JPH0659752B2 - フィルム付粘着シート及びその製造方法 - Google Patents
フィルム付粘着シート及びその製造方法Info
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- JPH0659752B2 JPH0659752B2 JP63073172A JP7317288A JPH0659752B2 JP H0659752 B2 JPH0659752 B2 JP H0659752B2 JP 63073172 A JP63073172 A JP 63073172A JP 7317288 A JP7317288 A JP 7317288A JP H0659752 B2 JPH0659752 B2 JP H0659752B2
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- JP
- Japan
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- sheet
- film
- pressure
- sensitive adhesive
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、開封するまで被貼付部を隠蔽できるようにし
たフイルム付粘着シート及びその製造方法に関する。
たフイルム付粘着シート及びその製造方法に関する。
葉書その他の書類の記載面や物品等の特定部分を隠蔽す
るため、透明なフイルムと該フイルムに接着したシート
を葉書等に貼付することが提案されているが、開封時に
容易に剥すことができなかつたり、きれいに開封できな
いことがあり、また製造が面倒で経済的に得られないも
のが多かった。
るため、透明なフイルムと該フイルムに接着したシート
を葉書等に貼付することが提案されているが、開封時に
容易に剥すことができなかつたり、きれいに開封できな
いことがあり、また製造が面倒で経済的に得られないも
のが多かった。
本発明はそのような欠点を改善しその他の種々の特長を
有するようシートの下面に、表面に剥離層を有するフイ
ルムを接着し、該フイルムの下面に粘着剤層を設け、該
粘着剤層を葉書等の被貼付部に接着するようにし、かつ
上記フイルムを現出するため上記シートに切取線を設け
該切取線により画成されたシートの一部に剥取案内部を
形成したフイルム付粘着シートに係るものである。
有するようシートの下面に、表面に剥離層を有するフイ
ルムを接着し、該フイルムの下面に粘着剤層を設け、該
粘着剤層を葉書等の被貼付部に接着するようにし、かつ
上記フイルムを現出するため上記シートに切取線を設け
該切取線により画成されたシートの一部に剥取案内部を
形成したフイルム付粘着シートに係るものである。
また、本発明によれば、フイルム付粘着シートを製造す
るようシートと剥離シートを移送しながら該シートの下
面及び剥離シートの表面にそれぞれ粘着剤を塗布し、そ
れぞれ加熱部で加熱して粘着剤を各面に定着し、その後
剥離シートの粘着剤塗布面に表面に剥離層を有するフイ
ルムを接着し、該フイルムの表面の上記シートの粘着剤
塗布面を接着する方法が提供される。このようにして得
られたフイルム付粘着シートは、適宜表面に印刷したり
して所定の大きさに打抜いたり、切取線を形成すればよ
く、また適時に剥取案内部を形成すればよい。
るようシートと剥離シートを移送しながら該シートの下
面及び剥離シートの表面にそれぞれ粘着剤を塗布し、そ
れぞれ加熱部で加熱して粘着剤を各面に定着し、その後
剥離シートの粘着剤塗布面に表面に剥離層を有するフイ
ルムを接着し、該フイルムの表面の上記シートの粘着剤
塗布面を接着する方法が提供される。このようにして得
られたフイルム付粘着シートは、適宜表面に印刷したり
して所定の大きさに打抜いたり、切取線を形成すればよ
く、また適時に剥取案内部を形成すればよい。
以下実施例を示す図面と共に詳細に説明する。
第１図は、本発明のフイルム付粘着シートの斜視図を示
してある。シート(1)は下面にフイルム(2)を接着してあ
り、該フイルムの下面及び上記シートの延出部(3)が剥
離シート(4)に接着され、該フイルム(2)の周縁に沿って
その内側に不連続切取線（５），（５）が有り、一方の
不連続切取線（５）に沿って不連続切取線（６）を形成
