JPS6216135A - 吸音板 - Google Patents

吸音板

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JPS6216135A
JPS6216135A JP15548385A JP15548385A JPS6216135A JP S6216135 A JPS6216135 A JP S6216135A JP 15548385 A JP15548385 A JP 15548385A JP 15548385 A JP15548385 A JP 15548385A JP S6216135 A JPS6216135 A JP S6216135A
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JP
Japan
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sound
absorbing
veneer
sound absorbing
board
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JP15548385A
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English (en)
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JPS6335414B2 (ja
Inventor
白川 勝
康義 村松
毅 境
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Nippon Gakki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Gakki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、吸音板に関し、吸音材の一側に表面材とな
る木質単板を貼着したハニカム材を、他側に基板を配す
ることにより、美麗な外観と良好な吸音性能を有するよ
うにしたものである。
〔従来技術〕
音響スタジオなどの壁や天井に貼設される吸音板として
は、従来グラスウールやロックウールなどの多孔性の板
状吸音材を化粧クロスで包み込んだタイプのものやパン
チングメタル、リブ等で表面保護したものが使用されて
いる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような吸音板にあっては、吸音性能
はほぼ満足されるものの、表面の質感に欠け、外観意匠
性が制限される点で不満が残る。
最も一般的なりロス仕上げの場合表面が軟かいためしわ
が発生しやすく施工時作業性に劣シ、さらには表面に付
着した汚れが取シ除きにくいなどの問題があった。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、この発明にあっては意匠性に富む木質板を表面
材として使用し、これにハニカム材の開口方向端面を貼
着することによシ裏打ちをして表面の剛性を付与すると
ともに通気性を維持して吸音性能を得るようにし、基板
を用いることKよ乃施工性も良好とするようにした。
〔実施例〕
第1図は、この発明の吸音板の一例を示すもので、図中
符号1は基板である。この基板1は、この実施例ではパ
ーチクルボード、ラワン合板などの台板2と、この台板
2の一側面に必要に応じて裏打ち材3を介して貼着され
た木質単板4とから構成されている。木質単板4はこの
吸音板の裏面材となるものであって、厚さθ−〜θ4t
m程度のロータリー単板やスライス単板などが用いられ
、これを補強するために合成繊維製不織布や和紙などか
らなる裏打ち材3で裏打ちされたうえ台板2に貼着され
ている。木質単板4と裏打ち材3および裏打ち材3と台
板2とは、酢酸ビニル系エマルジョン接着材などの接着
材で接着されている。
また、台板2の他側には、枠体5が取シ付けられている
。この枠体5は、台板2の外周寸法と同一の外周寸法を
有する四角形の枠であって11通常スブルースなどの木
材などで作製されており、接着、釘止めなどの固定手段
によって台板2に強固に固着されている。、また、この
枠体5は、後述のように吸音材を収容する空間を形成す
るものでもあるので、枠体5の吸音板の厚み方向の寸法
は、収容する吸音材の厚みとほぼ同一となるように決め
られることが多いが、これに限られることもないO そして、枠体5と台板2とモ形成された四角状の空間に
は、グラスウール、ロックウール、フェルト、樹脂フオ
ームなどの多孔質吸音材6が軽く充填、収容されている
。この吸音材6の厚みは、吸音板として要求される吸音
性に応じた厚みとされ、通常2夕霞、jOtrrm、7
S填などの品種が選ばれる。また、吸音材6の比重(嵩
比重)も吸音性に関係するので、同様に要求吸音性能に
合致するようなものが選ばれる。
また、この吸音材6を押え込むようにして板状のハニカ
ム材7が枠体5に取り付けられている。
ハニカム材7は樹脂含浸硬化紙やアルミニウム薄板を蜂
の巣状に組み合せたもので、中心部のハニカム部8と外
周部の枠部9とが一体となったものが使用され、吸音板
の厚さ方向にハニカムの開口方向を一致させたうえ、そ
の枠部9を枠体5に接着などの手段によシ固着すること
によって枠体5に固定されている。
また、このハニカム材7の吸音材6側の側面には、合成
繊維などからなる不織布や和紙などの裏打ち材10が一
体に貼シつけられておシ、これの反対側の側面には、木
質単板11が同様に一体に貼着されている。裏打ち材1
0はノ・ニカム材7のハニカム形状補強および木質単板
11貼着によるハニカム材7の反シ現象を防止するため
のものであって、通気性を十分確保するうえから、出来
るだけ薄手のもの、坪1309/−以下のものが好まし
い。また、木質単板11はこの吸音板の表面材となるも
のであシ、通気性を十分確保するためKその厚さはでき
るだけ薄いものが好ましく、厚さQ−〜θ’1m程度の
ロータリー単板、スライス単板または木質単板11の裏
面を接着シート、不織布等で補強した上で穴あけ加工等
によシ通気性を確保した材料などが用いられ、その開口
率は30俤以上、好ましくは1Ios以上であることが
望ましい。さらに、この例では表面材となる木質単板1
1と裏面材となる木質単板4とは同一樹種の単板が用い
られ、吸音板の表面も裏面もほぼ同様の外観を呈するよ
うKeつている。ハニカム材7と木質単板11および裏
打ち材10との貼シ合せは、エチレン−酢酸ビニル系共
重合体系ホントメルト接着材や酢酸ビニル系エマルジョ
ン接着剤などの接着剤をハニカムの先端部に多重に塗布
して接着し、小さい接着面積にもかかわらず十分な接合
強度が得られるよう圧する。
〔作用〕
このような構造の吸音板は、その表面材となる木質単板
11が表面に露出するようにして、壁、天井などに取シ
付けられて使用に供される。
そして、この吸音板にあっては、表面材となる木質単板
11は多孔質であるので、音波はここを良好に通過し、
ハニカム材7を経て吸音材6に至シ、ここで吸音され、
