JPH1199574A - ラベル原反並びにラベル及びそれらの製造方法 - Google Patents
ラベル原反並びにラベル及びそれらの製造方法Info
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- JPH1199574A JPH1199574A JP26381897A JP26381897A JPH1199574A JP H1199574 A JPH1199574 A JP H1199574A JP 26381897 A JP26381897 A JP 26381897A JP 26381897 A JP26381897 A JP 26381897A JP H1199574 A JPH1199574 A JP H1199574A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 製造工程で排出されるラベル原紙から取り除
かれる不要部分を再生紙の材料等に再利用できるように
するラベルの製造方法とその方法に使用されるラベル原
反及びその方法で作製される剥離紙から剥がしやすいラ
ベルを提供する。 【解決手段】 切断されてラベル基材21−1、21−
2、21−3、21−4になるラベル基材予定領域11
−1、11−2、11−3、11−4を備えるラベル原
紙11と、ラベル原紙11の下に、ラベル基材予定領域
11−1、11−2、11−3、11−4と同じ又は狭
い範囲に形成され、ラベル基材21−1、21−2、2
1−3、21−4を貼付可能とする粘着層12−1、1
2−2、12−3、12−4と、前記粘着層の下に形成
され、前記粘着層を保護する剥離基材13とを有する。
かれる不要部分を再生紙の材料等に再利用できるように
するラベルの製造方法とその方法に使用されるラベル原
反及びその方法で作製される剥離紙から剥がしやすいラ
ベルを提供する。 【解決手段】 切断されてラベル基材21−1、21−
2、21−3、21−4になるラベル基材予定領域11
−1、11−2、11−3、11−4を備えるラベル原
紙11と、ラベル原紙11の下に、ラベル基材予定領域
11−1、11−2、11−3、11−4と同じ又は狭
い範囲に形成され、ラベル基材21−1、21−2、2
1−3、21−4を貼付可能とする粘着層12−1、1
2−2、12−3、12−4と、前記粘着層の下に形成
され、前記粘着層を保護する剥離基材13とを有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、品質表示、品質保
証、値札、広告、封緘、識別などの目的で広く使用され
ているラベル並びにその原反及びそれらの製造方法に関
するものである。
証、値札、広告、封緘、識別などの目的で広く使用され
ているラベル並びにその原反及びそれらの製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のラベルは、以下のように
製造していた。すなわち、ラベル原紙の裏面全面に粘着
剤を塗布して、剥離基材を合紙し、ラベル原紙の表面に
品質表示、品質保証などの使用目的に応じた印刷を施し
た後に、型抜き、カス上げを行って、ラベル原紙の不要
部分を取り除いてラベルを製造していた。このようにし
てラベルを製造したとき、不要部分としてラベル原紙か
ら取り除かれた部分には、裏面全面に粘着剤が塗布され
ている。また、製造されたラベルにも、裏面全面に粘着
剤が塗布されている。
製造していた。すなわち、ラベル原紙の裏面全面に粘着
剤を塗布して、剥離基材を合紙し、ラベル原紙の表面に
品質表示、品質保証などの使用目的に応じた印刷を施し
た後に、型抜き、カス上げを行って、ラベル原紙の不要
部分を取り除いてラベルを製造していた。このようにし
てラベルを製造したとき、不要部分としてラベル原紙か
ら取り除かれた部分には、裏面全面に粘着剤が塗布され
ている。また、製造されたラベルにも、裏面全面に粘着
剤が塗布されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述したよう
な従来の方法でラベルを製造した場合、上述の通り、ラ
ベル原紙から取り除かれた不要部分にも裏面全面に粘着
剤が塗布されているため、再生紙の材料等に再利用する
ことができなかった。ラベル原紙には、上質紙等の高級
な用紙を使用することが多いため、ラベル原紙から取り
除かれた不要部分が再利用されることが望まれていた。
