JPS6145138Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6145138Y2
JPS6145138Y2 JP1981095676U JP9567681U JPS6145138Y2 JP S6145138 Y2 JPS6145138 Y2 JP S6145138Y2 JP 1981095676 U JP1981095676 U JP 1981095676U JP 9567681 U JP9567681 U JP 9567681U JP S6145138 Y2 JPS6145138 Y2 JP S6145138Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
facing sheet
film
adhesive
adhesive layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1981095676U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS584635U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP9567681U priority Critical patent/JPS584635U/ja
Publication of JPS584635U publication Critical patent/JPS584635U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6145138Y2 publication Critical patent/JPS6145138Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adhesive Tapes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は表装シートの構造に関するもので、更
に詳しくは巻き戻し性、表面保護性及び合板等へ
の貼り合せ作業性が好適な表装シートを提供する
ものである。
一般に表装シートは、ポリ塩化ビニルなどのプ
ラスチツクシート単体にて構成され、これを使用
する場合は、該シートを接着剤にて合板に貼り合
される。そして該シートの表面損傷を防止するた
めに、該シート表面に粘着性表面保護フイルムを
仮着し、その後表装シート付き合板を所定寸法に
切断し、例えば音響機器の容器を作るのに使用さ
れている。
しかして、表装シートを合板に貼り付ける際
に、該シートに損傷を与えることが多く、また表
装シートを合板に貼り付けるのに使用される接着
剤が端部より食み出すために、この食み出した接
着剤を除去しなければならないといつた煩雑な作
業を必要とするものであつた。
本考案はかかる従来技術の問題点を解決すると
共に、合板への貼り付け作業性が好適な表装シー
トの防止を提供するもので、以下図面を用いて具
体的に説明する。
第1図において、11は表装シート本体で、該
本体11はポリ塩化ビニル、ポリオレフイン、ポ
リエステルの如きプラスチツクシート(厚さは一
般に50〜800μmとされる)から構成される。な
おその表面には木目、花柄などの印刷が施される
ことがある。
12は該本体11の裏面に形成した接着層で、
該層12は常温で感圧接着性を有する接着性物質
(感圧型熱賦活性接着剤、感圧型熱硬化性接着
剤、感圧型自然硬化性接着剤なども含む)で構成
されている。そしてこれら11及び12から表装
シート1が形成されている。
2は上記表装シート1の表面(本体11の表
面)に剥離自在に接着されている薄葉フイルム
で、該フイルム2は各種プラスチツクからなるフ
イルム21(厚さは10〜200μmが好ましい)
と、該フイルム21の片面(表面)に形成した非
接着層22とから構成されている。該非接着層2
2は、フイルム21の表面にシリコーン系樹脂、
フツ素系樹脂C数が14個以上であるアクリル系樹
脂などの非接着性樹脂又はその類似物を塗設又は
ラミネートするとにより形成される。なお薄葉フ
イルム2と表装シート1との接着は、融着などの
接着手段を用いても、或いは第2図に示す如くフ
イルム21に接着能を具備せしめこれを用いても
よい。しかして、フイルム2は、シート1から比
較的容易に、即ちシート1の表面又は表面に施さ
れている印刷を破壊することなく剥離できる程度
の接着力で接着されていることが必要である。
このように構成された表装シート1と、該シー
ト1の表面に剥離自在に接着された薄葉フイルム
とは、シート1の接着層12が内側になるように
ロール状に捲回される。
しかして、前記接着層12と非接着層22との
接着力Aは、前記表装シート1の表面(表装シー
ト本体11の表面)と前記フイルム2(フイルム
21の裏面)との接着力B(即ちシート1とフイ
ルム2とが剥離自在に接着されている界面の接着
力)よりも小となるように構成されていることが
必要である。二つの接着力A及びBの関係がB<
Aの関係となると、ロール状物から巻き戻し時、
シート1とフイルム2とが界面剥離を起生し、目
的とする複合タイプの表装シートが得られないの
で好ましくないものである。
第2図に図示した表装シートは、例えばポリ塩
化ビニルシートからなる表装シート本体の表面
に、予め形成した非接着層能と自己支持能を具備
するポリオレフインフイルムと接着能を具備する
エチレン−酢酸ビニル共重合体フイルムとの積層
フイルム(ポリオレフイン樹脂とエチレン−酢酸
ビニル共重合体とを共押出しした積層フイルムで
もよい)のエチレン−酢酸ビニル共重合体面を圧
着して貼り合せ、次いで表装シート本体の裏面に
接着性物質を塗設し、ロール状に捲回することに
よつて得られる。
このように構成してなる複合タイプの表装シー
トは、ロール状物から巻き戻され、合板に貼り付
けられ、加圧又は加圧加熱される。このとき、圧
着面を構成する非接着層は、加圧又は加圧加熱装
置(プレス又は熱プレス、或いはローラー又は熱
ローラー)にて圧着時、薄葉フイルムが装置に接
着したり、融着ししたりするのを有効に防止し、
貼り合せ作業性を向上させる働きもする。
このような表装シートが接着された合板は、こ
れまでと同様に加工され、容器などが作られるも
のである。薄葉フイルムは一般に容器などが完成
後剥離されるものであるが、製品が最終使用者に
渡つた段階で剥離するようにしてもよいものであ
る。
本考案の複合タイプの表装シートは以上のよう
に構成され使用されるので、ロール状物からの巻
き戻しがスムースで、しかも表装シートと薄葉フ
イルムとの界面剥離がなく、また表装シートの表
面は薄葉フイルムにて保護されているので損傷す
ることがなく、合板への貼り付け作業性が良好で
あるという特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実例を示す部分拡大図を含む
側面図、第2図は他の実例を示す部分側面図であ
る。 1……表装シート、11……表装シート本体、
12……接着層、2……薄葉フイルム、21……
プラスチツクフイルム、22……非接着層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表装シート本体と該本体裏面に形成した接着層
    とからなる表装シートの表面に、片面に非接着層
    を有する薄葉フイルムが剥離自在に接着されてい
    ると共に前記接着層を内側にしてロール状に捲回
    されており、且つ前記接着層と非接着層との接着
    力は前記表装シート表面と前記フイルムとの接着
    力よりも小とされていることを特徴とする表装シ
    ートの構造。
JP9567681U 1981-06-26 1981-06-26 表装シ−トの構造 Granted JPS584635U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9567681U JPS584635U (ja) 1981-06-26 1981-06-26 表装シ−トの構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9567681U JPS584635U (ja) 1981-06-26 1981-06-26 表装シ−トの構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS584635U JPS584635U (ja) 1983-01-12
JPS6145138Y2 true JPS6145138Y2 (ja) 1986-12-19

