JP2002358015A - 隠蔽ラベル類及びその製造方法及び装置 - Google Patents

隠蔽ラベル類及びその製造方法及び装置

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JP2002358015A
JP2002358015A JP2001163969A JP2001163969A JP2002358015A JP 2002358015 A JP2002358015 A JP 2002358015A JP 2001163969 A JP2001163969 A JP 2001163969A JP 2001163969 A JP2001163969 A JP 2001163969A JP 2002358015 A JP2002358015 A JP 2002358015A
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adhesive
adhesive layer
sheet
pressure
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JP2001163969A
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Akira Takeshima
晃 竹島
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Toppan Infomedia Co Ltd
Original Assignee
Toppan Label Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ラベルに打抜孔が貫設されていても、経時的あ
るいはスタック荷重などによる粘着剤の食み出しを解消
し、ラベルの供給動作を円滑に行い、粘着剤によるラベ
ルの汚損を無くし、さらに隠蔽ラベルの製造効率を向上
させ、製造コストの低減化を達成することにより、安価
な隠蔽情報付き隠蔽ラベル類を提供する。 【解決手段】第1シート基材層1の片面に接着剤層2を
形成した接着領域2aと、部分的に所定パターン状に剥
離剤層4と粘着剤層5とをこの順に積層して形成した非
接着領域2bとが設けられ、前記第1シート基材層1の
接着領域2aと非接着領域2bの片面全面に、前記接着
剤層2及び粘着剤層5上より第2シート基材層3が積層
接着され、前記非接着領域2b内の第2シート基材層3
と粘着剤層5とが適宜形状に打ち抜き形成された半抜き
部6により剥離剤層4を介して剥離可能に形成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品やイベントや
催物などの展示、広告、宣伝、表示用の隠蔽機能性ラベ
ルやシール、あるいは出荷発送用など各種用途の伝票、
あるいは会員カード、プリペイドカード、玩具用カード
など各種隠蔽機能性カード、あるいは書籍や雑誌等の綴
じ込みシートで隠蔽機能性のあるシートなどに使用する
隠蔽ラベル類及びその製造方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の隠蔽機能のある隠蔽情報付き隠蔽
ラベル類としては、図6に示すように不透明基材層22
と粘着剤層23と剥離紙24とをこの順に積層し、前記
基材層22の表面に表示印刷層25を形成し、この基材
層22の裏面側となる粘着剤層23の表面に隠蔽の対象
となる隠蔽情報を印刷した隠蔽印刷層26を設け、該隠
蔽印刷層26が印刷された粘着剤層23表面に剥離紙2
4を剥離可能に接着した隠蔽情報付き隠蔽ラベル21が
ある。
【0003】また、図7に示すように不透明基材層22
と透明粘着剤層23と剥離紙24とをこの順に積層し、
前記基材層22の表面に表示印刷層25を形成し、この
基材層22の裏面と透明粘着剤層23との層間に隠蔽の
対象となる隠蔽印刷層26を印刷して、前記粘着剤層2
3表面に剥離紙24を剥離可能に接着した隠蔽情報付き
隠蔽ラベル21がある。
【0004】そして、上記隠蔽情報付き隠蔽ラベル21
としては、例えば、図8(a)に示すように、隠蔽ラベ
ル21の表面より隠蔽印刷層26を含む部分領域の不透
明基材層22と粘着剤層23を型抜きして半抜き部27
を形成し、半抜き部27にて囲まれた不透明基材層22
と粘着剤層23を剥離紙24から剥離することにより不
透明基材層22の内面に形成されている隠蔽印刷層26
の情報を確認できるようにしたものがある。
【0005】また、上記隠蔽情報付き隠蔽ラベル21と
しては、同図8(a)に示すように半抜き部27の外
に、該隠蔽ラベル21の不透明基材層22と粘着剤層2
3と剥離紙24とを型抜きして打抜孔28を貫設し、図
8(b)に示すように、この打抜孔28の形成された隠
蔽ラベル21を多数枚スタックしたシート供給手段Fよ
り粘着シート21を1枚ずつボトル容器Bなどの首部B
1 の方向に供給して、打抜孔28内に首部B1 を装通し
て粘着シート21を広告展示表示用のネックハンガーラ
ベルとして吊り下げるようにしたものがある。
【0006】このようなネックハンガー用ベルなど打抜
孔28が貫設された隠蔽ラベル21の場合には、図8
(a)に示すように打抜孔28の内周に粘着剤層23が
露呈しているため、不透明基材層22と剥離紙24の間
の内端部から粘着剤層23が打抜孔28内周に、経時的
あるいは隠蔽ラベル21のスタック荷重などにより食み
出して、食み出した粘着剤がラベル送出用のニップロー
ルNの周面に付着して、ラベル21の供給動作を阻害し