して、図に示すようにその先端が上記シートの周縁より
少し外方に突出する舌片(7)を画成してある。該シート
の表面には印刷等により適宜の表示を設けることがで
き、また全体の形状も円形、三角形その他の適宜の形に
することができるし、剥離シートに連続的に設けない
で、一枚ずつ切離して設け、ラベル、レツテルとした
り、スピードくじとして形成することもできる。上記各
構成を第２図〜第５図を参照して詳述すると、上記シー
ト(1)の下面には粘着剤層(8)を形成してあり、該シート
が透視性を有するような場合には、該粘着剤層(8)にグ
レー、茶色等の濃い色素を混在させるようにしたり、第
３図に示すように着色フイルム(9)を貼つたり、シート
の裏面に濃色の印刷を施すことにより遮蔽層を設け、該
遮蔽層の下面に上記粘着剤層(8)を形成するとよい。上
記切取線(5)、(6)により画成された舌片(7)の裏面に対
応する部分には、剥取を容易にするよう剥取案内部を形
成してある。該剥取案内部は種々に形成することがで
き、第２図、第４図に示すように、舌片に沿つて若しく
は舌片の剥取始めの部分に、粘着剤層を設けないで非粘
着剤層部（のり抜き）(10)を形成したり、第５図に示す
ように粘着剤層(8)の下面にインキ、ニス、メジユウム
等を印刷により被覆して非接着部（のり殺し）(11)を設
けてある。
してある。シート(1)は下面にフイルム(2)を接着してあ
り、該フイルムの下面及び上記シートの延出部(3)が剥
離シート(4)に接着され、該フイルム(2)の周縁に沿って
その内側に不連続切取線（５），（５）が有り、一方の
不連続切取線（５）に沿って不連続切取線（６）を形成
して、図に示すようにその先端が上記シートの周縁より
少し外方に突出する舌片(7)を画成してある。該シート
の表面には印刷等により適宜の表示を設けることがで
き、また全体の形状も円形、三角形その他の適宜の形に
することができるし、剥離シートに連続的に設けない
で、一枚ずつ切離して設け、ラベル、レツテルとした
り、スピードくじとして形成することもできる。上記各
構成を第２図〜第５図を参照して詳述すると、上記シー
ト(1)の下面には粘着剤層(8)を形成してあり、該シート
が透視性を有するような場合には、該粘着剤層(8)にグ
レー、茶色等の濃い色素を混在させるようにしたり、第
３図に示すように着色フイルム(9)を貼つたり、シート
の裏面に濃色の印刷を施すことにより遮蔽層を設け、該
遮蔽層の下面に上記粘着剤層(8)を形成するとよい。上
記切取線(5)、(6)により画成された舌片(7)の裏面に対
応する部分には、剥取を容易にするよう剥取案内部を形
成してある。該剥取案内部は種々に形成することがで
き、第２図、第４図に示すように、舌片に沿つて若しく
は舌片の剥取始めの部分に、粘着剤層を設けないで非粘
着剤層部（のり抜き）(10)を形成したり、第５図に示す
ように粘着剤層(8)の下面にインキ、ニス、メジユウム
等を印刷により被覆して非接着部（のり殺し）(11)を設
けてある。
上記フイルム(2)は透明乃至有色透明の透視可能な材質
で形成され、表面に剥離層(12)を設け、下面に粘着剤層
(13)を形成してある。上記剥離シート(4)も表面に剥離
層(14)を有しているが、該剥離層(14)に比べて上記フイ
ルムの剥離層(12)を重剥離処理し、フイルムの上面に接
着されたシート(1)の方がフイルムより剥れにくくなる
ようにするとよい。
で形成され、表面に剥離層(12)を設け、下面に粘着剤層
(13)を形成してある。上記剥離シート(4)も表面に剥離
層(14)を有しているが、該剥離層(14)に比べて上記フイ
ルムの剥離層(12)を重剥離処理し、フイルムの上面に接
着されたシート(1)の方がフイルムより剥れにくくなる
ようにするとよい。
上記フイルム付粘着シートを使用するには、剥離シート
(4)から全体を剥し、葉書その他の被貼付部(15)に貼付
ければよく、このようにすれば被貼付部(15)の記載面等
をシート(1)により隠蔽することができる。そして、必
要時に開封するには、上記舌片(7)の端部をつまめば、
該舌片の下面には非粘着剤層部(10)（第６図）や非接着
部(11)（第７図）等の剥取案内部を形成してあるので、
容易に舌片(7)を剥取ることができ、その後端縁(16)を
