JPH022618Y2 - - Google Patents
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- JPH022618Y2 JPH022618Y2 JP1986103804U JP10380486U JPH022618Y2 JP H022618 Y2 JPH022618 Y2 JP H022618Y2 JP 1986103804 U JP1986103804 U JP 1986103804U JP 10380486 U JP10380486 U JP 10380486U JP H022618 Y2 JPH022618 Y2 JP H022618Y2
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- postcard
- cover sheet
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- protective film
- thermoplastic resin
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Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は郵便葉書に係り、特にコンピユータ処
理によつて印刷を施された郵便葉書に関する。
理によつて印刷を施された郵便葉書に関する。
(従来の技術および解決すべき問題点)
銀行、保険、証券、医療等の各分野での業務に
付帯して作成および郵送される書類は大量に上
り、それらの記載の印刷はほとんどの場合能率化
のためにコンピユータ化されている。このような
書類は受取人以外の目に触れないように通常封書
として発送されるが、郵送コストが嵩む上、封筒
入れおよび糊付等の処理作業が繁雑である。
付帯して作成および郵送される書類は大量に上
り、それらの記載の印刷はほとんどの場合能率化
のためにコンピユータ化されている。このような
書類は受取人以外の目に触れないように通常封書
として発送されるが、郵送コストが嵩む上、封筒
入れおよび糊付等の処理作業が繁雑である。
このような業務通信に郵便葉書を利用すれば郵
送コストの大幅な低減ならびに処理作業の著しい
簡略化が見込まれるが、裏面の記載内容が第三者
の目に触れやすく、かつ郵送の途中等で記載面が
汚されたりまたは不明瞭になるおそれがある。
送コストの大幅な低減ならびに処理作業の著しい
簡略化が見込まれるが、裏面の記載内容が第三者
の目に触れやすく、かつ郵送の途中等で記載面が
汚されたりまたは不明瞭になるおそれがある。
したがつて取扱いの簡単な葉書の利点を生かし
かつ前記の不具合を解消して宛先人が受取るまで
は内容がある程度保護できるように郵便葉書の形
態を改善することが好ましい。
かつ前記の不具合を解消して宛先人が受取るまで
は内容がある程度保護できるように郵便葉書の形
態を改善することが好ましい。
本考案者は先にコンピユータ処理による印刷、
印字された郵便葉書の表面または裏面の一部分に
特殊粘着紙を貼り密着させ、葉書の受取人がその
特殊粘着紙の一部をはがすことが出来るように加
工した郵便はがきを提案した(実願昭60−176700
号)。
印字された郵便葉書の表面または裏面の一部分に
特殊粘着紙を貼り密着させ、葉書の受取人がその
特殊粘着紙の一部をはがすことが出来るように加
工した郵便はがきを提案した(実願昭60−176700
号)。
このような特殊加工を施した葉書によれば葉書
裏面に貼付けられた粘着紙によつて常時は記載が
隠蔽されるため通信の内容が保護され、したがつ
てかかる葉書を業務用に用いることによつて郵送
コスト等が著しく低減する。
裏面に貼付けられた粘着紙によつて常時は記載が
隠蔽されるため通信の内容が保護され、したがつ
てかかる葉書を業務用に用いることによつて郵送
コスト等が著しく低減する。
ここで、この考案に用いる粘着紙の感圧接着剤
は葉書に対する確実な粘着と受取人による容易な
剥離との相反する要因を調和させることが不可欠
であり、その選択には高度の技術的配慮が必要で