な従来の方法でラベルを製造した場合、上述の通り、ラ
ベル原紙から取り除かれた不要部分にも裏面全面に粘着
剤が塗布されているため、再生紙の材料等に再利用する
ことができなかった。ラベル原紙には、上質紙等の高級
な用紙を使用することが多いため、ラベル原紙から取り
除かれた不要部分が再利用されることが望まれていた。
【0004】また、ラベルを剥離紙から剥がしやすいよ
うに、ラベルの裏面に非粘着領域を設ける場合がある。
従来、この種の非粘着領域は、ラベル原紙の裏面全面に
粘着剤を塗布した後に、粘着剤の上から印刷を施すこと
で、接着力を落として、形成していた。しかし、この方
法では、ラベルの裏面に非粘着領域を設ける必要のない
場合に対して、印刷工程が増え、また、設備上も大掛か
りな対応が必要となっていた。
うに、ラベルの裏面に非粘着領域を設ける場合がある。
従来、この種の非粘着領域は、ラベル原紙の裏面全面に
粘着剤を塗布した後に、粘着剤の上から印刷を施すこと
で、接着力を落として、形成していた。しかし、この方
法では、ラベルの裏面に非粘着領域を設ける必要のない
場合に対して、印刷工程が増え、また、設備上も大掛か
りな対応が必要となっていた。
【0005】本発明の課題は、製造工程で排出されるラ
ベル原紙から取り除かれる不要部分を再生紙の材料等に
再利用できるようにするラベルの製造方法とその方法に
使用されるラベル原反及びその方法で作製される剥離紙
から剥がしやすいラベルを提供することである。
ベル原紙から取り除かれる不要部分を再生紙の材料等に
再利用できるようにするラベルの製造方法とその方法に
使用されるラベル原反及びその方法で作製される剥離紙
から剥がしやすいラベルを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、切断されてラベル基材(21−
1、21−2、21−3、21−4)になるラベル基材
予定領域(11−1、11−2、11−3、11−4)
を備えるラベル原紙(11)と、ラベル原紙(11)の
下に、ラベル基材予定領域(11−1、11−2、11
−3、11−4)と同じ又は狭い範囲に形成され、ラベ
ル基材(21−1、21−2、21−3、21−4)を
貼付可能とする粘着層(12−1、12−2、12−
3、12−4)と、前記粘着層の下に形成され、前記粘
着層を保護する剥離基材(13)とを有するラベル原反
である。
に、請求項1の発明は、切断されてラベル基材(21−
1、21−2、21−3、21−4)になるラベル基材
予定領域(11−1、11−2、11−3、11−4)
を備えるラベル原紙(11)と、ラベル原紙(11)の
下に、ラベル基材予定領域(11−1、11−2、11
−3、11−4)と同じ又は狭い範囲に形成され、ラベ
ル基材(21−1、21−2、21−3、21−4)を
貼付可能とする粘着層(12−1、12−2、12−
3、12−4)と、前記粘着層の下に形成され、前記粘
着層を保護する剥離基材(13)とを有するラベル原反
である。
【0007】請求項2の発明は、ラベル基材(21−
1)と、前記ラベル基材の下に、前記ラベル基材より狭
い範囲に形成され、前記ラベル基材を貼付可能とする粘
着層(12−1)とを有するラベルである。
1)と、前記ラベル基材の下に、前記ラベル基材より狭
い範囲に形成され、前記ラベル基材を貼付可能とする粘
着層(12−1)とを有するラベルである。
【0008】請求項3の発明は、ラベル基材(21−
1、21−2、21−3、21−4)と、前記ラベル基
材の下に、前記ラベル基材より狭い範囲に形成され、前
記ラベル基材を貼付可能とする粘着層(12−1、12
−2、12−3、12−4)と、前記粘着層の下に形成
され、前記粘着層を保護する剥離基材(13)とを有す
るラベルである。
1、21−2、21−3、21−4)と、前記ラベル基
材の下に、前記ラベル基材より狭い範囲に形成され、前
記ラベル基材を貼付可能とする粘着層(12−1、12
−2、12−3、12−4)と、前記粘着層の下に形成
され、前記粘着層を保護する剥離基材(13)とを有す
るラベルである。
【0009】請求項4の発明は、切断されてラベル基材
になるラベル基材予定領域を備えるラベル原紙に、前記
ラベル基材予定領域と同じ又は狭い範囲に粘着剤を塗布
する糊付工程(#101)と、前記ラベル原紙に、剥離
基材を貼付する合紙工程(#102)とを有するラベル
原反の製造方法である。
になるラベル基材予定領域を備えるラベル原紙に、前記
