JPH065191Y2 - シ−ル付郵便葉書 - Google Patents
シ−ル付郵便葉書Info
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- JPH065191Y2 JPH065191Y2 JP1986099670U JP9967086U JPH065191Y2 JP H065191 Y2 JPH065191 Y2 JP H065191Y2 JP 1986099670 U JP1986099670 U JP 1986099670U JP 9967086 U JP9967086 U JP 9967086U JP H065191 Y2 JPH065191 Y2 JP H065191Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- postcard
- protective film
- cover sheet
- bonding layer
- film
- Prior art date
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- B42D15/02—Postcards; Greeting, menu, business or like cards; Letter cards or letter-sheets
- B42D15/025—Postcards; Greeting, menu, business or like cards; Letter cards or letter-sheets with peel-away layer hiding information
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/24—Structurally defined web or sheet [e.g., overall dimension, etc.]
- Y10T428/24777—Edge feature
- Y10T428/24793—Comprising discontinuous or differential impregnation or bond
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T428/24—Structurally defined web or sheet [e.g., overall dimension, etc.]
- Y10T428/24802—Discontinuous or differential coating, impregnation or bond [e.g., artwork, printing, retouched photograph, etc.]
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- Y10T428/2486—Intermediate layer is discontinuous or differential with outer strippable or release layer
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は郵便葉書に係り、特に受取人によって剥離され
るシール用のカバーシートを備えたシール付郵便葉書に
関する。
るシール用のカバーシートを備えたシール付郵便葉書に
関する。
(従来の技術および解決すべき問題点) 郵便葉書は通信書簡の中でもっとも簡便な形態として広
く利用されており、特に封書のように封筒入れや糊付等
の煩雑な作業を必要としないので、大量な処理が必要な
業務用としては極めて有効な通信手段である。
く利用されており、特に封書のように封筒入れや糊付等
の煩雑な作業を必要としないので、大量な処理が必要な
業務用としては極めて有効な通信手段である。
しかし、郵便葉書は裏面の通信欄がそのまま人目にふれ
るので、場合によって個人の生活内容や行動についての
プライバシーが失われることになる。このため、業務用
の書類を取扱う場合でも健康保険の支払明細、銀行の預
金残高、その他の特定の特定の特定の通知書等は通常差
出人側の考慮によって封書の形にして送られることが多
く、処理に際して無駄な労力とコスト高を強いられてい
た。
るので、場合によって個人の生活内容や行動についての
プライバシーが失われることになる。このため、業務用
の書類を取扱う場合でも健康保険の支払明細、銀行の預
