JPH058994Y2 - - Google Patents

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JPH058994Y2
JPH058994Y2 JP1986044571U JP4457186U JPH058994Y2 JP H058994 Y2 JPH058994 Y2 JP H058994Y2 JP 1986044571 U JP1986044571 U JP 1986044571U JP 4457186 U JP4457186 U JP 4457186U JP H058994 Y2 JPH058994 Y2 JP H058994Y2
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JP
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sauna
interior
temperature
aluminum sheet
interior material
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JP1986044571U
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JPS62155844U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、サウナ壁構造に関する。
〔背景技術〕
第3図は従来のサウナ21をあらわしている。
室内には腰掛22が設けられていて、その上に入
浴者23が座るようになつている。このサウナの
壁構造は、外装材(化粧合板)1の内側にケイカ
ル板などからなる不燃材2が下地材として貼り付
けられているとともに、不燃材2の内側に、木質
材による、すのこ状の内装材3が配置されてい
る。
しかしなから、このような構造であると、不燃
材2と外装材1の断熱効果が低いため、サウナ室
内の熱が矢印のようにサウナ外部へと逃げて、サ
ウナ室内での昇温速度を上げることができず、し
かも、熱効率が低くなつて電力消費が大きくな
り、不利である。
内装材を密に配して熱気に対する気密性を良く
すれば、サウナ室内での昇温速度の向上が期待で
きるけれども、内装材自体の昇温速度が落ちると
いう難点がある。内装材には入浴者の肌が直に振
れるため、内装材も温まつていないと快適なサウ
ナが浴びれない。
〔考案の目的〕
前記不都合に鑑みて、この考案は、断熱効果を
上げて、効率よくサウナ室内温度を上げることが
できるとともに、入浴者の肌が直に触れる内装材
も速やかに昇温させられるサウナ壁構造を提供す
ることを目的とする。
〔考案の開示〕
前記目的を達成するため、この考案は、室内側
に露出するスノコ状の内装材が、内装材の室外側
に配置されたケイカル板からなる不燃材との間に
間隔をあけて配置され、不燃材の室外側には断熱
材が配置されているとともに、不燃材の室内側
に、内装材との間に隙間をあけてアルミシートが
配置されていることを特徴とするサウナ壁構造を
要旨とする。
以下に、この考案を、その実施例をあらわした
図面を参照しながら詳しく説明する。
第1図は、この考案にかかるサウナ壁構造の一
例をその要部を拡大してあらわしている。この一
例は、家庭用のサウナを対象としている。図にお
いて、室内側はA、室外側はBであらわしてあ
る。室内側Bには、化粧合板からなる外装材1が
設けられている。外装材1の室内側Aには、ロツ
クウールからなる断熱材4が設けられていて、こ
の断熱材4は、合板からなる内側合わせ板5と外
側合わせ板6間にサンドイツチされるようにして
配置されている。断熱材4の内側合わせ板5を解
する室内側Aには、ケイカル板である不燃材2が
配置されていて、このケイカル板2の室内側A
に、スプルス板(むく材)からなる内装材3が、
すのこ状に配置されている。
このように、不燃材2の外側に断熱材4を配置
してあるので、サウナ室内の熱が室外に逃げだし
にくくなつて、効率よくサウナ室内の温度上昇を
図ることができる。対流作用もより活発になつて
サウナ室内がより均一に昇温されることになる。
そして、第1図にみるように、内装材3がスノ
コ状に不燃材2との間に間隔をあけて配置されて
おり、熱気は、スノコ板の間を通り抜け、内装材
3の裏側に回り込んで、内装材3を表側からだけ
でなく裏側からも温めるため、内装材3は急速に
昇温する。
さらに、不燃材2の室内側Aには、アルミシー
ト7が貼り付けられている。このアルミシート7
は、不燃性であるとともに断熱性も備えている。
このアルミシート7が設けられていることによ
り、サウナ室内の熱が不燃材2に吸収されること
がなくなり、サウナ室内をより効果的に昇温させ
ることができるとともに、熱効率がよいから電力
消費もより軽減されることになる。アルミシート
7は、熱を良好に反射するので、アルミシート7
からの反射熱で、内装材3を迅速かつ効率的に温