手がかりとしてシートの覆部(17)を剥すことができる。
このようにして上記フイルム(2)は現出するので、被貼
付部(15)の記載面等を透視することができる。また、上
記舌片(7)が覆部(17)から切取られることにより、開封
した事実が分る。
(4)から全体を剥し、葉書その他の被貼付部(15)に貼付
ければよく、このようにすれば被貼付部(15)の記載面等
をシート(1)により隠蔽することができる。そして、必
要時に開封するには、上記舌片(7)の端部をつまめば、
該舌片の下面には非粘着剤層部(10)（第６図）や非接着
部(11)（第７図）等の剥取案内部を形成してあるので、
容易に舌片(7)を剥取ることができ、その後端縁(16)を
手がかりとしてシートの覆部(17)を剥すことができる。
このようにして上記フイルム(2)は現出するので、被貼
付部(15)の記載面等を透視することができる。また、上
記舌片(7)が覆部(17)から切取られることにより、開封
した事実が分る。
上記フイルム付粘着シートは、第８図以降に示す製造装
置により作ることができる。
置により作ることができる。
図において、表面に剥離層(14)を形成した剥離シート
(4)及びシート(1)を構成する原紙は、それぞれ各所に設
けた送りロール(18)、(19)等の移送手段で送られる。そ
して、シート(1)の下面と剥離シート(4)の表面に、塗布
ロール(20)、(21)等の塗布手段で粘着剤(22)を塗布す
る。この際、剥離シート(4)には、全面に粘着剤層を形
成してもよいが、第９図に示すように、複数列の粘着剤
層(13)…を形成するようにしてもよい。この場合には、
粘着剤を除去する適宜の突起を有するドクターナイフ(2
3)を塗布ロールに付設したり、粘着剤が付着しないよう
凹溝を形成した溝付ロール（図示略）で粘着剤を塗布す
るようにすればよい。また、上記シート(1)には、第１
０図に示すように下面の全面に粘着剤層(8)を形成して
あるが、上記非粘着剤層部(10)を設ける場合には、適所
に粘着剤を除去する突起を有するドクターナイフ(24)等
を設けて複数列の非粘着剤層部(10)を形成すればよい。
(4)及びシート(1)を構成する原紙は、それぞれ各所に設
けた送りロール(18)、(19)等の移送手段で送られる。そ
して、シート(1)の下面と剥離シート(4)の表面に、塗布
ロール(20)、(21)等の塗布手段で粘着剤(22)を塗布す
る。この際、剥離シート(4)には、全面に粘着剤層を形
成してもよいが、第９図に示すように、複数列の粘着剤
層(13)…を形成するようにしてもよい。この場合には、
粘着剤を除去する適宜の突起を有するドクターナイフ(2
3)を塗布ロールに付設したり、粘着剤が付着しないよう
凹溝を形成した溝付ロール（図示略）で粘着剤を塗布す
るようにすればよい。また、上記シート(1)には、第１
０図に示すように下面の全面に粘着剤層(8)を形成して
あるが、上記非粘着剤層部(10)を設ける場合には、適所
に粘着剤を除去する突起を有するドクターナイフ(24)等
を設けて複数列の非粘着剤層部(10)を形成すればよい。
粘着剤塗布後、該シート(1)及び剥離シート(4)は、加熱
部(25)に送られ、粘着剤は乾燥される。このとき、加熱
部の温度は約７０℃〜１２０℃に熱せられているが、こ
の温度によりシート(1)及び剥離シート(4)が損傷される
ことはない。
部(25)に送られ、粘着剤は乾燥される。このとき、加熱
部の温度は約７０℃〜１２０℃に熱せられているが、こ
の温度によりシート(1)及び剥離シート(4)が損傷される
ことはない。
上記剥離シートの剥離層(14)に比べて重剥離処理された
剥離層(12)を有するフイルム(2)は、上記加熱手段の次
に位置しており、上記剥離シート(4)が移送する途中で
粘着剤塗布面に重なつて接着し、押えロール(26)とゴム
ロール(27)により挾着されて送られる（第１１図）。上
記フイルム(2)は、図に示すように剥離シート(4)の全面
に接着されているから、上記粘着剤層(13)…を形成して
いない部分に対応する部分は不要となる。そこで、スリ
ッター刃(28)で該フイルム(2)を粘着剤層の縁部に沿つ
て切断(29)し、帯状の不要片(30)…を吸引管(31)で吸引
して除去する（第１２図）。このようにした状態では、
第１３図に示すように剥離シート(4)の上面にフイルム