ある。したがつて、受取人に配達されるまでは全
く剥れたりずれたりすることがなく、かつ剥取り
が極めて容易なように接着処理されている葉書の
開発がさらに望まれていた。
は葉書に対する確実な粘着と受取人による容易な
剥離との相反する要因を調和させることが不可欠
であり、その選択には高度の技術的配慮が必要で
ある。したがつて、受取人に配達されるまでは全
く剥れたりずれたりすることがなく、かつ剥取り
が極めて容易なように接着処理されている葉書の
開発がさらに望まれていた。
(問題点を解決するための手段)
前記従来技術の問題点はコンピユータ処理によ
る印刷を施された郵便葉書の裏面に対して接着さ
れる透明な熱可塑性樹脂の保護フイルムと、裏面
に熱可塑性樹脂のフイルムをラミネートされた隠
蔽性のあるカバーシートと、前記樹脂フイルムと
同系の熱可塑性樹脂からなりかつこの樹脂の融点
よりも低い温度で熱押出しされて前記保護フイル
ムとカバーシートとを剥離可能に結合する結合層
とを備えていることを特徴とする被覆処理された
郵便葉書を用いることによつて解決される。
る印刷を施された郵便葉書の裏面に対して接着さ
れる透明な熱可塑性樹脂の保護フイルムと、裏面
に熱可塑性樹脂のフイルムをラミネートされた隠
蔽性のあるカバーシートと、前記樹脂フイルムと
同系の熱可塑性樹脂からなりかつこの樹脂の融点
よりも低い温度で熱押出しされて前記保護フイル
ムとカバーシートとを剥離可能に結合する結合層
とを備えていることを特徴とする被覆処理された
郵便葉書を用いることによつて解決される。
(作用)
本考案の郵便葉書は葉書の裏面に接着された透
明な熱可塑性樹脂の保護フイルムに対して隠蔽力
のあるカバーシートからなるシールが設けられて
おり、宛先人が葉書を受取るまでは裏面の通信欄
が第三者の目にふれない。そして葉書を受け取つ
た宛先人がこのカバーシートを剥がす際には、カ
バーシートと保護フイルムとの間に介在する熱可
塑性樹脂の結合層がカバーシートとの間ではに対
してはラミネートのフイルム層と強固に相溶化さ
れているが、保護フイルム側からは容易に剥離さ
れて透明な保護フイルムを通して葉書の内容が読
みとられる。
明な熱可塑性樹脂の保護フイルムに対して隠蔽力
のあるカバーシートからなるシールが設けられて
おり、宛先人が葉書を受取るまでは裏面の通信欄
が第三者の目にふれない。そして葉書を受け取つ
た宛先人がこのカバーシートを剥がす際には、カ
バーシートと保護フイルムとの間に介在する熱可
塑性樹脂の結合層がカバーシートとの間ではに対
してはラミネートのフイルム層と強固に相溶化さ
れているが、保護フイルム側からは容易に剥離さ
れて透明な保護フイルムを通して葉書の内容が読
みとられる。
また前記結合層と保護フイルムとを葉書の周縁
部でヒートシール等で接着させておく形態の場合
では通常の取扱いでカバーシートが保護フイルム
から剥れるおそれがなく、かつ記載面の防水性が
保持されて雨水等による汚れや漾みのおそれがな
い。この場合ヒートシールされた周縁部の内側に
切取線を設けておけばカバーシートの剥離は容易
に行われる。
部でヒートシール等で接着させておく形態の場合
では通常の取扱いでカバーシートが保護フイルム
から剥れるおそれがなく、かつ記載面の防水性が
保持されて雨水等による汚れや漾みのおそれがな
い。この場合ヒートシールされた周縁部の内側に
切取線を設けておけばカバーシートの剥離は容易
に行われる。
なお、カバーシートによる葉書の記載の隠蔽は
全面にわたつて施してもあるいは特定の領域のみ
について施してもよい。
全面にわたつて施してもあるいは特定の領域のみ
について施してもよい。
ここで本考案においては前記熱可塑性樹脂の保
護フイルムとカバーシートとを結合させる際に本
来の融点よりも低い温度で熱押出されて固化され
る熱可塑性樹脂からなる結合層を介在させること
が重要である。
護フイルムとカバーシートとを結合させる際に本
来の融点よりも低い温度で熱押出されて固化され
る熱可塑性樹脂からなる結合層を介在させること
が重要である。
この場合カバーシートの裏面に結合層と同系の
熱可塑性樹脂によるラミネートを強固に被着させ
ておくことも本考案の一つの特色である。
