JPS6114436Y2 - - Google Patents

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JPS6114436Y2
JPS6114436Y2 JP17272281U JP17272281U JPS6114436Y2 JP S6114436 Y2 JPS6114436 Y2 JP S6114436Y2 JP 17272281 U JP17272281 U JP 17272281U JP 17272281 U JP17272281 U JP 17272281U JP S6114436 Y2 JPS6114436 Y2 JP S6114436Y2
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JP
Japan
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wallpaper
laminated
paper
lead plate
plastic
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JP17272281U
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JPS5876732U (ja
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  • Building Environments (AREA)
  • Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、遮音機能をもつた壁紙に関する。
たとえば住居において、ピアノそのほかの楽器
を演奏したり、オーデイオ装置を使用したりする
ときに、他の部屋や戸外へ音が洩れるのを最少限
にすることが、しばしば要求される。既設の建物
においては、壁面に遮音能力をもたせなければな
らないが、これまで、施工が簡単で、しかも壁面
の美観にとつてもプラスになるような内装材は、
市場に求めることができなかつた。
よく知られているように、鉛は比重が11.34と
高く、従つて薄いシートでも遮音効果が大きい材
料である。シートにしたものは柔軟であつて、こ
のことは一般に施工に好都合といえるが、不利益
もある。とくに壁に固定するときは、上部の全幅
で吊るか、または強い接着剤で全面的に張りつけ
るかしなければならず、使いやすいが弱い接着剤
とか粘着剤で貼りつけたくらいでは、すぐずり落
ちてしまう。
本考案者は、最近、鉛板の少なくとも一方の面
にポリエステルもしくはナイロンからえらんだプ
ラスチツクまたは紙のシートを積層することによ
り、鉛板のもつ腰の柔らかさを保存しつつ、簡易
な方法で施工でき、ごく薄手でありながら高い遮
音性能をもつた鉛−プラスチツク(または紙)積
層遮音シートを発明した。この遮音シートの各分
野への適用の一例として、ここに提案するのが本
考案の遮音壁紙である。
図面を参照して説明すれば、本考案の遮音壁紙
1は、鉛板2の上に、ポリエステルもしくはナイ
ロンからえらんだプラスチツクまたは紙のシート
3を積層してなる。
シート3は、適宜の接着剤の層4を介して鉛板
上に積層すればよいが、第2図に示すように、ポ
リエステルもしくはナイロンからえらんだプラス
チツクまたは紙の層3A/ポリエチレン層5/エ
チレン−アクリル酸コポリマー層6の積層剤で構
成し、エチレン−アクリル酸コポリマーの表面
で、鉛板2に融着、つまり熱ラミネーシヨンによ
り積層するともできる。
鉛板2の厚さは、壁紙に要求される遮音性能に
よつても異なるが、通常の用途に対しては、0.05
〜1mm、代表的には0.3mm程度である。
シート3の厚さは、鉛板2の厚さに従つて適当
にえらぶべきであるが、上記の0.3mm程度の鉛板
に対しては0.010〜0.0040mm、代表的には0.010〜
0.020mm程度で足りる。
第2図の態様にしたがつてプラスチツクフイル
ムを3層構成にする場合、ポリエチレン層5およ
びエチレン−アクリル酸コポリマー層6とは、
各々厚さ0.005〜0.050mm、代表的には0.015〜
0.030mm程度でよい。
壁紙7は、材料として紙を用いたものでも、ポ
リ塩化ビニルなどのプラスチツクを用いたもので
も、あるいはそれらの複合材であろうと任意であ
る。フイルム3の表面への積層は、接着剤の使
用、または熱融着のどちらでもよい。
本考案の遮音壁紙は、鉛板の腰の柔らかさが保
存されているから、取扱いは容易である。いつぽ
う、プラスチツクまたは紙の積層により、あまり
強力な接着剤を用いなくても施工でき、経時変化
によつてずり落ちる心配はない。
第1図および第2図の態様の遮音壁紙は、鉛板
2の両面にシート3が積層されているが、これは
一方の面だけでも足りる。ただし、鉛板が露出し
ているとさびて、黒色の酸化鉛が生成して好まし
くないから、表面を被覆する必要がある。これに
は、第3図に示すように、裏紙8を接着剤4で貼
りつけておくことが推奨される。こうすれば、使
いやすいエマルジヨン系の接着剤で、十分強固に
壁面への施工できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の遮音壁紙の一例の構成を示
す、概念的な断面図である。第2図および第3図
はいずれも本考案の遮音壁紙の他の例の構成を示
す、第1図と同様な断面図である。 1……遮音壁紙、2……鉛板、3……プラスチ
ツクまたは紙のシート、4……接着剤、7……壁
紙、8……裏紙。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 鉛板2の上に、ポリエステルもしくはナイロ
    ンからえらんだプラスチツクまたは紙のシート
    3を積層し、その上にさらに壁紙7を積層して
    なる遮音壁紙1。 (2) プラスチツクまたは紙のシート3を鉛板2の
    上に接着剤の層4を介して積層した実用新案登
    録請求の範囲第1項の遮音壁紙1。 (3) シート3が、ポリエステルもしくはナイロン
    からえらんだプラスチツクまたは紙の層3A/
    ポリエチレン層5/エチレン−アクリル酸コポ
    リマー層6の各層からなり、エチレン−アクリ
    ル酸コポリマーの表面で鉛板2に融着させて積
    層した実用新案登録請求の範囲第1項の遮音壁
    紙1。 (4) プラスチツクまたは紙のシート3を鉛板2の
    両面に積層し、その一方の面に壁紙7を積層し
    た実用新案登録請求の範囲第1項ないし第3項
    のいずれかの遮音壁紙1。 (5) プラスチツクまたは紙のシート3が鉛板2の
    一方の面にだけ積層され、他方の面には紙8を
    接着してある実用新案登録請求の範囲第1項な
    いし第3項のいずれかの遮音壁紙1。
JP17272281U 1981-11-20 1981-11-20 遮音壁紙 Granted JPS5876732U (ja)

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JP17272281U JPS5876732U (ja) 1981-11-20 1981-11-20 遮音壁紙

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JP17272281U JPS5876732U (ja) 1981-11-20 1981-11-20 遮音壁紙

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Publication Number Publication Date
JPS5876732U JPS5876732U (ja) 1983-05-24
JPS6114436Y2 true JPS6114436Y2 (ja) 1986-05-06

Family

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JPS5876732U (ja) 1983-05-24

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