めることができる。勿論、内装材3とアルミシー
ト7の間には間隔があいているので、熱気が内装
材3の裏側に回り込んで、内装材3を裏側からも
温める作用と、上記アルミシート7の反射熱との
両方で内装材3が温められるのは、言うまでもな
い。
なお、第2図にみるように、この種のサウナ
は、自然対流方式を採用しているため、温度分布
が均一化せず、たとえば、入浴当初には、天井部
と足もとの温度差が約50度となることも多く、不
快さを覚えることもしばしばある。しかも、温度
センサーは天井近くに配置されているため、温度
表示が設定された程に上昇していることをあらわ
していても、それは天井近くの温度にすぎず、足
もとはそれに関係なく非常に低いことも多く、入
浴者に温度上昇するまでの軽いいらだちを感じさ
せることも多々ある。そのため、同図にみるよう
に、椅子8、内装材13、および足載せ台9とし
て、パネルヒーターや床暖房パネルを取り付け
て、サウナストーブに電気が流されたと同時に、
これらパネルヒーターや床暖房ヒーターにも電気
が流れて入浴者16の足もとや座部、さらに立面
などから発熱して、室内が均一にしかも速く昇温
させるようにしてもよい。
〔考案の考案〕
この考案のサウナ壁構造は、以上に述べた構成
であるため、下記の有用な効果を奏することが出
来、非常に有用である。
効果(1) 熱がサウナ外部に逃げ難く熱効率が高
い。
これは、不燃材の外側に配置された断熱材
が、熱が室外側に放出されるのを防ぐからであ
る。
効果(2) 人肌が直に触れる内装材が昇温し易い。
これは、熱気がスノコ状をなす内装材の間か
ら裏側にも容易に回り込んで、内装材が表裏面
の両側から温められ、速やかに昇温が進行する
からである。また、不燃材の室内側に配置され
たアルミシートが、熱を反射して、内装材を裏
側から迅速かつ効率的に温めることができ、前
記熱気と反射熱との両方の作用で、内装材が効
率良く温められることになる。
なお、ケイカル板を設けずに、アルミシートだ
けを用いた場合には、薄いアルミシートでは、不
燃性が充分でなく、安全性の点で問題がある。特
に、スノコ状をなす内装材の隙間から異物が侵入
したりして、アルミシートが破れる心配がある。
アルミシートが破れると、外側の断熱材が露出す
るので、防火上、好ましくない。したがつて、こ
の考案のように、ケイカル板からなる不燃材とア
ルミシートを組み合わせることが有効となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかるサウナ壁構造の一例
をあらわした断面図、第2図は室内温度を均一に
かつ速く上昇させるための他の例をあらわしたサ
ウナ壁構造説明図、第3図は従来のサウナ壁構造
の一例をあらわした断面図である。 2……ケイカル板からなる不燃材、3……内装
材、4……断熱材、7……アルミシート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 室内側に露出するスノコ状の内装材が、内装材
    の室外側に配置されたケイカル板からなる不燃材
    との間に間隔をあけて配置され、不燃材の室外側
    には断熱材が配置されているとともに、不燃材の
    室内側に、内装材との間に隙間をあけてアルミシ
    ートが配置されていることを特徴とするサウナ壁
    構造。
JP1986044571U 1986-03-25 1986-03-25 Expired - Lifetime JPH058994Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986044571U JPH058994Y2 (ja) 1986-03-25 1986-03-25

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JP1986044571U JPH058994Y2 (ja) 1986-03-25 1986-03-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62155844U JPS62155844U (ja) 1987-10-03
JPH058994Y2 true JPH058994Y2 (ja) 1993-03-05

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ID=30862509

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JP1986044571U Expired - Lifetime JPH058994Y2 (ja) 1986-03-25 1986-03-25

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JPS62155844U (ja) 1987-10-03

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