熱可塑性樹脂によるラミネートを強固に被着させ
ておくことも本考案の一つの特色である。
この場合両樹脂フイルムとして同系のポリエチ
レンを用いると、比較的低い温度でかつ短時間に
「疑似接着」が形成されるので好ましい。
レンを用いると、比較的低い温度でかつ短時間に
「疑似接着」が形成されるので好ましい。
ラミネートされたカバーシートと熱可塑樹脂の
保護フイルムとの間にたとえばラミネートフイル
ムと同系の熱可塑性樹脂を熱押出等によつて融解
して流し込み固化させると、固化した結合層は同
系のラミネート側とは相溶して強固に一体化さ
れ、一方保護フイルム側とは単に融解後の「濡
れ」によつていわゆる「疑似接着」のみによつて
結合される。この疑似接着は通常の熱可塑性樹脂
たとえばポリエチレンフイルムとポリエステルフ
イルムとの間では180度剥離で10〜20g程度の低
い剥離力を示す(剥離速度500mm/分、50mm幅、
23℃/65RH%)。
保護フイルムとの間にたとえばラミネートフイル
ムと同系の熱可塑性樹脂を熱押出等によつて融解
して流し込み固化させると、固化した結合層は同
系のラミネート側とは相溶して強固に一体化さ
れ、一方保護フイルム側とは単に融解後の「濡
れ」によつていわゆる「疑似接着」のみによつて
結合される。この疑似接着は通常の熱可塑性樹脂
たとえばポリエチレンフイルムとポリエステルフ
イルムとの間では180度剥離で10〜20g程度の低
い剥離力を示す(剥離速度500mm/分、50mm幅、
23℃/65RH%)。
この疑似接着されたフイルム常時の取扱いでは
互いにずれたり剥れたりすることはないが、端部
から90℃ないし180℃方向に剥離力を作用させる
と、容易に剥離させることができる。この場合、
特に葉書の裏面に接着されている保護フイルムの
剥離力は800〜1000g/in程度であるため、透明
な保護フイルムを葉書面に残した状態でカバーシ
ート側のみが結合層のところから容易に剥離され
る。
互いにずれたり剥れたりすることはないが、端部
から90℃ないし180℃方向に剥離力を作用させる
と、容易に剥離させることができる。この場合、
特に葉書の裏面に接着されている保護フイルムの
剥離力は800〜1000g/in程度であるため、透明
な保護フイルムを葉書面に残した状態でカバーシ
ート側のみが結合層のところから容易に剥離され
る。
ここで熱押出される樹脂の温度が高ければラミ
ネート側との接合が強固になるので好ましいが、
一方押出し温度が低ければ保護フイルム側との疑
似接着力が低下するので、やはり、疑似接着部分
での剥離が可能になる。たとえば押出される樹脂
をポリエチレンとし保護フイルムをポリエチレン
テレフタレート(PET)とすればポリエチレン
の融点にほぼ近い温度で熱押出しても保護フイル
ム側に対して容易な剥離が得られる。したがつ
て、ポリエチレンを結合層として使用する際の押
出温度は保護フイルムの材質によつて融点(たと
えば320℃)の近傍から約200℃までの広い範囲か
ら選択することができる。
ネート側との接合が強固になるので好ましいが、
一方押出し温度が低ければ保護フイルム側との疑
似接着力が低下するので、やはり、疑似接着部分
での剥離が可能になる。たとえば押出される樹脂
をポリエチレンとし保護フイルムをポリエチレン
テレフタレート(PET)とすればポリエチレン
の融点にほぼ近い温度で熱押出しても保護フイル
ム側に対して容易な剥離が得られる。したがつ
て、ポリエチレンを結合層として使用する際の押
出温度は保護フイルムの材質によつて融点(たと
えば320℃)の近傍から約200℃までの広い範囲か
ら選択することができる。
尚、本考案に用いられるカバーシートは葉書の
裏面の記載の被覆に用いられる他、シート自体の
表面もしくは裏面にも社名、マーク、メツセージ
等の適宜な印刷を施すことができる。
裏面の記載の被覆に用いられる他、シート自体の
表面もしくは裏面にも社名、マーク、メツセージ
等の適宜な印刷を施すことができる。
またカバーシートと保護シートとは予め樹脂結
合層を介して疑似接着された一体化シールとして
予め製作され、オートラベラ等の自動機によつて
葉書裏面に接着されるようにすることが好まし
