JPS588749Y2 - 粘着テ−プもしくはシ−ト - Google Patents

粘着テ−プもしくはシ−ト

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Publication number
JPS588749Y2
JPS588749Y2 JP2223780U JP2223780U JPS588749Y2 JP S588749 Y2 JPS588749 Y2 JP S588749Y2 JP 2223780 U JP2223780 U JP 2223780U JP 2223780 U JP2223780 U JP 2223780U JP S588749 Y2 JPS588749 Y2 JP S588749Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aluminum
adhesive tape
density polyethylene
film
thickness
Prior art date
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Expired
Application number
JP2223780U
Other languages
English (en)
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JPS56123845U (ja
Inventor
皆川練造
吉永信威
上野昭男
庭山喜司雄
田口輝明
Original Assignee
東洋化学株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 東洋化学株式会社 filed Critical 東洋化学株式会社
Priority to JP2223780U priority Critical patent/JPS588749Y2/ja
Publication of JPS56123845U publication Critical patent/JPS56123845U/ja
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Publication of JPS588749Y2 publication Critical patent/JPS588749Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は鋏、ナイフ、テープカッターの如き治具を使用
することなく指先にて簡単にしかも一直線に引裂くこと
のできるアルミニウムもしくはアルミニウム合金の箔を
基材とした粘着テープもしくはシートに関するものであ
る。
従来、アルミニウムもしくはアルミニウム合金の箔を基
材とした粘着テープもしくはシートとしては、その片面
に粘着剤層を設けたものが主流を占めていたが表面に理
屈がつき易いばかりでなく耐酸性や耐アルカリ性にも劣
り、そこで他面を合成樹脂フィルムにてコーディングし
たものが使用されるに至った。
しかしながら、これら粘着テープもしくハシートは強伸
度が比較的に大きいため指先にて容易に切断することが
できず、これより特別な治具を必要とし作業性が著しく
劣るという欠点を擁していた。
本考案は叙上の如〈従来品の作業上の欠点を改善し、作
業能率を向上せしめるために考案されたものであり、以
下本考案を図面について説明する。
図中、符号1は易引裂性を付与するために設けられた横
方向に6倍以上伸延された密度0.94?/cyd以上
にして厚さ10〜50μの高密度ポリエチレン横軸延伸
フィルムであり、2はアルミニウムもしくはアルミニウ
ム合金の箔であって、厚さ7〜50μ程度のものが使用
され、3は上記高密度ポリエチレン横軸延伸フィルム1
とアルミニウムもしくはアルミニウム合金の箔2を積層
するための接着剤であって、従来よりこの種複合フィル
ムの接着に使用される通常の接着剤であっても良いが本
考案の目的からして、密度0.92 f/cr/l以下
の低密度ポリエチレンからなる厚さ10〜50μ程度の
低密度ポリエチレンフィルムの使用が好適である。
次に符号4はアルミニウムもしくはアルミニウム合金の
箔2の他面に付着された感圧性粘着剤層であって、通常
ゴム系やアクリル系粘着剤が用いられ、表面に剥離紙が
被着されることもあるが第2図に示すように剥離剤層5
を設け、第3図に示した如くテープ状に巻取り、剥離紙
を除いたものが不要な紙屑の残りがなく、使用上簡便で
ある。
尚、アルミニウムもしくはアルミニウム合金の箔2はそ
れ自体の強度の点並びに引裂時における易引裂性と延伸
された高密度ポリエチレン横軸延伸フィルム1の影響力
を損わないため、厚みを7〜50μの範囲とすることが
望ましい。
次に本考案を一実施例に基づき前述すると、まず密度0
.96 i//crilの高密度ポリエチレンを素材と
米米゛シた長尺フィルムを横方向に12倍延伸してなる
厚さ20μの高密度ポリエチレン横軸延伸フィルムの一
面に剥離層を成層するとともに他面に厚さ15μの低密
度ポリエチレンフィルムを接着剤として押出ラミネーシ