(2)が接着されている。
剥離層(12)を有するフイルム(2)は、上記加熱手段の次
に位置しており、上記剥離シート(4)が移送する途中で
粘着剤塗布面に重なつて接着し、押えロール(26)とゴム
ロール(27)により挾着されて送られる（第１１図）。上
記フイルム(2)は、図に示すように剥離シート(4)の全面
に接着されているから、上記粘着剤層(13)…を形成して
いない部分に対応する部分は不要となる。そこで、スリ
ッター刃(28)で該フイルム(2)を粘着剤層の縁部に沿つ
て切断(29)し、帯状の不要片(30)…を吸引管(31)で吸引
して除去する（第１２図）。このようにした状態では、
第１３図に示すように剥離シート(4)の上面にフイルム
(2)が接着されている。
その後、上記シート(1)の粘着剤塗布面を上記フイルム
(2)の上面に重ね合せ、押えロール(32)とゴムロール(3
3)で挾着し、両者を接着する（第１４図）。この状態で
は、複数のフイルム付粘着シートが並設されているか
ら、上記粘着剤層(13)を設けなかつた部分でスリツター
刃(34)により切断(35)すれば、剥離シート(4)の表面に
フイルム(2)とシート(1)を接着した複数のシート素材(3
6)が一度に得られる。
(2)の上面に重ね合せ、押えロール(32)とゴムロール(3
3)で挾着し、両者を接着する（第１４図）。この状態で
は、複数のフイルム付粘着シートが並設されているか
ら、上記粘着剤層(13)を設けなかつた部分でスリツター
刃(34)により切断(35)すれば、剥離シート(4)の表面に
フイルム(2)とシート(1)を接着した複数のシート素材(3
6)が一度に得られる。
このようにして得られたシート素材(36)を印刷機にセツ
トし、シートの表面に適宜印刷し、かつシート及びフイ
ルムを所望形状に打抜き、該打抜形状の周縁より内側に
不連続切取線（５）を形成すると共に上記非粘着剤層部
(10)に沿って不連続切取線（５），（６）を設け、先端
が上記周縁より少し外方に突出する舌片（７）を形成
し、不要部分を取り去れば、第１図に示す如き製品が得
られる。第１５図は印刷機の一例を示し、上記シート素
材(36)は、粘着剤層を有するシート部分(37)とフイルム
を有する剥離シート部分(38)に分離され、シート部分(3
7)の表面に版ロール(39)により印刷をする。この際、上
記のように粘着剤層(8)に印刷により非接着部(11)を形
成するには、シート部分(37)の粘着剤塗布面に糊面印刷
装置(40)を設けて適宜印刷すればよい。その後上記シー
ト部分(37)と剥離シート部分(38)を重ね合せ、押えロー
ル(41)で挾着し、ロータリーダイカツトやフラツトダイ
カツト等の打抜装置(42)により、上記シール部分(37)と
フイルム(2)を適宜の形状に打抜くと共にシートに切取
線(5)、(5)、(6)を形成する。周囲の不要部分(43)は抜
き取られ、製品(44)が得られる。
トし、シートの表面に適宜印刷し、かつシート及びフイ
ルムを所望形状に打抜き、該打抜形状の周縁より内側に
不連続切取線（５）を形成すると共に上記非粘着剤層部
(10)に沿って不連続切取線（５），（６）を設け、先端
が上記周縁より少し外方に突出する舌片（７）を形成
し、不要部分を取り去れば、第１図に示す如き製品が得
られる。第１５図は印刷機の一例を示し、上記シート素
材(36)は、粘着剤層を有するシート部分(37)とフイルム
を有する剥離シート部分(38)に分離され、シート部分(3
7)の表面に版ロール(39)により印刷をする。この際、上
記のように粘着剤層(8)に印刷により非接着部(11)を形
成するには、シート部分(37)の粘着剤塗布面に糊面印刷
装置(40)を設けて適宜印刷すればよい。その後上記シー
ト部分(37)と剥離シート部分(38)を重ね合せ、押えロー
ル(41)で挾着し、ロータリーダイカツトやフラツトダイ
カツト等の打抜装置(42)により、上記シール部分(37)と
フイルム(2)を適宜の形状に打抜くと共にシートに切取
線(5)、(5)、(6)を形成する。周囲の不要部分(43)は抜
き取られ、製品(44)が得られる。
なお、上記製造装置及び印刷装置において、粘着剤層が
接する各ロールの表面は、シリコン、テフロンその他の
非接着性材料で処理しておくとよい。
接する各ロールの表面は、シリコン、テフロンその他の