い。この際必要によつてはシールの製作工程中で
自動的にカバーシートにプリンタ印刷を施すこと
もできるが、この場合カバーシートにはプリンタ
ロールを係合させるための透孔(パーフオレーシ
ヨン)を設けておくことができる。通常シートの
両側に形成されるこれら一連の透孔は葉書への接
着後に切除されるような位置に形成してもよく、
また葉書周縁よりもやや内側に形成してあとでカ
バーシートを葉書から剥がす際の切取線一部とし
て利用できるようにしてもよい。
合層を介して疑似接着された一体化シールとして
予め製作され、オートラベラ等の自動機によつて
葉書裏面に接着されるようにすることが好まし
い。この際必要によつてはシールの製作工程中で
自動的にカバーシートにプリンタ印刷を施すこと
もできるが、この場合カバーシートにはプリンタ
ロールを係合させるための透孔(パーフオレーシ
ヨン)を設けておくことができる。通常シートの
両側に形成されるこれら一連の透孔は葉書への接
着後に切除されるような位置に形成してもよく、
また葉書周縁よりもやや内側に形成してあとでカ
バーシートを葉書から剥がす際の切取線一部とし
て利用できるようにしてもよい。
(実施例)
以下本考案の一実施例を図面に基いて詳細に説
明する。
明する。
第1図に示すようにアルミ蒸着処理を施した厚
さ約30μの上質紙の裏面に対して密度の比較的小
さなポリエチレンによる厚さ約25μの表面処理層
5をラミネート法によつて形成してカバーシート
4とした。次いで厚さ約25μの密度の比較的大き
な透明なポリエチレンからなる保護フイルム2と
前記シート4との間に前記ラミネート層と同種の
ポリエチレンよりなる熱可塑性樹脂をその通常の
ラミネート温度(約320℃)よりも低い温度(約
250℃)で熱押出して固化させ結合層3を形成し
た。この結合層3は同系のポリエチレンからなる
ラミネート層5とは熱押出時に相溶して強固に一
体化するが密度の大きなポリエチレンからなる保
護フイルム2とは前記濡れによる剥離強度10〜20
g程度の「疑似接着」のみを形成していた。
さ約30μの上質紙の裏面に対して密度の比較的小
さなポリエチレンによる厚さ約25μの表面処理層
5をラミネート法によつて形成してカバーシート
4とした。次いで厚さ約25μの密度の比較的大き
な透明なポリエチレンからなる保護フイルム2と
前記シート4との間に前記ラミネート層と同種の
ポリエチレンよりなる熱可塑性樹脂をその通常の
ラミネート温度(約320℃)よりも低い温度(約
250℃)で熱押出して固化させ結合層3を形成し
た。この結合層3は同系のポリエチレンからなる
ラミネート層5とは熱押出時に相溶して強固に一
体化するが密度の大きなポリエチレンからなる保
護フイルム2とは前記濡れによる剥離強度10〜20
g程度の「疑似接着」のみを形成していた。
このようにして得られたシール体に対して感圧
性接着剤8を施し剥離紙(図示せず)を貼り合せ
ておく。
性接着剤8を施し剥離紙(図示せず)を貼り合せ
ておく。
葉書のシール作業時には裏面に所定の内容を印
刷した葉書1に対して同寸に裁断した前記シール
体を自動ラベラ等の適宜な手段によつて全面で接
着させかつ第2図に示すようにその周縁部6で加
熱により保護フイルム2、結合層3等、カバーシ
ート4をヒートシールする。
刷した葉書1に対して同寸に裁断した前記シール
体を自動ラベラ等の適宜な手段によつて全面で接
着させかつ第2図に示すようにその周縁部6で加
熱により保護フイルム2、結合層3等、カバーシ
ート4をヒートシールする。
尚7はカバーシート4のヒートシール部の内側
に設けた切取線であり、第2図のように一側に設
ける他、周縁部6の全体にわたつて、またはその
一側を残すような位置に形成してもよい。
に設けた切取線であり、第2図のように一側に設
ける他、周縁部6の全体にわたつて、またはその
一側を残すような位置に形成してもよい。
このようにして得られた被覆処理された郵便葉
書はそのカバーシート4の隠蔽性のために葉書裏
面の印刷内容が外から見えず、葉書1が宛先人に
受取られるまでは第三者の目にふれることはな
い。また保護フイルム2は葉書1に対して全面で
感圧接着されており、またカバーシート4は結合
