JPS59501125A - 粘着紙材料およびそのような材料から作つたラベル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は粘着紙シートまたはウェブ拐料およびそのような材料から作ったラベル に関する。

従来の粘着紙ラベルはむしろ強い印刷可能な紙、通常比Ｍ量８０　ｇ　／　ｍ” の紙からなっている。紙の裏側には感圧粘着剤が付いており、さらにその上を裏 打ちシートまたは支持体シートで被っである。そのシートは紙ラベルの使用の直 前にラベルの粘着剤から容易に剥かせるように普通シリコーンをペースとしたス リップ剤で処理または含浸を施されている。裏打ちシートはその単なる被覆の目 的に加えて、また粘着剤を乾燥から保護し、そのさらに重要な目的はラベルの製 造に関連している。すなわち、通常単一ラベルは初めから相当する連続紙ウェブ を支持している晟打ちシート材料の連続ウェブの上に製造されるが、ラベルは裏 打ちソートの上に残る互いに間隔をおいた紙の区域としぞ与えられ、この区域の 輪郭を画定するように紙ウエブ上で切り分けられ、これらの区域の外側の紙ウェ ブは裏打ちウェブから取り除かれる。これらの作業は連続的に行われ、例えば印 刷機を通過するウェブに関して、ラベルが印刷されてから、周囲の紙から切分け られるが、裏打ちシートはこれに相当して切られることはない。上述の周囲の紙 は、１列またはそれ以上の列数のラベルに相当する孔のあいた連続紙ウェブとな り、そしてこのウェブ、いわゆる「くず」、は裏打ちウェブから連続的に引剥が されて、互いに間隔をお７・て配置されたラベルの１つまたはそれ以上の列を有 する裏打ちウェブを残す。この製品はロールに巻かれろか、１つまたはそれ以上 のラベルを、印刷の有無に拘わらず、保持する１枚１枚のシートに切断されても よい。

前述の「くず」ウェブの裏打ちウェブからの引剥がしは、製造速度に関する限り 障害のある作業である。

高速度の製造のためには「くず」ウェブに強い引っ張る力を及ぼす必要がある。

すなわち、この孔のあいたウェブは相当して高い引張強さを示さなければならな い。ラベル用紙に一般に使用される紙の前述の比重量８０！ｉ／　ｍ”は、ラベ ル張りだけの目的ならば大抵の場合に不必要な厚さであるが、「＜ず」ウェブが 引剥がすときに破れるために製造を停止することな（適度な速さで製造できるた めにはこの厚さが必要である。

ラペルウェゾ用に比較的重質の紙を使うことはそれ故一種の妥協と見ることかで きるが、またそれは他のさらに特殊な見地からも多少幸運な妥協である。たとえ ば、自己粘着ラベルの特殊かつ重要な用途は包装または箱などのいわゆる保証シ ールである。その場合、容器の本体と蓋のように２つの材料部分の間の分離境界 を跨いで置かれたラベルは一般にラベル材料の平面に働くかなりの力に抵抗でき る必要があり、また一方ラベルは許可なくこれを引剥がしてから再び貼ることが 十分可能なほど強くあってはならない。すなわち、ラベルはそれを貼った表面か ら引剥がづ試みがなされたとき、目につくように破れ易いことが必要である。

言いかえ今と、ラベルの引裂強さがそれが貼っである表面への粘着の強さより小 さい重要がある。すなわち、引裂強さはむしろ小さくあるべきで、−万一般引張 強さは前述のようにかなり萬い製造速度を可能ならしめろためむしろ大きくなく てはならない。これらのことを考慮すると紙の強度に関してあ、る妥協に導か゛ れざるを得々いが、一般にその周知の妥協は実際に満足すべきとは到底言えるも のではなかった。