たり汚損したりする問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記不都合
を解消した隠蔽ラベル類であって、ラベルに打抜孔が貫
設されていても、経時的あるいはスタック荷重などによ
る粘着剤の食み出しを解消し、ラベルの供給動作を円滑
に行い、粘着剤によるラベルの汚損を無くし、さらに隠
蔽ラベルの製造効率を向上させ、製造コストの低減化を
達成することにより、安価な隠蔽情報付き隠蔽ラベル類
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
発明は、第1シート基材層1の片面に接着剤層2を形成
した接着領域2aと、部分的に所定パターン状に剥離剤
層4と粘着剤層5とをこの順に積層して形成した非接着
領域2bとが設けられ、前記第1シート基材層1の接着
領域2aと非接着領域2bの片面全面に、前記接着剤層
2及び粘着剤層5上より第2シート基材層3が積層接着
され、前記非接着領域2b内の第2シート基材層3と粘
着剤層5とが適宜形状に打ち抜き形成された半抜き部6
により剥離剤層4を介して剥離可能に形成されているこ
とを特徴とする隠蔽ラベル類である。
【0009】本発明の請求項2に係る発明は、上記請求
項1に係る隠蔽ラベル類であって、前記非接着領域2b
内において、その第1シート基材層1の剥離剤層4側の
内面又は/及び第3シート基材層3の粘着剤層5側の内
面に、隠蔽すべき適宜情報9が形成されていることを特
徴とする隠蔽ラベル類である。
【0010】本発明の請求項3に係る発明は、上記請求
項1又は請求項2に係る隠蔽ラベル類であって、前記非
接着領域2b内に打ち抜き形成された前記半抜き部6の
打ち抜き形状が適宜形状の閉曲線形状パターン又は線形
状パターンであることを特徴とする隠蔽ラベル類であ
る。
【0011】本発明の請求項4に係る発明は、上記請求
項1乃至請求項3のいずれか1項に係る隠蔽ラベル類で
あって、前記接着領域2a内に第1シート基材層1から
第2シート基材層3に亘って打ち抜き形成された閉曲線
形状パターン又は線形状パターンの打抜部7が設けられ
ていることを特徴とする隠蔽ラベル類である。
【0012】本発明の請求項5に係る発明は、第1シー
ト基材1を送り出しながら、そのシート基材の裏面の非
接着領域2b内に剥離剤を部分的にパターン印刷して剥
離剤層4を形成し、続いて該剥離剤層4上に整合させて
粘着剤をパターン印刷して粘着剤層5を積層形成し、続
いて該剥離剤層4と粘着剤層5とを積層印刷した印刷領
域以外の前記シート基材の裏面の接着領域2a全面に接
着剤を塗布して接着剤層2を形成した後、該第1シート
基材1の裏面側に第2シート基材3を接着剤層2と粘着
剤層5上よりラミネートし、続いて前記非接着領域2b
内に第2シート基材層3と粘着剤層5とを適宜形状に打
ち抜き形成して半抜き部6を形成することを特徴とする
隠蔽ラベル類の製造方法である。
【0013】本発明の請求項6に係る発明は、上記請求
項5に係る隠蔽ラベル類の製造方法であって、前記剥離
剤に紫外線硬化型剥離剤を用い、パターン印刷して形成
される剥離剤層4を紫外線照射して硬化することを特徴
とする隠蔽ラベル類の製造方法である。
【0014】本発明の請求項7に係る発明は、上記請求
項5又は請求項6に係る隠蔽ラベル類の製造方法であっ
て、前記粘着剤に紫外線硬化型粘着剤を用い、パターン
印刷して形成される該粘着剤層5を紫外線照射して硬化
することを特徴とする隠蔽ラベル類の製造方法である。
【0015】本発明の請求項8に係る発明は、上記請求
項5乃至請求項7のいずれか1項に係る隠蔽ラベル類の
製造方法であって、前記接着剤が、溶剤揮散型接着剤、
加熱溶融型接着剤、紫外線硬化型接着剤のいずれか1種
であり、前記接着剤が、紫外線硬化型接着剤の場合は、
塗布した後の該接着剤層2を紫外線照射して硬化するこ
とを特徴とする隠蔽ラベル類の製造方法である。
【0016】本発明の請求項9に係る発明は、上記請求
項5乃至請求項8のいずれか1項に係る隠蔽ラベル類の
製造方法であって、前記非接着領域2b内において、そ
の第1シート基材層1の剥離剤層4側の内面又は/及び
第3シート基材層3の粘着剤層5側の内面に、隠蔽すべ
き適宜情報9が形成されていることを特徴とする隠蔽ラ
ベル類の製造方法である。
【0017】本発明の請求項10に係る発明は、上記請
求項5乃至請求項9のいずれか1項に係る隠蔽ラベル類
の製造方法であって、前記非接着領域2b内に打ち抜き
形成される前記半抜き部6の打ち抜き形状が、適宜形状
の閉曲線形状パターン又は線形状パターンであることを
特徴とする隠蔽ラベル類の製造方法である。
【0018】本発明の請求項11に係る発明は、上記請
求項5乃至請求項10のいずれか1項に係る隠蔽ラベル
類の製造方法であって、前記接着領域2a内に第1シー
ト基材層1から第2シート基材層3に亘って、閉曲線形
状パターン又は線形状パターンの打抜部7を打ち抜き形
成することを特徴とする隠蔽ラベル類の製造方法であ
る。
【0019】本発明の請求項12に係る発明は、ウエブ
状の第1シート基材1を供給する第1シート供給手段1
1と、供給された前記シート基材1の裏面に剥離剤層4
をパターン印刷する剥離剤印刷手段12と、前記剥離剤
層4上に整合させて粘着剤層5を積層印刷して非接着領
域2bを形成する粘着剤印刷手段13と、積層印刷され
た前記剥離剤層4、粘着剤層5以外の領域に接着剤を塗
布して接着剤層2による接着領域2aを形成する接着剤
塗布手段14と、第2シート基材3を供給する第2シー
ト基材供給手段15と、該第2シート基材3を前記第1