層3による「疑似接着」で保護フイルム2と結合
されかつ周縁部6でさらにヒートシールされてい
るので、通常の取扱いでカバーシート4が葉書1
からずれたり脱落したりするおそれはない。
書はそのカバーシート4の隠蔽性のために葉書裏
面の印刷内容が外から見えず、葉書1が宛先人に
受取られるまでは第三者の目にふれることはな
い。また保護フイルム2は葉書1に対して全面で
感圧接着されており、またカバーシート4は結合
層3による「疑似接着」で保護フイルム2と結合
されかつ周縁部6でさらにヒートシールされてい
るので、通常の取扱いでカバーシート4が葉書1
からずれたり脱落したりするおそれはない。
次いで葉書の受取人がカバーシート4を剥す際
には、切取線7から端部を切除し、ヒートシール
されていない部分のシート4を剥して行くと、前
記結合層3と保護フイルム2との間の疑似接着が
容易に破壊されカバーシート4は透明な保護フイ
ルム2を葉書1の記載面に残した状態で簡単に剥
取られ、受取人は透明な保護フイルム2を介して
記載を読むことができる。
には、切取線7から端部を切除し、ヒートシール
されていない部分のシート4を剥して行くと、前
記結合層3と保護フイルム2との間の疑似接着が
容易に破壊されカバーシート4は透明な保護フイ
ルム2を葉書1の記載面に残した状態で簡単に剥
取られ、受取人は透明な保護フイルム2を介して
記載を読むことができる。
保護フイルム2は葉書1の周縁部6で接着され
さらにヒートシールされているので、葉書1の裏
面には完全な防水性が得られ、雨水等によつて記
載が汚されたり滲んだりするおそれがない。
さらにヒートシールされているので、葉書1の裏
面には完全な防水性が得られ、雨水等によつて記
載が汚されたり滲んだりするおそれがない。
尚、葉書裏面の記載は図面に示す実施例のよう
にカバーシート4によつて全面的に覆つてもよ
く、場合によつては特定の部分のみにカバーシー
トを設けるようにしてもよい。
にカバーシート4によつて全面的に覆つてもよ
く、場合によつては特定の部分のみにカバーシー
トを設けるようにしてもよい。
尚、カバーシート4には保護フイルム2と疑似
接着させる前またはその後に表面(または裏面)
に予め所定の事項が印刷されるが、この場合、保
護フイルムとの貼合せ工程の前後でオンラインで
プリンタ印刷することが好ましい。このような際
には、カバーシート4の一方または両側に予めプ
リンタロールに係合する透孔(パーフオレーシヨ
ン)が形成される。ここで第4図に示すように、
パーフオレシーヨン9をカバーシート4の葉書1
の上下縁部に対応する位置に設けておけば、あと
でカバーシート4を剥す際にこの部分に沿つてヒ
ートシール領域6の上方もしくは下方の少なくと
もいずれか一方を切離すことができしたがつて、
第3図に示す切取線7の形成を省略することもで
きる。
接着させる前またはその後に表面(または裏面)
に予め所定の事項が印刷されるが、この場合、保
護フイルムとの貼合せ工程の前後でオンラインで
プリンタ印刷することが好ましい。このような際
には、カバーシート4の一方または両側に予めプ
リンタロールに係合する透孔(パーフオレーシヨ
ン)が形成される。ここで第4図に示すように、
パーフオレシーヨン9をカバーシート4の葉書1
の上下縁部に対応する位置に設けておけば、あと
でカバーシート4を剥す際にこの部分に沿つてヒ
ートシール領域6の上方もしくは下方の少なくと
もいずれか一方を切離すことができしたがつて、
第3図に示す切取線7の形成を省略することもで
きる。
前記のように本考案によれば、郵便葉書の裏面
の記載欄に透明な熱可塑性樹脂の保護フイルムが
接着され、このフイルムに対して隠蔽性のあるカ
バーシートが剥離可能に結合されているので、宛
先人が葉書を受取るまではその内容が第三者に読
まれるおそれはないし、したがつて従来封書等で
郵送されていたコンピユータ処理で印刷された書
類を葉書への印刷で代えることができ、処理労力
や通信コストを著しく低減させることができる。
の記載欄に透明な熱可塑性樹脂の保護フイルムが
接着され、このフイルムに対して隠蔽性のあるカ
バーシートが剥離可能に結合されているので、宛