ラベルの上述の特殊用途においてさらに問題かラベル用紙の柔軟性に関して存在 する。ラベルが例えば容器の本体と蓋のように互いに僅かに移動できる構成要素 の間の分離境界を跨いで貼られている場合に、そのラベルはこれらの要素部分の 間に働く分離力に対するばかりでなく、両要素部分の間の圧縮力に対しても抵抗 しなければならない。その際ラベルは前述の分離境界のすぐ外側の場所でふ（ら み易（なる。そΩよ）７ｃニラベルの局部的かつ狭い範囲におけるふくらみは、 たとえ材料の一般引張強さが大きくても、ラベルの破れを十分生せしめ得るが、 またそのような破れは、紙材料が前述の比重量８０９　、／　ｍ２に相当する程 強い場合でも度々経験されている。容器の本体と蓋部分との間の分離境界に沿っ てラベルが破れることは、もしそのラベルが検定済みの封止手段を構成する場合 、例えば積替輸送に際して肉のコンテナーに貼られているような場合には、重大 な問題を生じることがある。ラベルの縁に沿って紙に普通のテープを貼ることに よってラベルを破れに対して補強するという提案があったことがあるが、これは ラベルを不適当に剛くしがちであり、その上そのような補強はまたラベルの許可 なしくで剥がしてから再び貼ることを容易にしがちである。なぜならばその場合 ラベルを破らないでその貼っている表面から引剥がすことかより容易になるから である。

本発明の目的は、ラベルの製造と使用の両方に特に有利である改良されたラベル シート材料を提供することである。

本発明によるラベルン−１・材料は、紙シー　トの裏側と粘着剤の層との間に配 置されている、比岬］性の高し・非常に薄いプラスチックシートからなって℃・ る。すなわち、そのプラスチックシートは一方の側で紙シートと接着しており、 その反対側で粘着剤を支持して（・る。

一般に、プラスチックのシート材料の引張強さと引裂強さは普通の紙のものより 高いが、若干のプラスチックノート材料は比較酌量りくかつ極めて薄い場合には 、紙に比較すればまだ比較的高い一般引張強さを示すが、引裂強さは余り高くな いというどとを証明した。それ故、厚さが約０．０１ｍｍＬかない実際上非弾性 のポリエステルシートはその結合された紙シートに一般引張強さを加えるであろ うが、一方ではこれ罠相当する引裂強さを紙シートに加えないであろう。

それ故、低伸縮性の極く薄いプラスチックシートでその裏側に補強をした紙ラベ ルはさらに保証ラベルとして有用であろう。何故ならば、その引裂強さが十分小 さいので、その貼っである表面から引剥がそうとしたとき、勿論粘着剤が良質で あるとして、ラベルの破れを生せしめるからである。明らかに、比剛性の高い材 料は曲げに対しても剛いはずだが、僅か１０〜２０μｍの厚さしかないプラスチ ックシートはいずれにせよ完全に柔軟性をもって℃・るものである。

引張強さについての補強はラベルの一般的強度に重要であるが、実際には２つの 主要観点があって、それらはここで別々に考えなげればならない。

これらの主要観点の１つはラベルの製造に関、する。

ここに論じられているような一般的に補強されたウェブ材料はラベルの製造にお いて著るしい利点を示した。

すなわち、前述の「くず」がかなり増加した速度で安全に引離すことができ、そ の際ラベルの印刷および成形プロセスにおいて一般的速度をそれに相当して増す ことができる。

上記２つの主要観点の内の他の１つはラベルの十分な引張強さを厚さの小さい紙 を使用しても得ることができることである。すなわち、比重量が約６０ρ／ｍ２ の紙で結構である。その結果として生じる引張強さはラベルのためにその使用に おいてのみならず、製造においても「くず」を高速度で引離すことができるので 、満足すべきものである。