金残高、その他の特定の特定の特定の通知書等は通常差
出人側の考慮によって封書の形にして送られることが多
く、処理に際して無駄な労力とコスト高を強いられてい
た。
また郵便葉書には特にその通信欄の記載が配送の途中
や、郵便受の不備等によって汚されたり滲んだりするお
それもある。
や、郵便受の不備等によって汚されたり滲んだりするお
それもある。
したがって取扱いの簡単な郵便葉書の利点を生かしかつ
前記の不具合を解消して宛先人が受取るまでは内容の秘
密保持ができるように葉書に形態を改善することが好ま
しい。
前記の不具合を解消して宛先人が受取るまでは内容の秘
密保持ができるように葉書に形態を改善することが好ま
しい。
(問題点を解決するための手段) 前記従来技術の問題点は郵便葉書の裏に対して接着され
た透明な熱可塑性樹脂からなる保護フィルムと、前記保
護フィルムに対して組合された隠蔽性のあるカバーシー
トと、前記熱可塑性樹脂よりも融点の低い異種の熱可塑
性樹脂からなり前記保護フィルムと前記カバーシートと
の間に熱押出しされてこれらを互いに剥離可能に結合す
る結合層とを備え、前記カバーシートの前記結合層に対
する面には前記結合層と同種の熱可塑性樹脂からなる保
持フィルムを固着させかつ前記カバーシートの周縁部の
近傍に剥離端部となる切取線を形成したことを特徴とす
るシール付郵便葉書を用いることによって解決される。
た透明な熱可塑性樹脂からなる保護フィルムと、前記保
護フィルムに対して組合された隠蔽性のあるカバーシー
トと、前記熱可塑性樹脂よりも融点の低い異種の熱可塑
性樹脂からなり前記保護フィルムと前記カバーシートと
の間に熱押出しされてこれらを互いに剥離可能に結合す
る結合層とを備え、前記カバーシートの前記結合層に対
する面には前記結合層と同種の熱可塑性樹脂からなる保
持フィルムを固着させかつ前記カバーシートの周縁部の
近傍に剥離端部となる切取線を形成したことを特徴とす
るシール付郵便葉書を用いることによって解決される。
(作用) 本考案の郵便葉書は葉書の裏面に接着された透明な熱可
塑性樹脂の保護フィルムに対して隠蔽力のあるカバーシ
ートからなるシールが設けられており、宛先人が葉書を
受取るまでは裏面の通信欄が第三者の目にふれない。そ
して葉書を受け取った宛先人がこのカバーシートを剥が
す際には、カーバーシートと保護フィルムとの間にこれ
らを互いに剥離可能とするように介在する熱可塑性樹脂
の結合層によってカバーシートが保護フィルム側から容
易に剥離され葉書面に接着された透明な保護フィルムを
通して葉書の内容が読みとられる。
塑性樹脂の保護フィルムに対して隠蔽力のあるカバーシ
ートからなるシールが設けられており、宛先人が葉書を
受取るまでは裏面の通信欄が第三者の目にふれない。そ
して葉書を受け取った宛先人がこのカバーシートを剥が
す際には、カーバーシートと保護フィルムとの間にこれ
らを互いに剥離可能とするように介在する熱可塑性樹脂
の結合層によってカバーシートが保護フィルム側から容
易に剥離され葉書面に接着された透明な保護フィルムを
通して葉書の内容が読みとられる。
また葉書面を覆って接着された保護フィルムによって前
記カバーシートと相まって郵便配達の途中で記載面の防
水性が保持されて雨水等による汚れや滲みを生じるおそ
れがない。
記カバーシートと相まって郵便配達の途中で記載面の防
水性が保持されて雨水等による汚れや滲みを生じるおそ
れがない。
ここで本考案においては、結合層の保持フィルムおよび
保護フィルムに対する結合力の差、いいかえれば剥離の
容易さの差を確保するために、たとえば結合層および保
持フィルムをポリエチレンで形成する場合にはこれに対
して保護フィルムをポリエチレンよりも融点の高い異種
の熱可塑性樹脂、たとえばポリエチレンテレフタレート
(PET)等によって形成する。かかる融点差を有する
異種熱可塑性樹脂の組合せとしてはポリエチレン−PE
Tの他ポリエチレン−ポリプロピレンおよびポリプロピ
レン−PET等任意のものが挙げられる。
保護フィルムに対する結合力の差、いいかえれば剥離の
容易さの差を確保するために、たとえば結合層および保
持フィルムをポリエチレンで形成する場合にはこれに対
して保護フィルムをポリエチレンよりも融点の高い異種
の熱可塑性樹脂、たとえばポリエチレンテレフタレート
(PET)等によって形成する。かかる融点差を有する
異種熱可塑性樹脂の組合せとしてはポリエチレン−PE
Tの他ポリエチレン−ポリプロピレンおよびポリプロピ
レン−PET等任意のものが挙げられる。
