JPH037187Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH037187Y2 JPH037187Y2 JP1984034667U JP3466784U JPH037187Y2 JP H037187 Y2 JPH037187 Y2 JP H037187Y2 JP 1984034667 U JP1984034667 U JP 1984034667U JP 3466784 U JP3466784 U JP 3466784U JP H037187 Y2 JPH037187 Y2 JP H037187Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel plate
- mat
- plasticizer
- pvc sheet
- soft pvc
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 22
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- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 8
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- 235000008331 Pinus X rigitaeda Nutrition 0.000 description 1
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Landscapes
- Details Of Cutting Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はデスクマツト用として好適な鋼板入
りマツトに関するものである。
りマツトに関するものである。
従来デスクマツトとして使用されている軟質ポ
リ塩化ビニルシート(以下、単に塩ビシートとす
る)に薄鋼板を貼合わせた鋼板入りマツトが得ら
れるならば、デスクマツト表面でマグネツトの使
用が可能となり、デスクマツトをマグネツト入り
製図板に保持させることができるため、各種の作
業において便益が期待されるほか、材料としても
多大の潜在的用途ないし需要があると考えられ
る。
リ塩化ビニルシート(以下、単に塩ビシートとす
る)に薄鋼板を貼合わせた鋼板入りマツトが得ら
れるならば、デスクマツト表面でマグネツトの使
用が可能となり、デスクマツトをマグネツト入り
製図板に保持させることができるため、各種の作
業において便益が期待されるほか、材料としても
多大の潜在的用途ないし需要があると考えられ
る。
この考案は上記のような事情に鑑みなされたも
ので、その目的は軟質塩ビシートと薄鋼板を剥離
することがないよう互いに貼合わせた鋼板入りマ
ツトを提供することにある。
ので、その目的は軟質塩ビシートと薄鋼板を剥離
することがないよう互いに貼合わせた鋼板入りマ
ツトを提供することにある。
上記目的達成のため、この考案の鋼板入りマツ
トは薄鋼板の両面に可塑剤に強い樹脂フイルムを
接着し、さらにその外面に軟質塩ビシートを貼る
ことにより形成される。このように耐可塑剤性樹
脂フイルムを用いる理由は、薄鋼板に軟質塩ビシ
ートを直接貼ると、時間の経過とともに軟質塩ビ
シート中の可塑剤がいわゆるマイグレーシヨンに
よつて薄鋼板と接着面に移行し、これを侵して接
着力を低下させ、両部材を剥離させるので、この
間に可塑剤含有量が少なくマイグレーシヨンに強
い耐可塑剤性樹脂フイルムを配することにより、
接着力の経時低下を防止するためである。上記耐
可塑剤性樹脂フイルムとしては、たとえば可塑剤
含有量の少ない硬質塩ビフイルムを用いることが
できる。なお、この場合、あらかじめ軟質塩ビシ
ートと樹脂フイルムのラミネートを形成してお
き、その樹脂フイルム側を薄鋼板の両面に接着す
ることによりこの考案の鋼板入りマツトを形成す
ることが可能なことはもちろんである。
トは薄鋼板の両面に可塑剤に強い樹脂フイルムを
接着し、さらにその外面に軟質塩ビシートを貼る
ことにより形成される。このように耐可塑剤性樹
脂フイルムを用いる理由は、薄鋼板に軟質塩ビシ
ートを直接貼ると、時間の経過とともに軟質塩ビ
シート中の可塑剤がいわゆるマイグレーシヨンに
よつて薄鋼板と接着面に移行し、これを侵して接
着力を低下させ、両部材を剥離させるので、この
間に可塑剤含有量が少なくマイグレーシヨンに強
い耐可塑剤性樹脂フイルムを配することにより、
接着力の経時低下を防止するためである。上記耐
可塑剤性樹脂フイルムとしては、たとえば可塑剤
含有量の少ない硬質塩ビフイルムを用いることが
できる。なお、この場合、あらかじめ軟質塩ビシ
ートと樹脂フイルムのラミネートを形成してお
き、その樹脂フイルム側を薄鋼板の両面に接着す
ることによりこの考案の鋼板入りマツトを形成す
ることが可能なことはもちろんである。
以下、この考案の鋼板入りマツトの一実施例に
ついて図面を参照しつつ詳細に説明する。
ついて図面を参照しつつ詳細に説明する。
図中符号1は厚さが約100ミクロンの薄鋼板で
あり、その両面には可塑剤に強い硬質塩ビフイル
ム等の樹脂フイルム2が接着され、さらにその上
に厚さが約1ミリメートルの軟質塩ビシート3が
貼付されている。
あり、その両面には可塑剤に強い硬質塩ビフイル