ラベル基材予定領域と同じ又は狭い範囲に粘着剤を塗布
する糊付工程(#101)と、前記ラベル原紙に、剥離
基材を貼付する合紙工程(#102)とを有するラベル
原反の製造方法である。
【0010】請求項5の発明は、切断されてラベル基材
になるラベル基材予定領域を備えるラベル原紙に、前記
ラベル基材予定領域と同じ又は狭い範囲に粘着剤を塗布
する糊付工程(#101)と、前記ラベル原紙に、剥離
基材を貼付する合紙工程(#102)と、前記ラベル原
紙を切断して、前記ラベル基材予定領域を前記ラベル基
材にする型抜工程(#103)と、前記ラベル原紙の前
記ラベル基材予定領域以外の領域を除去するカス上げ工
程(#104)とを有するラベルの製造方法である。
になるラベル基材予定領域を備えるラベル原紙に、前記
ラベル基材予定領域と同じ又は狭い範囲に粘着剤を塗布
する糊付工程(#101)と、前記ラベル原紙に、剥離
基材を貼付する合紙工程(#102)と、前記ラベル原
紙を切断して、前記ラベル基材予定領域を前記ラベル基
材にする型抜工程(#103)と、前記ラベル原紙の前
記ラベル基材予定領域以外の領域を除去するカス上げ工
程(#104)とを有するラベルの製造方法である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照して、本発明
の実施の形態について、さらに詳しく説明する。 (実施形態)図1は、本発明によるラベル原反の一実施
形態を示す図である。図(A)は正面図、図(B)はB
−B断面図である。ラベル原反1は、ラベル原紙11
と、粘着層12と、剥離基材13とを有している。
の実施の形態について、さらに詳しく説明する。 (実施形態)図1は、本発明によるラベル原反の一実施
形態を示す図である。図(A)は正面図、図(B)はB
−B断面図である。ラベル原反1は、ラベル原紙11
と、粘着層12と、剥離基材13とを有している。
【0012】ラベル原紙11は、切断されて、後述のラ
ベル基材21−1等になる原紙であり、ラベルの担体と
なる原紙である。ラベル原紙11は、ラベル基材予定領
域11−1、11−2、11−3、11−4を有してい
る。ラベル原紙11の表面には、ラベル基材予定領域1
1−1、11−2、11−3、11−4内に、そのラベ
ルの使用目的に合わせて、品質表示内容、品質保証内
容、値段、広告、識別内容などが印刷される。
ベル基材21−1等になる原紙であり、ラベルの担体と
なる原紙である。ラベル原紙11は、ラベル基材予定領
域11−1、11−2、11−3、11−4を有してい
る。ラベル原紙11の表面には、ラベル基材予定領域1
1−1、11−2、11−3、11−4内に、そのラベ
ルの使用目的に合わせて、品質表示内容、品質保証内
容、値段、広告、識別内容などが印刷される。
【0013】粘着層12は、ラベル原紙11の下に形成
されている。また、粘着層12は、ラベル基材予定領域
11−1、11−2、11−3、11−4より狭い範囲
に、それぞれのラベル基材予定領域ごとに、粘着層12
−1、12−2、12−3、12−4が形成されてい
る。粘着層12は、ラベル基材21−1、21−2、2
1−3、21−4を荷物に貼付可能にする層であり、ア
クリル系粘着剤、天然ゴム系粘着剤、合成ゴム系粘着
剤、シリコーンゴム系粘着剤等を用いることができる。
されている。また、粘着層12は、ラベル基材予定領域
11−1、11−2、11−3、11−4より狭い範囲
に、それぞれのラベル基材予定領域ごとに、粘着層12
−1、12−2、12−3、12−4が形成されてい
る。粘着層12は、ラベル基材21−1、21−2、2
1−3、21−4を荷物に貼付可能にする層であり、ア
クリル系粘着剤、天然ゴム系粘着剤、合成ゴム系粘着
剤、シリコーンゴム系粘着剤等を用いることができる。
【0014】剥離基材13は、紙、織物、プラスチック
フィルム等から形成されており、この上面、すなわち、
粘着層12の側の面には、シリコーン系離型剤などによ
り剥離処理がなされている。剥離基材13の厚さは、特
に限定はされないが、通常20〜200μm、好ましく
は40〜100μm程度である。
フィルム等から形成されており、この上面、すなわち、
粘着層12の側の面には、シリコーン系離型剤などによ
り剥離処理がなされている。剥離基材13の厚さは、特
に限定はされないが、通常20〜200μm、好ましく
は40〜100μm程度である。
【0015】図2は、本発明によるラベルの一実施形態
を示す図である。図(A)は正面図、図(B)はB−B