先人が葉書を受取るまではその内容が第三者に読
まれるおそれはないし、したがつて従来封書等で
郵送されていたコンピユータ処理で印刷された書
類を葉書への印刷で代えることができ、処理労力
や通信コストを著しく低減させることができる。
また剥離後には保護フイルムが葉書面に残され
るので通常の葉書とは明らかに区別されシール体
を第三者がすでに剥していた場合には直ちにこれ
を知ることができる。さらにシール体、特に葉書
面に全体的に接着されたこの保護フイルムによつ
て葉書の記載の雨水等による汚れや滲みが完全に
防止される。
るので通常の葉書とは明らかに区別されシール体
を第三者がすでに剥していた場合には直ちにこれ
を知ることができる。さらにシール体、特に葉書
面に全体的に接着されたこの保護フイルムによつ
て葉書の記載の雨水等による汚れや滲みが完全に
防止される。
(考案の効果)
以上のように本考案によれば、葉書の記載内容
を宛先人以外の第三者の目にふれないようにする
ことができるので、かかる形態が好ましい用途で
は封書に代えて葉書を用いることができ、それに
よつて処理労力およびコストを著しく低下させる
ことができる。
を宛先人以外の第三者の目にふれないようにする
ことができるので、かかる形態が好ましい用途で
は封書に代えて葉書を用いることができ、それに
よつて処理労力およびコストを著しく低下させる
ことができる。
第1図は本考案に用いる葉書の断面の説明図、
第2図は本考案の郵便葉書の使用の方法を示す説
明図、第3図はその平面図、第4図は本考案の別
の実施例の平面図である。 1……葉書、2……保護フイルム、3……結合
層、4……カバーシート、5……表面処理層、6
……周縁部、7……切取線、8……接着剤、9…
…透孔。
第2図は本考案の郵便葉書の使用の方法を示す説
明図、第3図はその平面図、第4図は本考案の別
の実施例の平面図である。 1……葉書、2……保護フイルム、3……結合
層、4……カバーシート、5……表面処理層、6
……周縁部、7……切取線、8……接着剤、9…
…透孔。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) コンピユータ処理による印刷を施された郵便
葉書1の裏面に対して接着される透明な熱可塑
性樹脂の保護フイルム2と、裏面に熱可塑性樹
脂のフイルム5をラミネートされた隠蔽性のあ
るカバーシート4と、前記樹脂フイルム5と同
系の熱可塑性樹脂からなりかつこの樹脂の融点
よりも低い温度で熱押出しされて前記保護フイ
ルム2とカバーシート4とを剥離可能に結合す
る結合層3とを備えていることを特徴とする被
覆処理された郵便葉書。 (2) 少なくとも前記保護フイルム2および前記結
合層3が郵便葉書1の周縁部に対応する領域6
で熱接着されている前記実用新案登録請求の範
囲第1項記載の被覆処理された郵便葉書。 (3) 前記熱接着された周縁部の領域6よりも内側
に切取線7が形成されている前記実用新案登録
請求の範囲第1項記載の被覆処理された郵便葉
書。 (4) 前記カバーシート4の少なくとも一方の側に
プリンタロールに係合する透孔が設けられてい
る前記実用新案登録請求の範囲第1項記載の被
覆処理された郵便葉書。 (5) 前記カバーシート4がアルミ蒸着、アルミホ
イル付またはインクペースト塗布等の隠蔽処理
を施された紙シートである前記実用新案登録請
求の範囲第1項記載の被覆処理された郵便葉
書。 (6) 前記カバーシート4がアルミ蒸着、アルミホ
イル付またはインクペースト塗布等の隠蔽処理
を施された合成樹脂フイルムである前記実用新
案登録請求の範囲第1項記載の被覆処理された
郵便葉書。 (7) 前記保護フイルム2およびカバーシート4に
ラミネートされた樹脂フイルム5が夫々ポリエ
チレンからなる前記実用新案登録請求の範囲第
1項記載の被覆処理された郵便葉書。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986103804U JPH022618Y2 (ja) | 1986-07-08 | 1986-07-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986103804U JPH022618Y2 (ja) | 1986-07-08 | 1986-07-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6311863U JPS6311863U (ja) | 1988-01-26 |