非接着性材料で処理しておくとよい。
葉書等の被貼付部に貼付ければ、被貼付部の記載面をシ
ート（１）により隠蔽して該記載面の秘密を保持するこ
とができ、そして必要時に上記シートの周縁から突出し
ている舌片（７）をつまめば、該舌片の裏面にはフイル
ムに接着しない剥取案内部を形成してあるから、該舌片
（７）の先端を容易に剥取り起すことができ、その後シ
ートの周縁に沿って上記舌片（７）を剥取れば上記シー
トの端縁(16)が現われるので、該端縁(16)を手がかりと
して上記シートの覆部(17)をきわめて簡単かつきれいに
剥すことができ、フイルムを通して上記記載面を透視で
き、その上、上記シートの覆部や舌片を画成する切取線
を不連続切取線で形成したから、上記剥取に際して上記
切取線の連続部が切断され、一度でも舌片等を剥取れば
開封されたことが分り、秘密保持機能を確実にすること
ができ、また上記製造方法によれば、上記第１図に示す
如きフイルム付粘着シートを連続的かつ効率的に作るこ
とができ、経済的に得ることができる。
ート（１）により隠蔽して該記載面の秘密を保持するこ
とができ、そして必要時に上記シートの周縁から突出し
ている舌片（７）をつまめば、該舌片の裏面にはフイル
ムに接着しない剥取案内部を形成してあるから、該舌片
（７）の先端を容易に剥取り起すことができ、その後シ
ートの周縁に沿って上記舌片（７）を剥取れば上記シー
トの端縁(16)が現われるので、該端縁(16)を手がかりと
して上記シートの覆部(17)をきわめて簡単かつきれいに
剥すことができ、フイルムを通して上記記載面を透視で
き、その上、上記シートの覆部や舌片を画成する切取線
を不連続切取線で形成したから、上記剥取に際して上記
切取線の連続部が切断され、一度でも舌片等を剥取れば
開封されたことが分り、秘密保持機能を確実にすること
ができ、また上記製造方法によれば、上記第１図に示す
如きフイルム付粘着シートを連続的かつ効率的に作るこ
とができ、経済的に得ることができる。
図面は本発明の実施例を示し、第１図は斜視図、第２図
及び第３図は一部の拡大断面図、第４図及び第５図はそ
れぞれ構成部分を分離して示す説明図、第６図及び第７
図は使用状態を示す一部の斜視図、第８図は製造装置の
側面図、第９図〜第１４図はそれぞれ製造工程中の説明
図であつて、第９図は剥離シートに粘着剤を塗布した状
態の斜視図、第１０図は粘着剤を塗布したシートの正面
図、第１１図はフイルムを剥離シートに接着した状態の
斜視図、第１２図は吸引管部分の平面図、第１３図はフ
イルムの不要部分を除去した状態の正面図、第１４図は
シートをフイルムの上に接着した状態の正面図、第１５
図は印刷機の一例を示す側面図である。 １…シート、２…フイルム、４…剥離シート、５、６…
切取線
及び第３図は一部の拡大断面図、第４図及び第５図はそ
れぞれ構成部分を分離して示す説明図、第６図及び第７
図は使用状態を示す一部の斜視図、第８図は製造装置の
側面図、第９図〜第１４図はそれぞれ製造工程中の説明
図であつて、第９図は剥離シートに粘着剤を塗布した状
態の斜視図、第１０図は粘着剤を塗布したシートの正面
図、第１１図はフイルムを剥離シートに接着した状態の
斜視図、第１２図は吸引管部分の平面図、第１３図はフ
イルムの不要部分を除去した状態の正面図、第１４図は
シートをフイルムの上に接着した状態の正面図、第１５
図は印刷機の一例を示す側面図である。 １…シート、２…フイルム、４…剥離シート、５、６…
切取線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｃ０９Ｊ 7/02 ＪＬＥ 6904−4Ｊ Ｇ０９Ｆ 3/03 Ｄ 7028−5Ｇ 3/10 Ａ 7028−5Ｇ
Claims (5)
- 【請求項１】シート（１）の下面に粘着剤層を形成し、
該粘着剤層に表面に剥離層を有するフイルム（２）を接
着し、該フイルムの下面に粘着剤層を設け、上記シート
の周縁の一側に沿って上記フイルムを現出するよう不連
続切取線（５）を形成すると共に他側に沿って不連続切
取線（５），（６）により画成された舌片（７）を形成
し、該舌片の先端を上記シートの周縁より外方に突出し
その裏面に上記フイルムに接着しない剥取案内部を形成
したフイルム付粘着シート。 - 【請求項２】上記剥取案内部は、シートの下面の上記粘