シート基材1の裏面側に重ね合わせて接着剤層2と粘着
剤層5を介してラミネートするラミネート手段16と、
第2シート基材3の表面側からラミネートした第1シー
ト基材1と第2シート基材3の前記粘着剤層5領域内に
おける第2シート基材3及び粘着剤層5を適宜形状に打
ち抜き形成して半抜き部6を形成する半抜き刃部17a
を備える型抜き手段17と、打ち抜き形成した第1シー
ト基材1と第2シート基材3を巻き取る巻取手段とを備
えたことを特徴とする隠蔽ラベル類の製造装置である。
【0020】本発明の請求項13に係る発明は、上記請
求項12に係る隠蔽ラベル類の製造装置であって、半抜
き刃部17aを備える前記型抜き手段17に、第2シー
ト基材3の表面側からラミネートした第1シート基材1
と第2シート基材3の前記粘着剤層5以外の領域内にお
ける第1シート基材1と第2シート基材3と接着剤層5
とを適宜形状に打ち抜き形成して打抜部7を形成する打
抜き刃部18aを備えることを特徴とする隠蔽ラベル類
の製造装置である。
【0021】本発明の請求項14に係る発明は、ウエブ
状の第1シート基材1を供給する第1シート供給手段1
1と、供給された前記シート基材1の裏面に剥離剤層4
をパターン印刷する剥離剤印刷手段12と、前記剥離剤
層4上に整合させて粘着剤層5を積層印刷して非接着領
域2bを形成する粘着剤印刷手段13と、積層印刷され
た前記剥離剤層4、粘着剤層5以外の領域に接着剤を塗
布して接着剤層2による接着領域2aを形成する接着剤
塗布手段14と、第2シート基材3を供給する第2シー
ト基材供給手段15と、該第2シート基材3を前記第1
シート基材1の裏面側に重ね合わせて接着剤層2と粘着
剤層5を介してラミネートするラミネート手段16と、
第2シート基材3の表面側からラミネートした第1シー
ト基材1と第2シート基材3の前記粘着剤層5領域内に
おける第2シート基材3及び粘着剤層5を適宜形状に打
ち抜き形成して半抜き部6を形成する半抜き刃部17a
を備える型抜き手段17と、ラミネートされ打ち抜き形
成された第1シート基材1と第2シート基材3をシート
状にカッティングするシートカッティング手段18とを
備えたことを特徴とする隠蔽ラベル類の製造装置であ
る。
【0022】本発明の請求項15に係る発明は、上記請
求項14に係る隠蔽ラベル類の製造装置であって、半抜
き刃部17aを備える前記型抜き手段17に、第2シー
ト基材3の表面側からラミネートした第1シート基材1
と第2シート基材3の前記接着領域2a内における第1
シート基材1と第2シート基材3と接着剤層5とを適宜
形状に打ち抜き形成して打抜部7を形成する打抜き刃部
18aを備えることを特徴とする隠蔽ラベル類の製造装
置である。
【0023】本発明の請求項16に係る発明は、上記請
求項12乃至請求項15のいずれか1項に係る隠蔽ラベ
ル類の製造装置であって、前記剥離剤印刷手段12の後
段に、紫外線照射手段12Uを備えることを特徴とする
隠蔽ラベル類の製造装置である。
【0024】本発明の請求項17に係る発明は、上記請
求項12乃至請求項16のいずれか1項に係る隠蔽ラベ
ル類の製造装置であって、前記粘着剤印刷手段13の後
段に、紫外線照射手段12Uを備えることを特徴とする
隠蔽ラベル類の製造装置である。
【0025】本発明の請求項18に係る発明は、上記請
求項12乃至請求項17のいずれか1項に係る隠蔽ラベ
ル類の製造装置であって、前記接着剤塗布手段14の後
段に紫外線照射手段14U又は加熱手段14Hを備える
ことを特徴とする隠蔽ラベル類の製造装置である。
【0026】本発明の請求項19に係る発明は、上記請
求項12乃至請求項18のいずれか1項に係る隠蔽ラベ
ル類の製造装置であって、前記第1シート基材1の剥離
剤層4と対向する側の内面又は/及び第2シート基材層
3の粘着剤層5と対向する側の内面に、隠蔽すべき適宜
情報9が形成されているそれぞれ第1、第2シート基材
1、3が用いられることを特徴とする隠蔽ラベル類の製
造装置である。
【0027】本発明の請求項20に係る発明は、上記請
求項12乃至請求項19のいずれか1項に係る隠蔽ラベ
ル類の製造装置であって、前記非接着領域2b内に型抜
き手段17の半抜き刃部17aにて打ち抜き形成される
前記半抜部6の打ち抜き形状が適宜形状の閉曲線形状パ
ターン又は線形状パターンであることを特徴とする隠蔽
ラベル類の製造装置である。
【0028】本発明の請求項21に係る発明は、上記請
求項12乃至請求項20のいずれか1項に係る隠蔽ラベ
ル類の製造装置であって、前記接着領域2a内に第1シ
ート基材層1から第2シート基材層3に亘って型抜き手
段17の打抜き刃部18aにて打ち抜き形成される前記
打抜部7の打ち抜き形状が、閉曲線形状パターン又は線
形状パターンであることを特徴とする隠蔽ラベル類の製
造装置である。
【0029】
【作用】本発明の隠蔽情報付きの隠蔽ラベル類Aは、ラ
ベル類本体に打抜部7や貫設孔8が形成されても、接着
剤層2の形成されていない非接着領域2bに粘着剤層5
が形成されているため、接着剤層2の形成されている接
着領域2a内に打抜孔8を貫設する限りにおいては、打
抜部7の切り目や貫設孔8の内周に、粘着剤層5が露呈
することがなく、したがって隠蔽ラベル類Aの経時的あ
るいはスタック荷重などにより打抜部7の切り目や貫設
孔8の内周から粘着剤が食み出してくることが皆無とな
る。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1−4に係る隠蔽
ラベル類の実施の形態を、図1(a)に示す側断面図に