ラベル用紙の第１の目的は望ましく・印刷および手書きも受けとめることて、こ の目的は勿論その紙が比較的薄くて同時に安価なものであっても充足される。し かしこのような薄い紙はまたラベルの柔軟性を増すために貢献するし、また前述 のような極く薄いプラスチックシートを補足的に使用することは屈曲のしなやか さを加えるが、上記の増加した柔軟性を妨げるものてはない。それ故、本発明に よって実際的に規定されろような薄い紙の使用によって、ラベルは局部的なふく らみに対して感じない程十分柔軟であり、またこの理由のためにそのラベルは容 器と蓋丈たはその他のカバーとの間の分離境界に跨って貼らｉｚる保証ラベルと して非常に適するものとなる。また、薄くかつ柔軟なラベルは、従来の柔軟性の より少ないラベルよりも、平面でない形の表面に良く貼ることができる。

ここで補強材料としての使用について言及されて見・るプラスチックシート材料 は、その要求された薄いシート厚にも拘らず、極めて緊密であるという本来の特 徴を示す。このことはさらにもう１つの利点に導く。

すなわち、プラスチックノートは、孔をあけられていないときは、紙と粘着剤と の間に封止膜を形成し、それによって粘着剤が紙の中に侵入するのを防ぐ。とれ まで粘着剤が紙の中に侵入するのは当然と見られ、問題は粘着剤が後に紙の表側 に出るのを防止することにあった。粘着剤が表面に効果を保つのを確実にするた めに粘着剤な紙に過剰に塗ることが全く習慣的になされていた。粘着剤と紙との 間に防壁層を設ける試みはなされたが、これまで商業的に成功しなかった。また それは製品に引張強さを加えるシート材料の使用に基づくものではなかった。

従って、薄いラベル紙を前述の極く薄いプラスチックシートと組合せて使用する ことは粘着剤の紙を通して１にじむ」危険を増すものではない。プラスチックシ ートは紙に、例えばラッカーによって、容易に接着され、そしてプラスチックシ ートの使用により粘着剤自牙も、前述の通例の過剰使用をすることなく、最小必 要量に従って塗ればよい。

紙を通して粘着剤かにじむという問題は特に多孔性でない表面上に貼られたラベ ルに著しかった。そしである特殊なラベルには紙の代りにより高価なプラスチッ クシート材料が使われたが、しかしその場合高価な印刷技術とそれに続く貼合せ 被覆またはラッカー塗装を伴う。本発明に従う標準的ラベルは多数の一般的なら びに特殊な用途に完全に使用でき、また必要ならば簡単な印刷に続いてラッカ一 層を施すことも極く容易である。これによってラベルは特に耐湿性になるが、そ れは例えば種々の予備部品上に、それらの再注文を容易にするための引剥がしコ ピーと共に使用される場合などには望まし〜・ことである。

薄いプラスチックシートは紙の裏側全体の上に連続ウェブとして紙に貼合せるの が望ましいが、グラスチックウェブをただ帯状の細片として、例えば２本以上平 行に互いに間隔を置いた細片をラベルの引張強さを〜増ず必要のある方向に伸す というように配置することは本発明の範囲に入る。ラベルは勿論そ９裏似全体に 紙に均等に塗られたラッカーによって紙に接着されている場合には、細片の間に 露出したラッカー表面は勿論粘着剤を受け、そしてそれ自身紙の中へ入ろうとす る粘着剤に対する防壁を構成することさえできる。

ラベル林料中に前述の比較的薄い紙を使用すると、ラベルをさらにしなやか且つ 柔軟にして℃・くつかの重要な結果を生じるので有益であるが、同様にラベルを 担うシート材料のパイル（積み重ね）またはロールがそれらの一定の大きさに対 し比較的多数のラベルを保持できろ第１４益の原因ともなることを述べておくべ きであろう。

ここで再υ；強調すべきことは、本発明のも５１つの特有の利点は著しく高速度 で普通のラベル印刷機および切断機においでラベルと裏打ちウェブの組合せを加 工することの可能な点であるが、それは「くず」を強い引張りの力をかけて高速 度で引剥がしても、その孔のあいたくずウェブを破ることなしにてきるからであ る。