ム等の樹脂フイルム2が接着され、さらにその上
に厚さが約1ミリメートルの軟質塩ビシート3が
貼付されている。
軟質塩ビシートの上には、必要に応じて、さら
に化粧シート等を貼付けてもよい。また、鋼板の
厚さは両側の軟質塩ビシート層の曲げに伴なう伸
縮に負けないよう軟質塩ビシート層の厚さに見合
う厚さとすることが望ましく、これが薄過ぎると
マツトに波形の歪みを生じる。逆に、鋼板が厚過
ぎると、マツトが重くなるとともに、大きな曲率
でも曲げ難くなるので、所望のマツトに応じて適
度の弾性が得られる厚さとすることが望ましい。
に化粧シート等を貼付けてもよい。また、鋼板の
厚さは両側の軟質塩ビシート層の曲げに伴なう伸
縮に負けないよう軟質塩ビシート層の厚さに見合
う厚さとすることが望ましく、これが薄過ぎると
マツトに波形の歪みを生じる。逆に、鋼板が厚過
ぎると、マツトが重くなるとともに、大きな曲率
でも曲げ難くなるので、所望のマツトに応じて適
度の弾性が得られる厚さとすることが望ましい。
なお、上記実施例において、薄鋼板の両面の軟
質塩ビシートは、必要に応じて、互いに異なる厚
さとすることも可能である。
質塩ビシートは、必要に応じて、互いに異なる厚
さとすることも可能である。
以上に説明したこの考案の鋼板入りマツトは、
デスクマツトや標示板の材料として使用する時、
マグネツトの使用が可能であり、またマグネツト
入り製図板等に保持させることもでき、さらにカ
ツターナイフによる紙等の切抜き作業において、
ナイフに強い力を加えても刃先がマツトの裏側に
まで食い込まないので、円滑な切抜きが可能にな
る等、各種の作業において便益があることは明白
である。さらに、この考案の鋼板入りマツトは曲
げ応力が繰返し加えられても、長期にわたり部材
が剥離することのない耐久性を有する。
デスクマツトや標示板の材料として使用する時、
マグネツトの使用が可能であり、またマグネツト
入り製図板等に保持させることもでき、さらにカ
ツターナイフによる紙等の切抜き作業において、
ナイフに強い力を加えても刃先がマツトの裏側に
まで食い込まないので、円滑な切抜きが可能にな
る等、各種の作業において便益があることは明白
である。さらに、この考案の鋼板入りマツトは曲
げ応力が繰返し加えられても、長期にわたり部材
が剥離することのない耐久性を有する。
図はこの考案の鋼板入りマツトの一実施例の構
造を示すマツトに垂直な平面で切断した断面図で
ある。 1……薄鋼板、2……耐可塑剤性フイルム、3
……軟質塩ビシート。
造を示すマツトに垂直な平面で切断した断面図で
ある。 1……薄鋼板、2……耐可塑剤性フイルム、3
……軟質塩ビシート。
Claims (1)
- 薄鋼板の両面に可塑剤含有量の少ない耐可塑剤
性樹脂フイルムを接着し、このフイルムの上に軟
質塩ビシートを貼付した鋼板入りマツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3466784U JPS60146790U (ja) | 1984-03-10 | 1984-03-10 | 鋼板入りマツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3466784U JPS60146790U (ja) | 1984-03-10 | 1984-03-10 | 鋼板入りマツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60146790U JPS60146790U (ja) | 1985-09-28 |
JPH037187Y2 true JPH037187Y2 (ja) | 1991-02-22 |
Family
ID=30538251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3466784U Granted JPS60146790U (ja) | 1984-03-10 | 1984-03-10 | 鋼板入りマツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60146790U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5813999B2 (ja) * | 1975-08-01 | 1983-03-16 | 日本電気株式会社 | デンカケツゴウソシノクドウホウ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5813999U (ja) * | 1981-07-17 | 1983-01-28 | ニチレイマグネツト株式会社 | カツタ−マツト |
-
1984
- 1984-03-10 JP JP3466784U patent/JPS60146790U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5813999B2 (ja) * | 1975-08-01 | 1983-03-16 | 日本電気株式会社 | デンカケツゴウソシノクドウホウ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60146790U (ja) | 1985-09-28 |
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