基づいて以下に詳細に説明すれば、本発明の隠蔽ラベル
類Aは、不透明な第1シート基材層1の片面に、接着剤
層2を形成した接着領域2aが設けられ、その第1シー
ト基材層1の同じ片面に部分的に、所定パターン状に接
着剤層2が形成されない非接着領域2bが設けられてい
る。
【0031】前記第1シート基材層1の片面における接
着剤層2が形成されていない非接着領域2b内には、剥
離剤層4と粘着剤層5とがこの順に積層して設けられ、
この第1シート基材層1の片面全面に、前記接着剤層2
及び粘着剤層5上より、不透明な第2シート基材層3が
重ね合わせられて、第1シート基材層1と、第2シート
基材層3は、接着剤層2により形成された接着領域2a
にて接着され、接着剤層2が形成されていない非接着領
域2bの前記第2シート基材層3は剥離剤層4上の粘着
剤層5に接着している。
【0032】前記非接着領域2b内における第2シート
基材層3と粘着剤層5とは、半抜き部6により適宜形状
に打ち抜き形成されていて、第2シート基材層3の半抜
き部6により囲まれた剥離可能部分3aが、その粘着剤
層5と剥離剤層4との間で第1シート基材層1に対して
剥離可能になっている。
【0033】前記非接着領域2b内において、その第1
シート基材層1の剥離剤層4側の内面又は/及び第3シ
ート基材層3の粘着剤層5側の内面には、隠蔽すべき適
宜情報9(例えば、当たり、はずれ等の文字による抽選
情報、あるいは識別番号(シリアルナンバー)、当選番
号、記号等による抽選情報)が形成されていて、第2シ
ート基材層3の半抜き部6により囲まれた部分を剥離し
た際に、その剥離した第2シート基材層3の裏面、又は
その第2シート基材層3と対向する第1シート基材層1
の内面に隠蔽されている情報9を観察することができ
る。
【0034】図1(b)は、第1シート基材層1の片面
に接着剤層2を形成した接着領域2aと接着剤層2の形
成されない非接着領域2bの一例を示す平面図であり、
その非接着領域2b内に剥離剤層4と粘着剤層5が形成
されている。
【0035】図1(c)は、図1(a)に示す隠蔽ラベ
ル類の平面図であり、第2シート基材層3の非接着領域
2b内に半抜き部6が形成されている。
【0036】前記非接着領域2b内に打ち抜き形成され
ている前記半抜き部6は、少なくとも第1シート基材層
1を残して、第2シート基材層3と粘着剤層5が型抜き
刃にて打ち抜かれているものであり、前記半抜き部6の
形状は、適宜形状パターンであって、円形、楕円形、三
角形、四角形、その他の多角形の形状パターンなど閉曲
線形状パターンであってもよい。
【0037】また、湾曲線、弧状線など曲線形状、コの
字形状、Hの字状など開曲線形状、あるいはそれらの組
み合わせ直線形状など線形状パターンであってもよい。
なお半抜き部6には、その型抜き線を断続線として繋ぎ
部を必要に応じて設けることができる。
【0038】本発明の隠蔽ラベル類Aは、例えば、図2
(a)の平面図〜図2(b)の側断面図に示すように、
半抜き部6の外に、前記接着領域2a内に、第1シート
基材層1から第2シート基材層3に亘って打ち抜き形成
された円形状パターンなどの閉曲線形状パターンの打抜
部7が形成されて貫設孔8が設けられている。
【0039】また、本発明の隠蔽ラベル類Aは、例え
ば、図3(a)の平面図〜図3(b)の側断面図に示す
ように、半抜き部6の外に、前記接着領域2a内に、第
1シート基材層1から第2シート基材層3に亘って打ち
抜き形成されたHの字形状の線形状パターンによる打抜
部7が設けられている。
【0040】第2シート基材層3の剥離可能部分3a
は、前記半抜き部6の形状を、円形、楕円形、三角形、
四角形、その他の多角形の形状パターンなど閉曲線形状
パターンとした場合は剥離した際に、図2(b)、図3
(b)に示すように隠蔽ラベルA本体から完全に分離し
て剥離し、他方、線形状パータンである場合には、図示
しないが、剥離した際には、隠蔽ラベルA本体から分離
せずに開閉式にて剥離される。
【0041】図4(a)は、図3(a)に示す隠蔽ラベ
ル類Aに形成されているHの字形状の打抜部7を開放し
た例を示し、例えば、展示陳列商品のボトル容器Bの首
部B1 などを、その隠蔽ラベル類Aの打抜部7の開放部
分に装通して吊り下げて、広告展示用のネックハンガー
ラベルとすることができる。
【0042】また、図4(b)は、図3(a)に示すよ
うに隠蔽ラベル類AにHの字形状の打抜部7を形成し、
さらにそのHの字の中央の横線上に貫設孔8を設けたも
のであり、同様に、Hの字形状の打抜部7を開放して、
展示陳列商品のボトル容器Bの首部B1 などを、その隠
蔽ラベル類Aの打抜部7の開放部分に装通して吊り下
げ、広告展示用のネックハンガーラベルとすることがで
きる。
【0043】第1シート基材層1、第2シート基材層3
に用いるシート材として、不透明シートが使用でき、例
えば用紙、各種の合成樹脂フィルム(例えばポリエチレ
ンテレフタレート(PET)フィルム、ポリプロピレン
フィルムなど)、アルミニウム箔などが使用できる。透
明な合成樹脂フィルムの場合は、印刷着色等により不透
明化したものが使用できる。
【0044】剥離剤層4に使用する透明乃至不透明な剥
離剤としては、溶剤揮散型又は紫外線硬化型のシリコー
ン樹脂やワックスなどが使用できる。
【0045】前記粘着剤層5に使用する透明乃至半透明
の粘着剤としては、例えば、天然ゴム又は/及びブタジ
エン−スチレンゴム、アクリルゴム等の合成ゴムを主成
分とするゴム系粘着剤、アクリル酸、アクリル酸ブチ
ル、アクリル酸2エチルヘ キシル等を主成分とするア