断面図である。なお、前述したラベル原反と同様の機能
を果たす部分には、同一の符号を付して、重複する説明
を適宜省略する。本実施形態のラベル2は、ラベル基材
21−1、21−2、21−3、21−4と、粘着層1
2−1、12−2、12−3、12−4と、剥離基材1
3とを有している。
を示す図である。図(A)は正面図、図(B)はB−B
断面図である。なお、前述したラベル原反と同様の機能
を果たす部分には、同一の符号を付して、重複する説明
を適宜省略する。本実施形態のラベル2は、ラベル基材
21−1、21−2、21−3、21−4と、粘着層1
2−1、12−2、12−3、12−4と、剥離基材1
3とを有している。
【0016】ラベル基材21−1、21−2、21−
3、21−4は、ラベル原紙11が切断され、ラベル基
材予定領域11−1、11−2、11−3、11−4か
ら形成された基材である。前述のように、ラベル基材2
1−1、21−2、21−3、21−4の表面には、そ
のラベルの使用目的に合わせて、品質表示内容、品質保
証内容、値段、広告、識別内容などが印刷される。
3、21−4は、ラベル原紙11が切断され、ラベル基
材予定領域11−1、11−2、11−3、11−4か
ら形成された基材である。前述のように、ラベル基材2
1−1、21−2、21−3、21−4の表面には、そ
のラベルの使用目的に合わせて、品質表示内容、品質保
証内容、値段、広告、識別内容などが印刷される。
【0017】(作製方法)図3は、本発明によるラベル
原反及びラベルの作製方法を示す図である。ラベル原反
1、ラベル2は、以下のように作製する。 (1)ラベル原紙給紙部31から、ラベル原紙11を給
紙する。ラベル原紙11はロール状に巻かれている。な
お、ラベル原紙11のセットは、後工程の糊付け工程#
101で、ラベル原紙11の裏面が上になるように、セ
ットする。 (2)(1)で供給されたラベル原紙11は、紙ぐせ除
去部32にて、巻きぐせ、内部応力、片のび等が除去、
整調され、用紙の蛇行が防がれ、張力の均一化が図られ
る。
原反及びラベルの作製方法を示す図である。ラベル原反
1、ラベル2は、以下のように作製する。 (1)ラベル原紙給紙部31から、ラベル原紙11を給
紙する。ラベル原紙11はロール状に巻かれている。な
お、ラベル原紙11のセットは、後工程の糊付け工程#
101で、ラベル原紙11の裏面が上になるように、セ
ットする。 (2)(1)で供給されたラベル原紙11は、紙ぐせ除
去部32にて、巻きぐせ、内部応力、片のび等が除去、
整調され、用紙の蛇行が防がれ、張力の均一化が図られ
る。
【0018】(3)(2)にて紙ぐせ等が除去されたラ
ベル原紙11は、糊印刷部33(糊付工程#101)に
て、裏面に糊付けされる。糊付けは、凸版(樹脂凸版)
印刷方式が好適であるが、ドライオフセット印刷方式を
用いることも可能である。
ベル原紙11は、糊印刷部33(糊付工程#101)に
て、裏面に糊付けされる。糊付けは、凸版(樹脂凸版)
印刷方式が好適であるが、ドライオフセット印刷方式を
用いることも可能である。
【0019】(4)(3)で糊付けされたラベル原紙1
1は、合紙部35(合紙工程#102)にて、剥離基材
供給部34から供給される剥離基材13と合紙される。
なお、剥離基材13もロール状に巻かれている。また、
剥離基材13は、この合紙部35で、剥離基材13の剥
離処理されている面が、ラベル原紙11と合わさるよう
に、セットされている。
1は、合紙部35(合紙工程#102)にて、剥離基材
供給部34から供給される剥離基材13と合紙される。
なお、剥離基材13もロール状に巻かれている。また、
剥離基材13は、この合紙部35で、剥離基材13の剥
離処理されている面が、ラベル原紙11と合わさるよう
に、セットされている。
【0020】本工程までで、ラベル原反1が作製され
る。
る。
【0021】(5)(4)までで作製されたラベル原反
1は、反転バーを備える反転部36にて、上下が反転さ
れる。 (6)(5)で反転されたラベル原反1は、印刷部37
にて、その使用目的に合わせて、品質表示内容、品質保
証内容、値段、広告、識別内容などが印刷される。印刷
方法としてはウェットオフセット方式、乾燥方法として
はUV乾燥方式、使用インキとしてはUV対応インキが
好適に用いられ、多色印刷も可能であるが、これに限ら
れることなく、凸版インキ、グラビアインキ等によっ
て、凸版方式や、グラビア方式を用いてもよい。