保持フィルムはたとえばポリエチレンを通常のラミネー
ト温度(約320℃)でカバーシートの裏面に施すこと
によって固着され、この保持フィルムとPET保護フィ
ルムとの間にポリエチレンをこのラミネート温度よりも
低い温度で熱押出し等によって供給し、固化させて結合
層を形成する。
ト温度(約320℃)でカバーシートの裏面に施すこと
によって固着され、この保持フィルムとPET保護フィ
ルムとの間にポリエチレンをこのラミネート温度よりも
低い温度で熱押出し等によって供給し、固化させて結合
層を形成する。
固化した結合層はこれと同系のポリエチレンからなる保
持フィルムとは溶融時の部分的な相溶によって強固に一
体化され、一方ポリエチレンよりも融点が高くしたがっ
てかかる熱押出時の温度ではほとんど相溶しないPET
保護フィルム側とは単に熱押出時の「濡れ」によってい
わゆる「擬似接着」のみによって結合される。
持フィルムとは溶融時の部分的な相溶によって強固に一
体化され、一方ポリエチレンよりも融点が高くしたがっ
てかかる熱押出時の温度ではほとんど相溶しないPET
保護フィルム側とは単に熱押出時の「濡れ」によってい
わゆる「擬似接着」のみによって結合される。
この「擬似接着」は通常の熱可塑性樹脂たとえばポリエ
チレンフィルムと前記PETフィルムの場合では180
度剥離で10〜20g程度の低い剥離力を示す(剥離速
度500mm/分、50mm幅、23℃/65RH
%)。
チレンフィルムと前記PETフィルムの場合では180
度剥離で10〜20g程度の低い剥離力を示す(剥離速
度500mm/分、50mm幅、23℃/65RH
%)。
この程度の擬似接着でも葉書の常時の取扱いではずれた
り剥れたりすることはないが、たとえば接着端部から剥
し代等により90度ないし180度方向に剥離力を作用
させると結合層とPETフィルムとの間に容易に剥離が
生じる。この場合、葉書面に感圧性接着剤等で接着され
ている保護フィルムの剥離力はたとえば800〜100
0g/25mm幅程度とすることができるので、カバー
シートを剥そうとすると必ず結合層と保護フィルム間で
剥離が生じ葉書の記載面が透明な保護フィルムで覆われ
た状態となる。
り剥れたりすることはないが、たとえば接着端部から剥
し代等により90度ないし180度方向に剥離力を作用
させると結合層とPETフィルムとの間に容易に剥離が
生じる。この場合、葉書面に感圧性接着剤等で接着され
ている保護フィルムの剥離力はたとえば800〜100
0g/25mm幅程度とすることができるので、カバー
シートを剥そうとすると必ず結合層と保護フィルム間で
剥離が生じ葉書の記載面が透明な保護フィルムで覆われ
た状態となる。
この温度を増加させるにつれて結合層と保護フィルムと
の間が強固に結合されてカバーシートの葉書に対する密
着度が増大する。しかしこのような場合にも前記各層の
構成材料を適切に選択することにより保持フィルムに対
する結合力を保護フィルムに対する結合力よりも常に大
きくすることができ、したがって結合層の保護フィルム
面からの剥離を確実なものとすることができる。
の間が強固に結合されてカバーシートの葉書に対する密
着度が増大する。しかしこのような場合にも前記各層の
構成材料を適切に選択することにより保持フィルムに対
する結合力を保護フィルムに対する結合力よりも常に大
きくすることができ、したがって結合層の保護フィルム
面からの剥離を確実なものとすることができる。
一方結合層を供給する際の温度を低くすればカバーシー
トが葉書面から剥離しやすくなるが、この場合にも前記
の融点差に着目した材料選択により結合層と保持フィル
ム間の結合力を結合層と保持フィルムとの間の結合力よ
りも相対的に大きくして常時の取扱いではカバーシート
と葉書の密着性が損なわれないようにすることができ
る。
トが葉書面から剥離しやすくなるが、この場合にも前記
の融点差に着目した材料選択により結合層と保持フィル
ム間の結合力を結合層と保持フィルムとの間の結合力よ
りも相対的に大きくして常時の取扱いではカバーシート
と葉書の密着性が損なわれないようにすることができ
る。
結合層を供給する際の温度は各層を形成する熱可塑性樹
脂の材料の組合せによって種々に異なり、約320℃〜
150℃の広い範囲から選択することができるが、熱押
出等の場合では約300℃〜200℃の範囲が好まし
い。
脂の材料の組合せによって種々に異なり、約320℃〜
150℃の広い範囲から選択することができるが、熱押
出等の場合では約300℃〜200℃の範囲が好まし