クリル系粘着剤(東洋インキ製造(株)製;商品名;オ
リバインBPW4655;水性溶媒分散型のアクリル系
エマルジョン型粘着剤)など、溶剤揮散型又は紫外線硬
化型の粘着剤各種の感圧性接着剤(粘着剤)が使用でき
る。
【0046】また溶剤揮散型の粘着剤として、加熱によ
り粘着性を帯びる感熱性粘着剤(剥離紙不使用の粘着
剤)を必要に応じて使用してもよい。
【0047】前記接着剤層2に使用する透明乃至不透明
な接着剤としては、溶剤揮散型接着剤、加熱溶融型接着
剤、紫外線硬化型接着剤のいずれか1種が使用できる。
【0048】次に本発明の請求項5−11に係る隠蔽ラ
ベルの製造方法の実施の形態を、図5に示す本発明の請
求項12−21に係る隠蔽ラベルの製造装置に基づい
て、以下に詳細に説明する。
【0049】まず、ウエブ状の第1シート基材1を供給
する第1シート供給手段11により第1シート基材1を
送り出しながら、パータン印刷版胴12a(グラビア印
刷版胴、オフセット印刷版など)と圧胴12bを備えた
剥離剤印刷手段12により、第1シート基材1の裏面の
非接着領域2b内に剥離剤を部分的にパターン印刷して
剥離剤層4を形成する。なお剥離剤層4の形成に使用す
る透明乃至不透明な剥離剤としてシリコーン樹脂やワッ
クスなどが使用でき、溶剤揮散型の剥離剤を使用した場
合には剥離剤層4を乾燥させる加熱乾燥手段を設け、ま
た紫外線硬化型の剥離剤を使用した場合には剥離剤層4
を硬化固化させる紫外線照射手段を設ける。
【0050】続いて、該剥離剤層4上に整合させて、パ
ータン印刷版胴13a(グラビア印刷版胴、オフセット
印刷版など)と圧胴13bを備えた粘着剤印刷手段13
により粘着剤をパターン印刷して粘着剤層5を積層形成
する。なお、粘着剤層5を剥離剤層4上に積層形成した
後の第1シート基材1の送行途中にある粘着剤層5と接
触するガイドロールや次の接着剤塗布手段14の塗布ロ
ールの接触周面に、粘着剤層5の粘着剤が逆トラッピン
グ(付着)しないように、必要に応じて適宜に離型処理
(少なくとも前記剥離剤層4と粘着剤層5との層間粘着
力に対して弱い粘着力を示すようにガイドロールや次の
接着剤塗布手段14の塗布ロール周面に易剥離処理)を
施すことが望ましい。
【0051】粘着剤層5に使用する透明乃至半透明な粘
着剤としては、例えば天然ゴム又は/及びブタジエン−
スチレンゴム、アクリルゴム等の合成ゴムを主成分とす
るゴム系粘着剤、アクリル酸、アクリル酸ブチル、アク
リル酸2エチルヘ キシル等を主成分とするアクリル系
粘着剤(東洋インキ製造(株)製;商品名;オリバイン
BPW4655;水性溶媒分散型のアクリル系エマルジ
ョン型粘着剤)など溶剤揮散型又は紫外線硬化型の粘着
剤各種の感圧性接着剤(粘着剤)が使用でき、また、加
熱により粘着性を帯びる感熱性粘着剤(剥離紙不使用の
粘着剤)を必要に応じて使用することもできる。溶剤揮
散型の粘着剤を使用した場合には粘着剤層5を乾燥させ
る加熱乾燥手段を設け、また紫外線硬化型の剥離剤を使
用した場合には粘着剤層5を硬化固化させる紫外線照射
手段を設ける。
【0052】続いて、該剥離剤層4と粘着剤層5とを積
層印刷した印刷領域以外の前記シート基材の裏面の接着
領域2a全面に、接着剤塗布手段14により接着剤を塗
布して接着剤層2を形成する。なお接着剤層2に使用す
る透明乃至不透明な接着剤としては、溶剤揮散型接着
剤、加熱溶融型接着剤、紫外線硬化型接着剤のいずれか
1種が使用できる。溶剤揮散型又は加熱溶融型の接着剤
を使用した場合には接着剤層2を乾燥又は加熱溶融させ
る加熱手段を設け、また紫外線硬化型の接着剤を使用し
た場合には接着剤層2を硬化乾燥させる紫外線照射手段
を設ける。
【0053】その後、第2シート基材3を供給する第2
シート基材供給手段15により第2シート基材3を第1
シート基材1の裏面側に供給し、対向するプレスロール
16a、16bを備えたラミネート手段16に導入して
プレスしながら、該第1シート基材1の裏面側に接着剤
層2と粘着剤層5上より第2シート基材3をラミネート
する。
【0054】使用する接着剤層2が溶剤揮散型接着剤
(ウエットタイプの接着剤)である場合には加圧のみに
よるラミネート手段16を用い、また、使用する接着剤
層2が熱溶融型接着剤(あるいは紫外線硬化型接着剤)
である場合には、加熱と加圧によるラミネート手段16
を用いる。
【0055】続いて、ラミネートされた第1、第2シー
ト基材1、3を、半抜き刃部17aとプレスロール17
cを備える型抜き手段17(ロータリー打ち抜き)に導
入して、前記非接着領域2b内に、前記第2シート基材
層3と粘着剤層5とを適宜形状に打ち抜き形成して半抜
き部6を形成する。
【0056】また、型抜き手段17には、打抜き刃部1
7bとプレスロール17cを備え、第2シート基材3の
表面側からラミネートした第1シート基材1と第2シー
ト基材3の前記粘着剤層5以外の領域内における第1シ
ート基材1と第2シート基材3と接着剤層5とを、適宜
形状に打ち抜き形成して打抜部7を形成する。
【0057】そして、半抜き部6を形成した、又は半抜
き部6と打抜き部7を形成したウエブ状の第1、第2シ
ート基材1、3を巻取手段(図示せず)にてロール状に
巻き取り、ウエブロール状の隠蔽ラベル類を製造する。
【0058】本発明の上記製造方法の他の実施の形態と
しては、前記ラミネートされ打ち抜き形成されたウエブ
状の第1、第2シート基材1、3を巻き取る上記巻取手
段を設けずに、図5に示すように、型抜き手段17の後
段に、ウエブ状の第1シート基材1と第2シート基材3
をシート状にカッティングする(又は打ち抜く)ための