1は、反転バーを備える反転部36にて、上下が反転さ
れる。 (6)(5)で反転されたラベル原反1は、印刷部37
にて、その使用目的に合わせて、品質表示内容、品質保
証内容、値段、広告、識別内容などが印刷される。印刷
方法としてはウェットオフセット方式、乾燥方法として
はUV乾燥方式、使用インキとしてはUV対応インキが
好適に用いられ、多色印刷も可能であるが、これに限ら
れることなく、凸版インキ、グラビアインキ等によっ
て、凸版方式や、グラビア方式を用いてもよい。
【0022】(7)(6)で印刷されたラベル原反1
は、型抜き部38(型抜き工程#103)にて、型抜き
され、ラベル原紙11のラベル基材予定領域11−1、
11−2、11−3、11−4から、ラベル基材21−
1、21−2、21−3、21−4が、形成される。型
抜きの方式としては、平板方式が好適に用いられるが、
ダイカットロールを使用してもよい。 (8)(7)で型抜きされたラベル原反1は、カス上げ
部39(カス上げ工程#104)にて、ラベル原紙11
のラベル基材予定領域以外の領域が、不用部分(カス)
としてロール状に巻き取られて除去される。
は、型抜き部38(型抜き工程#103)にて、型抜き
され、ラベル原紙11のラベル基材予定領域11−1、
11−2、11−3、11−4から、ラベル基材21−
1、21−2、21−3、21−4が、形成される。型
抜きの方式としては、平板方式が好適に用いられるが、
ダイカットロールを使用してもよい。 (8)(7)で型抜きされたラベル原反1は、カス上げ
部39(カス上げ工程#104)にて、ラベル原紙11
のラベル基材予定領域以外の領域が、不用部分(カス)
としてロール状に巻き取られて除去される。
【0023】(9)(8)で不要部分が除去されたラベ
ル原反1は、スリッター・孔あけ部40にて、マージナ
ル部が形成される。すなわち、ラベル原反1の所定位置
に、印字機、その他の機器で使用される紙送り用の孔
(国際規格;2個/1inch)がラベル原反1の両側
に開けられる。このとき、ラベル原反1の流れ方向に半
抜き入れ等をしてもよい。
ル原反1は、スリッター・孔あけ部40にて、マージナ
ル部が形成される。すなわち、ラベル原反1の所定位置
に、印字機、その他の機器で使用される紙送り用の孔
(国際規格;2個/1inch)がラベル原反1の両側
に開けられる。このとき、ラベル原反1の流れ方向に半
抜き入れ等をしてもよい。
【0024】(10)(9)でマージナル部が形成され
たラベル原反1は、折り込み部41にて、折り込まれ
る。折り方としては、Z折りが好適に用いられ、Z折り
の代表的なものとしては、扇り折り(ファンフォール
ド)方式がある。
たラベル原反1は、折り込み部41にて、折り込まれ
る。折り方としては、Z折りが好適に用いられ、Z折り
の代表的なものとしては、扇り折り(ファンフォール
ド)方式がある。
【0025】本工程までで、ラベル2が作製される。さ
らに、所定長さに切断したり、マージナル部を切断して
もよい。
らに、所定長さに切断したり、マージナル部を切断して
もよい。
【0026】図4は、糊印刷部、合紙部の拡大斜視図で
ある。糊印刷部33は、ラベル原紙11の裏面の所定位
置に糊付けする部分であり、版胴51と、圧胴52とを
備えている。糊印刷部33の糊付け方法は、凸版印刷方
式で、粘着層12−1、12−2、12−3、・・・・
が、形成される。合紙部35は、糊印刷部33で粘着層
が形成されたラベル原紙11と、剥離基材13とを合紙
する部分であり、2本の合紙ローラ53、54を備えて
いる。
ある。糊印刷部33は、ラベル原紙11の裏面の所定位
置に糊付けする部分であり、版胴51と、圧胴52とを
備えている。糊印刷部33の糊付け方法は、凸版印刷方
式で、粘着層12−1、12−2、12−3、・・・・
が、形成される。合紙部35は、糊印刷部33で粘着層
が形成されたラベル原紙11と、剥離基材13とを合紙
する部分であり、2本の合紙ローラ53、54を備えて
いる。
【0027】図5は、型抜部の拡大断面図である。型抜
部38は、ラベル原反1を型抜きし、ラベル原紙11の
ラベル基材予定領域11−1、11−2、11−3、1
1−4から、ラベル基材21−1、21−2、21−
3、21−4を形成する部分であり、抜型61と、抜刃
62と、加圧板63とを備えている。ラベル原反1は、
ラベル原紙11の品質表示内容等が印刷されている面を
上にして加圧板63上で、送られている。ラベル原反1
