井部
分の不燃材4は、隣合う化粧材3と、互いの間に
隙間があかないようにするとともに、互いの表面
に段差がなく同じ平面でつながるように、すなわ
ち、いわゆる面一に配置されてあつて、不燃材4
と化粧材3の間の厚みの違いによる段差は、室外
側もしくは壁面内部には存在しても、室内には現
れていない。
前記サウナは、熱もれの著しい天井部分のみに
2重に不燃材を配置するようにしているので、不
燃材の使用量が少なくなつて、コストが低いもの
となつている。しかも、天井部分以外は不燃材が
単層となつているが、化粧材が隙間なく配置され
ているので、昇温スピード、温度分布等の性能が
従来と同様に保たれているのである。
なお、前記実施例は、加熱手段回りの床部分に
不燃材が設けられていないが、ここにも単層の不
燃材が設けられるようであつてもよい。また、ス
トーブ側方の不燃材も化粧材で覆われないようで
あつてもよい。この場合の実施例を第3図に示
す。図中、第1図と共通する番号は同じものを示
している。
〔考案の効果〕
この考案にかかるサウナは、上記構成上の特徴
を備えることにより、下記の効果(1)〜(3)を同時に
奏することが出来ます。
効果(1) 低コストである。これは、不燃材の使用
量が少ないことに起因する。不燃材をコーナー
部に部分的に設け、しかも、天井部分だけを2
重に不燃材を配し、他のところは単層に配して
不燃材を極力節約するようにしているのであ
る。
効果(2) 防火性能や熱効率は落ちない。これは、
ストーブの熱を強く受けるコーナーの天井部分
には不燃材が露出状態で2重に配置されている
とともに、サウナ室内における化粧材同士の
間、および、化粧材と不燃材との間に隙間がな
いからである。
効果(3) サウナ室内は良好な外観を保つている。
これは、室内側の同じ面で隣合う化粧材と不燃
材の表面が、隙間および段差がなく面一に配置
されていて、不燃材と化粧材の間の段差がサウ
ナ室内に現れておらず、余り綺麗ではない不燃
材の存在が目立たないからである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかるサウナの1実施例の
内部構造説明図、第2図は従来のサウナの内部構
造説明図、第3図は、この考案にかかるサウナの
別の実施例の内部構造説明図である。 1……室、2……加熱手段、3……化粧材、4
……不燃材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 箱形の室内のコーナーに加熱手段が設けられ、
    室内壁面には化粧材が設けられているとともに、
    不燃材が前記コーナーに部分的に設けられている
    サウナであつて、前記不燃材は天井部分のみに2
    重に、その他の部分は単層に設けられているとと
    もに前記不燃材のある天井部分では化粧材が省か
    れており、かつ、前記化粧材同士は隙間なく配置
    され、さらに、室内側の同じ面で隣合う化粧材と
    不燃材の表面が、隙間および段差がなく面一に配
    置されていることを特徴とするサウナ。
JP1986147326U 1986-09-25 1986-09-25 Expired - Lifetime JPH058995Y2 (ja)

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JP1986147326U JPH058995Y2 (ja) 1986-09-25 1986-09-25

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Publication Number Publication Date
JPS6353539U JPS6353539U (ja) 1988-04-11
JPH058995Y2 true JPH058995Y2 (ja) 1993-03-05

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS642757Y2 (ja) * 1981-05-30 1989-01-24
JPS6092527U (ja) * 1983-11-28 1985-06-24 東陶機器株式会社 サウナバス用パネル板

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Publication number Publication date
JPS6353539U (ja) 1988-04-11

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