対向するシートカッティング刃部18aと受ロール18
bを備えるシートカッティング手段18(ロータリーカ
ッティング)を設けて、第1シート基材1と第2シート
基材3をシート状にカッティングして、隠蔽ラベル類A
をシート状に製造する。
【0059】本発明の上記製造方法においては、前記剥
離剤層4を形成するための剥離剤として紫外線硬化型剥
離剤を使用でき、その場合には、図5に示すように剥離
剤印刷手段12と粘着剤印刷手段13の間に紫外線照射
手段12Uを設けて、パターン印刷後の剥離剤層4を紫
外線照射して硬化乾燥させるものである。
【0060】また上記製造方法において、前記粘着剤層
5を形成するための粘着剤として、溶剤揮散型又は紫外
線硬化型粘着剤を使用でき、また、溶剤揮散型粘着剤で
あって、且つ加熱にて粘着性が付与される感熱性粘着剤
を使用することができる。溶剤揮散型の粘着剤を使用す
る場合には、粘着剤印刷手段13と接着剤塗布手段14
の間に加熱乾燥手段を設け、紫外線硬化型の粘着剤を使
用する場合には、図5に示すように紫外線照射手段13
Uを設けてパターン印刷後の粘着剤層5を紫外線照射し
て硬化乾燥させるものである。
【0061】また上記製造方法において、前記接着剤層
2を形成するための接着剤として溶剤揮散型接着剤、加
熱溶融型接着剤、紫外線硬化型接着剤のいずれか1種が
使用でき、接着剤として紫外線硬化型接着剤を使用する
場合には、接着剤塗布手段14とラミネート手段16の
間に紫外線照射手段(図示せず)を設けて、塗布後の接
着剤層2を紫外線照射して硬化乾燥させるものである。
【0062】また上記製造方法においては、前記非接着
領域2b内において、前記第1シート基材層1の剥離剤
層4側の内面、又は/及び、第3シート基材層3の粘着
剤層5側の内面には、隠蔽すべき適宜情報9が形成され
ているそれぞれ第1、第2シート基材層1、3を使用す
ることができる。
【0063】あるいは、図5に示す剥離剤印刷手段12
の前段に隠蔽情報を出力印字するためのインキジェット
方式やドットプリンタ方式などによる印字ヘッドを備え
た印字手段(図示せず)を設けて、前記第1シート基材
層1の剥離剤層4側の内面又は/及び第3シート基材層
3の粘着剤層5側の内面に、隠蔽ラベル類の製造と同時
にインラインにて隠蔽すべき適宜情報9を印字形成し、
印字形成されたそれぞれ第1、第2シート基材層1、3
を使用するようにしてもよい。
【0064】また上記製造方法においては、前記非接着
領域2b内において、第2シート基材3と粘着剤層5が
打ち抜き形成される前記半抜き部6の打ち抜き形状は、
適宜形状の閉曲線形状パターンであってもよいし、線形
状パターンであってもよい。
【0065】また上記製造方法においては、前記接着領
域2a内において、第1シート基材層1から第2シート
基材層3に亘って打ち抜き形成される前記打抜き部7の
打ち抜き形状は、閉曲線形状パターンであってもよい
し、線形状パターンであってもよい。
【0066】
【発明の効果】本発明の隠蔽情報付きの隠蔽ラベル類
は、商品やイベントや催物などの展示、広告、宣伝など
のための表示用のラベル、シール類として、また出荷発
送用など各種用途の伝票類、あるいは玩具用カードや会
員カードなど各種カード類、あるいは書籍、雑誌等の綴
じ込みシート類などに使用展開できるラベル類である。
【0067】本発明の隠蔽情報付きの隠蔽ラベル類は、
ネックハンガーラベル等の用途のために、必要に応じて
ラベル類本体に打抜部や貫設孔が形成されても、接着剤
層の形成されていない非接着剤層領域に粘着剤層が形成
されているため、接着剤層領域内に打抜部や貫設孔を形
成する限りにおいては、打抜部の切り目や貫設孔の内周
に粘着剤層が露呈することがなく、隠蔽ラベル類の経時
的あるいはスタック荷重などにより打抜部の切り目や貫
設孔の内周から粘着剤が食み出してくることが皆無とな
り、粘着剤の食み出しによるラベルの供給動作のトラブ
ルを解消して、ラベルの供給を円滑に行うことができる
ようになり、また食み出した粘着剤によるラベルの汚損
等も無くすことができる効果がある。
【0068】また本発明の隠蔽情報付きの隠蔽ラベル類
は、隠蔽すべき適宜情報をインラインにて印字して製造
できるため、製造工程の省力化と製造効率の向上及び製
造コストの低減化が達成でき、比較的に安価に隠蔽情報
付きの隠蔽ラベル類を提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の隠蔽情報付き隠蔽ラベル類の
一例を示す側断面図、(b)はその積層中間層を示す平
面図、(c)はその隠蔽ラベル類の平面図。
【図2】(a)は本発明の隠蔽情報付き隠蔽ラベル類の
他の例を説明する平面図、(b)はその側断面図。
【図3】(a)は本発明の隠蔽情報付き隠蔽ラベル類の
その他の例を説明する平面図、(b)はその側断面図。
【図4】(a)〜(b)は本発明の隠蔽情報付き隠蔽ラ
ベル類の使用例を説明する平面図。
【図5】本発明の隠蔽情報付き隠蔽ラベル類の製造方法
及び製造装置を説明する概要側面図。
【図6】従来の隠蔽情報付き隠蔽ラベルを説明する側断
面図。
【図7】従来の隠蔽情報付き隠蔽ラベルを説明する側断
面図。
【図8】(a)は従来の隠蔽情報付き隠蔽ラベルの側断
面図、(b)はその使用例を説明する側面図。
【符号の説明】
A…隠蔽ラベル類 1…第1シート基材層 2…接着剤
層 2a…接着領域 2b…非接着領域 3…第2シート基材層 3a…剥離
可能部分 4…剥離剤層 5…粘着剤層 6…半抜き部 7…打抜き部 8…貫設
孔 9…隠蔽情報 11…第1シート基材供給手段 12…剥離剤印刷手段