Family

ID=29890572

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9567681U Granted JPS584635U (ja) 1981-06-26 1981-06-26 表装シ−トの構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS584635U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59174678A (ja) * 1983-03-23 1984-10-03 Nitto Electric Ind Co Ltd ロ−ル状両面接着テ−プ
JPS60188487A (ja) * 1984-03-09 1985-09-25 Toppan Printing Co Ltd 粘着テ−プ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5418699B2 (ja) * 1974-11-08 1979-07-10

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5719784Y2 (ja) * 1977-07-11 1982-04-27

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5418699B2 (ja) * 1974-11-08 1979-07-10

Also Published As

Publication number Publication date
JPS584635U (ja) 1983-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2001126125A (ru) Чувствительная к давлению ламинированная лента из бумаги и пластиковой пленки
JPS6145138Y2 (ja)
JP3003109B2 (ja) 積層体
JP2934305B2 (ja) 表面保護フィルムもしくはシート
JPS5826987Y2 (ja) 貼着シ−ト
JPS644518Y2 (ja)
JPH056145Y2 (ja)
JPH0734498Y2 (ja) スペーサー
JPH11139693A (ja) 紙管用の端面パッド及び紙管
JPS5815468Y2 (ja) 二枚重ね接着テ−プ
JPS6235834A (ja) ラミネ−トラベルの製造方法
JPH0348021Y2 (ja)
JPS624530Y2 (ja)
JPH0345806Y2 (ja)
JP3174015B2 (ja) 台紙付き熱圧着フィルム及びその製造方法
JPH0143736Y2 (ja)
JPS6228977Y2 (ja)
JPH051417Y2 (ja)
JPH0139575Y2 (ja)
JPH05305799A (ja) 金属箔貼付けシート
JPH10249982A (ja) 粘着接着剤付ラミネートフィルム
JPH0455556A (ja) 化粧シートおよびその施工方法
JP2000080334A (ja) 複合両面テープ
JPS626763U (ja)
JPS6173636U (ja)