い。
(実施例) 以下本考案の一実施例を図面に基いて詳細に説明する。
第1図に示すように、アルミ蒸着処理を施したカバーシ
ートとしての上質紙4の裏面に対してポリエチレンによ
る厚さ約30μの保持フィルム5をラミネート法によっ
て形成した。次いで厚さ約30μの透明なポリエチレン
テレフタレートの保護フィルム2と前記シート4との間
に前記保持フィルム5と同種のポリエチレンを約280
℃で熱押出した後固化させて結合層3を形成した。この
結合層3は同種のポリエチレンからなる表面処理層5と
は熱押出時に相溶して強固に一体化する。一方、ポリエ
チレンより融点の高いポリエチレンテレフタレート(P
ET)からなる保護フィルム2はポリエチレン結合層3
の熱押出し時にこれとは実質的に相溶せず単に前記濡れ
による剥離強度(10〜20g程度の「擬似接着」)に
よって結合層3と結合していた。
ートとしての上質紙4の裏面に対してポリエチレンによ
る厚さ約30μの保持フィルム5をラミネート法によっ
て形成した。次いで厚さ約30μの透明なポリエチレン
テレフタレートの保護フィルム2と前記シート4との間
に前記保持フィルム5と同種のポリエチレンを約280
℃で熱押出した後固化させて結合層3を形成した。この
結合層3は同種のポリエチレンからなる表面処理層5と
は熱押出時に相溶して強固に一体化する。一方、ポリエ
チレンより融点の高いポリエチレンテレフタレート(P
ET)からなる保護フィルム2はポリエチレン結合層3
の熱押出し時にこれとは実質的に相溶せず単に前記濡れ
による剥離強度(10〜20g程度の「擬似接着」)に
よって結合層3と結合していた。
このようにして得られた葉書用のシール体の保護フィル
ム2に対して通常の感圧性接着剤8を施した。
ム2に対して通常の感圧性接着剤8を施した。
葉書のシール作業時には裏面に所定の内容を印刷した葉
書1に対して同寸に裁断した前記シール体を自動ラベラ
等の適宜な手段によって保護フィルム2の全面で接着さ
せかつ加熱により保護フィルム2、結合層3等をその周
縁部6でヒートシールする。
書1に対して同寸に裁断した前記シール体を自動ラベラ
等の適宜な手段によって保護フィルム2の全面で接着さ
せかつ加熱により保護フィルム2、結合層3等をその周
縁部6でヒートシールする。
このようにして得られたシール付の郵便葉書はそのカバ
ーシート4の隠蔽性のために葉書裏面の印刷内容が外か
ら見えず、葉書1が宛先人に受取られるまでは第三者の
目にふれることはない。また保護フィルム2は葉書1に
対して全面で感圧接着されており、またカバーシート4
は結合層3による「擬似接着」で保護フィルム4と結合
されかつ周縁部6でさらにヒートシールされているの
で、通常の取扱いでカバーシート4が葉書1からずれた
り脱落したりするおそれはない。
ーシート4の隠蔽性のために葉書裏面の印刷内容が外か
ら見えず、葉書1が宛先人に受取られるまでは第三者の
目にふれることはない。また保護フィルム2は葉書1に
対して全面で感圧接着されており、またカバーシート4
は結合層3による「擬似接着」で保護フィルム4と結合
されかつ周縁部6でさらにヒートシールされているの
で、通常の取扱いでカバーシート4が葉書1からずれた
り脱落したりするおそれはない。
次いで葉書の受取人がカバーシート4を剥す際には、切
取線7から葉書1の端部を切除し、露出された積層端面
からシート4を剥して行くと、前記結合層3と保護フィ
ルムとの間の「擬似接着」が容易に破壊され、シート4
は透明な保護フィルム2を葉書1の記載面に残した状態
で簡単に剥取られ、受取人は透明な保護フィルム2を介
して記載を読むことができる。
取線7から葉書1の端部を切除し、露出された積層端面
からシート4を剥して行くと、前記結合層3と保護フィ
ルムとの間の「擬似接着」が容易に破壊され、シート4
は透明な保護フィルム2を葉書1の記載面に残した状態
で簡単に剥取られ、受取人は透明な保護フィルム2を介
して記載を読むことができる。
保護フィルム2が葉書1の周縁部6で接着されさらにヒ
ートシールが施されているので、葉書1の裏面には完全
な防水性が得られ、雨水等によって記載が汚されたり滲
んだりするおそれがない。
ートシールが施されているので、葉書1の裏面には完全
な防水性が得られ、雨水等によって記載が汚されたり滲
んだりするおそれがない。
尚、葉書裏面の記載は図面に示す実施例のようにカバー
シート4によって全面的に覆ってもよく、場合によって
は特定の部分のみにカバーシート4を設けるようにして
もよい。