良好な吸音性能を示す。また、表面材に木質単板11を
用いているので、吸音板としての美観が向上し、意匠性
に富むものとなシ、美しい吸音性壁面、天井面等が形成
できる。
また、表面材の木質単板11の下地材としてハニカム材
7を用いたので、表面部分の剛性が高くなり、機械的強
度が高くなって堅牢性に富み、しかも必要な通気性が十
分確保でき、吸音材6の吸音性を阻害することもない。
さらに、表面材の木質単板11と裏面材の木質単板4と
に同一樹種のものを用いているので、吸音板を裏がえし
にして裏面材の木質単板4を表側に露出させても、外観
の点では何んら変化がなく、吸音%性を反射特性に変え
ることができる。したがって、この吸音板を多数壁、天
井等圧貼付するとき、一部の吸音板を裏がえして反射性
を付与し、全体の吸音特性を任意に調節することができ
、しかも外敵上異和感を与えるような不都合もない。
〔その池の実施例〕
基板1に石膏ボードや木片セメント板などの重量材を用
いれば、吸音性と同時に遮音性も得られる、。
また、吸音板が大寸化した場合には、枠体5に適宜桟木
(横木)など組み付け、全体を補強することもできる。
〔実験例〕
基板として厚さフ左闇のラワン合板を用い、これにスブ
ルースからなる枠体を接着、釘止めして同温・シ、吸音
材として厚さ、25mのグラスウール(乙4t kg 
/ n? )を充填した。−力、厚さ5mmのベーパー
ハニカム材の一側面に厚み0.、.2 wnのならロー
タリー単板を、他側面にアクリル繊維製不織布C3!;
?−/nl)をそれぞれ酢酸ビニル系エマルジョン接着
剤を用いて貼り合せて一体化し、これを酢酸ビニル°系
エマルジョン接着剤を用いて枠体に接着して一体化し、
縦/に00rnn、横グS0朔、厚さ31=wnの吸音
板を試作した。
この吸音板の吸音特性をJIS−A−/4109に準じ
て測定した。結果を第一図に示す。第一図のグラフ中、
曲線Aは表面の吸音面の吸音率を示し、曲線Bは裏面の
反射面の吸音率を示し、曲線Cは厚み2!rrranの
グラスウール(乙9に9/i)吸音材単体の吸音率を示
すものである。曲線Aのビーりが曲線Cのビークよシ上
廻る分は測定法の誤差によるものと思われる。
このグラフから明らかなように、この吸音板はグラスウ
ール単体の吸音特注とほぼ同等の吸音特性を有している
ことがわかる。なお、■線Bの一00Hz付近の吸音ピ
ークは、基板となるラワン合板の共振効果による吸音で
ある。          4゜〔発明の効果〕 以上説明したように、この発明の吸音板は木質単板から
なる表面材と裏打ち材とでハニカム材を挾みこれを吸音
材の一側に配し、他側に基板を配して一体化したもので
あるので、木質単板の美観をそのまま有する外観の美し
いものとなり、また木質単板の下地にハニカム材を使用
したので、表面材の部分の剛性が高く、強固となり、施
工性も良好である。また、下地にハニカム材を用いてい
るので、通気性が十分確保でき、内部の吸音材の吸音性
を阻害することなく、十分な吸音性能を発揮する。
さらに、基板として、表面材の木質単板と同種の裏面材
となる木質単板を貼着した合板を使用したものであって
は、多数枚の吸音板のうちの一部のものを裏がえしにし
て全体の吸音特注を調節しても、外観はすべて同様の木
目模様を呈し、部分的に異和感を与えることがなく、意
匠性ておいて極めて有利となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の吸音板の一例を示す概略断面図、 第2図は、この発明の吸音板の吸音特性を例示するグラ
フである。 1・・・・・・基板、2・・・・・・台板、4・・・・
・・木質単板(裏面材となる)、6・・・・・・吸音材
、7・・・・・・ハニカム材、10・・・・・・裏打ち
材、11・・・・・・木質単板(表面材となる)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)木質単板からなる表面材と裏打ち材とでハニカム
    材を挾み、これを吸音材の一側に上記木質単板が表面に
    露出するように配し、他側に基板を配し、これら部材を
    一体化したことを特徴とする吸音板。
  2. (2)基板が台板であり、該合板の表面層の単板が上記
    ハニカム材に貼着された木質単板と同種であることを特
    徴とする 特許請求の範囲第1項記載の吸音板。
JP15548385A 1985-07-15 1985-07-15 吸音板 Granted JPS6216135A (ja)

Priority Applications (1)

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JP15548385A JPS6216135A (ja) 1985-07-15 1985-07-15 吸音板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15548385A JPS6216135A (ja) 1985-07-15 1985-07-15 吸音板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6216135A true JPS6216135A (ja) 1987-01-24
JPS6335414B2 JPS6335414B2 (ja) 1988-07-14

Family

ID=15607030

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JP15548385A Granted JPS6216135A (ja) 1985-07-15 1985-07-15 吸音板

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JP (1) JPS6216135A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5382610A (en) * 1990-12-21 1995-01-17 Nippon Shokubai Co., Ltd. Water absorbent matter and method for producing it as well as water absorbent and method for producing it

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5382610A (en) * 1990-12-21 1995-01-17 Nippon Shokubai Co., Ltd. Water absorbent matter and method for producing it as well as water absorbent and method for producing it

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6335414B2 (ja) 1988-07-14

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