JPH022618Y2 true JPH022618Y2 (ja) | 1990-01-22 |
Family
ID=30976710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986103804U Expired JPH022618Y2 (ja) | 1986-07-08 | 1986-07-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH022618Y2 (ja) |
Families Citing this family (15)
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JP2613418B2 (ja) * | 1988-02-22 | 1997-05-28 | ケイディケイ株式会社 | 重ね通信シート |
JPH0659752B2 (ja) * | 1988-03-29 | 1994-08-10 | 三和紙業株式会社 | フィルム付粘着シート及びその製造方法 |
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JPH0612957Y2 (ja) * | 1988-08-25 | 1994-04-06 | トッパン・ムーア株式会社 | ラベル用紙 |
JP2518983Y2 (ja) * | 1988-10-25 | 1996-12-04 | トッパン・ムーア 株式会社 | 隠蔽情報表示部材 |
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NL9020380A (nl) * | 1989-03-17 | 1991-03-01 | Daimatsu Kagaku Kogyo Kk | Briefkaart en vervaardigingswerkwijze daarvoor. |
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JPH022620U (ja) * | 1988-06-17 | 1990-01-09 |
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JPS52138826U (ja) * | 1976-04-15 | 1977-10-21 | ||
JPS5360929U (ja) * | 1976-10-22 | 1978-05-24 | ||
JPS54102242U (ja) * | 1977-12-28 | 1979-07-19 | ||
JPS591832Y2 (ja) * | 1981-02-23 | 1984-01-19 | 大日本印刷株式会社 | 葉書形成用連続フオ−ム |
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JPS6056073U (ja) * | 1983-09-25 | 1985-04-19 | 株式会社 浅沼技研 | テ−プ状ラベル紙 |
-
1986
- 1986-07-08 JP JP1986103804U patent/JPH022618Y2/ja not_active Expired
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JPH022620U (ja) * | 1988-06-17 | 1990-01-09 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6311863U (ja) | 1988-01-26 |
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