ョンにより厚さ7μのアルミニウム箔を接着し、更にこ
のアルミニウム箔の他面に感圧性粘着剤層を設けた。
得られたアルミニウム箔粘着テープにつきその物性を測
定したところ第1表の通り他の従来のアルミニウム箔粘
着テープと比較して指先による切断性および切断方向性
において遥かに優れた結果が得られた。
本考案に用いられる高密度ポリエチレン横軸延伸フィル
ムの密度について0.94 t/ctd以下の場合には
易引裂性および切断方向性に優れたアルミニウム箔粘着
テープとはならず、本考案の目的とするものが得られな
い。
また、高密度ポリエチレン横軸延伸フィルムの延伸倍率
は少なくとも6倍以上が必要であり、それ以下の場合に
は横方向の端裂抵抗が大きく、指先により簡単に引裂く
ことができず、また切断面も直線にならず所期の目的の
ものが得られない。
第2表は高密度ポリエチレン横軸延伸フィルムの延伸倍
率とアルミニウム箔とをラミネートした複合フィルムに
感圧性粘着剤層を設けたアルミニウム箔粘着テープの端
裂抵抗との関係を示したも(注)アルミニウム箔粘着テ
ープの構成は前記具体側に同じであり、また、測定方法
及び切断面の判定は第1表の方法と同じである。
従ッて、上記第2表から高密度ポリエチレン横軸延伸フ
ィルムの横方向の延伸倍率が6倍以上のフィルムチある
と、易引裂性の目的に合ったアルミニウム箔粘着テープ
が得られることがわかる。
次に本考案における高密度ポリエチレン横軸延伸フィル
ムの厚さにつC・て、その厚さが10μ以下の場合には
アルミニウム箔を充分に保護することができない。
またこのフィルムの厚さが50μ以上であると端裂抵抗
が大きくなり手で簡単に引裂くことができない。
第3表はこの高密度ポリエチレン横軸フィルムの厚さと
物性の関係を示したものである。
(2)アルミニウム箔粘着テープの構成は前記具体例と
同様であり、高密度ポリエチレン横軸延伸フィルムの延
伸倍率は12倍、接着剤である低密度ポリエチレンフィ
ルムの厚みは15μ、基材のアルミニウム箔の厚さは7
μである。
上述の如く本考案によって得られる粘着テークもしくは
シートは鋏、ナイフ、テープカッターの如き治具を全く
必要とすることなく指先にて簡単に切断され、しかもこ
の切断面が一直線になるために、その特性を生かしてア
ルミニウム箔ラベルテープ、装飾用雑貨品、標識用粘着
テープ、台所流し台の間隙用テープ等として簡便に使用
できるものであり、作業上の利点の効果は頗る大である
【図面の簡単な説明】
第1図は本案品の一実施例の拡大断面図、第2図は他の
実施例の同上一部拡大断面図、第3図は同上斜視図を示
すものである。 1・・・・・・高密度ポリエチレン横軸延伸フィルム、
2・・・・・・アルミニウムもしくはアルミニウム合金
の箔、3・・・・・・接着剤、4・・・・・・感圧性粘
着剤層、5・・・・・剥離層。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)アルミニウムもしくはアルミニウム合金の箔の一
    面に合成樹脂フィルムを成層し他面に感圧性粘着剤層を
    付着してなるものにおいて、合成樹脂フィルムとして横
    方向に少なくとも6倍延伸してなる高密度ポリエチレン
    横軸延伸フィルムを使用することを特徴とする粘着テー
    プもしくはシート。
  2. (2)高密度ポリエチレン横軸延伸フィルムの厚さが1
    0〜50μである実用新案登録請求の範囲第(1)項記
    載の粘着テープもしくはシート。
  3. (3)アルミニウムもしくはアルミニウム合金の箔の厚
    さが7〜50μである実用新案登録請求の範囲第(1)
    項記載の粘着テープもしくはシート。
JP2223780U 1980-02-22 1980-02-22 粘着テ−プもしくはシ−ト Expired JPS588749Y2 (ja)

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JP2223780U JPS588749Y2 (ja) 1980-02-22 1980-02-22 粘着テ−プもしくはシ−ト

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Publication Number Publication Date
JPS56123845U JPS56123845U (ja) 1981-09-21
JPS588749Y2 true JPS588749Y2 (ja) 1983-02-17

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ID=29618363

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0343218Y2 (ja) * 1985-07-05 1991-09-10

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JPS56123845U (ja) 1981-09-21

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