シート4によって全面的に覆ってもよく、場合によって
は特定の部分のみにカバーシート4を設けるようにして
もよい。
前記のように本考案によれば、郵便葉書の記載面に透明
な熱可塑性樹脂の保護フィルムが接着され、このフィル
ムに対して隠蔽性のあるカバーシートが結合層を介して
剥離可能に結合されているので、宛先人が葉書を受取る
まではその内容が第三者に読まれるおそれはないし、し
たがって従来封書等で郵送されていた書類を葉書への印
刷で代えることができ、処理労力や通信コストを著しく
低減させることができる。
な熱可塑性樹脂の保護フィルムが接着され、このフィル
ムに対して隠蔽性のあるカバーシートが結合層を介して
剥離可能に結合されているので、宛先人が葉書を受取る
まではその内容が第三者に読まれるおそれはないし、し
たがって従来封書等で郵送されていた書類を葉書への印
刷で代えることができ、処理労力や通信コストを著しく
低減させることができる。
また通常のダイレクトメールや種々の案内等にこのよう
なシール付葉書を用いれば、逆にシールされていること
が宛先人の関心を引いて内容に目を通す度合いが高くな
る。
なシール付葉書を用いれば、逆にシールされていること
が宛先人の関心を引いて内容に目を通す度合いが高くな
る。
また剥離後には透明なフィルムが葉書面に残されるので
通常の葉書とは明らかに区別され、シール体を第三者が
すでに剥がしていた場合には直ちにこれを知ることがで
きる。
通常の葉書とは明らかに区別され、シール体を第三者が
すでに剥がしていた場合には直ちにこれを知ることがで
きる。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、葉書の記載内容を宛先人
以外の第三者の目にふれないようにすることができるの
で、情報の秘密保持が好ましい用途では封書に代えてこ
の葉書を用いることができ、それによって処理労力およ
びコストを著しく低下させることができる。
以外の第三者の目にふれないようにすることができるの
で、情報の秘密保持が好ましい用途では封書に代えてこ
の葉書を用いることができ、それによって処理労力およ
びコストを著しく低下させることができる。
第1図は本考案に用いる葉書の断面の説明図、第2図は
本考案の郵便葉書の使用の方法を示す説明図、第3図は
その平面図である。 1……葉書、2……保護フィルム、3……結合層、4…
…カバーシート、5……保持フィルム、6……周縁部、
7……切取線
本考案の郵便葉書の使用の方法を示す説明図、第3図は
その平面図である。 1……葉書、2……保護フィルム、3……結合層、4…
…カバーシート、5……保持フィルム、6……周縁部、
7……切取線
Claims (6)
- 【請求項1】郵便葉書(1)の裏面に対して接着された透
明な熱可塑性樹脂からなる保護フィルム(2)と、前記保
護フィルム(2)に対して組合された隠蔽性のあるカバー
シート(4)と、前記熱可塑性樹脂よりも融点の低い異種
の熱可塑性樹脂からなり前記保護フィルム(2)と前記カ
バーシート(4)との間に熱押出しされてこれらを互いに
剥離可能に結合する結合層(3)とを備え、前記カバーシ
ート(4)の前記結合層(3)に対する面には前記結合層(3)
と同種の熱可塑性樹脂からなる保持フィルム(5)を固着
させかつ前記カバーシート(4)の周縁部(6)の近傍に剥離
端部となる切取線(7)を形成したことを特徴とするシー
ル付郵便葉書。 - 【請求項2】前記結合層(3)および前記保持フィルム(5)
がポリエチレン樹脂からなり前記保護フィルム(2)がポ
リエチレンテレフタレートからなる前記実用新案登録請
求の範囲第1項記載のシール付郵便葉書。 - 【請求項3】前記結合層(3)および前記保持フィルム(5)
がポリエチレン樹脂からなり前記保護フィルム(2)が延
伸ポリプロビレンからなる前記実用新案登録請求の範囲
第1項記載のシール付郵便葉書。 - 【請求項4】前記結合層(3)および前記保持フィルム(5)
がポリプロピレン樹脂からなり前記保護フィルム(2)が
ポリエチレンテレフタレートからなる前記実用新案登録
請求の範囲第1項記載のシール付郵便葉書。 - 【請求項5】前記カバーシート(4)がアルミ蒸着、アル
ミホイルの転着またはインクペーストの塗布等の隠蔽処
理を施された合成樹脂フィルムである前記実用新案登録
請求の範囲第1項記載のシール付郵便葉書。 - 【請求項6】前記カバーシート(4)がアルミ蒸着、アル
ミホイルの転着またはインクペーストの塗布等の隠蔽処
理を施された紙シートである前記実用新案登録請求の範