13…粘着剤印刷手段 14…接着剤塗布手段 15…第2シート基材供給手段
16…ラミネート手段 17…型抜き手段 18…シートカッティング手段 21…隠蔽ラベル 22…基材層 23…粘着剤層 2
4…剥離紙 25…表示印刷層 26…隠蔽印刷層 27…半抜き部
28…打抜部 B…ボトル容器 B1 …首部 F…フィーダー部 N…
送出供給ニップロール

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1シート基材層1の片面に接着剤層2を
    形成した接着領域2aと、部分的に所定パターン状に剥
    離剤層4と粘着剤層5とをこの順に積層して形成した非
    接着領域2bとが設けられ、前記第1シート基材層1の
    接着領域2aと非接着領域2bの片面全面に前記接着剤
    層2及び粘着剤層5上より第2シート基材層3が積層接
    着され、前記非接着領域2b内の第2シート基材層3と
    粘着剤層5とが適宜形状に打ち抜き形成された半抜き部
    6により剥離剤層4を介して剥離可能に形成されている
    ことを特徴とする隠蔽ラベル類。
  2. 【請求項2】請求項1記載の隠蔽ラベル類であって、前
    記非接着領域2b内において、その第1シート基材層1
    の剥離剤層4側の内面又は/及び第3シート基材層3の
    粘着剤層5側の内面に、隠蔽すべき適宜情報9が形成さ
    れていることを特徴とする隠蔽ラベル類。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2のいずれか1項記載
    の隠蔽ラベル類であって、前記非接着領域2b内に打ち
    抜き形成された前記半抜き部6の打ち抜き形状が適宜形
    状の閉曲線形状パターン又は線形状パターンであること
    を特徴とする隠蔽ラベル類。
  4. 【請求項4】請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載
    の隠蔽ラベル類であって、前記接着領域2a内に、第1
    シート基材層1から第2シート基材層3に亘って打ち抜
    き形成された閉曲線形状パターン又は線形状パターンの
    打抜部7が設けられていることを特徴とする隠蔽ラベル
    類。
  5. 【請求項5】第1シート基材1を送り出しながら、その
    シート基材の裏面の非接着領域2b内に剥離剤を部分的
    にパターン印刷して剥離剤層4を形成し、続いて該剥離
    剤層4上に整合させて粘着剤をパターン印刷して粘着剤
    層5を積層形成し、続いて該剥離剤層4と粘着剤層5と
    を積層印刷した印刷領域以外の前記シート基材の裏面の
    接着領域2a全面に接着剤を塗布して接着剤層2を形成
    した後、該第1シート基材1の裏面側に第2シート基材
    3を接着剤層2と粘着剤層5上よりラミネートし、続い
    て前記非接着領域2b内に第2シート基材層3と粘着剤
    層5とを適宜形状に打ち抜き形成して半抜き部6を形成
    することを特徴とする隠蔽ラベル類の製造方法。
  6. 【請求項6】請求項5記載の隠蔽ラベル類の製造方法で
    あって、前記剥離剤に紫外線硬化型剥離剤を用い、パタ
    ーン印刷して形成される剥離剤層4を紫外線照射して硬
    化することを特徴とする隠蔽ラベル類の製造方法。
  7. 【請求項7】請求項5又は請求項6記載の隠蔽ラベル類
    の製造方法であって、前記粘着剤に紫外線硬化型粘着剤
    を用い、パターン印刷して形成される該粘着剤層5を紫
    外線照射して硬化することを特徴とする隠蔽ラベル類の
    製造方法。
  8. 【請求項8】請求項5乃至請求項7のいずれか1項記載
    の隠蔽ラベル類の製造方法であって前記接着剤が、溶剤
    揮散型接着剤、加熱溶融型接着剤、紫外線硬化型接着剤
    のいずれか1種であり、前記接着剤が、紫外線硬化型接
    着剤の場合は、塗布した後の該接着剤層2を紫外線照射
    して硬化することを特徴とする隠蔽ラベル類の製造方
    法。
  9. 【請求項9】請求項5乃至請求項8のいずれか1項記載
    の隠蔽ラベル類の製造方法であって前記非接着領域2b
    内において、その第1シート基材層1の剥離剤層4側の
    内面又は/及び第3シート基材層3の粘着剤層5側の内
    面に、隠蔽すべき適宜情報9が形成されていることを特
    徴とする隠蔽ラベル類の製造方法。
  10. 【請求項10】請求項5乃至請求項9のいずれか1項記
    載の隠蔽ラベル類の製造方法であって前記非接着領域2
    b内に打ち抜き形成される前記半抜き部6の打ち抜き形
    状が、適宜形状の閉曲線形状パターン又は線形状パター
    ンであることを特徴とする隠蔽ラベル類の製造方法。
  11. 【請求項11】請求項5乃至請求項10のいずれか1項
    記載の隠蔽ラベル類の製造方法であって、前記接着領域
    2a内に第1シート基材層1から第2シート基材層3に
    亘って閉曲線形状パターン又は線形状パターンの打抜部
    7を打ち抜き形成することを特徴とする隠蔽ラベル類の
    製造方法。
  12. 【請求項12】ウエブ状の第1シート基材1を供給する
    第1シート供給手段11と、供給された前記シート基材
    1の裏面に剥離剤層4をパターン印刷する剥離剤印刷手
    段12と、前記剥離剤層4上に整合させて粘着剤層5を
    積層印刷して非接着領域2bを形成する粘着剤印刷手段