が所定位置に到達すると、下から加圧板63が上がり、
ラベル原紙11の糊付けされていない部分のみを切断し
て型抜きする。
部38は、ラベル原反1を型抜きし、ラベル原紙11の
ラベル基材予定領域11−1、11−2、11−3、1
1−4から、ラベル基材21−1、21−2、21−
3、21−4を形成する部分であり、抜型61と、抜刃
62と、加圧板63とを備えている。ラベル原反1は、
ラベル原紙11の品質表示内容等が印刷されている面を
上にして加圧板63上で、送られている。ラベル原反1
が所定位置に到達すると、下から加圧板63が上がり、
ラベル原紙11の糊付けされていない部分のみを切断し
て型抜きする。
【0028】本実施形態によれば、ラベル原紙から取り
除かれた不要部分には、糊が付着していないので、その
取り除いた部分を故紙等に再利用することが可能であ
る。また、ラベルの裏面に非粘着領域を設ける場合も、
糊付け領域を調整するだけで、工程等を増やすことなく
容易に行える。このようにしてラベルの裏面に非粘着領
域を設ければ、ラベルを剥離基材から剥がしやすい。
除かれた不要部分には、糊が付着していないので、その
取り除いた部分を故紙等に再利用することが可能であ
る。また、ラベルの裏面に非粘着領域を設ける場合も、
糊付け領域を調整するだけで、工程等を増やすことなく
容易に行える。このようにしてラベルの裏面に非粘着領
域を設ければ、ラベルを剥離基材から剥がしやすい。
【0029】(変形形態)以上説明した実施形態に限定
されることなく、種々の変形や変更が可能であって、そ
れらも本発明の均等の範囲内である。例えば、粘着層1
2は、ラベル基材予定領域11−1、11−2、11−
3、11−4と同じ大きさの粘着層12−1、12−
2、12−3、12−4が形成されていてもよい。この
場合でも、ラベル原紙から取り除かれた不要部分を故紙
等に再利用することが可能である。また、ラベル製造工
程において、ラベル原反の製造からラベル製造までを一
貫して行うだけでなく、例えば、合紙工程#102終了
後、ラベル原反を一旦巻き取り、ロール状にして、別工
程で印刷以下の加工を施してもよい。
されることなく、種々の変形や変更が可能であって、そ
れらも本発明の均等の範囲内である。例えば、粘着層1
2は、ラベル基材予定領域11−1、11−2、11−
3、11−4と同じ大きさの粘着層12−1、12−
2、12−3、12−4が形成されていてもよい。この
場合でも、ラベル原紙から取り除かれた不要部分を故紙
等に再利用することが可能である。また、ラベル製造工
程において、ラベル原反の製造からラベル製造までを一
貫して行うだけでなく、例えば、合紙工程#102終了
後、ラベル原反を一旦巻き取り、ロール状にして、別工
程で印刷以下の加工を施してもよい。
【0030】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、ラベル原紙から取り除かれた不要部分を故紙等に
再利用することが可能であり、また、ラベルの裏面に非
粘着領域を設ける場合も、工程等を増やすことなく容易
に行える。
れば、ラベル原紙から取り除かれた不要部分を故紙等に
再利用することが可能であり、また、ラベルの裏面に非
粘着領域を設ける場合も、工程等を増やすことなく容易
に行える。
【図1】本発明によるラベル原反の一実施形態を示す図
である。
である。
【図2】本発明によるラベルの一実施形態を示す図であ
る。
る。
【図3】本発明によるラベル原反及びラベルの作製方法
を示す図である。
を示す図である。
【図4】糊印刷部、合紙部の拡大斜視図である。
【図5】型抜部の拡大断面図である。
1 ラベル原反 2 ラベル 11 ラベル原紙 11−1、11−2、11−3、11−4 ラベル基材
予定領域 12、12−1、12−2、12−3、12−4 粘着
層 13 剥離基材 21−1、21−2、21−3、21−4 ラベル基材 #101 糊付け工程 #102 合紙工程 #103 型抜き工程 #104 カス上げ工程
予定領域 12、12−1、12−2、12−3、12−4 粘着
層 13 剥離基材 21−1、21−2、21−3、21−4 ラベル基材 #101 糊付け工程 #102 合紙工程 #103 型抜き工程 #104 カス上げ工程
Claims (5)
- 【請求項1】 切断されてラベル基材になるラベル基材
予定領域を備えるラベル原紙と、 前記ラベル原紙の下に、前記ラベル基材予定領域と同じ