囲第1項記載のシール付郵便葉書。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986099670U JPH065191Y2 (ja) | 1986-06-28 | 1986-06-28 | シ−ル付郵便葉書 |
US07/066,624 US4742954A (en) | 1986-06-28 | 1987-06-26 | Postal card |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986099670U JPH065191Y2 (ja) | 1986-06-28 | 1986-06-28 | シ−ル付郵便葉書 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS636870U JPS636870U (ja) | 1988-01-18 |
JPH065191Y2 true JPH065191Y2 (ja) | 1994-02-09 |
Family
ID=14253469
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986099670U Expired - Lifetime JPH065191Y2 (ja) | 1986-06-28 | 1986-06-28 | シ−ル付郵便葉書 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4742954A (ja) |
JP (1) | JPH065191Y2 (ja) |
Families Citing this family (39)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5039652A (en) * | 1987-07-01 | 1991-08-13 | The Standard Register Company | Clean release postal card or mailer |
JP2650110B2 (ja) * | 1988-05-23 | 1997-09-03 | 大松化学工業株式会社 | はがきおよびその製法 |
GB2208278A (en) * | 1987-07-31 | 1989-03-22 | Daimatsu Kagaku Kogyo Kk | Postcard temporarily covered by adhesive material |
JPH0279075A (ja) * | 1988-09-14 | 1990-03-19 | Daimatsu Kagaku Kogyo Kk | 貼着材 |
US4911477A (en) * | 1988-05-11 | 1990-03-27 | Shigenari Shishido | Releasable self-adhesive laminate |
KR910006184B1 (ko) * | 1988-07-07 | 1991-08-16 | 닛뽄가미 펄프 쇼오지 가부시끼가이샤 | 친전엽서용지 및 그의 제조방법 |
JPH0516197Y2 (ja) * | 1988-07-08 | 1993-04-28 | ||
JPH0528062Y2 (ja) * | 1988-07-30 | 1993-07-19 | ||
JPH0285181U (ja) * | 1988-12-16 | 1990-07-03 | ||
EP0381008A3 (en) * | 1989-01-28 | 1991-04-17 | Shigenari Shishido | Sealed card |
NL9020380A (nl) * | 1989-03-17 | 1991-03-01 | Daimatsu Kagaku Kogyo Kk | Briefkaart en vervaardigingswerkwijze daarvoor. |
EP0414923A4 (en) * | 1989-03-17 | 1991-09-11 | Daimatsu Kagaku Kogyo Co. Ltd. | Post card and method of its production |
JPH0331579U (ja) * | 1989-07-21 | 1991-03-27 | ||
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