    13と、積層印刷された前記剥離剤層4、粘着剤層5以
    外の領域に接着剤を塗布して接着剤層2による接着領域
    2aを形成する接着剤塗布手段14と、第2シート基材
    3を供給する第2シート基材供給手段15と、該第2シ
    ート基材3を前記第1シート基材1の裏面側に重ね合わ
    せて接着剤層2と粘着剤層5を介してラミネートするラ
    ミネート手段16と、第2シート基材3の表面側からラ
    ミネートした第1シート基材1と第2シート基材3の前
    記粘着剤層5領域内における第2シート基材3及び粘着
    剤層5を適宜形状に打ち抜き形成して半抜き部6を形成
    する半抜き刃部17aを備える型抜き手段17と、打ち
    抜き形成した第1シート基材1と第2シート基材3を巻
    き取る巻取手段とを備えたことを特徴とする隠蔽ラベル
    類の製造装置。
  13. 【請求項13】請求項12記載の隠蔽ラベル類の製造装
    置であって、半抜き刃部17aを備える前記型抜き手段
    17に、第2シート基材3の表面側からラミネートした
    第1シート基材1と第2シート基材3の前記粘着剤層5
    以外の領域内における第1シート基材1と第2シート基
    材3と接着剤層5とを適宜形状に打ち抜き形成して打抜
    部7を形成する打抜き刃部18aを備えることを特徴と
    する隠蔽ラベル類の製造装置。
  14. 【請求項14】ウエブ状の第1シート基材1を供給する
    第1シート供給手段11と、供給された前記シート基材
    1の裏面に剥離剤層4をパターン印刷する剥離剤印刷手
    段12と、前記剥離剤層4上に整合させて粘着剤層5を
    積層印刷して非接着領域2bを形成する粘着剤印刷手段
    13と、積層印刷された前記剥離剤層4、粘着剤層5以
    外の領域に接着剤を塗布して接着剤層2による接着領域
    2aを形成する接着剤塗布手段14と、第2シート基材
    3を供給する第2シート基材供給手段15と、該第2シ
    ート基材3を前記第1シート基材1の裏面側に重ね合わ
    せて接着剤層2と粘着剤層5を介してラミネートするラ
    ミネート手段16と、第2シート基材3の表面側からラ
    ミネートした第1シート基材1と第2シート基材3の前
    記粘着剤層5領域内における第2シート基材3及び粘着
    剤層5を適宜形状に打ち抜き形成して半抜き部6を形成
    する半抜き刃部17aを備える型抜き手段17と、ラミ
    ネートされ打ち抜き形成された第1シート基材1と第2
    シート基材3をシート状にカッティングするシートカッ
    ティング手段18とを備えたことを特徴とする隠蔽ラベ
    ル類の製造装置。
  15. 【請求項15】請求項14記載の隠蔽ラベル類の製造装
    置であって、半抜き刃部17aを備える前記型抜き手段
    17に、第2シート基材3の表面側からラミネートした
    第1シート基材1と第2シート基材3の前記接着領域2
    a内における第1シート基材1と第2シート基材3と接
    着剤層5とを適宜形状に打ち抜き形成して打抜部7を形
    成する打抜き刃部18aを備えることを特徴とする隠蔽
    ラベル類の製造装置。
  16. 【請求項16】請求項12乃至請求項15のいずれか1
    項記載の隠蔽ラベル類の製造装置であって、前記剥離剤
    印刷手段12の後段に、紫外線照射手段12Uを備える
    ことを特徴とする隠蔽ラベル類の製造装置。
  17. 【請求項17】請求項12乃至請求項16のいずれか1
    項記載の隠蔽ラベル類の製造装置であって、前記粘着剤
    印刷手段13の後段に、紫外線照射手段12Uを備える
    ことを特徴とする隠蔽ラベル類の製造装置。
  18. 【請求項18】請求項12乃至請求項17のいずれか1
    項記載の隠蔽ラベル類の製造装置であって、前記接着剤
    塗布手段14の後段に、紫外線照射手段14U又は加熱
    手段14Hを備えることを特徴とする隠蔽ラベル類の製
    造装置。
  19. 【請求項19】請求項12乃至請求項18のいずれか1
    項記載の隠蔽ラベル類の製造装置であって、前記第1シ
    ート基材1の剥離剤層4と対向する側の内面又は/及び
    第2シート基材層3の粘着剤層5と対向する側の内面
    に、隠蔽すべき適宜情報9が形成されているそれぞれ第
    1、第2シート基材1、3が用いられることを特徴とす
    る隠蔽ラベル類の製造装置。
  20. 【請求項20】請求項12乃至請求項19のいずれか1
    項記載の隠蔽ラベル類の製造装置であって、前記非接着
    領域2b内に型抜き手段17の半抜き刃部17aにて打
    ち抜き形成される前記半抜部6の打ち抜き形状が、適宜
    形状の閉曲線形状パターン又は線形状パターンであるこ
    とを特徴とする隠蔽ラベル類の製造装置。
  21. 【請求項21】請求項12乃至請求項20のいずれか1
    項記載の隠蔽ラベル類の製造装置であって、前記接着領
    域2a内に第1シート基材層1から第2シート基材層3
    に亘って型抜き手段17の打抜き刃部18aにて打ち抜
    き形成される前記打抜部7の打ち抜き形状が、閉曲線形
    状パターン又は線形状パターンであることを特徴とする
    隠蔽ラベル類の製造装置。
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