着剤層を上記舌片（７）に沿って設けていない非粘着剤
層部(10)である請求項１記載のフイルム付粘着シート。 - 【請求項３】上記剥取案内部は、シートの下面の上記粘
着剤層が上記フイルム（２）に接着しないよう該粘着剤
層を被覆した非接着部(11)である請求項１記載のフイル
ム付粘着シート。 - 【請求項４】上記シートの下面に不透視性の遮蔽層を設
けてある請求項１記載のフイルム付粘着シート。 - 【請求項５】シート（１）と剥離シート（４）をそれぞ
れ移送し、該シート（１）の下面に複数列の非粘着剤層
部(10)を存して粘着剤層（８）を形成するようにかつ上
記剥離シート（４）に間隔をあけて複数列の粘着剤層(1
3)を形成するようにそれぞれ粘着剤を塗布し、上記粘着
剤を塗布した上記シート（１）及び剥離シート（４）を
加熱し、上記剥離シート（４）の上記粘着剤塗布面に表
面に剥離層を有するフイルム（２）を接着し、該フイル
ム（２）を上記粘着剤層(13)の縁部に沿って切断し該粘
着剤層(13)間の不要片(36)を除去し、上記シート（１）
の粘着剤塗布面を上記フイルム（２）の表面に接着した
後上記粘着剤層(13)間で上記シート（１）及び剥離シー
ト（４）を切断してシート素材(36)を形成し、該シート
素材(36)上の上記シート（１）を所定形状に打抜き、該
打抜形状の周縁より内側に不連続切取線（５）を形成す
ると共に上記非粘着剤層部(10)に沿って不連続切取線
（５），（６）を設け先端が上記周縁より外方に突出す
る舌片（７）を形成することを特徴とするフイルム付粘
着シートの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63073172A JPH0659752B2 (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | フィルム付粘着シート及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63073172A JPH0659752B2 (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | フィルム付粘着シート及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01247199A JPH01247199A (ja) | 1989-10-03 |
| JPH0659752B2 true JPH0659752B2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=13510460
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63073172A Expired - Fee Related JPH0659752B2 (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | フィルム付粘着シート及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0659752B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0489383U (ja) * | 1990-11-29 | 1992-08-04 | ||
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Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPH0427664Y2 (ja) * | 1985-01-17 | 1992-07-02 | ||
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-
1988
- 1988-03-29 JP JP63073172A patent/JPH0659752B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01247199A (ja) | 1989-10-03 |
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