又は狭い範囲に形成され、前記ラベル基材を貼付可能と
する粘着層と、 前記粘着層の下に形成され、前記粘着層を保護する剥離
基材とを有するラベル原反。 - 【請求項2】 ラベル基材と、 前記ラベル基材の下に、前記ラベル基材より狭い範囲に
形成され、前記ラベル基材を貼付可能とする粘着層とを
有するラベル。 - 【請求項3】 ラベル基材と、 前記ラベル基材の下に、前記ラベル基材より狭い範囲に
形成され、前記ラベル基材を貼付可能とする粘着層と、 前記粘着層の下に形成され、前記粘着層を保護する剥離
基材とを有するラベル。 - 【請求項4】 切断されてラベル基材になるラベル基材
予定領域を備えるラベル原紙に、前記ラベル基材予定領
域と同じ又は狭い範囲に粘着剤を塗布する糊付工程と、 前記ラベル原紙に、剥離基材を貼付する合紙工程とを有
するラベル原反の製造方法。 - 【請求項5】 切断されてラベル基材になるラベル基材
予定領域を備えるラベル原紙に、前記ラベル基材予定領
域と同じ又は狭い範囲に粘着剤を塗布する糊付工程と、 前記ラベル原紙に、剥離基材を貼付する合紙工程と、 前記ラベル原紙を切断して、前記ラベル基材予定領域を
前記ラベル基材にする型抜工程と、 前記ラベル原紙の前記ラベル基材予定領域以外の領域を
除去するカス上げ工程とを有するラベルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26381897A JPH1199574A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | ラベル原反並びにラベル及びそれらの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26381897A JPH1199574A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | ラベル原反並びにラベル及びそれらの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1199574A true JPH1199574A (ja) | 1999-04-13 |
Family
ID=17394671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26381897A Pending JPH1199574A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | ラベル原反並びにラベル及びそれらの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1199574A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001301757A (ja) * | 2000-02-16 | 2001-10-31 | Dainippon Printing Co Ltd | ストレッチラベル |
JP2006248591A (ja) * | 2005-03-11 | 2006-09-21 | Sakon Shiko Kk | 商品収容シートの製造方法 |
JP2018200412A (ja) * | 2017-05-29 | 2018-12-20 | トッパン・フォームズ株式会社 | 重ね合わせシート |
WO2020209613A1 (ko) * | 2019-04-08 | 2020-10-15 | 고창석 | 유연성과 연신율이 높은 시트를 인쇄하는 방법 |
-
1997
- 1997-09-29 JP JP26381897A patent/JPH1199574A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001301757A (ja) * | 2000-02-16 | 2001-10-31 | Dainippon Printing Co Ltd | ストレッチラベル |
JP4707247B2 (ja) * | 2000-02-16 | 2011-06-22 | 大日本印刷株式会社 | ストレッチラベル |
JP2006248591A (ja) * | 2005-03-11 | 2006-09-21 | Sakon Shiko Kk | 商品収容シートの製造方法 |
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