本発明によるラベル材料ウェブの製造の実施例の若干を以下に示す。

実施例１− 厚さ６０ｇ／ｍ”相当の光沢のない印刷できる紙ウェブの一方の側に順次薄いラ ッカーの層を施し、次℃・で厚さ０．０１２ｍｍ　（１２μｍ）のポリエステル のシート相科ウェア’　（ＰＥＴＰフィルム１２μｍ１ユーラペーノぐ−、フィ ンランド）を重ね置いた。この複合ウェブは／リコーンを含浸した支持体紙と積 層され、支持体紙は上記の複合ウェブとの加工以前に、従来の型の感圧粘着剤の 薄い表面層を施されており、それによって粘着剤かポリエステルシートに付着さ せられる。

厚さ４０〜６０９／ｍ”相当の印刷用紙の紙ウェブで、既に低い弾性または伸縮 性の薄いプラスチックシートで片側を被覆されているもの、例えばポリエステル シートをホソＦメルト接着剤で紙に積層したもの、そのソートで被われた側に感 圧粘着剤の薄い層を施し、その後この粘着剤側を実質的に粘着しない、含浸した 紙ウェブによって被覆する。

実施例 光沢のない印刷用紙ウェブ（７０，？／ｍ２）の片側に途切れのないラッカ一層 を塗り、その後同じ紙ウェブの側に若干数の互℃・に間隔を取り、平行な、低伸 縮性の薄いプラスチックシートの細片（８〜２０μｍ）を重ねて置く。このよう に補強された紙ウェブにさらに、シリコーン処理をした支持体ウェブで感圧粘着 剤の層を施したものを重ね合わせる。

前述において感圧粘着剤を含む自己粘着ラベル（Ｃついて言及したが、粘着剤の 性質は本発明の多くの特徴および効果に対して決定的なものではないことを理解 されるであろう。それ故、本発明は何らの特定の種類の粘着剤に一限定されない ことを述べておくべきである。

従って、従来慣用の湿気によって作用する接着剤または熱によって作用する接着 剤も使用できる。

ラベルの引裂き抵抗の低いことが望ましい場合には、この抵抗を減するための公 知の方法を加えて使用することは有利であろう。すなわち、ラベルといま組合さ れているプラスチックシートに一連の切込みを縁に施すと、それによってラベル の破れを一層容易に開始させることかできる。

本発明はまたラベルウェブの開示された製造方法を含んでおり、それによる重要 な利益は前述の「くず」を高速度で引離すことができることである。

手続補正書（自発） 昭和５９年　６月２８日 特許庁長官殿 １、事件の表示 一ロコ ＰＣＴ／ＤＫ８３１０００６５ ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 ５、補正命令の日付 昭和　年　月　日 ６゜補正により増加する発明の数 ７、補正の対象 明細書及び請求の範囲翻訳文の浄書（内容に変更なし）国際調査報告 １゜

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １一方の側に粘着剤の層を有する印刷可能な紙の層ヲ含むラベルシート材料のウ ェブであって、その材料がさらに紙と粘着剤との間に挿入されている極く薄いプ ラスチックシートを含み、そのプラスチックシートは紙に接着２されており、且 つ高い引張強さと低い初期伸び率を有するポリエステルフィルムのような種類の 林料であることを特徴とする上記のラペルンー）Ｕ料つェブ。 ２、　プラスチックフィルムが５〜４０μｍ、好ましくは１０〜１５μｍ１の厚 さを有する請求の範囲第１項記載のウェブ。 ろ、　フ０ラスチックフィルムが紙の上に平行に、互℃・に間隔を取った細片と して備えられている請求の範囲第１項記載のウェブ。 ４　細片かラッカーの層によって紙に接着されており、そのラッカーの層が紙の 上で細片の間にも存在している請求の範囲第４項記載のウェブ。 ５　紙材料の厚さが約４０〜７０．９／ｍ２に相当する請求の範囲第１項記載の ウェブ。 ６　請求の範囲第１〜４項記載のウェブから製造されたラベル。 浄ゼＦ（内容に変更なし）